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08月30日-01号

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  1. 福津市議会 2022-08-30
    08月30日-01号


    取得元: 福津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年 9月定例会(第5回)1 議 事 日 程(初日)   (令和4年第5回福津市議会9月定例会)令和4年8月30日午前9時30分開議於  議  場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案第37号 令和4年度福津市一般会計補正予算(第3号)について 日程第5 議案第38号 令和4年度福津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について 日程第6 議案第39号 令和4年度福津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について 日程第7 議案第40号 令和4年度福津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について 日程第8 議案第41号 令和4年度福津市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について 日程第9 認定第1号 令和3年度福津市一般会計決算の認定について 日程第10 認定第2号 令和3年度福津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について 日程第11 認定第3号 令和3年度福津市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について 日程第12 認定第4号 令和3年度福津市介護保険事業特別会計決算の認定について 日程第13 認定第5号 令和3年度福津市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について 日程第14 認定第6号 令和3年度福津市公共下水道事業会計決算の認定について 日程第15 議案第42号 福津市職員の育児休業等に関する条例を改正することについて 日程第16 議案第43号 福津市税条例を改正することについて2 出席議員は次のとおりある(18名)  議 長  江 上 隆 行  副議長  米 山   信   1番  福 井 崇 郎   2番  森 上 晋 平   3番  秦     浩   4番  石 田 まなみ   5番  八 尋 浩 二   6番  田 中 純 子   7番  中 村 晶 代   8番  尾 島 武 弘   9番  下 山 昭 博   10番  髙 山 賢 二   11番  中 村 清 隆   12番  蒲 生   守   13番  横 山 良 雄   14番  戸 田 進 一   15番  榎 本   博   16番  椛 村 公 彦3 欠席議員は次のとおりある(なし)4 地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職・氏名(16名)  市     長  原 﨑 智 仁         教  育  長  大 嶋 正 紹  総 務 部 長  大 庭 武 志         理事兼まちづくり推進室長                                    香 田 知 樹  市 民 部 長  横 山 清 香         健康福祉 部長  神 山 由 美  教 育 部 長  赤 間 真 一         教育部 理 事  水 上 和 弘  都市整備 部長  長 野 健 二         地域振興 部長  増 田 恭 治  総 務 課 長  花 田   積         財政調整 課長  吉 﨑 和 哉  まちづくり推進室参事               まちづくり推進室参事           石 井 啓 雅                  木 原 秀 和  会 計 管理者  佐々木 桃太郎         代表監査 委員  灘 谷 和 德5 職務のため議場に出席した者の職・氏名(2名)  事 務 局 長  堀 田 典 宏         議事課 主 幹  石 橋   俊          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            開会 午前9時30分 ○議長(江上隆行) ただいまから、令和4年第5回福津市議会定例会を開会いたします。 定例会開会にあたり、議長としてごあいさつを申し上げます。 まず、本定例会における新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。現在、全国的に新型コロナウイルス感染拡大が続いており、福岡県では7月22日から福岡コロナ特別警報が発動されております。そこで、本定例会におきましても、マスク着用、手指消毒、検温など、基本的感染予防に努めていただきたいと存じます。 そして、会議中、1時間をめどに議場の換気を行うため、休憩を取るなどの対策を講じることとしております。 ところで、議会における議員の言論の自由は、最大限保障されなければならないとするのが、発言自由の原則ございます。民主的運営が求められる議会政治は、討論と説得の政治あると言われており、言論を中心に会議が進められます。したがって言論の自由は最大限尊重されなければなりません。ただし、議員の言論の自由は、絶対的ものはありません。一つは、規則等による制約です。 当議会における制約の根拠は、福津市議会会議規則第55条の発言内容の制限において、「発言は、全て簡明にするものとし、議題外にわたり、又はその範囲を超えてはならない。」、第55条の3項は「議員は質疑にあたっては、自己の意見を述べることができない。」と規定されております。これが議員の発言に対する制限あり、議員はこの制限を踏まえた上で発言しなければなりません。 また、定例会における一般質問に対する執行部の答弁は、議員が質問した以外について発言することは原則認められておりません。このことをきちんと踏まえ、議員が質問したことについてのみ、簡潔かつ明確答弁に努めていただくことは、以前より申し上げているところございます。 なお、平成25年4月23日の議会運営委員会において、条件つき討論の禁止を決定し、それを福津市議会の運営に関する申合せ内規で定め、そこには「討論は賛成又は反対のいずれかを明快に表明するもの何々を条件、何々を要望して、賛成といった討論はしないこと。」と記載されております。したがって、討論は、議会運営委員会決定に基づき、行ってください。 以上、述べましたことに、改めてご留意を頂き、円滑なる議事運営にご協力いただきますようお願いを申し上げまして、あいさつといたします。 それでは、ただいまから会議を開きます。 地方自治法第121条第1項の規定に基づき、会議事件説明のため、お手元に配付しております説明員の出席を求めております。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりございます。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(江上隆行) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定に基づき、会議録署名議員に、11番、中村清隆議員、12番、蒲生守議員を指名いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第2会期の決定 ○議長(江上隆行) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月21日までの23日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。 したがいまして、会期は本日から9月21日までの23日間とすることに決定いたしました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第3諸般の報告 ○議長(江上隆行) 日程第3、諸般の報告を行います。 市長から令和4年第5回福津市議会定例会招集にあたり、あいさつ並びに報告事項があれば受けます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) おはようございます。令和4年第5回福津市議会9月定例会の開会にあたりまして、ごあいさつを申し上げます。 議員の皆さんにおかれましては、ご多忙のところご出席を頂きまして、誠にありがとうございます。新型コロナウイルス第7波の感染拡大ございますが、これは感染力の強いオミクロン株亜種BA5への置き換わりが進みまして、全国の新規感染者数は過去最高を更新し、いまだピークが見えない状況となっております。依然といたしまして市民の皆様にはご不便、そしてご不満、ご不安をおかけいたしまして、この日々お過ごしのことと思われますが、市といたしましてはコロナ感染症ワクチン接種を含めて、引き続き一丸となって市民サービスの向上、安心、安全に努めてまいる所存ございます。よろしくお願いいたします。 では、諸報告といたしまして、私からご報告させていただきます。本定例会に提案をいたしております案件についてございます。 議案第37号から41号までは、一般会計のほか、3特別会計並びに下水道事業会計における令和4年度の補正予算案ございます。認定第1号から6号までが、令和3年度福津市一般会計ほか4特別会計と、下水道事業会計の決算の調製ができましたので、監査委員の意見を付して提案させていただいております。 議案第42号につきましては、福津市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するものございます。 議案第43号が、地方税法等の改正に伴う福津市税条例の一部を改正する議案ございます。 以上、認定を合わせまして、13議案を提案させていただいております。おのおの重要案件ございます。ご審議の上、なにとぞご可決賜りますようよろしくお願い申し上げまして、諸報告並びにごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(江上隆行) 以上で、市長のあいさつ並びに報告事項を終わります。 議長としての報告事項を申し上げます。お手元に配付しております書類について報告をいたします。 1件目は、総務文教委員会並び建設環境委員会から提出されました閉会中の所管事務調査報告書。 2件目は、監査委員から提出されました、現金出納の検査結果報告書並びに住民監査請求についての通知の写し。 3件目は、会派ふくつ未来から提出されました、会派等の行政視察報告書の一覧表ございます。 以上の報告書につきましては、議会事務局で保管をしておりますことを申し添えておきます。 続きまして、常任委員会所管事務調査につきまして、まず、総務文教委員会の報告を求めます。蒲生守委員長、お願いいたします。            (「議長」の声あり) 蒲生委員長。 ◎総務文教委員長(蒲生守) 改めましておはようございます。総務文教委員会の報告をいたします。 令和4年第4回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました所管事務調査について、その調査結果を会議規則110条の規定により、下記のとおり報告をいたします。 1.調査事項。 防災の取り組みについて。 2.期日。 令和4年7月12日火曜日。 3.調査にあたって。 (1)防災について。 郷づくり推進協議会等で行われている防災訓練活動状況と市の支援体制について調査をした。 (2)消防団について。 消防団活動費支給対象及び地域との連携による団員確保について調査した。 (3)避難行動要支援者の個人情報の取扱いについて。 避難行動要支援者の市における対応について調査をした。 4.調査結果。 (1)防災について。 ①防災訓練取り組み状況について。 市は西山断層による地震規模をマグニチュード7.3、最大震度6強と想定した防災訓練を行ってきた。風水害や土砂災害については、気象庁などの関係機関から出される予報により一定の備えができることから、予想が難しく突然発生する地震の訓練を重視している。 この2年間はコロナ禍における密を避けるため、シェイクアウト訓練を中心に行ってきたが、全市一斉訓練の開催8回目となる今年度は従来の形に立ち返り、各地域の任意訓練までを含め実施する予定ある。 ②防災に係る郷づくり推進協議会活動状況と市の支援体制について。 地域防災力向上のため各郷づくり推進協議会地域防災推進員を配置する方針あり、令和2年度に35名を任命している。地域防災推進員については、各郷づくり推進協議会から推薦者を決定、市が主催する基礎的防災知識を習得する講習会に参加し、任命後も年1、2回スキルアップ研修に参加する。推進員には刻々と変化する防災事情について、最新の知識習得に努め、各郷づくり地域や自治会における防災活動をサポートしてもらう。また一斉防災訓練において、推進員は必須訓練任意訓練の向上につながるよう主体的に関わる。 市は、賞味期限が近くなった備蓄食料品を交換前に郷づくり推進協議会に提供し、郷づくり推進協議会防災訓練時に参加者へ試食として提供している。また市は一斉防災訓練時の任意訓練において、消防署や自衛隊等の派遣依頼についても、各地域の要望に基づき可能な範囲で対応している。 (2)消防団について。 ①消防団組織変更に対する市の方針について。 消防団組織の変更は、分団長会議等で協議が行われてきた。その中で、現在の団長1名、副団長2名の計3名体制から、副団長を1名増員の4名体制にしたい旨の報告がされている。 市では、福津市消防団員の定員、任用、給与、分限及び懲戒、服務等に関する条例により、団員の定員数が決まっていることから、条例改正が必要となる。現状は市の方針が定まっていない。 ②消防団活動費支給対象について。 国の消防庁長官通知ある非常勤消防団員の報酬の基準及び非常勤消防団員の報酬等の基準に係る留意点についてを踏まえ、令和4年度から年額報酬出勤手当等については、団員の個人口座に直接支払いを行っている。消防団活動において必要となるその他の経費、装備や被服費等については、別途予算措置をしている。 ③地域との連携による団員確保について。 消防団員数について、条例定数では361名の定員が、現在任用している団員数は279名と定員数を割り込んでいる。団員数を確保するため、市や各分団においても団員確保に向けた取り組みを常時行っているが、成り手不足が続いている。 (3)避難行動要支援者の個人情報の取扱いについて。 ①個別避難計画について。 個別避難計画とは、災害対策基本法により、高齢者や障がいのある人等の要配慮者のうち、災害時に自ら避難することが困難人を円滑かつ迅速に避難できること、また避難所等における支援体制を整備することを目的として必要事項を記したものある。 市においては、地域支えあい制度と連動して避難行動支援者名簿個別避難計画を作成し、平常時においても日頃から地域社会の中で支援を受けられるよう制度を整備している。 ②避難行動要支援者の把握と避難行動支援者名簿登録要件について。 要支援者の把握と登録要件については以下のとおりある。 (ア)介護保険法における要介護3以上で福祉施設に入所していない者。 (イ)身体障がい者手帳1、2級で福祉施設等に入所していない者。 (ウ)療養手帳A福祉施設に入所していない者。 (エ)精神障がい者手帳1級で福祉施設等に入所していない者。 (オ)地域支えあい連絡カード「災害時に一人で避難できない」の項目にチェックした者。 ③避難行動要支援者の個人情報の取扱いについての現状と課題について。 要支援者名簿については、支援団体ある各郷づくり推進協議会や、民生委員児童委員市社会福祉協議会宗像地区消防本部宗像警察署に貸与しており、日頃の見守り等に活用している。課題として、今年4月現在の名簿対象者2,091名のうち、外部提供に同意した者が全体の54%の1,124名にとどまっており、対象者とその家族が、自身の世帯構成や対象者の心身の状況を公表したくないということが多数を占めていると考えられる。 なお、災害対策基本法では、災害時においては必要全ての情報について、本人の同意を得なくても貸与できることになっている。 5.委員会としての意見。 近年、線状降水帯により短時間雨量が増大することによる洪水の被害が日本各地で発生をしている。市は地震災害を想定した訓練を行っているが、洪水を想定した避難訓練も必要と考える。 これまでに行われた一斉防災訓練の中で、避難確認の目印として玄関にタオルを取り付けるよう指示があった。過去の訓練時には窃盗被害も発生しているため、対策を明示し、訓練をお願いしたい。 地域防災推進員の拡充は地域の防災意識を高める上で大切事業あり、消防団、郷づくり推進協議会地域防災推進員が一体となって災害時に活動できるように役割分担を検討いただきたい。 消防団の副団長増員要請に対して、市は早急判断が必要と考える。団員になられるかたの多くは自営業あることから、新規団員確保に向けて個々にお願いに行くことが大切はないか。団員数の増強は急がれるところではあるが、定員に達していない現状あれば、定員に達していない人件費分の予算を消防器具整備等に充てるべきと考える。 個人情報の取扱いは相手の同意が前提となる。地域支えあい制度と連動して避難行動支援者名簿個別避難計画を作成している取り組みは重要ものと考える。個人情報の開示に難色を示しておられるかたについては、相手の状況を勘案しながら粘り強く案内をしていただきたい。開示可能な情報については、サポートする側の目的を明確にした上で、災害時に援助できるよう共有していただきたい。 近年の災害はいつ、どこで起こるか分からない状況となっているが、自助、共助の力で人命が助かる実例も多く報告されている。市においてはこのことを鑑み、自助、共助の力をサポートするよう、市民に寄り添った行政運営をお願いしたい。 以上ございます。 ○議長(江上隆行) 所管事務調査ございますので、委員長に対する質疑は省略いたします。蒲生守委員長、自席へお戻りください。 次に、建設環境委員会の報告を求めます。横山良雄委員長、お願いいたします。            (「議長」の声あり) 横山委員長。 ◎建設環境委員長横山良雄) 皆さん、おはようございます。それでは建設環境常任委員会所管事務調査報告を申し上げます。 令和4年第4回福津市議会定例会において、本委員会に付託を受けておりました所管事務調査について、その調査結果を会議規則第110条の規定により、下記のとおり報告いたします。 1.調査事項。 (1)久末ダムの現状と活用について。 2.期日。 令和4年8月2日火曜日。 3.調査にあたって。 久末ダムは、水道施設としての役割を終え、令和2年度末に宗像地区事務組合から本市に返還された。現在は、大規模公園指定管理区域ダム湖面維持管理等を含めて指定管理者による管理運営を行っている。以下の3点について調査した。 (1)維持管理に係る現状と方針。 (2)ダム改修工事について。 (3)将来の活用方法について。 4.調査結果。 (1)維持管理に係る現状と方針。 令和4年度から大規模公園指定管理者ダム区域及び外周市道について、日常点検安全点検、草刈り、木の剪定、危険物の除去などを行い、事故の未然防止に努めている。維持管理の頻度は、直営管理をしていた令和3年度に比べてはるかに上回っており、利用者ニーズへの対応や緊急時の対応等に関しても迅速対応が可能になっている。救命救急については、救命胴衣やロープなどのセットを管理事務所で常備している。 貯水量は、令和3年度の最低値は5月に91.3%を記録している。取水を停止した現在は雨水の流入のみあるが、貯水量は比較的安定している。ただし、今年のように雨が降らない年は、若干水位が下がっている状況にあるため注視していきたいと考えている。 今後の方針としては、農業用ため池等に準じたハザードマップの作成を計画している。また、ダムを含めた公園の維持管理項目巡回点検等についても検討している。 (2)ダムの改修工事について。 令和2年度末に宗像地区事務組合より本市に返還されるにあたり、令和元年度に久末ダム施設保全工事調査設計業務2,084万円にて、施設の脆弱化した箇所の特定及び補修工法を選定した。調査の結果、ダム施設コンクリート構造物はおおむね健全あることを確認した。施設の耐震設計では、三面水路の一部区間において応力不足があることが判明したため、鋼製支保工を用いて補強することとし、令和2年度に保全工事4,199万円、余水路、放流水路、取水塔及び管理橋など6か所を改修した。 現在、巡回時に目視にて異常がないか確認しているが、今後、専門的見地による定期点検の検討、湖底堆積物の状況の把握及び対処方法の検討等の課題がある。 (3)将来の活用方法について。 現在、指定管理者による様々取り組みを進めている。ウオーキング教室開催計画や、周辺の学校や郷づくり推進協議会などと交流を図り、地域全体のPRにつながる共働での事業の展開。ダム湖面に桜が映る風景など公園の美しい風景をより多くの市民に認知してもらうためのSNSを活用した情報発信、イベントなどと連動して移動販売事業者による出店を行い、収益をダム周辺の活性化に活用してにぎわいを創出するなどの取り組みをしている。 ダム湖面に関しては、大濠公園管理者にヒアリングを行って研究をしているところあるが、湖面活用導入可能性調査の中で市場調査類似施設の視察などを実施し、市とともに今後の事業展開を検討していく。 今後、市と指定管理者の共働により久末ダムを生かした事業展開を進めること、市民の交流の場としての活性化を図っていく方針ある。 5.委員会としての意見。 (1)維持管理に係る現状と方針。 令和5年度に計画されるハザードマップについて、具体的進捗状況など計画どおりに策定することを期待する。 水源の用途について、第2次福津市都市計画マスタープランでは、「多目的水源として維持保全に努める」と変更する予定との報告があったが、どのように多目的に利用するか明確はない。湖面活用や補完的に農業用水などに利用するということあるが、今後の活用については、様々意見を踏まえ検討していく必要があると考える。特に重視されるのは、湖面の活用を早期に考えることある。 また、水源確保としての久末ダムの今後の活用については、専門家の意見も参考に再検討が必要と考える。 指定管理者による管理は、市の直営管理よりコストを抑えてサービスは向上しなければならない。今後、さらなる質の高い維持管理危機管理の徹底により、満足度向上利用者増加につながることを期待する。 (2)ダムの改修工事について。 巡回中の目視点検も必要あるが、専門的見地での定期点検を実施するよう早急に検討すべきある。現状のままでの推移ならば、大きな荷物に過ぎない。 補修工事の材料や工法については様々考え方があるが、十分に納得のいく説明とともに最も安全方法での工事を実施していただきたい。また、湖底堆積物の状況の把握及び対処方法の検討を急ぎ、湖面を活用した事業を早急に実施することを希望する。 (3)将来の活用方法について。 ウオーキングやジョギングのダム周辺コースの距離表示が不明確ある。以前から利用者が指摘しているが改善されておらず、早急に対応すべきある。 周辺地域との連携では、神興東地域郷づくり推進協議会だけはなく、利用者の多い神興地域郷づくり推進協議会と上西郷地域郷づくり協議会の2地域との連携も視野に入れるべきあると考える。 令和4年度に実施する予定あったイベント等の多くが、コロナ禍により未実施となっている。ダム周辺のにぎわいも含め、利用する市民が満足できる施設運営をするために、市と指定管理者がさらに連携を深めた体制づくりを強化する必要がある。また、指定管理者が替わっても、継続的に様々事業が行える体制づくりを構築することも重要あると考える。 以上ございます。 ○議長(江上隆行) 所管事務調査ございますので、委員長に対する質疑は省略いたします。横山良雄委員長、自席へお戻りください。 以上で、諸般の報告を終わります。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第4議案第37号令和4年度福津市一般会計補正予算(第3号)について △日程第5議案第38号令和4年度福津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)に             ついて △日程第6議案第39号令和4年度福津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)             について △日程第7議案第40号令和4年度福津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につい て △日程第8議案第41号令和4年度福津市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について
    ○議長(江上隆行) お諮りします。日程第4、議案第37号令和4年度福津市一般会計補正予算(第3号)についてから日程第8、議案第41号令和4年度福津市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についてまでの以上5議案を一括上程したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 一括上程した以上5議案について、市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) それでは、まず議案第37号の令和4年度福津市一般会計補正予算(第3号)についてより提案理由をご説明申し上げます。 この令和4年度福津市一般会計補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、市独自の対策等を中心に、前年度交付されております国県支出金の精算に伴う償還金なども計上しております。 この補正予算におきまして、宗像地区事務組合が令和3年度に発行した地方債の償還に係る経費、それから社会体育施設指定管理料及び図書館システム更新事業についての債務負担行為の追加、そして地方債の変更も計上しております。 続きまして、歳入の主ものといたしましては、決算額確定に伴う前年度の繰越金3億1,557万4,000円を増額計上しております。 また、交付額の決定により、地方交付税のうち普通交付税を2,798万1,000円減額、それから地方特例交付金を1,520万9,000円増額、市債において臨時財政対策債を3億3,890万4,000円減額計上しております。 次に市税におきましては、人口増加に伴う納税義務者数の増加などにより、個人市民税が1億4,061万4,000円を増額計上しております。 また国庫支出金におきまして、新型コロナウイルスワクチン接種事業の増額補正に伴い、その財源として、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金を1億1,393万3,000円と新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を4,420万7,000円、また新型コロナウイルス感染症対策に係る事業の財源として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を2億6,754万7,000円、こちらを増額計上しております。 また、県支出金におきましては、保育所等給食支援事業の財源として、補助金658万円を新たに計上しております。 また、繰入金におきましては、市立図書館のエレベーター更新事業の財源として、公共施設等総合管理基金からの繰入金2,450万円を増額計上、それからふるさとづくり基金繰入金が5億8,180万8,000円を新たに財源調整として財政調整基金繰入金1億円、こちらを減額計上しております。 次に歳出の主ものといたしまして、総務費におきましては、庁舎の待合スペース不足によります人の密集を解消するための庁舎中庭改修工事費6,819万6,000円、それから感染症対策として庁舎本館のトイレの洋式化工事費、こちらが1,114万3,000円、それから竜王戦に際しシティプロモーションを行うための広告料330万円を新たに、前年度繰越金の2分の1を基金に積み立てるために財政調整基金積立金のほうは2億5,800万円を増額計上しております。 そして民生費におきましては、給食材料費高騰の影響を受けている私立の保育所に対し、栄養バランスや量を保ったこの給食の実施や保護者負担の軽減のために、保育所等給食支援事業補助金を1,316万1,000円、こちらを新たに計上しております。 衛生費におきましては、秋以降の実施が想定されますオミクロン株対応ワクチン接種に要する事業費と国庫負担金・補助金の精算還付金を合わせまして感染症対策事業費2億6,254万1,000円を増額、それから原油価格高騰の影響を受けている清掃業者にガソリン等の購入費の一部を補助する清掃業者等燃油高騰対策補助金を、こちら120万円を新たに計上しております。また、ふくとぴあ管理運営費について、指定避難所のこの衛生環境の確保とそれから機能強化といたしまして、トイレ洋式化工事費、それからロールスクリーン設置工事費など合わせまして3,534万6,000円を増額計上しております。 続きまして農林水産業費におきましては、こちらも原油価格高騰の影響を受けている農業者・漁業者に対し、軽油等の購入費の一部を補助する燃油高騰対策補助金をそれぞれ350万円と100万円、それから農水産物直販施設等のこの事業者がキャッシュレス決済機能の導入に要する費用を補助するということキャッシュレス決済導入促進事業補助金を三つの施設分を合わせまして2,363万7,000円、新たに計上しております。 続きまして、商工費におきましては、キャッシュレス決済PayPayの利用額の一部を還元するキャッシュレス消費喚起委託料6,963万5,000円、それから原油価格高騰の影響を受けている運送業者などへの支援金として550万円、こちらを新たに計上しております。 土木費におきましては、電力料金高騰の影響を受けている公共下水道事業会計の負担金として1,776万1,000円を増額計上しております。 教育費におきましては、市立図書館のエレベーター更新工事費と監理委託料合わせまして2,450万8,000円を新たに、また学校給食数の増加に対応するための小学校と共同調理場の備品購入費合わせまして1,272万3,000円を増額計上しております。 こちらが議案第37号ございます。 続きまして、議案第38号令和4年度福津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についての提案理由をご説明いたします。 歳入としましては、決算額確定による前年度繰越金を8,641万3,000円増額計上しております。 歳出としましては、前年度交付されました保険給付費等交付金の精算に伴う償還金として保険給付費等交付金償還金を105万5,000円、それから前年度繰越金から保険給付費等交付金償還金を差し引いた分の残額を積み立てるために国保特別準備基金積立金を8,535万8,000円、こちらを増額計上しております。 次に、議案第39号です。令和4年度福津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由をご説明いたします。 歳入としましては、こちらも決算額確定による前年度繰越金を725万9,000円増額計上しております。 歳出としましては、前年度出納整理期間中の保険料収納分として後期高齢者医療広域連合事務費負担金を550万8,000円増額計上しまして、前年度繰越金との差額を予備費で調整しております。 続きまして、議案第40号です。令和4年度福津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由をご説明いたします。 歳入の主ものとしましては、決算額確定による前年度繰越金8,084万3,000円を増額計上ございます。 歳出といたしましては、介護保険システム改修委託料、こちらは8万8,000円、それから介護給付及び地域支援事業に係る前年度国県等負担金精算還付金等、こちらは7,902万1,000円を新たに計上しまして、前年度繰越金等が前年度国県等負担金精算還付金等を上回った額を積み立てるために、介護給付費準備基金積立金、こちらを1,239万1,000円を増額計上しております。 そして最後に、議案第41号の令和4年度福津市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についての提案理由ございます。 福間・津屋崎両浄化センターの電力について、社会情勢により、契約先あった新電力会社が経営難に陥り、現契約を履行できない旨の申出があり、協議を重ねてまいりましたけども、契約解除に至りました。これを受けまして、電力の供給先がなくなり、九州電力をはじめ他の新電力会社を複数当たりましたが、なかなか供給先が見つからず、単価の割高最終保障により電力を受給せざるを得ない状況となっております。これによりまして、当初の見込みを大幅に超える予算額が必要になり、収益的支出では、増額計上ですけども、1,776万1,000円の処理場費です。この内訳は、福間浄化センター分が799万円で津屋崎浄化センターが977万1,000円となっております。合計1,776万1,000円の増額計上あります。 原油価格・物価高騰に伴います汚水処理に係るこの費用増大は、本来、使用料に反映させるものはありますけども、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況の中で様々困難に直面する使用者、利用者の負担増加を避けるためにも、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の補助を受けまして、この電力費の増額分の補填に充てたいと考えております。したがいまして、収益的収入では、他会計補助金を1,776万1,000円増額計上となっております。 以上、ご説明いたしました補正予算について、何とぞご審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(江上隆行) お諮りします。議案第37号から議案第41号までの以上5議案につきましては、全議員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、同委員会に付託の上、詳細に審査したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。 したがいまして、以上5議案は、全議員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、同委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 お諮りします。ここで、予算審査特別委員会の委員長及び副委員長の選任を、議長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認め、委員長には、17番、米山信副議長、副委員長には、12番、蒲生守総務文教委員長を指名いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第9認定第1号令和3年度福津市一般会計決算の認定について △日程第10認定第2号令和3年度福津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について △日程第11認定第3号令和3年度福津市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について △日程第12認定第4号令和3年度福津市介護保険事業特別会計決算の認定について △日程第13認定第5号令和3年度福津市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定につ いて △日程第14認定第6号令和3年度福津市公共下水道事業会計決算の認定について ○議長(江上隆行) お諮りします。日程第9、認定第1号令和3年度福津市一般会計決算の認定についてから日程第14、認定第6号令和3年度福津市公共下水道事業会計決算の認定についてまでの、以上6議案を一括上程したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。 一括上程した以上6議案について、市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) それでは、ただいまございましたように、この決算認定の提案理由につきましては、一括にてご説明いたします。 認定第1号から認定第5号までの一般会計及び四つの特別会計につきましては、地方自治法第233条第1項の規定により、会計管理者から令和3年度のそれぞれの会計の決算の提出を受けたので、同条第3項の規定により、監査委員の意見を付し、議会の認定を求めるものございます。 次に、認定第6号の公共下水道事業会計につきましては、地方公営企業法第30条第1項の規定により令和3年度の決算の提出を受けましたので、同条第4項の規定により、監査委員の意見を付し、議会の認定を求めるものございます。 以上ございます。 ○議長(江上隆行) ここで、灘谷代表監査委員に、令和3年度福津市一般会計特別会計歳入歳出決算、基金運用状況、財政健全化及び経営健全化審査意見書及び令和3年度福津市公共下水道事業会計決算審査意見書の説明を求めます。 灘谷代表監査委員、お願いいたします。灘谷代表監査委員。 ◎代表監査委員(灘谷和德) 皆様、おはようございます。福津市代表監査委員の灘谷和德と申します。よろしくどうぞ、お願い申し上げます。 ただいまから、令和3年度福津市一般会計及び特別会計、並びに公共下水道事業会計の決算認定議案における審査意見を述べさせていただきます。 なお、前年度までは決算内容の詳細まで報告させていただいて、審査意見を申し上げておりましたけれども、決算の内容自体は、後日、決算審査特別委員会において、主に財政調整課長のほうから詳しくご説明があることになっております。そこで、私からは審査意見を中心に申し上げさせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、一般会計及び特別会計からご報告いたします。審査対象につきましては、意見書本編1ページに記載しているとおりございます。 審査結果といたしましては、審査に付された決算書、財務諸表、財務健全化判断比率等調書は関係法令に準じて作成されており、当年度の経営成績及び当年度末現在の決算状況を適正に表示しているものと認められたことをまずご報告させていただきます。 それでは、各会計について意見を申し上げます。 まず一般会計について、決算の総額ですが、歳入決算額は304億3,680万円、歳出決算額は295億8,386万円前年度に比べると、歳入では5.6%、歳出では6.1%、それぞれ減少しております。その主理由は、新型コロナウイルス感染症対策関連事業に関するものが大幅に減少したことなどによるもの今年度も国の施策に大きく左右されることとなりました。 なお、差引額は8億5,294万円これから翌年度へ繰り越すべき財源を除いた実質収支額は5億1,557万円の黒字となっております。 次に、一般会計の歳入についてですが、まず、歳入の根幹をなす市税の決算額は68億7,516万円前年度に比べ2,245万円増加しております。主要因としては、人口の増加に伴い納税者数が増加したことによるものございます。 また、市税の収入率は前年度に比べ0.58ポイント上昇しております。収入未済額については、前年度に比べ3,932万円減少しております。コロナ禍という厳しい社会情勢にあるにもかかわらず、収入率が向上し、収入未済額が減少していることは高く評価すべきはありますが、今後も税負担の公平性を担保するためにも徴収努力を継続されるよう要望いたします。 一方、税以外の収入については、生活保護費返還金などで、長期化・高額化した滞納案件への対処が進んでいないものが見受けられます。 また、各使用料等について、各担当部署が個別に対応していること、複数科目の滞納を有する同一の滞納者に対して異なるアプローチが行われていること、滞納整理の方法が税と異なるため対応が難しく、マンパワーが十分ないことなど、今後、全庁的取り組みをしていただかなければならない課題も見受けられております。 令和4年度以降も新型コロナウイルスの感染症の影響などにより、滞納案件を取り巻く環境は厳しさを増していくものと思われますが、債権は市の大切財産あるという認識を強く持っていただき、滞納情報の一元管理や、長期化・高額化した滞納案件に対応する専門部署の新設などのご検討を要望いたします。 続きまして、性質別の歳出についてございますが、公債費、人件費及び扶助費を合計した義務的経費は、142億9,816万円となり、前年度に比べ21億7,742万円増加し、歳出総合計の48.3%を占めるに至っております。 今後も高齢化の進行などに伴い扶助費の増加が見込まれるため、引き続き義務的経費の抑制に努めていただくことを要望いたします。 続きまして、特別会計について申し上げます。 特別会計の決算合計は、歳入決算額が131億4,608万円歳出決算額が129億7,156万円、翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、差引きの1億7,452万円が実質収支額における黒字ということになっております。 主特別会計の決算状況で、留意していただきたい点を申し上げます。 まず、国民健康保険事業特別会計について、国民健康保険税の収入額は89.70%前年度に比べ0.32ポイント下がっております。一方、被保険者の給付費は、一人当たり約1万8,000円増加していることから、財政運営は決して楽観できない状況にあると言えます。収入率の向上はもちろんのこと、健康寿命を延ばすための保健事業の実施や健康診断の推進、ジェネリック医薬品への誘導促進など、医療費の抑制対策に今後とも一層取り組まれるよう要望いたします。 次に介護保険事業特別会計についてですが、前年度に比べ、保険料の収入率はほぼ横ばいではありますが、高齢化により、今後、要介護認定者の増加が予想されております。引き続き地域に密着した地道介護予防施策を実施しながら、計画的かつ安定的財政運営に努められるよう要望いたします。 続きまして基金について申し上げます。 基金の残高は112億6,470万円あり、前年度と比較すると5億8,875万円、率にして5.5%の増加となりました。しかしながら、今後は、教育施設整備や公共施設の老朽化に対する事業費の大幅増加が見込まれるため、それらに関連する基金の取崩しが今までにない規模で行われることが予想されます。そのため、今後も基金の取崩しは、目的に応じて計画的に行われるようお願いいたします。 次に、市債の残高について申し上げます。 市債の残額は、一般会計で188億3,151万円となっており、特別会計においては償還が完了しております。残高については減少傾向が続いていますが、将来世代に過度負担を残すことがないよう、市債を発行する際は、今後も引き続き、慎重判断の上、取り組んでいただきたいと思います。 なお、財政健全化比率等の数値につきましては、現時点では全ての数値において早期健全化基準内の数値あり、健全性が確保されていると言えます。 財政指標については、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は87.1%となり、前年度から8.4%改善されております。 最後に、ここ数年は、税収やふるさと納税の増加などにより、自主財源を増やしつつあるものの、今後も増加し続けることが予想される扶助費をはじめ、学校建設問題、公共施設の老朽化などといった財政需要の増大、さらには新型コロナウイルス感染症対策など、厳しい財政状況が続くものと思われます。 このよう状況を踏まえ、今後、より慎重財政判断はもとより、行財政改革を一体的に推し進め、市民一人ひとりが健康幸せに暮らせることができ、時代の変化を乗り越えていける持続可能なまちづくりを進められることを期待しております。 以上が、一般会計及び特別会計における決算の審査意見ございます。 なお、詳細につきましては、令和3年度福津市一般会計特別会計歳入歳出決算、基金運用状況、財政健全化及び経営健全化審査意見書をご参照ください。 続きまして、福津市公共下水道事業会計の決算について審査意見を申し上げます。 なお、こちらも一般会計及び特別会計と同様、審査意見のみを申し上げます。 まず、審査対象につきましては、意見書本編1ページに記載しているとおりございます。 審査結果といたしましては、審査に付された決算書及び附属明細書は、いずれも関係法令に準拠して作成され、当年度の財政状態、経営成績を適正に表示していること、そして関係諸帳簿と証票書類の照合により、これらの計数が正確あると確認したことをご報告いたします。 最初に、公共下水道事業の概況ございます。今年度末における下水道普及率は前年度に比べ0.2ポイント上昇、水洗化率も0.4ポイント上昇していることから、下水道の普及は確実、着実に進んでいると言えます。 次に、経営成績については、総収益が20億9,356万円前年度に比べ8,704万円増加し、総費用は18億2,239万円2億7,117万円となり、前年度に比べ8,387万円増加いたしております。 また、キャッシュ・フローにおいても8,572万円の期首からの増加が見られ、単年の経営としては安定していると思われます。 最後に、公共下水道は、市民生活に欠かすことができないインフラございます。今後も下水道サービスを安定的・継続的に提供し、安全、安心市民生活を支え続けるため、老朽化施設の更新や浸水対策、耐震化等を推進するとともに、収益の確保や費用抑制の推進など経営の効率化に努め、将来を見据えた事業活動に取り組まれることを期待しております。 なお、詳細につきましては、令和3年度福津市公共下水道事業会計決算審査意見書をご参照ください。 以上、簡単はございますが、令和3年度における福津市一般会計及び特別会計、並びに公共下水道事業会計の決算認定議案における審査意見の報告を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(江上隆行) それでは、ただいまの監査委員の報告説明に対しまして、質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、質疑を終結します。灘谷代表監査委員、自席へお戻りください。 ここで議場の換気を行うため休憩とし、再開は午前10時50分といたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            休憩 午前10時31分            再開 午前10時50分          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ ○議長(江上隆行) 議会を再開し、休憩前に引き続き会議を行います。 お諮りします。認定第1号から認定第6号までの以上6議案につきましては、全議員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、同委員会に付託の上、詳細に審査したいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認めます。したがいまして、認定第1号から認定第6号までの以上6議案は、全議員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、同委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 お諮りします。ここで、決算審査特別委員会の委員長及び副委員長の選任を、議長にご一任いただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ご異議なしと認め、委員長には、17番、米山信副議長、副委員長には、12番、蒲生守総務文教委員長を指名いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第15議案第42号福津市職員の育児休業等に関する条例を改正することについて ○議長(江上隆行) 日程第15、議案第42号福津市職員の育児休業等に関する条例を改正することについてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) では、議案第42号です。福津市職員の育児休業等に関する条例を改正することについての提案理由ございます。 令和3年の人事院勧告に伴い、国は育児休業制度等の見直しを段階的に施行しておりまして、今回、育児休業の取得回数制限の緩和、それから育児参加のための休暇の対象期間の拡大等について、令和4年10月1日に施行されることになっております。 本市においても国に準拠し、妊娠・出産、育児等と仕事の両立支援をするために、当該条例についての所要の改正を行うものございます。 以上ございます。 ○議長(江上隆行) 議案第42号は、総務文教委員会に付託いたしますので、大綱質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、大綱質疑を終結します。 日程第15、議案第42号は総務文教委員会へ付託いたします。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~ △日程第16議案第43号福津市税条例を改正することについて ○議長(江上隆行) 日程第16、議案第43号福津市税条例を改正することについてを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。原﨑市長。 ◎市長(原﨑智仁) 議案第43号の福津市税条例を改正することについてございます。 地方税法等の一部を改正する法律等に基づき、本市の税条例の改正が必要となりまして所要の改正を行うものございます。 主改正点は、一つに住宅借入金等特別税額控除の延長等に伴う措置、それから二つ目に上場株式等の配当所得等に係る課税方式などございます。 以上ございます。 ○議長(江上隆行) 議案第43号は、市民福祉委員会に付託いたしますので、大綱質疑を受けます。質疑ございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(江上隆行) ないようですので、大綱質疑を終結します。 日程第16、議案第43号は市民福祉委員会へ付託いたします。 本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしましたので、本日はこれにて散会とします。お疲れさまございました。          ~~~~~~~~○~~~~~~~~            散会 午前10時53分...