富里市議会 > 2022-12-06 >
12月06日-03号

  • "妊娠期"(/)
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  1. 富里市議会 2022-12-06
    12月06日-03号


    取得元: 富里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 4年 12月 定例会(第6回)         令和4年第6回富里市議会定例会会議録(第3号)                  12月6日出席議員   1番  荒野峰之君          10番  沖田健二君   2番  河田厚子さん         11番  戸村喜一郎君   3番  國本正美君          12番  田口勝一君   4番  藤田 幹君          13番  大川原きみ子さん   5番  井上 康君          14番  布川好夫君   6番  柏崎のり子さん        15番  江原利勝君   7番  岡野耕平君          16番  高橋益枝さん   8番  鈴木英吉君          17番  猪狩一郎君   9番  櫻井優好君          18番  野並慶光君           …………………………………………………欠席議員  なし           …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        五十嵐博文君  都市建設部長    相川裕史君  副市長       山根康夫君   教育長       吉野光好君  総務部長      粕谷幸夫君   教育部長      金杉章子さん  企画財政部長    鈴木隆次君   総務課長      五十嵐信幸君  健康福祉部長    森 秀樹君   社会福祉課長    池田幸市君  経済環境部長    長谷川敏彦君           …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    高橋正浩    主査補       関口昌孝  主幹        岡村和宏    主査補       吉田貴一           …………………………………………………議事日程               議事日程(第3号)           令和4年12月6日 午後1時開議 日程第1 一般質問           …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 一般質問           …………………………………………………             …………………………………              午後1時00分 開議             …………………………………出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) これから本日の会議を開きます。…………………………… △日程第1 一般質問…………………………… ○議長(野並慶光君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。 布川好夫君。          (布川好夫君登壇) ◆(布川好夫君) 議長のお許しをいただき、会派公明党布川好夫一般質問を行います。 新型コロナウイルス感染症も第8波に入っていると言われておりますが、引き続き、緊張感を持って市政運営のほうをお願いしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それでは、四点について、質問をさせていただきます。 1 防犯灯について  (1)必要性について  (2)市民からの設置要望について  (3)区・自治会所有について   ア 維持管理について 2 ごみの収集について  (1)外国人への周知について  (2)分別収集について  (3)ごみ収集場所のトラブルについて 4 出産・子育て応援交付金事業について  (1)伴走型相談支援について  (2)経済的支援について 4 道路復旧・補修について  (1)占用物の埋設工事後の復旧について  (2)段差や陥没工事について  (3)舗装打換え工事について 以上、よろしくお願いいたします。 先ほど3を4と発言したそうですので3に訂正させていただきます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 布川議員の一般質問にお答えいたします。 まず、防犯灯についてでございますが、必要性につきましては防犯パトロールなどと併せ、夜間における市民の安全な通行と犯罪の抑止を図るために必要な設備であり、有効な防犯対策の一つであると認識しております。 本市では主要幹線道路及び指定通学路においてLED防犯灯の設置を進めており、現在ではこれまでの整備状況を踏まえつつ、防犯灯の設置が必要な箇所を再度検証し効果的な設置に努めるとともに、その他の地域の生活道路につきましては、富里市防犯灯設置等補助金により区・自治会による設置と維持管理の支援を行っております。 次に、市民からの設置要望についてでございますが、設置を希望される場所が主要道路指定通学路上の場合、当該箇所の状況を確認した上で市が設置をしており、令和3年度には13灯、令和4年度11月末日現在では10灯の設置を予定しております。 そのほか設置を希望される場所が地域の生活道路である場合は、当該地域の区・自治会が地域住民の意見を考慮した上で設置していることから、区・自治会に市民からの設置要望があった旨情報提供を行っております。 また、区・自治会に加入されていない地域で防犯灯の設置要望があった場合につきましては、地域住民の福祉向上を目的とした団体を組織していただくことで補助金を利用し防犯灯の設置が可能である旨の御案内をしております。 次に、区・自治会所有についてでございますが、維持管理につきましては蛍光灯と比較して省エネルギーと維持管理経費の削減効果が高いLED防犯灯の設置促進を図るため、交換や新規に設置する場合には1灯当たり1万5,000円を上限として補助を行っております。 また、電気料金に対する補助については年間の電気料金に応じた上限額を設定し、令和3年度は83団体に補助を行いました。 今後はLED防犯灯の修繕等の補助内容を見直すなど、区・自治会が設置する防犯灯の維持管理費の負担軽減について検討してまいります。 次に、ごみの収集についてでございますが、外国人への周知につきましては英語、スペインの中国語の3か国語の外国語版「ごみの出し方と分別収集日程表」を作成し、市公式ホームページに掲載するほか市内の公共施設やコンビニなどの店舗等に配置することにより、ごみの分け方・出し方について周知を図っております。 また、令和4年度から外国語版の紙面をタブロイド判の片面印刷から両面印刷に変更し、説明欄を工夫することにより、紙類・布類の分別方法や、粗大ごみの出し方、テレビ、冷蔵庫、洗濯機等の家電リサイクル法による処分方法等を追加しております。 なお英語、スペイン語、中国語以外の言語を使用される外国人の方が増えてきておりますので、翻訳アプリ等の導入など多くの外国人に対応できる手法について検証してまいります。 次に、分別収集についてでございますが、収集場所収集における分別区分は、「可燃ごみ」、「不燃ごみ」、「ガラス瓶・ペットボトル・有害ごみ」のほか、令和4年4月から新たに紙類・布類を追加して、分別収集を行っております。 また、品目別の分け方・出し方につきまして多数のお問合せがあったことから令和4年3月に「ごみの分別ガイドブック」を作成し、適正分別の推進に取り組んだところ市民の皆様からは分別しやすくなったとの御意見をいただいております。 次に、ごみ収集場所のトラブルについてでございますが、ごみ収集場所は使用する方々が維持管理を行っておりますが使用や維持管理について様々な相談が市に寄せられております。 主なものとしましては既存のごみ収集場所を新たに使用したいという方からの御相談があった場合は事前に収集場所を管理されている方に了承を得るよう説明するなど、使用する方々が良好な関係で使用できるよう対応に努めております。 また、近年ごみ収集場所を自治会が設置している住宅団地等において自治会加入者と未加入者によるごみ収集場所の使用について課題が生じております。 その対策として、本市では自治会未加入の方が新たに収集場所を設置する場合の要件について、令和4年2月に「富里市ごみ収集場所の設置に関する要綱」の見直しを行い住宅の密集する地区の設置要件である、おおむね10戸以上を廃止し市内一律に3戸以上の利用で設置できるよう改正するなど、ごみ出しをしやすい環境の整備に努めているところでございます。 次に、出産・子育て応援交付金事業についてでございますが、国の令和4年度第2次補正予算において創設された出産・子育て応援交付金を活用し、妊娠期から出産・子育てまで一貫して身近で相談に応じ、様々なニーズに即した必要な支援につなぐ伴走型相談支援の充実と経済的支援を一体的に実施する事業となります。 現時点において、国から示された制度の概要により予定されている事業内容としてお答えさせていただきます。 まず、伴走型相談支援についてでございますが、核家族化が進み地域のつながりも希薄となる中、全ての妊婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができるよう地方自治体の創意工夫により、妊娠期から出産・子育てまで一貫して身近で相談に応じ必要な支援につなぐ相談支援の充実を図ろうとするものでございます。 本市におきましても、現在子育て世代包括支援センターが主体となって行っており、年間300人前後となる妊娠期にある方が安心して出産に臨めるよう相談支援の充実を図るほか、引き続き子育て家庭に寄り添った支援に努めてまいります。 次に、経済的支援につきましては、令和5年1月以降に妊娠届や出生届を提出した妊婦等を対象に妊娠届出時に出産応援ギフトとして5万円相当、出生届出時に子育て応援ギフトとして5万円相当、合わせて10万円相当の支援を予定しております。 経済的支援を受けるためには、原則申請前に保健師等による面談と出産や子育てに関するアンケートに回答する必要がございます。 また、事業開始前の令和4年4月から12月までに出産された方についても出産応援ギフト子育て応援ギフトの対象とし、合わせて10万円相当の経済的支援を予定しております。 さらに、事業開始時点妊娠期にある方についても同様に出産応援ギフトの対象として5万円相当を、出生届提出後に子育て応援ギフト5万円相当をそれぞれ支援することとなっております。なお事業の開始前の遡及対象者の方についても、経済的支援を受けるためにはアンケートへの回答が必要になります。これらの事業内容について情報の収集に努め、本事業の円滑な実施に努めてまいります。 次に、道路復旧・補修についてでございますが、占用物の埋設工事後の復旧につきましては、道路占用者が道路法第32条の規定に基づき道路管理者の許可を得て工事を実施することになっております。 道路占用物埋設工事の手順を申し上げますと、「富里市道路占用規則」により道路を掘削の上、占用物埋設後に規定の埋戻し工事及び路盤の復旧工事と仮の舗装復旧工事を実施いたします。その後、交通開放により30日以上の自然転圧期間後に占用物を埋設した道路掘削範囲の沈み込みや既存舗装との擦り付け段差などの影響が出ないよう許可条件で定めている掘削範囲以上の舗装の本復旧面積や、擦り付け形状により舗装の本復旧工事を実施するものとしております。 また、本復旧後に占用工事が原因となる道路に影響を及ぼす破損等の可能性またはあった場合には占用者の責任において対応する条件としております。 次に、段差や陥没工事についてでございますが、道路の経年劣化や交通量の増加などによる道路破損から舗装の段差や陥没が生じることがございます。 良好で安全な道路を保つためにも、道路パトロールの実施や市民からの通報などにより、段差等が発見された場合は、速やかに補修等の対応を実施しております。 次に、舗装打換え工事についてでございますが、市道の劣化状況を道路パトロールや市民からの通報などから状態を確認し、舗装の打換えを含めた道路維持補修工事を計画的に進めております。 また、舗装打換え工事終了後におきましても、経年劣化や車両交通量等の影響、近年の地球温暖化に伴う高温気象による舗装路面への影響なども懸念されることから、舗装打換え工事に当たりましては、材料であるアスファルト合材について、より耐久性が高い材質のものを主要幹線道路などに採用しております。 今後も道路利用者が安心して通行できるよう路面管理を行うとともに、舗装寿命の延命も勘案しながら適正な道路の維持管理に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) ありがとうございました。 それでは、再質問のほうに移らせていただきます。 初めに防犯灯について、(1)の必要性についてからお願いしたいと思います。 夜間における市民の安全な通行と犯罪の抑止を図るために必要な設備であり、有効な防犯対策の一つであると認識をしているとの答弁でした。 ところがですが、本市において本当に必要性が認識されているのかお伺いをしたいと思います。防犯灯事業としての予算と執行率についてお尋ねをいたします。 平成31年度、令和2年度、令和3年度、そして令和4年度の予算、当初予算と執行率についてお尋ねをいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 布川議員の再質問にお答えいたします。 防犯灯事業の当初予算額と決算における執行率についてのお尋ねでございますが、まず平成31年度、令和元年度となりますが、当初予算額が1,600万1,000円で、執行率が83.6パーセント。令和2年度の当初予算額が1,596万1,000円で執行率が74.9パーセント。令和3年度の当初予算額が1,121万3,000円で執行率が72.7パーセント。令和4年度の当初予算額が946万1,000円となっております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 当初予算から見ますと、令和4年度は3年前の平成31年度の4割以上削減されています。執行率も極めてよくない。必要性は年々下がっているように思いますが、夜間における市民の安全な通行と犯罪の抑止について防犯灯は必要だと言われておりますが、そういった予算執行率で十分とは思えないのですが、その辺の認識についてお尋ねをいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 防犯灯につきましては夜間における安全な通行と犯罪抑止を図るため有効な防犯対策の一つであると認識しており、町の様相の変化に合わせ必要な箇所を毎年度検証し効果的な設置を進めております。 防犯灯事業の令和3年度以降の予算額が令和2年度と比較して大きく減少している理由といたしましては、令和3年度から公共施設等の電気料の一括支払いへの移行に伴いまして、財政課所管財産管理事業市有防犯灯の電気料を移したことによるものです。 また、防犯灯の設置等補助金につきましては、LED防犯灯への交換が進み、補助金を利用したLED防犯灯への交換灯数が年々減少していることなどによる補助額の減少も要因の一つと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 先ほど部長が電気料については集中的にやられているので予算はがくっと減っているということをおっしゃったのはよく理解しています。 その上でそうすると執行率というのが先ほど説明があったように、令和元年、要は平成31年83.6パーセントからずっと、先ほどからずっと下がっているわけですよね。 予算をつけるに当たって必要性があるから予算をつけて執行するわけですけれども、それがLEDになったから執行できなかったって。それが理由になるというのがちょっと何か理解に苦しむわけですけれども。この執行率について本市におかれる予算を執行されることについて、本当に重要性が僕は低いからこういった結果になっているんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、その辺についてもう一度だけ答弁をいただきたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 防犯灯の執行残の関係のお尋ねでございます。 防犯灯事業の予算の主な執行残は防犯灯設置等補助金というのが主な執行残となります。この要因理由といたしましては、まず防犯灯設置等補助金の予算措置に当たりましては、区・自治会の方から設置等の予定計画を提出いただきまして予算に反映させていただいているところでございます。 ただ区・自治会の様々な事情によりまして当初予定していた設置等の計画に至らなかったという状況もございます。それによりまして補助金分の予算額が執行残となっているのが主な分析でございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。
    ◆(布川好夫君) 後で区・自治会の維持管理についてはやりますけれども、今の段階でこういう予算執行率ということが市としていいのかというのを問うているわけで、その辺の考え方が、いや、区から自治会から予算要求されて、それで要求された分だけ出したんだけれども使わなかったというそういう言い訳というか、そういった形だったんだなというふうに言われているんですけど、これはちょっと後でやらせていただきます。 次に、当初予算は必要だから予算化されているわけで、必要性がないから執行率が下がっているという先ほどと同じですね、年々予算が下がる。非常に残念でならないわけですけれど、本市の置かれている必要性のある主要道路または通学路の要件についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 市が防犯灯の設置を行っております主要道路及び通学路の要件についてでございますが、主要道路につきましては国道・県道のほか1級・2級の市道としております。通学路につきましては各学校が指定している指定通学路上に市が防犯灯の設置を進めているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) そうしますと、年々また毎年そういったところに防犯灯の設置をしているということで、昨年市長答弁では令和3年で13灯、令和4年で10灯という年々ここも減少しているというような認識でよろしいですか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 確かに令和3年度13灯、令和4年度11月末現在では10灯の設置予定というところで、ここの比較をしてみると減っているところでございますが、市といたしましては必要な状況等に合わせまして予算のほうを要求させていただいておりますので、一概にここで減少傾向にあるというところではないというふうに認識しているところでございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 要は毎年毎年予算をつけて、主要道路、通学路って毎年やっているということで、別に毎年やっているから増えるということはあり得ないと思うんですよね。つければほらそこはもう必要性ないわけですから。そういうのを鑑みると非常にそういったところはもう既にある程度終わっているのかなというふうに私は思っているわけで、年々少なくなるのも当然だなというふうには思っているわけです。 その上で、令和3年度の当初予算で、市長は市有防犯灯の設置については富里市防犯指導員連合会の協力で市街化区域を含む日吉台、七栄、葉山地区を中心に調査を行い40灯を予定すると言われました。富里市防犯指導員連合会の協力で市街化区域の調査を行われたと思いますが、具体的に必要性を指摘されなかったのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 富里市防犯指導員連合会の皆様には、日頃のパトロール時に消灯している防犯灯を発見した場合や、設置が必要と思われる場所がある場合には御連絡をいただくよう日頃から調査に御協力をいただいているところでございます。 令和3年度に予定した40灯につきましては、まず職員による現地確認や設置要望に基づきまして設置計画書を作り、令和3年2月に開催いたしました防犯指導員連合会の会長・支部長会議でお示しをさせていただきました。具体的な設置場所や必要性などについて特段御意見はございませんでした。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 今の答弁ですと改めて令和3年度には防犯指導員連合会の方に要請はしていないということですかね。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 会議時におきまして設置箇所のほうをお示しさせていただきました。 それを基に日頃のパトロールで確認をいただいているという認識でございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 市長答弁で先ほども言ったように調査をして協力を得て、調査をされるということなんで特出しで市街化区域も含めてやっていただくというふうに僕は認識をしているんですけれど、日頃からパトロールしているんでと言われちゃうと、市からこれだけやりますよという防犯灯設置に対して全然市長の答弁とか変わってくるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) まず設置場所をお示しした上で日頃のパトロール等で確認調査をいただくということでございますので、御説明の認識と変わらないというふうに承知しているところでございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) これ以上言いませんけれど、市長が答弁で調査をさせるということで言われている中で市側から、ここと、ここと、ここを設置しますよということで終わりにされているということは非常に市民にとって見ると実態と市側で見ている提案とでは乖離があるので、僕は防犯指導員の方にやっていただくのかなと思ったわけです。ですので、非常に残念な答弁だなというふうに思いますので。もうこれ以上言いませんので、またぜひ今後そういった機会があれば特出しでやっていただきたいなと思いますので、ここはお願いしたいと思います。 次に、(2)に移ります。 市民からの設置要望についてお尋ねをしたいと思います。 防犯灯の設置について地域の生活道路は区・自治会を窓口で設置を行うとの答弁です。区・自治会の直近の市内の加入率についてお尋ねをいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えさせていただきます。 区・自治会の加入率につきましては令和3年度末で46.6パーセントという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) ありがとうございます。46.6パーセントと市民の半分以下の加入率だなということが理解できました。その上で区・自治会に加入されていない地域で防犯灯の設置は、地域住民の福祉向上を目的とした団体を組織して補助金を利用し防犯灯の設置が可能だとのことですが、地域住民の福祉の向上を目的とした団体と区・自治会はどう違うのか。 また、市で認める地域住民の福祉の向上を目的とした団体とは、世帯はどのぐらいで、そのほかの要件というのはあるのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 まず、区・自治会に関しましては、行政パートナー設置規則に基づく届出をしていただき、防犯灯の設置管理のほか、地区住民の要望等の取りまとめや回覧などに御協力をいただいている団体となります。防犯灯設置等補助金交付要綱にある地域住民の福祉向上を目的とした団体、こちらに関しましては防犯灯の補助を受けるに当たり、少なくとも複数世帯により構成される任意の団体を想定しているところでございます。 防犯灯の設置に当たっては、周辺の了解の下設置することが望ましいこと、また防犯灯の設置管理を地域の皆様で行っていただくことで、その地域の防犯に対する意識向上につながる。そういった側面も有していることからその地域で可能な限り多くの皆様に管理されることが望ましいと考えております。 今後団体の立ち上げについて希望が寄せられた際には、そうした点を丁寧に御説明してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 何か先ほどの地域住民の福祉向上を目的とした団体というのは複数世帯ということで、何かちょっとぼやけている感じがするんですけれども3世帯でもよろしいんですか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 複数世帯の具体的な世帯数につきましては現状明確な定めはございません。御相談あった場合は状況を確認して丁寧な対応が図れるように、様々な要件を考慮し分かりやすい交付要綱の作成に努めてまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 部長から答弁をいただきました。 複数世帯というのは数は決めておりませんので、市民のほうから2世帯でも要望があった場合についてはぜひとも設置をお願いしたいと思います。 次の質問に移ります。 市民から直接、防犯灯の設置要望をいただいているかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 市民から直接設置の要望をいただくことはございます。いただいた要望に関しましては、市長答弁にございましたとおり要望の箇所によりまして、対応させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 防犯灯を区・自治会に加入されていない市民が御自分で東電に申請をした事例はあるのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 議員御指摘のような具体的な事例につきましては把握できておりませんでした。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 今後、先ほどおっしゃっていた複数世帯もそうですけれども、あまりに防犯灯の設置が住宅地の中でもつかないような状況になると、市民のほうから自分でつけるというそういった話もどんどん出てくるんじゃないかなと、すごく心配をしているわけですよ。そういう中で先ほど複数の地域福祉の向上を目指すというのを聞きましたので、ここはもうこれ以上質問しませんが、ぜひともそういった形でやっていただけるように私も市民の方にお伝えはしていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 最後にちょっと確認しますが、市民から直接相談があった場合について、地元の区・自治会に相談してくださいで終わっているのか。また丁寧に先ほど言っていた地域福祉のそういった団体を作ればいいですよというしっかり説明をされているのか。最後にお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 御相談の状況によりましては、設置位置によりまして区・自治会のほうに御相談いただきたいというところで終わっている相談もあったと思います。 今後につきましては、その自治会に加入していない状況などもよく伺いましてその状況に応じました丁寧な対応をさせていただければと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) それもまずは自治会に加入していただくとか、そういうのを丁寧にやっていただいた上でそれでも防犯灯がつかないというようなことがあれば、先ほどの地域の福祉団体というような形で進めるというのがいいのかなと私も思いますが、丁寧に行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いをします。 次に、(3)の区・自治会所有についてということで先ほどちょっと触れていましたけれども、お尋ねをしたいと思います。 区・自治会では地域住民の夜間安全な通行と犯罪の抑止を図るため、防犯灯の設置、電気料、修理費等を行っています。 防犯灯は防犯上必要であると認識しているとのことですが、LED防犯灯が切れてしまい、富里市防犯灯設置等の補助金を利用したいと伺うと、前年度に修理予定をしていない、自然災害でない、LED防犯灯の本体交換は対象外と言われ、申請書を受理されなかったケースはあったのでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 LED防犯灯の修理に関しましては、令和3年度に落雷により故障した2灯補助を行った実績がございます。お尋ねのLED修繕の中で自然災害等認められずに補助対象とすることができなかったケースというのもございました。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 今の部長の答弁でいくと、自治会からLEDの防犯灯の本体の交換を申請をしたら受理されなかったということでよろしいですか。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) LEDの防犯灯の交換の補助につきましては、元年の台風の影響を受けまして、令和2年度から自然災害によるものについては対象になるということで新設した制度でございます。 その後におきまして、先ほど申したとおり自然災害とは認められずに補助対象とすることができなかったというケースは確かに幾つかございました。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 区・自治会の役員の皆さんは毎年変わるんです。また多くの防犯灯はLEDで、ほとんど修繕がないんですよ。そのためLEDの防犯灯が故障するというのは、普通は耐久年数が10年で、暴風だったりまたは豪雨この辺が原因でほとんどが電気の接触不良だったというそういう状況があるわけですけれども、またメーカーに確認すると3年間は保障するというようなお話も聞いているわけですけれども、市で言う自然災害というのはどういうことを言っているのか。まずお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 自然災害につきましては、暴風、豪雨、地震等の異常な自然現象により生ずる被害等を認識しております。本市の防犯灯補助金のマニュアルにおいては、例として落雷などによる故障ということを記載させていただいております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 先ほども防犯灯の故障の原因というのは、暴風とか豪雨、落雷も今部長答弁されていましたけれども、そういったことがない限りはほとんど10年ぐらいはもつわけですよ。 それに対して先ほどの申請書を出したら申請が受理されなかったというそういった状況があるというのは非常に残念でならないわけですけれども、また本市のこのLEDの耐久年数というのをどのように考えられているのか、ここはちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) LED防犯灯の適切な交換時期、耐用年数というところにつきましてはおおむね8年から10年という認識でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) ぜひその辺は柔軟に対応していただきたいなと思います。LEDの本当の故障の原因というのは、先ほど言っていたほとんど自然災害ですから、その辺の認識を改めていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 これは答弁ちょっといただきたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) これにつきましては、この補助のスタート時点としましてはLED灯の促進という背景もございました。しかし、おおむね時間が経過する中でLED防犯灯の交換というニーズも当然出てくるというふうに考えられますので、この辺は補助要綱の見直しも含めて検討したいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) それにしても、わざわざ自然災害におけるなんて書かなきゃいいんですよ。防犯灯についての補助金要綱に。それを書くから使いづらくなる。ここはぜひとも改めていただきたいと思います。 次に、防犯灯の電気料補助についてお尋ねをしたいと思います。 電気料の高騰で昨年より3割から4割、高くなっています。来年はさらに高騰が予想されます。年間の電気料に対して補助限度額についてお尋ねをいたします。電気量の少ないほど補助率が高い。具体的には年間の電気料が10万円までは50パーセントの補助率になっています。電気料が年間50万円以上の限度額が10万円で補助率は20パーセント以下に下がっています。 本市はどのように認識をされているのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) お答えいたします。 現行の電気料に対します補助割合に関しましては、当初の内容からそのまま来ているという状況もございます。 また、LED化による電気料の削減が年々進み、自治会負担が減少されてきたというそういった背景もありまして、これまで見直しは行っておりませんでした。 しかしながら、今御指摘いただきました昨今の電気料の高騰を踏まえまして、電気料の補助要綱につきましても、自治会等の負担軽減策について踏まえまして検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 市長答弁でもしっかりと今後検討していくということもありましたので、これ以上は申しませんので、ぜひとも使い勝手のいい補助金要綱の中の防犯灯等の補助金交付要綱にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 次に、ごみの収集についてお尋ねをしたいと思います。 (1)の外国人への周知については先ほど市長答弁でございましたが、英語、スペイン語、中国語の3か国語の対応との答弁でした。これは本市の生活に関する情報提供からすると、私、ホームページと同じぐらい、ホームページですと11か国語が掲載されるようにはなっているんですけれど、そのぐらいまではしっかり行っていただきたいと思うんですが、その辺の認識についてはいかがでしょう。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 布川議員の再質問にお答えいたします。 市の公式ホームページで対応する言語数と同レベルの言語数で周知することが必要ではないかとの御質問でございますが、英語、スペイン語、中国語以外の言語を使用する外国人の方が増えておりますので、市といたしましても翻訳アプリ等の導入などによりまして、市公式ホームページでの対応言語数を目標に、できるだけ多くの言語に対応できるよう早急に改善に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) ぜひとも今力強い部長の答弁がありましたので、3か国語以上の形でぜひお願いしたいと思います。 次に、いろいろな周知の方法が考えられます。多くの外国人の方は情報収集手段としてスマートフォンを携帯しているんですね。 例えば、ごみの収集関連のお知らせ等に必ずQRコードをつけて、そのQRコードをかざすと動画が配信される。こういった言葉よりも目で見やすく情報が提供できる動画にミュージックなんかも入れるとさらに効果的になるんじゃないかなと。ましてや予算もほとんどかからないで事業というか、かからないで動画も作れますので、これはまたすぐに対応が可能だと思いますが、ぜひとも出演者には部長とか課長になっていただいて、ごみの収集またごみの片づけの仕方、動画で外国人の方も分かるようなそういった体制はいかがでしょうか。本市の対応についてお伺いをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 外国人へのごみの出し方等の周知の仕方についてのお尋ねでございますが、議員御提案のように動画の活用は言語であるだけでなく画像等からも分かりやすい周知の仕方であると考えます。 また、市公式ホームページや「ごみの出し方と分別収集日程表」などによりまして、動画配信にアクセスできるQRコードを掲載することで外国人の方が分かりやすいごみの出し方につながるものと考えますことから、取組については検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) これも安価というかお金もかからずにできますので、出演者だけの問題なんで、ぜひ部長にも出ていただいてよろしくお願いします。 次に、分別収集についてお尋ねをしたいと思います。この4月から資源回収が収集場所で行われます。段ボールや新聞雑誌等はひもで縛って出す。衣類は透明のビニール袋に入れて出す。不備を理由に回収ができなかったことはなかったのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) お答えいたします。 紙類・布類の収集時の出し方の不備による回収不能事案についてのお尋ねでございますが、収集事業者からの報告では、出し方の不備により紙類・布類を収集しなかった事例はこれまでのところございません。 なお市民の方から収集されなかったものがあるが出し方が違っていたのかとのお問合せをいただいたことがございます。紙類・布類につきましては、リサイクルの都合上収集車を分けて収集に当たっておりますことから、一部の収集物だけが一時的に収集場所に残ることなどがございます。このケースの場合は出し方に誤りはなく、収集日の中で収集すべきものと承知してございます。今後とも、市民の皆様に御協力いただけるよう収集業務の改善に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) スタートをしたばっかりなのでなかなかうまくいっていない部分も、また周知されていない部分もあるのかなとは思いますが、ここは多少の不備があったとしても回収されているということで安心をしておりますので、今後も丁寧にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に、(3)のごみの収集所のトラブルについてお尋ねをしたいと思います。 ごみ収集場所でのルールを守らない住民は混在ごみを出す。日時を気にせずごみを出す。放置されたごみをカラスや猫に荒らされる。これはトラブルの原因とされております。 多くのごみ収集場所では答弁にもありましたが当番を決めて清掃をしています。市等の取組でごみ収集のルールの指導やリサイクル推進指導の担当者を地域に巡回していただくことはできないのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) お答えいたします。 ごみの分け方・出し方につきましては、ごみの分別ガイドブックを作成するなど、適正分別、適正排出の推進を図っているところではございますが、ごみ収集場所におけるトラブルは多種多様なケースがございますので、市といたしましても収集場所のトラブル解決に向けてどのような方策が可能か研究してまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) 野田市では野田市自治会連合会というところで、市とタイアップしてごみステーション・ごみ集積所の問題解決ガイドブックというのを作成しているんですよ。これは令和2年度に作成したんですけれども、それを結構見ますといろんな形でのトラブルの解決方法というのが非常に載っていまして、その辺も参考にしていただきながら行政でできること、また地域でできることを含めまして、こういったトラブルに対応していただくというのが非常に大事なことじゃないかなと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) お答えいたします。 御提案の野田市の自治会の方々の事例につきましては承知しておりまして、ごみ収集場所の問題解決に取り組んだ活動の成果と聞いております。地域の皆様がどのような取組をされているのか記されておりますので、市といたしましてもごみ収集場所トラブル解決に向けて大変参考になるものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) ぜひとも富里市でもお互いに協力しながら環境改善をしていきたいというふうに思っている方もたくさんいますので、よろしくお願いいたします。 次に、区・自治会未加入者への対応が、先ほどの答弁で市内一律に3戸以上で収集が行えると。3戸以上のごみ収集場所のない既存のアパートの設置について、市はどのように推進をされるのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 収集場所が設置をされていないアパートの収集場所設置についてでございますが、市民の方から付近のアパートの入居者が自分たちの収集場所に勝手にごみを出していく旨の相談がありまして、市からアパート管理会社に連絡をし、当該アパートに収集場所を新たに設置した事例がございます。 市といたしましては、市民の方々や自治会等からの御相談に応じまして、ごみ収集場所のない3戸以上の既存アパートの収集場所の設置について御案内してまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) ぜひともアパートだけで単独にごみステーションを設置しているというのが既存ではなかなかなくて、それが原因で昨今では先ほどちょっと冒頭でありましたけれども、外国人の方もよく住まれていたりというそういった状況も多々見受けられますので、その辺の対応については市も協力していただいて、3戸以上のアパートについては自前でステーションを設置できるような体制をぜひ協力していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、3の出産・子育て応援交付金事業についてお尋ねをしたいと思います。 地方自治体におけるこれまでの取組を生かしながら、地域の実情に応じて創意工夫に基づく柔軟な取組が重要だと思います。面談実施タイミングが、妊娠届時、妊娠8か月前後、さらには出産届から乳児家庭全戸訪問までの間で3回実施することになりますが、子育て世代包括支援センターの保健師・助産師等の体制についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 布川議員の再質問にお答えをさせていただきます。 伴走型相談支援を進めるに当たりまして子育て世代包括支援センター等の体制に対するお尋ねでございます。 これまで保健師・助産師等の専門職によりまして実施してまいりました相談支援について、さらにきめ細やかなサービスとして提供していくために、母子保健分野に従事する専門職の体制の充実や、あるいは関連する子育て支援センター等で行う事業メニューの拡充を図るなど、国が示す支援内容を基に地域の特性を反映した対応について今後検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) すみません。さっき(1)の伴走型の相談についてというところからスタートしなきゃいけないのに答弁ありがとうございました。 次に、伴走型について面談内容について、アンケートの回答確認、子育てガイドの指さし確認等の面談はオンラインやアウトリーチ型を含め対面を原則となります。方向性について市ではどのように考えられているのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 面談支援の内容について対面型支援を原則としているけれども、これに対する本市の方向性についてのお尋ねでございます。 現在子育て世代包括支援センターで展開をしております支援では、妊娠届出時に保健師等によります面談を全員に実施しておりまして、安心して出産に臨めるよう現在不安に思うことなどを聞き取りまして、プレパパママ教室へのお誘いや、必要に応じまして訪問による支援を行っているところでございます。 今般、国から出産・子育てにかかります伴走型相談支援の概要が示されましたけれども、本市におきましても子育て支援センターなどの地域資源を活用しながら、関係する機関が連携をとり支援を提供できるよう準備を進めてまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。
    ◆(布川好夫君) 富里市は結構先進的にやられているというふうに理解をしていますので、またさらにこういった内容を充実させていただいて、よろしくお願いしたいと思います。 次に、(2)の経済的支援についてお尋ねをしたいと思います。 妊娠届出時から申請前の保健師等の面談で、子育て応援ギフトとして5万円、出産届時に5万円合わせて10万円相当の支援を予定しているとの答弁ですが、子育て応援ギフト以外にもいろいろ考えられると思います。 県と連携支援とかまた空港圏市・町の連携支援とか、情報を注視していただきたくお願いするものですが、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 経済的支援につきまして、妊娠そして出産、出生の届出の際に合わせて10万円相当の支援に対する本市の取組についてのお尋ねかと思いますけれども、10万円相当の支援につきましては、現金による対応や、あるいはギフト券などによります対応などが国から示されております。 本市におきましても、年度内に開始予定となります経済的支援につきまして、これからとなりますけれども、近隣市町とも情報を共有しながら、妊娠中や子育て中の方にいかに喜んでいただけるかというところを考えながら支援の方法を検討してまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君。 ◆(布川好夫君) ぜひとも子育て中また妊娠中の方々が喜べるような形での支援をぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 最後に道路復旧・補修についてということで、市長答弁のほうでいただいておりますので、丁寧な答弁だったので再質問はございませんので、よろしくお願いいたします。 以上で終わります。 ○議長(野並慶光君) 布川好夫君の質問を終わります。 そのまましばらくお待ちください。 次に、國本正美君。          (國本正美君登壇) ◆(國本正美君) 國本正美です。 議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。 本市の防災対策についてと教育行政三点についてお伺いいたします。 1 本市の防災対策について  (1)本市の公的備蓄について   ア 備蓄品の活用について   イ 防災資機材の貸出しについて 2 教育行政について  (1)児童・生徒の健康維持の必要性をどのように捉えているか。  (2)本市で実施している「小規模特認校制度」の必要性をどのように捉えているか。  (3)令和4年度から教育課程に導入された「金融教育」の必要性をどのように捉えているか。 以上、御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 國本議員の一般質問にお答えいたします。 なお教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、本市の防災対策についてでございますが、本市の公的備蓄につきましては、備蓄品目の選定として、平成28年4月に内閣府から示されております「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」及び令和3年5月中央防災会議幹事会「大規模地震・津波災害応急対策対処方針」等を参考に、本市の災害の特性に応じた備蓄品目を食料、飲料水、生活必需品、防疫用資機材、災害対策用資機材の種別ごとに市の防災倉庫等に分散備蓄しております。 備蓄品の活用につきましては災害時の活用実績として、令和元年の房総半島台風等一連の風水被害において災害用備蓄食料750食、ペットボトル飲料水1,296本を避難された市民や在宅で支援が必要な方々へ配布いたしました。 また、平時においては賞味期限が近づいている災害用備蓄食料やペットボトル、飲料水を防災啓発物資として市内小・中学校の児童・生徒への配布や防災訓練での活用、生活困窮者への緊急物資としてフードバンクへ提供するなど、有効活用に取り組んでおります。 次に、防災資機材の貸出しにつきましては、市民や自主防災組織等の団体が災害時において円滑に活用し自主的な災害復旧ができるよう地域の防災訓練やイベント等において積極的な貸出しを行っております。 貸出しの実績といたしまして、コロナ禍前は主に発電機や防災鍋の貸出しを実施しており、令和4年度は発電機や排水ポンプの貸出しを実施しております。 今後も地域住民を災害から守るために公的備蓄はもとより各種防災対策に取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 國本議員の一般質問にお答えいたします。 教育行政についてでございますが、児童・生徒の「健康維持」の必要性をどのように捉えているかとの御質問につきましては、児童・生徒が「健康維持」の必要性を理解することは生涯にわたり心身の健康なライフスタイルを送るために大切なことであると考えております。 学校では運動に親しむとともに健康の保持増進と体力の向上を目指し、楽しく明るい生活を営む態度を養うため、健康の指導に当たっては健康に関する課題を解決する学習活動を取り入れたり、運動・食事・休養や睡眠について、食育の観点も踏まえつつ健康的な生活習慣の形成に結びつくよう指導しているところです。 今後も児童・生徒が主体的に健康維持の必要性を理解し生活に生かしていけるように、保健管理と保健教育をより一層充実させてまいります。 次に、本市で実施している「小規模特認校制度」の必要性をどのように捉えているかとの御質問につきましては、子供たちの中には大規模校では自分に自信がなく大集団の中で思うような発言ができないなど、学校生活に負担を感じてしまう児童もいます。このような児童を小集団でよりきめ細かに支援するために「小規模特認校」は最適であると考えられます。 実際に以前通っていた小学校ではうまく学校生活が送れなかった児童も小規模特認校に通うようになり不安が解消されて伸び伸びと生活できるようになったケースもあります。今後も市内のいろいろな状況の子供たちに対し、よりよい学校生活が送れるよう支援してまいります。 次に、令和4年度から教育課程に導入された「金融教育」の必要性をどのように捉えているかとの御質問につきましては、令和4年4月から高等学校の家庭科において、「お金や金融商品のみならず社会で生きていく上で必要な金融に関する知識や判断力を育成し、よりよい社会づくりに向けて主体的に行動できる態度を養う。」ことを目的とし必修化されています。この必修化の動きに伴い小・中学校においても「金融教育」の大切さが重要視されているところです。 基本的には今までも学習してきた教科等の時間に児童・生徒にとって身近な「お金」を題材に取り上げたり、自分の暮らしや将来、自分と社会との関わりをより一層意識させたりする必要性があると考えております。今後は金融庁で作成された動画や外部講師の活用も視野に入れ、金融教育の推進を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 御答弁ありがとうございました。 本市の防災対策についてお伺いいたします。 ただいまの御答弁で本市が実施している数々の防災対策の取組を理解したところです。 また、多くの防災計画の取組の中に備蓄品の活用と資機材の貸出しは住民一人一人の安全・安心を守るための取組であり、自主的活動に活用されていることも理解いたしました。 再質問として本市の災害用備蓄食料についてお尋ねいたします。 地球規模の難題の中に一つは食品ロスの問題があります。食品ロスとは食べられるにもかかわらず捨ててしまう食料をいいます。 そこで、本市の防災備蓄品の中には廃棄されている物資もあることから、それらを少しでも有効活用していくことが大切ではないかと思っています。そこで、本市で備蓄している災害用備蓄食料のアルファ米の賞味期限はどのくらいかについてお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 國本議員の再質問にお答えいたします。 市で備蓄しております災害用備蓄食料のアルファ米の賞味期限でございますが、5年のものを導入しております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) アルファ米の賞味期限は5年程度の保存期間であることを理解いたしました。そのほかにも本市で保管している災害用備蓄品には多くの種類があり、その中には定期的に入替えをしなければならない備蓄品もあります。 そこで、災害用備蓄品等の賞味期限や使用推奨期限の入替えの時期についてお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 災害用備蓄品等の入替え時期についてのお尋ねでございますが、備蓄品は賞味期限や使用推奨期限を把握し在庫管理を実施しております。目標数量を下回ることのないように購入更新を行い計画的に備蓄品の入替えを実施しております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 災害用備蓄食料は賞味期限前に備蓄計画に基づき適切に入替えをしており、有効活用していることが分かりました。 また、先ほど御答弁にもありましたように、小・中学校の児童・生徒が防災学習の一環としてアルファ米を試食していることや、市民が各地区での防災訓練時で試食していることなども意義のある有効な活用だと思います。 次に、備蓄ミルクについてお尋ねいたします。液体ミルクは他の自治体で備蓄している事例がありますが、本市はどのようにお考えかお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 液体ミルクの備蓄についてのお尋ねでございますが、本市では富里市備蓄計画に基づき、粉ミルク、哺乳瓶やミルクを作成するためのカセットコンロ、やかんなどを備蓄しております。液体ミルクの備蓄につきましては、粉ミルク等の保存期間や価格などについて比較検討を行い検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 液体ミルクの利便性の一つには粉ミルクと違ってお湯に溶かす必要がないことが挙げられます。二つ目は、賞味期限の迫った液体ミルクは保育園や病院などの食材にも使用でき、有効な活用になります。 欠点としては、粉ミルクの賞味期限が1年半なのに対して液体ミルクは1年であり賞味期限の短さと価格の高さが短所になります。今後どちらを備蓄するか。または併用していくかについては十分に検討し適切な対応をお願いいたします。 次に、本市で保有している災害備蓄品の中に発電機があります。発電機の活用をどのように計画しているのかについてお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 粕谷総務部長。 ◎総務部長粕谷幸夫君) 本市で保有する発電機の活用計画についてのお尋ねでございますが、富里市業務継続計画いわゆるBCPにおいて、保有する可搬型の非常用発電機の使用優先順位を定めております。使用優先順は救援・救助活動、避難所停電時の補完、日吉台出張所の機能回復用、その他の活用用の順とする旨活用方針のほうを定めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 富里市防災資機材貸出要領では、災害時や本市で開催されるイベント等でも必要とされる団体には本市が定めている貸出要領の基準に合えば使用できるとあります。今後も防災時以外の貸出しも市の活性化につながる有効的な活用になりますので、引き続きお願いをいたします。 災害はいつ起きるか分かりません。日頃からの取組として防災に対しての繰返しの情報発信が市民の防災意識向上につながっていくと思います。今後も自分の身は自分で守る自助や共助の必要が高まるよう様々な機会を捉えて市民の防災意識向上に努めていただきたいと思います。 以上で、本市の防災対策についての再質問を終わります。 次に、教育行政の児童・生徒の健康維持について再質問をいたします。 近年、学校教育ではICT活用が推進され、子供たちは教室でタブレット端末を利用する機会が増えてきました。その一方で、子供たちの視力低下や視覚疲労などの健康面への影響が懸念されています。学校保健統計調査によると小学生の裸眼視力における1.0未満の割合は毎年増加していることから、本市の児童・生徒の視力検査結果の推移についてお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 國本議員の再質問にお答えいたします。 本市の児童・生徒の視力検査の結果の推移についてのお尋ねですが、児童・生徒の視力が1.0未満の割合はそれぞれ35パーセントとなっております。令和3年度と比較しますと1パーセントほどの減少となっております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) ただいまの御答弁で裸眼視力が1.0未満の小学生は35パーセント程度であることが分かりました。また、平成30年度学校保健統計調査によると高等学校では裸眼視力は1.0未満が67パーセントであり年齢とともに増加していることが分かります。 そこで、視力低下している児童・生徒が増えている原因は何かについてお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 視力の低下が進んでいる原因についてのお尋ねでございますけれども、令和4年度全国学力学習状況調査の結果から本市の小中学生は長い時間ゲームをしたりスマートフォンを使用したりする傾向があることが分かりました。このことから長時間見つめ続けることが視力低下の一因になっていると考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 視力低下の主な要因として長時間のゲーム機の使用やスマートフォン等のデジタル機器の環境要因であることが分かりました。今後子供たちの視力低下を防ぐためには、目の健康体操が一つの有効的な手段と考えております。 そこで、目の健康体操の効果をどのように捉えているかについてお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 目の健康体操の効果についてのお尋ねですが、目の疲労を軽減し、視力の低下を防ぐ効果があると考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 目の健康体操の一つにはアイアイ体操があります。これは視力回復のために考案された1分間の目のトレーニングです。実施されている学校では視力回復に効果が出ているとのことです。これから子供たちの視力低下を防ぐために、今後の目の健康予防対策と課題についてお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 今後の目の健康予防と課題についてのお尋ねでございますが、現代社会ではパソコンやスマートフォンの普及により、目の疲れや不調を招きやすい環境にあります。今後睡眠を十分にとることや目に優しい食事を取ることなどを児童・生徒に指導するとともに、保護者の協力をいただきながら目の健康予防について関心が高められるように努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 子供たちの視力は勉強や運動だけでなく思考力や想像力にも関係します。子供たちの健やかな発育を育むためにも視力低下は避けなければなりません。 今後の取組の課題としては、児童・生徒が抱え直面している様々な心身の健康問題に適切に対処していき、日頃から児童・生徒の健康の保持増進のための対策を考え組織的な取組になる体制づくりが課題の一つだと思います。 次に、本市の小規模特認校について再質問をします。 最初に、小規模特認校制度の利用状況についてお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 小規模特認校制度の利用状況でございますけれども、令和4年度は市内のほかの小学校区から22名が在籍している状況でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 通常、小・中学校は学区制度があり学区内に通います。特認校は学区制度を取らず学区外の児童を受け入れる制度ですが、本市の特認校制度を利用している児童は多いことが分かりました。 次に、本市が特認校制度であることをどのように周知しているのか。特認校制度の広報の現状についてお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 小規模特認校制度の広報の状況についてのお尋ねですけれども、学校や市のホームページ、またチラシの配布により周知しております。また、関心がある保護者が来庁した際には学校の様子をお伝えしております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 現在市ホームページでの特認校制度の紹介はありますが、そのほかに特認学校を紹介するリーフレットや学校見学、体験通学、学校説明会等でも活用できる学校紹介動画、できれば外国語版もあれば幅の広い活動になると考えております。 次に、さらに魅力ある特認校の推進のために、小規模特認校の運営に当たって本教育委員会はどのように支援していくのかお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 小規模特認校に対して教育委員会でどのように支援をしていくのかということでございますけれども、市内で小人数指導を望んでいる就学児童の保護者に対しまして児童募集の周知を行うこと、また、個別指導員が適切に指導が行われているのかというところに対しまして助言や指導を行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 魅力ある小規模特認校にしていくためには、学区外から児童が通いたくなる特色ある教育環境でなければなりません。 また、大規模校では経験できない体験授業、教育カリキュラム、自然との触れ合い、地域との関わり合い等の特色あってこそ学区外からの児童の受入体制になると思います。 そこで、今後小規模特認校を推進していく上で特色ある学校づくりの課題は何かについてお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 今後の推進に当たってのことについてだと思います。小規模特認校において特色ある学校づくりの課題につきましては、市内の他小学校よりも少人数のため、一人一人に対してよりきめ細やかに指導することが大切なことだと思っております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) ただいまの御答弁で、一人一人に目的意識を持たせ積極的に取り組ませ充実感を持たせることが課題であることが分かりました。 さらに、考えられる一つとして、特色ある学校づくりには地域の協力を得て体験学習として富里市の特産物であるスイカやニンジン栽培、そのほかにサツマイモや落花生栽培などすることなども考えられると思います。今後特色ある学校づくりに向けてより地域との協力が得られる体制づくりを図っていただきたいと思います。 次に、金融教育についてお伺いいたします。金融教育とはどのようなことを目的とした教育なのかお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 金融教育の目的についてのお尋ねでございます。お金や金融商品のみならず社会で生きていく上で必要な金融に関する知識や、よりよい社会づくりに向けて主体的に行動できる態度を養うことを目的としています。令和4年4月から高等学校家庭科で必修化されております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) ただいま御答弁にもありましたように、子供たちがこれから社会人となり自立して生きていくために働くことの大切さや楽しさの意義を理解し、さらに自分のよりよい生き方や将来の自分の職務についても考える大切な教育だと思います。 そこで、金融教育でどのような児童・生徒を育てていくのかお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 金融教育でどのような児童・生徒を育てていくのかとのお尋ねですが、金融や経済に関する知識や判断力を養うことで、変化の激しい社会で自立する力や社会と関わる力を育成してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) ただいまの御答弁にありましたように子供たちが社会人となったときに、自分の暮らしを守り生きていくためにはお金は大切なものになります。そのため、お金や金融の様々な働きを理解することによって社会について深く考え、さらに自分の生き方や価値観を磨きながらより豊かな生活と社会づくりに向けて行動できる人になってほしいと願っています。 次に、学校教育で本年度指導された金融教育の進捗状況についてお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 令和4年度に指導した金融教育の進捗状況についてのお尋ねでございますが、小学校では、低学年において物やお金の重要性やお小遣いを計画的に使うことなどを学んでおります。中学年ではお小遣い帳をつける意味や銀行における利子についてなどの学習をしています。高学年ではお金のよりよい使い方や購入計画に沿った買物の仕方などについて学んでいます。 また、中学校では家計の収入と支出についての理解を深め、各種カードなどの見えないお金の使い過ぎに気をつけることや、ローンの仕組み、保険の理解、消費者の権利と責任、円高・円安の意味などを学んでいます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 学校教育の中で金融教育は段階的な指導を行い幅の広い指導内容であることから、専門分野での指導や助言は教育効果を高めていき重要になります。 そこで、金融教育に当たって外部講師の活用をどのように図っていくのかお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 外部講師の活用についての御質問でございますが、現在のところ外部講師の活用は予定しておりません。今後は税務署が行っている租税教室や金融庁が主催する出前事業などを各学校の実態に応じて検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 外部講師の活用につきましては引き続き検討をお願いいたします。 また、金融教育は教育課程のどこに位置づけして取り組むのかお尋ねいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 教育課程における金融教育の位置づけについての御質問ですが、小学校では家庭科を軸に生活科、社会科、総合的な学習時間と関連づけながら学習していきます。また。中学校では社会科公民分野を軸に、家庭科、総合的な学習の時間と関連づけながら学習していきます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 金融教育は総合的な学習の時間を中心に各関係教科で指導されていることを理解いたしました。 次に、今後金融教育推進に向けた取組と課題についてお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 今後の金融教育推進に向けた取組と課題についてのお尋ねですが、小・中学校においては金融教育は現存の教育課程に組み込まれておりません。学校において金融教育に取り組む際は教科等の学習においてお金を題材に取り上げたり、自分の暮らしや将来自分と社会の関わりをより一層意識させたりしながら推進していく必要があります。課題につきましては、関連する事業でどれだけの内容を教えることができるかということや、専門的な知識を持つ教員の育成、外部講師の効果的な活用などが挙げられます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 國本正美君。 ◆(國本正美君) 今後の金融教育の推進に当たり必要と考えておられる事柄が分かりました。 また、金融教育の課題は数多くあり、一例を挙げますと、近年我が国においてもクレジットカードや電子マネーの利用は大きく伸びております。日常の買物もキャッシュレス決済が多くなり、そのため近い将来はほとんど現金を見せない社会になっていく可能性が十分にあると考えられます。このような社会の変化がある中で、便利さの反面、不正利用、架空請求やフィッシング詐欺といったトラブルに巻き込まれることも考えられます。このようなことを回避するためには、御答弁にありました専門的知識を持った教員の育成、外部講師の効果的な活用が課題の一つになってくると思います。 今後の金融教育指導が子供たちの生きる力につながっていくことを願いまして、以上で教育行政についての再質問を終わります。 ○議長(野並慶光君) これで、國本正美君の質問を終わります。 しばらく休憩します。              午後2時37分 休憩             ……………………………………              午後2時50分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、河田厚子さん。          (河田厚子さん登壇) ◆(河田厚子さん) 河田厚子です。議長からのお許しをいただきましたので、通告に従い、これより一般質問をさせていただきます。 大きく2項目に分けてお伺いするものです。 1 食の生活支援について  (1)生活困窮者への食糧支援について   ア フードバンクの状況について   イ 団体との連携について   ウ これからの取組について 2 食育について  (1)学校給食について   ア 地産地消について   イ 給食の残食について  (2)今後の取組について 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 河田議員の一般質問にお答えいたします。 なお教育関係の御質問につきましては、教育長が答弁いたします。 まず、食の生活支援についてでございますが、生活困窮者への食糧支援におけるフードバンクの状況につきましては、御協力いただいている企業や農家の皆様から食糧品などの寄附を受け食糧品を必要とする個人や団体へ無料配布する取組ですが、本市では令和3年9月1日に「とみさとフードバンク」を開設しております。食糧品を管理している富里市社会福祉協議会に確認したところ令和3年9月から令和4年10月までの実績では寄附受入量が2,654.1キログラムで、無料提供した量は1,417.6キログラムと伺っております。 次に、団体との連携についてでございますが、「とみさとフードバンク」では富里市農業協同組合、富里市商工会など市内外の様々な民間事業者の皆様に御協力いただき連携を図っているところでございます。 次に、これからの取組についてでございますが、年末年始には福祉センターを拠点とし食糧品を必要とする方への無料配布を行うフードパントリーを2回予定しておりますが、本市といたしましても、市社会福祉協議会との連携を強化し食糧を提供する機会をさらに増やすなど、食の生活支援に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 河田議員の一般質問にお答えいたします。 食育についてでございますが、学校給食の地産地消につきましては、本市においては農畜産物の一大生産地であることから生鮮野菜類を中心とする地元産の食材を多く活用しております。今後も地場産物の積極的な活用を継続し、次世代を担う子供たちに富里市産の食材を使用した安全・安心な学校給食の提供に努めてまいります。 給食の残食につきましては、欠席者が食べなかった量も加算する「残菜」と欠席者は含まず出席した人数で食べ切れずに残された量を「残食」としてそれぞれ調査を実施し、残食が多いことについて把握しております。残食が発生する傾向や要因を把握するため子供たちを対象としたアンケートの調査実施とともに、職員が給食時間に学校を訪問するなど子供たちの声を直接聴取いたしました。 主な意見は、「嫌いだから残す、嫌いだから手をつけない」、また朝食を食べてこないなど、様々な家庭の食習慣も改めて把握いたしました。以上の調査結果を踏まえ、引き続き残食が少なくなるよう献立の創意工夫に努めていくとともに、「栄養バランスの重要性」を指導・助言してまいります。 次に、今後の取組についてでございますが、子供たちの中には食生活の乱れや偏食などが原因で生活習慣病を引き起こすことも考えられます。このことを防ぐために子供たちが食に関する知識や能力を身につけ自らの健康について深く考えることができるように、学校教育における食育の充実とともに家庭での食育の推進を図るため、給食だよりの内容の充実や家庭教育学級の活動などを通して啓発に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 御丁寧な答弁ありがとうございました。 それでは、これより再質問をさせていただきます。 まず、1の食の生活支援について、(1)の生活困窮者への食糧支援についてになります。 まず、ア、フードバンクの状況についてでございますが、令和3年9月1日にとみさとフードバンクが開設されたとのお答えでした。フードバンクちばという大きなくくりの中で、本市と社会福祉協議会の連携で今までにも生活困窮者への食糧支援はされていたと思いますが、とみさとフードバンクが開設されるにはどのような経緯があったのか、お伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 河田議員の再質問にお答えをさせていただきます。 とみさとフードバンクが開設されることになった経緯のお尋ねでございます。 とみさとフードバンクを開設する前には、フードバンクちばに依頼をいたしまして困窮世帯に食糧品を配送していただいておりましたけれども、その方法では時間も経費もかかることもございまして、とみさとフードバンクを開設することによりまして、食糧を必要としそして困窮している世帯にすぐにお届けするために本市と社会福祉協議会が協力・連携をいたしまして実施していくこととしましたことが、とみさとフードバンクの開設に至った経緯でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 生活困窮されている方が、自分の住んでいる町にフードバンクがあればすぐに対応していただけて、必要なときに早く行き渡るので大変よかったと思っております。今までこの全てが千葉から配送されていたというのを考えると時間も経費も相当なものだったんだろうなというふうに想像いたします。 その部分がなくなって現在本市においての食糧提供実績というのはどのようになっているでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 食糧品の提供実績についてのお尋ねでございます。 食糧品の主な提供先といたしましては個人はもちろん子ども食堂や福祉施設、また生活支援課の相談窓口でもお困りになっている方々へ食糧品の提供を行っております。特に個人の方への提供実績を申し上げますと、生活支援課窓口におきまして令和3年度は140件、令和4年4月から10月末までが77件でございました。 また、社会福祉協議会でも同様に令和3年度が50件、令和4年4月から10月末までで29件の食糧支援を実施したところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。
    ◆(河田厚子さん) 生活支援課窓口のほうでは令和3年度が140件、令和4年4月から10月末までが77件ということで理解いたしました。 本当にお金に困っている方というのは生活保護を求めたり、公的支援を求めて役場へ足を運んでいるものです。しかし、生活保護や公的貸付などにも審査があって支給スタートまでには大変時間がかかります。所持金がほとんどないなどという状況でしたら、今日の食べる物にも大変困っているわけですから、生活支援窓口での食糧提供は大変必要なことだと思います。 それで、区長回覧でフードドライブに関するチラシを拝見いたしております。役所にも食糧品の回収ボックスというのがあるようですが、その回収状況というのはいかがになっていますか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 回収ボックスなどによります食糧品の回収の状況でございます。 生活支援課窓口におきまして食品回収ボックスを設置いたしまして寄附を受け付けておりますけれども、令和3年9月から令和4年10月までで45件の寄附をいただき、その内容は乾麺、缶詰、レトルトカレーなどでございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 内外からの企業や団体、市民の方からも御寄附をいただいているというふうに見受けております。フードバンクへの理解が広がっているのだというふうに思われます。 次に、イの団体との連携に移らせていただきます。市長答弁の中でも、市農協さんと提携されているとのお答えがありました。以前目にしましたお知らせの文書の中にコラボ米というのがございましたが、これはどのようなものなんでしょうか。お伺いします。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 市農協さんとのコラボ米についてのお尋ねでございます。 令和4年6月より農家の方から御寄附いただいた玄米をJA富里市に持ち込みまして、JA富里市におきまして精米をしていただき2キロずつ袋詰めをしていただいております。 食糧が必要な世帯に提供しやすくできるよう御協力・御支援をJA富里市さんからいただいている事業となっております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) JAさんとのコラボ米について理解いたしました。連携された事業としてのネーミングもとてもよいですし、大変ありがたい支援だと思っております。 このほかにも社会福祉協議会から出ているチラシの中では、富里市商工会、明治安田生命成田支社、和歌山ノーキョーさんなど多くの団体にも御協力いただいているということが分かりました。 このフードバンク事業に御協力いただく団体もあり、また団体のほうへ食糧品を提供することもあると伺っております。先ほども子ども食堂さんというお名前もありましたが、そこのところをもう一度お伺いしたいと思います。お願いします。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 団体さんへの支援についてのお尋ねでございます。 団体への食糧品の提供でございますけれども、先ほど申し上げました子ども食堂さん、あるいは障害者施設、グループホームさんなどに食糧品の提供を実施しているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 個人以外にもいろんなところへ団体のほうへ食糧品の支援がされていることを知り、この事業の大切さを改めて感じることができました。 しかし、生活に困窮し食糧品が必要な方へスムーズに配布できる体制になっているのかというところをちょっと懸念しているところでございます。この役所への来所以外で受け取る方法というのはどのようなものがありますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 市役所へ来所する方法以外で食糧支援を受ける方法についてのお尋ねでございます。市役所などに来ることができない方につきましても電話やメールなどで様々な相談を受けております。その相談の中で緊急的に食糧が必要な方につきましては、食糧品を御自宅までお届けに上がって対応しているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。 この緊急的な対応もされているということが分かりました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 それでは、現在として相談体制や市民への周知など本市でのフードバンクの取組としてはこれからの取組としては何かお考えはありますか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) フードバンクへの取組の相談あるいは周知などについての課題についてのお尋ねかと思います。 相談・周知につきましては、市や社会福祉協議会の公式ホームページあるいは区長回覧などを活用いたしまして相談先や取組などの周知に努めているところでございます。 課題といたしましては、困窮されている世帯は市で把握している以上にあろうかと思います。そのような世帯をどのように見つけ出して支援につなげていくのか。困窮世帯を見落とすことがないようにするにはどのようにすればいいのか。そういったところが課題と考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 丁寧にお話を伺いながら、前向きに頑張りたくても諸事情でそのスタートにも立つことのできない方への対応もされているかと思いますが、もっと気軽に必要な食糧を取りにこられる、支援を受けることができる場所の設定、取組というのはお考えありますか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) もっと気軽に食糧支援を受けることができる取組はないのかというようなお尋ねかと思いますけれども、いつでも気軽にというのはなかなか難しいところではございますけれども、現在のところ食糧品の無料配布拠点を決めて実施しているフードパントリーという取組がございます。本市でも既に2回ほど実施しておりまして、さらにこの年末年始にかけまして2回実施予定でございます。 また、このほかにも市の自立支援金支給事業の利用者の方へ、直接社会福祉協議会から新型コロナの影響で食べ物にお困りの方へという個別通知を発送いたしまして、一定期間を設けまして福祉センターで食糧の無料配布を実施したところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) いつでも気軽にという表現はちょっとふさわしくなかったかなと思います。簡単に食糧品が受け取れるように聞こえてしまいますので、ちょっとそれはちょっとふさわしくないかなと思いました。自分自身の表現が悪かったと思います。 あくまでも生活が困窮されて食糧にも困っておられるような方々にはフードバンクという事業があるんだということ、この市役所でも相談の上食糧を提供していただける手段もあるということで、これからも社会福祉協議会と役所の両輪で生活困窮者の方の支援を支えをしていただきたいと思っております。 以上で、フードバンクについての質問を終わりにしまして、次は2番の食育について、(1)のまずは学校給食について伺いたいと思います。 アの地産地消についてお伺いしていきます。 まず、本市においては地場産品を積極的に使用できる状況と御答弁されておりましたが、例えば富里市といえばニンジンでございますので、この食品に関しては100パーセントというそういうところがあれば教えていただきたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 河田議員の再質問にお答えいたします。 学校給食に地元産を100パーセント使用している食材についての御質問でございますが、令和3年度の実績では米、コマツナ、ホウレンソウ、長ネギ、ミズナ、クウシンサイ、ナス、カブ、スイカ、メロンについて地元産を100パーセント使用いたしました。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 100パーセントと限定しても10種類もの食材があることを知り安心しております。 それでは、富里市産は給食の食材を何種類ぐらい使用しているのか。例えば近隣の白井市さんでは年間16種類の白井市産の野菜を献立に取り入れていらっしゃるそうです。できるだけたくさんの食材を学校給食に取り入れていただくことで市内の生産農家さんの励みにもなってもらいたいと思いますがいかがですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 給食食材で使用している食材の種類についての御質問でございますが、令和3年度の実績では、野菜果物が18種類、米と豚肉を合わせまして20種類となります。引き続き積極的に地元の食材を活用してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。 富里市産の給食食材は野菜・果物が18種類、米と豚肉を合わせて20種類と、100パーセント富里市産の食材を使用しているのが10種類ということでしたが、かなり数字的に努力されて地産地消を推進されていることを理解いたしました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 それでは、次にイの給食の残食についてに入ります。 学校給食においては残菜が発生いたします。調理の際に生じたもの、学校に配食されて食べ残して戻ってきたものもあり、残菜についてはフードロス問題では全国的なものでそれぞれの市町でも残菜率を低くする努力をされております。富里市でも残菜の多さには課題があるようです。しかし、残菜として数字が上がってくるものには、実際に子供たちがどれだけ給食を食べているか分からないと。そこで、本市では残菜と残食どちらも数字を出されているようですが、その状況がどのようになっているのかお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 学校給食の残菜と残食についてでございますが、令和3年度実績といたしまして、残菜率は17.88パーセント、残食率は10.61パーセントでございます。 本市では残食率について令和3年11月から算出しているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) コロナ禍で感染予防上配食に気を使われる時間も必要で、給食にかかる時間が少なくなっているのではないか。それも残食が増えている理由になっているのか。お伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 感染対策による配膳に時間を取られていることで残食が増えているのではないかとのお尋ねですが、各校においては配膳時間を考慮し給食時間を確保しております。しかしながら、前時が移動教室で授業の場合などは給食の時間が短縮してしまうことがあります。今後は十分な給食時間を確保できるよう各校で工夫して残食とならないよう取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 時間的に無理のないようにどうぞよろしくお願いいたします。 ほかに、コロナ感染予防上、コロナが発生した前のように自由におかわりができないという話も伺っておりますが、学校ではどのように対応されているのかお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 学校での給食のおかわりの状況でございますが、コロナ禍では学級担任が希望する児童・生徒に配食するという方法で対応しております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。 先生方には仕事が増えてしまいますけれども、よろしくお願いいたします。 次に、残食の要因として考えられることで、子供たちの好き嫌いがあると先ほども御答弁にもありましたが、このほかに理由としては考えられるところはありませんか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 残食の要因についてのお尋ねですが、児童・生徒へのアンケート調査によりますと好き嫌いのほかに給食の量が多く完食前に満腹になってしまうという理由を挙げています。特に小学校の低学年児童においてこの傾向が見られております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) この量の問題が小学校低学年の児童にはあるということが分かりました。小学校の給食量を見るときに小学生ではかなり成長の差がございます。児童の1人1回当たりの給食、学校給食摂取基準では基準値が年齢で分かれておりまして、児童6歳から7歳は560キロカロリー、8歳から9歳は660キロカロリー、10歳から11歳は770キロカロリーとなっております。 本市での給食量というのはどのようになっておりますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 本市の小学校の給食量についてのお尋ねですが、学校給食摂取基準を基に8歳から9歳を対象とした基準でまず献立を作成し、配缶時の分量で調整しております。例えば御飯の量は一、二年生は110グラム、三、四年生は132グラム。五、六年生は154グラムでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。 それでは、副菜についてもお答えいただけますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 副菜の量についてでございますが、献立の組合せによって日々変化しますが、目安として三、四年生を基準として、汁物では一、二年生はマイナス10グラム、五、六年生はプラス10グラムとしております。和え物やサラダなどにつきましては一、二年生はマイナス5グラム、五、六年生はプラス5グラムと配缶量を調整しております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。 それでは、(2)の今後の取組についてに移りますが、本市では先ほども申しましたが残食が多いということです。調べてみたんですけれども、富里市の残食率、先ほどもおっしゃいました10.61パーセント、これは全国平均では6.9パーセントということでした。この数字だけ見ると大きな差があるのかと感じられますが、今までにもいろいろな方策をとられていることと思います。今後少しずつでもこの残食率を下げていくために目標があると思います。どのようにやっていかれるのか。方策は何か。お伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 残食率を下げる方策についてでございますが、引き続き適正な配食量を盛り付けているか教師が確認したり、配食後に食缶に食材が残るようであれば、食べられる児童・生徒に分配するなどして残食の減少に努めてまいります。 また、苦手な食材に関しては、その食材における栄養素が体の成長にどのように関わってくるかなど子供に理解させることを通して少しでも食べられるように、教師による声かけを行ってまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) よろしくお願いいたします。 以前より食育についての授業をされていたと思いますが、今はどのようになっていますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 食育の授業の実施についてのお尋ねですが、児童・生徒が発達段階に応じて自らの食生活について主体的に考え、実生活に生かすことができるよう栄養教諭や学級担任が小学1年生から中学3年生までの系統的な食育プログラムを基にして、食育の授業を実施しております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 以前、小学校の食育授業を見学させていただいたことがあります。そのときは農家先生によるスイカができるまでという授業でした。私自身も勉強になりましたが、子供たちは外部からの先生によるふだんと違う授業がとても楽しそうでした。今でも農家先生は継続されていらっしゃるし、栄養士の方による学年ごとにテーマを決めた出前授業などを実施されているようで、今後とも食の大切さを伝えるために食育を推進していただきますようお願いいたします。 コロナ前には保護者の給食試食会というのがありました。学校でも校外学習が徐々に復活されているかと思いますが、保護者の給食試食会も復活する見込みはございますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長(金杉章子さん) 学校給食センターの給食試食会につきましては、施設見学を兼ねる形となりますけれども、コロナウイルス感染症対策として人数制限をさせていただいております。令和3年度から再開しております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 給食センターの施設見学を兼ねた給食試食会は再開されているとのこと。これはこれで大変意味のあることですので継続していただきたいと思います。 これは自分で経験したことなんですけれども、子供が小学校に入学しまして1年生のときに保護者と子供と一緒に給食試食会を経験いたしました。子供たちが給食を食べているふだんの姿を見ることができて、メニューについても話しながらおいしく給食をいただいたことがございます。そのときは1年生全学年体育館で一斉にいただきました。今ではとても考えられないことだと思います。しかし、とても楽しいひとときだったというのを覚えております。 この給食試食会は給食をいただくだけでなく、保護者にも食育の観点から考えていただける機会になるのではと考えます。現在コロナの状況で難しい問題ではありますが、ぜひやってくださいとは申しませんが、子供たちだけでなく保護者の皆さんにも給食を通して食の大切さを見直すきっかけにもなるのかなと思っております。 この給食試食会だけにとどまらず、保護者の方々へ食育が浸透されますよう教育委員会のほうからも様々な方法で取り組んでいただけますようお願いをいたしまして、私からの一般質問を終わりにします。 ○議長(野並慶光君) これで、河田厚子さんの質問を終わります。 明7日にも一般質問を行います。 本日はこれで一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 明7日は、午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。             …………………………………              午後3時21分 散会             …………………………………...