観音寺市議会 > 2022-02-21 >
03月01日-01号

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  1. 観音寺市議会 2022-02-21
    03月01日-01号


    取得元: 観音寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-22
    令和 4年第2回 3月定例会          令和4年第2回観音寺市議会定例会会議録          ─────────────────────── 観音寺市告示第32号        令和4年第2回観音寺市議会定例会の招集について 令和4年第2回観音寺市議会定例会を、次のとおり招集する。          令和4年2月21日                           観音寺市長 佐 伯 明 浩1 招集の日  令和4年3月1日2 招集の場所  観音寺市議会議事堂       ─────────────────────────────〇応招議員 20名  1 番  三 好 優 子 議員   │    11 番  伊 丹 準 二 議員  2 番  藤 田   均 議員   │    12 番  井 下 尊 義 議員  3 番  白 川 雅 仁 議員   │    13 番  友 枝 俊 陽 議員  4 番  合 田 隆 胤 議員   │    14 番  詫 間   茂 議員  5 番  合 田 千佳子 議員   │    15 番  篠 原 重 寿 議員  6 番  豊 浦 孝 幸 議員   │    16 番  大久保 隆 敏 議員  7 番  岸 上 政 憲 議員   │    17 番  立 石 隆 男 議員  8 番  篠 原 和 代 議員   │    18 番  大 平 直 昭 議員  9 番  五 味 伸 亮 議員   │    19 番  大 矢 一 夫 議員  10 番  石 山 秀 和 議員   │    20 番  大 賀 正 三 議員       ─────────────────────────────      議事日程(第1)                       令和4年3月1日(火)午前10時開会日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第 2号 専決処分の承認について(令和3年度観音寺市一般会計補正予算(第11号))     議案第 3号 観音寺市附属機関設置条例の一部改正について     議案第 4号 観音寺市個人情報の保護に関する条例の一部改正について     議案第 5号 観音寺市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について     議案第 6号 観音寺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について     議案第 7号 観音寺市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について     議案第 8号 観音寺市長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について     議案第 9号 観音寺市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正について     議案第10号 観音寺市職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第11号 観音寺市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について     議案第12号 観音寺市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正について     議案第13号 観音寺市第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第14号 観音寺市施設管理等基金条例の廃止について     議案第15号 観音寺市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部改正について     議案第16号 観音寺市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第17号 観音寺市放課後児童クラブ条例の一部改正について     議案第18号 観音寺市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第19号 観音寺市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について     議案第20号 観音寺市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について     議案第21号 観音寺市海防団員の任免、定員、給与、服務等に関する条例の一部改正について     議案第22号 人権擁護委員の候補者の推薦について     議案第23号 市道路線の認定について     議案第24号 工事請負契約の締結について(豊浜小学校屋内運動場長寿命化改修工事(建築主体))     議案第25号 工事請負契約の変更契約の締結について(令和3年度 伊吹漁港水産生産基盤(特定)整備事業 東4号防波堤整備工事)     議案第26号 令和3年度観音寺市一般会計補正予算(第12号)     議案第27号 令和3年度観音寺市施設貸付事業特別会計補正予算(第3号)     議案第28号 令和3年度観音寺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     議案第29号 令和4年度観音寺市一般会計予算     議案第30号 令和4年度観音寺市施設貸付事業特別会計予算     議案第31号 令和4年度観音寺市国民健康保険事業特別会計予算     議案第32号 令和4年度観音寺市国民健康保険伊吹診療所特別会計予算     議案第33号 令和4年度観音寺市後期高齢者医療事業特別会計予算     議案第34号 令和4年度観音寺市介護保険事業特別会計予算     議案第35号 令和4年度観音寺市介護予防サービス事業特別会計予算     議案第36号 令和4年度観音寺市粟井財産区特別会計予算     議案第37号 令和4年度観音寺市粟井坂瀬山林特別会計予算     議案第38号 令和4年度観音寺市下水道事業会計予算日程第4 議案第39号 副市長の選任について       ─────────────────────────────      本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第2号から議案第38号まで日程第4 議案第39号       =============================              午前10時0分 開会〇出席議員 20名  1 番  三 好 優 子 議員   │    11 番  伊 丹 準 二 議員   2 番  藤 田   均 議員   │    12 番  井 下 尊 義 議員   3 番  白 川 雅 仁 議員   │    13 番  友 枝 俊 陽 議員   4 番  合 田 隆 胤 議員   │    14 番  詫 間   茂 議員   5 番  合 田 千佳子 議員   │    15 番  篠 原 重 寿 議員   6 番  豊 浦 孝 幸 議員   │    16 番  大久保 隆 敏 議員   7 番  岸 上 政 憲 議員   │    17 番  立 石 隆 男 議員   8 番  篠 原 和 代 議員   │    18 番  大 平 直 昭 議員   9 番  五 味 伸 亮 議員   │    19 番  大 矢 一 夫 議員   10 番  石 山 秀 和 議員   │    20 番  大 賀 正 三 議員        ─────────────────────────────〇説明のため出席した者の職氏名  佐 伯 明 浩  市長       │    井 上 英 明  経済部長  挽 田 公 孝  副市長      │    浮 田 健 二  建設部長  土 井 久 史  政策部長     │  田 代 直 樹  総務部長     │       教 育 委 員 会  薦 田   等  市民部長     │    三 野   正  教育長  大 西 憲 裕  健康福祉部長   │    合 田 浩 幸  教育部長       ─────────────────────────────〇事務局出席職員氏名  岡 崎 洋 祐  事務局長     │    山 田 雄 大  書記  高 嶋 由美子  事務局次長    │       ───────────────────────────── ○詫間茂議長 おはようございます。 これより令和4年第2回観音寺市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、配付しているとおりであります。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○詫間茂議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、本会期中、会議規則第88条の規定により、3番白川雅仁議員、13番友枝俊陽議員を指名します。 なお、御両名のうちで欠席されました場合は、4番、15番の方にお願いします。その後は、順次次席の方に繰り下げます。       ============================= △日程第2 会期の決定 ○詫間茂議長 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。 今期定例会の会期は、本日から3月24日までの24日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○詫間茂議長 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月24日までの24日間と決定しました。 なお、会期中の会議日程については配付してありますので、御確認の上、御了承願います。 上程案件に関する説明のため、あらかじめ市長ほか関係者の出席を求めておきましたので、御了承願います。 この際、1月臨時会以降における諸般の報告をします。 まず、監査委員から12月及び1月分の例月現金出納検査報告書についての報告が1月25日付及び2月24日付でありましたので、それぞれ受理いたしました。 次に、市長から、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分事項の報告が2月21日付でありましたので、送付しておきました。 以上で諸般の報告を終わります。 次に、市長より送付がありました議案につきましては、配付のとおりでありますので御確認ください。       ============================= △日程第3 議案第2号から議案第38号まで ○詫間茂議長 日程第3、議案第2号から議案第38号までの37議案を一括議題とします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長。              〔佐伯明浩 市長 登壇〕 ◎佐伯明浩市長 おはようございます。 本日、令和4年第2回市議会定例会の開会に当たり、新年度予算をはじめとする諸案件の御審議をお願いするに先立ち、市政運営に対する私の基本的な考え方と新年度に取り組む主要施策について御説明を申し上げます。 昨年の観音寺市長選挙において市民の皆様の御負託をいただき、市長に就任してはや3か月余りがたちました。就任して以降、市政全般の把握に努めると同時に、私がまず取り組んだのは市民や関係者の皆様との対話でありました。昨年の12月議会でも申し上げましたとおり、私の政治姿勢は常に対話の重視、現場主義の徹底であります。コロナ禍もあり十分ではない時期もありましたが、それでも可能な限り出向かせていただき、また市役所にお迎えする中で、数多くの貴重な御意見をいただくことができました。 こうして迎える来るべき令和4年度は、初めて私自身の考えや方針を反映し、かつリーダーシップを存分に発揮するべく臨む重要な一年となります。私の政治理念である「ゆとりと活力の田園都市・観音寺」の実現に向け、まちづくりの第一歩を確実に踏み出し、その歩みを着実に進めるため、これまでにいただいた御意見を踏まえ、かつ本市を取り巻くあらゆる諸情勢を常に注視する中で、引き続き緊張感をもって諸課題に取り組んでまいります。 さて、現下の社会情勢における最大の懸案事項は、やはり新型コロナウイルス感染症の蔓延であります。 新型コロナウイルスは次々と変異を続け、昨年11月には突如として変異株オミクロン株が現れました。オミクロン株は人への感染力が強く伝播性も高いと言われておりますが、本市でも多くの方々が感染し、まん延防止等重点措置の適用とともに社会の停滞を生じることとなりました。しかし、そういった厳しい環境下でも混乱なく秩序ある市民生活を維持できておりますのは、ひとえに市民の皆様の冷静な御対応、また自粛生活への御協力のたまものであります。この場をお借りいたしまして深く感謝を申し上げます。 本市といたしましては、市民の皆様の安全・安心の日常を少しでも早く取り戻すべく、希望する全ての方々へのワクチン接種を進めており、3回目の接種につきましては医療従事者や高齢者を中心に開始するとともに、2回目接種後6か月を経過した方への接種も可能となる体制を構築したところであります。また、1回目、2回目接種がまだの方についても確実に接種が行えるよう、市内の医療機関の協力の下、3回目接種と並行して実施いたしております。 収束が見えないウイズコロナ時代にあって、今後も安全・安心を確保し、また社会経済活動の再開に向け、引き続き国や県と十分に連携してあらゆる手段を講じてまいります。 次に、令和4年度当初予算案の要旨について御説明を申し上げます。 歳入につきましては、市税収入85億9,074万円、地方交付税60億5,000万円、臨時財政対策債を含む市債借入れといたしまして20億1,050万円を計上いたしました。 歳出におきましては、地域の活性化、道路等交通網の整備、教育環境の充実などを中心に予算を配分した結果、一般会計総額は291億5,000万円となっております。 それでは、令和4年度における市政運営に当たり、取り組むべき重点施策について御説明を申し上げます。 本市におきましては、平成30年度に第2次観音寺市総合振興計画を策定し、将来像として「にぎわい」、「やすらぎ」、「ときめき」という3つのテーマを掲げるとともに、その理念に沿った7つの基本目標を設定して、計画的に施策に取り組んでまいりました。 お示しする諸施策は、私が昨年表明させていただいた自身の所信とも合致させており、いずれも私が思い描くにぎわいや活力、市民が輝ける機会の創出に向けて欠かすことができません。御審議をいただくに当たっては、御理解を賜るべくできる限り丁寧な説明に努めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いをいたします。 重点施策の第1は、「市内産業が活躍でき、世界に開かれた“にぎわい”のまちづくり」であります。 本市が将来にわたって持続可能なまちであり続け発展していくためには、何より市内の産業が活性化し、市外からも魅力ある企業に進出していただくことが重要であります。 本市には、第1次産業におけるレタスやブロッコリー、梨、イチゴ、いりこなどの優れた農林水産物、また第2次産業では紙や衛生用品、医薬品等の製造を行う優良な地元企業が多く存在いたします。私は、これらに携わる企業や事業者がさらに活躍できる環境を作るべく、私自身を中心とするトップセールスに積極的に取り組んでまいります。そして、国内はもとより東南アジア等諸外国においても、本市地元産品の販路開拓がなされるよう積極的に推進してまいりたいと考えております。 現在、凪瀬町に造成が進む観音寺港埋立地や琴浪町の競輪場跡地につきましては、県などと緊密に連携して積極的な誘致活動を展開するとともに、企業ニーズも伺う中で進出しやすい環境を整備し、多くの優良企業に進出していただくべく取り組んでまいります。 また、私も県議時代から関わってまいりました三豊工業高等学校跡地への看護系大学の招致につきましては、いよいよその実現に向けた取組を始めてまいります。私は、次代を担う若者が本市に集うことに大きな期待を寄せており、大学の設立を何としても実現させるべく周辺整備を進め、必ずやこの地域のにぎわいを創出し、ひいては本市の活性化につなげてまいります。 中四国最大級の道の駅やJR観音寺駅の橋上化も取り組むべきビッグプロジェクトであります。本市は四国地域の真ん中に位置し、大野原インターチェンジや鉄道駅を3つも有するという優れた交通アクセスを既に有しております。また、令和7年度末には観音寺スマートインターチェンジが完成する予定となっていることから、これらのアクセスポイントを連動させ、人や物が集積するために本市のポテンシャルを最大限に引き出してまいります。そして、令和4年度からは庁内にプロジェクト推進室を設置するとともに、政策アドバイザーを招聘してその御意見も参考にし、私が掲げたプロジェクトを着実に進めてまいります。 本年は瀬戸内国際芸術祭2022が開催される予定となっており、市外より数多くのお客様が本市を訪れるものと予想されます。新型コロナの感染状況にもよりますが、予定どおり開催されれば本市の魅力を発信するまたとない機会となりますので、受入れ態勢を充実させるとともに積極的な情報発信に努めてまいります。 重点施策の第2は、「人にやさしく、誰もが“やすらぎ”を享受できるまちづくり」であります。 全国的な課題である人口減少は本市においても例外でなく、令和2年国勢調査ベースによる本市人口は5万7,438人となり、平成27年の5万9,409人に比べて1,971人減少いたしました。 この減少傾向は今後も続き、生産年齢人口は減少していく見込みとなっておりますが、その中でまちの機能を維持し都市と変わらない利便性を享受するためには、デジタルの活用が必要不可欠であります。本市も現在策定中の観音寺市DX推進計画に基づき、かつ国や県が講じる支援策も得る中で、デジタル技術の積極的な活用を行い市民サービスの向上を図ってまいります。 令和4年度においては、マイナンバーカードの利用による転出、転入や窓口での証明書交付請求、児童手当、要介護認定などの各種申請についてオンライン化に取り組み、手続等の簡素化を進めてまいります。住民票等につきましては既にコンビニエンスストアでの交付が一部可能となっておりますが、マイナンバーカードの普及促進をより一層進めることでさらなる利便性の向上に努めてまいります。また、日頃からデジタルになじみのない方々、とりわけ高齢者の皆様に対するスマホ教室を開催することにより、誰一人取り残さない、人に優しいデジタル社会を目指して環境を整備してまいります。 安全・安心の生活を確保するためには、災害への備えを万全とすることも重要な取組であります。政府、地震調査委員会の最新の公表によれば、南海トラフで今後40年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率は、前年の80~90%から引き上げられ、90%程度となりました。 市民の皆様の生命、身体及び財産を守るためには可能な限り最善の準備を進めていく必要があり、その防災の手引となる観音寺市総合防災マップを7年ぶりに改訂し、被害の最小化や対応の明確化を図ります。また、都市計画上の立地適正化計画においても防災指針を策定するとともに、これらの手引や指針を有効に活用するべく情報の提供に努めてまいります。 さらに、地域で重要な役割を担う非常備消防も不可欠であり、消防団員の報酬を引き上げて処遇を改善するとともに、分団屯所や消防ポンプ車、消火栓などを計画的に更新をしてまいります。 同報系デジタル式防災行政無線や避難所で使用する備蓄物資についてもさらなる充実を図るとともに、耐震や暴風、強風対策のための住宅改修、さらには倒壊のおそれのあるブロック塀等の除去に対して助成することにより、地震等が発生した際の被害の最小化に向けて対策を講じてまいります。 重点施策の第3は、「生き生き元気に活躍できる“ときめき”のまちづくり」であります。 にぎわいを創出し、安らぎを享受できる地域社会を構築するためには、まずこのまちに住む市民の皆様が生き生きと暮らし、かつ存分に活躍できる基盤がなければなりません。 女性が積極的に参画し第一線で活躍できる社会の実現は、人口減少や少子・高齢化、また価値観やライフスタイルが多様化する中で重要であります。固定観念にとらわれることなく、男女が尊重し合い協力し合える社会を目指すため、第2次観音寺市男女共同参画計画を見直してまいります。また、市民の性の多様性への理解を深め、誰もが人生のパートナーや大切な家族と安心して暮らすことができるようパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度を導入するとともに、地域社会全体の人権意識をより一層深めるため、啓発活動を推進してまいります。 子どもに学びの場を提供するべく整備を進めてきた新たな豊浜小学校については、いよいよ本年4月から開校し、豊浜地域には子どもたちの笑顔がさらにあふれることとなります。 また、令和4年度からは豊浜地区こども園の整備にも着手し、令和6年4月に開園すれば観音寺こども園大野原こども園とともに保育・教育の拠点となります。さらに、こども園内子育て支援ルーム「ここすまいる」を開設して地域における子育て支援を行うとともに、幼稚園における4歳児の学級定数を25人に引き下げることにより、就学前の子どもへの保育及び教育の支援をより一層充実させてまいります。 新学校給食センターの建設につきましては、本市では初めてPFI方式を採用することになっており、民間活力を導入していく上での大きな試金石となります。昨年選定したアドバイザー事業者との緊密な連携を行い、学校給食の安定的な供給に資するという観点から、最少の費用で最大の効率化を実現するべく整備に努めてまいります。 続きまして、総合振興計画の7つの基本目標に沿った令和4年度に取り組む主要施策について御説明を申し上げます。 第1は、「活力と魅力ある産業のまち」についてであります。 本市の基幹産業である農業については、施設整備や先端技術の導入に対する助成を行うと同時に、コロナ禍などにより経営への影響が続いていることから、農業者へのリスクマネジメントに対しても必要な支援を行うことによりその経営基盤の安定を図ります。また、新たに農業を始められる方々への就農サポートを行うとともに、優れた市内産品を観音寺ブランドに認証して認知度アップを図るなど、引き続きもうかる産業の確立を目指してまいります。 林業では、森林や林道の適正な維持管理に加えて五郷の有盛橋の保全対策を講じ、水産業では、伊吹漁港の計画的な施設改修を行うと同時にクルマエビやヒラメなどの稚エビ、稚魚を放流してその資源の確保に努めることにより、ハード、ソフト両面からその経営基盤の安定を図ります。 商工業については、低迷する地域内消費を喚起するべくデジタル商品券を発行してデジタル地域通貨の導入に向けて積極的に取り組むとともに、企業立地に向けては、凪瀬町へのアクセスを容易とするべく柞田川右岸線を整備いたしてまいります。 第2は、「安全・安心で快適に暮らせるまち」についてであります。 南海トラフ地震等への備えについては先ほども述べさせていただいたところでありますが、安全・安心で住みやすい生活環境は持続可能な地域社会のために重要であります。そのため、地籍調査を進めて、個人資産の保護や迅速な災害復旧が行えるよう土地の境界を明らかにするべく努めるとともに、劣化が進んでいる道路、港湾については、計画的に補修と更新を進めてまいります。また、住宅や公民館などの公共施設についてもその在り方を見直し、市民の皆様にとって真に必要な施設とするべく精査することにより、適正かつ効果的な更新にも努めてまいります。 交通安全対策につきましては、市内において一人の交通犠牲者も出さないという強い信念を持って臨み、子どもが安心して通学し、高齢者が不便なく移動できるよう歩道や通学路の危険箇所を洗い出すとともに、転落防止柵やガードレールを適切な場所に設置することにより、さらなる安全対策を講じます。 本市でも増えてきている空き家対策につきましては、引き続き法律や観音寺市空家等対策計画に基づき対応を進め、庁内の連携をより徹底することで空き家の減少や活用を促進し、さらなる生活環境の向上を図ってまいります。 第3は、「新たな交流を生むまち」についてであります。 国内外の自治体との交流につきましては、市民の皆様、とりわけ若い世代の方々の交流を活発にして本市の活性化につなげるため、現在の姉妹都市との交流はもとより将来的な姉妹都市提携も視野に入れた交流の推進、地域おこし協力隊による地域協力活動、また官民一体となった取組を積極的に進めてまいります。 本市の魅力の発信も必要でありまして、若者の感性や価値観を取り入れて情報発信していくために、香川大学と域学連携による取組を積極的に進めてまいります。 アニメコンテンツは、関係人口創出のために大変重要なツールであります。市内にあるアニメの聖地や道の駅とよはまには、遠方よりお見えになる若い方々が数多くおられ、中には活動の一環として清掃活動をしてくださる方々もおられます。今後も多くのお客様をお迎えできるよう、アニメや聖地を活用したPRを推進し、さらなる集客の増加に努めてまいります。 移住・定住に対する取組といたしましては、都市部から地方への移住を検討されている方々の受皿となるべく、家賃補助や空き家改修費補助、相談業務を強化するとともに、香川県移住・定住推進協議会との連携による移住フェアや交流会の実施、また定住が前提の移住者に対する新築住宅補助制度も検討し、さらなる移住・定住や関係人口の創出に努めてまいります。 第4は、「豊かな学びと文化を育むまち」についてであります。 市民一人一人が自由に学び、また見識を深めていくことは、ひいては市としての奥行きを広げ、多様性あふれる社会や文化の形成につながります。 とりわけ、次代を担う子どもに対しては豊かな知識を育む教育が必要となりますが、それに加えて夢や希望を持つこと、また他者への理解、他者との触れ合いを通じた創造力の養成にも取り組む必要があります。そのため、学校現場では教員や講師との十分なコミュニケーションを確保できる環境を創出するとともに、総合的学習やわくわく体験教室、伊吹島での洋上学習などを通じて、子どもの自主性や創造性、地域に愛着を持てる教育を提供いたします。また、スクールカウンセラーや相談員を配置して常に児童・生徒一人一人に寄り添うとともに、小児生活習慣病予防健診の実施によって健康状態を把握し、それぞれの習熟度や心身の状態に応じたきめ細かいサポートに当たります。さらに、情報教育についても学校のICT化を推進するべくタブレット教材の充実等を図ってまいります。 生涯学習や生涯スポーツについては、市民講座や女性大学、地区公民館を通じて実施される生涯学習事業により広く学びの場を提供するとともに、市民も多く利用するすぽっシュTOYOHAMAについては、施設設備の改修等を行って館内環境を充実させ、さらなる利用者の増加を図ります。 コロナ禍により昨年、一昨年と開催できなかった日本学生トライアスロン選手権大会は、全国一流の学生アスリートが本市に集うビッグイベントであります。キッズトライアスロンを併催することで未来のアスリートを生み出すことができる将来性のみならず、学生を含めた関係者約600名が本市に宿泊等をすることによる経済効果も期待できることから、本市の知名度向上を目指し、本イベントをさらに周知するべく全国でのPRに努めてまいります。 第5は、「だれもがいきいきと暮らし続けられるまち」についてであります。 地域を元気にするためには何より地域に住む人々が元気でなければなりません。子どもも女性も高齢者も障がいのある人も、このまちに住む全ての人々がその人らしく、生き生きと暮らせる社会を確立するべく努めてまいります。 少子化、核家族化の進行により、子育て世帯への支援は将来のために欠かすことができません。令和4年度からは、新たに4月1日以降に出生する乳児を養育する保育者に対して、1歳になる前月までの間、紙おむつやミルク、衛生用品等の購入費用の一部を助成する乳児紙おむつ等支給事業を開始し、子育て世帯への支援に努めてまいります。 また、子育て支援センターほっとはうす萩においては、子育て親子の交流の場の提供と交流の促進、子育てに関する相談や情報の提供を行うとともに、様々な行事を通じて地域で子育てを支える社会づくりを目指します。 高齢者の方々には、健康で自分らしく生き生きとした日常生活をお送りいただくのみならず、地域社会でさらに活躍していただけるよう介護予防事業を進めてまいります。地域ごとに設置する第2層協議体には、生活支援コーディネーターを配置すると同時に地域の方々とともに支え合いの仕組みづくりを考え、地域で安心して暮らせるまちづくりを支援してまいります。また、認知症になっても住み慣れた地域で暮らすことができるよう、保健、医療及び福祉関係者が初期段階から積極的に関わる支援を行います。 障がいのある人への支援も重要であります。障がいがあっても地域で安心して暮らし、社会参加ができ、様々な活動や就労を通じて自立して暮らせるよう、障害福祉サービス等の充実や障がいに関する理解を深める啓発活動等に積極的に取り組んでまいります。 第6は、「自然と共生した美しく快適なまち」についてであります。 近年、大雨などの異常気象による災害が世界で多発しており、気温の上昇を1.5度未満にとどめなければ災害は今後さらに頻発化、激甚化すると予測されております。気候変動の抑制はパリ協定で規定され、また持続可能な開発目標──SDGsにおいても達成すべき目標として設定されているとおり、国際社会全体で取り組むべき課題であり、その原因とされている温室効果ガスの削減は喫緊の課題であります。 本市の豊かな自然を後世に残していくためには、国や県、民間事業者との連携を通じて積極的に取り組まなければならず、そのため本市は2050年までに市域の温室効果ガス、二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指すことをここに宣言いたします。 具体的には、市が率先して庁舎等での太陽光発電や電気自動車の導入を進めるとともに、一般住宅等への省エネ設備、蓄電池の普及拡大に向けた取組を実施いたします。また、ノウハウを有する様々な事業主体との連携を視野に入れ、将来的な温室効果ガスの排出抑制に向けて、あらゆる社会資本についてその導入の可能性を検討してまいります。 さらに、排出ごみの減量化や収集運搬体制の効率化にも取り組み、引き続き廃プラスチック等のリサイクル推進、PTAや衛生組合、生ごみ処理機購入者への補助を行うことにより、さらなるごみの排出抑制に努めます。 第7は、「持続可能なまちづくりのための体制づくり」についてであります。 少子化の進行を抑え、右肩下がりの人口減少を緩やかにする取組を本市が単独で行うのは難しく、今後は周辺自治体や国、県との緊密な連携が重要となります。とりわけ広域行政への取組を進めていく必要があり、三豊市や四国中央市、三好市などとの協力体制をより強力なものにしていかなければなりません。加えて、民間企業等との積極的な連携も重要であり、既に締結している包括連携協定に加え、PPPやPFIなどあらゆる手法により民間活力を積極的に取り入れることで一層の強化を図ってまいります。 市民の皆様との信頼関係の強化に向け、その基盤となる情報の共有も積極的に図ってまいります。広報紙やホームページ、SNSやケーブルテレビなど、あらゆるチャンネルを通じて市政に関する情報を提供することにより、市民の皆様にとって身近な市役所、また市民の皆様に寄り添える市役所だと感じていただけるよう、職員一丸となって情報発信の強化に努めてまいります。 郷土の偉大な先人、大平正芳元内閣総理大臣は、かつて自らが提唱する田園都市国家構想の中で、地方の豊かな自然や潤いある人間関係と都市の有する優れた機能を融合させることによって田園都市の実現を目指されました。そして40有余年の時を経た現在、岸田政権がデジタル田園都市国家構想を掲げている現実は、大平元総理が描いた国家や地方のあるべき姿が時代によらず、また手法は異なっても普遍であり、私たちが輝き続けるためのよき道しるべであることを示しております。 本市を取り巻く行財政環境は非常に厳しく、今後取り組む施策についても必ずしも一朝一夕で実現できるものばかりではありません。しかし、だからこそ私は偉大な先輩に思いをはせ、そして郷土の後輩であることの誇りや責任感を胸に、必ずや我がふるさと観音寺を夢や希望に満ち、またにぎわいや活力にあふれる田園都市として発展させるべく、取組を強化、加速させてまいります。そして、令和4年度をその新たな観音寺市の第一歩として位置づけ、全身全霊をもって取り組んでまいります。 議員各位をはじめ、市民の皆様の深い御理解、御協力を心からお願いを申し上げまして、令和4年度における私の施政の方針といたします。 それでは、施政方針に引き続きまして、今回の定例会に提案いたしました議案について、その概要を御説明いたします。 まず、議案第2号は、観音寺市一般会計において、新型コロナウイルスワクチンの小児向け接種実施に要する費用に予算措置を行う必要が生じたため、2月14日付をもって専決処分をいたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものであります。 次に、議案第3号は、観音寺こども園給食調理業務委託業者選定委員会及び観音寺市保育所入所選考会議の名称を改めるとともに、観音寺市新学校給食センターPFI事業者選定委員会を附属機関として新たに設置するものであります。 次に、議案第4号は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、関係規定を改めるものであります。 次に、議案第5号は、育児休業の取得要件の規定を改めるものであります。 次に、議案第6号は、政策アドバイザー及び新学校給食センターPFI事業者選定委員会委員の報酬額を定めるものであります。 次に、議案第7号、議案第8号及び議案第9号は、人事院勧告に準じ、期末手当の支給月数を改めるものであります。 次に、議案第10号、議案第11号及び議案第12号は、人事院勧告の趣旨を踏まえ、期末手当の支給月数を改めるものであります。 次に、議案第13号は、人事院勧告の趣旨を踏まえ、期末手当の支給月数の規定等を改めるものであります。 次に、議案第14号は、観音寺市施設管理等基金を廃止するものであります。 次に、議案第15号は、市立認定こども園で実施する一時預かり事業の利用料を1時間ごとの料金体系にするものであります。 次に、議案第16号は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、電磁的記録等の規定等を整備するものであります。 次に、議案第17号は、大野原こどもセンター教室及び豊浜にじ教室の教室移転に伴い、名称及び位置の規定を改めるものであります。 次に、議案第18号は、地方税法施行令の一部改正に伴い、未就学児に関する被保険者均等割額の規定等を整備するものであります。 次に、議案第19号は、香川県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正に伴い、関係規定を改めるものであります。 次に、議案第20号は、令和3年4月13日付消防地第171号消防庁長官通知に伴い、報酬の規定等を改めるものであります。 次に、議案第21号は、令和3年4月13日付消防地第171号消防庁長官通知を踏まえ、報酬の規定等を改めるものであります。 次に、議案第22号は、令和4年6月30日をもって白井三郎委員及び楠本香久子委員の任期が満了することに伴い、後任委員の候補者の推薦について議会の意見を求めるものであります。 次に、議案第23号は、市道路線を認定するものであります。 次に、議案第24号は、豊浜小学校屋内運動場長寿命化改修工事(建築主体)について、契約を締結するため、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第25号は、令和3年度伊吹漁港水産生産基盤(特定)整備事業東4号防波堤整備工事について、変更契約を締結するため、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第26号は、令和3年度観音寺市一般会計補正予算(第12号)についてであります。 今回の補正予算は、歳入歳出ともに2億4,540万2,000円を追加し、補正後の予算総額を334億857万1,000円とするものであります。 その主な内容について申し上げますと、まず歳出におきましては、総務費では、職員給与費に2,921万7,000円、減債基金費に3億1,794万9,000円、三観広域負担金(電算センター分)に458万7,000円を追加し、交流センター施設設備整備事業を127万3,000円、地域サロン活動支援事業を328万7,000円減額いたしております。 民生費では、ふれあい文化センター施設設備整備事業に380万円、出産育児支援金給付事業に4,024万5,000円、民間保育施設運営補助事業に2,687万4,000円を追加いたしております。 衛生費では、保健衛生総務費に122万5,000円、し尿処理施設維持管理費に129万8,000円を追加し、三豊総合病院企業団負担金を740万7,000円減額いたしております。 農林水産業費では、担い手確保・経営強化支援事業に735万5,000円、農業経営収入安定化支援緊急対策事業に850万円、県営農地整備事業に866万5,000円を追加し、農業委員会委員費を289万8,000円、常磐地区排水対策事業を1億6,521万円、県営ため池等整備事業を900万8,000円、伊吹漁港改良事業を530万円減額いたしております。 商工費では、デジタル商品券発行事業に4,000万円、タクシー配達代行支援事業に123万5,000円、元気アップ商品券発行補助事業に4,600万円を追加し、工場等立地促進事業を1,000万円、観光施設等施設設備整備事業を331万1,000円、地域振興イベント推進事業を1,395万円減額いたしております。 土木費では、市道舗装新設事業に5,000万円、県営公共事業負担金(街路)に256万4,000円を追加し、耐震改修対策支援補助事業を620万4,000円、市道橋落橋防止対策事業を1億550万円、公園等施設設備整備事業を532万円減額いたしております。 消防費では、海防費に137万6,000円、地域防災推進事業に1,101万3,000円を追加いたしております。 教育費では、小学校遠隔教育機器整備事業に656万9,000円、中学校遠隔教育機器整備事業に296万3,000円、ふるさと学芸館施設設備整備事業に436万円を追加し、教育センター施設設備整備事業を173万2,000円、市民文化祭事業を226万1,000円、地区公民館等施設設備整備事業を1,087万5,000円、日本学生トライアスロン選手権大会開催事業を481万9,000円、体育施設等施設設備整備事業を1,958万9,000円減額いたしております。 予備費では、447万1,000円を追加いたしております。 これら歳出の財源といたしましては、地方交付税に4億2,678万4,000円、国庫支出金に2億3,369万7,000円、諸収入に2,460万5,000円を追加し、繰入金を2億6,000万円、市債を1億8,200万円減額いたしております。 次に、繰越明許費の補正につきましては、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金支給事業で6億925万2,000円、出産育児支援金給付事業で4,024万5,000円、農地耕作条件改善事業で1,054万6,000円、常磐地区排水対策事業で4,215万円、伊吹地域漁港整備事業(特定)で3億9,833万8,000円、元気アップ商品券発行補助事業で4,600万円、デジタル商品券発行事業で4,000万円、道路改築事業(社会資本)で3,538万1,000円、市道舗装新設事業(社会資本)で5,268万2,000円、スマートインターチェンジ整備事業で1億856万9,000円、市道適正管理推進事業で2,398万1,000円、道整備交付金道路改築事業で1,093万8,000円、橋りょう補修・更新事業で3,978万円、県営公共事業負担金(港湾)で3,422万1,000円、県営公共事業負担金(街路)で2,845万1,000円、消防屯所建設事業で1,451万2,000円、防災マップ作成事業で1,085万7,000円、地域防災推進事業で1,866万7,000円、小学校遠隔教育機器整備事業で1,075万3,000円、豊浜小学校改築事業(ネットワーク環境整備費)で1,261万7,000円など、43事業をそれぞれ令和4年度へ繰り越すものであります。 また、債務負担行為の補正につきましては、LGWAN接続系及びインターネットシステム運営管理費を廃止いたしております。 次に、地方債の補正でありますが、農林水産業債の土地改良施設整備事業を8,760万円に、土木債の道路橋りょう施設整備事業を3億3,180万円に、港湾施設整備事業を3,750万円に、街路事業を2,760万円に限度額を変更いたしております。 次に、議案第27号は、令和3年度観音寺市施設貸付事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。 今回の補正予算は、競輪場管理費で3,091万円を令和4年度へ繰り越すものであります。 次に、議案第28号は、令和3年度観音寺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 今回の補正予算は、歳入歳出ともに9,226万6,000円を追加し、補正後の予算総額を76億4,654万3,000円とするものであります。 その主な内容について申し上げますと、まず歳出におきましては、一般被保険者療養給付費に9,146万円を追加いたしております。歳入におきましては、県支出金に9,146万円を追加いたしております。 次に、議案第29号から議案第38号までの議案は、令和4年度一般会計予算特別会計予算及び下水道事業会計予算であります。 これらの内容につきましては、さきの施政方針で御説明申し上げたとおりでありますが、このうち一般会計予算の総額は291億5,000万円といたしております。これを歳入歳出の区分別に申し上げます。 まず、歳入では市税85億9,074万円、地方譲与税1億7,780万円、利子割交付金900万円、配当割交付金4,000万円、株式等譲渡所得割交付金5,000万円、法人事業税交付金2億1,000万円、地方消費税交付金13億5,000万円、環境性能割交付金2,000万円、地方特例交付金3,700万円、地方交付税60億5,000万円、交通安全対策特別交付金700万円、分担金及び負担金1億353万1,000円、使用料及び手数料3億7,070万2,000円、国庫支出金32億8,639万4,000円、県支出金22億5,386万6,000円、財産収入1億4,044万7,000円、寄附金12億1,000円、繰入金25億8,756万5,000円、繰越金1,000円、諸収入6億5,545万3,000円、市債20億1,050万円といたしております。 このうち一般財源の合計は180億6,060万8,000円であります。 次に、歳出について各款別に申し上げますと、議会費2億3,630万1,000円、総務費53億3,419万3,000円、民生費95億7,021万9,000円、衛生費25億7,694万1,000円、労働費3,000万円、農林水産業費16億4,121万7,000円、商工費5億3,232万1,000円、土木費25億3,493万9,000円、消防費2億7,619万9,000円、教育費27億9,278万5,000円、災害復旧費6,000円、公債費35億9,487万9,000円、予備費3,000万円といたしております。 次に、特別会計予算でありますが、下水道事業会計を含む9会計の予算総額は167億1,860万3,000円といたしております。 各会計別の予算額を申し上げますと、施設貸付事業特別会計3,500万円、国民健康保険事業特別会計75億2,800万円、国民健康保険伊吹診療所特別会計6,400万円、後期高齢者医療事業特別会計10億4,700万円、介護保険事業特別会計57億8,000万円、介護予防サービス事業特別会計3,100万円、粟井財産区特別会計400万7,000円、粟井坂瀬山林特別会計1,609万7,000円、下水道事業会計22億1,349万9,000円といたしております。 一般会計予算とともに御審議賜りたいと存じます。なお、一般会計予算につきましては、経費を性質別等に分析した予算の概要をお手元に配付をいたしております。 以上が本定例会に提案いたしました議案の概要であります。よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。 ○詫間茂議長 ただいま市長より議案の提案理由の説明がございましたが、これより議案に対する質疑に入ります。ただいまのところ通告はありません。 質疑の通告がありませんので、これをもって質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております議案第22号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○詫間茂議長 御異議なしと認めます。よって、議案第22号については委員会の付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。──御発言がありませんので、これをもって討論を終結します。 これより採決に入ります。 議案第22号人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決します。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。              〔表決ボタンにより表決〕 ○詫間茂議長 それでは確定いたします。 賛成多数であります。よって、議案第22号はこれに同意することに決定しました。 これより議案を各委員会に付託します。 ただいま議題となっております議案第2号から議案第21号及び議案第23号から議案第38号までの36議案は、配付してあります委員会付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託します。 なお、議案第6号、議案第26号及び議案第29号については、建設経済委員会及び文教民生委員会において所管部分を審査の上、その結果を総務委員長に通報願います。 議案第24号については、ただいまより審査のため、委員会をお開き願います。       ───────────────────────────── △委員会付託表 議案番号総     務建 設 経 済文 教 民 生議案第 2号        全  部議案第 3号        全  部議案第 4号全  部        議案第 5号全  部        議案第 6号全  部    (関係部分)議案第 7号全  部        議案第 8号全  部        議案第 9号全  部        議案第10号全  部        議案第11号全  部        議案第12号全  部        議案第13号全  部        議案第14号全  部        議案第15号        全  部議案第16号        全  部議案第17号        全  部議案第18号全  部        議案第19号        全  部議案第20号全  部        議案第21号全  部        議案第23号    全  部    議案第24号全  部        議案第25号全  部        議案第26号全  部(関係部分)(関係部分)議案第27号全  部        議案第28号        全  部議案第29号全  部(関係部分)(関係部分)議案第30号全  部        議案第31号        全  部議案第32号        全  部議案第33号        全  部議案第34号        全  部議案第35号        全  部議案第36号全  部        議案第37号全  部        議案第38号    全  部           ───────────────────────────── ○詫間茂議長 この際暫時休憩とします。              午前10時57分 休憩       =============================              午前11時8分 再開〇出席議員 20名  1 番  三 好 優 子 議員   │    11 番  伊 丹 準 二 議員  2 番  藤 田   均 議員   │    12 番  井 下 尊 義 議員  3 番  白 川 雅 仁 議員   │    13 番  友 枝 俊 陽 議員  4 番  合 田 隆 胤 議員   │    14 番  詫 間   茂 議員  5 番  合 田 千佳子 議員   │    15 番  篠 原 重 寿 議員  6 番  豊 浦 孝 幸 議員   │    16 番  大久保 隆 敏 議員  7 番  岸 上 政 憲 議員   │    17 番  立 石 隆 男 議員  8 番  篠 原 和 代 議員   │    18 番  大 平 直 昭 議員  9 番  五 味 伸 亮 議員   │    19 番  大 矢 一 夫 議員  10 番  石 山 秀 和 議員   │    20 番  大 賀 正 三 議員       ─────────────────────────────〇説明のため出席した者の職氏名  佐 伯 明 浩  市長       │    井 上 英 明  経済部長  挽 田 公 孝  副市長      │    浮 田 健 二  建設部長                    │  土 井 久 史  政策部長     │       教 育 委 員 会  田 代 直 樹  総務部長     │    三 野   正  教育長  薦 田   等  市民部長     │    合 田 浩 幸  教育部長  大 西 憲 裕  健康福祉部長   │       ─────────────────────────────〇事務局出席職員氏名  岡 崎 洋 祐  事務局長     │    山 田 雄 大  書記  高 嶋 由美子  事務局次長    │       ───────────────────────────── ○詫間茂議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま議題となっております議案第24号について総務委員長の報告を求めます。 友枝俊陽総務委員長。              〔13番 友枝俊陽議員 登壇〕 ◆13番(友枝俊陽議員) 総務委員会に付託され、ただいま議題となっております議案につきまして、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 議案第24号工事請負契約の締結についてでありますが、本案は豊浜小学校屋内運動場長寿命化改修工事(建築主体)について、工事請負契約を締結するため、議会の議決を求めるものでございます。 本案に対し、委員から反対の意見はなく、挙手採決した結果、全会一致で同意すべきものと決定いたしました。 以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○詫間茂議長 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。──御発言がありませんので、これをもって質疑を終結します。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。──御発言がありませんので、これをもって討論を終結します。 これより採決に入ります。 議案第24号工事請負契約の締結について(豊浜小学校屋内運動場長寿命化改修工事(建築主体))を採決します。 本案に対する委員長の報告は、同意すべきものと決定したとあります。本案の賛否について、表決ボタンを押してください。              〔表決ボタンにより表決〕 ○詫間茂議長 それでは確定いたします。 賛成多数であります。よって、議案第24号はこれに同意することに決定しました。       ============================= △日程第4 議案第39号
    詫間茂議長 次に、市長より追加提出がありました議案については、配付のとおりでありますので御確認ください。 日程第4、議案第39号を議題とします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長。              〔佐伯明浩 市長 登壇〕 ◎佐伯明浩市長 本定例会に追加提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 議案第39号は、令和4年3月31日をもって挽田公孝副市長の任期が満了することに伴い、後任副市長の選任について議会の同意を求めるものであります。 以上が本定例会に追加提案いたしました議案の概要であります。よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。 ○詫間茂議長 ただいま市長より議案の提案理由の説明がございましたが、これより議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。──御発言がありませんので、これをもって質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議案となっております議案第39号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○詫間茂議長 御異議なしと認めます。よって、議案第39号は委員会の付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。──御発言がありませんので、これをもって討論を終結します。 これより採決に入ります。 議案第39号副市長の選任についてを採決します。 本案の賛否について、表決ボタンを押してください。              〔表決ボタンにより表決〕 ○詫間茂議長 それでは確定します。 賛成多数であります。よって、議案第39号はこれに同意することに決定しました。 ただいま副市長の選任について同意されました挽田公孝副市長から御挨拶の申出がありますので、承ることにします。 挽田公孝副市長。              〔挽田公孝 副市長 登壇〕 ◎挽田公孝副市長 議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま副市長の御同意を賜り誠にありがとうございます。改めてその職責の重さに身の引き締まる思いがいたしております。 ところで、現在新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大によりまして市内でも感染者が多数出ておりますし、また香川県内におきましてもまん延防止等重点措置が継続されているという大変厳しい状況でございます。こうした状況におきまして、感染拡大を防いでいくためには現在行っております3回目のワクチン接種、そして今後実施を予定しております5歳から11歳のお子様方へのワクチン接種につきまして、市民の皆様により接種をしていただきますよう市といたしましてもより丁寧な説明を行いながら推進していかなければならないと考えております。 そして、これからもこうしたコロナ対策、また市民福祉の向上に取り組んでまいりますとともに、今後におきまして佐伯市長が掲げられております「ゆとりと活力の田園都市・観音寺」の実現に向け、微力ではございますが市長を補佐し職員と協力して、誠心誠意行財政運営に取り組んでまいる所存でございます。今後とも、議員皆様方の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)       ============================= △休会について ○詫間茂議長 お諮りします。 議案調査及び委員会審査のため、2日、3日、4日及び7日は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○詫間茂議長 御異議なしと認めます。よって、2日、3日、4日及び7日は休会することに決定しました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 継続市議会は3月8日午前10時より会議を開きます。 本日はこれにて散会します。              午前11時17分 散会...