東かがわ市議会 2022-12-22
令和4年第6回定例会(第4日目) 本文 開催日:2022年12月22日
4:
◯井上議長 これより、先ほどの委員長報告についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
5:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって、委員長報告についての質疑を終結いたします。
これより議案第5号の討論に入りますが、討論の通告はありません。よって、これをもって討論を終結いたします。
これより、議案第5号 東かがわ市温浴施設条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
6:
◯井上議長 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第5号 東かがわ市温浴施設条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号の討論に入りますが、討論の通告はありません。よって、これをもって討論を終結いたします。
これより、議案第13号 財産の譲渡について(ベッセルおおち)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
7:
◯井上議長 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第13号 財産の譲渡について(ベッセルおおち)は、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
日程第4 議案第6号 東かがわ市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定について、日程第5 議案第12号 東かがわ市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の一部変更についての2議案を一括議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
8:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、日程第4 議案第6号、日程第5 議案第12号の2議案を一括議題といたします。
これより、委員会の審査結果について報告を求めます。委員長の報告の後、質疑を行いますので、よろしくお願いします。
民生文教常任委員会、山口大輔委員長、執行部側演壇でお願いします。
山口委員長。
9:
◯山口民生文教常任委員長 皆さん、おはようございます。民生文教常任委員会から御報告をいたします。12月1日の本会議で民生文教常任委員会に付託をされました議案第6号 東かがわ市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定について、議案第12号 東かがわ市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の一部変更についてを御報告いたします。
委員会の開催日、出席委員、出席説明者につきましては配付のとおりでありますので、主な質疑、答弁の要点を申し上げます。
執行部より、法令の一部改正から郵便局に委託できる業務範囲が拡大されたことから、五名及び福栄郵便局に業務拡大を包括委託するものと説明がありました。委員から、費用対効果から見た必要な経費、現状と今後についての比較はという質疑に対し、400万円程度の減額が予想されるとの答弁でした。また、個人情報の取扱いについての質疑に対し、市で使用しているような個人情報が入った端末を郵便局には設置をしないとの答弁がありました。
慎重に審査した結果、討論はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、民生文教常任委員会からの審査報告といたします。
10:
◯井上議長 これより、先ほどの委員長報告についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
11:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって、委員長報告についての質疑を終結いたします。
これより、議案第6号の討論に入ります。討論の通告がありますので、
発言を許可いたします。
反対者の
発言を許します。
10番、東本政行議員、執行部側演壇でお願いします。
東本議員。
12:
◯東本議員 おはようございます。日本共産党の東本政行です。
私は、議案第6号 東かがわ市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定について反対討論を行います。
反対する理由を述べます。
第1は、2001年、平成13年に結んだ3町合併協定の違反であるからです。合併協定書の第8、事務機構及び組織の2には、「現白鳥町五名支所及び現白鳥町福栄支所はそれぞれ出張所とする」とあります。さきの旧3町合併時に住民への説明で最も強調したのは、地域住民には決して住民サービスを後退させませんということでした。しかし、五名と福栄両地域の住民が合併で1番心配したのは、やがて建設される市役所の本庁舎付近に様々な公共施設が集中し、そこから遠い五名や福栄地域は一層不便になり、地域が衰退するのではないかということでした。その声に応えた形になったのが、五名地域や福栄地域にそれまで存在していた支所の代わりに出張所設置とするということでした。合併後、それぞれの出張所は郵便局内に入ることになりましたが、そうなったのも合併協定があったからです。今回、出張所そのものをなくすのは合併協定違反であり、許されないと思います。
第2に、出張所はその地域住民にとっては宝とも言うべき大事な存在であり、なくなれば、その地域住民にとっては大きな損失になると考えるからです。出張所の業務は郵便局でできるとの説明ですが、例えば住民から、「生活が苦しいので生活保護の申請がしたい」とはなかなか郵便局の職員には言えないのではないでしょうか。「郵便局職員に住民のプライバシーを保護できるよう徹底する」との説明がありましたが、住民は今まで全体の奉仕者として住民の立場で対応してくれていた市職員を信頼しています。民間の郵便局員には、さきにたとえで述べました生活保護の申請相談などは住民はしにくいのではないでしょうか。地域住民が安心して様々な生活の相談に乗ってもらえるのは、やはり市の職員です。市職員でないとできないことがあると考えます。災害時には特に出張所の存在は重要になるのではありませんか。何でも業務を官から民に移すことには反対です。結局、出張所の廃止の目的は、市職員をなくし、その分、人件費削減です。五名と福栄地域には市役所の出先機関である出張所は絶対に必要であり、残すべきだと思います。
以上のことを述べまして、議案第6号への反対討論を終わります。
13:
◯井上議長 ほかに討論の通告はありません。これにて討論を終結いたします。
これより、議案第6号 東かがわ市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
14:
◯井上議長 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第6号 東かがわ市支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
次に議案第12号の討論に入りますが、討論の通告はありません。よって、これをもって討論を終結いたします。
これより、議案第12号 東かがわ市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の一部変更についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
15:
◯井上議長 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第12号 東かがわ市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の一部変更については、原案のとおり可決されました。
日程第6 議案第8号 令和4年度東かがわ市一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。
これより、委員会の審査結果について報告を求めます。委員長の報告の後、質疑を行いますので、よろしくお願いします。
予算審査特別委員会、渡邉堅次委員長、執行部側演壇でお願いします。
渡邉委員長。
16:
◯渡邉予算審査特別委員長 皆さん、おはようございます。予算審査特別委員会から報告いたします。当
定例会で当委員会に付託されました議案第8号 令和4年度東かがわ市一般会計補正予算(第5号)について、審査の御報告をいたします。
委員会の開催年月日、出席委員及び出席説明者については配付のとおりであります。当委員会は、議長を除く全議員で構成していることから、結果のみを報告いたします。
審査に当たり、執行部から説明を受け、慎重に審査した結果、討論はなく、賛成多数で原案のとおり可決すべきと決定いたしました。
以上、当委員会からの審査報告といたします。
17:
◯井上議長 これより、先ほどの委員長報告についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
18:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって、委員長報告についての質疑を終結いたします。
これより議案第8号の討論に入りますが、討論の通告はありません。よって、これをもって討論を終結いたします。
これより、議案第8号 令和4年度東かがわ市一般会計補正予算(第5号)についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
19:
◯井上議長 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第8号 令和4年度東かがわ市一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決されました。
日程第7 議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)を議題といたします。
これより、委員会の審査結果について報告を求めます。委員長の報告の後、質疑を行いますので、よろしくお願いします。
総務常任委員会、工藤正和委員長、執行部側演壇でお願いします。
工藤委員長。
20:
◯工藤総務常任委員長 総務常任委員会から御報告いたします。12月1日の本会議で総務常任委員会に付託されました議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)について御報告いたします。
委員会の開催日、出席委員、出席説明者については配付のとおりでありますので、主な質疑、答弁の要点を申し上げます。
執行部より、指定管理者選定審議会からの答申を受け、kanemitu株式会社を指定管理者の候補者とすることの説明がありました。
委員から、大規模改修はしないとなっているが、発生した場合、指定管理の打切りもあるのか、大規模改修になった場合の取決めを協定でうたっているのか、今後想定する改修はあるのかとの質疑に対し、大規模改修の必要性が生じた場合、施設の存続を含めて協議する。基本協定書にリスク分担表を設けている。今後、設備関係で、熱交換器、ろ過機が取替えの必要が生じてくるとの答弁がありました。本施設は老朽化しており、5年の指定管理が長く、期間内で起こり得るリスクが大きいとの反対討論がありました。
慎重に審査を行い採決の結果、議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)は否決すべきものと決定いたしました。
以上、総務常任委員会からの審査報告といたします。
21:
◯井上議長 これより、先ほどの委員長報告についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。
22:
◯山口議員 本議案に対して自由討議の動議を出したいと思います。
23:
◯井上議長 ほかに賛同者の方ございますか。
(「はい」の声あり)
24:
◯井上議長 ただいま山口大輔議員から自由討議についての動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
ただいまの山口議員からの自由討議の動議について、内容等について説明を求めます。
山口大輔議員。
25:
◯山口議員 今回、白鳥温泉について、総務常任委員会のほうでは全否決という形での決議が出されております。非常に大きな決定ではございましたが、まだまだ確認をしたいものがある、今後の自分の表決、また皆さんの中での意見交換が必要ではないかと思い、次の2点について自由討議を求めるものといたします。
テーマの1つ目としましては、今回の議案に関する焦点、指定管理者のことにはなりますが、話を聞いていますと、指定管理者ではなく建物という形で確認ができました。指定管理者の問題ではなく、建物や設備、またそれ以外に理由があるのか、そのことについて議員各位の御意見を聞きたいと思っております。
テーマの2つ目としましては、令和5年度からの白鳥温泉についての見解です。今回のこの議案がもし否決となった場合、これからどうしていくのか。また、年数の話も出ました。5年がいいのか3年がいいのか、建物自体をどうするのか、指定管理を公募するのか、民間に売却するのか、はたまた廃止なのか、様々な考えがあると思います。これらを今後、協議していかなければいけませんが、今回ここで否決となってしまいますと、次のその話合いをし、協議をし、実施をするまでに、果たしてその令和5年から間に合うのか、非常に疑義も残っております。皆様におかれましては、テーマ2つ目として、令和5年度からの白鳥温泉についてどのようなお考えを持っているのか、是非とも聞きたいと思っております。
以上、2点について自由討議のテーマとし動議を出させていただきました。
以上、説明となります。
26:
◯井上議長 ただいま山口議員から、自由討議の内容、テーマ等について説明がございました。自由討議の動議を議題として、自由討議を行うことについて採決をいたします。
この動議のとおり、自由討議を行うことに賛成の諸君は起立願います。
(賛成者起立)
27:
◯井上議長 御着席ください。
起立少数であります。
よって、自由討議を行うことの動議は否決されました。
それでは質疑に戻ります。
委員長報告についての質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
28:
◯井上議長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより、議案第14号の討論に入ります。討論の通告がありますので、順次
発言を許可いたします。
委員長の報告が否決でありますので、討論は原案に賛成者、原案に反対者の順序で行います。
それでは、原案に賛成者の
発言を許します。
11番、山口大輔議員、執行部側演壇でお願いします。
山口議員。
29:
◯山口議員 議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)、今回、当該議案が委員会では否決となりました。私は過去の事実が2点、そして未来の影響1点、この3つの立場から原案賛成の立場で討論を行いたいと思います。
1点目、これまでの委員会で行われてきた調査の経過についてです。過去何回にもわたり、このテーマについては話し合い、議論が行われてきました。直近で話をします。私たちが今期の議員になった2019年6月
定例会では、議員の質問により、上村市長より、「この温浴施設に関しては速やかに議会と一緒に現状と整備方針を示し、その上で専門家の助言も頂きながら、議会とともに具体的な議論をしていきたい」、このような話がありました。それを受け、8月から総務常任委員会がこの温浴施設に関し様々な協議を行ってきております。当初、2019年8月、白鳥温泉を存続させるのであればどのようにするのか、存続をするのか廃止にするのか、この辺りのテーマ何案かが出されたこと、そして実際に現地を見てどのような状況なのかを確認しよう、総務常任委員会でこのような協議もなされました。その後、2019年11月にはベッセルおおちのみが存続、白鳥、翼山温泉はやむを得ず廃止という方向で、これを軸にして進めていきたい、このように執行部から説明を受けたこと、そして翌年2020年1月には、廃止についてどのようなスケジュール感を持って進めていくのか、この案を示すことで協議をした、そんな記憶が私にもありますし、議事録にもそう書かれておりました。
そのときには様々な意見もありましたが、その後、2021年2月、ここで大きく話が変わってきました。廃止については早急というものではなく、現状の建物が
利用でき、指定管理者からの応募がある間はできる限り維持していく、今回、白鳥温泉についても現状を維持しつつ指定管理者の募集を行う予定だという説明がありました。この後、委員会ではベッセルおおちなど様々な温浴施設、また翼山温泉に関しても様々な協議がなされておりましたが、私自身、この委員会での協議の中、調査の中から、白鳥温泉に関しては大規模改修があればどうするのか、様々な意見もありますが、まずは指定管理を募集する、こういう流れになったんだ、そのように感じていました。事実、その総務常任委員会の中でも、大規模改修についてはどういうものかという質疑もありました。基本的には物理的な
利用が不可能になるような改修が必要になる、そんな状況、運営継続が不可能になる、そういう状況では考えなければいけない、その意見もありました。じゃあ、その基準は金額なのかという質疑に対し、例えばボイラーの修繕や改修を行うと数十万円から数百万円単位が掛かってくるであろう、ただこの投資については財政当局との
調整にもなるが、継続ができるのであればそこに対しての投資は進めていく。金額でいくと、例えば屋根の改修など、そういった類いのものになるか、それは数百万円から数千万円単位で掛かってくるかもしれない、その段階では判断が必要ではないか、そのような意見も質疑の中から答弁として出てきました。
私は、この話を傍聴者として聞いていくことで、現在の指定管理者を募集する、その流れとなり本日を迎えたのだと思っていました。だからこそ、私はなぜこのタイミングで建物に関して議論が出、委員会否決となったのか、そこに対し私はまだ理解ができていません。そのことについて、皆さんから自由討議という形で御意見を頂きながら賛否の確認をしていきたかったと思いますが、残念ながら、自由討議の動議は成立をしましたが、自由討議そのものは採決を頂けませんでした。
また、今回否決をしてしまうと、今後どうなるのか。令和5年度で、この令和4年度、今年度で白鳥温泉の指定管理は一旦終了を迎えようとしております。話の中でもありました。先ほど、総務常任委員会委員長の中の説明にもありましたが、3年というような言葉もありました。では、その3年が本当に正しいのか、3年でいいのか、そもそも建物なのか、この協議をしなければ、今後の活動、今後の方向性を見ることはできません。では、その期間を今から話合いをして、令和5年4月から間に合わすことができるのでしょうか。なぜ2021年11月には方向性が決まっていた、この決まっていたのであれば、この期間、もっと期間を見直すなど、調査、研究をできなかったのか、私はそう思います。その思いから、まず第1点、これまでの調査の経過について、この理由から、今回については原案賛成という立場として討論させていただいております。
そして2点目です。過去に実施された補正予算、皆様も半年前に2022年6月の補正予算で指定管理者持続化給付金が支給されたこと、白鳥温泉に対して支給されたことも覚えていると思います。このテーマは、この支給に関しては赤字の解消ではなく、施設を維持したい、公共施設の今後の維持管理という観点から、この補正予算、この支給金は必要なんですと何度も説明がありました。ただ、私は、いたずらにこの施設が必要なのか、この施設は本来、指定管理として出してるのであれば、自主事業ではなく指定した事業、市が指定した事業に対しての補正であるべきではないのか、その修正動議を同僚議員とも話をし行いましたが、原案賛成という形で、この補正予算とおり支給がされました。皆様は、この白鳥温泉を維持したいと思ったから、あの予算を賛成したのではないでしょうか。私自身は、皆さんがそう思ったというふうに感じたからこそ、9月の一般質問で白鳥温泉の今後について本気で考えるべきだ、どうなるんだ、もし指定管理が来なければどうなるんだ、その一般質問を私はいたしました。それは、議会の判断で維持が大事、だから補正予算を付けてでもするんだ、その思いがあるからこそ、私は議会の判断に従い、賛成の立場になり、実施をしていったつもりです。それは違うかったのでしょうか。
そして3点目、こちらは未来への影響です。福祉バス運行事業、これが大きく影響すると思います。閉会中の総務常任委員会でも、実はこのテーマは語られていました。もし、白鳥温泉、翼山温泉がなくなったら、どういうふうなルートになるのか。また今期の予算でも、昨年度決算においてもこの福祉バスの問題が出ました。費用対効果として本当にこの金額でいけるのか、ルートの見直し、運行条件の見直し、これも出ております。しっかりとこれから考えていかなければならないテーマだと私は考えました。現在、白鳥温泉までのルート、白鳥温泉だけを活用している人がどれだけいるのかという人数は定かではありませんでしたが、非常にこのルート、白鳥温泉を使う五名福栄線ルートは、本当に半数近くの方が今、活用している非常に大事なルートとなっています。今回、指定管理を否決すると、来年度よりどうなるのかという話にもなります。もし白鳥温泉が休館という形になれば、その分、このバスを使う頻度も減ると思います。じゃあ、今までと同じ補助金でいいのか、今までと同じような事業形態でいいのか、これらも見直していかなければなりません。そういった大きな影響がある、この影響があることについては総務常任委員会の過去の閉会中の調査事件でも話し合われていた事実です。こういったことを話し合っていたにもかかわらず、なぜ指定管理をそのまま公募するようなことになったのか、その前にもっと見直すべきではないか、これが調査や話合いができなかったのかと私は思います。ただ私は、継続をしよう、維持をしよう、それが議会の考えなんだと思ってその方向で動いてきましたが、なぜか今回の議決ではそこが急にひっくり返った気がします。このように過去話し合われていた内容もあります。そして、未来に向けた影響もある、非常に大きなこの議案に対し、私はこの事実及び想定される影響を鑑み、原案に賛成をしたいと思います。
議員各位の賛同を得られますよう心から祈念をし、私の原案賛成討論といたします。
30:
◯井上議長 それでは、原案に反対者の
発言を許します。
14番、田中貞男議員、執行部側演壇でお願いします。
田中議員。
31: ◯田中(貞)議員 私は、議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)についての反対の立場で討論を行います。
最初に、白鳥温泉については、私は湯泉の質が非常に良い温泉と思っています。存続もしてほしいと思っています。しかし、今回提案されている指定管理者について疑義があるため、反対といたします。
さて、先ほどの賛成の討論においても何点かについて述べていましたが、これまでに常任委員会で調査を行ったり、全員協議会で協議したり、そのような取り組みについては十分理解をしています。しかし、今回の議案については、指定管理者を選定する案件であります。先ほど述べられたことは、決定された後の話になると私は思います。施設の老朽化に伴い、修繕並びに改修に係る費用については発生すると想定しているにもかかわらず、5年という指定管理者で委託することは、今後、大規模改修が発生する可能性も大きいことから、双方にリスクを伴うことになると考えられます。当然のことながら、委託契約を締結すると委託料と維持管理費が発生します。大規模改修等が発生したときで、営業を継続するか否かを判断することとなれば、場合によっては一定の期間休館することとなり、
利用者にも不便と迷惑をかけることになります。また、委託料については更新するごとに増額の傾向にあることから、現時点において1度立ち止まって、施設の在り方や運営方法等について方向性を見極める時期にあると考えます。
本来、私の反対の理由については1点だけであります。今回、指定管理を受けようとしている案件については、現在、他の施設で運営を行っている管理者であります。1日でも早く営業を行い市民サービスを行わなければならない、様々な問題はあったかもわかりませんけれども、約3か月もの間営業をしていなかったことに問題を考えます。私が指定管理者として運営をしているんであれば、1日でも早くお客様にサービスを行う努力をします。今回の白鳥温泉においても、老朽化が進んでいた施設であるがゆえに、なおさら心配するところであります。最初に言ったように、存続はしてほしいと思っていますが、ここで1度立ち止まることも必要と思っています。
よって、議案第14号については反対といたします。皆様の御賛同、よろしくお願いいたします。
32:
◯井上議長 ほかに討論の通告はありません。これにて討論を終結いたします。
これより、議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案否決でありますので、原案について採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
33:
◯井上議長 御着席ください。
起立少数であります。
よって、議案第14号 指定管理者の指定について(白鳥温泉)は否決されました。
日程第8 議案第15号 指定管理者の指定について(とらまるパペットランド)を議題といたします。
これより、委員会の審査結果についての報告を求めます。委員長の報告の後、質疑を行いますので、よろしくお願いします。
民生文教常任委員会、山口大輔委員長、執行部側演壇でお願いします。
山口委員長。
34:
◯山口民生文教常任委員長 民生文教常任委員会から御報告をいたします。12月1日の本会議で民生文教常任委員会に付託をされました議案第15号 指定管理者の指定について(とらまるパペットランド)を御報告いたします。
委員会の開催日、出席委員、出席説明者については配付のとおりでありますので、主な質疑、答弁の要点のみ申し上げます。
執行部より、今回、1者から応募があり、指定管理者選定審議会へ諮問した結果、適当であるとの答申を受けたとの説明がありました。委員から、指定管理料の増額の根拠についてという質疑に対し、過去の平均を基とし、昨今の物価変動や劇団の招聘増額を考慮して算出をしたとの答弁がありました。また、今後5年間の大規模改修の予定はという質疑に対し、とらまる座の客席、ロビーの空調、トイレの改修などを今現在計画しているとの答弁がありました。
慎重に審査した結果、討論はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上、民生文教常任委員会からの審査報告といたします。
35:
◯井上議長 これより、先ほどの委員長報告についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
36:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって、委員長報告についての質疑を終結いたします。
これより議案第15号の討論に入りますが、討論の通告はありません。よって、これをもって討論を終結いたします。
これより、議案第15号 指定管理者の指定について(とらまるパペットランド)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
37:
◯井上議長 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第15号 指定管理者の指定について(とらまるパペットランド)は、原案のとおり可決されました。
日程第9 議案第16号 令和4年度東かがわ市一般会計補正予算(第6号)についてを議題といたします。
提出者からの提案理由の説明を求めます。
市長。
38: ◯上村市長 皆様、おはようございます。この度は追加議案となりましたことについて、御容赦を頂きたく存じます。
議案第16号 令和4年度東かがわ市一般会計補正予算(第6号)について、説明を申し上げます。
この度の補正は、歳入歳出共に2,093万1,000円を追加し、補正後の予算総額を218億3,225万9,000円とするものであります。
補正の内容は、原油価格・物価高騰等対策事業及び国の物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策に伴う事業であり、円滑かつ迅速に事業を実施するため追加提案とさせていただきました。
歳出については、原油価格・物価高騰等対策事業では、光熱水費や食料品などの価格高騰の影響を受けている医療施設等に対して支援することとし、支援金と事務費の合計635万5,000円を新規計上しております。
本事業は、本市議会
定例会において既に提案をさせていただいております介護サービス事業所等への支援金と併せて実施を検討しておりましたが、香川県においても同様に、医療・福祉施設応援金事業の実施が公表されたこと、また同じ医療圏域であるさぬき市とも本事業実施に向けて事業内容の
調整ができたことから、本市におきましても実施をすることといたしました。
また、母子保健事業では、ワクワク子育て応援金支給事業として、応援金と事務費の合計1,457万6,000円を新規計上しております。
本事業は国の物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策に基づき、国の2次補正予算において措置された出産・子育て応援交付金を活用して実施する事業であり、妊娠期から出産・子育てまでの伴走型相談支援の充実に併せて経済的に支援することとし、妊娠届出時に5万円、出生届出時に5万円を現金で支給いたします。
歳入については、母子保健事業の財源として、国補助分3分の2と県補助分6分の1の合計1,214万6,000円を県支出金として計上しているほか、西山工業団地及び大内工業団地の財産処分に伴う土地売払収入を計上し、歳出に対する財源といたしました。
よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
39:
◯井上議長 これより、議案第16号の質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
40:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第16号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
41:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、議案第16号については委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより、議案第16号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
42:
◯井上議長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより、議案第16号 令和4年度東かがわ市一般会計補正予算(第6号)についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
43:
◯井上議長 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第16号 令和4年度東かがわ市一般会計補正予算(第6号)については、原案のとおり可決されました。
日程第10 議案第17号 財産の処分について(西山工業団地C区画)を議題といたします。
提出者からの提案理由の説明を求めます。
市長。
44: ◯上村市長 本件につきましても、追加議案となりましたことについて御容赦を頂きたく存じます。
議案第17号 財産の処分について、説明を申し上げます。
現在、西山工業団地C区画に立地しております四国化工株式会社が、事業用土地賃貸借契約書の期間終了に伴い土地の買受けを希望しており、同社に売払うため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
なお、本件に係る財産といたしましては、土地1筆1万5,308.85平方メートルを8,594万8,000円で売払いしようとするものであります。
よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
45:
◯井上議長 これより、議案第17号の質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
46:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第17号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
47:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、議案第17号については委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより、議案第17号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
48:
◯井上議長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより、議案第17号 財産の処分について(西山工業団地C区画)を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
49:
◯井上議長 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第17号 財産の処分について(西山工業団地C区画)は、原案のとおり可決されました。
日程第11 議案第18号 財産の処分について(大内工業団地10-1区画)を議題といたします。
提出者からの提案理由の説明を求めます。
市長。
50: ◯上村市長 本件につきましても、追加議案となりましたことについて御容赦いただきたく存じます。
議案第18号 財産の処分について説明を申し上げます。
現在、大内工業団地10-1区画を駐車場として使用しているホクト株式会社が、土地賃貸借契約書の期間終了に伴い土地の買受けを希望しており、同社に工場立地用地として売払うため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
なお、本件に係る財産といたしましては、土地1筆5,187.51平方メートルを3,300万円で売払いしようとするものであります。
よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
51:
◯井上議長 これより、議案第18号の質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
52:
◯井上議長 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第18号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
53:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、議案第18号については委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより、議案第18号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
54:
◯井上議長 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
これより、議案第18号 財産の処分について(大内工業団地10-1区画)を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
55:
◯井上議長 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第18号 財産の処分について(大内工業団地10-1区画)は、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
総務常任委員長、民生文教常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第106条の規定により閉会中調査したいとの申出がありました。総務常任委員会については温浴施設について、民生文教常任委員会については認定こども園の運営について、議会運営委員会については議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中調査したいとの申出がありました。委員長の申出のとおり許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
56:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、委員長の申出のとおり閉会中に所管の調査をすることに決定いたしました。
お諮りいたします。
議員派遣について、配付しました別紙のとおり派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
57:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、別紙のとおり派遣することに決定いたしました。
これをもって、本会議に付議された案件の審査は全部終了いたしました。
よって、会議規則第7条の規定により、令和4年第6回東かがわ市議会
定例会を閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
58:
◯井上議長 御異議なしと認めます。よって、これにて本
定例会は本日で閉会することに決定いたしました。
これで本日の会議を閉じます。
令和4年第6回東かがわ市議会
定例会を閉会いたします。
(午前10時28分 閉会)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
東かがわ市議会議長 井 上 弘 志
署 名 議 員 朝 川 弘 規
署 名 議 員 工 藤 潔 香
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