善通寺市議会 > 2021-03-22 >
03月22日-03号

  • "生産基盤"(/)
ツイート シェア
  1. 善通寺市議会 2021-03-22
    03月22日-03号


    取得元: 善通寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    令和 3年 3月定例会        ┌─────────────────────┐        │      令和3年3月定例会      │        │  善 通 寺 市 議 会 会 議 録  |        |       3月22日 (月)      |        └─────────────────────┘                午前 9時0分 開議〇出席議員 16名 1 番      氏 家 寿 士   │   10 番      大 西 智 晴 2 番      山 根 千 佳   │   11 番      長谷川 義 仁 3 番      牧 田 嘉 己   |   12 番      寿賀崎   久 5 番      真 鍋 範 子   │   13 番      内 田   等 6 番      安 井 一 博   │   15 番      大 平 達 城 7 番      竹 森 千 津   |   16 番      林 野 忠 弘 8 番      川 向   武   │   17 番      内 田 信 吾 9 番      金 崎 大 和   │   18 番      上 田 博 之   ──────────────────────────────────〇欠席議員 なし   ──────────────────────────────────〇説明のため会議に出席した者 市長         平 岡 政 典 │ 都市整備部長     加 藤 光 宏 副市長        杉 峯 文 昭 │ 消防長        杉 本 豊 和 教育長        森   正 司 │ 教育部長       尾 松 幸 夫 総務部長       近 藤 浩 行 │ 総務部秘書課長    二 宮 公 紀 市民生活部長     宮 川 庄 造 │ 総務部政策課長    尾 崎   篤 保健福祉部長     大 川 浩 司 │ 総務部総務課長    山 西 留 美 産業振興部長     芝   秀 和 │   ──────────────────────────────────〇議会事務局出席者 事務局長       中 山   淳 │ 書記         山 本 真 一 次長         香 川 勝 応 │   ──────────────────────────────────〇議事日程(第3号) 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 議案第16号 善通寺市事務分掌条例の一部改正について      議案第17号 善通寺市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について      議案第24号 善通寺市消防団員の定員,任免,給与,服務等に関する条例の一部改正について      議案第25号 善通寺市火災予防条例の一部改正について      議案第26号 公の施設の指定管理者の指定について 日程第3 議案第18号 善通寺市地区公民館条例の一部改正について      議案第19号 善通寺市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第20号 善通寺市子育て支援医療費助成条例の一部改正について      議案第21号 善通寺市国民健康保険条例の一部改正について      議案第22号 善通寺市介護保険条例の一部改正について 日程第4 議案第15号 善通寺市急傾斜地崩壊防止対策事業分担金徴収条例の制定について      議案第23号 善通寺市道路の構造の技術的基準等に関する条例の一部改正について 日程第5 議案第27号 公の施設の指定管理者の指定について 日程第6 議案第7号 令和3年度善通寺市一般会計予算      議案第8号 令和3年度善通寺市特別会計国民健康保険予算      議案第9号 令和3年度善通寺市特別会計農業集落排水予算      議案第10号 令和3年度善通寺市特別会計介護保険予算      議案第11号 令和3年度善通寺市特別会計介護予防サービス予算      議案第12号 令和3年度善通寺市特別会計後期高齢者医療予算      議案第13号 令和3年度善通寺市特別会計太陽光発電予算      議案第14号 令和3年度善通寺市下水道事業会計予算 日程第7 議案第28号 善通寺市教育委員会の委員の任命について 日程第8 議案第29号 人権擁護委員の推薦について 日程第9 委員会提出議案第1号 善通寺市議会会議規則の一部改正について   ──────────────────────────────────〇本日の会議に付した事件 日程第1会議録署名議員指名についてから日程第9委員会提出議案第1号善通寺市議会会議規則の一部改正についてまで   ────────────────────────────────── ○議長(氏家寿士君) おはようございます。   定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。   本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。   直ちに本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員指名について ○議長(氏家寿士君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。   署名議員には、真鍋範子君、安井一博君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第16号、議案第17号、議案第24号から議案第26号 ○議長(氏家寿士君) 日程第2、議案第16号善通寺事務分掌条例の一部改正について、議案第17号善通寺市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第24号善通寺消防団員の定員,任免,給与,服務等に関する条例の一部改正について、議案第25号善通寺火災予防条例の一部改正について、議案第26号公の施設の指定管理者の指定について、以上の5議案を一括議題といたします。   本案につきましては、総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   総務委員会委員長大平達城君。             〔15番(大平達城君)登壇〕 ◆15番(大平達城君) おはようございます。   ただいま議題となりました5議案につきまして、3月10日開催の総務委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。   まず、議案第16号善通寺事務分掌条例の一部改正については、新たに設置されるデジタル室具体的業務内容について確認したところ、従来から取り組んでいる情報ネットワーク維持管理に加え、市庁舎に来庁しなくても各種手続が可能となる電子申請など行政手続のデジタル化の推進、さらに総合会館4階にICTで学ぶスペースを作りテレワークの推進やサテライトオフィスの誘致にも取り組むほか、学びの場として中高年向けのパソコン、タブレット教室子ども向けプログラミング教室また全職員がデジタル化に対応できるスキルを身につける研修会に活用するなどの業務に取り組んでいきたいとの答弁がありました。   また、デジタル化を推進することによる業務や職員数の効率化についての見通しを尋ねたところ、デジタル化が進むにつれ作業効率は上がってくると思われ、職員がそのスキルを身につけることで少人数の職員でも可能となる体制は取っていけるのではないかと考えているとの答弁があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第17号善通寺市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、別段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第24号善通寺消防団員の定員,任免,給与,服務等に関する条例の一部改正については、団員の任期が2年と定められている中で3年間の休団制度を設けることに問題がないものか確認した後、休団の期間が3年を超えた場合の扱いを確認したところ、消防団退団の扱いとなるとの答弁があり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第25号善通寺火災予防条例の一部改正については、別段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第26号公の施設の指定管理者の指定については、これまで5年間であった指定管理期間が変化を生じる部分があるものか、管理料に変化が生じる部分があるものか確認したところ、現在樹木の伐採や剪定を行っていることに伴い不要となる管理料等もあり、今年度の指定管理料に比べると80万円ほど減額した予算となっているとの答弁がありました。   また、指定管理者の公募に応募するに当たっては、通常諸準備に時間を要するため十分な公募期間を設けていただきたいとの要望がありましたが、プロポーザル方式を取り入れ資料作成等に必要な期間を取るなど、公募期間については制度開始当初よりも十分な期間を設け選定する仕組みをとっているとの答弁をもって了とし、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上、甚だ概要にとどまりましたが、総務委員会に付託されました議案の委員長報告といたします。 ○議長(氏家寿士君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) 質疑なしと認めます。   これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより議案第16号善通寺事務分掌条例の一部改正について、議案第17号善通寺市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第24号善通寺消防団員の定員,任免,給与,服務等に関する条例の一部改正について、議案第25号善通寺火災予防条例の一部改正について、議案第26号公の施設の指定管理者の指定について、以上の5議案を一括して採決いたします。   本案に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり可決すべきものであります。   本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第16号、議案第17号、議案第24号、議案第25号及び議案第26号の5議案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第18号から議案第22号 ○議長(氏家寿士君) 日程第3、議案第18号善通寺地区公民館条例の一部改正について、議案第19号善通寺家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第20号善通寺子育て支援医療費助成条例の一部改正について、議案第21号善通寺国民健康保険条例の一部改正について、議案第22号善通寺介護保険条例の一部改正について、以上の5議案を一括議題といたします。   本案につきましては、教育民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   教育民生委員会委員長山根千佳君。             〔2番(山根千佳君)登壇〕 ◆2番(山根千佳君) おはようございます。   ただいま議案となりました5議案につきまして、3月9日開催の教育民生委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。   まず、議案第18号善通寺地区公民館条例の一部改正については、公民館内の図書室の使用料が記載されていない理由を尋ねたところ、無料であるためだと考えられるとの答弁に対し、用途や利用者によっては使用料を頂くことも検討してはどうかとの要望がありました。   続いて、畳をフローリングにしたことによる市民の評判はどうか、また利用を希望する方が重なって使えないなどの苦情は出ているかと尋ねたところ、評判については、高齢者が使われることが多く、畳より椅子のほうが足への負担が少ないため良い評判を多く聞いている、また利用を希望する方が重なって使えなかったという事例は今のところ聞いていないとの答弁がありました。   さらに、委員からは、フローリングになって使いやすくなったものの、玄関や洋室に上がるための段差などバリアフリーになっている公民館は非常に少ないのではないかと市の考えを質したところ、公民館自体が古く、確かにバリアフリーに対応できていないところが多いため、今後はそのような部分も含めて修繕しながら長く使っていきたいと考えているとの答弁がありました。   次に、冷暖房料について、利用者が冷暖房設備を使ったという申告により加算するものか、または時期により決まっているものか尋ねたところ、期間で決まっているとの答弁に対し、使用料金の算定根拠となるため具体的な加算の仕方について明記したほうがよいのではないかとの要望がありました。   討論はなく、採決の結果、議案第18号につきましては全会一致で可決すべきものと決しました。   続いて、議案第19号善通寺家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、本市で該当する保育所について尋ねたところ、ポエム保育所が該当するが、今回の条例改正では4階以上の施設に対しての設備の基準を改正するものであるため影響はないとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、議案第19号につきましては全会一致で可決すべきものと決しました。   続いて、議案第20号善通寺子育て支援医療費助成条例の一部改正については、医療費助成の対象年齢を18歳に引き上げることで、中には結婚している方や就労している方も想定されるが、そのような方も含めた制限のない規定なのかとの質疑に対し、確かに結婚、就労ともに可能な年齢だが、経済的には非常に厳しい家計になる可能性が高いと思われるため、高校3年を終了する年齢まで一律に医療費を助成したいと考えているとの答弁がありました。   また、委員からは、自身が被保険者となった場合、社会保険との関係は問題ないものか尋ねたところ、医療費助成保険内診療のうち自己負担分に相当するものを市が助成するため、保険者負担分について問題ないとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、議案第20号につきましては全会一致で可決すべきものと決しました。   続いて、議案第21号善通寺国民健康保険条例の一部改正について、議案第22号善通寺介護保険条例の一部改正については、特段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。   以上、教育民生委員会に付託されました議案の委員長報告といたします。 ○議長(氏家寿士君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) 質疑なしと認めます。   これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより議案第18号善通寺地区公民館条例の一部改正について、議案第19号善通寺家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第20号善通寺子育て支援医療費助成条例の一部改正について、議案第21号善通寺国民健康保険条例の一部改正について、議案第22号善通寺介護保険条例の一部改正について、以上の5議案を一括して採決いたします。   本案に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり可決すべきものであります。   本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号及び議案第22号の5議案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第15号、議案第23号 ○議長(氏家寿士君) 日程第4、議案第15号善通寺市急傾斜地崩壊防止対策事業分担金徴収条例の制定について、議案第23号善通寺市道路の構造の技術的基準等に関する条例の一部改正について、以上の2議案を一括議題といたします。   本案につきましては、建設経済委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   建設経済委員会委員長林野忠弘君。             〔16番(林野忠弘君)登壇〕 ◆16番(林野忠弘君) おはようございます。   ただいま議題となりました2議案につきまして、3月8日開催の建設経済委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。   まず、議案第15号善通寺市急傾斜地崩壊防止対策事業分担金徴収条例の制定については、急傾斜地崩壊防止対策事業の実施により利益を受けるものから分担金を徴するため、新たに条例を制定するものであります。   委員からは、事業採択に当たっての基準についての質疑があり、県費補助だと傾斜角度30度以上と高さ5メートル以上という基準が設けられているとの答弁がありました。   また、市内において傾斜角度30度以上のところはどれくらいあり、急傾斜地のミカン畑のような農地も対象になるのかとの質疑があり、この事業における対象区域はいわゆる土砂災害警戒区域の急傾斜地になっていて市内で55か所指定されている。なお、この事業は基本的に急傾斜地の崩壊により被害が生ずるおそれのある人家の保護のために行うものであって、事業を実施すると掘削とか整地を行った上にのり枠工とかの構造物を置いて保護するため農地としての機能を失うことになることから、農地を維持するための事業ではないとの答弁がありました。   また、事業完了後の管理はどこが行うようになるのかとの質疑があり、事業主体はあくまでもその受益を受けるものであり、構築された構造物の日常的な維持管理は受益者において行っていただくのが原則になるとの答弁がありました。   別段討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。   次に、議案第23号善通寺市道路の構造の技術的基準等に関する条例の一部改正については、歩行者が安心快適に通行、滞留できる歩行者利便増進道路の基準を追加するなど所要の改正を行うものであります。   委員からは、条文中にある第3種、第4種の道路の定義及び自転車通行帯とはどのようなものかとの質疑があり、道路には国道とか高速道路とかいろいろな種類の道路があるが、道路構造令においては第1種から第4種に区分され、それぞれの種類の道路にどういう構造が必要なのかという基準が設けられている。一般的に第3種の道路は都市計画決定がされていない平野部とか山間部の道路、また第4種の道路は計画決定されている都市部の道路として構造が決められているものであるとの説明があり、自転車通行帯とは本市でも整備している歩行者の安全を図るためのグリーンベルトのようなもので、その自転車版自転車通行帯というイメージになるとの答弁がありました。   また、歩行者利便増進道路とはどのようなものかとの質疑があり、歩行者利便増進道路とは道路法及び道路構造令に基づいて道路管理者が指定するもので、町中のシンボル道路などにおいて歩行者の安全かつ円滑な通行を確保し、その歩行者の滞留空間を確保する道路のことで、歩行者利便増進道路に指定することによって占用許可の無余地性の特例を受けられることになるとの答弁がありました。   また、自転車通行帯の設置や歩行者利便増進道路の指定は新設する道路において行うものか質疑があり、自転車通行帯については新規に道路を造る場合において設けることを検討し設置するものである。また、歩行者利便増進道路の指定については新たなものでなくても広い歩道がある道路等について指定は可能であるが、かなり広い歩道が必要であることから、現状本市においては新規に歩道を整備する道路について指定をしていく形になるとの答弁がありました。   別段討論はなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しました。   以上、建設経済委員会に付託されました議案の委員長報告といたします。 ○議長(氏家寿士君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(氏家寿士君) 質疑なしと認めます。   これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより議案第15号善通寺市急傾斜地崩壊防止対策事業分担金徴収条例の制定について、議案第23号善通寺市道路の構造の技術的基準等に関する条例の一部改正について、以上の2議案を一括して採決いたします。   本案に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり可決すべきものであります。   本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第15号、議案第23号の2議案は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第27号 ○議長(氏家寿士君) 日程第5、議案第27号公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました議案第27号公の施設の指定管理者の指定について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、善通寺市民体育館善通寺市営野球場善通寺市営テニス場善通寺市民プール、善通寺市武道館、善通寺市駐車場、善通寺駅前自転車駐車場及び善通寺市鉢伏ふれあい公園の管理を行わせる指定管理者として公益財団法人ハートスクエア善通寺を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。なお、指定の期間は、令和3年4月1日から令和4年3月31日までといたしております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(氏家寿士君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第27号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより議案第27号公の施設の指定管理者の指定についてを採決いたします。   本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第7号から議案第14号 ○議長(氏家寿士君) 日程第6、議案第7号令和3年度善通寺市一般会計予算、議案第8号令和3年度善通寺市特別会計国民健康保険予算、議案第9号令和3年度善通寺市特別会計農業集落排水予算、議案第10号令和3年度善通寺市特別会計介護保険予算、議案第11号令和3年度善通寺市特別会計介護予防サービス予算、議案第12号令和3年度善通寺市特別会計後期高齢者医療予算、議案第13号令和3年度善通寺市特別会計太陽光発電予算、議案第14号令和3年度善通寺市下水道事業会計予算、以上の8議案を一括議題といたします。   本案につきましては、令和3年度予算審査特別委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。   令和3年度予算審査特別委員会委員長安井一博君。             〔6番(安井一博君)登壇〕 ◆6番(安井一博君) ただいま議題となりました議案第7号令和3年度善通寺市一般会計予算から議案第14号令和3年度善通寺市下水道事業会計予算までの8議案について、3月3日から5日に開催しました令和3年度予算審査特別委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。   まず、議案第7号令和3年度善通寺市一般会計予算のうち、歳入についてのご報告を申し上げます。   第1款市税では、土地価格の下落により固定資産税が減収する見込みであることについて、税を確保するための土地価格の下落を食い止める対策を考えていないものか伺ったところ、本市の全体的な取組として魅力あるまちづくりを行い、市外から土地を買って移住してくれる人が増えて人口が増えていくような町になることで土地の価格も上がると考えているとの答弁がありました。   委員からは、農業の担い手不足等により農地が格安で売買されていることが土地全体の価格に影響を及ぼしているのではないかとの指摘がありましたが、当局からは農業施策として荒廃地をつくらず、農地を農地として確保していくよう政策を進めていきたいとの答弁がありました。   続いて、個人住民税について減収を見込んでいる根拠を伺ったところ、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえたGDP成長率の動向や税の収納状況、また税制改正の影響など総合的な観点から算定したものであるとの答弁がありました。   次に、第9款国有提供施設等所在市町村助成交付金では、自衛隊基地が所在する他の自治体と比較して金額が少ないのではないかと尋ねたところ、対象となる自動車訓練所などの施設について、固定資産税の評価額と比較すると約9割相当額が交付されており、過少な金額ではないと考えているとの答弁がありました。これに対し、補助事業等を活用し、より多くの収入が得られるよう取り組んでいただきたいとの要望がありました。   続いて、第22款市債では、令和3年度末で約130億円の市債に対して基金が約40億円になっていることについて、財政状況をどのように捉え認識すればよいのかと伺ったところ、市の借金に当たる市債はできる限り交付税措置のあるものを借りており、また市の貯金に当たる基金は新庁舎整備の関係で大きい取崩しがあるが、臨時的なものであると考えている、今後の実質公債費比率や将来負担比率については、シミュレーションしながら検討を行っており、財政の健全化判断比率は国が定める健全化基準で示してる危険な水域にはなっていないとの答弁がありました。   続いて、歳出についてご報告を申し上げます。   第1款議会費は、別段質疑はありませんでした。   第2款総務費では、市民バス運行運営費について、今後の市民バスの運営方法を尋ねたところ、通勤通学で使うような形態やデマンドタイプなど様々な運営方法を検討してるところであり、幅広く市民の意見を聞きたいと考えているとの答弁がありました。   委員からは、例えば三豊市では地元からの要望で自治体をまたいでバスを運行している事例や運転手の意見も参考にするなど広く議論していただきたいとの要望がありました。   次に、市税還付金が増額している理由を尋ねたところ、法人税は決算時期の関係上、前の年に予定納税といわれるあらかじめ予想される税金を支払い、翌年度に減収した場合には還付を受ける法人があるため、特に令和3年度については新型コロナウイルス感染症の影響による減収を見込んで増額したものであるとの答弁がありました。   続いて、広報・広聴活動費の増額については、暮らしの便利帳の増版によるものであることを確認した後、広報「ぜんつうじ」と一緒に配布されるものか尋ねたところ、主な目的は転入者に対し本市の業務について周知することであるため、増版分は市民課に設置し、転入者に配付予定であるとの答弁がありました。   また、マイナンバーカードは健康保険証として利用可能となることについて、既にマイナンバーカードを持ってる方が健康保険証の利用申込みをするには申請に出向く必要があるものか尋ねたところ、既にマイナンバーカードをお持ちの方はスマートフォンでの利用申込みができるほか、保健課に来ていただいても利用申込みができるよう体制を整えているとのこと、またマイナンバーカードを受け取りに来られた方に対しては、希望があれば利用申込みをしているとの答弁がありました。   第3款民生費では、後期高齢者医療広域連合の事務費負担金の積算方法を人口割ではなく各市町の被保険者数に同一単価を乗じるべきではないか、医療費は同一でありながら事務費の負担が異なるのは不公平だと思われるが、広域連合の動きはどうなっているのかと尋ねたところ、広域連合にその旨を申し出ているものの今後の動きなどを示されているものはなく、引き続き各市町と協議を重ねながら改正に向けて要望していきたいとの答弁がありました。これに対し、自治体間で1人当たり約2.7倍の負担金の差が生じており、是正に向けて努力願いたいとの要望がありました。   次に、カナン子育てプラザ21の大規模修繕の内容を確認した後、県の管轄する保育所であるにもかかわらず県の負担金がない理由を尋ねたところ、県の認可保育所であるものの、今回の補助事業においては認可元にかかわらず補助メニューが定められていることによるものであるとの答弁がありました。これを受けて、委員からは、県においても補助制度をつくっていただくよう積極的に要望すべきではないかとただしたところ、来年度県と協議した上で県の基金事業の活用も含め要望していきたいとの答弁がありました。   続いて、地域安心生活推進事業のうち、必要とされる方に配布されている安心キットの活用状況を尋ねたところ、救急活動の際には家族がいない場合や患者の意識がない場合に、冷蔵庫の中など安心キットを探して家族や病院に連絡しているとの答弁がありました。   さらに、広域入所運営費について、市内の保育所に通所している児童が母親の里帰り出産等で市外の保育所に入所する場合、受入先の自治体から本市に運営費の請求があるのかと尋ねたところ、受け入れていただく施設に運営費を支給するものであるとの答弁がありました。これに対し、本市で里帰り出産する方に対する受入れ態勢を尋ねたところ、受入れ施設が対応可能か確認し、そのときの保育の実施状況に応じて可否を返答することになっているとの答弁がありました。   また、扶助費について最近5年間で約3億円ほど減額している理由を尋ねたところ、10年ほど前は生活保護率が県下で最も悪い状況だったが、最近では悪いほうから3、4番目くらいになっている、これは早期の就労支援を徹底的に行ってきたことや不正受給をなくすよう努力してきた結果だと考えているとの答弁がありました。   第4款衛生費では、発達障がい児支援体制整備事業の内容を確認した後、地域社会全体に広めるために行う事業との説明を踏まえ、具体的な例を尋ねたところ、各保健所や地域子育て支援センターで保護者向けに発達障がい児の支援について説明したり、保健師が保育所や幼稚園に出向いてパンフレット等で理解を深めてもらえるよう啓発活動を行ったりしているとの答弁がありました。   次に、不法投棄監視事業について本市の実情を尋ねたところ、不法投棄の件数は非常に多いと考えており、監視カメラは3台あるが常に貸し出されている状況であるとの答弁がありました。これについて、委員からは、監視カメラが不法投棄の抑制効果が高く、以前は山の中で不法投棄されていたものが今では田んぼや道端に捨てられることも多くなったことから、ぜひ監視カメラを増設願いたいとの要望がありました。当局からは、取付け場所の確保が課題だが、現場に合った機種があれば補正予算で購入していきたいと考えているとの答弁がありました。議員からは、ダミーカメラや録画中と表示した看板の設置など、様々な方法を調査、検討願いたいとの要望がありました。   また、ゼロカーボンシティー宣言を行った一方で、生ごみリサイクル事業に要する予算が年々減少していることについて、今後どのような施策を取り組み、ゼロカーボンシティーを目指すのか当局の考えをただしたところ、ゼロカーボンシティー宣言については、宣言したことによって急に一足飛びに何かをしようとするものではなく、今よりもよくなることを小さなことから一つ一つ取り組み、継続し、最終的に達成しようとするものだと考えている、一例ではあるが、新年度には市外から転入者にエコバッグや新しいライフスタイルに関するパンフレットを配ることなどを考えており、何よりも環境保全に対する市民への啓発が大切であると考えているとの答弁がありました。これに対し、啓発活動だけではなく、宣言を踏まえた具体的な事業は考えていないものかと伺ったところ、環境省においてもゼロカーボンシティーに関する補助事業がつくられている最中であり、実際に提案された事業もあったが、本市にとって今後どのような事業に取り組むことが一番よいものか検証し、考えていきたいとの答弁がありました。   第5款労働費では、住宅建設資金等融資利子補給事業についてどのようにPRを行っているものか尋ねたところ、新築住宅については関係各課と連携し、固定資産税の評価に伺った際に制度の案内をしているほか、市ホームページをはじめ、関係機関の協力の下、広報にも努めているとの答弁があり、委員からは、市外から転入し市内に新築される方に対する助成制度については当該事業しかないため、引き続き定住促進に向けて努めてほしいとの要望がありました。   第6款農林水産業費では、荒廃農地等利活用促進事業について、荒廃農地の再生に要する費用を県が6割、市が3割助成し、借り受ける担い手が1割を負担するものであることを確認した後、1割の費用を負担してまで借り受けようとする担い手はいるものかただしたところ、土地にもよるが当該農地については9反ほどの広さで約100万円の整地費用を要するため、個人の負担額はおおむね10万円ほど見込まれる、それらの条件を踏まえ、担い手からの申請があったものであるとの答弁がありました。   この答弁を受け、新規事業である産地生産基盤パワーアップ事業、担い手確保経営強化支援事業についても既に対象が決まっている事業であるのか確認したところ、それぞれの事業を活用し農業設備の設置や農機具等の導入を行いたい旨の申請があれば、条件に適合することを確認し予算を計上しているものであることから、いずれも対象は決まっており、実施予定の事業であるとの答弁がありました。   第7款商工費では、商店街等活性化促進事業補助金について、補助の対象となっている共通のポイントガードまんでがんカードが使用できる店舗数、また昨今広まっているキャッシュレス決済を導入する考えはないものか伺ったところ、使用できる店舗は善通寺市商店連合会に加盟する38店舗であり、今回の補助は15年前に導入した機器類の老朽化に伴い機器を刷新しようとするものである、これを機にキャッシュレス決済の導入についても提案したが、後継者不足や使用方法などの問題から、再度同機種の導入について要望があったものであるとの答弁がありました。これに対し委員からは、本事業は限られた店舗が行う独自のキャッシュレスサービスに対する補助事業であるが、全国的に普及している既存のキャッシュレスサービスを導入しようとする市内の店舗に対する補助についても検討願いたいとの要望がありました。   また、観光地域づくり推進事業において導入予定である移動式観光案内所及び電動レンタサイクルについて、どのようなものを導入し、どのように利活用する考えであるのか伺ったところ、各イベント等において観光客をはじめ人が集まる場所に臨機応変に対応できる移動式観光案内所を設け、本市の観光をPRすることを想定している、また市内外を問わず様々なイベント会場にも出向き、本市のPRに努めたいと考えており、電動レンタサイクルについても、移動式観光案内所と一緒に運び、市内を巡りたい方に貸し出すなど、有効な利用促進につなげたいとの答弁がありました。   第8款土木費では、あけぼの団地、にしせん団地の住民共用部分の照明に要する電気代を自治会が負担している実情を踏まえ、負担を軽減するためにも照明をLED化できないものか、あるいは共益費部分を市が負担できないものかとの質疑に対し、それぞれの団地の外周にある照明器具については市においてLED照明に変更したところであるが、通路部分など共用部分の照明のLED化については、機能向上の面から国の補助がいただけないものか現在調査しているところである、共益費部分を市が負担することについては論議が必要と考えるが、照明のLED化については今後検討してまいりたいとの答弁がありました。   また、「善通寺五岳の里」市民集いの丘公園の来園者数を確認したところ、平成28年度が10万6,000人、平成29年度が10万2,000人、平成30年度が9万4,000人、令和元年度は12万2,000人と最高を記録した、令和2年度はコロナ禍により農商工夢フェスタとフラワー&ガーデンフェスタが中止となったが、2月末で8万2,000人が来園しており、中止となった両イベントの来園者数が例年2万3,000人ほどであったことを勘案すると、例年どおりの来園をいただいているとの答弁がありました。これを受けて、大勢の人が集う公園であることを踏まえると樹木の剪定が必要と考えるが、維持管理をどのように行っているのかとの質疑がありました。当局からは、高木については3年程度の間隔で剪定を行っており、本年度は剪定を行ったところであるとの答弁があり、委員からは、樹木が育ち山林化しないよう維持管理に留意願いたいとの要望がありました。   さらに、今年度鉢伏ふれあい公園の夜間照明を消灯していることについて今後の見通しを尋ねたところ、本年度はコロナ禍の影響により指定管理者であるハートスクエア善通寺の財政が苦しくなったことから経費節減の一環として夜間照明を消灯しているが、定期的な地元行事などが開催されるときの夜間照明の点灯に関しては利用者の安全面を考慮し、ハートスクエア善通寺と交渉してまいりたいとの答弁がありました。   第9款消防費では、消防施設維持補修事業において非常備消防車両の更新基準が20年となっていることについて、走行距離や使用頻度の少ない車両であっても20年を基準に更新しなければならぬものか更新基準の根拠を尋ねました。これに対し当局からは、各ポンプメーカー、車両メーカーにおいて製造が中止された後約10年間は部品供給があり修繕も可能であるが、10年を過ぎると部品がなくなった時点で修繕が不可能となること、また日本消防検定協会が定める消防車両の安全基準にのっとり、消防車等を作っているメーカーが定めている保証期間等から設定した基準であるとの答弁がありました。   第10款教育費では、コミュニティ・スクール推進事業について事業の目的を尋ねたところ、地域の方々の代表から成る学校運営協議会を設置し、地域の意見を聞き、地域の力を借りながら、地域とともにある学校をつくっていくことであるとの答弁があり、委員からは、地域の特色を生かして学校運営を行うことは理解できるものの、過剰に地域の声を取り入れることになれば先生方の負担が大きくなるのではないか、また学校の統廃合問題についても実現が難しくなることが考えられる。コミュニティ・スクールの推進方法について改めて議論いただけないかとの意見がありました。これに対して当局からは、まずはコミュニティ・スクールのよさというものを学校も地域の方々も理解していただき、その上で議論を通して議員ご指摘の心配事も出てくるものではないかと考えているが、コミュニティそのものがまだそこまで成熟していないと感じている。まずは学校が地域とともにある学校に変わっていくことから進めていきたいとの答弁がありました。   次に、婦人中央学級の参加状況を確認した後、女性のみを対象としていることについて、女性だけの講習をする必要が今後もあるものか考えをただしたところ、寿大学と婦人中央学級については同じ内容で行っている部分もあるため、今後の事業の在り方については見直しを図ってきたいとの答弁がありました。   続いて、市民会館の管理費について、今後も市民会館を使用する予定であれば小規模な修繕ではなく大規模改修を行ってはとの意見に対し、市民会館については耐震改修ができておらず、これまでの耐震診断の結果悪い評価が出ていることから、今後の用途を広く検討した上で、耐震工事を含めた大規模改修をするのか、新築するのか、また近隣市町の状況等も踏まえ今後の在り方を検討していきたいとの答弁がありました。   討論では、子育て支援医療費助成金やインフルエンザの助成金の対象年齢を18歳まで引き上げるなど市民の要望に応えた予算となっているものの、図書館の運営を直営から指定管理に移行する民営化の問題、特別対策として同和対策予算が計上されていることから反対するとの意見がありましたが、採決の結果、議案第7号については賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第8号特別会計国民健康保険予算では、保険料は県下で統一されているのか尋ねたところ、自治体間で医療費自体の格差や収納率においても格差があるため、まずはできる限りその格差を少なくした上で統一に向けて準備しているところであるとの答弁がありました。これに対し委員からは、財源の責任は県が持つということで制度を統一した経緯があることから、この保険料についても統一するよう、より一層推進願いたいとの要望がありました。   続いて、団塊の世代が75歳以上になる2025年を見据えた国民健康保険料など、本市の将来的な人口構成を踏まえた今後の見通しについて尋ねたところ、制度が県下で統一されたことで本市のみの具体的な見通しは把握できていないが、今後県と協議していきたいとの答弁に対し、それぞれの自治体で事情が異なると思われるため、展望を県に示してもらうよう働きかけていただきたいとの要望がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   続いて、議案第9号令和3年度善通寺市特別会計農業集落排水予算では、公共下水道との接続についての進捗状況を尋ねたところ、令和2年度においては香川県の下水道事業管理者と農業集落排水事業管理者との間で協議が行われ、接続について了解されたところであり、今後は令和3年度に実施設計を、令和4年度から5年度にかけて整備事業を行い、令和6年度から供用を開始したいと考えているとの答弁がありました。   また、長期償還金が1億円以上残ることになっているが、途中で下水道会計に移行した場合には地方債も引き継ぐことになるのかと尋ねたところ、農業集落排水に関わる地方債について、下水道に接続した場合であっても繰上償還は免除されるものと見込んでおり、接続後は下水道事業会計が引き継ぐことになるとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第10号令和3年度特別会計介護保険予算では、個人の要介護度に応じた支援メニューを市から提示しているものか尋ねたところ、必要なサービスを選択していただく場合はケアマネジャーを通じてご相談いただく中で話合い、必要な支援につなげているとの答弁がありました。   また、委員からは、他の自治体と比較して本市の介護認定は厳しくなってはいないものかとの質疑がありましたが、主治医の意見書や認定調査員による調査を踏まえ、中讃広域の審議会を経て要介護度が決まることから適正に処理されていると考えているとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議案第11号令和3年度善通寺市特別会計介護予防サービス予算及び議案第12号令和3年度善通寺市特別会計後期高齢者医療予算については、別段質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   続いて、議案第13号令和3年度善通寺市特別会計太陽光発電予算では、発電事業収入の減額理由が日照時間によるものであり、機器の故障によるものではないことを確認した後、これまでに台風被害等で修繕した事例はあるのかと尋ねたところ、年間数枚程度交換しているが保険で対応しており、仮に大きな災害が発生したとしても市の負担なく元どおりにすることができるとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   最後に、議案第14号令和3年度善通寺市下水道事業会計予算では、流域下水道事業負担金について、金倉川浄化センターの改修工事に要するものであることを確認した後、建設事業負担金の負担割合について尋ねたところ、本市の負担割合は41%であり、本市下水道が供用開始となる前から定められたものである、これまで見直しが行われていないことから下水道整備の状況等を踏まえ見直しについて検討していきたいとの答弁がありました。   討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上、甚だ概要にとどまりましたが、令和3年度予算審査特別委員会の委員長報告といたします。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(氏家寿士君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。   質疑はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) 質疑なしと認めます。   これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告がありますので、順次発言を許します。   まず、内田信吾君。             〔17番(内田信吾君)登壇〕 ◆17番(内田信吾君) 議案第7号令和3年度善通寺市一般会計予算に対し反対討論いたします。   本来なら予算の修正案を出して反対すべきですが、予算委員会において反対は私一人でしたので修正案が出せませんので、反対討論を行い私の意見といたします。   住んでみたい・住み続けたいまち善通寺の実現に向けて、他市に先駆けて実現させている通学路を中心とした防犯カメラの設置や増設、街路灯のLED照明の導入に見られるような先進的取組と同時に、子育て世帯の経済的支援、子育ての環境整備として子どもの医療費無料化やインフルエンザワクチン接種助成についても高校卒業までに年齢を引き上げ、助成金額の増額を行うなどは、近隣にお住まいの子育て中の世帯から羨まれる予算であります。また、市民から要望の強かった自転車を再び資源ごみとして収集するなどの市民要望に応えた予算となっています。   しかし、教育として重要な図書館の運営を直営から再び指定管理者へと年度途中から民間に移行するものとなっています。さらに、私はもとより特別対策であると反対しています同和事業に関する予算が民生費、教育費に計上された予算となっています。当然のことながら、市民生活全般に関わる重要な予算が大部分であり、市民要望に応えた事業費も計上されていますが、さきに述べた諸点において私は反対をいたします。 ○議長(氏家寿士君) 次に、内田等君。             〔13番(内田 等君)登壇〕 ◆13番(内田等君) 議案第7号令和3年度善通寺市一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。   本予算につきましては、市庁舎建設など、また新型コロナ対策、それから医療費の助成など市民の福祉や健康に対する予算が盛り込まれておること、また当然のことながら教育としての子どもたちの教育に関する予算も上程されておりまして、非常に重要な予算だということで賛成いたします。   なお、市の予算というのは単に1年間の数字を集めただけでなく、4月1日からの市民生活を守るための予算でありまして、それを実行するための予算であります。それが議会としての議決ということで、非常に我々としては重要な責務が生じております。そのためにも、単に反対というのは、先ほど反対討論の中でも賛成する部分はたくさんあるということを申し上げておりましたけれども、反対するということはこれ全てを否定することです。一部だけ賛成だということはあり得ません。4月1日からの市民生活を守るためにも本予算は賛成すべきものであると考えておるところでございます。議員各位の賛同をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(氏家寿士君) 以上で通告による討論は終わりました。   ほかに討論はありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) 討論なしと認めます。   討論を終結いたします。   お諮りいたします。   これより分割して採決いたします。   まず、議案第7号令和3年度善通寺市一般会計予算を起立により採決いたします。   本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。   委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。             〔賛成者起立〕 ○議長(氏家寿士君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第8号令和3年度善通寺市特別会計国民健康保険予算、議案第9号令和3年度善通寺市特別会計農業集落排水予算、議案第10号令和3年度善通寺市特別会計介護保険予算、議案第11号令和3年度善通寺市特別会計介護予防サービス予算、議案第12号令和3年度善通寺市特別会計後期高齢者医療予算、議案第13号令和3年度善通寺市特別会計太陽光発電予算、議案第14号令和3年度善通寺市下水道事業会計予算の7議案を一括して採決いたします。   本決算に対する委員長の報告はいずれも原案のとおり可決すべきものであります。   本案は委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号及び議案第14号は原案のとおり可決されました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第28号 ○議長(氏家寿士君) 日程第7、議案第28号善通寺教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました議案第28号善通寺教育委員会の委員の任命について提案理由のご説明を申し上げます。   ご承知のとおり、本市の教育委員会の委員は現在6名でございますが、そのうち若宮道男氏が令和3年3月31日をもって任期満了となります。つきましては、引き続き同氏を教育委員会の委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。なお、委員の任期は4年となっております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(氏家寿士君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第28号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第28号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第28号善通寺教育委員会の委員の任命について同意を求める件は、これに同意することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第28号についてはこれに同意することに決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第29号 ○議長(氏家寿士君) 日程第8、議案第29号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。   当局の提案理由の説明を求めます。   市長。             〔市長(平岡政典君)登壇〕 ◎市長(平岡政典君) ただいま上程されました議案第29号人権擁護委員の推薦について提案理由のご説明を申し上げます。   ご承知のとおり、本市の人権擁護委員は現在8名でございますが、そのうち高口敏高氏が令和3年6月30日をもって任期満了となります。つきましては、引き続き同市を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。なお、委員の任期は3年となっております。   以上、要点のみでございますが、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(氏家寿士君) 提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております議案第29号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第29号については委員会の付託を省略することに決しました。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議案となっております議案第29号人権擁護委員の推薦について同意を求める件は、これに同意することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、議案第29号についてはこれに同意することに決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 委員会提出議案第1号 ○議長(氏家寿士君) 日程第9、委員会提出議案第1号善通寺市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。   提出委員会の提案理由の説明を求めます。   議会運営委員会委員長林野忠弘君。             〔16番(林野忠弘君)登壇〕 ◆16番(林野忠弘君) ただいま上程されました委員会提出議案第1号善通寺市議会会議規則の一部改正について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、女性をはじめ多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、本会議や委員会への欠席事由として育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産による欠席期間についても産前産後の期間を明文化するなど、会議規則中の欠席に関する規定の一部を改正することとし、また行政手続において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、本市議会への請願の提出時に求めている署名、押印について署名または記名押印に改めるなど押印に関する規定の一部を改正することに加え、標準市議会会議規則に適合するよう節番号、条番号及び字句等について改め、体裁を整えるものであります。なお、施行日は公布の日からといたしております。   以上、要点のみでありますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(氏家寿士君) 以上で提案理由の説明は終わりました。   これより質疑に入りますが、質疑の通告はありません。   これをもって質疑を終結いたします。   これより討論に入りますが、討論の通告はありません。   これをもって討論を終結いたします。   お諮りいたします。   ただいま議題となっております委員会提出議案第1号善通寺市議会会議規則の一部改正についてを採決いたします。   本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第1号は原案のとおり可決されました。   ここで、税制改正に伴う専決処分について市民生活部長より発言を求められておりますので、これを許します。   市民生活部長。             〔市民生活部長(宮川庄造君)登壇〕 ◎市民生活部長(宮川庄造君) 貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。   令和3年度税制改正に伴います地方税法等の一部を改正する法律案につきましては、去る3月2日に衆議院審議を可決し、現在参議院総務委員会に付託されております。   改正案の主な内容といたしましては、固定資産税及び都市計画税につきましては、宅地等の負担調整措置について現行の仕組みを令和5年度までの3年間延長する改正などがございます。また、軽自動車税につきましては、環境性能割に係る税率の区分について、軽減対象者の割合を現行と同じ水準としながら、新たな2030年度燃費基準の下で税率区分を見直すほか、種別割に係るグリーン化特例につきましても重点化等を行った上で2年間延長する改正などもございます。   地方税法等の一部改正案が3月末までに可決、成立し、公布となりますと、早速4月から関係条例の整備を行い、課税業務を行わなければなりません。この時期に時間的な余裕はございませんので、例年専決処分とさせていただいておりますので、議員の皆様方には格別のご了解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(氏家寿士君) 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(氏家寿士君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会は本日をもって閉会することに決しました。   これにて令和3年3月定例会を閉会いたします。   お疲れさまでした。             午前10時3分 閉会 ──────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項による署名者             議  長             議  員             議  員...