以 上
○保田憲司 委員長 ただいまから
一般会計予算等審査特別委員会を開催いたします。
初めに、委員の出欠席について申しますが、本日は全員出席であります。
なお、本日は審議の最終日となっております。円滑な審査のため、質疑に際しまして、委員の方は必ず資料名とページ数、項目を述べていただき、端的かつ的確に行っていただきますようお願いいたします。
また、質問に際しては、重複する内容は避けてください。特に同じテーマの関連で質問する場合、既に出た質問との違い、論点を明確にして質問するようによろしくお願いいたします。
次に、答弁をされる方は、挙手と同時に役職名を述べていただきますと、私のほうで指名をさせていただきます。質疑の意図を的確に把握され、要領を得た答弁をしていただきますよう重ねてお願いを申し上げます。
会議時間につきましては、午前10時から午後5時までと予定をしております。委員並びに当局の皆様には、十分御留意の上、御協力のほどよろしくお願いをいたします。
それでは、前回に引き続きまして、順次審査を進めてまいります。
第3款民生費、第3項
老人福祉費、第2目
老人福祉施設費、質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。
それでは、続きまして、第4項
児童福祉費、第1目
児童福祉総務費、質疑のある方はどうぞ。
◆里見孝枝 委員
前期実施計画の20ページ、個人質問でも質問させていただきました
子ども家庭総合支援拠点の設置について、20ページでは、来年度の取組の中心となっていますので、もう少し教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
コロナ禍の中で、今朝のニュースでも児童虐待が過去最多というような報道がなされておりました。それを受けて、この令和3年度に伊丹市が
子ども家庭総合支援拠点を設置できるというのは、大変に安心と充実した対策が取れるのじゃないかなと思ってるところでございます。この20ページにも、身近な子育てに関する相談が気軽にできる窓口として広く市民に周知すると、全ての子供とその家庭及び妊産婦の相談に対応する子供支援の専門性を持った機関としてとつづっていてくださっております。虐待防止については、一体的な支援を図るとお示しされています。
答弁でも、
子ども家庭支援拠点に配置すべき基本的人数は満たしているが、
児童虐待対応件数が増加していることから、
虐待対応専門員を増員して配置し、子供の支援の専門性を持った職員が常時相談に乗れる体制ができるとありました。これ具体的に、どのような増員配置をしていこうと考えてるのか、お聞かせください。
◎
健康福祉部 子ども家庭総合支援拠点には、伊丹でありましたら中規模型になるんですけれども、その場合は、児童虐待の専門員が常時3名必要となっております。国が示しております
虐待対応専門員の
上乗せ配置というのがございまして、それによりますと、
児童相談所の
児童福祉司の虐待相談の持ち件数が40件でして、それによる計算によりますと、伊丹は、あと2人
虐待対応専門員を増員できることになりますので、その2人を増員しようと思っております。
◆里見孝枝 委員 では、40件を超えてるということで、あと2名増員していくということで、これ現在も要
保護児童対策地域協議会ですか、難しいですね、関係機関との連携はしっかり行っているということでもあります。今の対応に対して2名が増員されるということで、イメージ的に、どのように変わって、どんなことができるのかが市民の方にも分かりやすく御説明いただけたらと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
健康福祉部 要
保護児童対策地域協議会で虐待児童の対応はしておるんですけれども、この
子ども家庭総合支援拠点ができましたら、今までやっておりました
家庭児童相談室の内容に上乗せして拠点を設置して、人員が、体制が整うことによって
虐待対応組織の充実が図れるようになり、関係機関ともチームを組んで子供の命を守る
体制づくりができるようになると考えております。
◆里見孝枝 委員 具体的に気軽にできる相談窓口というようにも書かれてありますけれども、拠点を置くことで、窓口対応とか周知方法とか具体的に何をどのように示そうと思ってらっしゃるんでしょうか。
◎
健康福祉部 この
子ども家庭総合支援拠点が担う業務としましては、先日の議会でもお答えしましたように、子供家庭の支援業務と要支援児童と要保護児童、特定妊婦に対する支援業務と、あと、関係機関との連絡調整、その他支援の4つの業務があるんですけれども、今は要支援児童と要保護児童の虐待対応に追われてる状況ですので、今後は、一番初めに上げております
子供家庭支援業務、予防に力を入れた対応を頑張っていきたいと思っております。
それについて、例えば、しつけと称した体罰は児童の虐待に当たるということですとか、あと、
夫婦げんかを子供の前でしてしまったら
心理的虐待に当たりますよっていったことを市民に分かりやすくPRしましたり、それから保護者にとっては、言うことを聞かないお子さんに対して、どう接したらいいか分からないと保護者の方が悩んでらっしゃいますので、そういった保護者の悩みを聞く場として、
子ども家庭総合支援拠点を気軽に利用していただいたらいいと思っております。そのために、親しみやすい拠点となるように、例えば市バスにステッカーを貼るなどして周知に努めてまいりたいと思っております。
◆里見孝枝 委員 せっかく窓口をつくるということですので、本当にお困りの方が、たくさん今回こういう重層的な支援体制を伊丹がつくっていこうとするところですので、本当に窓口に来ていただくことが非常に重要かなと思っております。
この
子ども家庭総合支援拠点という考え方で私が本当にイメージができたのが、尼崎でされている統合した拠点として統一的に一つのところでこの
家庭総合支援拠点としてつくってる、いくしあさんを視察させていただいて、そこで本当に母子保健も、また、虐待、不登校、発達に対するお困り事、子育て、全てそこが一つの窓口となった支援拠点を運営されております。そう思ったときに、本当に相談事がいろんなところを転々と回ってしまうよりも、この支援拠点に集まる中で虐待が速やかに対応できるとか、また、不登校に関しての悩みが、実は先日お話ししたヤングケアラーが絡んであるとか、そういう実態もあるかと思いますが、こちらが集約して拠点として動いていただくことが本当にありがたいなと思います。これも本当に初めてのことですので、周知が大切だなと思ってるところですが、ここで本当に学校園、また、児童生徒にもこの支援拠点の、また、保護者の方に示していただくことが必要かなとも思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
◎
健康福祉部 学校園にも今は要
保護児童対策地域協議会に入っていただいておりますので、それをより活用させていただきまして、チラシ等も作りまして周知に努めてまいりたいと思っております。
◆里見孝枝 委員 初めてのことですので、しっかり周知並びに啓発をお願いしたいと思います。
20ページの取組のところに、
ペアレントトレーニングの受講をするため、また、小学校や保育所等に出向き、
ダイジェスト版を実施するという文言が入ってるんですけれども、これは
ペアレントプログラムみたいなことを考えてるということなんでしょうか。
◎
健康福祉部 ペアトレとなりますと、7回シリーズで専門的にみっちりと1対1で対応するような形になりますので、なかなか市民の方も時間を取っていただいてということが難しい場合もございますので、ペアトレってどんなものかっていうのが市民の方に分かりやすく経験していただけるような形のものを考えておりまして、先日も3月11日に実施したんですけども、
子育てサポートひかりというところに委託しまして、このペアトレの
ダイジェスト版みたいなものをさせていただきました。大変分かりやすく、市民の方も喜んでいただいていると聞いておりますので、この形のものをまた地域にも下ろしていきたいと思っております。
◆里見孝枝 委員 国が示してるような
ペアレントプログラムではなく、伊丹独自の
ダイジェスト版というような考え方なんでしょうか。
◎
健康福祉部 ペアレントトレーニングといってもいろんな形のものがございますので、伊丹版と考えていただいたらいいかと思います。
◆里見孝枝 委員 分かりました。また今後ともよろしくお願いいたします。
◆佐竹璃保 委員 先ほどの
虐待対応専門員2名の増員なんですけれども、今までの
児童虐待相談員の3名の方が、現場へ駆けつける要員として在籍されているというふうによくお伺いしていたんですけれども、その要員が増えるという認識なんでしょうか。
◎
健康福祉部 虐待対応専門員、今でしたら3名おりますのは、
ケースワーカー、市の正規職員での3名で実施しているんですけれども、今回の2名の方は
会計年度職員さんで対応しようかと思っております。
◆佐竹璃保 委員 何か相談があったときに、すぐに駆けつける要員は確かに必要なんですけれども、それと同時に並行して、虐待になる前に踏みとどまっていただくための未然防止の活動に重きを置く要員の方をぜひ用意していただきたいなと思っていたところで、今回、要員が少し増えたというところで、そういった積極策の打ち出しであったり、新しい知識の取り込みとして、いろんな大阪とかでもゼロ会議とかが今行われていて、虐待を防止するいろんなセミナーとか講演とかも行われてると思いますので、そのほかの自治体の動きとかを注視していただくような、そういう要員に活用いただくというところも検討していただきたいなと思います。
あともう一つなんですけれども、先ほど7日間の
ペアレントトレーニング受講を
伊丹バージョンで展開されるということで、それは単発の1日講座とかになるんでしょうか。
◎
健康福祉部 まだ具体的には、どのような形でというのは検討させていただいてる段階ですのでお示しはできないんですけれども、正規の
ペアレントトレーニング版もありましたら単発的なものもしようかと思っております。
◆佐竹璃保 委員 朝とかお昼だったら、やっぱり保育がなかったら参加ができなかったり、夜だったら、御主人と一緒に参加していただけるような、そういう企画もしていただきたいですし、土日だったら、また
土日ならではのできるような企画というところで、子供さんにも楽しんでいただけるような時間にもなったら、より参加がしやすくなるかなと思いますので、ぜひ御検討をお願いいたします。以上です。
◆上原秀樹 委員 先ほどの関連ですけども、報道でも、このコロナ禍の中で虐待が増えたということは言われてます。伊丹でもそういう傾向は見受けられますか。
◎
健康福祉部 実際、
緊急事態宣言がひかれまして、学校が休校中のときは虐待の通報は減っております。全体的に見ますと、警察ですとか近隣住民の方からの通報が増えておりまして、今年度の全体の動向としましては微増という状況です。
◆上原秀樹 委員 虐待する場合には、いろんな要因がありますから一概に言えませんけども、虐待が起こらないような対策は大事なことで、もちろん虐待が起こる前兆を学校と連携をして発見をして対策を取ることも1つは大事ですし、これは
対策協議会なんかで学校との連携によってされてると思うんですけども、そういう土壌を生まないような対策も必要なんですけども、それはどうお考えでしょうか。
◎
健康福祉部 この
子ども家庭総合支援拠点ができましたら、虐待の対応も重要ですけれども、その前に至るまでの子供への接し方ですとか、そういった予防に力を入れていくことを考えておりますので、そちらの予防に力を入れることができましたら、虐待も減ってきたらいいなと考えております。
◆上原秀樹 委員 それが
ペアレントトレーニングなどの参加につながると思うんですけども、この
ペアレントトレーニングを保護者、教員や保育者にも受講を促していくということは、1つは、そういう土壌をなくしていくということになると思うんですけども、これだけでは駄目だと思ってね。例えば、虐待が起こるのは、
独り親家庭に多いのか、それともそうではないのかという傾向はありますか。
◎
健康福祉部 今、虐待通告がある方の中に独り親の方もいらっしゃいますけれども、全体に占める割合でどのぐらいかというのは、特に統計を取っているわけではございませんので、ちょっと分からないです。
◆上原秀樹 委員 経済的な状況とか、あるいは両親の関係とか保護者の関係、いろんなことがあると思うんですけども、いろんな相談に乗りながらその傾向をつかんでいって、どういったところに虐待が生じるのかというところも研究されて、対策を取っていくということが必要かと思いますので、それはぜひお願いしたいと思います。
もう一つ、重大な事態に至らないということが大事でして、これは川西にある県の、
こども家庭センターでしたか、と連携もされていますけども、伊丹は微増ですけども、全体的に増えてる傾向があるならば、そこの職員も当然増えてると思うんですけども、それはどういう傾向にありますか。
◎
健康福祉部 例年、
こども家庭センターと会議を持ってるんですけども、去年の初めに会議を持ちましたときは、
こども家庭センターは職員が増えてると聞いておりますので、
児童相談所も職員の増員は図られてると思っております。
◆上原秀樹 委員 伊丹でも専門の相談員を増員されていくということで、これはこれでいいと思うんですけども、県の
こども家庭センターと連携できるなら、向こうも職員を増やしていただいて、広域でやっておられますから、職員の増員が私は必要だと思いますので、また要望していただきたいと思います。終わります。
◆高橋有子 委員 3月11日の
サポートひかりで行われました
ペアレントトレーニングについて、定員、何人の枠にどれだけの方が集まったのか、教えていただけますでしょうか。
◎
健康福祉部 定員10名を募集しておりまして、応募があったのは市民の方2名いらっしゃったんですけども、当日になってキャンセルが1名ありましたので、市民の方お一人では、もったいなく思いましたので、うちの職員2名と、あと、アスパルの職員、それから幼稚園の先生1名も参加させていただきまして、計5名で実施しました。
◆高橋有子 委員 今回の
サポートひかりのチラシを拝見させていただいて、平日で託児が載っていなかったんですね。平日だと、やっぱりゼロ歳から2歳まで、幼稚園行くまでの子供だったら、ずっといつも一緒にいないといけなくて、託児がないと、なかなか外に出れないかなと思ったんですけれども、託児がなかった理由は何かあるんでしょうか。
◎
健康福祉部 今年度の当初予算で
ペアレントトレーニングの一時
保育者謝礼を取ってるんですけども、こちらが1回分しか取っておりませんで、ペアトレの市民講座に使っておりましたので、それで予算的に難しかったのと、あと、急遽この3月11日のペアトレを実施しましたので、調整も難しかったということがございます。ただ、来年度につきましては、
ペアトレ用の一時
保育者謝礼を、前回は6000円しか取ってなかったものを4万5000円に増額して要求させていただいておりますので、来年度は充実した一時保育をつけたペアトレを実施できたらなと考えております。
◆高橋有子 委員 この実施計画にも書いてくださってますアンガーマネジメントですとか
ペアレントトレーニング、保護者はいつも悩んでますので行きたいと思うんですけれども、託児がなかったり、また、託児がちょっと高かったりとかすると、ちょっと気が引けて行けなくなってしまうので、託児をできるだけ安くつけていただけたらすごくありがたいです。よろしくお願いいたします。
それとあと、
サービスペーパーの3ページに、拠点事業の
業務内容①に、抱えている問題に対して適切な支援を実施しますと書いておられて、この抱えてる問題っていうのは、例えば育児の問題とか子供の発達の不安とか、あるいはいじめ、不登校、ひきこもりとか様々なものがあると思うんですけれども、そういったもの全てを含んでいると考えておいてよろしいんでしょうか。
◎
健康福祉部 そのとおりでございます。
◆里見孝枝 委員 実施計画の20ページの
助産施設入所事業について御質問させていただきます。
こちら229万2000円という事業費が出ております。少し事業内容とこの実施予定とされている人数を今年度の人数も踏まえて御説明いただきたいと思います。
◎
健康福祉部 助産施設といいますのは、
児童福祉法の第22条に書かれておりまして、助産の実施について、妊産婦さんが保健上必要であるにもかかわらず、経済的理由によって入院助産を受けることができない場合において、妊産婦さんからの申込みがあったとき、妊産婦に対して助産施設において助産を行わなければならないと規定されておりまして、伊丹の場合は、
市立伊丹病院で助産施設を行っております。平成28年に10件、平成29年に3件、平成30年に7件、令和元年に5件のこの4か年平均を予算化しておりまして、平均6件あると見込んでおります。
◆里見孝枝 委員 今年度はまだ出てないですか。
◎
健康福祉部 今年度も助産施設を使われてる方はいらっしゃいますけど、まだ集計はしておりません。
◆里見孝枝 委員 これ平均で6件ということですね。増えてるのか、増えてないのかというと、増加してるわけではないと見ていいんですか。
◎
健康福祉部 そうです。例年、増えたり減ったりという水物になりますので、ちょっと読めないところはございます。
◆里見孝枝 委員 御相談が、
こども福祉課に言ってこうなっているのか、また、母子保健のほうから連携してここにたどり着いてるのか、たどり着くことで本当に安心するところであります。こういう状態ですので、周りに御支援いただく方が少ないのかなとも思ったりするところなんですけれども、そこで、この事業を使われて産後ケアを受けられる方とかっていらっしゃいますか。
◎
健康福祉部 実際、助産施設に入られて、その後、産後鬱とかになられた方がいらっしゃいましたら
保健センターにつなぎますので、今回、令和2年度に実際その方がいらしたどうかというのはちょっとまだ把握できておりませんけれども、つなぐようにはしております。
◆里見孝枝 委員 この事業を使われた方のその後とかいうような、後追いのようなことの支援などはされるのでしょうか。
◎
健康福祉部 昨年及び今年度、この助産を使いたいという要望があった方は、生活保護の
ケースワーカーのほうから上がってきたケースがほとんどと聞いておりますので、その後のケアについては生活保護の
ケースワーカーが引き継いでやっていただいてると思っております。
◆里見孝枝 委員 産後ケアを使われてるかどうかというのは、ちょっと分からないというお話でした。議会の答弁では、今年度は産後ケアが始まって10件ほどあったということなので、その生活保護を受けてらっしゃる中でこの産後ケアを使うっていうのは、実質、少し実費も出さなきゃいけないということになるのかなと思いますので、それを使うかどうかはあれですけれども、本当にせっかくつくった事業でありますし、できたら、この助産事業というか、入所事業ですか、これを使わなきゃいけないような御家庭には、本当に最初肝腎だなと思ってます。
先日も、実は生活保護を受けてらっしゃる御家庭の母子さんで、しかも17歳で出産された若いママちゃんが、もう本当に、お子さんが2歳ぐらいになってきて、ちょっとお子さんの育児に飽きてしまってるような状況で御相談いただきました。強いて何をしてほしいというわけでもないんですけれども、気持ちがどんどん離れていってしまってるのが確かに分かるというのが実感です。
本当に周りに御支援していただくお母様がいたりとか御親類がいていただいたらいいんですけれども、それがない中でこの事業を使われて、産後ケアも使ってないとか、そのまま赤ちゃん、取りあえず食事してそれなりのケアをしたら大きくはなっていきますけれども、そこで愛着というものが芽生えるかどうかというのは大変に難しい問題だと思いますので、その辺、母子保健なんかとしっかり連携していただいて、使ってるのか、使ってないのかとか、そういうところも確認していただけるような体制というのはいかがでしょうか。難しいですか。
◎
健康福祉部 今回の
子ども家庭総合支援拠点ができましたら、人員体制も整いますので、その辺のきめ細かな配慮もさせていただきたいと考えております。
◆里見孝枝 委員 たくさんそれぞれの部署が頑張っていただいているのは本当に承知してるところですので、そこの連携がどうかというのが今後本当に鍵になってくると思います。せっかくつくった事業が、本当に必要な方にしっかりと届くようによろしくお願いいたします。
引き続き、139ページの扶助費になります。
今回、
障害児通所支援等に係る
障害福祉サービス等報酬改定が行われるということで、これは
医療的ケア児さんをはじめとするような、そういうお子さんに対する支援強化ということになるんだと思います。
児童発達支援、また、
医療型児童発達支援及び
放課後等デイサービスにおける
ケアニーズが高い障害児さんに加算される事業になるかと思うんですけれども、今までは判定が未実施だったこの
児童発達支援事業に対する調査になると思うんですけれども、初めてのことですし、ここの対象人数とか、また、判定はどのような時期にされるのか、その辺をお聞かせいただけますか。
◎
健康福祉部 現在、
児童発達支援のほうは判定しておりませんが、
放課後等デイサービスのほうは判定しておりまして、新規申請されたときと、あと、更新申請をされた時期に
放課後等デイサービスのほうは判定しております。それと同時に、児童発達のほうも同じ時期にしようと考えております。
◆里見孝枝 委員 未実施だった部分に関して今回対象者数が増えますか。
◎
健康福祉部 現時点で何人の方が受けられるのかという把握は、まだちょっと不明になっております。分からない状態です。
◆里見孝枝 委員 今回新しくこの
児童発達支援事業に対しても、5領域11項目で判定されるとお聞きしてます。お母様だったりする方も、小さいお子さんなので
お母さん自身もいろんな経験がなかったりすることで、いろいろ聞かれても、あまりよく分からないで返事してしまったらどうしようとか、また、子供の事情とかそういうことにも、判定してしまったことで自分が通ってる通所がよく思われないんじゃないかとか、様々不安をおっしゃったケース等を私、御相談にあいましたので、ここで本当に分かりやすい御説明とか、今回お電話して聞いてることが何のために聞いてるのかという、そういう説明の中で保護者の方に御説明いただきたいなと思いますが、対応としてはいかがでしょう。
◎
健康福祉部 現在、障害児支援区分の認定を行う職員が、
こども福祉課に専任で2人おりまして、その者が調査をさせていただいてるんですけれども、具体的に、この調査の内容の目的ですとか、あと、それから聞く項目についてでも、例えば食事の項目につきましたら、お一人で食べてますか、こぼすことはないですか、お魚をほぐして骨を取らないといけませんかとか、そういった細かな聞き取りも行っておりますので、ただ食べれますか、一人で自立してますかというような聞き方はしておりませんので、その点は大丈夫と考えております。
◆里見孝枝 委員 丁寧に対応していただいてるということですので、お母さんたちが分かりやすく、自分の子供のことをしっかり聞かれてるんだということを認識していただきながら御説明していただきたい、調査していただきたいと思います。
また、子供が通所している事業所とか相談事業所からの聞き取りも考慮できるというお話ですけれども、それは伊丹でも大丈夫でしょうか。
◎
健康福祉部 具体的にお母さんから聞き取りする中で見えなかったことは、事業所にも問い合わせさせていただいて、たまに事業所に出向いて聞き取りしていることもございますので、その点も大丈夫です。
◆里見孝枝 委員 放課後デイサービスとかそういう事業所さん、この判定で推し量るっていうことになってるんですけれども、良質なところから、変な言い方ですね、悪質というか、そうでないところと様々ある中で、本来であったら、どんな観点で、療育の観点から、障害の重いという判定されてる子だけではなくて、職員の配置なんかも行き届いてるかとか子供さんに手厚くしているとか、そういうところを本当に親としても選んでいきたいですし、そういうところを評価しなければいけないというのが本来ですけれども、これは国が示してるものですので、指標でしっかりとそこは親としても安心して通える環境を整うためにも、この調査が親御さんにしっかり伝わって判定できて、また、通所してるところの情報もしっかり捉えながら判定していただきたいな、指標につけていただきたいなと思います。
あと1点だけ、先ほど判定時期は更新時期という御回答でしたけれども、これは御希望を本人がしたりとか、保護者がしたりとかいうときにもできるということでいいんでしょうか。
◎
健康福祉部 お子さんのことですので、成長に伴って御本人さんの状態とかが変わりますので、本人への支援の内容がもっと必要になったときの事情が変わりましたら、事業所もしくは保護者から再判定の申出をいただきまして実施することは可能です。
◆里見孝枝 委員 分かりました。御丁寧な対応で調査していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆高橋有子 委員 137ページのこんにちは赤ちゃん事業委託料についてお伺いいたします。
生後4か月までの乳児を民生・児童委員さんが家庭訪問するものですけれども、1回目の
緊急事態宣言ではアンケートを郵送されたということで、それ以降はどうなっていましたでしょうか。
◎
健康福祉部 緊急事態宣言が解除されて以降は、民生委員さんが今までどおりコロナの予防対策を取った上で、実際1軒1軒訪問していただいております。
◆高橋有子 委員 ちょっと課題が何点かありまして、やはりそれが民生・児童委員さんの負担になってしまっているというところと、あと、高度で専門的な育児相談が難しいというところ、それから産後鬱の傾向にあるお母さんを見極めることができないという課題がありまして、妊産婦の心の状態について調べた調査結果でも、10月の調査で産後鬱と診断される可能性がある母親の約3分の2が自分が鬱状態にあると認識していなかったので、なかなか民生・児童委員さんと話してもそういったところって伝わらないと思うんです。ですので、できるだけやはり専門職である助産師さんや保健師さんに訪問していただけるようになればいいなと要望させていただきます。
○保田憲司 委員長 ほかにございませんか。────
それでは、続きまして、138ページ、第2目母子父子福祉費、質疑のある方いらっしゃいますか。
◆上原秀樹 委員 母子、父子に対する様々な支援のことですけども、いろんな形でこの実施計画の23ページにも支援がやられるということが書かれています。その中で、今就職するといっても、非正規が中心で、こういうコロナ禍の中では非正規での労働者が職を失うというのが広がっていまして、なかなか困難な点が多いかと思うんです。
その中で、専門的な資格取得を目指す方に対しては給付金があります。給付金が給付されて専門的な学校なんかに通うということにはなるかと思うんですけども、そういう方は今どのぐらいおられますか。
◎
健康福祉部 高等職業訓練促進給付金のことだと思うんですけれども、令和2年度でしたら、まだ実績は出しておりませんけれども、延べ月14万円支給してる方が84人で、10万円給付している方が84人、7万5500円支給する方を24人と予算をつけておりますので、大体そのぐらいの方が御利用されております。
◆上原秀樹 委員 139ページに1786万2000円と載ってるのが先ほどの予算の根拠だということで、小さいお子さんを抱えた場合には、なかなかそういう専門学校なんかに通いにくい。年度途中の保育の待機児童が結構ずっと増えてまして、年度途中からこういう専門的な学校に行って学んで資格を取りたいという方の一つの障害になっているんではないかと思うんですけども、お子さんの年齢にもいろいろよるとは思うんですけど、保育所に入れなくてこれが活用できないという例はありますか。
◎
健康福祉部 保育所に入れないためにこれを使えないというふうな御相談を具体的に聞いたというような例は、聞いておりません。
◆上原秀樹 委員 そういう学校なんかに通う場合には、当然保育所に預けられなかったら通えないんで、それは断念して、学校に通うようになってからこういう制度を利用するという傾向が強いと考えられますので、お子さんが小さいときから専門的な知識を身につけたいということならば、結局、待機児童をなくすしかないということになると思うんですけど、そういう
独り親家庭に対する一定の配慮が必要かなと思いますので、それは検討してください。
それと、就労とか養育支援についてということでは、公正証書とか調停調書の作成のアドバイスをされるということで、養育費をもらうということを約束しながら途中でもらえないというケースという相談ってあまりないですか。
◎
健康福祉部 初めは約束してたけれども、途中からもらえなくなったいう相談はございます。
◆上原秀樹 委員 そういう場合は、どういうふうな対応をされるんですか。
◎
健康福祉部 法テラスですとか、「ここいろ」さんに弁護士さんを通じて相談されたらどうかというアドバイスをさせていただいております。
◆上原秀樹 委員 弁護士さんに相談して裁判所でいろんな対応を取る場合には、非常に時間がかかるんですね。その間、養育費がなくなる、入ってこないということになりますので、例えば、それを市が立て替えて、後で裁判等で取り戻すというやり方、これは明石市ではやられてるんですけども、そんなことはお考えはないですか。
◎
健康福祉部 明石市で先進的にやられてることですけれども、伊丹市では、まだ今のところそこまでは考えておりません。
◆上原秀樹 委員 件数にもよるでしょうし、実態が大変深刻だということもあるかどうかは別としまして、そういうことも検討には入れていただきたいということを要望しておきます。
◆里見孝枝 委員 今のお話ですが、
前期実施計画の23ページで今年度の取組ということで、養育費の確保の支援に対する取組が少し拡充されたなと思っております。市民課と連携した離婚届受付時のパンフレットの配布等養育費の相談窓口として広く市民への周知に取り組むと御説明いただきました。少し詳しく御説明いただけますでしょうか。
◎
健康福祉部 例えば離婚したいと思われる方が、まずは市民課に離婚の届出の紙をもらいに行かれると思いますので、そのときに法務局が作られております養育費のパンフレットをお渡ししていただきまして、
こども福祉課の母子父子相談員に御相談に上がっていただきまして、離婚の御相談に乗らせていただいております。
そのときに、養育費のことを考えていらっしゃいますかということをお聞きしまして、大抵の方は、相手の方と交渉するのがもう面倒だとか嫌だとかいうことで、養育費までは考えてらっしゃらない方が多いんですけども、養育費というのは子供の将来のためのお金になるので、やっぱりちゃんと交渉するべきものだということをお話しさせていただきまして、法テラスなどにつなぐようにしております。
◆里見孝枝 委員 これも議会で要望させていただきまして、早速このような体制になってることに大変びっくりというか、さすがだなと思っております。一声かけていただくだけで、そういう考え方があるんだなと思いますし、本当にそういう考え方があるんだなということが子供の一生につながるということにもなりますので、しっかり御説明していただいてるというのと、パンフレットは市で作っていただいたということでしょうか。
◎
健康福祉部 養育費支援についてのパンフレットは法務局で用意されてるものがございますので、それを取り寄せております。
◆里見孝枝 委員 市としても、チラシか何かは作ってるんでしょうか。
◎
健康福祉部 独り親支援につきましては、
こども福祉課だけでなく、学校ですとか就学に関することもございますので、A4の1枚物の独り親に関するチラシを御用意しまして、それをお渡しするようにしております。
◆里見孝枝 委員 国といたしましても、ここは交付金などを拡充されてるものもありますし、今後も注視して見ていただいて、使えるものはしっかり使っていただきたいなと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
◆高橋有子 委員 養育費のことってとてもセンシティブだなと感じておりまして、市民の方からの相談でも、養育費を請求したら子供と会ってくれなくなるかもしれない、子供から父親を奪うことになってしまうから養育費は請求できないといった声ですとか、相手ともう関わりたくないっていうような声もありまして、養育費にまつわる両親の紛争が子供と両親の関係に影響を及ぼすことがあるんだなと知ったわけなんですけれども、これは離婚届受付時以外にはどのようなアプローチがあるんでしょうか。
◎
健康福祉部 離婚されて独り親になられた方に対しては、児童扶養手当が支給される場合がございまして、そのときは現況届というのを毎年出していただいてるんですけども、そのときに養育費のことについて聞く項目をつくっておりまして、もしもらってらっしゃらないという方がいらっしゃいましたら、その離婚する当時でなくても、何年かたってからでも養育費のことを話し合うことはできますので、それをお勧めするようにはしております。
◆高橋有子 委員 今はちょっと無理と思っていても、年に1回そうやってお声がけいただけたら、いつかそっち、養育費も考えてみようかなと思える日が市民さんに来るかもしれませんので、根気強く毎年よろしくお願いいたします。
○保田憲司 委員長 ほかにございませんか。────
それでは、続きまして、140ページ、第5項生活保護費、第1目生活保護総務費、質疑のある方いらっしゃいますか。
◆上原秀樹 委員 本会議で質問をしました、久村議員が質問した件の続きをしたいと思います。
扶養照会のことでいろいろ国会でも議論になりまして、扶養照会は義務ではないというような答弁がありまして、いろんな議論の中で一定の改変をされたというふうに答弁の中で言われました。
1つは、答弁の中で言われてますけども、直系血族及び兄弟姉妹、これは絶対的扶養義務者と言われてます。もう一つが、三親等以内の親族である相対的扶養義務者の調査をするとなってます。この相対的扶養義務者に対する扶養照会はどういう場合にやられますか。
◎
健康福祉部 扶養調査につきましては、申請時点で御家族さんの状況とかをまず聞かせていただきまして、そこで必要性があるのか、どういう御関係なのかとか、いろんな生活歴等を丁寧に聞き取りまして、扶養調査をするかどうかという判断はさせていただいております。
◆上原秀樹 委員 その相対的扶養義務者のところまではいかないというふうに理解したらいいですか。
◎
健康福祉部 生活保護の扶養調査の取扱いにつきましては、絶対的扶養義務者と相対的扶養義務者というところがありまして、そのところについては調査をするというふうな形にはもちろんなってはいるんですけど、必ずしもするものとは限らずに、やはり丁寧に聞き取りをして、その方に必要があるのか、扶養が期待できるのかというところで判断させていただいておるところでございます。
◆上原秀樹 委員 扶養調査の対象にはなるということで、おじ、おば、おい、めいという関係が相対的扶養義務者なんですけども、実態としてはそこまで調査をされてるんですか、調査票を送られてるんですか、相対的扶養義務者に。
◎
健康福祉部 何度もちょっと申し上げるんですけど、やはり本当にその方が期待できるかどうかっていうところの判断でさせていただいておりますので、必ずしも送っているわけではございません。
◎松尾勝浩 福祉事務所長 基本的には、相対的扶養義務者に必ず書類を送るということはございません。相対的扶養義務者につきましては、過去に扶養の関係があるとか実際一緒に来られてるとか、そういう特別な事情がある場合のみ書面での調査を行っております。
◆上原秀樹 委員 そうだったと思うんです。おじ、おば、おい、めいというのは、ちょっと直系血族とは異なる面がありますので、そこまで広げたら、当然もういいわというふうに申請者も断ってしまうということがありますので、それは特別な事情というふうに言われましたけども、要するに過去に扶養していたという、そういう実績があればということで限定されるということでよろしいですね。
もう一つは、我々は、本人の承諾を得た上で扶養照会してほしいということをずっと言ってきたんですけども、答弁の中では、個別の事情に応じてということを言われました。扶養照会しない場合は、虐待があったりとか劣悪な関係にあるとか、そういうところは考慮しますよということにしていますけども、あくまでも本人に対して、本人が一番よく分かるわけで、本人が別に構いませんと言ったときに限定するということは可能なんですか。
◎
健康福祉部 限定するとまではちょっと言い切れませんが、必ず御本人さんと面談させていただきまして、御事情を考慮させていただいてという形での対応はさせていただいております。
◆上原秀樹 委員 ここは絶対送らないでほしいと言われる場合がありますよね。それは、もう送らないという理解でよろしいですか。
◎
健康福祉部 絶対送らないでほしいという場合に関しましては、この方がどういう事情で送らないでほしいということを言われているのかというのを課内で協議させていただきまして、御本人さんの意向に沿って送らないという形で対応させてもらってるケースもございます。
◆上原秀樹 委員 本人が一番よく関係性を知っていて、そこに送ったら大変なことになるとか、あるいは今まで良好な付き合いをしてる親族であっても、送ることによって関係が崩れてしまうとこがありまして、関係が崩れていないところに送ってほしくないというのもありますし、良好なところにも送ってほしくないという両方があると思うんです。その辺は十分本人の意向を踏まえていただくというふうに理解してよろしいわけですね。
◎
健康福祉部 柔軟に対応させていただいてます。
◆上原秀樹 委員 微妙な言い方ですけど、生活保護行政は国の通達によって仕事をされてるわけですから、通達どおりに仕事をするということになると思うんですけども、柔軟に、例えば東京都の保護のQ&Aなんかでは、今まで20年間音信がなかった場合にはよろしいですよということだったけども、統計では10年と書いてあって、その自治体によって柔軟に対応してるところがあるわけですよね、通達に対しても。そういう意味では、よく相談者の意向を酌んでいただいて、柔軟といいますか、本人が改めてこれはやめてほしいと言ったら、それはやめるようにしていただきますように要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。
◆花田康次郎 委員 今の答弁を再度確認させていただきたいんですけれども、三親等以上離れた方に、扶養照会についてもそうなんですけど、直接お金を出してもらえる、扶養してもらえるっていう意味合いだけではなくて、生活の様子を見てもらったり、そういう状態にあるのだと注意してもらったり、ケアしてもらう、そういった面での意味合いもあるというふうに政府の答弁もあったのかなと思うんですけど、そういうことから考れば、三親等以上離れてる人たちはもちろんのこと、親、兄弟、先ほどおっしゃられたように、DVであるだとか、そういう決定的に何か問題があるのであれば、当然それは控えるべきだとは思うんですけれども、そうでないならば、原則として照会する、そして今申し上げたようなDVなど、特段の事情がある場合においてはしないというのが大原則かと思うんですけれども、おっしゃられていた恥ずかしいとか知られたくないとか、そういうのは私、特別な事情とは思わないんですね。そういったことで控えるっていうのはあってはならないと思うんですけども、もう一度詳しく見解を教えていただけますか。
◎
健康福祉部 委員御指摘のとおり、扶養調査につきましては、その方の生活、今までの関係性とかもございますので、もちろん恥ずかしいとかだけでっていう形で我々、扶養調査をしないというわけでは全くございませんで、やはり今までの関係を考慮させていただいて、本当に付き合いがあるっていうのであれば、扶養が期待できるのではないかというところの判断をさせていただいております。
ただし、何かしら危険性があるとか、また、関係が破綻するとかっていう形になってしまえば、我々としても、やっぱりその方の生活に差し障りが出てきますので、そういった場合は控えさせていただいているところでございます。
◆花田康次郎 委員 今の御答弁聞いて安心いたしました。生活保護を受けるっていうことは、決して私、恥ずかしいことでもないと思いますし、あるいは病院、けが、事故、何かあって、職員の皆さんもそうですし、私たちもそうです。いつ今している仕事ができなくなるかというのは分からないものでありますから、そのときに最後のセーフティーネットとして日本国民に国が認めている権利ですから、そこのところはしっかりと認識していただいて、引き続き適切な事務に努めていただければと思います。
◆上原秀樹 委員 扶養照会の書面がありますよね。その書面の中に、出された方の所得状況を書く欄があるんですけども、それは必要なんですか。
◎
健康福祉部 必ずしも必要というわけではございませんで、やはり書かれている方、書かれていない方もおられます。あくまでも我々としたら、扶養が期待できるかどうかという可能性を確認させていただいている形になっております。
◆上原秀樹 委員 扶養といったら、お金のことをまず思い浮かべられるんですよね。そんなお金出せるわけないという人もおりますし、ぎりぎりの生活をしてる人でも、そう言われるんやったら、しようがないなと言う方もおられるかもしれません。これはお金のことだけを期待するんじゃなくて、いろいろ電話とか手紙とか声がけとか、そういうことも期待をされてると思うんですけども、その書面を見て立腹された方がおられるんですよね。相談者の要するに扶養義務者と言われる人がね。そこまでする必要があるのかなと。
これは、要するに先ほど言われたように、生活保護というのは、これは国民の権利として認められていて、いろんなある意味では厳格な調査をされて、当然この人は保護を受けるべき人だということで認定されるわけですよね。だからあくまでも個人に対する保護であって、扶養義務者にまで調査をして、これはお金を出してもらわなければならない、そのためには所得調査もしなければならないということになれば、生活保護の精神から外れてしまうことになると思うんです。
もちろん民法上ではちゃんと書いてありますけども、ただ、生活保護上では要件ではないということになってますから、これがあるから生活保護は受けれませんとかいうことにはならないんですけど、それをもっていろんなちゅうちょをしてしまう人がおられることは確かなんです。テレビとかいろんなキャンペーンがやられて、生活保護を受けることは恥ずかしいものだということになってしまったわけですよね、あのキャンペーンのおかげで。どうしてもちゅうちょしてしまうということがありますので、所得調査をするような調書はぜひ改めていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。
◎
健康福祉部 書式にはそういうふうに書いてあるんですけど、あくまでも扶養ができるかどうか、どの程度関わっていただけるかという調査をさせていただいておりますので、もちろん御記入されない方もたくさんおられますので、特段、今のところ書類から外すとかいうのは特に考えてはございません。
◆上原秀樹 委員 あくまでも受け取る側の立場に立って考えていただきたいと思います。扶養義務者というのは、扶養義務者が被扶養者に対して義務を持つという憲法上の規定なんですけども、これは先ほど言ったように、生活保護とは別のもので規定されていると私は思うんです。親、子供が、そういう事情だったらちょっとだけ助けてあげようかということはあり得ると思いますんで、それはそれで別に構わないんですけども、生活保護を受けるときの心理状態、恥ずかしい思いをしながらも、どうしても無理やなと、しようがないと言って相談に来られたそのことと、あるいは照会状をもらった場合の扶養義務者と言われる人の立場をよく考えていただいて、さっきも柔軟と言われましたけど、あくまでも本人の申出、これを中心に考えていただくということで、要望しておきます。
○保田憲司 委員長 ほかにございませんか。────
それでは、続きまして、142ページ、第2目扶助費、質疑のある方いらっしゃいますか。────よろしいですか。
それでは、同じページ、第6項、第1目災害救助費、質疑のある方いらっしゃいますか。────ございませんか。
それでは、144ページ、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、質疑のある方はどうぞ。
◆篠原光宏 委員 職員給与費のところに当たると思うんですけれども、新型コロナワクチン接種推進班の体制整備についての話を聞かせていただきたいと思います。
新型コロナに翻弄されて本当にもう1年以上が過ぎて、いつ終息するのか分からない中で、今回のこのコロナワクチン接種が終息するための一つの大きな希望というか、になってくると思います。伊丹市は、ワクチン接種班を早々に設置いただいて、ほかよりもかなり早い段階から準備作業が進められてきて、先日の2月22日の阪神北広域こども救急センターの集団接種のシミュレーションも私たち会派で視察をさせていただきましたけれども、本当にいろんなことを考えられて準備されて、大変な労力がこのワクチン接種班には課せられてるのかなと思っております。その接種班の例えば超過勤務の状況だとか、その辺どういうふうになってますでしょうか。
◎新型コロナワクチン接種推進班 2月に新しく接種推進班ができまして、2月以降、国のスケジュールが明確に示されたというようなこともありまして、ちょっと2月は繁忙になっておりまして、主幹級を除く主査級の超過勤務については、一般的に過重とされる45時間を超える超過勤務をした者が3名という状況になってございます。
◆篠原光宏 委員 場所の選定であるとか不確定な供給量予測だとか、いろんなことに翻弄されながらその場その場で柔軟に対応して、いろんな予想を基に計画を今立てられてるところだと思います。供給量次第で医師の確保数とか看護師の確保数、また、スケジュール等が全て変動していくわけで、そういうことに対して瞬時に今後調整をずっとしていかないといけない。この事業は最低でもあと半年は続いていく事業で、その軸となる接種班が、今45時間を超えるのが3名とおっしゃられましたけれども、まだまだ長期的に続く仕事ですから、精神的なストレスも非常に大きいことかと思うんです。ここに人員をプラスすることで1人当たりの負担が少なくなるのであれば、そういったことも含めて考えていただかないと、6か月間もたないということであれば、逆に市民の命に関わることですから、そうしたことに悪影響を与えることになりかねないので、その辺はどうお考えでしょうか。
◎新型コロナワクチン接種推進班 今、委員おっしゃられたように、4月以降につきましては、実際、推進班の本部もそうなんですけれども、集団接種会場での集団接種が始まる見込みとなっておりますので、集団接種会場は、我々接種班で会場運営等々をコントロールしなければいけないというようなこともございますので、その辺りについては一定の人事配置については、また、関係部局とも調整をさせていただければと考えてございます。
◆篠原光宏 委員 4月は本格的にワクチンが供給され出すと、コールセンターで予約を受け付けたり、その情報を1か所に集めて分配したりとか、非常に難しい作業が必要になってくると思います。今回のこのワクチン接種のもちろんワクチンの費用も、そういう体制整備の費用も国が全面的に持つとなってるはずなんです。人事で今後確実にそういう作業がどんどんどんどん増えていくということを考えて、今から人を増やすということを決めていただければなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎総務部 今後の体制整備ということでございますけれども、国から来る情報も日々恐らく変わっていってる中で、どのタイミングでどういう人材をどれぐらい投入すればいいのかということにつきましては、適宜、現場と連携しながら対応してまいりたいと考えてございます。
◆篠原光宏 委員 重い仕事が偏った方に乗っかかって、そこであまりにも疲労がかさまないようなそういう体制を、今御答弁ございましたように、その都度しっかりした体制整備をやっていって、このことが、言うたら市民の命を直接的に守っていくことにつながっていくと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。以上でございます。
◆佐竹璃保 委員 こども急病センター費のところなんですけれども、ここの額が増額になっている理由について、こちらはコロナの関連なんでしょうか。
◎
健康福祉部 今回コロナ禍の影響で特に大きな要因といたしましては、インフルエンザの子供さんが非常に減ったというところが要因になっておりまして、先般、補正予算でも計上させていただきましたけれども、患者数が激減しているというところで、このような増額の予算になってるということでございます。
◆佐竹璃保 委員 インフルエンザの患者の減が増額につながるその過程についてお伺いしてもいいですか。
◎
健康福祉部 コロナ禍の影響でインフルエンザの患者さんが大きく減少したことと、あと、また受け控えというところもございまして、結果的にかなりの患者数の減という形になってございます。
◆佐竹璃保 委員 その補填の意味で運営委託料が上がっているということですね。分かりました。
○保田憲司 委員長 よろしいですか。
ほかにございませんか。────
それでは、続きまして、148ページ、第2目保健指導費、質疑のある方はどうぞ。
◆安藤なの香 委員
前期実施計画の46ページ、健康づくり支援の推進の施策についてお伺いしたいと思います。
令和3年度の取組として、糖尿病対策を重点化するとあります。糖尿病を発症する前段階から血糖に対する市民の意識を高めることを目的として、市民の身近な場所でのヘモグロビンA1cの測定会を新たに実施するとあるんですけれども、現在、様々な生活習慣病があるかなと思います。代表的なものを上げるとするならば、肥満ですとか高血圧、高脂血症といったものがある中で、糖尿病に重点を置いている理由というのがあれば教えてください。
◎
健康福祉部 今、伊丹市で、全国的な課題でもあるんですけれども、糖尿病の患者さんが非常に増えてるというところが非常に大きな課題となってございます。本市におきましては、その中でも糖尿病から糖尿病性腎症に移っていらっしゃる方が非常に今増えているという傾向がございまして、そこの予防のために、特にヘモグロビンA1c(HbA1c)に特化した健康について市民の方にも重々御理解をいただきたいということで、今回ヘモグロビンA1cについての機器を購入して、それをまちかど測定会等で実際に測っていただいて周知を図っていくということでございます。
◆安藤なの香 委員 今おっしゃいましたまちかど測定会というのは、下の健康イベント事業にあるショッピングモールを活用した健康フェアを実施するというところに関連してくることになりますでしょうか。
◎
健康福祉部 委員お見込みのとおり、例えばイオンモール昆陽とか、あるいはJR伊丹駅前のイオン伊丹あるいは商店街等に出向いていったりとか、また、今年度は、施設に出向いていってやったりとか、あるいは本庁でも一度、中でこのヘモグロビンA1cの測定会をやってみたいなと考えてございまして、まだ案の状態でございますけれども、15回程度、外のところも含めて出向いていってこのヘモグロビンA1cの測定会を実施したいと考えてございます。
◆安藤なの香 委員 そうしましたら、健康イベント事業に計上されてます予算751万8000円の内訳を教えてください。
◎
健康福祉部 まず、従事していただく看護師等の報償費が75万2070円、需用費、消耗品とか、それから印刷製本になるんですけども、これが277万円、それから白衣等のクリーニング代に当たります役務費が5000円、それから健康フェアの委託料とか発送業務等もございますので、その辺の委託料が306万6000円、それからヘモグロビンA1cの機械を3台購入するんですけども、そちらが92万4000円となってございます。
◆安藤なの香 委員 ヘモグロビンA1cは、一般的に過去一、二か月の平均の血糖値のコントロール状態を反映するものだと言われてるかなと思います。その小さな機器みたいなもので医療機関で測るような正確な数値は出るんでしょうか。
◎
健康福祉部 このたび導入をいたしますのが、これぐらいの簡易の検査機になるんですけども、実際に取ろうとする方の指先に少しきずをつけて、そこから専用の血を採る機器で血を採らせていただいてこのぐらいの機械に入れましたら、5分程度でHbA1cの値が出るというものでございます。
◆安藤なの香 委員 実は数年前、十数年前だったかもちょっと分からないんですけれども、私の知り合いが、いつも通ってるスーパーの駐車場でたまたまそういうような無料で、そのときは血糖値だったんですけど、血糖値の測定を行っていたそうで、ちょっと軽い気持ちで無料だからというところで参加してみたそうなんです。こういうふうに紹介するぐらいなので、結果はちょっとよいものではなかったというところなんですけれども、おかげで早期発見ができたとおっしゃっていました。大分前の話ですので、それが市の事業であったのかどうだったのかというところまでは分からないんですけれども、いずれにせよ早期発見、早期治療がとても大事になるかなと思います。
私自身、ちょっと大学時代に糖尿病をテーマに様々な実験を行っていた経験がございまして、一番怖いのは、糖尿病ではなくて、それに伴う合併症であると思っております。また、私に関しましても、明日は我が身というところで、気をつけないといけないなと最近特に痛感しておりまして、この事業で多くの人が健康に意識を持っていただきまして、また、早期発見ができる方が増えたらいいなと思いましたので、引き続きの御尽力をお願いしたいと思います。以上です。
○保田憲司 委員長 ほかにございませんか。────
それでは、続きまして、150ページ、第3目予防費、質疑のある方はどうぞ。
◆新内竜一郎 委員 それでは、時間の関係で簡潔に聞かせていただきます。
新型コロナに、今後やはりいかにして対応するか、非常に大事なワクチン接種と思ってます。そこで、このスケジュールですが、先日も私、質問したわけですけども、一定の予定は聞いてるんですけども、改めて、医療従事者については4月末までということを聞いております。それから65歳以上の高齢者についても、4月12日から6月エンドまで2回やるということを大きく聞いておるわけです。それぞれの予定は、国からの県を通じてですけれども、このワクチンの数、どこまで提供されるのか。要は対象者、それぞれ何人おられて、今回どこまで確保できてやられるんか、ちょっとそういうスケジュールと内容についてお聞きします。
◎新型コロナワクチン接種推進班 まず、医療従事者に係るワクチンにつきましては、御案内のように、3月15日に市民病院で接種が始まりまして、医療従事者に係るワクチンの接種につきましては、基本的にはもう都道府県単位でコントロールされるということですので、我々のほうでワクチンの搬送状況等について、ちょっと詳しい状況というのは逐一情報が来ないのですが、直近3月12日の国における新型コロナワクチンの今後の出荷予定という通知によりますと、医療従事者向けのワクチンについては、5月10日の週には対象者全てが2回分の接種可能な量を出荷するということで通知がございましたので、医療従事者については5月10日の週には少なくともワクチンは供給されるというようなスケジュールが今のところ国の予定でございます。
それとまた、次に、65歳以上の高齢者の方につきましてのワクチン接種については、これも既に御案内させていただいているように、まず4月5日の週に本市に対して1箱、1000回分、約500人分のワクチンの供給があると。その後、引き続いて4月26日の週にもう1箱、1箱ですんで1000回分、500人分のワクチンの供給があるというようなことでございます。
またあと、5月以降につきましても、国のスケジュールによりますと、これ全国的になんですけども、5月中は大体毎週9000箱強の供給で、5月10日の週以降、供給量を勘案しながら、市町村の需要に応じてワクチンを順次出荷するというような表現がされておりますので、今のところ伊丹市に幾つワクチンが供給されるといった明確のものは、今現在はちょっと示されてはおらないといったことでございます。
◎新型コロナワクチン接種推進班 補足になりますけれども、もともと当初の予定では、4月、5月で高齢者の方の2回の接種を終えるというような計画を立ててたんですけれども、先ほど説明がありましたように、4月中はもう2箱しか入ってこないということでございますので、実質的には5月と6月、あくまでも供給量があればということですけれども、5月と6月で2回接種を終わらせたいというような形の計画は立てておりまして、それ以外の一般の方につきましては、全体で高齢者を含めて6か月で計画を立てるということでございますので、これもあくまでも供給があればということでございますけれども、5月、6月で高齢者ですので、それ以降、6月以降で一般の方の接種をしたいと今計画は立てているとこでございます。
◆新内竜一郎 委員 今答弁いただいたように、非常に数として少ない。答弁で抜けてる対象者、例えば65歳以上の高齢者、何人おられるんですか。
◎新型コロナワクチン接種推進班 65歳以上の高齢者は、伊丹市全体で約5万1000人ということでございます。
◆新内竜一郎 委員 5万人強おられる。そうすると、今答弁いただいたように、1000回分、1000回分とやっていくと、今後の入ってくる量にもよるんですけども、これも絶対的に、いつまでかというのが一番市民として知りたいとこなんです。それが今の段階でははっきりしないということですか。
◎新型コロナワクチン接種推進班 基本的には国のスケジュールではですが、今申し上げたのに加えまして、6月中には65歳以上の高齢者、全国で約3600万人ということなんですが、この人数分に相当する2回分接種できるだけのワクチンの供給を行うというスケジュールだと聞いてございますので、伊丹市においても、5万1000人の2回分、10万回打てる分のワクチンの供給がその程度あるものというような形でスケジュールを進めております。
◎新型コロナワクチン接種推進班 もともと、先ほど御説明しましたように、国は4月からワクチンの供給をするというような計画で私どものほうも計画を当初立てておりましたので、全体で約6か月で一般の方も含めた接種計画を立てておりました。ということですので、もともとは4月から9月末までということで6か月だったんですけれども、今説明がありましたように、4月がもうほとんどないということですので、実質的には、今5月から本格的な高齢者の方の接種が開始できましたら、10月中までには終わるような形で計画を立てているというようなことでございます。
◆新内竜一郎 委員 そうすると、先般の新聞等で出てる予定よりもちょっとずれるわけですか。私、この新聞記事ちょっと持ってるんですけども、一般的に65歳以上の方、高齢者、6月末まで2回分完了と書いてあるんです。これは、もう本市としてはずれるんじゃないんですか。ちょっとそこをもう一度明確に。
◎新型コロナワクチン接種推進班 具体的なスケジュールとしまして、高齢者の方につきましては、もともと4月と5月の2か月で接種を終わらせる、2回接種、計画になっていましたんで、これが、先ほどの繰り返しになりますけども、4月がもう2箱しか入ってこないということですので、実質的には5月と6月の2か月で高齢者の接種2回を終わらせるというような形で計画を立てているということでございます。
◆新内竜一郎 委員 じゃあ、あと残された一般の市民については今年中ですか。
◎新型コロナワクチン接種推進班 同じことになって申し訳ないんですけれども、市民全員の方については6か月で終わらせるというような計画がありますので、先に高齢者の方が2か月ということでございますので、そのような方については、残り4か月で2回接種をするというような計画で今進めておるとこでございます。
◆新内竜一郎 委員 そうすると、10月中に完了すると。要はスケジュールを立てるときには、何人おられて、どれだけいつ入ってきて、それについての体制、それが十分にできてるかというのが当然のことなんです。そうすると、今言った予定、スケジュールでその接種する体制は十分にできるということでいいんですか。
◎新型コロナワクチン接種推進班 今、委員おっしゃられましたように、5月、6月は65歳以上の高齢者5万人を対象に、7月以降につきましては、それ以外、一般の方を含めて接種回数というような形で、今、集団接種と、あと個別接種と両方併用しながら10月までに接種を2回終わらせるような形で準備を進めておると御理解いただければと思います。
◆新内竜一郎 委員 肝腎の体制は十分ですか。
◎新型コロナワクチン接種推進班 例えば人員体制としましては、当然接種に当たりましては、ドクター、医師です。当然いろんな医療事務、医療業務がございますので、看護師、また、今回は薬剤師という職種の方につきましても、薬液充填、そういった業務に取りかかると。また、会場の全体の運営につきましては、運営委託ということで、人員は一定委託会社と調整も図っております。
先ほどの医療関係の従事者につきましては、ドクターにつきましては、医師会とも協議を今進めておりまして実際の執務の調整をしている状況で、看護師につきましては、様々な媒体を通じまして今募集をしておりまして、面接も随時進めているというところでございますので、人員体制につきましては、そういった形で確保のほうは今しているというような状況でございます。
◎大橋吉英 新型コロナワクチン接種推進班長 体制の分で補足いたしますけども、先ほど課長から、集団接種と個別接種を組み合わせてしていくということで御説明さしあげまして、特に集団接種に関しましては、市内の3拠点ということで場所は示させていただいてるとは思います。