丸亀市議会 > 2020-12-17 >
12月17日-07号

  • "増額補正"(/)
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  1. 丸亀市議会 2020-12-17
    12月17日-07号


    取得元: 丸亀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 2年第6回12月定例会         令和2年第6回丸亀市議会12月定例会継続会会議録  令和2年12月17日(木) 午前10時             ───────────────  出席議員 25名 1番  武  田  孝  三 君  │  14番  横  田  隼  人 君 2番  竹  田  英  司 君  │  15番  小  橋  清  信 君 3番  東     由  美 君  │  16番  横  川  重  行 君 4番  中  谷  真 裕 美 君  │  17番  松  浦  正  武 君 5番  神  田  泰  孝 君  │  18番  加  藤  正  員 君 6番  岡  田     剛 君  │  19番  山  本  直  久 君 7番  大  西     浩 君  │  20番  大  前  誠  治 君 8番  香  川     勝 君  │  21番  福  部  正  人 君 9番  三  宅  真  弓 君  │  22番  内  田  俊  英 君 10番  川  田  匡  文 君  │  23番  水  本  徹  雄 君 11番  真  鍋  順  穗 君  │  24番  国  方  功  夫 君 12番  松  永  恭  二 君  │  25番  片  山  圭  之 君 13番  多  田  光  廣 君  │             ───────────────  欠席議員 なし             ───────────────  説明のため出席した者市長       梶   正 治 君 │ 都市整備部長   吉 本 博 之 君副市長      徳 田 善 紀 君 │ 産業文化部長   山 地 幸 夫 君教育長      金 丸 眞 明 君 │ ボートレース事業局次長                   │          矢 野 浩 三 君モーターボート競走事業管理者     │ 消防長      田 中 道 久 君         大 林   諭 君 │市長公室長    横 田 拓 也 君 │ 教育部長     石 井 克 範 君総務部長     栗 山 佳 子 君 │ 秘書政策課長   窪 田 徹 也 君健康福祉部長   宮 本 克 之 君 │ 財政課長     宮 西 浩 二 君市民生活部長   小 山 隆 史 君 │           ───────────────  事務局職員出席者事務局長     渡 辺 研 介 君 │ 主査       高 橋 幸 見 君次長       平 尾 哲 男 君 │ 主任       伊 藤   傑 君総括担当長    松 尾 耕 平 君 │             ───────────────  議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 議案第96号、議案第97号及び議案第103号から議案第113号まで並びに請願第7号   議案第 96号 令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)   議案第 97号 令和2年度丸亀市モーターボート競走事業会計補正予算(第3号)   議案第103号 丸亀市税外収入金の延滞金等徴収及び滞納処分に関する条例等の一部改正について   議案第104号 丸亀市国民健康保険税条例の一部改正について   議案第105号 丸亀市人権を尊重し多様性を認め合うまちを実現する条例の制定について   議案第106号 丸亀市体育施設設置条例の一部改正について   議案第107号 工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築工事)   議案第108号 工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う電気設備工事)   議案第109号 工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う空調設備設置工事)   議案第110号 工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う給排水設備工事)   議案第111号 指定管理者の指定について(広島デイサービスセンター)   議案第112号 指定管理者の指定について(丸亀市飯野コミュニティセンター)   議案第113号 指定管理者の指定について(丸亀市生涯学習センター)   請願第 7号 日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める請願第3 諸般の報告第4 議案第114号 令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第11号)第5 決議案第3号 新型コロナウイルスワクチンに係る接種体制等の構築を求める決議第6 意見書案4号 新型コロナウイルスワクチンに係る接種体制等の構築を求める意見          書第7 市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会の報告             ───────────────  本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第96号、議案第97号及び議案第103号から議案第113号まで並びに請願第7号日程第3 諸般の報告日程第4 議案第114号日程第5 決議案第3号日程第6 意見書案4号日程第7 市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会の報告             ───────────────                 会     議               〔午前10時00分 開議〕 ○議長(山本直久君) ただいまから令和2年第6回丸亀市議会12月定例会継続会を開会いたします。   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。   本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(山本直久君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、7番大西 浩君、8番香川 勝君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第96号、議案第97号及び議案第103号から議案第113号まで並びに請願第7号 ○議長(山本直久君) 日程第2、議案第96号、議案第97号及び議案第103号から議案第113号まで並びに請願第7号を一括議題といたします。   一括上程各案につきましては、去る11月30日及び12月2日の本会議において所管の各常任委員会に付託いたしましたが、既に関係各委員長から付託議案審査の終了した旨報告が参っておりますので、この際、各常任委員長から委員会審査の結果を御報告願います。   報告は、教育民生委員会都市環境委員会総務委員会の順序でお願いいたします。   1番 教育民生委員長 武田孝三君。             〔1番(武田孝三君)登壇〕 ◆1番(武田孝三君) おはようございます。   ただいまから教育民生委員会委員長報告を行います。   議案審査の経過及び結果について御報告いたします。   本委員会に付託されました案件は、議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分外1議案であります。審査は、12月9日午前9時から全員協議会室において、教育部、健康福祉部の順で行い、議案はいずれも原案を可決しましたことを、まず御報告いたします。   以下、審査の経過及び結果について御報告いたします。   最初に、教育部に関する議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分を審査しました。議案について理事者より詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、史跡塩飽勤番所跡及び笠島まち並み保存センターなどの指定管理料増額の積算根拠はとの質疑があり、理事者より、新型コロナウイルス感染症の影響による入館料の大幅な減少が生じたため、平成29年度、30年度の2か年の平均値を基に、入館料の減少分から光熱水費などの減少分を引いた額を指定管理料の増額変更としている。史跡塩飽勤番所跡は、入館料が33万3,460円減少、光熱水費などが1万9,035円減少で、差引き約32万円を増額、また笠島まち並み保存センターなどは、入館料が19万3,470円減少、光熱水費などが1,329円減少で、差引き約20万円を増額で積算しているとの答弁がありました。   質疑終了後、討論に入りましたが、討論はなく、教育部に関係する議案は原案を可決いたしました。   続いて、健康福祉部に関する議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分外1議案を審査しました。議案について理事者より詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、綾歌健康づくりふれあいセンター指定管理料について、休業要請期間と従業員の雇用はどうなっているのかとの質疑があり、理事者より、休業期間は3月4日から5月末までであり、休業中は有休を取得しながら、交代で館内外の点検や清掃等の勤務を行うことで従業員の雇用を維持しているとの答弁がありました。   質疑終了後、討論に入りましたが、討論はなく、健康福祉部に関係する議案は原案を可決いたしました。   以上で教育民生委員会における議案審査の報告を終わります。 ○議長(山本直久君) 8番 都市環境委員長 香川 勝君。             〔8番(香川 勝君)登壇〕 ◆8番(香川勝君) ただいまから都市環境委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告いたします。   本委員会に付託されました案件は、議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分外7議案及び陳情1件であります。審査は、12月9日午後1時から全員協議会室において行い、議案はいずれも原案のとおり可決、陳情は不採択となりましたことをまず御報告申し上げます。   以下、審査の経過並びに結果について御報告いたします。   初めに、市民生活部に関する議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分外3議案及び陳情1件を審査しました。議案について理事者より詳細な説明を受けて、質疑に入りました。   主なものを申し上げますと、委員より、市民提案型コロナ対策補助金について、上限額を20万円と設定した根拠はとの質疑があり、理事者より、コロナ禍という状況の中で、多くの団体が様々な対策に取り組みながら活動しており、より多くの団体が利用しやすい制度内容にすることが幅広い支援につながると考えたとの答弁がありました。   また、委員より、現時点で利用実績のない子供の居場所づくりにつながる事業への考え方は、また補助金交付後の対応はとの質疑があり、理事者より、これまでに利用実績のない事業については、運用上、枠を設けるなど、全ての事業に対して支援できるよう検討したい。また、補助金交付後は、現地調査を含め事業実績などを確認したいとの答弁がありました。   続いて、討論に入りましたが、討論はなく、市民生活部に関係する4議案は原案のとおり可決いたしました。   なお、自治会場に係る上下水道料金の助成を求める陳情については、会員の負担軽減により自治会活動の充実が期待できる、また助成については他の方法も検討する必要があるなど、採択、不採択両方の意見があり、挙手採決の結果、不採択といたしました。   次に、都市整備部に関する議案第107号「工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築工事)」外3議案について審査しました。議案について理事者より詳細な説明を受けて、質疑に入りました。   主なものを申し上げますと、委員より、南棟の防犯カメラ設備などが取りやめになっているが、防犯、警備についての認識はとの質疑があり、理事者より、市民交流活動センターについては、指定管理者の管理の基、防犯カメラ設備など施設の防犯、警備に当たる予定であるとの答弁がありました。   続いて、討論に入りましたが、討論はなく、都市整備部に関係する4議案は原案のとおり可決いたしました。   次に、産業文化部に関する議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分について審査しました。議案について理事者より詳細な説明を受けて、質疑に入りました。   主なものを申し上げますと、委員より、丸亀市ウイズコロナ事業継続応援補助金について、個人事業主も対象になるのか、また今回の予算額以上の申請があった場合の対応はとの質疑があり、理事者より、本市に住民登録がある個人事業主も補助対象になる。今後の申請状況を踏まえ、対象となる全ての事業主を支援できるよう予算の増額も検討したいとの答弁がありました。   続いて、討論に入りましたが、討論はなく、産業文化部に関係する1議案は原案のとおり可決いたしました。   以上で都市環境委員会における議案審査の報告を終わります。 ○議長(山本直久君) 5番 総務委員長 神田泰孝君。             〔5番(神田泰孝君)登壇〕 ◆5番(神田泰孝君) ただいまから総務委員会における議案審査について御報告いたします。   本委員会に付託されました案件は、議案第96号中の関係部分外4議案及び請願1件であります。委員会審査は、12月10日午前9時から全員協議会室で開催し、議案はいずれも原案のとおり可決、請願第7号は不採択となりましたことをまず御報告申し上げます。   以下、審査の概要について御報告いたします。   初めに、消防本部に関する議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分について審査を行いました。理事者より議案について説明があり、その後質疑に入りました。   委員より、リユースタイプ感染防止衣の整備を行う理由と、現在の防止衣の在庫状況はとの質疑があり、理事者より、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、感染防止衣の需要は世界的に高まっており、今後入手が困難な状況が想定されることから、繰り返し使用できるリユース品を確保するためである。また、現在は不織布の防止衣を使用しており、在庫は400枚程度であるとの答弁がありました。   また、1委員より、リユースタイプ感染防止衣の選定基準はとの質疑があり、理事者より、防止衣は隊員の命を守る要である。整備済みの先進地に問い合わせるなど、安全で使いやすい防止衣を選定したいとの答弁がありました。   続いて、討論に入りましたが、討論はなく、議案第96号中の関係部分は原案のとおり可決いたしました。   次に、市長公室に関する議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分について審査を行いました。理事者より議案について説明があり、その後質疑に入りましたが、質疑、討論もなく、議案第96号の関係部分は原案のとおり可決いたしました。   次に、総務部に関する議案第96号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)」中の関係部分外3議案について審査を行いました。理事者より議案について説明があり、その後質疑に入りました。   委員より、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金9億7,812万9,000円の交付に伴う基金の状況はとの質疑があり、理事者より、今回の国からの交付に伴い、今年度末の残額見込みは財政調整基金約38億5,000万円、合併振興基金約5億600万円であるとの答弁がありました。   また、1委員より、議案第104号「丸亀市国民健康保険税条例の一部改正について」による国保税収への影響はとの質疑があり、理事者より、個人所得課税の見直しに伴う軽減判定所得基準に関する改正により、令和3年度から年間200万円程度の減額が見込まれるとの答弁がありました。   また、1委員より、議案第105号「丸亀市人権を尊重し多様性を認め合うまちを実現する条例の制定について」の目的はとの質疑があり、理事者より、現行条例の目的をさらに発展させ、あらゆる差別をなくすため、市民、事業者一人一人の主体的な行動により、人権尊重のまちの実現を目指すものである。また、市民の人権意識の向上や行動に結びつくような研修や啓発に取り組んでいくとの答弁がありました。   続いて、討論に入りましたが、討論はなく、議案第96号の関係部分外3議案は原案のとおり可決いたしました。   次に、ボートレース事業局に関する議案第97号「令和2年度丸亀市モーターボート競走事業会計補正予算(第3号)」について審査を行いました。理事者より議案について説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、新型コロナウイルス感染症によりレース中止や無観客開催を余儀なくされたことに伴う収入及び支出への影響はとの質疑があり、理事者より、無観客開催時は清掃や警備業務等の見直しを行い、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費を調整してきた。また、収入面では、電話投票が好調であるため、今回255億円の営業収益の増額補正を行うものであるとの答弁がありました。   また、1委員より、広告宣伝費での説明があった全国ボートレース甲子園の概要はとの質疑があり、理事者より、全47都道府県からの代表選手47名と、施行者推薦5名を加えた52名で争うレースである。令和3年7月にまるがめボートで開催予定であり、それに対する広告宣伝費であるとの答弁がありました。   続いて、討論に入りましたが、討論はなく、議案第97号は原案のとおり可決いたしました。   次に、請願第7号「日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める請願」について審査を行いました。審査に先立ち、請願者から請願趣旨の陳述があり、その後、討論に入りました。   委員より、日本政府は国連での核兵器廃絶決議案の提出や、核拡散防止条約の再検討会議への共通基本の形成に努めるなど、核兵器を持つ国、持たない国の両方を巻き込みながら、核兵器廃絶に向けた取組を主体的、積極的に実施していることから反対するとの意見があり、また1委員より、核兵器禁止条約の批准国が50か国となり、2021年1月22日、同条約が発効される。核兵器禁止条約の批准は、唯一の戦争被爆国である日本国民の念願であると考えるため賛成するとの意見がありました。   討論終了後、請願第7号について挙手採決を行った結果、賛成少数で不採択とすることに決定いたしました。   以上で総務委員会における審査についての報告を終わります。 ○議長(山本直久君) 以上で各委員長の報告は終わりました。   各委員長報告は、議案はいずれも原案可決、請願は不採択であります。   これより委員長報告に対する質疑に入ります。   各委員長報告に対する質疑の通告はありません。   質疑もないようでありますので、これにて委員長報告に対する質疑を終わります。   これより討論に入ります。   討論の通告がありますので、順次発言を許します。   24番 国方功夫君。             〔24番(国方功夫君)登壇〕 ◆24番(国方功夫君) おはようございます。   私は、庁舎のこのたびの追加工事に対して反対いたします。   私は、庁舎の委員長をさせていただきました。3年間、本当にありがとうございました。そういった中で、全国をずっと回ってまいりました、7か所ぐらいだったと思います。また、私自身がこの屋上へ上がったり、消防庁舎からずっと約100枚ぐらい写真を撮っております。ただ、悲しいかな、中へ入って現場を見に行くわけにいきません。というのは、私は自分が建築の仕事をしとったものですから、人一倍分かっとるつもりでありますので、ついついいろいろなことが気になっておりました。このずっと見よる間に、ちゃんとした設計事務所、ちゃんとした業者、ちゃんとした施工と工程の中でしたのに、なぜ三月も遅れるんか、これはもう不思議でなりませんでした。それをよくよく考えてみますと、私は、今回の追加の合計で9,600万円、建築だけでは6,000万円、ここに問題があると思っております。やっぱり、変更するに当たっても細かく提示すべきだったと思いますし、このことが本当にいいのだろうか、またかわいそうなのは電気設備とか、空調と給排水だったと思います。これは、躯体の建築が遅れることによってどんどんどんどんその方に、手待ちというんですか、待たされるわけですから経費がいっぱいかかってきた。そういう意味では、この分がせめて、6,000万円ですから、このうちの3,000万円ぐらいはこの業者に躯体の本体のジョイントの会社が見てあげるんであれば、私はどこかで、ああ、納得できたんですけど、かわいそうなというか、この三月分の遅れということ、結果を見ますと非常に残念でならないし、努力が見えなかったということに対して、私はこのことについて反対いたします。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(山本直久君) 4番 中谷真裕美君。             〔4番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆4番(中谷真裕美君) 日本共産党の中谷真裕美です。   先ほど委員長報告がありました請願第7号「日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める請願」に賛成し、この請願の採択を求める立場で討論を行います。   2017年7月に国連会議で採択をされた核兵器禁止条約が、その発効の要件となる批准国50か国に達し、来年1月22日に条約が発効されることが確定しました。これによって、核兵器は初めて違法なものとなります。核兵器保有国に対し核兵器の廃絶を求める上で、国際法上の確固とした根拠となります。人類史上、画期的なことです。国連での条約採択から発効までのこの間、核兵器固執勢力、中でも核保有5大国はこの条約を敵視し、アメリカは条約を批准した国に批准書の撤回を迫る書簡を送り続けました。そんな妨害の中でも、条約の批准国は確実に広がり、発効までに到達した意味は大きいと思います。被爆者の方、NGOの皆さんや圧倒的多数の国々の核兵器のない世界を求める力強い流れを感じるとともに、一部の大国が世界を牛耳る時代の終わりが始まったと希望を感じます。   残念なのは、その大きな流れの中に日本政府が入っていないことです。菅政権になっても、核兵器禁止条約に批准も署名もしないという姿勢を日本は取り続けています。その理由として、核保有国と非保有国の橋渡しをすると主張をしていますが、国際的に日本がそのような立場とは認められていないようです。今年の第75回国連総会では、日本が3年連続反対票を投じている核兵器禁止条約を推進する決議案は、3分の2以上の130か国賛成で採択をされました。その一方、日本政府が毎年提出をしている核兵器廃絶を呼びかける決議案は、今年は賛成国が激減し、棄権する国が増えました。提案当初から議論を呼んでいった一つが、日本提案の決議案に核兵器禁止条約が明記されていなかったことです。長崎大学の鈴木達治郎教授は、日本の姿勢が保有国に近いという印象を非保有国に与えてしまったようだ。双方をつなぐどころか、かえって亀裂を目立たせてしまったと指摘をしています。日本が世界から求められている役割は、核保有国の側につくのではなく、唯一の被爆国として核兵器禁止条約を推進する牽引者になることです。   日本の世論調査でも、東京新聞など各紙によりますと、核兵器禁止条約に日本が参加するべきとした人が72%、また政府に条約批准を求める意見書を採択する自治体も確実に増え続けています。12月15日現在では501自治体が意見書を上げ、その数は全自治体の28%を超えました。500番目に採択をしたのはお隣の宇多津町でした。本請願は、香川県原爆被害者の会と、原水爆禁止香川県協議会の2団体から出されたものですが、香川県原爆被害者の会の会長好井敏彦さんからは、本来なら意見陳述で私も直接お話をしたかったが、体調を考えるとコロナ禍で外出はままならない。高齢化で、私たちに残された時間は少ない。被爆者の思いを受け止めて、どうか丸亀市議会からも日本政府に声を上げてほしいとの言葉を承りました。こうした被爆者の皆さんの長年の労苦に応えるためにも、また未来を担う世代への私たちの責任として、日本政府に速やかに条約に批准することを丸亀市議会からも求めていこうではありませんか。本請願への御賛同を議員各位に心から呼びかけまして、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(山本直久君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。   これより採決いたします。   まず、議案の採決を行います。   先ほど反対討論がありました議案第107号から議案第110号までを起立により採決した後、残りの各案を一括して採決いたします。その後、請願を採決いたします。   まず、議案第107号「工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築工事)」について、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(山本直久君) 御着席願います。   起立多数であります。   よって、議案第107号は、原案のとおり可決されました。   次に、議案第108号「工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う電気設備工事)」について、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(山本直久君) 御着席願います。   起立多数であります。   よって、議案第108号は、原案のとおり可決されました。   次に、議案第109号「工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う空調設備設置工事)」について、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(山本直久君) 御着席願います。   起立多数であります。   よって、議案第109号は、原案のとおり可決されました。   次に、議案第110号「工事請負変更契約の締結について(丸亀市市庁舎等複合施設新築に伴う給排水設備工事)」について、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕
    ○議長(山本直久君) 御着席願います。   起立多数であります。   よって、議案第110号は、原案のとおり可決されました。   次に、ただいま議決いたしました議案を除く残りの各案を一括して採決いたします。   件名は事務局長から朗読いたします。             〔事務局長(渡辺研介君)朗読〕             ───────────────   議案第96号 令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第10号)   議案第97号 令和2年度丸亀市モーターボート競走事業会計補正予算(第3号)   議案第103号 丸亀市税外収入金の延滞金等徴収及び滞納処分に関する条例等の一部改正について   議案第104号 丸亀市国民健康保険税条例の一部改正について   議案第105号 丸亀市人権を尊重し多様性を認め合うまちを実現する条例の制定について   議案第106号 丸亀市体育施設設置条例の一部改正について   議案第111号 指定管理者の指定について(広島デイサービスセンター)   議案第112号 指定管理者の指定について(丸亀市飯野コミュニティセンター)   議案第113号 指定管理者の指定について(丸亀市生涯学習センター)             ─────────────── ○議長(山本直久君) これらの各案を、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第107号から議案第110号までを除く残りの各案は、いずれも原案のとおり可決されました。   これより請願の採決を行います。   請願第7号「日本政府に「核兵器禁止条約の調印・批准をすることを求める」意見書採択を求める請願」を採決いたします。   本件に対する総務委員長の報告は、請願審査結果報告書のとおり不採択でありますので、原案について採決いたします。   本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(山本直久君) 御着席願います。   起立少数であります。   よって、請願第7号は、不採択とすることに決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(山本直久君) 日程第3、この際、報告いたします。   去る11月30日、所管の都市環境委員会に付託いたしました陳情案件の審査結果につきましては、お手元に配付してあります陳情審査結果一覧のとおり、委員長から審査の終了報告が参っております。この審査結果の報告は、不採択であります。本件につきましては、会議規則第145条の規定に基づき、請願書の例により処理いたしたいと思いますので、御了承願います。   以上で報告を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第114号 ○議長(山本直久君) 日程第4、議案第114号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第11号)」を議題といたします。   市長の提案理由の説明を求めます。   市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) おはようございます。   提案理由を申し上げます。   議案第114号、一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ1億184万円を追加し、予算の総額を671億8,293万4,000円とするものであります。   その内容といたしましては、独り親世帯に対し、1世帯当たり5万円、第2子以降は1人につき3万円を再支給するため、独り親世帯臨時特別給付金1億184万円を追加計上いたします。また、これらの財源といたしまして、国庫支出金を計上するものであります。   以上です。 ○議長(山本直久君) 提案理由の説明は終わりました。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第114号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第114号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。   これより質疑に入ります。   質疑の通告はありません。   質疑もないようでありますので、これにて質疑を終わります。   これより討論に入ります。   ただいまのところ討論の通告はありません。   討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。   これより採決いたします。   議案第114号「令和2年度丸亀市一般会計補正予算(第11号)」は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御異議なしと認めます。   よって、議案第114号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 決議案第3号 ○議長(山本直久君) 日程第5、決議案第3号「新型コロナウイルスワクチンに係る接種体制等の構築を求める決議」を議題といたします。   提案理由は、提出者に代わり事務局長から説明いたします。             〔事務局長(渡辺研介君)朗読〕             ───────────────   新型コロナウイルスワクチンについて、本市において認可承認後の早期接種に対応でき得るよう、国、県からの迅速かつ適切な情報提供と併せて、安全性の確保など、市民の不安解消に努めるとともに、実施主体となる市と関係者の役割分担をはじめ、接種場所や接種方法など、ワクチン接種体制や流通体制の構築に向けた速やかな取組を強く求めるものであります。 ○議長(山本直久君) 提案理由の説明は終わりました。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております決議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御異議なしと認めます。   よって、決議案第3号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。   これより質疑に入ります。   質疑の通告はありません。   質疑もないようですので、これにて質疑を終わります。   これより討論に入ります。   ただいまのところ討論の通告はありません。   討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。   これより採決いたします。   決議案第3号「新型コロナウイルスワクチンに係る接種体制等の構築を求める決議」について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御異議なしと認めます。   よって、決議案第3号は、原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 意見書案第4号 ○議長(山本直久君) 日程第6、意見書案第4号「新型コロナウイルスワクチンに係る接種体制等の構築を求める意見書」を議題といたします。   提案理由は、提出者に代わり事務局長から説明いたします。             〔事務局長(渡辺研介君)朗読〕             ───────────────   本意見書案の趣旨は、新型コロナウイルスワクチンについて、認可承認後の早期接種に対応でき得るよう、自治体の役割に鑑み、迅速かつ適切な情報提供に努め、安全性の確保と併せて、国民の不安解消に当たるとともに、財政面を含め、ワクチン接種体制や流通体制の構築に向けた実効性ある支援を強く求めるものであります。 ○議長(山本直久君) お諮りいたします。   ただいま議題となっております意見書案第4号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御異議なしと認めます。   よって、意見書案第4号は、委員会の付託を省略することに決定いたしました。   本案に対し、御意見等はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御意見もなければ、これより採決いたします。   意見書案第4号「新型コロナウイルスワクチンに係る接種体制等の構築を求める意見書」を、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御異議なしと認めます。   よって、意見書案第4号は、原案のとおり可決されました。   なお、ただいま可決されました意見書は、地方自治法第99条の規定に基づき、本文中に明示されました提出先へ送付する等措置いたしますので、御了承願います。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会の報告 ○議長(山本直久君) 日程第7、市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会の報告を議題といたします。   地方自治法第117条の規定により、国方功夫君は除斥となりますので、退席、退場願います。             〔24番(国方功夫君)=退席、退場〕 ○議長(山本直久君) 市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会から、所管事項について既に調査の終了した旨、お手元に配付してあります市議会議員不当要求疑惑等に関する調査報告書のとおり報告が参っておりますので、この際、委員長から委員会の調査結果について御報告願います。   11番 市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員長 真鍋順穗君。             〔11番(真鍋順穗君)登壇〕 ◆11番(真鍋順穗君) ただいまから市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会における調査について御報告を申し上げます。   去る12月10日開催いたしました第22回委員会をもちまして、当該案件の調査を終了いたしました。当日の委員会では、委員7名中4名の挙手多数により、本委員会における調査報告書として取りまとめをするに至りましたことをまず御報告を申し上げます。   それでは、お手元の調査報告書により調査の概要と結果を申し上げます。   本年2月20日、徳田善紀副市長より市議会議長宛てに、地方自治法第100条に基づく調査を求める内部告発書が提出され、本市議会におきまして、3月25日の本会議で8名の委員からなる市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会が設置されました。同日、市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会に百条調査権の委任を求める動議が賛成多数により可決され、本委員会に地方自治法第100条に基づく調査権限が付与されました。本委員会では、副市長からの内部告発書に記述されております事項、すなわち1、特別職の報酬引上げに関する不当要求疑惑、2、市職員に対するパワハラ疑惑及び人事への不当要求疑惑、3、中讃広域行政事務組合人事に対する不当要求疑惑、4、市庁舎等整備特別委員会委員長の立場を利用した不当要求疑惑及びパワハラ疑惑、5、ミモカ美術振興財団代表理事に関する人事への不当要求疑惑、以上の5つの調査事項につきまして、事実関係を明らかにし、真実の究明を行うため、証人の人権に十分配慮する中で、委任された調査権等に基づき関係者の証言聴取を重ねてまいりました。これまで22回にわたり委員会を開催し、徳田善紀副市長、国方功夫議員を含め関係者13名に対し証人尋問を行い、また7名の証人に対し、10点に及ぶ記録の提出を求める中で、真実の究明に当たってまいりました。   今回の調査で明らかになった証言や提出されました記録から、本委員会としての結論を申し上げます。   5つの調査事項におきまして、疑惑を肯定するに至りました事項は2つであります。1つは、特別職の報酬引上げに関する不当要求疑惑、もう一つは市職員に対するパワハラ疑惑及び人事への不当要求疑惑のうち、パワハラ疑惑であります。残りの調査事項につきましては、疑惑を肯定する結論には至りませんでした。   それでは、調査事項ごとにその概要を御報告申し上げます。   まず、調査事項1、特別職の報酬引上げに関する不当要求疑惑につきましては、委員の意見は2つに分かれました。根回しを理事者に求める発言は、明らかに不当な要求である。根回し発言の趣旨は、審議に資する十分な資料を整えるよう求めたものであるなど、認識に隔たりがありましたので、挙手により委員会としての結論を出すことといたしました。本調査事項につきましては、委員7名中4名の挙手多数により、不当要求行為として疑惑を肯定するものでありました。   次に、調査事項2のうち、市職員に対するパワハラ疑惑につきましては、同じく委員の意見は2つに分かれました。快天山古墳に小屋を建てて、そこでいたらいいなどの発言は度を超えており、人格と尊厳を侵害する言動である。前文化財保護室長は、告発書記載の不安や恐怖からの降格や退職、またメンタル面での通院も明確に否定し、パワハラについては明言しておりませんなど認識に隔たりがありましたので、挙手により委員会としての結論を出すことといたしました。本調査事項につきましては、委員7名中4名の挙手多数により、職員へのハラスメント行為として疑惑を肯定するものでありました。   次に、調査事項2のうち、人事への不当要求疑惑につきましては、委員から、不当要求である、あるいは不当要求でない旨の意見、また断定できない旨の意見が出されました。市長公室長と職員課長の証言には整合性があり、前教育部長の再就職に係る発言は不快感を与えている。明確に不当要求であるとの認識はないと職員課長が証言しているが、機会があるたびにその後、不満を言われるだろうと思わせたことは、不当要求行為と言っても過言ではない。告発書と同様の一部発言があったと推測されるが、不当要求との認識ではない。脅しがないからと市長公室長や職員課長が証言しているように、不当な手段を使って要求をしていない。いろいろ厄介なことになるのではないか、機会があるたびに不満を言われると市長公室長、職員課長が懸念しており、人事の公正を害する行為であるとも考えられるが、いずれも不当要求行為とまで捉えておらず、強い意見の範疇とも言えるなど認識に相違がありましたので、挙手により委員会としての結論を出すことといたしました。本調査事項につきましては、全員一致で不当要求行為としての疑惑を否定するものでありました。   次に、調査事項3、中讃広域行政事務組合人事に対する不当要求疑惑につきましては、委員から、不当要求でない旨、また断定できない旨の意見が出されました。事態を考慮した人事等の助言であり、不当要求行為には当たらない。正義感を持った議員の対応であるとは思うが、降格と転属をさせなければ、記者クラブに持っていって記者会見することもできると、恫喝と言われても仕方のない部分も見受けられるなど認識に相違がありましたが、本調査事項につきましては、全員一致で不当要求行為としての疑惑を否定するものでありました。   次に、調査事項4のうち、市庁舎等整備特別委員会委員長の立場を利用した不当要求疑惑につきましては、同じく委員から、不当要求でない旨、また断定できない旨の意見が出されました。都市整備部長、前大手町整備推進室長、大手町整備推進室総括担当長の3名が不当要求はなかったと証言している。担当長の証言や提出記録から告発書中の発言はあったと判断するが、告発書中の表現の直接的な要求や言動は確認できない。公平、公正な職務の遂行を害するおそれも全くないとは言えないが、確認でき得る証拠等が乏しく、判断できないなど認識に相違がありましたが、本調査事項につきましては、全員一致で不当要求行為としての疑惑を否定するものでありました。   次に、調査事項4のうち、市庁舎等整備特別委員会委員長の立場を利用したパワハラ疑惑につきましては、同じく委員から、不当要求でない旨、また断定できない旨の意見が出されました。前大手町整備推進室長と大手町整備推進室総括担当長は、パワハラとは感じていないと証言している。詳細な証言や記録が乏しく、前室長や担当長のパワハラとは感じていないとの発言と、副市長のパワハラに当たるとの発言からは、感覚としての証言のみでは判断できないなど認識に相違がありましたが、本調査事項につきましては、全員一致で職員へのハラスメント行為としての疑惑を否定するものでありました。   最後に、調査事項5、ミモカ美術振興財団代表理事に関する人事への不当要求疑惑につきましては、同じく委員から、不当要求でない旨、また断定できない旨の意見が出されました。不当な手段を使って要求していることはうかがえないので、不当要求行為には当たらない。副市長、議員の証言以外では市長の証言しかなく、また元代表理事に関する発言は不明である。複数回人事への発言があったと思われるが、告発書と同様の内容か否か客観的に判断することは難しいなど認識に相違がありましたが、本調査事項につきましては、全員一致で不当要求行為としての疑惑を否定するものでありました。   調査事項の概要は、以上のとおりであります。   私たち議員は、市民からの負託を受け、意見や要望を市政に届け、課題や問題を指摘し、解決を促すなど多大な役割を担っておりますが、その過程におきまして、不当要求行為やハラスメント行為は決してあってはならないものであります。当該議員には、今回の調査結果を重く受け止め、猛省を求めるものであります。   今回の事案につきましては、一議員の言動ではありますが、市議会に投げかけられた問題としても捉える必要があります。私たち議員と市職員の立場におきまして、様々な議論を交わす上でも、誤解を招かないよう言動には十分留意し、常に議員全員が市民の代表として、市民からの負託を受けた責務を認識の上、模範となる言動を心がける必要があります。法令を遵守することはもちろんのこと、高い倫理観を持ち、自らを厳しく律し、理事者と適切な関係を保たなければなりません。今回の問題を、議員一人一人が真摯に受け止め、襟を正していかなければなりません。今後、二度とこうした事案が発生することのないよう、政治倫理上の観点等を踏まえた議論と具体的な取組を求めるものであります。   一方、調査の過程で指摘がありました事項についても触れておきます。   不当要求行為への対応は、本市法令遵守推進条例に明記されておりますとおり、未然防止を含め、市長をはじめ管理監督者など理事者の責務でもあります。しかしながら、今回の規定にある委員会での調査や措置など、条例上の対応が不十分であることから、今後は公平、公正な職務の執行を確保するよう、条例に基づく迅速かつ適切な対応が求められるものであります。また、ハラスメント行為に関しても、職員の雇用、労働環境を守るべき責任は市長にあり、理事者にはハラスメント行為を許さない環境づくりが求められます。職員が市民のために十分働くことができる健全な労働環境を保持するため、必要な対策を講じることを求めるものであります。本市におきましては、業務の遂行に当たり、法令に基づく本市職員としての責務の認識を徹底するよう求めるものであります。本市議会及び本市の双方に対しまして、今後の再発防止に向けた取組と併せて、市民との信頼関係の再構築に当たるよう強く求めたいと思います。   なお、今回の調査におきまして、告発の対象となる者はおりませんでした。また、調査経費につきましては、会議録作成費として19万325円でありましたので、申し添えておきます。   以上、市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会における報告といたします。 ○議長(山本直久君) 以上で市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会の報告は終わりました。   これより委員長報告に対する質疑に入ります。   委員長報告に対する質疑の通告はありません。   質疑もないようでありますので、これにて委員長報告に対する質疑を終わります。   これより討論に入ります。   討論の通告がありますので、順次発言を許します。   23番 水本徹雄君。             〔23番(水本徹雄君)登壇〕 ◆23番(水本徹雄君) それでは、私は先ほど委員長報告の中で、後半部分の当該議員には今回の調査結果を重く受け止め、猛省を求めるとの文面に反対の立場で討論いたします。   討論に移る前に、まず今回丸亀市議会として初めてであり、前例のない百条委員会に中心的な立場で御尽力されました委員長並びに副委員長には、衷心より敬意を表します。   さて、今回の結論は、5つの疑惑のうち肯定された事項が2つであること、そしてその2つのうち、まず1つ目の調査事項である特別職の不当要求疑惑については、認識に隔たりがありとの見解でまとまらず、百条委員会の委員7名中、4対3で疑惑が肯定されました。もう一つの市職員に対するパワハラ疑惑についても同様に認識の隔たりがあり、これも委員7名中、4対3で疑惑を肯定されました。この2つの事項における認識の隔たりにおいて、4対3の結果は何を示しているのでしょうか。それは、この2つの事項について、どちらも告発者側の確たる証拠が乏しく、決定打に欠けており、結果として肯定はされたものの、断定できるものはないということではないでしょうか。一方、理事者側においては、内部組織の不当要求行為等対策委員会で今後調査すると、今年の2月21日付の新聞を発表しました。その後、一度は開催し、対応を協議したことも新聞にも掲載されておりましたが、その後の対応はどうなったのか甚だ疑問であります。   ここで、たまたまではありますが、今朝友人から情報を得ましたのでネット検索をかけてみますと、神戸新聞、NHK神戸放送局の記事がヒットしました。タイトルには、市議の不当要求問題で百条委員会とありました。姫路市のある市議が職員に働きかけたのは不当要求に当たるということから、百条委員会を設置することになったという内容でありました。この記事には、次のようにあります。市の審査会から不当要求に当たると認定され、市長名でやめるよう警告を受けました。つまり、姫路市は、このように審査会での適正な手続を得た上でこれを受け、議会から開くことを自発的に決めたというものであります。私は今回の丸亀市議会の百条委員会の手続を振り返り、行政当局において、告発する以前の適正手続に明らかに何か問題があると私は指摘しております。副市長として、去年の約6か月、6月か7月だったと思いますが、議員から話を持ちかけて以来、この12月に報酬審議委員会、昨年ですけれども、結論が出る前の半年間の間でも、当該議員に説明とか報告することもなく放置していたのは、議員の言動に一定の責任を求める以前にそれを招いたのは、またその原因は一体誰なのかという思いは、私は猛省を促すならば行政当局にもと申し上げたいのであります。百条委員会は22回も開催されているのでありますから、疑問視されるのは当然と私は思います。   さて、もともと百条委員会での証言は、記憶に基づいて行われるものであります。また、今回行われた証人としての上司の証言も、人それぞれの聞き方や聞き取りの場所、そして何よりも、証人者たる上司が当該議員に個人的な感情などを常日頃持っていたか否かによっても捉え方が変わるものであるとも思います。何よりも、当該職員が全て否定しているのが重要な要素となっております。委員会の中で取り上げられたメモについても、記憶に基づいて作成された後づけの走り書きの証拠能力の薄いものでありました。   このたび、本定例会で私が反対討論としてこの場に立ったのは、当該議員と約8年間同じ会派の一人として、御本人の政治信条や性格、言動など全議員の中で誰よりよく知ってるからであります。曲がったことが嫌いな一直線の姿勢は終始変わらず、それがゆえに時折誤解を生むこともあります。今回の件も、一部始終、約8年にわたる背景を基として出たことであると私は誰よりも知っていると、はっきりと言い切れます。議員の皆さん、当該議員は今年2月20日に初めてテレビに映り、翌2月21日の新聞記事からは、最近に至るまでこの件について新聞、テレビに何度も取り上げられました。一番初めに書かれた2月21日付の新聞記事において、当該議員は誤解やそごがあるとしながらも、誤解を招いたとすれば反省しなければいけないと、はっきり反省の2字を言葉として謙虚に胸中を述べておりました。   私は、百条委員会でも申し上げました。同じ議員同士、自分たちに置き換えてみましょう。私たちの後ろには、数多くの支援、支持者がいらっしゃいます。そして何よりも、私たち議員を支え、守ってくれる家族がいるのです。私は、この場で再度全議員お一人お一人に対し、この言葉を投げかけたいと思います。   最後に申し上げます。   結論として、委員長報告の当該議員には調査結果を重く受け止め、猛省を求めるとの文面を、調査結果を真摯に受け止め、反省を求めると変更していただきたいと申し上げます。今、私たちは市民に問われています。ここにいらっしゃる丸亀の議会人は、寛容な心を持ち合わせている方々であると、そして、この場で私たち全員二度と疑惑等の百条委員会を起こすまいと、ともに確認し合いたい。そして、市民からはさらなる信頼を得るとともに、負託に応えようではありませんか。今後、香川県内は基より、全国の市議会においてもさすが丸亀市議会、大岡裁きの令和2年、丸亀市議会の百条委員会だったと後世に語り継がれるよう、どうか議員各位の良心に訴え、御賛同を求め、反対討論といたします。   以上であります。 ○議長(山本直久君) 7番 大西 浩君。             〔7番(大西 浩君)登壇〕 ◆7番(大西浩君) それでは、市議会議員の不当要求疑惑に関する調査特別委員会委員長報告に賛成の立場で討論いたします。   まずもって、調査報告の作成に関しまして、これまで10か月に及ぶ長い時間と最終的な判断、的確な判断をされた調査委員長、副委員長並びに委員の皆様、多大な労力を要したことに敬意を表したいと思います。本当にありがとうございます。   丸亀市議会、市役所は市民の皆さんに信頼される議会、議員、職員であることを自覚しなければなりません。したがいまして、今回の事案を二度と起こさないように努めなければならないと考えています。   以上を申し上げて、委員長報告に賛成をするものであります。よろしくお願いします。 ○議長(山本直久君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。   これより採決いたします。   先ほど反対の御発言がありましたので、起立により採決いたします。   本件について、お手元配付の市議会議員不当要求疑惑等に関する調査報告書のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者=起立〕 ○議長(山本直久君) 御着席願います。   起立多数であります。   よって、本件については、お手元配付の市議会議員不当要求疑惑等に関する調査報告書のとおり決定いたしました。   続いて、お諮りいたします。   ただいまの議決により、市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会は、当該調査を終了することといたします。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本直久君) 御異議なしと認めます。   よって、市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会は、これにて当該調査を終了することといたします。   国方功夫君、入場を許します。             〔24番(国方功夫君)=入場、着席〕 ○議長(山本直久君) 以上で今期定例会に付議されました案件の審議は全て議了いたしました。   なお、閉会に先立ちまして、恒例により年末の挨拶を申し上げます。   令和2年納めの議会となりますので、閉会に先立ち、誠に僣越ではありますが一言御挨拶を申し上げます。   今年の元旦、丸亀城の本丸から初日の出を迎え、一年の無病息災を念じました。幸いにも、今年一年、本市では台風などによる大きな自然災害が発生しなかったことに安堵しております。一方では、新型コロナウイルスという目に見えない敵との闘いが待ち受けていようとは、あのとき想像すらしておりませんでした。今回の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられました方々に、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患されました方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、日夜懸命に御尽力されておられます医療関係者をはじめ、保健・福祉・介護、また教育・保育など、様々な分野で感染予防対策に当たられている全ての関係者の方々に深く感謝の意を表するものであります。   今年、私たちの暮らしは大きく制限をされ、地域社会や経済への影響は多大なものでありました。不要不急の外出、移動の自粛、小・中学校の臨時休業、また芸術文化、スポーツなど各種行事の中止や縮小開催を余儀なくされました。年末を迎えた今、全国的に感染者数は増加傾向にあり、感染予防と経済の両立など、私たちの様々な活動とのバランスが非常に難しいことを痛感しております。これまで、市議会では、市民の安全・安心を確保するため、決議や意見書を通じ、国や県、また本市に対し提言や要望を行うとともに、様々な機会を捉えて、実効ある速やかな施策の実施を求めてまいりました。財政面での制約はありますが、まずはこの難局を克服するよう、命に関わるこの感染症対策に全力で当たらなければなりません。今後とも、時期を失することなく、地域の実情に即した措置を講ずるよう、時宜を得た取組について、本市をはじめ関係機関に対し求めてまいりたいと思います。   このような中、私たちが学んだこともありました。今まで当たり前のように暮らして、普通にそこにある身近な事柄の多くが、実は極めて有り難く、尊いものであることにも気づかせてくれました。また、私たちの働き方や社会のデジタル化、IT化の現状をはじめ、今まで先送りや目を背けていたような課題にも向き合わざるを得ない状況にもなりました。今日の先が見通せない状況は、私たちの暮らしに大きな影を落としておりますが、知恵を出し合い、この難局を乗り越えなければなりません。しばらくの間は、こうしたコロナとの生活を余儀なくされるとは思いますが、先日は海外でのワクチン接種という報道にも接するようになりました。一刻も早く、アフターコロナの新しい時代が訪れることを願っておりますが、今までに私たちが成し遂げてきたように、近い将来必ずこの試練を乗り越え、克服する日が訪れることを信じております。   本年2月、副市長からの内部告発といった事態を招いたことは、大変残念でありました。先ほど特別委員長より報告がありましたように、今回の事案は一議員の言動のみならず、本市議会の矜持に関わる問題でもあります。私たち議員は、市民からの負託を受けた責務を認識の上、自らの言動には十分留意しなければなりません。不当要求行為やハラスメント行為といった言動は、決してあってはならないものであります。私たち議員一人一人が、今回の問題を真摯に受け止め、襟を正していかなければなりません。二度とこうした事案が発生することのないように、市議会におきまして、再発防止と併せて市民からの信頼回復に努めてまいります。政治倫理上の観点等から、具体的な取組について議論してまいりたいと思います。また、市におきましても、今回の調査過程で指摘のあった点につきましては、法令に基づく本市職員としての責務の認識を徹底するとともに、市政への信頼回復に努めていただくよう申し上げておきます。   現在、多くの人が不安の中、暮らしております。暮らしの中で疑問に思うことも少なくありません。こうした市民の不安や失望、そして闇の中に光を当て、希望とともに未来へと導くのが国や自治体の役目であり、また私たち議員の務めでもあります。一つ一つの課題を克服し、私たちは前を向いて進まなければなりません。本市議会としましても、市民の皆様の様々な声を市政に届け、課題の解決に当たってまいります。今後とも議員一同、使命と責任を強く自覚し、市民の皆様とともに、市民の福祉増進、そして本市のさらなる発展に向けしっかり取り組んでまいりますので、何とぞ御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。   来るべき新年は、社会を覆う閉塞感をみんなの力で打ち破り、多くの人の明日への希望や夢がかなえられますように心から願っております。   結びになりますが、この一年、市民の皆様、また報道関係の皆様には、本市議会に対し、御指導、御鞭撻を賜り厚くお礼を申し上げます。皆様方には、時節柄くれぐれもお体を大切に、特に小まめな手洗いやうがい、マスクの着用、密を避け、換気を行うなど基本的な感染予防対策の徹底に御理解、御協力を賜り、御自愛ください。幸多き新年を迎えられますように御祈念を申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。今年一年ありがとうございました。   引き続きまして、市長からの挨拶の申出がありますので、これを許可いたします。   市長 梶 正治君。             〔市長(梶 正治君)登壇〕 ◎市長(梶正治君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、誠に僣越とは存じますが、一言御挨拶を申し上げます。   議員各位におかれましては、一般会計補正予算案、条例その他の案件につきまして慎重な御審議を賜り、それぞれ原案どおり御議決をいただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。また、一般質問に際しましては、19名の議員の皆様から、市政に関する多岐の分野にわたる御質問をいただきました。いずれにおきましても、市民の生活に直結する貴重な御意見、御提言であると重く受け止め、事務事業の遂行に万全を期してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。   さて、早いもので今年も残すところあと10日余りとなりました。今年を振り返りますと、1月16日に国内初の新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、瞬く間に感染は拡大し、4月7日には国による緊急事態宣言が発令をされるなど、これまでに経験のしたことのない事態に直面をし、先の見えない不安に包まれた一年となりました。改めて、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患をされた全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。   また、市民の皆様方におかれましては、行政からの要請に応え、手洗いやうがいの励行のほか、外出の自粛や小・中学校の臨時休校、さらには飲食店などの休業など、大変な御辛抱を伴う様々な制限に御理解と御協力を賜り、改めて心から深く感謝を申し上げます。この間、本市におきましても、特別定額給付金などの国や県の支援策に加えて、市独自に早い段階で暮らしの総合相談窓口などを開設し、市民や事業者の皆様からの相談体制を整えるほか、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、子育て応援給付金や、事業者向けの支援として事業者応援給付金などを支給し、市民の暮らしや事業者の活動を支えてまいりました。   また、医療機関の御協力をいただき、県下でいち早くPCR検査センターを開設するほか、これからの季節、同時流行が懸念をされるインフルエンザ予防接種費用の助成対象を中学生まで引き上げ、感染症予防にも努めているところです。新型コロナウイルス感染症は今再び全国的に急増しており、県内においても連日のように感染者が確認をされ、改めて感染拡大防止対策が重要になってきております。また、今後は、新型コロナウイルス感染症の長期化により、市民の皆様の健康面は基より、企業経営や雇用の悪化など、市民生活へのさらなる影響が懸念をされます。市民の皆様方には、引き続き人と人との距離の確保や、手洗い、うがい、マスクの着用などといった基本的な感染対策の徹底をお願いするとともに、本市といたしましても、感染症対策と社会経済活動の両立を図りながら、市民の皆様とともにこの難局を乗り越えてまいりたいと存じます。   また、先ほど、本年3月に設置された市議会議員不当要求疑惑等に関する調査特別委員会の調査報告書が議決をされました。市といたしましても、この調査結果を重く受け止め、不当要求やハラスメント行為に対する取組を全庁一丸となって強化をしてまいります。   一方で、来春にはいよいよ新庁舎が完成をし、業務を開始いたします。外観もようやく明らかとなり、市民の皆様をお迎えする準備も進んでまいりました。また、市庁舎と併せて開館する市民交流活動センター(マルタス)は、新たな協働の拠点として、さらなる交流や活動を支援してまいりたいと存じます。   人口減少や少子高齢化がもたらす社会の変化をはじめ、社会全体でのデジタル化や、新型コロナウイルスとの共生など、私たちの暮らしが大きく変わろうとしている今、この新たな拠点の基、ふるさと丸亀が未来社会に向かう礎を築いていかなければなりません。来る令和3年は、本市のまちづくりの新たなスタートとなる年です。市民の皆様とともに立ちはだかる難局を乗り越え、安心して暮らせるまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、引き続き議員各位をはじめ、市民の皆様の一層の御支援と御協力をよろしくお願い申し上げます。   最後になりましたが、報道関係各位におかれましては、日頃の御協力に対し、この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げます。   慌ただしい年の瀬を迎えますが、議員各位並びに市民の皆様におかれましても、いつも以上に健康に御留意をいただき、健やかな新年をお迎えをいただきますよう、また新たな年が丸亀市にとりましても飛躍の年となりますことを心から祈念をいたしまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。今年一年間、誠にありがとうございました。 ○議長(山本直久君) これをもちまして今期定例会は閉会といたします。   御審議、お疲れさまでした。               〔午前11時32分 閉会〕             ───────────────   地方自治法第123条第2項の規定による署名者            議 長            議 員            議 員...