猪名川町議会 > 2022-10-04 >
令和 4年総務建設常任委員会(10月 4日)

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  1. 猪名川町議会 2022-10-04
    令和 4年総務建設常任委員会(10月 4日)


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    令和 4年総務建設常任委員会(10月 4日)                  総務建設常任委員会                            令和4年10月4日午前10時00分                                  本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第33号 令和3年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分 〇出席委員  委 員 長   福 井 澄 榮  副委員長    山 田 京 子  委    員  井 戸 真 樹      委    員  加 藤 郁 子  委    員  下 坊 辰 雄      委    員  中 島 孝 雄  委    員  南   初 男      委    員  山 下   修 〇欠席委員  な  し
    〇説明のため委員会に出席した者  町長      岡 本 信 司      副町長        奥 田   貢  会計管理者兼会計課長          北 山 悦 子      企画総務部長     森   昌 弘  総務課長    小 山 泰 司      総務課副主幹     肥 爪   淳  地域振興部長  大 嶋   武      まちづくり部長    真 田 保 典  建設課長    石 戸 利 明      建設課主幹      宮 田   勝  建設課主幹   馬 瀬 貴 史      都市政策課長     前 田   悟  都市政策課主幹 塚 原 高 史      都市政策課主幹    和 田 拓 也  上下水道課長  倉   成 功      上下水道課主幹    河 井 宏 明  上下水道課主幹 小野山 富 夫 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長    住 野 智 章      主幹         中 井 恵 美  副主幹     池 田 知 史                 午前10時00分 開会 ○福井澄榮委員長  それでは、昨日に続きまして総務建設常任委員会を開会いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付しています日程表のとおりであります。  審査に入るに先立ちお願い申し上げます。新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、発言は簡潔、明瞭、的確に行い、時間短縮に取り組み、また適宜換気を行いたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。  また、マスク着用により発言者が発言しにくい、発言内容が聞き取りにくいことなどから、発言者については着座でお願いしたいと思います。  なお、改めて申し上げますが、発言は挙手の上、委員長が許可した後にお願いするとともに、不穏当な発言とならないよう十分ご注意願います。  それでは、まちづくり部歳入関係部分についての説明を求めます。 ○真田まちづくり部長  おはようございます。  それでは、まちづくり部に係る歳入の説明をさせていただきます。  事項別明細書の24、25ページをお開き願います。上段の12款1項1目1節交通安全対策特別交付金、収入済額399万3,000円につきましては、交通反則金収入を原資として各市町が単独で行う交通安全対策の経費に充てるために交付されるものでございます。  14款1項1目1節総務管理使用料のうち、次の26、27ページをお開き願います。建設課所管分行政財産使用料12万8,100円は、若葉地内の緑地の使用料でございます。  次に、5目土木使用料、1節住宅使用料864万6,500円につきましては、町営住宅32戸に係る家賃収入で、徴収率は100%となってございます。  2節の道路使用料7,856万7,935円につきましては、関電柱やNTT柱、大阪ガスの埋設管等に係る道路等占用料でございます。  3節の公園使用料263万9,946円につきましては、関電柱やNTT柱等に係る公園等占用料でございます。  4節駐車場使用料90万5,700円につきましては、町営住宅駐車場17区画の使用料でございます。  次の28、29ページをお開き願います。下段のほうに目を向けていただきたいと思います。2項4目1節都市計画手数料61万3,700円は、屋外広告物申請手数料85件分でございます。  2節の土木管理手数料300円は、建設課所管道路証明手数料でございます。  少し飛びまして32、33ページをお開き願います。下段の15款2項4目1節の道路橋りょう費補助金、収入済額885万3,000円につきましては、道路局所管補助金で、縄手橋、銀山橋橋梁修繕工事、出口橋、南田原橋橋梁修繕設計業務委託料に充当したものでございます。補助率は55%でございます。  2節の都市計画費補助金、収入済額4万7,000円は、社会資本整備総合交付金として町耐震改修促進計画に基づく簡易耐震診断3件の国庫補助分で、補助率は2分の1となってございます。  また、少し飛びまして40、41ページをお開き願います。16款2項4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金のうち建設課所管地籍調査事業費補助金2,175万円につきましては、広根地区を対象に一筆地調査を行ったものに対する国2分の1、県4分の1の補助金でございます。  次に、6目1節都市計画費補助金3万1,000円で、土地利用規制等対策費交付金1万円は、国土法届出事務に係る交付金でございます。簡易耐震診断推進事業補助金2万1,000円は、簡易耐震診断3件の県負担分でございます。  続いて、44、45ページをお開き願います。3項4目土木費委託金、1節都市計画費委託金、収入済額5万円で、都市計画基礎調査委託金で調査員報酬などの費用に充当する委託金でございます。  46、47ページをお開き願います。18款寄附金、1項1目1節一般寄附金のうち都市政策課所管一般寄附金15万円は、木津東山に住宅整備される場合に納付いただく、協定に基づく公園整備負担金分として3件分の寄附があったものでございます。  また少し飛びますが、54、55ページをお開き願います。21款4項4目2節雑入のうち建設課所管分過年度精算金8万5,124円は、公園のアドプト活動及び河川、道路愛護活動に係る保険料の参加者実績による差額分の精算によるものでございます。都市政策課所管の主なものといたしましては、CATV使用料19万円は町営住宅居住者から月額500円32戸分を徴収したものでございます。  次に、56、57ページをお開き願います。22款1項3目土木債、1節土木総務債収入済額570万円は、緊急自然災害防止対策事業債で、県営事業として実施しておりました伏見台地区における急傾斜地崩壊防止対策工事の町負担金について起債をしたものでございます。  次に、2節道路橋りょう債、収入済額7,100万円で、公共事業等債680万円は、出口橋、南田原橋の橋梁修繕設計業務委託や縄手橋の橋梁長寿命化修繕工事の費用について起債をしたもの。  公共施設等適正管理推進事業債1,170万円は、町道差組紫合線及び広根猪渕線の舗装修繕の財源として起債をしたものでございます。  次の地方道路等整備事業債1,000万円は、町道差組紫合線道路拡幅事業実施設計業務委託などの財源として、またその下の防災対策事業債3,840万円は、猪名川荘苑における道路新設事業の財源として、次の一般事業債410万円は縄手橋の修繕事業において国庫補助対象外となった継ぎ足し単独事業分の財源としてそれぞれ起債をしたものでございます。  以上、まちづくり部の歳入の説明とさせていただきます。よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。 ○山下委員  すみません、57ページのところでございます。緊急自然災害防止対策工事、進めていただいてると思うんですが、県内を見ますと、猪名川町の対策工事の進捗率が非常に低いという状況を拝見しております。今後もっと積極的にしていかれる状況なのか、あるいは県内の中で調整がいろいろ発生しているのか、その辺りはいかがな状況なんでしょうか。 ○石戸建設課長  今、山下委員からご質疑のあった進捗率に関してなんですけれども、猪名川町の防災対策事業としてなんですけれども、2つ大きくありまして、1つは治山事業といって、農業環境課さんのほうでやってる県の事業で山を整備するっていうものと、あと民地の急傾斜地を整備するというのが急傾斜対策事業ということになってございまして、建設課所管の部分は急傾斜対策のほうを担当させていただいております。猪名川町の場合は、急傾斜対策が平成30年にレッドゾーンが全て地区が確定しまして、その中でも優先順位をつけて県のほうに要望を言ってございます。その1番目が伏見台でして、今後、鎌倉、猪渕、北野あたりを要望していってございます。これにつきましては、猪名川町、割と積極的に地元の方の協力も得られて、事業の進捗としては県の中でもちょっと早い順位でいってるんですけれども、今、他市町村さんも割といろんなところ手を挙げておられて、今後は猪名川町だけじゃなくてほかのところとの兼ね合いも見て進んでいくということで進んでございます。ということで、急傾斜事業については猪名川町としては積極的に進んでいっているほうかなという認識でございます。  以上です。 ○山下委員  従前ですと、住宅地の隣接する急傾斜地を危険箇所に指定すると財産価値が下がる等々でなかなか進んでいなかったと思うんですけども、最近災害も多発する状況でその辺りの認識が変わってきて、住民の方からも要望するという流れに変わってきているということでしょうか。 ○石戸建設課長  そうですね、この事業につきましては、本来民地なので当然民の方が事業をされるということなんですけど、普通そこそこしっかりした金額がかかるので、それでは進捗が進まないということで、事業の条件にもよるんですけど、負担率としては5%なり10%なりという条件があるんですけど、そこについて猪名川町は全て、猪名川町は進捗を上げるために見るということで進んでおりまして、ただ、そのためには民間の土地に工事をするということなので、当然そこに住んでおられる方々の協力が必要であるということで、民の方が皆さん事業に前向きで協力するよということでお話が上がってくるんですけど、その中で優先順位をつけて進めていっているというふうな状況でございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、まちづくり部歳入関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、まちづくり部上下水道課歳出関係部分についての説明を求めます。 ○倉上下水道課長  それでは、上下水道課に係ります歳出部分について説明させていただきます。  事項別明細書150ページ、151ページをお開き願います。4款1項7目上下水道費、18節負担金、補助及び交付金でございます。支出済額16万円で、これは児童手当に係る補助金を一般会計から水道事業会計へ繰り出したものでございます。  続きまして、少し飛びますが、186、187ページをお願いします。7款4項3目下水道費、18節負担金、補助及び交付金でございます。支出済額2億8,573万8,000円でございます。これは雨水処理に要する経費や、また基準に基づき交付金として算入されたものを一般会計から下水道事業会計へ繰り出したものでございます。  上下水道課の説明は以上となります。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、まちづくり部上下水道課歳出関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、まちづくり部建設課歳出関係部分についての説明を求めます。 ○石戸建設課長  それでは、建設課に関わる歳出につきまして、決算事項別明細書により説明させていただきます。  166、167ページをお願いいたします。5款1項4目農地費のうち、備考欄、地籍調査事業費3,183万6,718円でございます。令和3年度は広根・広根ニューハイツ地区0.43平方キロメートルの現地調査を実施いたしました。  それでは、主なものについて説明させていただきます。  7節報償費19万6,000円は、地籍調査の際、立会人として参加していただく地籍調査推進委員に支払う報償金で、1人1日7,000円、延べ28人分の費用でございます。  10節需用費106万9,782円は消耗品費で、主なものとしましては、現地調査の際に境界点に設置するくい4,500本やびょうなどの購入費用でございます。  11節役務費12万4,994円のうち、2行目、手数料8万4,920円は、測量機器の点検に関わる定期点検料でございます。3行目、保険料2万2,200円につきましては、現地調査の際、立会人や土地所有者に対する損害賠償保険料でございます。  12節委託料、支出済額2,956万8,000円で、1行目、電算保守委託料41万8,000円は、地籍調査事業に必要な電算ソフトの保守、委託料でございます。2行目、測量設計委託料の2,915万円につきましては、地籍調査に関わる委託料で、現地測量や地図、簿冊などを作成する業務を委託したものでございます。  13節使用料及び賃借料、支出済額55万7,040円は、地籍調査に関わるパソコン3台分の事務機借上料でございます。  ページ飛びまして176、177ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。7款1項1目土木総務費、備考欄、土木総務事業費の支出済額1,845万7,548円で、主なものは、1節報酬673万2,756円は会計年度任用職員3名分の給与でございます。  12節委託料566万5,000円につきましては、2年に一度実施しております道路台帳の修正、更新業務に関わる委託料で、大野アルプスランドへのアクセスする町道柏原14号線や猪名川荘苑に新設されたバイパス道路である町道紫合44号線の修正を行ったものです。  13節使用料及び賃借料184万4,200円で、主なものとしましては、ソフトウエア使用料93万4,120円は兵庫県内の市町で共同利用している土木積算システムソフトウエアなどの費用でございます。事務機借上料90万5,960円は、土木積算用のパソコン5台分のリース料となってございます。  次のページ、178、179ページをお願いいたします。備考欄の中段、急傾斜地崩壊防止対策事業費579万9,000円につきましては、18節負担金、補助及び交付金で、県が実施してございます伏見台地区の急傾斜崩壊防止対策事業工事に係る県への負担金でございます。  続きまして、2項1目道路維持費、備考欄、道路維持補修費、支出済額1億4,742万6,566円でございます。主なものは7節報償費120万円、これは自治会で取り組んでいただいております道路、河川、愛護活動に対してお支払いしている費用で、令和3年度は34自治会が参加し、延べ1,728名の方が道路愛護に取り組んでいただきました。  10節需用費、支出済額は1,612万4,088円で、2行目、光熱水費359万2,605円につきましては、町内776基、灯具数でいくと892台あるんでございますけれども、道路照明灯の電気料金でございます。平成30年度から令和2年までの3か年で870台の灯具をLEDに交換しました。これをもって全ての道路照明がLED化への完了となりました。令和3年度につきましては、1年通して全てLED照明での電気料金となりまして、従前、水銀灯が主であった平成29年と比べた場合、約68%程度の電気料金の削減という結果になりました。4行目、修繕料1,171万440円につきましては、道路の側溝清掃や舗装の修繕、道路路肩の補強など緊急修繕に要した費用でございます。  12節委託料、支出済額7,058万9,734円のうち、1行目、廃棄物処理委託料の11万5,500円は、建設課直営班の作業に発生したコンクリート殻アスファルト殻、使用不可能な凍結防止剤などの処分をした費用でございます。2行目、道路等管理委託料の7,047万4,234円は、町道の植栽管理や除草及び冬期道路の管理業務などに要した費用でございます。  14節工事請負費5,396万7,155円のうち、1行目、案内看板設置工事費41万8,000円は、兵庫県が推進するサイクルツーリズムの案内看板9か所の設置費用でございます。2行目、交通安全施設整備工事費420万円につきましては、交通反則金収入を原資とした交通安全対策交付金を活用し交通安全施設整備を行うものでございます。自治会やPTAからの要望を精査し、町道のカーブミラーや区画線、車止めなどの安全施設を整備した費用でございます。3行目、維持修繕工事費4,934万9,155円につきましては、道路舗装修繕計画などに基づき、町道広根猪渕線町道差組紫合線舗装打ち替えなどを実施したことや、若葉地内の歩道修繕、北野、猪渕地内の水路修繕など維持修繕工事を実施したものでございます。  最下段、16節原材料費479万5,489円は、次のページ、180、181ページをお願いします。最上段、道路等補修材料費道路愛護活動団体への支給材、資材提供や直営班での修繕作業で使用する材料費、また冬期に散布する凍結防止剤の購入などに充てたものでございます。  続きまして、2目道路新設改良費、支出済額4,991万4,272円のうち主なものについて説明いたします。備考欄、道路拡幅工事費1,139万1,008円のうち12節委託料、支出済額898万7,000円は、町道差組紫合線拡幅工事に関わる土地買収に必要な用地鑑定委託料18万7,000円。また、実施設計委託料880万円でございます。  16節公有財産購入費233万3,292円は、この拡幅工事に必要な用地買収に要した4筆、249.55平米分の費用でございます。  続きまして、備考欄、道路新設改良費3,852万3,264円は、猪名川荘苑から県道能勢猪名川線につながるバイパス道路、紫合44号線を新設したもので、令和2年及び3年で実施した工事費となってございます。2カ年で工事が完成し、令和3年9月27日より供用開始となってございます。  21節補償、補填及び賠償金95万8,264円は、バイパス道路新設に伴う関電柱の移設や物件補償に関わる補償金でございます。  続きまして、3目橋りょう維持費、支出済額2,255万4,400円で、主なものは、備考欄、12節委託料770万円のうち実施設計委託料572万円につきましては、令和2年度に実施しました橋梁長寿命化修繕計画の結果に基づき、南田原と鎌倉にある出口橋の2橋について実施設計を行ったものでございます。施設点検等委託料198万円は、銀山地内におけます本町橋の耐荷重について確認するために現地調査及び構造計算を行ったものでございます。  14節工事請負費1,455万5,200円につきましては、橋梁長寿命化修繕計画に基づき縄手橋、上阿古谷にある縄手橋と銀山橋の鏡面防水工事を行ったものでございます。  3項河川費、1目河川維持費、備考欄、河川維持管理費29万9,200円につきましては、10節修繕料で町内河川の石積み補修など諸修繕に要した費用でございます。  ページ飛びまして184、185ページをお願いいたします。7款4項都市計画費、1目都市計画総務費、備考欄下段のほうにございます建築営繕費190万1,695円で、主なものは10節需用費54万1,613円は、建築積算システムに関わる単価データや図書などの購入費用でございます。  13節使用料及び賃借料111万2,309円につきましては、事務機借上料27万4,989円と、建築積算システムにおけるソフトウエアの使用料83万7,320円でございます。  186、187ページをお願いいたします。2目公園費、備考欄、公園緑地管理費1億901万8,233円で、主なものは10節需用費、支出済額1,235万7,909円、2行目の光熱水費です、720万8,388円は、電気水道設備のある町内44か所の公園の電気料金や上下水道料金でございます。3行目の修繕料424万9,542円につきましては、公園の遊具やトイレ、またそれに関わる照明や水飲み場等の修繕に要した費用でございます。  12節委託料、支出済額8,831万2,965円で、そのうち施設点検委託料156万3,100円は、令和元年度から公園遊具の法定点検が必要になったことから、毎年専門家による遊具点検を実施している費用でございます。2行目、公園管理委託料8,674万9,865円につきましては、町内の公園や緑地の除草、剪定などの植栽管理の業務や総合公園の噴水施設の管理、高圧受変電設備保守管理業務に係る費用でございます。  14節工事請負費792万円につきましては、白金地内の登り尾公園での木製遊具につきまして、森林環境譲与税を活用し更新工事を実施したものでございます。  以上、説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
    福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○山下委員  まず、181ページの道路等補修材料のところなんですけども、これはレミファルト等を配付されたという、そういう類いでしょうか。 ○石戸建設課長  補修材料費なんですけれども、これにつきましてはレミファルトももちろんあるんですけれども、道路愛護等に必要な砕石の費用であったりとか、簡単なモルタルであるとか、レミファルトという常温合材、アスファルトもそうですし、いろんなところが壊れますんで溶接することもありますので、本当にいろんなものを直すための諸資材、またコンクリートの縁石等壊れてましたら、その材料を買って推進班で直しているといったようなこともございます。 ○山下委員  農村地域のほうで、補修材、レミファルト等で補修した後、トラクターが通行してもう全く元どおりというか、むしろぐじゃぐじゃになってしまうというケースがあるようで、もっと強力なというか、崩れにくいような補修材をというような声がありますので、今後ちょっと検討していただきたいなと思います。  それから、187ページの公園緑地管理費のところですが、先ほどご説明ありました登り尾公園、これ森林環境譲与税を活用してということなんですけども、この予算を使うと決めた経緯等どのような形で決められたのか、まずお聞きしたいと思います。 ○石戸建設課長  今、山下委員からご質問のありました森林環境譲与税を利用したということになってございますが、これはあくまで財源の裏打ちとして利用したということなんですけれども、それ以前に登り尾公園の木製遊具につきまして、もともと木製遊具がついておったんですけれども、これも足元の腐食とかありまして、立入禁止ということで少し、数年使えないというような状況でございました。これ、公園管理者としても当然修繕する必要があるということで公園遊具を新たに設置するときにこの財源を利用させていただいたというようなことでございます。よろしいでしょうか。 ○山下委員  先ほど別のところでも遊具の修繕等が計上されている中で、あえて森林環境譲与税をここの公園に使用されたというところにどういう意図があるのかということと、それから、今年度6月の議会でも9月の議会でも一般質問させていただいておりますが、森林環境譲与税自身が、猪名川町森林多い割には譲与される額が少ないと。この税金はもともと森林を整備するためということで徴収されるものでありまして、猪名川町は針葉樹林の面積に対して譲与はされていますけども、森林環境譲与税は広葉樹も含めて広く森林整備に使うということの取決めで譲与されてるはずです。その森林の中にも危険箇所がたくさんある中で森林の整備ではなく公園の遊具に使うというのは、大都市の森林のない自治体においては森林が整備できないのでそういった木材の需要喚起ということで利用をしていただいてもよいということになっておりますが、猪名川町は森林だらけの自治体であります。にもかかわらず大都市と同じように木材需要喚起に使われているというその経緯、その辺り、これは前の執行者の段階で決められていたことなのか、今後もこういう方針で行かれるのか、この辺はちょっと町の方針どのようにされるのか、ぜひ町長にご答弁いただきたいのですが。 ○岡本町長  極めて専門的な事項に関わっておるというふうに考えております。今、建設課のほうがこれ担当しておる、審査いただいているところでございますけれども、これ、ほかの部分にも関わっての条項でございますので、方向性といたしましては、猪名川町として森林が大体8割を抱えているという状況の中で国に対する働きかけ等はしていきたいと思いますけども、現行制度の下でどうなるかという議論の部分と、それから今後の見通しの部分といろいろとございますので、一旦検討させていただくというご答弁にさせていただきたいと思います。 ○山下委員  検討というのがちょっとよく分からないんですけども、こういう予算の使い方については森林整備に使うべきなのか公園整備に使うべきなのか、いろいろな意見を公平なところで審議した上でこれに決まっていくというような自治体が大変たくさんあると。全国的に見てもこのような森林の多い自治体が、しかもあんまり利用者の見込めないような場所に木製製品を執行したという例はほとんどありませんので、ちょっと問題があるのではないかと私は思うわけですけども、今後はちゃんと森林を整備されるということなのかどうなのか、再度お尋ねします。 ○岡本町長  今の議論が財源確保の問題なのか、それとも現行制度での中での問題なのか、あるいは今後どういうふうな形の制度をつくっていくことが必要なのかという議論の分かれる部分でありますので、答弁そのものは、直接の答弁はここでは控えさせていただきますけれども、猪名川町8割の部分が森林というのは、これ事実でございますので、現行制度の下では人工林の部分については制度的に対応するような仕組みになっておりますけれども、それ以外の部分については対応する仕組みになっておりません。ですから、その制度の下でどうこうしていくかという議論と、それからこの制度自体を変更していくという議論、2つの議論が、大きな議論があると思いますので、この部分を含めまして検討させていただきたいというふうにご答弁させていただきたい。  以上でございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○南委員  167ページの地籍調査事業費で3,000万円いうことで、いわゆる差組から10年ぐらい前から始まって、現実にもう登記まで済んでるのは何ぼぐらいかというのが1点と、それと179ページの道路維持費委託料7,000万円の中で、これシルバー人材センターのいわゆる事業も入っているかどうか、以上2つお願いします。 ○石戸建設課長  今、南委員からのご質問ありました2点についてお答えさせていただきます。  まず、地籍調査事業ですけれども、平成12年度より調査実施しておりまして、調査対象地区は日生ニュータウン、パークタウン、つつじが丘を除く平地部の43地区で進めてございます。今年度、猪渕と原地区をやりましたら今年度をもって現地調査は終了するということになってございまして、現時点での進捗率ですけれども、現地確認済みが95.3%、その次に行われます国の認証済みが81.4%、登記完了としては今65.1%ということになってございます。  次、2点目の質問で、この7,000万円の中にシルバー人材センターの委託料も入っているかということでございますが、これは入ってございます。  以上でございます。 ○南委員  地籍調査、よう分かりました。もう大方できるということやけども、いわゆる登記が六十何パーということはいろんな諸問題が起こっとるんかな。何件か紛争あるのかどうか。 ○石戸建設課長  これ、登記が遅れてる問題、今我々としては令和6年度に登記完了ということで目指してございます。これ事業の流れとしましては、まず一筆地調査、下調べをして一筆地調査で皆さんと立会して評価で決めると。それを測量した成果をもって、国の認証といって、国の機関にあって間違いないですよという認証を受けるところまではスムーズにいくんですけれども、これ伊丹の法務局にその成果を登記してくださいといって登記出すんですけれども、伊丹のほうの登記官も1人しかおられないという状況で、向こうも他市町村の仕事も抱えてくるということで、今どちらかといえば用地境界で紛争してるということ自体は、立会いのときにもうそれやったら筆界未定地になるだけの話なのでそこまで大きな問題ではないんですけれども、どちらかというと伊丹法務局の登記官の人的パワーといいますか、そちらのほうが少しちょっと問題なのかなというふうに考えてございます。  以上です。 ○南委員  分かりました。  以上。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○井戸委員  187ページの公園緑地管理費の部分で、先ほど山下委員がおっしゃられた登り尾公園についてです。これ木製の、今、遊具が新しくされて置いてるということですが、木製なので、前のやつも腐って使えなかったということですが、メンテナンスの頻度に関してはどういった感じになってますでしょうか。 ○石戸建設課長  井戸委員のご質問にお答えさせていただきます。  確かに木製遊具は鋼製の遊具に比べて寿命は半分と言われております。ただ、木製遊具には木製遊具の温かみというものがございまして、遊具としては子どもたちにも人気の部類ということになってございます。  メンテナンスについてですが、ちょっと委託料のところでも触れさせていただきましたが、これ遊具の法定点検というものが法定化されまして、1年に一度必ず遊具メーカー、プロの目で点検してございます。その時点で、この遊具に限らず修繕が必要なところは全部うちらのほうに報告が上がってきますので、単年度で対応できるものについてはその年の修繕料で、駄目なものにつきましては次年度に予算を上げさせていただく等して対応してございますので、頻度で言えば1年に一度。法定点検的には1年に一度なんですけれども、それ以外にうちの推進班や公園担当も現場出るたびにチェックはしておりますので、頻度でいえばもっとちょっと多いめで見ているかなと。ただ、どうしても目に行き届かないとこもございますので、住民さんからの指摘等も受けましてすぐに対応するようにはさせていただいてございます。  以上です。 ○井戸委員  いろんな目で、また頻繁に見ていただいてるということはすごい安心だなとは思うんですけども、やっぱり木なので腐ってきたりするかと思うんです。メンテナンスの中で腐らないように防腐剤等も使用するんじゃないかなと思うんですが、もし防腐剤等を使用するんであれば、防腐剤の安全性とか子どもたちが触っても問題ないのか、例えばアレルギーの問題とか、そういった面はどのようにご承知なんでしょうか。 ○石戸建設課長  今のご質問なんですけれども、基本木製遊具なり屋外に木のものを使う場合には、実はこれもう製作段階で防蟻処理というか防腐処理というものがされてございます。それについての安全性はメーカーのほうで保証されてますので特に問題ないのかなというふうには考えてございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○山田副委員長  179ページの工事請負費の1番目の案内板なんですけれども、県のサイクルツーリズムの関係で9か所ということでご説明いただいたんですけれども、維持、管理についてはどのようになっているのかお伺いしたいのと、187ページの委託料の公園管理委託料なんですが、これよくほかの委員さんからも意見として公園が草ぼうぼうよとかというのはこれまでもあったと思うんですが、地域の方の有志の方が、何というか、草刈りをされてごみ取りに来てっていうことも過去にもあるし、いつもあるように聞いてるんです。担当の建設課としては、それがそうやってご好意でされてることについてどんなふうな思いを持っておられるのか、まずお聞きしておきます。 ○石戸建設課長  まず最初の質問のサイクルツーリズムなんですけれども、この看板、これ県の推進しておりますサイクルツーリズムという事業がございまして、これについて県のほうで実は予算は持っていないということで、県内、淡路島から北部全部、丹波、播磨やってるわけですけども、これについて看板については全部市町のほうでお願いしますということでなってございますので、今後看板の管理についても猪名川町で行っていくということになるかと思ってございます。  次、公園の草刈りということにつきましては、町のほうも予算をつけて年に2回なり、幹線道路なんかは3回刈ってございますが、やはりどうしてもお盆前に草が伸びるとか、当然通学路なんかは9月の2学期の開校を前に草を刈るというあたりでその前が伸びてたりといったようなご指摘は受けてございます。我々も直営の推進班というものがおりますので、できる範囲では対応はしているところですけれども、実際は地元団体さんなんかが公園なんかも草を刈っていただいてるというような実績がございまして、これについてはどう思ってるのかということでございまして、非常にありがたく思っているといったところでございます。 ○山田副委員長  看板のほうなんですけれども各市町でということで、この看板もだんだんだんだん汚くなってくると思うんです。というのは、町内のいろんな看板がもう黒くなってるよとかっていうのもありまして、やっぱり見る方の立場に立つときれいなほうがいいと私は思いますので、そういった管理なんかもしていっていただきたい、いただけたらなと思います。  公園については予算が伴うことですし、誰がいいとか悪いとかそういうことではなくて、やっぱりこれも利用者の立場に立つと草がないほうがいいっていうのはもう大前提なので、管理の仕方なんかも、年に2回、それ増やすとかそういうことじゃなくて、相手があることですから分からないですけど、例えば団体さんに少し協力していただきながらそこに予算をつけるとか、そういった考え方もできるんじゃないかなと私は思うんですが、いずれにしても毎年草ぼうぼうになるタイミングっていうのはあると思うんで、そこはもう少し検討していただけたらなと思います。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○下坊委員  181ページですけども、ちょっと説明で十分聞き取れなかった部分があるんですけども、道路拡幅工事の中で、これは紫合の工事の用地は入っておるんですか。それの単価は、平米単価は何ぼなのかお尋ねしたいのと、あの工事そのもので、こう言ったらいかんのんですけども、割とクレームが来ております。何か知らないけれども、カーブを切ってすぐこう切る、ああいうとこになりますと、仮にスピードを出してしまうと当たってしまう。本来ならば40キロ速度で走らないかんとこだから、そこについては安全速度で回れば十分行けるんですけども、あれ出来た当時に事故があって通行止めになったことありますな。その原因とかそういうのもやっぱりきちんとつかんでおられるのかどうか。割と住民から苦情が来ております。カエルが何か飲み込んだようなああいうような形は本当にええのかどうかいうのはやっぱりあったので、その辺についてお尋ねしておきたいと思います。  それともう1点は、道路の植栽についてでありますけども、今、兵庫県とか川西市とか見てますと、道路の分離帯を全て、今撤去しております、植木やら。当初私も、猪名川町に植木を植える、猪名川町自然ようけあるのに何でこういう見にくいような、子どもが横断するのに何でこんなこと、植木植えて見えにくくするんや大分言うたこともあります。大分その辺については改良し、うちの池上君が消防のとこでも危ないさかい、もっと刈り下げてしたほうがええやないかということで大分やられました。そういう結果かどうか知りませんけども、今、北野のバイパス見とっても、道の駅の用地までは全て植木取って撤去してます、左側ね。ああいうことするのは維持管理費が高つくからああいうことで今やってきとるんじゃないかと思うんですけども、猪名川町の考え方は、町道のそういったような植木とかそういうのはどう考えておられるのかお尋ねします。 ○石戸建設課長  今、下坊委員から質問のありましたことについて答弁させていただきます。  まず、1点目の紫合の拡幅の用地単価ということですけれども、これにつきましては4筆買っておりまして、全て単価が9,350円となってございます。 ○下坊委員  ちょっとあなたの、マイク、聞きにくくてかなわんねん。 ○石戸建設課長  すみません、9,350円となってございます。 ○下坊委員  9,350円。平米単価やね。 ○石戸建設課長  はい、平米単価です。  続きましての事故があったことについて把握しているかということですけれども、これ、事故がありましたとき、我々のほうも道路管理としてすぐに現場向かいまして、交通事故遭われた方にもお話は聞いてございます。その方のお話やと、ちょっとスピード出し過ぎてハンドル操作をミスったと、大分出してしまったというようなことを言ってございました。法線については確かにいろいろご意見はございます。我々としてもちょっと今後を見て、実際どうすればいいのかというのをまた検討できていけたらなというふうには考えてはございます。  続きまして、3番目の植栽の撤去とか今後の管理についてということでございまして、これ、植栽の管理につきましては、実は我々も本当に頭を悩ましているところでございまして、特に歩道関係で植栽、昔、細かった苗木ぐらいの木が今もうどんどん成長してアスファルトを傷めてあったりだとか歩道、縁石を傷めてたりとかいうことで正直非常に困ってございます。昔、細い木やったのが何メーターかに1か所の間隔という形で並んでたけど、今あんだけ大きくなってきたら果たしてその間隔がいいのかという辺りのことも検討していく必要があるのかなと思ってございます。令和4年度につきましては道路植栽について今後どうするかというような委託料、実は予算化されておりまして、今それについて現地調査、どんな種類のものがどれぐらいの大きさでどんなとこに立ってるのかというようなことも今把握していって、今後町としてまずどうするべきかという素案をつくって、パブリックコメント等を取っていきたいと。それでそのとおりやっていくというわけにもいかないと思いますので、地元自治会と入っていってどうしていくのがいいのかというのを検討した上で少し減らしていけたらなというふうには考えてございます。  また伏見台などにおきましては実は柳の通りもあるんですけれども、これ実はカミキリムシの幼虫が物すごい食ってまして、もう風が吹くたんびにどれかが倒れると。木を倒してみると中がもう完全に空洞というようなことになってございまして、非常に我々もちょっと頭を痛めていると。これもう安全管理の観点で先に切らせてもらおうかなとも思ったりしてるんですけど、道路管理者としてもちょっとこのままが適正な維持管理ではないのではないかなというふうには考えてございますので、調査研究していけたらなというふうに考えてございます。  以上です。 ○下坊委員  今、紫合橋、平米単価九千何ぼという形で出たわけですけども、いわゆる道の駅の土地の価格であろうと、それからいわゆるバイパスの土地の価格であろうと、いうたらそんなにごっつう変わるもんじゃないと私は認識しております。しかしながら、あのようにして道の駅の土地は高過ぎる高過ぎるいうことでコマーシャル、宣伝されて、あんな土地を買い過ぎたというようにして猪名川町の町民さんを分断させたというのは大きな責任が僕はあると思います。だからこういうこということは何で田んぼで買うんやと、あのときも言わはりました、誰かが。それは町の事業として田んぼを買うわけはないわけでしょ、はっきり言うて。やはりそこには何をするか……。 ○福井澄榮委員長  下坊委員、申し上げます。ちょっと道の駅、今やってるとことはちょっと違うんで。 ○下坊委員  ちょっと何で、ちょっと待った。何で止めるんですか。ちょっと休憩してください。 ○福井澄榮委員長  休憩、暫時休憩します。                 午前10時54分 休憩                 午前11時14分 再開 ○福井澄榮委員長  それでは、全員おそろいですので、15分まで休憩取っておりましたが、皆さんには暫時休憩ということで申し上げておりましたが、委員会を再開したいと思います。  再開に先立ちまして、先ほど私が下坊委員の発言を途中で中止してしまったこと、大変判断が誤っておりましたのでおわび申し上げたいと思います。  それでは、下坊委員、途中、質疑を再開してください。よろしくお願いいたします。 ○下坊委員  先ほど委員長が言われましたように、途中で腰を折られてしまったんですけども、そうしたような用地の買い方いうのはいろいろあって、そんなにごっつう高くつくもんでもないなというように認識をしております。ただ、紫合の案件については、今言うたように本当にあれが妥当なやり方だったのか、言うて悪いですけど、私も大型の運転手、ダンプの経験もあります。ああいうとこで走るのは大変難しいなという気はします。まだ前のように真っすぐ行ってこう切るほうがかえって走れるのは確かなんです。こういう具合にして行くのは大変難しいところがありますいうことあって、角っこが、ガードの端の角がぱあんと出てきておるから余計怖いんですよ、あそこ。あれがきれいにフォローされとったらええと思いますけども。そういったように、工事につけてもやはり安全の第一、どうあるべきか、こうあるべきかいうのをいろんな模索した中でああいう工事をしていただいたらいいなと、このように思います。  次の問題としては、やっぱり1つはさくら通りがそうですね、桜の木の根っこが大き過ぎて、かなり起こしております。ほんで、あそこは高校生やら中学生やらが自転車に乗ってよう走るんですよ。それで極端に言うたら、うちの家から真っすぐ下りてきたら信号があって、その信号を過ぎたときにずっと行くと、今度右側の山際いうのはもうほんまに湿気てしまって大変な状態に今あります。そこの側溝の掃除も十分できてるかいうたらそうもないんです、はっきり言って。だから今言わはったようにいろんな費用が計上されて進めておられるけれども、結局1つ1つ見ていくと、本当に安全かつ清掃ができておるのか、側溝の掃除もできておるのか、草刈りも十分できておるのかいうこともあると思います。こういう件については今後しっかりと検討した上においてやっていただきたいと思いますし、とにかく植木については今後どうされるのか真剣にやっぱり考えていかないと、経費ばっかりが高うついてしまって、ほいで相当の経費を食っていると思います。それは道路だけじゃなしに公園でもそうですね、かなりの植木やらいろんなのがあって、している。その辺についてはやっぱり政策的な問題として来年度に向けては考えるべきだと思うんですけども、その辺の件について再度お尋ねしておきたいと思います。 ○石戸建設課長  今、下坊委員からご指摘のありましたとおり、まずは第1点、紫合橋のところの法線、これにつきましては私たちのほうも法線、当然何パターンか考えて、県の公安委員会にも諮って最終決定されたものです。私たちの第1案としたら、本当は真ん中、中央分離帯の辺りにゼブラを引いて北行きと南行きを外したかったという案でいったんですけれども、これもう県の公安委員会のほうの決定で、もうカーブをきつくすることは駄目だと、今の法線じゃないと駄目だということで協議した結果となってございます。結果としてはちょっと通りにくいのかなというところもご意見としてはいただいておりますが、我々としてはまた今後とも見守っていって検討していきたいというふうに考えてございます。  それと、2点目の質問になるのかどうか、途中ちょっと用地のことがございました、単価。基本的には単価なんですけれども、南田原は関係ないんですけど、基本的には雑種地ということで単価を買っていますんで、条件としてはちょっと離れてるとこなんで基本単価が低いと。買い方の手法としては、別に南田原と同じ買い方をしているということだけちょっと説明させていただきます。  あと、桜並木のところ、側溝清掃、汚いということ、これございまして、実はうちのほうももう側溝清掃してございます。割と湿気てるとこなので我々もできることから淡々とやるしかしようがないのかなと。あと、今年度作成しております植樹管理計画についても、ある一定の方向性、できたら半分ぐらいに減らしたいとは思ってるんですけど、多分地元の反対もあるかとは思います。その辺丁寧な説明をしていきながら、どの辺りを着地点としていくのかということを検討していければというふうに考えてございます。  以上です。 ○下坊委員  肝川紫合線は、これは今この前ですね、前は都市計画の区画工事のあれで、都市計画法に基づいてなってますな。それで、それが今は信号から向こうのほうへとかいろんな、県やら協力していただいて、新名神ができたために抜けた。抜けることによってかなりの大型の交通量がこの前を通るようになってきたわけです。しかしながら、きちんとした歩道いうのがない、はっきり言って。車椅子で歩道を走るわけにはいかない。都市計画法に基づいて整備せえいう、整備しようか言うとる、決定しとるのにかかわらず、あの紫合橋、今言うたようにちょこちょこっとやるだけの問題ではないから僕ちょっと取り上げて言うたわけですけども、今後どうされていくのか。大きな人身事故が起きないためにもやはり都市計画道路の整備をやっぱりすべきじゃないかなと思うんですけど、財政的な問題がありますから一概には言えないけれども、やはりそれは年次計画なりで明確にした中において整備する必要性があるのではないかなとこのように思いますけど、いかがですか。 ○真田まちづくり部長  都市計画道路については長年かけて検討も進めておりますけれど、いまだその状況については大きな、通行量も多くはなってきておりますし、自転車に乗られた方も多くなってることも認知しておりますけれども、今後に向けて十分に庁内で検討もしていきながら、財源の確保も十分必要なことになってこようかと思いますので、また進捗についてはお知らせできる時期が来るかと思いますので、しばらく静観をいただけたらというふうに思っております。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、まちづくり部建設課歳出関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いします。  次に、まちづくり部都市政策課の歳出関係部分についての説明を求めます。 ○前田都市政策課長  失礼します。それでは、都市政策課所管に係ります歳出につきまして、事項別明細書に基づきご説明申し上げます。  事項別明細書180、181ページをお開きください。180、181ページでございます。ページの下段になりますが、7款4項1目都市計画総務費、支出済額1億4,308万6,170円でございます。都市政策課所管分といたしましては、備考欄、都市計画総務費、支出済額1,499万1,923円でございます。これは主に都市政策課の経常事務経費でございます。主なものといたしまして、12節委託料1,373万7,240円のうち、1行目、電算保守委託料22万円は、都市政策課が管理しております地図情報システムの保守委託料となってございます。  183ページをお願いいたします。事務作業等委託料546万7,000円は、本課が所有しております地図データの修正、追加等を行ったものでございます。また、都市計画マスタープラン等策定業務委託料800万8,000円は、令和4年度を初年度とし、目標年次を長期的な展望に立ち20年後の令和23年度とする計画策定の支援業務を委託したものでございます。都市計画マスタープランとは、都市の将来像を明らかにし、土地利用規制などの都市計画に対する地域住民の理解を得る根拠となり、都市計画決定変更の指針となるものでございます。  次に、備考欄、都市計画審議会費、支出済額26万7,739円でございます。主なものといたしまして、1節報酬25万6,000円は、都市計画審議会委員に対する報酬となり、委員16名中、報酬対象13名となります。昨年度は7月と1月、3月の年間3回審議会を開催してございます。主な審議案件は、都市計画マスタープラン、町土地利用計画についての審議を賜ったところでございます。  続きまして、備考欄、開発指導費、支出済額1万2,660円でございます。これは開発相談等の開発指導に伴います事務経費として、兵庫県との調整等で旅費を支出したものでございます。  続きまして、備考欄、建築指導費、支出済額3万4,496円でございます。これは建築相談など建築指導に要します事務経費として、旅費の支出、消耗品の購入を行ったものでございます。  続きまして、備考欄、耐震化推進事業費、支出済額9万4,500円でございます。内容に関しましては185ページをご覧ください。12節委託料9万4,500円は、簡易耐震診断実施に伴います委託料3件分でございます。  続きまして、備考欄、危険空家等対策費、支出済額23万1,656円でございます。主なものといたしまして、1節報酬12万円は、危険空家等対策協議会委員に対する報酬となります。委員8名中5名が報酬対象となってございます。昨年度は7月と10月、2月の年3回開催し、空家等対策計画の見直しの審議を行ってございます。12節委託料8万8,000円は、本課が管理しております空家台帳管理システムの保守委託料となってございます。  続きまして、備考欄、公共交通対策費、支出済額7,391万2,854円でございます。主なものといたしまして、7節報償費21万6,000円は、地域公共交通会議委員に対する報償金となり、委員14名中8名が対象となってございます。昨年度は5月と8月、10月、12月、3月の年5回開催してございます。主に地域公共交通計画に対する審議、チョイソコいながわの本格運行に対する協議を行ってございます。12節委託料3,322万7,237円は、ふれあいバス2台の運行委託料でございますが、年間で309日運行し、1万4,160人にご利用をいただいてございます。18節負担金、補助及び交付金3,992万7,318円ですが、1行目、デマンド交通運行負担金2,524万3,600円は、チョイソコいながわの運行に係る町負担金となります。チョイソコいながわは予備車両を1台含む車両3台で北部地域、南部地域の2か所のエリアを運行してございますが、昨年度は1万3,623便運行し、合計で8,582人の方にご利用いただいておるところでございます。2行目の地域公共交通会議負担金501万6,718円は、地域公共交通会議にて地域公共交通計画の策定を行う際に業務委託を行う経費として728万2,000円、公共交通の利用促進を図るために啓発冊子を年間2回発行してございますが、その際の通信運搬費20万4,278円の一部を町のほうが負担したものでございます。3行目、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金966万7,000円は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を講じながら利用者の密集及び密閉を避けるため、利用者に対して余裕を持った便数で運行継続する路線バス事業者であります阪急バス株式会社に対しまして、本来であれば利用者の減少に応じて輸送力の調整を行って運行すべきところを、平日ダイヤの維持を行ったことによります差額分を必要経費として負担したものでございます。  186、187ページをお開きください。ページ下部のほうですが、備考欄、住宅維持管理費、支出済額481万5,020円でございます。主なものといたしまして、10節需用費383万609円のうち、修繕料381万8円に関しましては、退去に伴う修繕が2部屋あったほか、住宅火災報知機の交換や給湯器などの修繕を実施したものでございます。12節委託料49万2,228円のうち電算保守委託料39万8,728円は、町営住宅の収納管理システムの電算保守となってございます。  次に、ページが大きく飛びますが、242ページ、243ページをお開きください。ページの最下段でございますが、12款1項1目まちづくり基金費、支出済額1億5,636万3,353円でございます。都市政策課分としましては、245ページをご覧ください。備考欄、上段でございますが、まちづくり基金費(都市政策課)15万円でございます。これは木津東山地内におけます住宅建築に伴う公園整備協力金3件分を基金に積んだものでございます。  以上、都市政策課所管分の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 ○井戸委員  185ページの公共交通対策費のところですが、予算のほうで超低床ノンステップバス購入事業補助金というのがありましたが、決算でないのは使われなかったのか、それとももうなしになったのか、どういった経緯なんでしょうか。 ○前田都市政策課長  ノンステップバスにつきましてでございますけども、例年であれば阪急バスさんのほうに支援をしてはございます。ただ、昨年度に関しましては阪急バスさんのほうで車両の購入ではなくてリースで車両を保有された関係で、ちょっと要項上支援できないということになってございます。その関係で予算の執行がなかったものでございます。  以上です。 ○井戸委員  今後、阪急バスさんのほうでバスのほう購入じゃなくてリースでというふうな流れになっていくとこの補助金は使えないわけですが、町としてそういったリースの場合でも使えるようにちょっと変更していくとかというお考えはおありでしょうか。 ○前田都市政策課長  本課といたしましては、当然ですけど、バリアフリー対応という観点からは支援の必要性はあろうかと認識してございます。ただ、猪名川営業所を見てみますと、ほぼほぼの車両がそういったバリアフリー対応にもう既に変わってございます。その中で今後も引き続きノンステップバスというものに支援していくべきなのか、はたまた、また例えば昨今であれば環境に配慮したEVバスであったりとか様々なバスが持つ課題というのもございますので、この辺りはまた事業者と協議を重ねながら、必要な支援につきましては継続していきたいと考えてございます。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○南委員  東山の5万円、あれいつまで続けはるんかな。あれは公園しはって、それは東山自治会との話合いだけども、それをいつまで続けるか難しいな、なかなか。そこらどうや。 ○前田都市政策課長  公園協力金でございますけれども、基本的な考え方としては継続していくべきものだと認識してございます。ただ、過去を振り返ればスタート時の金額から今の5万円に至るまでには地域のご協議の中で金額を下げてきた過去の歴史もございますので、この辺りにつきまして、やっぱり人口減少を迎えている本町におきまして、また地域の高齢化で地域そのものも課題を認識してございますので、果たしてそれを継続することがいいのかにつきましては一旦検討のほうはしていきたいとは思いますけども、現時点におきましては継続すべきものだという性質のお金だというように理解してございます。  以上です。 ○南委員  はい、よう分かった。東山はどんどん若い人が来はってる。楊津小学校なんてあそこでもってまんねんや。そんな状況ですわ。
     ほんで、いわゆるもう一つ聞きたいのは、今、これ関係あるんかな、岩屋館の跡で建っとるやろう、部長。あれはどこの管轄になんねん。 ○前田都市政策課長  岩屋館が廃館なされて、その後グランピング施設という形で今現在建設が進んでございます。これにつきましては許認可取られて、必要な棟数建ててございます。我々の危惧するところは、一旦ああいう大きな建物がなくなって、ちょっと危なかったああいう高棟の場所がすっきりと見通しよくなる中で、また景観も見やすくなる中で、果たしてああいうグランピングがマッチしていくのかというところだとは思いますけども、これに関しましては町の都市計画マスタープランにおきましても、ああいう場所につきましては観光客でにぎわうような土地利用を目指していきたいという思いがございます。それにつきましては一旦グランピングという許可が下りましたので、これにつきましては町の観光施策、あるいはにぎわいを呼ぶ場所として機能するように、我々も注視しながら必要に応じてはまた開発の立場から関係を持ちたいと思ってございます。  以上です。 ○南委員  いや、注視はせないかんわ。しかし、今一番活気あるわ、あの辺。橋はやっとる、5棟か6棟建っとるし、道の駅のとこは、コンビニできる、東山元気ある、この辺はどうや。そういうこと。  以上。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○下坊委員  巡回バスの関係でお尋ねしたいんですけども、ふれあいバスですけども、ふれあいバスのもともとの意図というのは、公共施設回りという形の位置づけがいまだにまだ残ってるようにも私は思います。ほいで、今、病院にも行ったりとかいろんな形の中で住民のアクセスについては十分そういう形で、サービス過剰なというふうなとこもあるようには思うんですけれども、ただ、一般質問でも行ったんですけども、柏原についても切ってしまう、バスも切ってしまう、チョイソコになった。これだけで本当に公共施設回りとして、私が聞きたいのは、大野山、大野アルプスランドの公共施設の位置づけはされておらないということになるんかどうか。もしそれが大野アルプスランドもその公共施設の位置づけであるとなれば、なぜ柏原のふれあいバスを切ってしまうのか。これは私分かりません。民間のとこまでもバスが入ってます。なのになぜそういうことになるのか、その辺がどうしても理解ができないんですけども、それでやっぱりチョイソコにしても、これ取り入れてきて間もない、まだこれからの問題だろうと思いますけども、やはりいろんなことを考えてみますと、お年寄りの人たちが乗ろう思うても、電話1本してもその晩に忘れてしまった、どうしようかいうて、ほんで予約なしでも運転手によっては乗せてあげたりもしているようにも聞いております。しかし、そのときは運賃を取らないんですよと、こうなっておる。何か知らんけどばらばらな感じを受けるわけですよ。だからちょっと私が言ったように、やはり猪名川町南北18キロあります。その中でのふれあいバス、阪急バス、それからチョイソコ、この運用が本当に住民にとってかゆいとこまで手が届くような政策にならないと、お金ばっかりが投資していくのではないかなとこのように思うわけですけれども、その辺の考え方を少し教えていただきたいなと思うんですよ。 ○前田都市政策課長  まず、ふれあいバスでございます。公共施設循環バスという名称で始まったこのふれあいバスでございますけれども、現在の運行に関しましては公共施設循環バスではなく地域の生活路線として、利用実態に応じた路線というのを心がけて運行はしてございます。ただ、正直申しますと、公共施設にはなるべく行きやすいように、どこの地域に住んでおられてもそこには差がないように、やっぱりそんな考え方がないと言えばうそになります。そういった考え方も持ちながら走らせてる結果として従前の公共施設循環バスの色合いというのはいまだに残っているのかなというのは、それは正直なところだと思います。  その中で大野山という施設そのものが、当然でございますけど公共施設の位置づけだと認識してございます。ただ、今、本課が考えます公共施設の在り方の中では、まずもってはやはりそこに住む地域の方々の生活路線というものを維持すること、これが第一義だと考えてございます。その中でさらに今後町が目指す観光地としての町の魅力アップであったり、こんなところに公共交通がまた利用されることに関しましては当然喜ばしいことだと考えてございます。それでいきますと、大野山に関しましては阪急バスが休止になった関係で観光客のご利用ができないというお声は現にいただいてございます。これも含めましてでございますけども、今後路線バス、ふれあいバス、チョイソコいながわ、あるいは日の丸ハイヤー、タクシーでございます、この辺りの公共交通、あるいは能勢電鉄という電鉄をいかに有効に利用していくのか、どのように相互が関係性を持っていくのかというものは、昨年策定しました基本計画でも一定お示しはしてございますけども、さらに詳細な実施計画につきまして今年度、来年度、2カ年かかりますけども、策定のほうを進めているところでございます。この過程におきまして事業者の声あるいは利用者の声というのを十二分に聞き取りをしながら策定していきたいと思ってございますので、明確な、ちょっと対応策というのか、事業計画というものは今現在お示しはできませんけども、そのような認識で検討のほう進めている最中でございます。  以上でございます。 ○下坊委員  阪急バスについては、これはもう基本的には営利目的いうのは私も理解してます。この頃よく見るんですけれども、中学校が統廃合されて、バスが3台おります。3台が連なって走ってるんです。ほんで住民から、あのバス何、よう3台連なって走っとるの何のバスやいうて言わはるんですよ。いやいや、あれはもう六瀬中学校の子どもを送迎するために走ってまんねん、まあ猪名川町ようけ金ありまんねんな言うて、3台もバス走らせて、こういうような声が、取り方によってはなるんです。子どもたちにとっては必要なんです。しかし、もう少し掘り下げて考えていけば、その子どもたちが乗れるような阪急バスの体系をなぜ取らなかったのか、はっきり言って。これから先、あの3台が半永久的に走るとは私は考えておりません。猪名川町はいつも最初は取り組んでくれます。途中からはなくなります。これはもう猪名川町特定のやり方なんでよく分かります。それを転ばぬ先のつえとして今言うとるわけですけども、やはり公共の施設はバスが走っておるとそれを利用していただくことによって阪急バスももうけることができるし、子どもたちもその利便性をうまいこと利用するようにしていく。こういうこともしっかりいうこと、縦割り行政じゃなしに、教育委員会は教育委員会で考えたらいいんだじゃなしに、やはり公共の施設として阪急バスとかいろんなバスの関係やったら、教育委員会であろうが都市政策課であろうが、いろんなとこの話をみんなまとめた中でこういうようにしようやないかという、これが部長会議の中での話ではないのかなと僕は思うんですよ。だからそういったふうでチョイソコにしても、やはり運用活用した以上は、運用活用は十分この地域で活用できるような方法、またふれあいバスも年々やってきておる中でのふれあいバスの運用、そしてやはり北部の阪急バスは、これ切ることは絶対ならんというのは、まちづくりについても絶対必要な公共交通なんだということを位置づけた上でやっぱり考えるべきじゃないかとこう思うんですけども、再度お尋ねします。 ○前田都市政策課長  スクールバスと路線バスとの関係性というものに関しましては、清陵中学校の検討の過程の中でもあったかと認識してございます。当然ですけど、路線バスを使っていただくのも1つの選択肢にはあったのは事実だと思います。ただ、その中で子どもさんたちの安全な通学であったり、あるいはイレギュラー的な様々な部活動を含めたそういったところを総合的に考慮したのが今の形ではないかと、そのように認識してございます。ただ、これに関しましてはこれが未来永劫ありきではなくって、当然その時代時代といいますか、実際の生徒さんの運用なんかも見えてこようかと思いますので、その中で路線バス等が併用できるんであればそんなことも幅広く検討していけばいいのかなと思いますけども、現時点におきましては、せっかく走らせたスクールバスでございます。これをいかに維持していくかという、維持しながら公共交通の利便性もそこにミックスできないか、そんなちょっと検討がいいのかなと考えてございます。  あと、また北部のまちづくりにおきまして、我々としましても当然杉生線というものがこれからもあるべき路線だと認識してございます。このことに関しましては基本計画の中でももう明言してございますので、杉生線というのはこれから先も存続するべき路線でございます。ただその中でどういった水準で維持していくのか、今の水準が果たしていいのか、今の利用実態が一番いいのか、この辺りにつきましてはもう少し検討する余地はあろうかと認識してございます。  以上でございます。 ○下坊委員  いろいろな形で財源が確保していかないかん、阪急バスにしてもそうですけれども、やっぱりふれあいバスにしても、ほんならもう1台走らせたらええやないかと誰も思うけれども、それには財源が伴ってくる。チョイソコにしてももっと活用するためにほんなら増やしたらええやないかというのは財源が必要だと。だからいろんな財源があっていろんな事業をやられる。それによって我々としてはその効果はどういうように出てきとるんや。住民にとって本当にプラスになっていっとんのか、隅々まで行くのは難しいけれども、本当に困っとる人たちまでそういう政策が行き渡っているのかというのが私たち議会の考え方なんですよ、僕が常に言うように。だから財源確保するのは、これは執行部の責任であって、それを効果を上げていくのも、これも執行部なんですよ。だからそういった部分では財源は難しいけれども、やはり財源確保しながら、北部は特に過疎化にならないための施策としてはやはりもう少しきめ細かな政策が求められてくると、こういうことだと思うんですけれども、今後についても、やはり大野山の活用についても、北部の奥座敷として、やはり歩いて行かれる、登山される方はやっぱり今でも言われます、杉生新田までもう行かれない。大野山行ったら、大野山から杉生新田降りて杉生新田からまたバス乗って帰るけどそのバスもあらへん。もう大野山は歩いて行けないんだというようなことも言われておりますので、そういった部分については、やはり阪神の奥座敷、大野山のアルプスランドのそういった公共事業、杉生新田へのバスの配置も、やはりそういったことも考えながら、財政も確保しながら、いわゆる必要じゃないかなと思いますけど、再度お尋ねしておきます。 ○前田都市政策課長  答弁としましてはもう再度の答弁になってしまいますけども、ご指摘のとおりで、大野山というものは町の観光資源としてこれまでも税金を投下しながら魅力を上げてきましたので、これにつきましては利用促進が図れるように公共交通の視点からも関わっていきたいと、その認識はございます。現時点で今何も約束できるということではございませんけども、少なくとも今現在、阪急バスは休止という状態でございますので、決して廃線になった場所ではございませんので、この辺りも1つのよりどころかなと思ってございます。幅広く検討してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上でございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○山田副委員長  185ページの公共交通対策なんですけれども、循環バス、ふれあいバスの収支率が低いということでお話しいただいているんですけれども、今年度、令和3年度、どのような収支率向上に向けた取り組みを行ってきたのか、改善されたのかどうか、まずお聞きします。 ○前田都市政策課長  まず、収支率改善に向けた取り組みでございますけども、1つには、ちょっとこれがよしあしの意見はございますけども、ふれあいバスの運賃無料化というものそのものはもう廃止させていただいてございます。その中でご利用者には適正な運賃を頂くことで収支率の改善には努めてきたところでございます。ただ一方で、ここ数年に関しましては新型コロナウイルス感染症の関係でなかなか公共交通に乗っていただく機会そのものが減ってございますので、直ちに収支率改善の効果が目に見えて出ているかと言われれば全ての公共交通がそうではないのかなと、そんな認識でございます。ただ、いずれにしましても、収支率につきましては今後も改善に向けて取り組んでまいる中では使い勝手というところも含めて検討のほうしていきたいと思います。  収支率に関しては、ごめんなさい、ちょっと確認してございますので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ○山田副委員長  無料がなくなったのはすこやかカードのことだと思うんですけれども、本当におっしゃるようによしあしはもうちょっと分からないですが、ただ、交通空白地をなくしていくとか、だけど値段が上がったら乗れないよとか、日々のことですから、すごく難しいことだと思うんです。ただ、やっぱり維持していかないといけないっていうのは誰しも思うことだと思いますので、公共が担うのか民間が担っていくのか別としまして、やっぱり出かけやすい環境づくりにはこれからも検討していただきたいなと思います。  以上です。 ○前田都市政策課長  収支率だけなんですけども、ちょっとごめんなさい、今、手元の資料で確認取れてございませんので、確認が取れ次第お答えのほうさせていただきたいと思いますので、ご了承のほうお願いしたいと思います。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、まちづくり部都市政策課の歳出関係部分についての質疑は終結します。  これで、議案第33号のうち本委員会に付託されました関係部分の質疑は終結します。  ただいまから暫時休憩いたします。                 午前11時50分 休憩                 午前11時52分 再開 ○福井澄榮委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。これより、議案第33号 令和3年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中、関係部分の討論に入ります。  初めに、反対者の発言を許します。 ○下坊委員  私は、議案第33号 令和3年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論を行います。  まず最初には、専決処分での検討委員会での結果が出ているにもかかわらず、次年度に道の駅の土地の、道の駅を動かそうとされなかったことに対して、やはり大きな責任は、ここは町長にあると私は思っております。また次には、そのことにおいて、なるべく次年度については検討課題としてしっかりと取り組む必要性がある、このように思います。  2つ目には、やはり銀山の問題については、猪名川町の観光として取り扱っているにもかかわらず、いろんな形の中での事業が進む、民間事業がやって進められております。こういうことに対しての、やはり町の姿勢として施策がまとまってない、このようにも思いますので、この点についても今後しっかりと取り組んでいく必要性があろうと思います。  3つ目には、何といっても大野アルプスランドについて大きな投資をしておきながら効果的なものについてはいまだに見えてこないというのは、やはりこれは執行部の体制、執行部の問題であろうと思います。取り組みをされている部分はあろうとは思いますけれども、やはりこれから先の大野アルプスランドについての政策、また指定管理者の在り方、そしてこれからの取り組みについてしっかりと次年度に政策を取り組んでいく必要があろうと、このように思いますので、以上を述べまして反対討論といたします。 ○福井澄榮委員長  次に、賛成者の発言を許します。なしですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、討論は終結いたします。  これより議案第33号を採決します。  この採決は起立によって行います。  本案は、認定することに賛成の方の起立を求めます。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○福井澄榮委員長  起立多数であります。  よって、議案第33号 令和3年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中、関係部分は認定されました。  以上で本委員会に付託されました事件は全て議了しました。  なお、本委員会の委員会審査報告につきましては、委員長に一任をいただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  本日の委員会はこれで閉会いたします。 ○岡本町長  本日は総務建設常任委員会に関わります令和3年度の猪名川町の一般会計歳入歳出の決算の認定をいただきました。大変ありがとうございます。決算というのは来年度予算に係る大切な認定であると認識しております。賜りましたご意見につきましては今後の予算に反映できるようなところもあろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。  天気予報では残暑が厳しいのは今日までで、今後の天気見通しでは前線通過とともにいきなり秋が深まり、雨の後、気温が下がり、寒暖差が大きくなるとも聞いております。寒暖差がありますと疲れやすくなります。どうかお体に十分お気をつけていただきまして、これからも議会活動に精励していただきますようお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。 ○福井澄榮委員長  2日間にわたりまして令和3年度の一般会計決算審査、慎重に審査していただきまして、ありがとうございました。  なお、各委員さんからありました意見については、今後の予算、そしてまたまちづくりに反映していただきますようによろしくお願い申し上げます。  ご苦労さまでございました。                 午前11時57分 閉会 本委員会会議録として署名する。                       令和4年10月4日                 猪名川町議会                  総務建設常任委員長  福 井 澄 榮...