東かがわ市議会 2022-11-14
令和4年民生文教常任委員会 本文 開催日:2022年11月14日
7:
◯井上議長 皆さん、おはようございます。立冬も過ぎまして、今日は朝、大分冷え込んだような状況です。間もなく冬がやってこようかと、そういう気がしております。本日は
民生文教常任委員会、給食センターの運営事業と新温水プールの調査であります。給食センター、現地に今日参りますが、子どもたちが学校へ行ってるときに日々食する給食を提供するということで、安全、そして衛生的な部分についてはもう必ず守っていかなければならない、そういう事業であります。また、温水プールについても、今、市民の間で非常に関心の高い案件であります。そういった点も含めて、
委員各位の議論を期待しております。
以上、簡単ですが、あいさつとします。
8:
◯山口委員長 ありがとうございました。
これより会議を開きます。
ただいまの出席
委員は定足数に達しております。よって、
委員会条例第16条により
委員会は成立いたしました。
それでは、9月定例会において許可されました閉会中の調査事件、東かがわ市給食センター運営事業について、東かがわ市温水プール建設についてを議題としたいと思います。
調査の進め方につきましては、配付しております調査日程表のとおりであります。
はじめに、東かがわ市給食センター運営事業について調査をいたします。
学校教育課から厨房機器等の更新について説明を受けた後、現地視察を実施し、帰庁後そのほかの説明を受け質疑を行います。次に、東かがわ市温水プール建設について調査を行います。生涯学習課から説明を受け、休憩を取り、会議室に移動して完成イメージの説明を受け、再開後、質疑を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
9:
◯山口委員長 御異議なしと認めます。
それでは、東かがわ市給食センター運営事業についてから調査に入ります。
学校教育課からの説明を求めます。
片山課長。
10:
◯片山学校教育課長 おはようございます。給食センター運営事業について御説明をさせていただこうと思います。
まず、給食センターの概要でありますとか、今回更新をしております機器等、それからこども園の給食の体制、物価高騰への対応などを御説明させていただこうと思います。学校給食センターのほうでは、給食について、質、量共に落とすことなく実施をしております。こういった体制につきましては今後も続けていこうというふうに考えております。
資料の説明につきましては、三谷所長のほうから御説明させていただきます。
11:
◯山口委員長 給食センター、三谷所長。
12: ◯三
谷給食センター所長 それでは、給食センターの説明をさせていただきます。資料は1ページから4ページまでとなります。
最初に、給食センターの概要を説明いたします。資料1ページをお開けください。東かがわ市給食センターは、それまで稼働していた旧町での調理場を統合し、新たにこの地に建設された施設です。合併後の平成18年3月24日に完成し、同年4月1日から本格稼働しております。敷地面積は4,786.27平方メートル、建物の延べ床面積は2,693.59平方メートル、鉄骨造り2階建て、厨房方式はドライシステム方式、調理能力は1日当たり普通食4,000食と特別食500食の合計4,500食の施設でございます。
次に、特徴でございます。1番目、ドライシステムの導入、調理場の床面を常に乾燥した状態に保ち、衛生的で施設内の温度、湿度管理ができる。2番目、作業区域を汚染区域と非汚染区域に分け、更に調理種類ごとの部屋を配置しております。3番目、機能的な調理器具や食材の温度管理ができる機器を配置。4番目、アレルギー調理室と特別調理室を設置。5番目、調理・配送業務を民間委託。6番目、食育の拠点として食育が一本化されたことなどでございます。
続いて、資料2ページをお開けください。資料1ページの概要を施設平面図に表したものでございます。給食センター完成後16年が経過し、当時設置した機器等は耐用年数を大幅に超過し、また経年劣化により老朽化してまいりました。修理修繕を繰り返してまいりましたが、部品供給の生産中止や近年のコロナ禍、そして世界情勢の変化に加え、円安の進行などによる原材料や半導体、燃料の価格高騰や物流の滞留で、調達が遅延しております。機器更新の費用も増加の一途をたどり、かつ工事期間も長期にわたる傾向が続いております。また、機器等ばかりでなく、給食食材も昨年から著しい値上げが相次ぎ、本センターばかりでなく日本中の学校給食関係者は給食運営に危機感を抱いております。
このような状況の中、施設平面図にも示しました赤枠区域の機器等は老朽化が特に著しいため、異物混入や衛生面の観点から更新を急ぐところであります。更新は令和4年度から3年度間を計画しております。このうち令和4年度に更新しました箇所は、赤枠内の御飯を炊く炊飯室と、食器、食缶、コンテナを洗浄する洗浄室であります。
次に、この更新した機器等を御説明いたします。資料3ページのほうをお開けください。令和4年度は1期目として、炊飯室の炊飯ラインと洗浄室のコンテナ洗浄機の工事を実施いたしました。ここにお示ししましたものは炊飯ラインの全体図と更新した機器等の完成写真であります。資料の左から右へ、米が自動的に計量、洗米、炊飯される工程となっております。図面の上側は平面図、下は立面図であります。赤色は今回新規に製作した機器で、青色は修繕した機器を表しております。
それでは、この図面の左から順次説明いたします。まず、計量装置付納米庫です。米粉室に設置されており、新規更新したものでございます。1袋10キログラム入りの米を投入し、エレベーターコンベアで上部に運搬します。その際、幾ら投入したか計量できるようになっております。投入部分には新たに金属除去機能が付加されました。次に、自動式電動水圧洗米機です。計量装置付納米庫に入れられた米はこの機械に入り、水とともに自動で洗米します。新規製作されたこの機械は、今まで洗浄できなかったバルブや配管回りを清掃できる機能が付加されています。洗米された米は水とともにパイプを通り、自動中型充填機に移送されます。ここで更に洗米し、余剰の水は再び別のパイプを通り、自動式電動水圧洗米機へ戻る仕組みになっております。水を再
利用することで節水型になっております。老朽化した電装部品を交換いたしました。次に、自動中型充填機から炊飯釜へ米と水が自動計量されております。これらは前処理用電気制御装置で、コンピューター制御されております。制御盤内一式を今回修繕いたしました。炊飯釜に投入された米と水は、炊飯釜に蓋をし、コンベアに乗せて、次々とガス式連続炊飯器へ流れていきます。ガス式連続炊飯器は新規製作したもので、輻射熱の低減、自動ガス
調整など新たな機能が付加されました。炊き上がった米は炊飯釜のままローラーコンベアを流れていき、自動反転ほぐし機の手前で止まります。ローラーコンベアは軽量化された摩擦の少ないタイプになりました。反転ほぐし機は炊飯釜を持ち上げ反転させ、炊き上がった米を反転ほぐし機内の容器の中へ移し替えて、その後、撹拌、混ぜ合わす機械です。ほぐすための駆動系統、電装部品が老朽化のため一式交換しています。最後に、各クラスごとに決められた分量の御飯を御飯缶に入れ、その量をライスチェッカーで計量しています。計量機器は経年劣化のため新規のものと交換し、それ以外は部品交換をしております。真ん中ほどの写真を御覧ください。使用釜の炊飯釜は炊飯釜洗浄機で洗います。これも修繕となっておりますが、実際は外側を囲っている遮蔽壁以外は全て交換し内部清掃も実施しております。
続いて、資料4ページのほうの下側を御覧ください。洗浄室に設置されております連続式コンテナ洗浄機の平面図と完成写真であります。洗浄はコンテナが洗浄機の中を左から右へと流れる仕組みになっております。この1台の洗浄機で、食器コンテナと大小の食缶コンテナの3種類を洗浄できるようになっております。洗浄機の下部にはチェーンが装着され、それにフックが付いており、コンテナに取り付けられた鉄のフックを引っかけて進むようになっています。洗剤による洗浄後、すすぎをして洗浄が完了いたします。修繕では大型チェーンや洗浄ノズルの交換、内部の清掃などを実施いたしました。
続いて、4ページの上側を御覧ください。今後の計画でございます。図面の1番上が食缶洗浄ラインで、令和5年度に実施いたします。また、次のラインは食器洗浄のラインで、主に令和6年度に実施予定です。新規製作、修繕する機器等は左上の表に記載しております。設置位置は図面のとおりでございます。5年度の更新では、自動食器浸漬機を新規製作いたします。この機器は食器に付いた汚れを漬け置きし、おおまかな汚れを落とした後、次の工程へ送る流れ作業方式の機器です。食器籠のまま投入するため、それが転倒しない機能が新たに付加されます。もう1つは、自動食缶前処理機です。食缶内外のおおまかな汚れを落とすための機能をパワーアップするため、すすぎノズルを改良したものになります。また、修繕の更新では躯体や骨組みを残して、これ以外の老朽化した部品や装置を交換し、内部清掃、洗浄も実施いたします。6年度は更新計画の最終年度になります。全て食器洗浄ラインの修繕を予定しております。原材料調達の遅延や半導体の供給不足などの不測の事態を想定し、5年度予算での債務負担行為を考えております。全ての更新が完了すれば、食器を強化磁器から樹脂製食器へ変更する予定でございます。
以上でございます。
13:
◯山口委員長 説明が終わりましたので、これより現地調査へと参りたいと思います。
ここで暫時休憩します。
(午前10時46分 休憩)
(午後 1時00分 再開)
14:
◯山口委員長 それでは、休憩を解いて再開いたします。
学校教育課からの説明を求めます。
三谷所長。
15: ◯三
谷給食センター所長 それでは、こども園の給食体制の状況から御説明させていただきます。資料のほうは5ページをお開けください。
こども園の給食体制を図で示したものでございます。こども園の調理員は令和3年度から調理委託会社の社員が調理しております。こども園3園に勤務する調理員全体の体制は、管理責任者1名、副責任者3名、調理員9名の13名です。各園の配置人数は各園の配食数に応じて、引田こども園が4名、大内こども園が6名、丹生こども園が3名となっております。これらの調理員は自園調理給食と給食センター調理給食の外部搬入の受渡しの両方を担っております。まず、自園調理給食は、ゼロから2歳児とアレルギーを有する園児の給食を調理し、各クラスへ運搬、盛り付けをいたします。食事後は食器、食缶を回収し自園で洗浄、消毒、保管をいたします。詳細は、資料6ページのとおりでございます。全体の作業は給食センターとほぼ同じでございますが、給食数が給食センターと比べて少ないため、完全な分業制による調理等ではありません。また、給食センターとは違い、特にアレルギー対応食の調理と乳幼児の調理に時間と手間を要しています。これはアレルギー対応食が多岐に及んでいるためであります。調理員から園職員への受渡しも、双方が再度確認をして、事故が起こらないように最新の注意を払って配膳しております。自園調理は朝早くから調理に向けた準備を開始しております。
続いて、7ページをお開きください。給食センターからの外部搬入後の給食の流れ図として表したものでございます。給食センター調理給食は、3歳以上の園児の給食を給食センターで最初に調理します。これは園児の昼食時間が学校より早いためであります。出来上がった給食は各食缶へ入れ、配送員がそれを食缶コンテナへ格納した後、配送車へ積み込み、食缶コンテナを各こども園へ運搬します。各園の玄関等では、自園の調理員1名が自園調理作業を離れ、食缶コンテナを受け取りに行きます。受け取った食缶コンテナは、その中の食缶を各クラスへ運ぶまでの間、園の所定の場所に安置しておきます。搬入後、園児が喫食する前に、料理の食缶ごとに温度計測をし、園長が検食をいたします。その間、ほかの調理員は自園の給食室から、3歳以上の食器、器具、牛乳、パンを運び出し、給食センターからの食缶とともに各クラス前までワゴンに乗せ運搬します。配膳は園職員がし、下膳も園職員がいたします。食事後は園職員は使用後の食器、器具、食缶等をもとのワゴンに乗せます。調理員はそれを各クラスから給食室へ運搬します。食缶はそのまま給食センターのコンテナへ格納し、それ以外は自園の給食室へ洗浄のため運び入れます。食缶コンテナを回収する配送車が到着したら、自園の調理員1名は配送員へ食缶コンテナを渡します。自園の調理員は、これ以外にもパン、牛乳の受け取り、食材の発注、ごみ出しなどの業務を致しております。
続きまして、物価高騰対応の説明をさせていただきます。資料8ページを御覧ください。上の表は令和3年度の給食食材の物価、単価を基準にした場合、令和4年度に値上がりしたものの割合を表したものでございます。中でも物資選定品が最も高くなっております。物資選定品は下の注意3に記載している物資を指しております。これらの食材は、条例で定める市物資選定
委員会において物資の品質や価格の妥当性について審議、検討された結果、決定されたものであります。主に入札により低価格のものを選定しております。平均では8パーセントの値上げとなっております。
次に、物価高騰に対する予算対応であります。今年度は度重なり物価が高騰しておりますが、そこに記載しておりますように、1、学級閉鎖が相次ぎ、その食材費のキャンセルなどによって若干の余剰があること、2、本格的な物価高騰が到来する前に入札を実施し、比較的低価で購入できたこと、3、当初予算で野菜などの時価調達の食材に対して物価変動分の費用を見込んでいたことなどが功を奏し、何とか対応ができておる次第でございます。しかしながら、食材業者の情報では、来年1月にも更に値上がりする食材があるとのことで、予断を許さない状況が続くことが予想されます。今後も給食を維持するために、予算においても過不足なく適正に執行してまいりたいと考えております。
続きまして、給食センターの取り組みをここで御紹介したいと思います。資料9ページのほうを御覧ください。給食センターは、教育の大綱に基づき、毎年、学校給食の実施方針を策定し、条例に規定された東かがわ市給食センター運営
委員会の審議、検討を経て実施されております。基本目標は、生涯を通じて健康な身体と豊かで安らかな心を育むため、身体の発達に応じた給食を摂り、食生活に対して正しい理解と望ましい食習慣を身につけるであります。これを実現するため、6つの重点目標が設定されております。具体的には、1、自分に必要な量や望ましい食事のとり方の実践、2、野菜の積極的な摂取、3、生活習慣病の予防、4、食に対する正しい知識を身につける、5、衛生に配慮した生活習慣や食事のマナーを身につける、6、郷土の食文化、特産物に理解を深め、ふるさとを愛する心を育むであります。これらの目標は毎日の給食においても設定されており、給食時間の給食ぱくぱくクイズの放送で、食べながら知識の定着を図っているところでございます。また、生活科や家庭科の時間では、各学年に応じた食の指導をし、保護者への啓発活動や試食会、個別の相談などを展開しています。このような活動を毎年、年度末に児童生徒を対象にしたアンケートを実施し、次年度の取り組みの参考にしております。
資料10ページのほうを御覧ください。これは令和3年度に実施したアンケートの結果でございます。全体としては給食は好きでおいしいと感じてはいるが、食べ物の好き嫌いが増加傾向で、それに伴い給食を残す割合も増えています。また、朝食を食べない子どもが毎年一定数いることも判明しております。
続きまして、11ページを御覧ください。アンケートでは好きなメニューも調査しております。好きな傾向としては、味の濃いものやはっきりした味のもの、食べ慣れたもの、甘いものに人気があります。特におかずは給食提供回数が多いものが上位に来ているようです。はまちの照り焼きやいそかあえは地元生産者のハマチや海苔を使用しており、食材が身近にあることから、作っている方の顔も想像できたのではないかと推察しております。また、和三盆揚げパンは学年を問わず大人気のもので、提供開始から不動の1位であります。デザートではイチゴを初めて提供するなど、新しい取り組みも始めました。
続きまして、資料12ページを御覧ください。これらのアンケート結果から課題も見えてきました。9ページの1から4までの重点目標を更に推進するため、献立表に給食戦隊てぶくろマンを登場させ、各てぶくろマンの色と同色の食品群が体にどのような働きをするのか理解できるようにしました。そして、食事のときに自ら
選択できるように工夫もしました。また、給食メニューを家庭でも作れるようにQRコードも印刷し、ホームページへアクセスすれば料理のレシピを見ることができるようにもいたしました。てぶくろマンは子どもたちにも人気があり、既に食育の授業等で好評です。また、授業以外にもてぶくろマンを活用し、食生活の改善に役立てたいと思っております。これ以外にもアレルギー除去食を実施しており、細やかな対応を継続しております。教職員からも本市の給食はおいしいという評価を頂いており、安心・安全でおいしい給食を追及していきたいと考えております。
以上でございます。
16:
◯山口委員長 それでは、説明が終わりましたので、これより東かがわ市給食センターの運営事業についての質疑を行います。
質疑のある方は挙手をお願いいたします。
宮脇
委員。
17:
◯宮脇委員 本日は給食センターの視察に行って試食もさせていただきまして、すごくおいしい給食を試食することができて良かったと思います。味付けで塩分の感じとかもすごく体にいいというところを、やはり幾ら体にいい給食を摂ってても、お家ですごく味が濃かったりとかジャンクフードをいっぱい食べて、御両親とかもそんなふうになっていればいけない、ということで、食育というところ先ほども言ってはくださってたんですが、食育に関してと、あともう1つ地産地消の割合というのはどのようになっているかということ、それともう1つが物価高騰の影響で、今年度はしっかりと対応できてるんだけれども、次年度、これからもますます上がっていくと思うんですけども、その取り組みの予定とか、どのようにやっていかれるかという3点をお伺いさせていただきます。
18:
◯山口委員長 三谷所長。
19: ◯三
谷給食センター所長 宮脇
委員の御質疑にお答えいたします。
まず、第1点目の食育に関してでございます。この中ではセンターが主にやってることなどを中心にお話しさせていただきましたが、実は学校のほうでもこれと同じようなことをしていただいてます。そのような中で、栄養教諭が授業のほうへ赴きまして、実際、例えば袋麺とかああいうものを持参して、子どもたちに、「こういうものが入っているから食べないようにしようね」とか、「もっと控えるようにしようね」とかいうふうにもしておりますし、また毎年の給食の中では、4月と9月に児童生徒の身長、体重を計測したものを頂きまして、各クラスごとの平均これぐらい食べなきゃ駄目ですよということで、カロリーとか栄養についても指導を致しております。それにつきましては、献立表を通して家庭の方にも周知しているような状況ですが、家庭のほうまではなかなか浸透しにくいというのが現状でございます。
それから、2番目の地産地消率の割合でございます。令和3年度は46.1パーセントというふうに割合高い数字が出ております。ただ、この46.1パーセントというのは、令和2年度までは食育基本計画というのが、実は使った食品数のうち地場産物はどれだけの食品数を使いましたかという品数ベースでの割合でありまして、それを35パーセント以上使うことというのが目標設定されておりました。ただ、令和3年度からは第4次の食育基本計画になりまして、算定方法が品数から金額ベースに変わりました。そういった関係で単純比較はできないんですけれども、46.1パーセントということで、これが基準になって令和4年度、令和5年度、どういうふうに上がっていくのかということは推移して見ていかなければならないかなというふうに思います。ただ、内輪の話ですけど、日本の中でその国産で賄える数字が38パーセント前後を考えると、41.6パーセントいうのは単純な比較ですれば、まあまあ高いほうでないのかなというふうな話も一部ではございます。
それから、物価高の次年度以降の取り組みでございます。もし許していただけるならば、先ほども説明がありましたように、物価変動に対する予算を算定に基づきまして増やさせていただけたらなというふうには思います。
以上でございます。
20:
◯山口委員長 ほかに質疑ありませんか。
工藤
委員。
21:
◯工藤(潔)
委員 大変おいしい給食を頂きまして、大変満足して帰ってきたんですが、3点ほどお伺いいたします。
まず、1点目、今回新しく新規導入した機器を操作するに当たっての安全対策等はどのように従業員に周知しているのかと、2点目は、この資料のアンケートによると、給食を食べ残すことがあるという答えが年々増えてきています。このことから、食べ残しの量も増えてきているのかなと思われるんですが、食べ残しを減らすための取り組みはどのようなことを行っているのか。3点目は、今回試食させていただきまして、給食の食器は陶器を使われていたんですが、これは運搬や配膳、洗浄の際に割れたり欠けたりするということが多々あるとは思うんですが、それによって児童生徒、従業員がけがをしたような事例等はあるのか。また、あるとすれば、今の対応や今後の対策はどう考えているのかお伺いいたします。
22:
◯山口委員長 三谷所長。
23: ◯三
谷給食センター所長 工藤
委員の御質疑にお答えします。
まず、第1点目の今回の更新機器の操作の安全対策でございます。御覧いただけなかったのは残念ですが、炊飯ラインにつきましては、炊飯の班員全員集めまして、初めて給食を取り組む前に業者を呼んで、何度かテストというんですか、テストもしましたし、ほぼ同じような操作なんですが、コンピューター制御になってますので、その辺りの使い方をしっかり学んでいただきました。もう1つ、コンテナ洗浄機のほうにつきましては、修繕で見えないところの部品を変えただけなので、操作は全く同じでございます。それについても、一応こうなりましたというふうに、コンテナ洗浄を主に担当する調理員の方につきましては説明したところでございます。
それから、2番目の食べ残しの量の取り組みはということなんですが、正直言いますと、ちょっと打開策がなかなか見えないということで、ほぼ学校の先生方に適食というんですかね、先ほど申し上げましたが、クラス全体でこれだけは食べなさいという量は決めてるんですが、各個人についてはなかなか難しいところもあります。胃腸の弱い子どももおりますし、そういうこともありまして、そのクラスの中でできる限り食べ残しがないようにということでお願いをしているところが、もう正直なところは現状でございます。
それから、最後の3番目の陶器のことでございます。実は、陶器、今日、割ってみれば良かったんですが、割ってみると鋭利に割れるような食器ではございません。それでけがをするようなことはないんですけれども、昨年だったか今年だったか、運送中に車でちょっと揺れて、食器は実は縦に入っております。それを学校では、配膳するときにお皿ならお皿を全部ひっくり返して床にとんと置きます。そのときに、そのお皿の高台というんですか、安定するようにこんな丸いのが付いてあるんですけど、そこが少し欠けて、それがお汁の中に入って、何か異物があるなと思って見たらその高台だったということで、それが丸く割れておったんで良かったんですが、毎日毎日返ってくる食器でも、その調理員がいちいち全部見て、ひびの入っているものとか筋の入っているものは全部除けていって新たにはしているところなんですが、朝の説明でもちょっと説明したんですが、実は別の問題で、その陶器におつゆを入れると熱くて持てないという問題を学校から度々いただいてます。それで熱くて手を離して割ってしまうという子どももありますし、また御飯をついでて手が滑って陶器を落とす、それが御飯缶の縁に当たって、それが御飯の中に入ってしまうと、そういうことも何件かあります。そうなったときには、もう全部うちのほうから調理員の御飯とかを全部食べずに全部持っていくんですけれども、陶器はそのような問題もありまして、この全ての機器更新が終わりましたら、ほかの市でもありますように樹脂製の割れにくい、また熱伝導率の低い熱くならないものに替えていけたらなというふうには思っております。
以上でございます。
24:
◯山口委員長 ほかに質疑ありませんか。
東本
委員。
25: ◯東本
委員 本当に給食というのは大切だなというのは改めて感じさせられました。特に、世間でも子どもの貧困化というのが問題になっていますので、給食でやっぱり栄養を子どもたちがきちっと摂れるというのは本当に大事なことだし、保護者や皆さんの願いだというように思うんです。それで、1ページに、施設の概要のところに調理能力というのが書いてますね。1日当たり普通食で4,000食と別食500食というんで4,500食と、大きな施設として出発もしたというふうに思うんですが、今の子どもたち、児童生徒、こども園も含めてですが、今、何人くらいの給食をしてるんでしょうか。
26:
◯山口委員長 三谷所長。
27: ◯三
谷給食センター所長 東本
委員の御質疑にお答えします。
こども園、それから小学校、中学校、教職員も含めてなんですけれども、毎日大体約2,000食程度の給食を作っております。
以上でございます。
28:
◯山口委員長 東本
委員。
29: ◯東本
委員 当初よりも予定が減ってると、子どもの人数がね。これは今の時代、少子化ということでいろいろあると思うんですが、何かもっと有効に活用するというふうな何か対策というのは検討はないですか。
30:
◯山口委員長 東本
委員、有効というのをもう少し具体的にお願いいたします。
31: ◯東本
委員 機械がそんだけ能力があるんだから、時には子どもたち以外にも何か作れるような機会というのは持てないもんかと。
32:
◯山口委員長 片山課長。
33:
◯片山学校教育課長 ほかの有効活用というところですけれども、今現在は考えておりません。しかしながら、今後、能力があるものですので検討はしていきたいというふうに思っております。
以上です。
34:
◯山口委員長 東本
委員。
35: ◯東本
委員 私も一部の人から聞いた希望としては、自分の子どもとか、それから孫が小学生、中学生にいるというようなそういう保護者の方から、1度は給食も食べてみたいというような希望を聞くこともあるんです。しかし、そういう機会はないでしょうと言うんだけど、私たちも今日食べさせてもらって本当にいろいろおいしいなというような、もちろん味がちょっと薄いなというのは私の感じなんですけど、やっぱり市民の理解というのか、市民の皆さんにこういう給食を自分の子どもや孫が食べてるんだというのを知ってもらう上で、何かそういう食べられる日を設定して募集してというようなことは検討に値しないでしょうか。
36:
◯山口委員長 今の話ですけど、先ほどの検討ということで、今は考えていないが今後検討したいという話なので、御意見とだけ受け付けて、今回の
委員会とは少し趣旨が外れますので、それに関しては検討したいと先ほどの答弁でよろしいでしょうか。
ほかに質疑はありませんか。
東本
委員。
37: ◯東本
委員 この機会ということで、アンケートがあったですね、先ほど。子どもたちから聞いた、10ページですか。私ちょっと意外だなと思ったのは、毎朝、朝御飯を食べていますかという問いに対して、相当の80パーセント以上の方が食べて来ていると、意外と食べてるんだなと。もちろん朝食というのは非常に大事だというのはあるんですけども、最近のこの共稼ぎというのもありますし、いろいろな事情で本当に朝食を簡単に済ますという子どもたちが増えているかなと思ったんですけど、食べているというんか、内容については問うてないでしょうか。
38:
◯山口委員長 三谷所長。
39: ◯三
谷給食センター所長 そのような内容までは聞いてません。取りあえず、早寝早起き朝御飯といわれるような、朝御飯はちゃんと食べてますかという抽象的な聞き方なんで、どこまで食べてるのかよく分かりません。ただ、これを設定しているのは、見てもお分かりになりますように、85パーセント前後から一切伸びてこないんです。我々はこれを9割にしたい。やっぱり、学校現場の先生方からすると、9割というのはかなり難しいですよという話を頂いております。今後もどういうふうなやり方で朝御飯を食べられるのか、結局これは学習に結び付いてくる話でもございますので、いろいろ模索しながらいろんな知見も広げながら、この部分は何とか9割にしていきたいなというような目標を持っているわけでございます。そういう意味合いで、この問いを設定しております。御理解いただけたらと思います。
40:
◯山口委員長 ほかに質疑はありませんか。
大田
委員。
41: ◯大田
委員 まず、本当にこのコロナ禍、衛生面、また配食数等を工夫されて、子どもたちにおいしい給食を与えてくださったことに、まず感謝申し上げます。その点で、何点かお伺いいたします。
学校給食センター運営事業ということですので、この学校給食センター、中長期的に検討が必要と考えております。そうした中で、令和3年度、令和4年度、いろんな器具の更新、または修繕いう数字がかなり大きな額が付いていたと思います。この資料にもありますように、5年、6年で次の機械とかそういうような更新を考えているような資料でございました。そうした中で、もう全体としてこれ16年経ってますので、相当老朽化が進んできて、今、こういうことになってると思うんですが、ここのところの数年の更新で大体もうハードのところはこれで更新ができるのか、まずその1点についてお伺いします。
それと構造ですが、鉄骨2階建て、これ大体40年ぐらいもつと聞いているんですが、その辺りの外装についても中長期的な計画があるのか、その2点についてお伺いいたします。
42:
◯山口委員長 三谷所長。
43: ◯三
谷給食センター所長 大田
委員の御質疑にお答えします。
ハードについての中長期的な計画ということだったとは思います。今やっているのはもう大きな機械で、ほぼ大きな機械につきましてはこの令和3年度間で終わる予定でございますが、実はこれ建ったときに全て新しいものを建ったので、また別のところが今、非常に故障が多くなってまいりました。それを今後、詳細な点検、精査をした上でお願いする場合もあるやも分かりません。それともう1つ、鉄骨40年、中長期的にこれもどうなんだということなんですけれども、実際あそこのセンターには文部科学省の補助金が付いておりまして、財産処分となってきますと20年から25年経たないと財産処分ができないというふうな形になっておりますので、そこまでは何とか今の形態で給食できればなというふうには思っております。
以上でございます。
44:
◯山口委員長 大田
委員。
45: ◯大田
委員 私が聞いてるのは、大体40年ぐらいもつということですが、そちらのほうは今後計画立てていかなくても大丈夫ですかということを聞いてるので、その交付金とかそういうことを聞いておりませんので、その点についてもう1度お伺いするのと、ほかのところも少しずつ修繕するということなんですが、同僚
委員が言ったように、最初は4,000食の設備でございます。今は2,000食ぐらいということですので、それを鑑みると、その修繕というのは4,000食に対しての修繕なのか、それとも2,000食に対しての修繕していくのか、その2点お伺いいたします。
46:
◯山口委員長 三谷所長。
47: ◯三
谷給食センター所長 まず、4,000食に対する修繕なのか、2,000食に対する修繕なのかということでございます。結果的に言いますと、どちらの食数でありましても機械は全て使っておりますので、その点につきましては、4,000食だろうが2,000食だろうが、壊れる頻度は違うかもわかりませんが、壊れたら必ず修繕しなければ異物混入とかにつながりますので、それは食数に関係なく修繕はしてまいります。
48:
◯山口委員長 片山課長。
49:
◯片山学校教育課長 建物のほうの答弁になりますけれども、40年につきましては当然そこまではもつだろうということで考えております。工事のほうにつきましても、平準化を考えながら取り組んでいきたいというふうに思っております。
以上です。
50:
◯山口委員長 大田
委員。
51: ◯大田
委員 センター長の言うことはよく分かるんですけど、例えば普通の家庭でしたら大きな冷蔵庫を、家族が10人いたら10人分の冷蔵庫を買いますよね。でも、時代とともにこれ減ってきますよね。そうしたらどうするのですかということを聞いてるので、その辺りは壊れたから直すというのではなくて、これ半分に食数が減ってるので相当大きな問題だと思いますので、その辺りをどう考えて、壊れたら直すのは分かっております。だから、その辺りをどのように対応していくのかないうことをお伺いしていますので、再度、答弁を求めます。
52:
◯山口委員長 三谷所長。
53: ◯三
谷給食センター所長 失礼しました。今、直してる大型の機械につきましては、実はその地下にピットというのがございまして、蒸気配管、ガス配管、水道管、それからほかの管が複雑に入り組んでおります。その上を、小型化するとなれば、地下ピットの配管までを替えなくてはならない余分なお金が掛かってまいります。そういったことで、今初めに導入したほぼ同じものを導入することによって地下ピットに埋設するような、配管までも工事費が必要ないということで削減を図ってるところでございます。ただ一方で、その備品的な例えば冷蔵庫でありますとかというのは、やっぱり児童生徒数が少なくなっておりますので、それに合わせて更新の時期に2台を1台にするとかというふうなそういう工夫というか、削減は致しております。
以上でございます。
54:
◯山口委員長 大田
委員。
55: ◯大田
委員 そしたら、動線とかそういうのは全体的に考えると、部分的なものについてはその都度考えると認識したらよろしいということでしょうか。
56:
◯山口委員長 三谷所長。
57: ◯三
谷給食センター所長 お見込みのとおりでございます。
58:
◯山口委員長 大田
委員。
59: ◯大田
委員 それと、こども園の体制についてお伺いいたします。これ、こども園は自園でしていたのを学校給食のほうからしてくださるということでもう2年目に入ってると思うんですが、その中で、ゼロ歳から2歳までは自園、それから3歳から5歳は学校給食ということを聞いております。そうした中で、配膳の食器に関して、3歳から5歳は、私、当然、給食センターのほうに持ち帰るのかと思ってたんですが、この資料を見ますと自園で洗浄するというふうになってます。それと、アレルギー対応の食事もゼロ歳から2歳は自園でする、3歳以上は学校給食センターでするのかと思ってたんですが、この資料を読みますとアレルギー対策も3歳から5歳は自園ですると書いてございます。その辺りの経緯についてお伺いいたします。
60:
◯山口委員長 三谷所長。
61: ◯三
谷給食センター所長 まず、第1点目の食器を自園に使っているいうことについてでございます。一番初めこの話があったときには、おっしゃるとおり給食センターから食器も持っていくという予定ではあったんですけれども、新たに食器を買い足さなければならないということと、それから実は自園で使っているその食器の洗浄機の機械のメーカーと私どもが使ってる給食センターの食器を洗っている洗浄のメーカーが違います。違うということは、どっちのメーカーに聞きましても、違うメーカーのものを使って故障したらうちのほうでは責任を取りませんよという話もありまして、食器は全て自園のものを使っております。
それから、アレルギーのほうなんですけれども、アレルギー食は委託調理する前も委託調理する後も、アレルギーを持つ全園児につきましては自園でやっております。理由は、その離乳食とか、幼児とか急にアレルギーを発症することもあって、一律に大きな給食センターで給食を作るということはなじまないということと、それからアナフィラキシーショックの場合にはエピペン注射というのを持ってる子どももいます。エピペンの注射できるのは、体重が15キログラム以上というふうに聞いてございました。小学校1年生が大体18キログラムでございます。そうなってくると、そのアレルギーの対応食というのは今までやってきたように自園でやって、その食事を中心に除去、代替食をするのがいいんではないかということで、現在の状況になったものでございます。
以上でございます。
62:
◯山口委員長 大田
委員。
63: ◯大田
委員 今の答弁ですと、離乳食とかそういうのはゼロ歳から2歳で当然、自園ですることになってますよね。3歳から5歳で離乳食を作るんですか。
64:
◯山口委員長 三谷所長。
65: ◯三
谷給食センター所長 説明がちょっと悪かったです。離乳食は3歳、5歳でなくて、5歳児未満につきましては先ほど言ったエピペンの話でございます。そちらのほうで注射を打てない子どもにつきましては、やっぱり食事で対応するのが良かろうということでございます。
以上でございます。
66:
◯山口委員長 大田
委員。
67: ◯大田
委員 私、別に自園で作ったら悪いとかそういうことをお伺いしてるんでないんですよね。だから、当初にこれだけの数をしてこれだけの数をするかということで予算も付けてしてると思うんですよね。じゃあ、そのときにそういうことが分からなかったのかということになりますよね。洗浄することに関しても、その機械が違うから洗えないというのは最初の段階で分からなかって、やってみるとそういうふうになったからそうなったということで理解してよろしいんでしょうか。
68:
◯山口委員長 三谷所長。
69: ◯三
谷給食センター所長 実は、その食器の件につきましては初めからもう問題ないものとは思っておったんですが、本当にやる直前というか、1か月ぐらい前になって洗えないというか、今まで使ってたものを使ったほうがいいだろういうことの話もあって、自園のものを食器を使うようになったものでございます。
以上でございます。
70:
◯山口委員長 食器だけでなくて、そのほかのものも全部、大田
委員は質疑されてると思うんです、併せて。
71: ◯三
谷給食センター所長 整理してお話しさせていただきますと、3歳以上は1番初めに自園だけでやっておったんですが、給食センターのほうでアレルギー以外の子どもは持っていくようになりました。食器につきましては従来どおり自園のものを使っていただき、食缶につきましてはアレルギーでない3歳以上の子どもたちの給食につきましては給食センターから持っていきますので、それは給食センターの食缶を持っていくと、使うようにいたしました。
72:
◯山口委員長 暫時休憩します。
(午後 1時38分 休憩)
(午後 1時39分 再開)
73:
◯山口委員長 再開します。
片山課長。
74:
◯片山学校教育課長 アレルギーの件ですけれども、計画の当初からアレルギーのほうについては自園で実施するというふうな方向で考えておりました。そういうことで、食器の答弁については先ほど所長が申し上げたとおりなんですけども、アレルギーについては当初の計画どおりということで御理解いただけたらと思います。
以上です。
75:
◯山口委員長 大田
委員。
76: ◯大田
委員 そしたら、これ運営ですので、アレルギーの件について伺ってもよろしいんですか、
委員長。
77:
◯山口委員長 大丈夫です。
78: ◯大田
委員 今、実際にアレルギーは、卵、牛乳、それから肉類、たくさんございますよね。その中で、学校給食センターとしてはどの辺りぐらいまでの処理ができるようなキャパを持ってるのかお伺いいたします。
79:
◯山口委員長 三谷所長。
80: ◯三
谷給食センター所長 種類といたしましては、卵と乳製品のみでございます。量については、そういう申出がある限りはできるような体制を組んでおります。
以上です。
81:
◯山口委員長 大田
委員。
82: ◯大田
委員 これ、前にも聞いたことあるんですけど、卵と乳製品はできてますよね。その後は、そしたらほかの最近の子どもはいろんなアレルギーを持っております。そうしたことによっていろいろ変わってくるんですけど、それ以外の子どもたちは、そしたら手弁当か何かなんですか。それとも、どのようになってるのかお伺いいたします。
83:
◯山口委員長 三谷所長。
84: ◯三
谷給食センター所長 卵、牛乳以外のアレルギーの方につきましては、うちのほうがアレルギー献立表というのをお渡ししまして、どうしても食べられないものについては家庭から1品持ってきていただいたりとか、あと給食センターでかねてから取り組んでいるのは、アレルギーがあろうとなかろうと食べられるようなものを、食材を選んでおります。例えばロースハムとかバラベーコンでありますと、もう既に乳とか鶏卵なしとかいうふうなものを導入しております。そのほかの食材につきましても、できる限りアレルギーを誘発するようなものは抑えたような食品群を使うような努力も致しております。
以上でございます。
85:
◯山口委員長 大田
委員。
86: ◯大田
委員 ちょっと違った観点から質疑させていただきます。先ほど同僚
委員から学校給食費の高騰いうことで質疑されたと思うんですが、センター長が今後予算を増やしていくような御
発言をされたんですが、それは今年度でしょうか、来年度に向けてでしょうか。お伺いいたします。
87:
◯山口委員長 片山課長。
88:
◯片山学校教育課長 今年度につきましては、今現在3月末までは対応できるであろうという予測はついておりますけれども、先ほど所長が申し上げたとおり、1月以降の値上げ等が発生した場合は不足が見込まれます。そういったときにつきましては、3月補正をお願いするかもしれないというところで考えております。それから、来年度予算につきましては、物価高騰との関係につきましても考慮しながら予算立てをしていきたいというふうには考えております。
以上です。
89:
◯山口委員長 大田
委員。
90: ◯大田
委員 これだけの物価高騰は大変だと思うんですね。その中で、今の答弁でしたら、保護者に対してでなくて市の予算でいうことと考えていると理解してよろしいんでしょうか。
91:
◯山口委員長 片山課長。
92:
◯片山学校教育課長 食材費については物価高騰に対応するということです。保護者の負担を求めるのかということですけれども、今のところそれは考えておりません。
以上です。
93:
◯山口委員長 ほかに質疑ありませんか。
井上
委員。
94: ◯井上
委員 機器、機材等については点検し、新規で入れる計画、また更新等ありました。1点だけちょっと確認したいんですが、給食センターの運営上、安全の面でお聞きしたいと思います。通常はあり得んのですが、もし電力が落ちた場合、停電時、当然、自動で電力供給ができるようにとはなってるとは思うんですが、その際に、通常稼働中に停電が起きたと、それで自家発電装置で対応するということでありますが、部分的にまた停電ではなく線が切れた場合、その辺りの対応について、当然、全体が動いておるわけですから手動で対応するんだろうとは思うんですが、その辺りのマニュアルと申しますか、準備等が考えられておるのかどうか。そして、電子機器、電子制御、この部分も入ってこようかと思うんですが、もし故障した場合、その辺りどう対応するのか。準備ができておればいいんですが、その辺りについてお答え願いたいと思います。
95:
◯山口委員長 三谷所長。
96: ◯三
谷給食センター所長 井上
委員の御質疑にお答えします。
停電などの不測の事態が起こったときにどうなるのかということでございます。結論から言いますと、自家発電などの装置は一切持ってはおりません。そのような場合どうするのかということなんですけれども、牛乳とかは別便で配達されます。それから、主食の代わりとして非常用のクラッカー、それからアレルギーを有するお子様に対しては米粉のクッキーというものを用意しております。それをまず各校、各園に配食するのかなというふうには思います。それから、それが長引く場合につきましては、今の委託調理会社と代行保証契約を結んでおりまして、1日はできないんですが、翌々日から高松のほうから、お弁当になるんですが、それを配食してもらうというふうな契約になっております。ただし、この場合、アレルギー対応はできないということでございますので、アレルギー対応だけはちょっと別の対応になろうかなというふうには思っております。
以上でございます。
97:
◯山口委員長 電子機器とかはどうなりますか。
98: ◯三
谷給食センター所長 電子機器は電気が復旧されたら復旧できるんですけど、そういうバックアップ機能を持ってるようなもんではございません。
99:
◯山口委員長 井上
委員。
100: ◯井上
委員 私自身がもう勘違いしておりました。自家発電装置等は全然備えてないということで、あくまで委託契約ということで、その中で対応してもらういうことであります。代替品としてクラッカー等、いろんなお弁当等で対応はそれはできるんでしょうが、ちょうどもう作業を開始して、その途中でもう御飯も炊き上がり大分出来上がった時点で停電、そういった場合に何らかの対応策がなかったらいかんと思うんですが、当然、食材も無駄になるし、1日、2日とはいえ代替品で対応いうことなんですが、その辺り考え方はどうなんでしょうか。ちょっと飛躍し過ぎ……。
101:
◯山口委員長 三谷所長。
102: ◯三
谷給食センター所長 井上
委員の御質疑にお答えします。
作ってもうほぼ完成品のものにつきましては、当然、提供はできるものと思います。問題は、他校、全然まだできてない学校につきましては、今後ほかに代わるもの、栄養とかカロリーも含めてすぐに提供できるものを考えていかなければならないのかなというふうには考えております。
以上です。
103:
◯山口委員長 井上
委員。
104: ◯井上
委員 今の答弁でやるということで、しかしながらいろんなケースが出てこようかと思います。その辺りの対応についても、今後、検討なり考えなり考えていただきたいと思います。
以上です。
105:
◯山口委員長 答弁は。
106: ◯井上
委員 考えてくれるんですか、どうか。
107:
◯山口委員長 片山課長。
108:
◯片山学校教育課長 御指摘いただいたところについては検討を進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
109:
◯山口委員長 ほかに質疑はありませんか。
宮脇
委員。
110:
◯宮脇委員 先ほど同僚
委員も質疑されていたんですが、アレルギー食というのは全体で何食ぐらい行われ、何人ぐらいの方がされているのかということと、対応できないときは自宅から持ってくるという、これは平均するとどれぐらいの人数があるのかということと、もう1つは、どうしてもクラスで対応してると言われていましたが、残ってしまった給食というのはその後どのように、活用はできないのかもしれませんがどのようになっていってるのかの、以上3点をお伺いします。
111:
◯山口委員長 三谷所長。
112: ◯三
谷給食センター所長 現在、学校給食センターのほうで把握している牛乳、乳、それから卵に関するアレルギー除去食でございますが、13名でございます。そのうち1名は、卵も乳ももう全然駄目だという方が1名いらっしゃいます。それから、今年、令和4年度の6月の調べにはなるんですが、全体で6.7パーセントの方が、当然、先ほどの13名の方もおられるんですけれども、これを食べられない子どもにつきましては、ほかにもキウイでありますとかリンゴでありますとかピーナッツでありますとかいろいろございまして、なかなかその多岐にわたるものについては対応は非常に難しいところがございまして、それはもう先ほど言いましたアレルギー献立表を見ていただいて、これだったら入っているんだけど食べれるとか、これは駄目だというのは、やっぱり保護者の方で判断していただいて、保護者の方も協力を頂きながら提供しているところでございます。
残菜につきましては、我々の世代でしたら、欠席しておった子どもにパンを紙にくるんで持って行った、それは確かO157のカイワレか何かの大きな事件があったときに、あれから一切持ち帰ってはならない、残菜も残ったものは全て給食センターに持ち帰って廃棄処分というふうに決まっております。なかなか今の時代、SDGsとか食品ロスの問題があって食べられないのかという話もあるんですが、やはり衛生面を重視しまして、もう廃棄処分ということにはなっております。
以上でございます。
113:
◯山口委員長 ほかに質疑はありませんか。
大田
委員。
114: ◯大田
委員 大きな運営事業なんですが、先ほど
委員長が、同僚
委員が学校給食センターの今後についていうことで、それはということを申し上げていたと思うんですが、それを踏まえて質疑してよろしいでしょうか。
115:
◯山口委員長 はい。
116: ◯大田
委員 全国的に学校給食センター、うちだけでなく人口減少してきてますので、余剰とそれから非効率なところが出てきております。そうした中で、学校給食センターにあるのは調理場と配送いうことがあると思いますので、今後これだけ人数が減ってきたら、今のところ半分、恐らく2,000食切ってるような、数を数えてみると職員等の人数がありますが、恐らく2,000食を切ってきてると思うし、それから令和2年のときに
委員会を開いたときも数字を出してもらったら、だんだん児童数は減ってきてますよね。今のところ100人前後しか生まれてない人が、10年後になるとどうしてもそういうふうに人口が減ってくるので、そういうところもありますので、せっかくそういう建物があるので、先ほど同僚
委員が言ってたように何か、全国的にこれ出てることなんですが、高齢者の配食とかそういうところも踏まえて、今すぐではないですが、そういうふうなことも、これだけ人口が減ってきて給食センターを有効に使うというのであれば、その辺りも鑑みていく必要もあるんでないかと思いますが、その点についてどのようにお考えでしょうか。
117:
◯山口委員長 片山課長。
118:
◯片山学校教育課長 学校給食センターの利活用といいますか、他の活用の方法については、社会情勢等これからどんどん変わってくると思いますので、そちらのほうを鑑みながら検討していきたいというふうに思っております。
以上です。
119:
◯山口委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
120:
◯山口委員長 なければ、これにて東かがわ市給食センター運営事業についての質疑を終結します。
ここで暫時休憩します。
(午後 1時54分 休憩)
(午後 2時04分 再開)
121:
◯山口委員長 それでは、休憩を解いて再開いたします。
東かがわ市温水プール建設についての調査に入ります。
生涯学習課からの説明を求めます。
中川課長。
122: ◯中川生涯学習課長 それでは、現在進めております新温水プール建設について、詳細設計がほぼ固まりましたので、現時点での進捗状況等を説明させていただきます。
まず、新温水プールの建設地であります旧白鳥小学校の校舎等の解体工事は、問題なく予定どおり10月末で完了しております。それでは、タブレットに配付しております資料に沿って説明いたします。
まず、資料の1ページ、2ページを御覧ください。東かがわ市温水プール整備運営事業の概要を示しております。現在のところ、1ページの3、今後の予定のとおり、令和6年7月オープンに向け進めております。直近では12月議会での工事請負契約締結の議決を目指して進めておりますが、建築確認等の関係上、詳細な工事費が固まっておらず、12月以降の臨時議会でお願いすることになるかもしれないということを御承知おきいただければと思います。
続いて、資料2ページを御覧ください。敷地面積は約1万7,600平方メートルとなっております。現在、市道の拡幅工事を行っており、最終的にはこれより減となる予定です。また、建築面積は約2,610平方メートル、床面積は約2,590平方メートルで、建物の構造は地上1階、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、一部木造となっております。
それでは、資料3ページから順に説明いたします。1、外観透視図です。敷地西側から見た建物の外観になります。建物の屋根はウエーブ状になっており、躍動感のある形状となっております。西面の外壁はランプロファイア岩脈を模したものになっております。また、図面左に車寄せがあります。この車寄せの上部には、雨よけ、日よけのためのひさしを設置しております。
資料4ページを御覧ください。2、内観透視図です。エントランスホール周辺のイメージとなっております。右側に受付、その奥が観覧スペース兼コミュニティスペースになります。受付前、図の左手前は下足箱です。エントランスの上部は木材を使ったウエーブした天井、受付側の壁はランプロファイア岩脈をイメージしたものになっております。また、施設前に計画しているイベント広場、公園広場に面した部分は全面がガラス張りとなっており、全体が明るく開放的なスペースとなっております。
資料5ページを御覧ください。3、内観透視図、温水プールの内部のイメージです。北と東面の壁の形状ですが、柱と柱の間は少し引っ込んだ壁の形状となっております。ここには移動式のベンチを置くことで、休憩に
利用できます。また、子どもの水泳教室を行う際に床を上げるためのプールフロアなどの収納にも
利用できます。
資料6ページを御覧ください。4、内観透視図です。トレーニングジムの内部のイメージになります。こちらも全面がガラス張りとなっており、全体が明るく、外を見ながらトレーニングができる開放的なスペースとなっております。
次、資料7ページを御覧ください。5、敷地配置図です。図面の青色の矢印は人の出入口、赤の矢印は車の出入口のゲートを示しております。ゲートは東西と南北に計5か所あり、敷地西側市道湊川線沿いの小学校時の正門をメインゲートとしております。東側のサブゲート(1)は、主に施設管理に必要な車両等の出入りをメインに考えております。また、南東のけいあいこども園側の交差点からのサブゲート(2)は徒歩での進入になります。敷地南側は拡幅工事が進んでおります市道西下西線から入るサブゲート(3)を新設いたします。そのほか、北側には徒歩で進入できるサブゲート(4)があります。全体の配置を見てみますと、北側には駐車場、敷地南側の東面に温水プール棟を、温水プール棟と白鳥コミュニティ協議会が管理する多目的ホールの間には、南側に面する市道西下西線から駐車場へ延びる幅員約5メートルの施設内道路を新設いたします。この施設内道路の東側にイベント広場、公園広場が配置されます。公園広場南、ちょうどサブゲート(3)を入ってすぐのところには、床噴水が自由提案施設として設置されます。また、施設内は安全確保のため歩車分離を考えた動線となっており、歩行者、自転車の通行帯の部分はカラー舗装となっており、分かりやすくなっております。
資料8ページを御覧ください。6、建物平面図です。各室の詳細をお示ししております。エントランスホールを入って左に進みますと会議室がございます。ここは小中学生の水泳授業の際、可動式の間仕切りで2室に分けて男女の更衣室として
利用し、それぞれからウエットゾーンに進みますが、会議室を出たところにタオルや水筒などを置くスペースも設けます。トイレ、洗体シャワーを
利用し、プール内部へと進みます。ちょうどプールサイドに出て左側です。準備体操エリアとして児童生徒が集合、準備体操ができるスペースを確保しております。通常の
利用者は受付を通って右へ進みます。廊下を進みますと、右手にジム、スタジオがあり、その奥にはリフレッシュスペースがあります。その前付近には多目的トイレ、授乳室、多目的更衣室があります。少し廊下が長いですが、この間には自動販売機を配置したり、またこの壁面はいろいろなお知らせが掲示できるスペースとしても活用する予定としております。そのまま進みますと左右に分かれ、男女の更衣室に入っていきます。温水プールと温浴施設の共用の更衣室となっております。今後、建築確認等を進めていく中で多少変更があるかもしれません。
説明は以上になります。
123:
◯山口委員長 説明が終わりました。
ここで暫時休憩をいたします。
(午後 2時13分 休憩)
(午後 2時26分 再開)
124:
◯山口委員長 それでは、休憩を解いて再開いたします。
これより質疑を行います。質疑のある方は挙手願います。
工藤
委員。
125:
◯工藤(潔)
委員 まず、2点ほどお伺いいたします。資料の中で事業の今までの経過と今後の予定を示されておるんですけど、今後の予定としまして着々と工事は進んでいくと思うんですが、地元との協議、
調整はどのような方法で行っていくのかがまず1点と、もう1点は、先ほどイメージ動画と模型を見させていただいたんですが、これはまだまだ完成形ではないというところなんですけど、ある程度完成まで近づけば市民の方にもそのイメージを共有してもらうということも大切かと思われるので、動画をホームページに掲載するとか、模型を展示するとかなどの市民の皆様にお示しするような予定はあるのかお伺いいたします。
126:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
127: ◯上枝グループリーダー 2点の御質疑を頂きました。
まず、地元との協議、
調整ということでございますけれども、これにつきましては地元のコミュニティ協議会、水利組合等々と十分な
調整の上やってきております。今まで解体工事もしておりましたけれども、そこも問題なく進んできたというところでございます。今後も時機を逸することなく適切な時期に、説明等とか協議を重ねていきたいと考えております。
あと、2点目の市民へのイメージ動画の共有ということでございますけれども、動画につきましてはこちらがお願いしとる部分でもないのでコンサルタントとかと協議したいんですけども、イメージ図についてはきちんと確定したところにつきましてはホームページ上で周知したいというふうに考えております。
128:
◯山口委員長 ほかに質疑ありませんか。
井上
委員。
129: ◯井上
委員 資料の7ページのこの図面でちょっとお伺いします。駐車場の図面のところで出入口のところなんですが、この出入口の車両の部分の幅員は一体何メートルぐらいになるのか、この点お伺いします。というのは、相当数の車両台数が止められます。私含め高齢者からいろんな形の運転手の方が運転して入ってきて、出入口が相当余裕がないと支障を来す、そのおそれがありますんでお聞きします。
130:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
131: ◯上枝グループリーダー 出入口の幅員ということでございます。西側手のメインゲートにつきましては6メートルは確保するような形で、今、協議を進めているところでございます。
以上でございます。
132:
◯山口委員長 井上
委員。
133: ◯井上
委員 6メートルあればそれは十分いけるんだろうけど、それ以上の幅員はもう取れんのでしょうか。もう少し余裕があったほうが、車、車両も大型化してると思うんで、道路へ出る際に余裕を持って曲がる、余裕を持って入る、そういった形のほうがよりベターではないかと思いますが。
134:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
135: ◯上枝グループリーダー もう少し余幅をということでございます。旧白鳥小学校の門扉以上の幅員は十分ありまして、大型車は十分入ってこられるような形の計画をしてございます。中の構成ですけど、6メートルいうのは、通常駐車場へ行きましたら5メートル幅員で十分というところを6メートル取っているところと、できれば一方通行的なところで車の誘導はしたいなというふうな、今、
調整は図っております。最終的には、いろいろな使い方がございますので、十分業者と協議しながら安全な通行ができるようにしたいと思います。
以上でございます。
136:
◯山口委員長 ほかに質疑ございませんか。
大田
委員。
137: ◯大田
委員 資料1ページの概要ですが、ここに優先交渉権者の公表いうことで、この間公表されたと思うんですね。この後の計画どおりいくとなると、今年度中に基本設計及び実施設計の契約締結いうことで、確認なんですが、ここでも交渉権がなくなるいうことはないと思うんですけど、もしもそこが駄目だった場合はどうなるんですか。多分ないとは思うんですが、それも分からないと思うので、それどうなるか。
138:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
139: ◯上枝グループリーダー 当初の募集要綱の中で、途中でという形の話は記載しております。その中で、あるグループの1者がいけなければ同等の会社という形の対応をしていただくような文言という形になるんですけども、最終的には協議いう形で対応していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
140:
◯山口委員長 大田
委員。
141: ◯大田
委員 模型とか映像とか見せてもらって何かワクワクしてきて、いつできるのかないう感覚が沸き上がってきたんですが、建物とかそういうのを見せていただくと本当にこれ素晴らしいなと思うんですけど、同僚
委員が言ったように導入ですね。この資料の7ページのサブゲート(3)番、先ほどの御説明で、これは徒歩だけ入れるようになってるんでしょうか。サブゲート(3)、確認です。ここも車で入れるようになってるんでしょうか。
142:
◯山口委員長 中川課長。
143: ◯中川生涯学習課長 サブゲート(3)のほうにつきましては、南面から入る道だと思います。こちらのほうは車も歩行者も入れるようになっております。歩行者はすぐ右にまた小さいゲートがありますので、車と会うことなく安全に施設内に入れるようになっております。
144:
◯山口委員長 ほかに質疑ありませんか。
東本
委員。
145: ◯東本
委員 ちょっと確認で、今のサブゲート(3)、ここで車が入ってくると北へ行くと思うんですが、多目的ホールの北側に停めると、ここから入った車は、停まるわね。最初の説明が、ひょっと私はっきり聞き漏らしたかもわからんですが、白鳥コミュニティセンターの
利用者がそこへ置くんですか、車が置けるようになるのか。
146:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
147: ◯上枝グループリーダー サブゲート(3)のお話ですけれども、あくまでプールの方は西側手から入ってくださいいうアナウンスをしてもらいます。ただ、市道から入るいう形なんで、安全に通行して南から北に抜けられるようにちょうど横断歩道みたいな絵がありますけれども、そこを抜けれるような形になっております。多目的ホールの方につきましては、多目的ホール北側手の駐車場に入るのに西側手も全て使えるような格好で入れるような配慮をしております。
以上でございます。
148:
◯山口委員長 東本
委員。
149: ◯東本
委員 それから、小中学校の授業で恐らく使われるということでいろいろ先ほどもありましたけど、基本的には市内の小中学校一体となった学校の子どもたちの授業というのは、全てここでプール時間というのは
利用できるんですか。
150:
◯山口委員長 一応、最初の段階、今日は建設という形で聞いておりますので、またそれは別の場所で聞いていただければと思います。
東本
委員。
151: ◯東本
委員 あまり大したことでないかもわかりませんが、ウエーブの屋根というのは後で何か調子が悪くなるとかいうようなことはないんでしょうか。格好だけにこだわっとるような気がしてね。
152:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
153: ◯上枝グループリーダー そこについても、提案時とか協議の中で大丈夫かということは確認してございます。一応、建設会社から大丈夫ということで、通常の台風ぐらいだったら問題ないですか、という確認は取っておりますので、そこは大丈夫という形で信用せざるを得ないというところで、建築基準法とか法的にきちんとのっとったものプラス、強度的にも確認をして施工していただくような形になります。
以上でございます。
154:
◯山口委員長 東本
委員。
155: ◯東本
委員 市民からもいろいろ注目されとると思います。それで、この前の議会報告会でもちょっと質問した人もいたんですが、ここで言う温泉というか、入浴ですね。ある人は、そこへプールを
利用しなくても入れるんでないかという誤解しとる人もおるんです。それだったら、この近所の人は、今の3つの温泉の施設へ行かなくても近くなるというような意見もあるんですけど、そこら辺はひとつも考慮した計画ではないですか。
156:
◯山口委員長 前回の調査の時点で、この温浴施設を使うのはジムとこの設備を使った人だけだという説明がありますので、そのようにお話をしていただければ結構だと思います。ほかになければ別の方。
宮脇
委員。
157:
◯宮脇委員 先ほどの模型とかを使った御説明ですごくよく分かったんですが、防災の面、安全対策の面で、例えば地震とか停電とか、若しくはこんなことはないかもしれませんが、ミサイルとか飛んできたときにシェルターみたいな機能とか、そこはちょっとないかもしれませんが、安全面とか防災面ではどのような対応がなされているかというところをお聞きいたします。
158:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
159: ◯上枝グループリーダー そのミサイルが飛んできたまでは想定外ですのであれですけれども、ここは千年に1度のところで浸水区域という形だったんですけども、そこは市内は全部が浸かるという形なんで、取りあえず平成16年の台風23号、あそこのところで湊川の浸水区域が出たということで50センチメートル以下というところのほうが出ております。そこはクリアするように、50センチメートルは上げて建物に被害がないようにという形と、建物自体は当然ながら耐震基準、建築確認を通しますので、そこは十分満たされているものというふうに考えております。
以上でございます。
160:
◯山口委員長 ほかに質疑ありませんか。
大田
委員。
161: ◯大田
委員 動線について1点お伺いします。今の説明で、本当に動きやすい動線を考えていただけてると感じております。子どもが泳いだりするところが見えるところがございましたね。介護予防とかそういうのにも使うんです。あそこは常時見られるようになってるのか、その点だけ1点お伺いいたします。ちょっと
利用するのに恥ずかしいかなとか思うときが感じましたので、ちょっと質疑させていただきます。
162:
◯山口委員長 中川課長。
163: ◯中川生涯学習課長 学校プールでも同じだと思うんですけれども、必要に応じてロールスクリーンで視界を遮ることができるような対応をしてもらうようにしております。
164:
◯山口委員長 ほかに質疑ありませんか。
井上
委員。
165: ◯井上
委員 先ほど屋根の形状のことについて質疑がありました。私は、このプールの中から見て天井のウエーブの部分ですが、当然、室内温度、湿度等管理されて、結露というか露が落ちてこないような運営はすると思うんですが、この形状を見てみると、やはり湿度が若干上がった場合、結露になって露が、平面でなしにウエーブになっとるからだんだん下へ降りてきて集まってポタポタと、幾らプールの中で裸でもやっぱり上から水滴が落ちたら具合が悪いと思うんですが、その点についてもう材質等、当然考えられるとは思うんですが、その点どういう対応をされとんか、その点お聞きします。
166:
◯山口委員長 上枝グループリーダー。
167: ◯上枝グループリーダー 基本的には空調とかで湿度を持たないような形で設計はしていただいております。ただ、懸念されたように、確かに結露とかいう可能性はなきにしもあらずでございます。そこについては、私らのほうからも結露のほう大丈夫ですかということを打診はしております。そこは十分ないような形、なった場合についてでも適切に対応できるような形で設計をしていただいているというふうに考えております。
以上でございます。
168:
◯山口委員長 大田
委員。
169: ◯大田
委員 資料の4ページ、ちょっと細かいことなんですが、これ下駄箱が記載されてるんですが、相当な人数が来ると思うんですけど、置いた場所を、大体のところは鍵がかかったりとかこういうところはなっているんですけど、これ全てオープンですよね。子どもも高齢者もみんな来るので、これ相当広い下駄箱だと思うんですけれど、大丈夫かないうところがちょっと不安なんですけど、その点どのようにお考えになってるのかお伺いしたいと思います。
170:
◯山口委員長 中川課長。
171: ◯中川生涯学習課長 今、この下足箱で大体400足ぐらい置けるような想定で設計をさせていただいております。それで、いわゆる靴箱であるとかいろいろ検討はしたんですけれども、管理上このほうが良いということでこういう形状にはしているんですけれども、確かにおっしゃるように子どもがどこに靴を置いたか分からないというところもあると思うんですけど、そこは運営上もうこのほうがいいということですので、運営のほうで対応していただけるかと思っております。
以上です。
172:
◯山口委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
173:
◯山口委員長 なければ、これにて東かがわ市温水プール建設についての質疑を終結いたします。
以上で、閉会中の調査事件、東かがわ市給食センター運営事業について、東かがわ市温水プール建設についての調査は終了いたしました。
委員の皆様は大変お疲れ様でした。また、市長、教育長はじめ執行部の方々には、心より厚く御礼申し上げます。
以上をもちまして
民生文教常任委員会を閉会いたします。
(午後 2時43分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会民生文教常任
委員長
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