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02月26日-一般質問-02号

  • 附帯決議(/)
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  1. 五泉市議会 2021-02-26
    02月26日-一般質問-02号


    取得元: 五泉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-17
    令和 3年  2月 定例会(第2回)         令和3年第2回五泉市議会定例会会議録 第2号               令和3年2月26日(金曜日)                                            議事日程 第2号                     令和3年2月26日(金曜日)午前10時00分開議 第 1 市政一般に関する質問                                                                          本日の会議に付した事件                                   日程第 1 市政一般に関する質問……………………………………………………………………79        2番  山 田 正 良 君…………………………………………………………79       12番  伊 藤 昭 一 君…………………………………………………………86        9番  安 中   聡 君…………………………………………………………93        6番  桑 原 一 憲 君………………………………………………………104        8番  今 井   博 君………………………………………………………113        3番  波 塚 静 亮 君………………………………………………………122                                            出席議員(20名)       1番  佐 藤 良 徳 君        2番  山 田 正 良 君       3番  波 塚 静 亮 君        4番  松 川 徹 也 君       5番  深 井 邦 彦 君        6番  桑 原 一 憲 君       7番  白 井 妙 子 君        8番  今 井   博 君       9番  安 中   聡 君       10番  佐 藤   浩 君      11番  長谷川 政 弘 君       12番  伊 藤 昭 一 君      13番  佐 藤   渉 君       14番  牛 膓 利 栄 君      15番  鈴 木 良 民 君       16番  熊 倉 政 一 君      17番  剣 持 雄 吾 君       18番  羽 下   貢 君      19番  阿 部 周 夫 君       20番  林     茂 君                                            欠席議員(なし)                                            地方自治法第121条の規定により、説明のため議場に出席した者。  市     長  伊 藤 勝 美 君   副  市  長  五十嵐   明 君  会 計 管理者兼  羽 藤 淑 子 君   教  育  長  井 上 幸 直 君  会 計 課 長  総 務 課 長 併  佐 藤   豊 君   企 画 政策課長  佐久間 謙 一 君  選挙管理委員会  事 務 局 長  財 政 課 長  塚 野   亨 君   税 務 課 長  松 川 稔 明 君  市 民 課 長  中 村 康 輔 君   環 境 保全課長  五十嵐   剛 君  健康福祉課長兼  渡 辺   彰 君   高齢福祉課長兼  林     学 君  社会福祉事務所長             五 泉 地域包括  兼五泉市障がい              支 援 センター  者基幹相談支援              所 長 兼 村 松  セ ン ター所長              地 域 包括支援                       セ ン ター所長  こ ど も 課 長  飯 利 義 孝 君   農 林 課 長  石 川   聡 君  商 工 観光課長  林   浩 之 君   都 市 整備課長  塚 野 一 也 君  上 下 水道局長  齋 藤 達 哉 君   教 育 委 員 会  伊 藤 順 子 君                       学 校 教育課長  教 育 委 員 会  井 上 雅 夫 君   教 育 委 員 会  山 口 広 也 君  生涯学習課長兼              スポーツ推進課長  公民館長兼村松  公民館長兼村松  郷 土 資料館長  兼 青 少年育成  セ ン ター所長  教 育 委 員 会  鈴 木   寧 君   監査委員事務局長 五十嵐 玲 子 君  図 書 館 長              併固定資産評価                       審査委員会書記  農 業 委 員 会  鈴 木 一 弘 君   消 防 長 兼  羽 下 幸 彦 君  事 務 局 長              消防本部総務課長  消防本部予防課長 長谷川   亘 君   村 松 支所長兼  熊 倉 雅 行 君  兼 消 防 署 長              地 域 振興課長                                            職務のため議場に出席した事務局職員。  局     長  熊 倉   央 君   係     長  髙 岡 昌 代 君  係     長  宮 内 真 理 君              午前10時00分 開議 ○議長(林茂君) ただいまの出席議員は全員でありますので、これより本日の会議を開きます。 △日程第1 市政一般に関する質問 ○議長(林茂君) 日程第1、市政一般に関する質問であります。昨日に引き続きまして一般質問を行います。  通告4番、山田正良君。 ◆2番(山田正良君) 皆様、おはようございます。モニターの市民の皆様、おはようございます。小さな声を聞く力、公明党、山田正良でございます。市民の皆様から寄せられたお声の中から、安心が大きく広がるよう、市長のご所見を順次お伺いいたします。  初めに、新型コロナウイルスに感染され現在病床で闘っておられる全ての方に心からお見舞いを申し上げ、一日も早いご回復を心からご祈念申し上げます。また、コロナウイルス感染のおそれがある中で、業務に当たっておられる医療、介護、障害福祉に従事される皆様に敬意と心から感謝を申し上げます。  安心と希望を届ける新型コロナワクチン接種計画について伺います。未曽有の新型コロナ禍、昨年は感染の拡大防止と社会経済活動の両立が求められ、五泉市にあっても、大変難しいかじ取りを全力で行っていただいており、心から敬意を表するものであります。現在の状況は、首都圏等の緊急事態宣言が継続していますが、一部解除が検討されています。新潟県にあっても、県独自の警報を1月19日以降延長し、引き続き警戒を強めております。この状況下にあって、コロナ収束の切り札となる新型コロナワクチンの接種は、国が指示する対象者のうち、希望する全ての市民を対象とする未曽有の大事業であります。力を合わせて、コロナ禍を乗り越える正念場の一年であります。必ず成功させなければならないと強く感じております。  現在五泉市ではそのため予防接種実施計画が策定され、鋭意準備が進められております。国からの情報不足の感はありますが、円滑な接種体制の構築に向けた接種計画は万全となっているのか、また現時における課題はどのような事項が掲げられているか、市長のご見解を伺います。  五泉市では、市民の皆様が安心して接種できるよう、五泉地区と村松地区の2会場による集団接種を計画されています。地域、市町村の実情により、会場の確保には差異はあると考えますが、身近な診療所で個別接種を中心とする方法は、早くて、近くて、安心と考えます。移動手段に苦慮されておられる高齢者の方々には、身近な診療所でかかりつけ医から安心して接種を受けられる利点があります。市長のご見解を伺います。  接種体制の整備や運営のための必要な人材確保について、緊急雇用創出の観点も重要だと私は考えております。新たなワクチン接種記録システムの導入により、接種会場や医療機関で新たな業務の追加をはじめ、接種会場の設営作業、市民誘導や駐車場案内など、また視覚障害をお持ちの方、外国言語を使用される方との意思疎通の支援もあります。接種会場におけるバリアフリーや意思疎通、情報確保など、特性を踏まえた支援が必要と思います。市民が安心して接種できるように対応する人員の確保が必要と考えます。職員に新たな負担を求めることなく、コロナ禍の影響で職を失った方や減収した方、また緊急小口資金など公的な支援を受けざるを得ない方々などを最優先で雇用する仕組みが求められています。生活困窮者支援にも資するよう、最大限の配慮が必要であります。市長のご所見を伺います。  五泉市でもワクチン接種の運営に必要なコールセンターが設置されます。委託事業となりますが、円滑にして効果的な体制としなければなりません。固定電話を中心とする相談が殺到することも予想され、土日や運営時間が心配されます。そこで、音声自動応答、IVR等の活用も有効と考えますが、市長のご見解を伺います。  交通弱者に対して集団接種会場への移動手段を手配して接種を円滑に進めることで、安心が広がります。特に定期的に透析治療を受けておられる方をはじめ、タクシーチケットの交付を受けておられる方に対しては、チケットの追加配布も必要と考えます。接種を受ける高齢者や障害者の移動手段の支援について、市長のご所見を伺います。  2月17日から全国の医療従事者4万人を対象に先行接種が行われます。同時に、安全性の調査を行うとのことです。副反応などを分析して公表される予定となっております。ワクチンの安全性や有効性について十分な周知が安心を生みます。的確な情報提供の方針について、市長のご所見を伺います。  ワクチンの確保状況に応じて、五泉市への配分量が不透明な現状ではありますが、接種順位について市長の裁量による柔軟な対応は可能なのか、また現状と方針について、市長のご所見をお伺いします。  次に、命と財産を守る防災・減災対策について伺います。コロナ禍において、年々甚大する風水害や地震への対応は、待ったなしであります。昨年政府は、総額15兆円規模の防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策を決定しました。かねて公明党が強く要請してきたものであり、高く評価をしております。これを五泉市にあって実効性のあるものとして、災害に強いまちを築いていかなければなりません。昨今の河川氾濫などを踏まえ、緊急かつ集中的に河床掘削や雑木の伐採に取り組み、危険箇所を解消できる。令和2年度には、緊急新設推進事業債が創設をされ、地元選出の総務大臣政務官、斎藤洋明代議士のご尽力とも伺っております。この事業について、令和2年度は、五泉市管内では能代川が計画されておりました。そのほかにもしゅんせつ事業が必要な河川箇所があると考えますが、市長のご所見を伺います。  乳幼児に安心な避難所について伺います。市長は、これまで災害対応力の強化に向けて、様々な緊急事態を想定した万全な危機管理体制を構築されてこられました。今月2月13日発生の福島沖地震の際も、迅速に職員が参集し、地震の対応がなされています。職員の皆様に敬意を表します。大事の際は、避難所において防災対策に女性の視点を生かすことは、子供や高齢者、障害をお持ちの方などの災害弱者の視点を生かすことにもつながります。私は、備蓄品に乳児の命を守る乳幼児液体ミルクを備えるべきと考えます。液体ミルクは常温保存ができ、水、お湯、電気がなくても使用ができることから、備蓄品として導入を求める声が大きくなっています。市長のご所見を伺います。  災害から命を守るため、最も重要な視点は、災害を我が事として捉える当事者意識を持つことではないでしょうか。それは、災害に強い五泉市の構築に向けた大きな土台になると考えます。避難に当たって配慮を必要とされる方の個別避難計画や市民が自ら避難行動を事前に決めておくマイタイムライン作成に向けた取組などを促す取組も重要と考えます。また、学校の体育館には、災害時に多くの高齢者や乳幼児が避難所として身を寄せます。体育館の大空間の中で、部分的に冷風を送るスポット型エアコンを採用すれば、設置費用は工事費を含めて約10分の1まで抑えられます。スポット型エアコンで避難所の環境改善を図るべき等を提案いたします。市長から市民に希望と安心を送るご答弁を期待して自席に戻ります。ありがとうございました。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) おはようございます。それでは、山田議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、新型コロナウイルスワクチンの円滑な接種体制の構築に向けた市の接種計画についてであります。市では、ワクチン接種体制の構築に向け、プロジェクトチームを設置して検討を進めており、4月以降に予定する高齢者のワクチン接種に向けて準備を進めております。早期に接種を進めるため、集団接種会場を設置することといたしました。場所は、総合会館中ホールとさくらんど会館イベントホールを使用し、週に各会場で2回開設することとして計画しております。また、医療機関における個別接種においては、五泉中央病院から実施の意向を伺っております。現時点では、医療従事者の確保とワクチンの確保が課題であります。集団接種会場の運営につきましては、五泉市東蒲原郡医師会に委託することとしておりますが、医療従事者の確保に向け、医師会と協議を進めております。ワクチンの確保につきましては、世界的に逼迫する中で、国のワクチン確保が不透明な状況であります。接種に関して様々なスケジュールの変更等が心配されるところであります。  次に、地域の診療所等による個別接種方式についてであります。ふだんから受診しているかかりつけ医でワクチン接種を受けられれば、市民の皆さんも安心だと思っておりますが、先日薬事承認を受けたファイザー社のワクチンは、マイナス75度の超低温での管理が必要で、接種においても解凍後に生理食塩水で希釈し、6時間以内に使用するなど、取扱いが非常に難しいものであります。ワクチン接種については、医師会からはまずは集団接種に取り組みたいと伺っております。  次に、必要な人材の確保についてであります。集団接種に係る医療従事者については、医師会から市内の医療機関や薬局、市内在住の医療従事者OB等に協力を求めると聞いております。また、医師会が雇用する事務スタッフについては、早急な体制整備を図るため、人材派遣会社の利用を検討中とのことであります。  次に、コールセンターについてであります。ワクチン接種の予約については、スムーズに予約が取れるようコールセンターを設置することとしております。あわせて、スマートフォンやパソコンから24時間予約ができる受付システムについても用意することとしており、音声自動応答等の活用についても、委託業者と協議してまいりたいと考えております。  次に、ワクチン接種記録システムについてであります。国はマイナンバーを活用し、個人単位の接種記録を自治体において逐次把握するシステムを新たに導入するとしております。今現在、国からは詳細な情報提供がありませんが、非常に簡便な対応で終わるとの情報もありますので、今後必要な体制について検討してまいります。  次に、集団接種会場への移動支援についてであります。集団接種会場として使用する総合会館中ホールとさくらんど会館2会場は、ふれあいバスやさくら号などの公共交通やマイカーでの利用がしやすい施設であります。移動支援については、特段の予定はありませんので、ご家族やご友人、ご近所での乗り合わせなどもご検討いただければと考えております。  次に、ワクチンの安全性や有効性についての情報提供についてであります。このたび承認されたワクチンは有効性が95%で、大きな効果が望めるものと報道もあり、市民の皆さんの期待も高まっていると思っております。国においても、先般始まった医療従事者の先行接種に係る2万人の方の副反応の状況についても、情報提供するとの方針を示しており、今後も国において情報提供はなされていくものと考えております。また、市においても、多くの方から接種を受けていただけるように、広報等での情報提供を進めてまいります。  次に、接種順序やワクチンの確保状況に応じての対応についてであります。国が示す接種順序を基本としながら、スムーズに予約、ワクチン接種が進められる体制を検討しているところでありますので、今後も国、県の動向を注視し、適切に対応してまいりたいと考えております。  続きまして、命と財産を守る防災・減災対策についてのご質問であります。初めに、河床掘削等による河川管理についてであります。市では、これまで一般河川を管理する県に対しましては、河床掘削や伐木などについて要望しているところであります。河川管理につきまして、県では今年度市内において河床掘削を7河川で7か所、伐木を5河川で5か所実施したところであります。なお、県に対しまして、河床掘削を能代川や滝谷川など14河川で24か所、伐木についても早出川や辻川など5河川で6か所について要望を行っております。市で管理する普通河川につきましても、今年度旧後田川や旧牧川について河床掘削を行っております。今後とも新潟県と連携を密にしながら、適正な河川の維持管理に努めてまいります。  次に、避難所についてであります。現在各避難所においては、災害時の飲料水や食品、避難者のプライバシー保護と感染症予防対策のための段ボール間仕切りなどを備蓄品として準備しております。液体ミルクについては、お湯が使えない環境において、乳幼児の栄養補給として、安心して使えるものと認識しております。購入して備蓄する方法や取扱業者との連携などの方法が考えられますので、改めて他市町村の状況などを調査研究してまいります。分散避難のための普及啓発については、日頃より自助、共助の意識向上のため、自主防災組織などと協力し、出前講座や講習会などで、平時からの避難行動の確認やハザードマップの説明などを行うとともに、広報やホームページで周知を図っているところであります。また、特に配慮を必要とする方の災害時の対応については、担当部署により安否確認を行い、安全、安心を最優先に行っているところであります。要配慮者の個別避難計画は、行政だけの取組ではなく、地域の福祉関係者また自主防災組織や町内会などの協力をいただきながら作成することが求められております。今後もより一層、関係機関、団体と連携してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆2番(山田正良君) ご答弁ありがとうございました。確認の意味を含めまして再度質問させていただきます。  ワクチン接種に関する課題を克服をして、市民の皆様が安心してワクチン接種を受けられる体制構築のため、現状の課題をお伺いいたしました。係る課題について、市長と県知事のルートと並行して私は公明党のネットワークを生かして、意見、要望、質問、提案、集約をして、党から政府につなげてまいりたいと考えております。ほかに課題があれば後日また伺いたいというふうに思います。  個別接種について伺いました。接種時期や方法は自治体間で差異はあると考えます。自治体間また市民の間で競争になる事態だけは避けなければならないと思っております。情報提供についてもご答弁いただきました。関係する法律の一部改正の附帯決議にありますが、そこで伺いますが、附帯決議の中に、接種を様々な理由からできない方、拒む方への差別、いじめ、学校、職場における不利益が生じないよう、広報等により周知徹底を求める内容が附帯決議に含まれております。差別、いじめ等が発生しないよう、強力な十分な周知徹底を図る必要があると考えますが、ご答弁をお願いいたします。 ○議長(林茂君) 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) そのようなことがないように広報に努めてまいりたいと思っております。 ◆2番(山田正良君) そのようにお願いをいたします。  一人でも多くの皆様から接種をしていただきたい。しかし、様々な理由から接種できない方もおられる。ドクターストップとかあります。その方々は自分が感染しないか大変に心配されています。そこで集団免疫について伺います。集団免疫とはどのような状態でしょうか、獲得の見通しはどうでしょうか、お尋ねをいたします。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 集団免疫でございますが、ちょっと専門的なところはあまり詳しくございませんのでご勘弁いただきたいと思いますが、政府、厚生労働省のほうで出しているホームページのところに集団免疫に関して少し記述がありますので、少し読ませていただきたいと思います。ある病原体に対して、人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出てもほかの人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなり、間接的に免疫を持たない人も感染から守られるという、このような状態を集団免疫というというようなことが書かれてございます。今回の新型コロナワクチンによって、この集団免疫の効果が出るかどうかというところについては、まだ分かっていないというようなことも併せて書かれているところでございます。 ◆2番(山田正良君) どうもありがとうございました。そうですよね、心配されている方に周りの方が受ければ集団免疫というのがあって大丈夫ですよというお話をさせてもらいたいなと思っております。引き続き感染予防対策を徹底することが重要だと思います。私のほうも呼びかけていきたいと思います。  ワクチン接種体制のための必要な人材確保について詳細なご答弁いただきました。離職中の医療関係者などからご協力をいただくということも重要だと思いますけれども、人材活用についての現状を、またこれまでの経過等お分かりであればお答えください。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 医師会とのこれまでの協議の中で、やはり医療従事者の確保は非常に大きな課題だということでお話を伺っておりまして、その中でいわゆる薬剤師であるとか、それから今一線を引かれてご自宅でおられるような医療従事者の方でお願いできるような人について当たっていきたいというふうなことで、医師会からはお聞きしているところであります。 ◆2番(山田正良君) ワクチンの確保の状況に応じた接種順位について、介護施設従事者から除外をされている訪問介護関係、また接種対象外の子供たちと過ごす時間の多い教職員の方や保育士の方々の扱いについて、市長の裁量で柔軟な対応が可能かどうか、伺いたいと思います。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 接種の順序に関しましては、市長の裁量というものがどこまでというところについては、私もよく分かっておりませんけれども、基本的には政府が示している順序で進めていきたいと考えておりますし、ただ今般のワクチンの逼迫状況というのが示されている部分もございますので、その辺を踏まえて、接種の順序について検討を進めていきたいと思っております。 ◆2番(山田正良君) そうですよね、ワクチンの確保の状況によると思います。市長の裁量はもう十分あるというふうに厚生省も言っておりますので。  次に、ちょっと個別の質問になりますけれども、養護老人ホームに入所されている方は、集団接種となるというふうに理解していますけれども、移動が非常に難しいと施設の方も話をされています。入所施設で接種できる体制となったらいいなという声も聞こえてきます。この辺のお考えはいかがでしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 老人福祉施設等につきまして、施設での接種の考え方といいますか、それを今各施設のほうへアンケートを取っておるような状況でございます。その辺のご意向を確認した上で、接種体制のほうで、施設のいわゆる嘱託医等のほうで施設で接種ができるのかどうか、その辺のところを確認しながら進めていきたいと思っております。 ◆2番(山田正良君) もう一点、自宅で介護を受けておられる高齢者の方、移動せよということでありますが、家族だけで移動するのは大変難しい場合もあります。介護支援でよくデイサービスとか通うわけですけれども、そういった支援の対象にならないでしょうかということを尋ねてくれということでございまして、私もそう思います。なったらいいなと、あるいは訪問いただいて接種ができるのかとかいう話も心配されていました。先ほどタクシーのチケットのちょっと追加というお話もさせていただきましたけれども、そういったきめ細やかなあるいは今ある制度を利用できるのかというあたりのことなんですけれども、いかがでしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 今回のワクチン接種については、医療行為というようなことであろうかと思っておりますので、私どもの考え方としましては、かかりつけ医のほうでの往診等で、そういう接種が受けられるような対応ができるのかどうか、そういうところを医師会などとも情報を共有していければなというふうに思っております。
    ◆2番(山田正良君) 今タクシーのチケットの交付とかされていますよね。透析の方なんか本当にもう足りないと、当然ですよね、週何回も行かれるわけですから。それにさらにまた、4回使わんばねえと、そんなこともありますので、そういった現在タクシーチケットを交付されている方プラスじゃ4枚分とか、そういったこともご検討いただければなと思います。  次、集団接種会場の関係です。暖房は十分でしょうかという、特に寒くないでしょうか、大丈夫でしょうかという声が届いています。市内の民間施設で、500人規模のイベント会場の提供を無償で協力したいという方がいらっしゃいます。市のほうにはそういったお声届いていますでしょうか。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 寒さ対策はどうなっているかというようなお問合せについては、今のところいただいておりませんけれども、その辺の対応についても十分考慮して検討していきたいと思います。 ◆2番(山田正良君) じゃその寒さ対策は分かりました。  市内の民間施設で500人規模のイベント会場の方が協力をしたいと話があります。接種会場として協力するのか、あるいは昨日の話ですと、接種会場と成人式が重なるみたいなことがあります。設営したのを取っ払ってまたとかという、そうすればそういった成人式の会場について、500人規模のイベント会場を無償でというお話でありますから、そこと協議をする等もいいのかなというふうに思っております。そういう声が届いているかどうか、市長いかがでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) ワクチンの接種に関しましては、まだ本当に確定した情報がないということであります。昨日の阿部議員さんの質問にありましたものも今日東京都で2,000人のワクチンが最初に入れられると。65歳以上は、五泉市でさえも1万7,000人強おられるわけでありますので、本当にこのワクチンがどのように確保できるのかということ自体もまだ分からない。そういった状況であります。ワクチン接種の会場につきまして、民間の方からですね、うち使ってもいいですよというお声は聞いて、私届いております。 ◆2番(山田正良君) じゃ、適切にご対応していただければと思います。  最後になりますけれども、ワクチン接種は、感染拡大防止の本当に決め手になるものだと思います。十分体制を整える必要があると思います。まず、皆さんから受けていただく、市長のお声で接種を促すことが安心を生むと私は思います。防災無線で訴えるとか、市長がまず誰よりも最初に接種をしていただく、これは危機管理上非常に必要なことだと私は思います。また、市民も安心につながるというふうに考えますけれども、市長いかがお考えでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 私が答えるべき問題でないと思いますけども、一番最後に打ちたいなとは、自分自身は思っております。 ◆2番(山田正良君) 危機管理上一番最初にというお声が多いんでございますので、一人でも多くの市民が予防接種をお受けになって、まさによろいをまとうがごとく安心した生活に戻るその第一歩になるよう、万全な体制と運営をお願いをして、一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(林茂君) それでは次に、通告5番、伊藤昭一君。 ◆12番(伊藤昭一君) 議席番号12番、伊藤でございます。令和3年2月定例会、さきに通告しておきました公共交通機関であるJR磐越西線が頻繁に運休され、そのことによる五泉市民に与える影響についてと河川の草刈りと河床の掘削についての2点を用意させていただきました。  質問を始める前に、日本でのコロナウイルスの感染発症が確認されてから1年を経過しました。日本での感染者は、昨日現在で43万165名の感染が確認され、うち7,759名の方が貴い命をなくされております。亡くなられた方には謹んで哀悼の意を表しますとともに、今なお治療中の方には、一日も早い回復を願っております。そして、医療従事者の皆さんをはじめ、医療関係者の皆さんには、改めて敬意を表します。また、五泉市においても、当局をはじめ、市内にある384町内会では、この1年間人の集まる行事、イベント、政等はほとんどが中止を余儀なくされました。新型コロナウイルスは、1波、2波、3波と感染拡大を繰り返してきましたが、マスクがけの定着等により、人からうつらない、人にうつさない、3密を避ける、そして新しい生活様式が定着をし、春の暖かさとともに、ようやく新規感染者も減少が見られるようになりました。また、待ち望んでいたワクチン接種も、日本ではこの2月17日から始まり、少しずつではありますが、めどが立ってきたような感じもいたします。一刻も早い収束を願っております。  それでは、通告をしておきました公共交通機関である磐越西線が頻繁に運休をされ、そのことによる五泉市民に与える影響とJRに対しての五泉市の対応についてを伺うものであります。このJR磐越西線は、大正3年、1914年に全通し、全長175.6キロの鉄道で、福島県郡山駅から会津若松を経由して、阿賀野川沿いに沿って走り、隣の秋葉区新津駅までの43駅で結ばれ、四季折々の景色を眺められ、変化に富んだ、まさに鉄道ファンにとっては最高の路線と言われております。また、平成23年の東日本大震災では、被災地が石油製品が不足をしたということで、磐越西線が利用され、被災地への石油列車としても東北を救ったことは、まだ記憶に新しいところであります。五泉市もニット、織物の全盛期と言われた昭和50年頃は、通学列車もありましたので、駅から会社まで人が途絶えることがなかったとも、にぎわいのある状況だと私もそのように思っております。しかし、近年は車の普及とともに、乗降客も年々減少し、逆に大雨や強風による運休、または磐越西線特有の雪崩の危険等による運休が頻繁に行われており、市民からは公共交通機関での機能が失われ、不便を感じて困るとの声を耳にするようになりました。今年の冬も1月の7日、そして1月の9日から11日までの4日間全面運休となりました。新津駅から馬下駅までの1日の本数を見ますと、上り列車で15本、下りの列車が16本の計36本が運休し、この4日間で124本の運休であり、通学、通勤帯で新潟方面へ行く列車には、おおむね500人強が乗車利用されているとのことであり、雪による4日間の運休ではありますが、五泉市民にも大きな影響があったと思っております。  そこで伺いますが、1点目として、公共交通機関である磐越西線は、何らかの理由で運休をする場合もしくは運休をした場合、JRから当局に連絡があるのかどうかをまず伺います。その場合、例えば当局より、代替バス等の対応策についての話合いはしてあるのか、話はしてあるのかをも伺います。  2点目であります。近年磐越西線の運休を報道等でも頻繁に耳にしますが、当局として、磐越西線が運休することによる五泉市民に与える影響をどのように捉えているのか、市長の見解を伺います。また、JRとしての運行する上での常に安全ということが最優先と思います。運休することでの安全対策上の問題点について、例えば雪崩の危険または落石の危険箇所等について、JRに要望もしくは申入れはしているのか、これについても伺います。  続きまして、河川の草刈りと河床の掘削について伺います。1級河川である三兵川、新江川等の草刈りは、業者委託で行われておりますが、この草刈りは景観もさることながら、水稲のカメムシ防除対策としても、重要な作業の一つであります。農家の皆さんは、今この多面的事業の一環ということで、非農家も含め、集落総ぐるみで市内のほとんどの集落が6月と7月、この2回にわたり五泉市一斉草刈りデーと称し、恒例行事として定着され、今草刈りの実施が行われております。しかし、三兵川、新江川等の草刈りは業者委託とされ、年1回のみとなっております。しかも、部分草刈りであり、秋から冬にかけては大きく繁茂し、雑木も大きくなり、景観も損ない、猿、イノシシ、熊等の有害鳥獣の隠れ場と化しているのが現状であります。昨年は、市内に有害鳥獣の出没が多く見られました。熊においては、人身被害2件をはじめ、出没通報件数で126件のうち39頭が捕獲されました。つい先日も、この寒い冬場でも市内で熊が目撃されましたが、猿、イノシシ、熊の隠れ場をなくす上でも、市民の安心、安全を考えるのであれば、少なくとも全面刈りをするべきと思いますが、当局の見解を伺います。  また、河床についても、近年の豪雨により河床に土砂の堆積が多く、流れがよどみ、少しの雨でも堤防を越水することがよくあります。早急に掘削するべきと思いますが、当局の見解を求めます。  以上、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、伊藤議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、公共交通機関である磐越西線の運休についてであります。気象条件の悪化を理由とした磐越西線の運休につきましては、最近では1月の大雪で4日間の全面運休があり、合計124本の列車が止まりましたが、この間は運休状況の情報をいただいたところであります。今年度はこれまでに、7月の大雨による一部運休があり、昨年度は10月に台風の接近による計画運休が1日、一部運休は4日間ありました。運休による市民への影響でありますが、五泉駅及び北五泉駅から乗車する1日当たりの平均乗客者数は約1,800人で、少なくともそれ以上の通勤、通学者に影響があったものと認識しております。利用者の安全を確保することが第一でありますので、運休はやむを得ないものであると思っておりますが、一方で通勤、通学ができないという状況もあります。そのような中で、国土交通省で開催された鉄道の計画運休に関する検討会議において取りまとめられた計画運休のあり方の中で、沿線地方自治体との間で情報提供、連絡体制を確立するよう努めるとされております。これを踏まえて、計画運休に限らず、JR利用者の利便性の確保に向けて協議してまいりたいと考えております。市といたしましての代行運行の手配等につきましては、災害的な状況においての代行運送につきましては、道路状況の悪化等により、乗客の安全確保に課題が生じることから、慎重に対応する必要があるものと考えております。  続きまして、河川の草刈りと河床の掘削についてであります。馬下地内から猿和田地内へと流れる三兵川と菅出地内から善願地内へ流れる新江川につきましては、共に早出川の支川であり、その延長は合わせて約12キロメートルであります。1級河川であることから、管理については、新潟県で行っております。現在三兵川や新江川に土砂の堆積や樹木が多く自生していることは認識しているところであり、これまでも県に河床掘削や伐木の要望をしてきたところであります。県では今年度、三兵川で草刈りを約5.7キロメートル、伐木を約600メートル、新江川ででは草刈りを約5キロメートル、河床掘削を約300メートル実施しております。このほかの河川でも、草刈りや河床掘削など、地元から要望をいただいておりますので、適切な維持管理がされるよう、河川管理者である国や県に継続して要望してまいります。  以上であります。 ◆12番(伊藤昭一君) 答弁をいただきました。確認の意味を含めて再質問をさせていただきます。  実はですね、磐越西線の運休についてなんですけども、私もいろいろ調べさせていただきました。しかし、なかなか出てこなかったんですよね、内容が。そこで、当局にお願いをして調べていただきました。内容は、過去3年間の運休した日、運休理由、運休の本数について、簡単でいいからということで、JRのほうに当局から問合せをしていただきました。この結果は、今ほど市長の答弁でもありましたけども、この冬の大雪ということで、この4日間運休をした。そして、4日間で何本ですよ、1日朝の通勤帯では500人強が乗っていましたよという、そういう部分の本当の直近のこの冬だけの回答しかもらえませんでした。理由はと聞きましたら、日数がかかる、簡単になかなか出せないんです。当然新潟のほうにもいろんな形の中で問合せをしていただいたと思うんですけども、結果的に快い返事はいただけなかったなと、回答はもらえなかったなというふうに思っています。私は、これを聞いて非常にびっくりしたんですけども、今の時代に例えば調べるのに時間がかかるだとか、簡単に出ないということはどういうのかなと、非常に今も思っていますし、その後約1月くらいになるんですけども、何もそういう話もないということで、内容は先ほど言いましたように、運休した日にち、運休理由、そして運休した本数、簡単でいいですから、それだけでも教えてくださいということなんですけども、普通であれば今の時代、こういうものについては当然データはあると思うんですけども、データは残してあると思うんですけども、それがなかなか出てこないというのが本当に疑問に思ったことであります。この件について、当局としてまずどのように思われているのか、その辺のところをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(林茂君) 林商工観光課長。 ◎商工観光課長(林浩之君) JRの運休の実情ということでございますけども、私どもでも新津駅のほうから若干のデータというか、情報をいただいたというところでございますが、内情というか、そういう詳細は承知しておりませんけれども、計画運休ということで、様々な路線で運休するあるいは一部運休というのもございますし、大変複雑な状況になっておるというようなことを伺っております。詳細については承知しておりませんけれども、今後は可能な限り適切にデータをいただけるように働きかけてまいりたいというふうに思います。 ◆12番(伊藤昭一君) ぜひ課長、よろしくお願いをしたいなというふうに思います。  今ほど言いましたけども、普通であればこれくらいのことはデータですぐ出てくるんではないかなと、一般的には思いました。本当にそれだけ五泉市はJRに対して、ちょっと言葉はあれですけども、見くびられているんだなと、私はこのように思いましたし、非常に残念でなりませんでした。そういうことで課長今ほど申し上げましたけども、ぜひひとつその辺のところも今後ひとつお願いをしたいなというふうに思います。というのはですね、市内の小学校の児童に作文を書かせて、この運休についての作文ではなかったんですけども、作文を学校の中で書いた。その中で、兄ちゃんが汽車で通学をしていますと。通学をしていますけども、度々運休が多く、不便を感じていると。児童の作文でそういう一文があったと。そこで、そこの親御さんは磐越西線は簡単にすぐ運休するようだけども、五泉市としてJRに対してどのような話をしているんですか。先ほど市長からも、安全ということは重々承知をしています。その辺のところも親御さんからそういうお話があったと、この話を聞きまして、例えば当局どのように思いますか。 ◎市長(伊藤勝美君) 磐越西線の運休につきましては、本当に厳しいものと認識しております。通勤、通学また病院等いろいろな面でですね、用事があって電車を利用するわけでありますので、それが急に止まるわけですので、対応の措置がないというご家庭が多くある現実であります。市といたしまして、それが今お話ありましたように、なかなか情報が入れられないということもございますけれども、この運休に関しましてはやはりJRの判断と安全を第一に考えるということの表れでありまして、じゃ即代替、計画運休とかいろいろな次のときの工事があって運休しますよといったときには、代替をどうするかという議論はできるわけでありますけども、突発的な災害についての運休ですとなったときには、なかなか対応がしづらい、できないというのが現実だと思っています。そういった意味合いにおきましては、五泉市もJRとこの間踏切の改修、また跨線橋の新設等、いろいろな面でですね、JRと協議してまいりました。その中でですね、より一層この磐越西線のありようについて議論をさせていただきたいと思っています。 ◆12番(伊藤昭一君) ぜひもちろん私も先ほども言いました安全というのは、第一ということはよく理解をしています。私も先ほど来からずっと度々運休をしてというこの言葉を使わせていただきましたが、当局としてその認識、よく運休、よくといえばちょっとあれですけども、そういう認識は持っておられるのか、ちょっとその辺のところも含めてお願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) これも私からお話しさせていただきますけども、本当に運休するということは、五泉市が危機的状態になると。先ほどのお子さんのですね、作文の中にありますように、運休して困ると。そうすると、磐越西線から離れなければならないというような究極上を見ますとですね、昨日の議論にも安全、安心、住みよいまちづくりを構築していくという課題からは外れてしまいますので、やはり人口減に拍車がかからないように、そういった面をやはりソフトの面をしっかり構築していかなければならないと思います。その中の最大がやはりJRの磐越西線だと認識しております。 ◆12番(伊藤昭一君) 今市長から答弁いただいたとおり、本当に私もそのように思っています。ぜひひとつお願いをしたいと思います。  あわせて今五泉市では36億円をかけて、今将来の五泉市を大きく左右するであろうというラポルテ五泉の建設が進められております。今年の秋には、竣工が予定をされておるわけでありますが、今市長からも答弁ありましたけども、企業誘致、働く場所の確保も実際行っていると、日夜努力をしているということは私も認識をしてます。今ほども話をしてきましたけども、磐越西線が簡単に運休をする、そのたびに当然やっぱりテレビ、メディア等でいろんな部分で皆さんがよくテレビを見ている時間帯の中で報道をされると。こういうことは非常に五泉市にとっては、イメージダウンにつながるなというふうに思っています。そうした中で、今市長から話がございましたけども、なかなか企業誘致をしているけども、企業はなかなか来ないと思います。当然人もこれからラポルテ五泉という部分もありますけども、そういう部分の人もなかなか来ない。汽車の止まるようなところ、そういうイメージダウン的なものもやっぱり考えていかねば駄目だなというふうに思っています。当然そういう形になれば人口減少、これも進んでくる。昨日羽下議員からもいろんな部分で、五泉市は施策では新潟県の市町村の中では、全て先んじてやってきたけども、それがみんなほかの市町村が追随をして今五泉市の特徴が極端な話、だんだん、だんだん薄れてきていると、そういう話もございました。私も本当にそういう部分では、ファミリー住まいるとか、いろんな形の中で施策いち早くやってきたけども、それがなかなか市民のところには伝わっていかない。むしろこの磐越西線の運休によって、いろんな部分でイメージがダウンしてきているんではないかなというふうに思っています。  重ねて伺います。磐越西線が運休した場合または運休する場合、その対応、対策、五泉市として強く要望をまたは申入れをすることも本当に必要だと思いますので、答弁をお願いをしたいと思います。これについては、先ほど市長からもお話ありましたけども、いま一度その辺のところを伺いたいと思います。特に雪崩の危険がある、落石の危険があるから運休をします。でも、やっぱりそこはその落石の危険のあるところは、どういう形で対応をしているのか、雪崩の危険性のあるところは、例えば雪が消えるまで待つのか、じゃそんなところはどうするのかという部分も含めて、市長から答弁をお願いしたいと思いますが。 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほども申しましたとおり、磐越西線の本当に運休、五泉からまた会津のほうはなお危険地帯が多くありまして止まるわけですね。五泉から新津、猿和田も含めて、馬下も含めてですけども、平場なんですよね。風の危険性というのは羽越線で前に脱線がありましたけども、風の危険性では猿和田地内が風があって止まるようなこともあろうかと思いますけども、猿和田駅から先のですね、新津までのところは平場でありますので、雪で止まるようなことはないと思うんですけども、それが止まると。五泉市におきましては、小学校の通学バス、通学ができないということで、バス対応するにもですね、時間が必要ということも現実であります。いろいろな面でJRと協議を重ねてですね、申入れをさせていただいてですね、安全を確保しながら、なるたけ運休しないように強く要望してまいりたいと考えております。 ◆12番(伊藤昭一君) ありがとうございます。ぜひひとつそういうことでお願いをしたいと、このように思います。  あと河川の草刈り、河床の掘削についても、今ほど市長のほうからそういうことは進めていますよということで話がございました。それについては、都市整備課からの答弁だというふうに認識をしています。関連性がありますので、農林課長にも伺いたいと思います。三兵川、新江川等についての草刈りは壇上でも話をしましたが、業者委託ということで、年に1回の草刈りだと。しかも、全面刈りではないと。部分刈りになっているということは、知っていたでしょうか。あわせて、一部刈り取って、残った草なんですが、これが川面に垂れ下がるといいますか、それによって流れがよどむと、スムーズに流れないということは承知はしていましたでしょうか。併せてひとつお願いをしたいと思います。 ○議長(林茂君) 石川農林課長。 ◎農林課長(石川聡君) 議員から話のありました三兵川と新江川につきまして、具体的にどの部分をどのような形での草刈りというのは、正直承知していなかったところではあるんですが、議員から話がありましたように、周辺の農地に対して、草が繁茂しているとカメムシの発生の原因にもなりますし、また獣等の隠れ場であったり、移動する獣道であったり、そういうふうなものが懸念されるというふうに心配はしているところであります。状況についてはちょっと把握していない部分があります。申し訳ございません。 ◆12番(伊藤昭一君) できれば、これはある程度把握していたかなと思って聞いたんですけど、農家の皆さん、非農家も含めて一斉草刈りというような形の中でやっていますんで、その辺のところは把握していたかなと思って聞いたんですけども、ちょっと残念であります。ぜひその辺のところも含めて今後見ていただければなというふうに思っています。あわせて、聞き取り調査のときも環境保全課の方も来ておられましたので、環境保全課長にも伺います。何回も言いますけども、部分草刈りだと。残った雑草、雑木が大きくなって、猿、イノシシ、熊等が潜みやすい、そういう状況になっているという認識はしていましたか、伺いたいと思います。特に昨年の場合、熊だ、いろんな部分で環境保全課の皆さんも非常にご苦労されて、ずっと回っておられたのも私も見ていますんで、その辺のところを併せてちょっと認識はしていたのかしていないのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(林茂君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 昨年ですが、熊の目撃情報が多数あったということで、場所を確認しますと、川筋ということで、現地のやぶにですね、潜んでいたりというような情報も確認しております。その中で、国管理の善願橋下流でしょうかね、下流左岸のほうは、県のほうからやぶ刈りということで意向調査がありましたので、そちらのやぶを刈っていただくような要望を行ってきたところでございますし、県のほうでは一部県内でやぶ刈りを行ったと聞いております。 ◆12番(伊藤昭一君) ぜひやぶ刈りをしていただきたいというふうに思いますし、環境保全課長も認識をしていたということで理解をいたしました。  最後になります、時間もありませんので。猿については、もう今年に入って佐取地区で50頭くらいの群で出没をしたという情報も入っています。イノシシも出没をしたという、そういう情報も入りました。農林課のほうには、文書等でその連絡を受けて、注意喚起をという形の中で町内会長からもそういう文書が情報として届いていると思いますが、草刈り、掘削については、これ五泉市が直接するわけでありませんので、それは分かりますけども、ただこれ県の委託でやっているということでありますが、猿、イノシシ、熊の隠れ場となっている、それがならないように、昨年はそこにいろんな部分で、猟友会等に隠れ場となっているから、その辺も確認をしていただいたというようなことでありますので、隠れ場とならないように草刈りの徹底、そして河床の掘削を県に強く要請をお願いをしたいと、このように思います。市長、その辺のところもいま一度答弁お願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 議員のお話のとおりだと思っています。川も大変多くの河川を保有しておりまして、三方を山に囲まれた本当に風光明媚というところでございますが、細かくこうやっているとやはり雑木、また河川のところが荒れているということは、本当に認識しておりまして、この課題は集落に参りますと、その集落にはどうしても川が流れておりますので、やはりその要望は本当に各集落からいただいております。そういった環境の整備、熊、鳥獣害含めてですね、住みよい地域づくりの最大の案件だと思っておりますので、県当局また関係機関と協議しながらですね、要望しながらですね、進めてまいりたいと思っております。 ○議長(林茂君) それでは10分間休憩します。          午前11時14分 休憩                                                      午前11時25分 再開          〔副議長、議長と交代し議長席に着く〕 ○副議長(剣持雄吾君) 再開いたします。  次に、通告6番、安中聡君。 ◆9番(安中聡君) 五泉市市議会議員、安中聡でございます。これから一般質問を始めたいと思っております。  まず初めにですけれども、このたびの新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に対しまして、心よりご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方々に心よりお悔やみ申し上げます。また、影響を受けつらい日々を送られている皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、また新型コロナ禍で奮闘されている皆様に対し、敬意を表する次第でございます。  さて、現在日本ではいまだ新型コロナウイルスの脅威が去ったとは言えず、様々な自粛をする国民は大変な思いをされています。しかし、相反して自民党や公明党などは、自分たちは特別だと解釈していた模様で、新型コロナウイルス緊急事態宣言中に、深夜東京銀座のクラブを訪れたことが報道され、当たり前ですけれども、国民から不満の声が上がりましたし、銀座の各店も大変な迷惑を被ったとの話も聞いておりますから、自公政権による人災も看過できない次第でございます。  また、新型コロナに対するワクチンの先行接種がされつつありますけれども、ワクチン接種しても発症を抑えるだけで、決して病にかからなくなるわけではございませんし、五泉市でも感染者が発生している状況がありますから、まだまだ新型コロナ収束への道のりは遠いと言わざるを得ません。一刻も早く国民の皆様の日々の生活がよくなるよう、危険にさらされないよう、安心、安全な生活が送れるよう、心から願ってやまないところでございます。  さて、本日行わせていただく一般質問は、市民から五泉市などに対して様々な意見、疑問等から構成させていただいております。その意見や疑問点を解消するため、これから行ってまいります。  まず1点目、五泉市副市長と五泉議会議長及び複数議員の非公式な居酒屋通いを目撃した市民からの訴えについて質問いたします。副市長と議長、複数の議員を居酒屋で何度も目撃した。おかしくはないかとの市民の声をいただいております。また、五泉市の予算や議案を出す側とそれを審議する側が居酒屋通いしているというのは、市民の税金の使われ方をチェックする意味において問題ではないかとの声もいただきました。加えてごせん紅葉マラソンに対する百条委員会報告後に、その報告への対応結果を市民に知らせていなかった五泉市当局の姿勢や新型コロナ対応として、五泉市特別職の給与報酬の減額が否決された後に、再度減額議案を出してこない五泉市当局の姿勢などを挙げて、これはおかしいんじゃないか、癒着を疑う方の声もいただいたところでございます。社会一般論としても、審議される者と審議する者が公式はともかく、非公式に会合を重ねていれば、癒着を疑われても仕方ないと考えますし、目撃した市民から何とかしてほしいと、私に訴えが来たのも当然のことでございます。最近では、首相の長男の接待問題があり、より厳しい見方もございます。このような疑念を抱く市民の声について、どのような見解を発するつもりか、その政治姿勢も問いますが、ご回答ください。  2点目、ごせん紅葉マラソン問題について質問いたします。五泉市議会百条委員会が報告として、ごせん紅葉マラソン側に880万円の返還を求めましたが、五泉市が一銭も返還を求めないことに対して、市民から税金を不当に使ったのはどこになるのか、責任の所在が分かりにくく、まるでモリカケ問題のようだなどの声をいただいております。市民は、自分たちの税金が不当に使われたと感じたならば、その責任を追及する権利を有し、その代理の発言者として議員がいるというふうに考えております。百条委員会の880万円返還要求報告がおかしいとすれば、百条委員会を行った五泉市議会が税金を無駄に使ったことになり、その費用の返還を求めるべきと考える市民の声は当然であり、また880万円返還要求が正しいならば、返還を求めない五泉市当局が使われた税金分を全額補填するべきとの市民の声もまた当然であるし、誰がその責任を取ったのか、市民に周知するべきと考えるのも当然でございます。この問題において、補助金の支出を許可したのは誰か、そしてどのような責任を取ったのか、また不当に支出されたとされる880万円、もしくは百条委員会で支出された約143万円のうち、どちらが市民の税金の無駄支出として同額回収されたのか、明確に示すべきであります。そしてそれをしっかりと五泉市広報に載せ、市民、住民に周知するべきでありますが、ご回答ください。  3点目、市長や議員等の給与、報酬減額について質問いたします。市民や住民は、新型コロナウイルスの影響が続き、収入減等の様々な要因によって、苦しい生活を日々送っておりますが、五泉市では以前から市長や議員は約644万円も給与報酬をアップさせ、逆に市民や住民たちには、今まで還元されていた補助や減免などを見直し、税負担等を増やして自分たちに負担を押しつけていると考えている市民は多数います。日本人人口が減少し、五泉市人口も既に5万人を切っており、先を見通せない今、市民や住民の税負担割合を少しでも下げるためにも、私は以前に五泉市議会議員だった頃の給与、報酬水準にまず戻すべきであります。また、日本の多くの自治体では、新型コロナウイルス対策を充実させたり、地域住民と苦楽を共にする意味を込めて、行政の首長が給与や議員報酬の削減を行ったりしていたが、五泉市では再び削減議案が提出される気配もなく、知らん顔であり、五泉市では五泉市当局と市議会が癒着しているからどうしようもない、嘆かわしいと失望する市民や住民もおります。市民の失望を変えるため、市民や住民のために、特別職の給与や議員報酬等の削減を求める議案を提出するべきであるが、回答ください。  4点目、税の公平性を実現する制度について質問します。市民が納めた税金が五泉市長などの給与や五泉市議会議員の報酬アップに使われたり、市営住宅や複合施設などの場当たり的な計画のために支出され、建設などに関係した企業体がもうかる話は聞いても、税金が安くなって収入が多く入ってきて、生活が楽になったと喜ぶ市民、住民の声を聞いたことがないとの声をいただきます。また、決まったことに文句言うなというような議員もおられるようですが、それが正しいとすれば、市民は市長や議会議員が多数決で決めたことに常に従って、ただ税金の吸い取られ続ける人生を送らなければならず、それが民主主義社会で言う人間らしい暮らしなのかと疑問の声もいただいております。五泉市では公共施設、特に複合施設などは、利用してもしなくても建設費や維持費として、市民の税金が負担として消え、利用すればさらに使用料という形で負担が発生するようになりますが、これを解消するべきであり、具体的に利用者負担や税の公平性を考えて、まず複合施設に関係せず、利用しない市民、住民から複合施設建設にかかった費用、維持費等の税金分を徴収することをやめ、計画を進めた市長や賛成した議員が負担を支払う制度にするべきであるが、回答ください。  5点目、五泉市公共施設の大規模修繕と建て替えにおける市民、住民負担を包み隠さず開示する公共施設白書を示し、公表すべき点について質問します。公共施設は30年で大規模改修が必要となり、60年で建て替えが必要になるとされております。五泉市では、複合施設が新たに造られましたが、道路、水道工事を含め約37億5,000万円もの異常な建設費、今は請け差の関係で費用は少し違っていると思いますけれども、それと年間1億円もの維持費がかかることを知り、子供や孫が将来負担することに不安を抱く方も多い。そして、複合施設を含めて、五泉市には数多くの公共施設が存在することになり、その大規模修繕、建て替え時期が一体いつになるのか、市民や住民はその都度一体幾ら負担していくことになるのかとの不安の声もいただいております。ほかの市では、公共施設白書なるものを作成し、いつ幾ら必要になるのか、市民や住民の負担を軽減するためにどのようにするべきなのか、またランニングコスト、そういったものが一体どのくらいになるのか、かなり詳細に情報公開されておりますが、五泉市においては恐らく他市の公共施設白書に当たるであろうホームページ上に公開されている五泉市公共施設等総合管理計画は、7ページしかない簡素なものでしかなく、魚沼市と比較してもその1割にも満たず、詳しいこともさっぱり書いておりません。なぜこのような簡素なもののみ公開しているのか。神奈川県秦野市のように、行政に都合の悪い部分であろうと、市民、住民に示し、公表するべきであるが、回答ください。  以上、簡単ではございますけれども、壇上から質問を終わります。 ○副議長(剣持雄吾君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、安中議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、1つ目の質問についてでありますが、私的な部分については、私から申し上げることはありません。議決機関である議会と執行機関である行政の関係については、よく車の両輪に例えられます。相手への誹謗中傷や非難に終始することがないよう、それぞれの組織が別々の視点でより発展的な議論を交わし、より建設的な意見を出し合いながら協力していくことが何よりも重要であり、市民のためであると考えております。特に現在のような誰もが経験したことのないようなコロナ禍におきましては、施政方針でも申し上げましたとおり、市民の皆様が幸せを実感しながら生活できることを最優先に考え、議会の皆さんと行政の全職員が一丸となって全力で取り組んでいかなければならないと切に願っております。  続きまして、ごせん紅葉マラソン補助金事務調査特別委員会から調査報告を受けての対応でありますが、議員におかれましても、ごせん紅葉マラソンの役員でしょうか、数年数回この事業に携わってこられましたので、ご承知だと私は認識しておりますが、昨年の9月議会で答弁したとおりでありますが、特別委員会での調査も、補助金の支出についても、議会と行政別々の組織がそれぞれの使命を持って調査や確認をしたものであるため、適正に行ったものであると考えております。また、議会の情報は議会だよりで、行政の情報は広報ごせんで、それぞれの組織の情報はそれぞれでお知らせしているところであります。  続きまして、特別職の給与や議員報酬についてであります。現在の特別職の給与や議員報酬については、さきの議会でも答弁いたしましたとおり、平成29年度に開催されました五泉市特別職報酬等審議会の答申により、平成30年2月議会を経て同年4月1日に改定し、現在に至っております。今後も社会経済情勢を見据えながら、状況に応じて対応してまいりたいと考えております。  続きまして、税の負担についてのご質問であります。これまで税の公平性につきましては、税の3原則であります公平、中立、簡素を念頭に市政運営を図ってきたところであります。また、市政を進める上では、市民の皆様から様々なご意見をお聞きし、それらに基づき総合計画やそれぞれの分野の計画を立て、事業展開を図ってきたところであります。今後も市民の皆様が公平に行政サービスを享受できるよう努めてまいります。  続きまして、公共施設の整備等に係る計画の公表についてであります。公共施設の整備、改修、更新や管理運営の在り方の方針につきましては、平成28年に五泉市公共施設等総合管理計画を策定し、公表しております。計画では、公共施設の老朽化対策において、今後多額の費用が必要となることが見込まれております。負担の軽減や平準化を図るため、更新、統廃合などを計画的に行い、公共施設等の適切な配置を実現することが重要であると考えております。今後人口減少や少子高齢化により、市民ニーズも変化していくことが予想されます。市民の皆様のご意見を勘案した上で、適宜計画の見直し、公表を行い、公共施設の適切な維持管理に努めてまいります。  以上であります。 ◆9番(安中聡君) それでは、再質問させていただきます。  基本的には回答になっていない回答をいただいたというところでございます。まず一番最初の質問から伺います。まずですね、人事院が示す国家公務員の倫理規程というものをご存じでしょうかね。大体公務員の方というのは、やはり何らかの倫理に従って公務を遂行されるというところがあります。それがたとえ私的なものだというふうなことがあっても、例えば国家公務員の関係に関しては、どこまでが私的なもので、私的なものであってもこういうことは駄目ですよというようなことが国家公務員倫理法とか、国家公務員倫理規程というところに設けられているというのがございます。こういった内容というのは、どの程度ご存じなのか、これはいかがでしょうかね。 ○副議長(剣持雄吾君) 佐藤総務課長。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 国家公務員に関しましての倫理規程があることは存じております。 ◆9番(安中聡君) その倫理規程の原則というものは、国民の全体の奉仕者であることを自覚し、公正な職務執行に当たらなければいけない、職務や地位を私的利用のために用いてはならない、国民の疑惑や不信を招くような行為はしてはならないというものであり、市民全体の奉仕者にも適用されるべきと思いました、私は。ところで、国家公務員はそういう倫理規程とか関係はありますけれども、五泉市は倫理関係はどうなっているのかなと調べさせて、探させていただいたんですけども、どうも私の探し方が悪いのか、それに相当する条例や規程というものが見つけられないんでございますけれども、五泉市ではこの倫理の関係というのは、どうなっているんでしょうかね、これはいかがでしょうかね。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 国家公務員の倫理規程は存じ上げていると、先ほど申し上げたところでございますが、地方公務員の場合は直接的なものはないというふうには感じておりますけども、場合によってはですね、今言われた倫理規程が、何といいますか、重なる場合はあろうかとは思います。 ◆9番(安中聡君) 明確な基準というのはないというふうな回答だと思います。じゃ、ほかの市とかはどうなっているのかなということをちょっと調べさせていただいたところでございますけれども、それに連なるものというのがどうやら何件か散見されました。そういったものというのは何を基にしているのかなというの考えてみると、国家公務員倫理法の第43条第1項のところにですね、地方公共団体等の講ずる施策として、地方公共団体及び地方独立行政法人法括弧は略しますけれども、第2条第2項に規定する特定地方独立行政法人は、この法律の規定に基づく国及び行政執行法人の施策に準じて、地方公務員の職務に係る倫理の保持のために必要な施策を講じるように努めなければならないというような形でされています。要するに地方公共団体は、全くの無関係ですよということでいいというような規定ではないんですけども、この第43条の第1項というのはご存じでしたか、これはいかがでしょうか。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 今ほど言われたものについて、私も今手持ち資料がございませんし、一個一個ちょっと記憶しているものではございませんので、知っておるかと言われればですね、今現在今おっしゃられた部分についてはございません。 ◆9番(安中聡君) この人事院の関係の倫理に関しては、当然利害関係者というのが問題になってくるというように思います。その実際の中でどういうのが利害関係者になっているのかというと、予算、級別定数または定員の査定を受ける国の機関というのが第8項目に設けられているというところもございます。利害関係者との間で、次の行為を行うことは禁止されていますというようなことが書かれていて、当然金銭の授受なんかはもうアウトだよというのは書いてありますけども、一緒に旅行やゴルフ、遊戯、マージャンなどをすることとか、そういった疑われるような行為もこれは駄目なんだよ。要するに、たとえ私的な交流であっても、そういうのはやっちゃいけませんよというふうなのが規定されているところでございます。こういった倫理の考え方というのは、私なんかはそのとおりだなと思うんでありますけども、これについてはどのように感じになられますか。 ◎市長(伊藤勝美君) 表題で副市長、議長という名前を挙げられました。あったかごとくの話をですね、今のですよ、金銭の授受とか、何かとか、そういうあったかごとくの話をしていただきたくないと、私そういった私的のところは答弁したくないと言いながら私今立たせていただいたのはですね、私も含めて、議員さんとですね、意見交換はいたします。それは悪いことなんでしょうか。いろいろな市政運営について、また市民の安全、安心のために、こういった考えを持っていると、議員さんの考えはどうでしょうかとお聞きする、こういったのがいかがなものかと言われるとですね、両輪のごとく一緒になって五泉市の安全、安心、市民の幸せのためにですね、つくり上げていきましょうという課題でありますので、その辺幅を大きく広めてですね、あのようなことが国のほうであるけども、ここにもあるんだというような議論の持っていき方は、慎んでいただきたいと思っております。 ◆9番(安中聡君) 私は別にそのやり取りで金銭の授受があったなんていうことは一言も言っていません。それに関しては、公務員のほうではこういったことでアウトですよという規定がございますよという話をさせていただいただけです。私が問題にしているの、議員との交流、別にいいじゃないかというような形でおっしゃいました。別にそれは公式でやればいいのであって、公式でやる分には私だって別にああだこうだ言うつもりはございませんし、市民だって、公式でやっているんだね、公のものだね、何も後ろめたいことはないねということで安心するわけなんです。でも、市民の方が言われたように、居酒屋でいるというのは、どう考えても非公式だよねと。公式なお金が出ているわけではない、公式な会合でもないのに、そういった形で、予算を審査する者と審議される者が一緒になっているのはどうなんだということで、おかしいじゃないかということをおっしゃっているわけなんですよ。これをやはり変えていかなきゃいけないというのが私の質問の意図なんでございますけれども、こういったことについてどう思うかという話です。 ◎市長(伊藤勝美君) 今のお話につきましては、私は24時間私個人も公式も私的もないと思っています。五泉市長の行動だと思っています。安中議員におかれましても、議員さんも24時間やはり五泉市議会議員という立場でありますので、どこで公式でどこが私的ではないんです。安中議員さんのやはり個人のモチベーションを持ってですね、取り組んでおられるわけでありますので、私におきますれば、個人的な見解だかもしれませんけれども、五泉市長として公式、非公式は考えておりません。  それと議員とですね、意見交換、その後のところに酒席が入る席にも参加しますし、各業界、団体等も公式も私的もつながりを持ってですね、よりよい運営をするべく努力させていただきたいと考えております。 ◆9番(安中聡君) 私は別に公式でやることについては、何とも言わないですけれども、ただやはり非公式になっているところをやっていれば、その辺りで何かあるんだろうと疑う市民の考え方というのは、私正常な考え、判断だと思いますし、実際の話、実際国なんかでもそういうことをやって大変問題になっているというところがあります。そういったニュースを見れば、本当にどういうことになっているんだろう、五泉市はどうなんだろうと心配される方っておられますし、実際にそれが様々な臆測を呼んで、五泉市に悪影響を・・・・          〔「臆測呼んでないじゃん」と呼ぶ者あり〕 ◆9番(安中聡君) 与えるということもあるというふうに考えていますし、やはりそれは制度としてしっかりとこういう倫理でこれから私的なものについてはやるというんであれば、ちゃんと報告、例えばどこどこでいついつやりますよというような形での公明正大にやっていただければいいというような話、ほかの市町村では、どういうふうな形になっているかというところで、ちょっと調べたんでございますけれども、例えばですね、鹿沼市のほうでは、鹿沼市長等政治倫理条例というものがございます。第1条に、「この条例は、市政が市民の厳粛な信託によるものであることを認識し、その受託者たる市長並びに副市長及び教育長が、市民全体の奉仕者として自ら守るべき政治倫理の基準を定めることにより、市政に対する市民の信頼にこたえるとともに、市民の市政に対する正しい認識と自覚を促し、もって公正で開かれた民主的な市政の発展に寄与することを目的とする」というようなことを書いてありますし、また第4条1項1号に、「市民全体の奉仕者としてその品位及び名誉を害するような一切の行為を慎み、その職務に関し疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと」というふうな形で規定されている。私は、先ほども言っていますけれども、公式でやるんだったら疑いを持たれる必要はない、疑惑にも一切関係ない、公明正大なものですからということで、それはいいですよという話をしているんであって、ただ非公式で会うというような形になってくると、いや、何かあるんじゃないかというふうな疑惑を持たれる可能性があるから、やはりこういったことは、倫理条例をつくって規制していくべきだというふうに考えております。川越市は一つ条例ではなく、市長等政治倫理規程というものにしていますけれども、内容的にはほぼ同じようなことで、やはり疑惑を持たれちゃいけないんだよというようなことが書いてあります。そういった不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないことというような形で倫理規程が制定されているというところです。  こうした市長等の政治倫理規程、また政治倫理条例というものありますけれども、こういった条例が制定されているという動きはご存じでしたでしょうかね、これはいかがでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 私倫理観を持って皆職員もそうです。あなたもそうですし、議員、今傍聴席の人たちもそうだと思っています。市民の皆さんもそうです。みんな倫理観を持ってしてはならないことはしないということであります。あったかのごとく疑惑という、あったかごとく何を言っているのか分かりませんけども、先ほど申しましたとおり、24時間五泉市長の認識を持って倫理観を持って行動しているつもりでいます。安中議員と一緒になって議論しましょう、また、酒席があればその後懇親を深めましょうと、これもいいと思います。何かそれで問題があるというその認識がですね、あるがごとく、疑惑に満ちているがごとくですね、捉えられては甚だ心外だと思いますよ、副市長という名前を出して。そういう名前を出してですね、疑惑があるがごとく今の質問もそうですけれども、皆倫理観を持って、この職員もですね、奉職するときには日本国憲法に準じて遵守しますと、それで入職するわけでありまして、そういった意味合いにおきまして、倫理法規がどうこうでなくて、自分の人間としてのありよう、それはしっかりみんなが見詰め直しながらですね、市民の皆さんの負託を受けながら疑惑を持たれないように、あるがごとくお話がありますけれども、そういった意味合いでですね、本当に一緒になって市政を考えていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆9番(安中聡君) 実際件名の題名のような行為があったかどうかは、本人が一番ご存じでしょう。          〔「おかしいよ、質問出しておいて本人ご存じだなんて」と呼ぶ者            あり〕 ◆9番(安中聡君) いやいや、それについて否定するというわけでもないわけですから、私も幾つかそういった話を聞いておりますし、やはり少なくとも疑惑を持たれているということだけは事実でございますから、こういった疑惑をやはり規制していくんだ・・・・          〔「何の疑惑なの」と呼ぶ者あり〕 ◆9番(安中聡君) 今後そういった疑惑を持たれるような行為してはいけないんだというような形でやっていくべきだと思うわけでありますね。          〔「何の疑惑か言えばいいじゃん」と呼ぶ者あり〕 ◆9番(安中聡君) 五泉市においては、そういった市長等の政治倫理条例とか、規程とかというものが存在しないようでございますから、ぜひともこういった形で政治倫理条例と、また政治倫理規程という形で、何も後ろ指さされることはないんだというんであれば、ぜひともこの条例また規程を制定していただきたいんですけども、その考え、気持ちというのはあるんでしょうかね、これはいかがでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほどから何回も申しております。倫理規程があろうがなかろうがという問題じゃないと思っています。倫理観を持ってですね、職務を遂行すると。平時でもそうです。個人的なのも私が変なこと言うかもしれませんけれども、私がまちなか歩いていますと、市長という声かけられるわけですよ。私的も何もないんです。市長なんです。副市長なんです。そういった思いを持ってですね、日々活動していますし、日々そうしています。それを違反するような倫理観のなさがあればですね、市民の皆さんから糾弾を受けるわけであります。私この間議員になって、言葉は変ですけども、立ってですね、外で用を足すということはないわけでありまして、やはり人の目じゃないですけども、やはりそういった倫理観を持って皆さん一緒になってですね、市政の、この市の職員もそうですし、いろいろな会社もそうですし、みんなそこを守りながら、その会社のため、市政のために生活しているわけです。頑張っているわけです。その辺を理解していただきたい。条例はつくることはやぶさかではないですけども、それ以上に個人個人のですね、倫理観の醸成が必要だと思っております。 ◆9番(安中聡君) 今かなりいいことを言われたというところあります。条例制定することはやぶさかじゃないということをおっしゃられましたんで、ぜひともこれはしっかりと制定していただいて、それをもってやはり市民の側も市長なり、特別職の方、ちゃんと倫理に従っているな、自分たちのために働いてくれているな、じゃ自分たちも市のために一生懸命頑張ろうかという話になっていくと思いますんで、これはぜひとも早期に制定していただきたいというところをお願いいたします。  これは言わずにおこうかとは思いましたけども、人事院勧告のほうで公務員関係の倫理規程というのがなぜ地方自治のほうにも第43条でそうなんですけども、やってください、努めてくださいとなっているかというと、やはり期末手当とか、そういった給与関係に人事院勧告というものを適用しているというのもあるかと思います。人事院勧告の中身を見れば、大体50人以上の企業、これがこの動向によって五泉市も連動して給与が上がっていったり、下がっていったりという話になっています。正直五泉市内に50人以上の企業はどれだけあるんだと、実際にボーナス出しているのどれだけあるんだと考えれば、恐らくその基準でいけば五泉市の支給水準というのは大分下なんだろうなというふうなことも思いますけれども、少なくとも高い給料いただいているわけですから、しっかりと国家公務員に準ずる倫理規程、また倫理条例というものを制定して、高い給料もらっているだけのことはやっているんだよと、倫理もちゃんと守っていますよというところをぜひ示していただきたいというところでございます。  紅葉マラソンの関係についてなんですけれども、先ほどおっしゃられたこと、いろいろありますけれども、行政の情報は広報で知らせていると。だから百条委員会の結果については知らせていないというような話なんでしょうかね。それはちょっと違うんじゃないかなと思います。少なくとも議会で出た880万円の返還要求というものが出てきて、その後に市としてどういうふうな対応をしたかというのは、これ行政の話ですよね。実際にどういった形で議会が出した報告に対して、こうリアクションしましたよということを市民に知らせる義務というのは、少なくとも行政の責任としてあると思うんですけども、これはどのように考えているわけなんですかね。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) まずもって議員も今おっしゃられたとおり、議会だよりで全てのものが平成30年だったでしょうか、議会だよりですべからく議会で報告がなされたという事実はあるかと思います。今議員がその後におっしゃられた、当局としてそれを受けてというご趣旨がちょっと私には理解ができないんですが、もう一度お願いしたいと思います。 ◆9番(安中聡君) これに関しては、私もちょっと広報を出させていただいたわけなんですけども、百条委員会の結果報告というのは、どういうふうな扱いになるんだというふうな話を聞いたら、実際に当局がその場にいて報告を聞いているわけですから、当局がその報告を聞いて、どういうふうなアクションするのかということというのは、当然だというふうな形もあって、また改めて報告書をつくってこうしてください、ああしてくださいということを市長の側に伝えるということはないんですよというような話でした。当然そうであれば、議場の中で市長報告を聞いていたと思いますけれども、その報告を聞いて、行政として議会の報告880万円の返還要求があった。じゃ、それに対して実際に市としてこう動きましたよと、こういうふうな形で責任取ったとすれば、こういった形で責任取ります、こういった改善しますというんであれば、こういう改善しましたよということを市民に知らせるというのは、当然の行政の仕事だというふうに思うわけですよね。それを何でしていないんですかという話ですよね。 ◎総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤豊君) 委員会からは当局に向けてですね、補助金の事務の在り方について、大変なご注意を受けたわけであります。それに基づいて、市長と副市長、教育長、理事者の3名の方だと思いますが、事務の在り方について、いささかの部分があったんで、市民にご迷惑をおかけしたということで、給料の減額の条例を提出されて、議決されたというふうに認識しておりますし、その部分については、当然広報等でお知らせがあったものというふうに私は認識しております。 ◆9番(安中聡君) 市民としては、はっきり言えば大々的なニュースになって、紅葉マラソンは結局どういう決着したんだというところというのが大変な問題になっていて、あれから2年以上ですよね、たった中でもまだどうなったのか分からない、安中さんの広報でようやく多少なりとも分かったよというような声もいただいたところです。こういうような状況というのは、普通本来あり得ないんですよね。なぜなら、百条委員会の行動に対して、行政側が実際にこういうふうなアクションをしました。おっしゃられましたけども、市長等の給与を減額しましたよ。それで以上ですというような形で広報に出されたという話ですけども、それじゃ何がどうなっているのか分からん。実際に自分たちの税金というのがどういう使われ方、どういう問題があったのかというのは、当然彼らの市民の税金で出されていたわけですから、知りたいところですし、そういったことというのは、しっかりと広報していただきたいんですよね。今からでも遅くないですから、ぜひともしっかりと市民が最終的な心の決着がつけられるように出していただきたいんですけども、これはどうなんですか。          〔「携わった人が倫理的に動けばいいんじゃないの」と呼ぶ者あり〕 ◎市長(伊藤勝美君) 今総務課長が答弁したとおりでありまして、広報でお伝えしております。先ほどありましたように、五泉市の補助金、助成金の出しようが甘かったということでございます。議員も先ほど冒頭申しましたが、役員でしたよね、よくご存じだと思っております。市の補助金の提出は適正にされていますし、適正に運営されています。いろいろな問題があってですね、そういう百条委員会で調査されたと、ちょっと時間過ぎましたけども、述べさせていただきます。よろしいでしょうか。 ○副議長(剣持雄吾君) はい、どうぞ。 ◎市長(伊藤勝美君) 調査されたと。調査するのは、よしあしを決定することではなくて、その活動そのものがどういったものかということを調査されたというふうに私認識しております。個人的な感覚かもしれませんけども、いろいろ諸問題があってですね、本当大変すばらしい活動をされたわけでありますけれども、そのお金の面につきまして、疑義があって調査されて、それがちゃんと議会広報で伝えられていますし、市といたしましても、それを真摯に受け止めましてですね、対応させていただいたというところでございますので、議員も役員として数年間関わられたわけでありますので、ご理解のほどお願い申し上げます。 ○副議長(剣持雄吾君) 休憩いたします。          午後 零時08分 休憩                                                      午後 1時31分 再開          〔議長、副議長と交代し議長席に着く〕 ○議長(林茂君) それでは、再開いたします。  午前中に引き続きまして一般質問を行います。  通告7番、桑原一憲君。 ◆6番(桑原一憲君) それでは議席番号6番、清流クラブ、桑原一憲。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。  昨日この壇上で伊藤市長が施政方針演説をされました。まちづくり、ひとづくり、しごとづくり、この3つを市政運営の柱として、一体的、効率的に推進することで、喫緊の課題である人口減少対策に対応する、こうおっしゃいました。令和も3年となり、1月31日現在の五泉市の人口は4万8,824人、令和に入った直後の令和元年5万人を割り込み、歯止めがかからない人口減少問題こそが五泉市最大の課題であると考え、この課題解決につながる3つの質問を通告させていただきました。  まず1件目、アフターコロナを見据えた新年度施策についてです。新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、東京23区に住む20代の人のうち3分の1以上の人が地方移住に関心が高まっているということが内閣府が実施した調査で明らかになりました。それによれば、東京23区に住む20代では、地方移住に関心が高くなったと答えた人が11.8%、関心がやや高くなったと答えた人が23.6%、神奈川、千葉、埼玉を含めた東京圏に住む20代も地方移住について27.7%の人が関心が高くなったと答えています。3密回避で地方への意識が高まり、テレワークの普及により、都市部のオフィスに出社しなくても仕事がこなせる。家賃の高い都会に住まなくてもいいのではないかと考える人たちが現れています。また、最初の緊急事態宣言下で、NTTが国内グループ280社の5割、日立製作所は3万3,000人の社員7割を対象に、在宅勤務にする方針を打ち出し、世間に衝撃を与えました。ところが、その後7月27日には、NTTが5割から7割に引き上げ、今年に入って、日立製作所は1都3県に2万2,000人の社員の在宅勤務率70%としていたものを85%に引き上げました。これは在宅勤務によって効率は落ちないんだということが実証されているということであると思います。実際の移住については、まだ大都市圏近郊で始まったばかりかもしれませんが、この流れは地方にも波及してくることは確実です。しかし、全ての地方がチャンスをつかめるわけではありません。このような変化にしっかりと対応し、受入れ態勢をスピード感を持って構築することが必要となります。  また、コロナ禍の所得、消費動向について、民間の調査会社によると、定額給付金を加えた可処分所得は大きく上昇している一方で、消費支出が激減し、その差額が貯蓄に回されており、新型コロナウイルス感染の収束後の反動増が大きく期待できるのではないかという報告もあります。これらを踏まえて、五泉市では新しい生活様式や所得、消費動向についてどのように把握、分析し、今後の施策、交流人口、関係人口対策、定住人口対策に反映させていくのか、お伺いいたします。  続きまして、2件目、デジタル化の推進について、今ほど申し上げた定住人口対策として、テレワーカーに対応していくこと、また様々な形で五泉市に関わる、五泉市の力になってくれる関係人口に対応していくためには、デジタル化の環境整備は必須です。また、新型コロナウイルス感染症の拡大、3密対策により、失敗を許容されない自治体においても、昨年9月に発足した菅内閣において、デジタル庁が新設され、縦割りを打破したデジタル化が進められており、行政サービスのデジタルシフトは、不可逆的、加速度的に進むものと考えます。ウェブ会議システムや業務のIT化、ペーパーレス化、行政手続のオンライン化などを五泉市におけるデジタル化の推進状況について、また全国の自治体で導入が進む24時間365日、多言語対応で様々な行政サービスを提供できるチャットボットについて、五泉市の対応及び見解を伺います。  最後に、3件目、3歳児健診での視覚検査における検査機器の導入についてお聞きします。私は、眼鏡業界で27年間働いておりますが、その現場で小児弱視の発見が遅れたご家族を何人も見てまいりました。近方に焦点を合わせることが困難な弱視の子に対し、落ち着きがなく怒ってばかりいたら、実は弱視が原因だったことを知り、それまで気づいてあげられなかったこと、発見が遅れたことで治療が困難だと知った親御さんたちは、後悔の念に駆られ、涙を流されます。3歳児健診で見つけて治療することで、ほとんどの小児弱視は治すことができると言われています。厚生労働省は、3歳児健診の徹底を自治体に促していますが、3歳児健診で弱視が見逃されるケースは非常に多く、体制が十分でないことが指摘されています。そんな中、機器を使った簡易検査を導入する自治体が近年全国的に増加しております。新潟県においても、機器の普及を進める新潟医療福祉大学の教授指導の下、燕市で昨年度事業化されております。昨日の施政方針で市長は、安心して子育てができるまちづくりをすると力強くおっしゃいました。五泉市でも速やかに導入し、一人でも多くの治すことができる小児弱視に対応するべきであると考え、お聞きいたします。私が壇上でこの質問をするのは今回が2度目となります。令和元年12月議会におきまして、3歳児健診での視覚検査の重要性について、また検査機器の有効性、操作性について議論させていただき、導入を要望しましたが、残念ながら予算化はされておりません。五泉市では、3歳児健診の重要性をどのように認識されておられるのか、また検査機器の導入についてどのように検討されたのか、お聞きし、壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 桑原議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、新型コロナウイルス感染症収束後を見据えた新年度の施策についてであります。これまでの国内の人口の流れといたしましては、東京への過度な一極集中により、地方において人口減少が加速する状況でありました。そのような中、新型コロナウイルスの感染が都市部を中心に広がり、昨年7月以降東京都からの転出超過が5か月連続で続くなどの状況が見られます。また、外出自粛が叫ばれる中、巣籠もり需要が後押しし、ふるさと納税が各地で伸びております。本市におきましても、令和3年1月末現在で、対前年度比136.5%となっております。このように今回の感染症を契機とした地方への関心の高まりをまち・ひと・しごと創生への流れにつなげていくためには、地域の魅力を高め、情報を発信することにより、交流人口や関係人口の増加につなげたいと考えております。そこで、令和3年度の取組といたしましては、Uターン・Iターン等促進事業により、地方移住に興味、関心のある人に対する相談会の実施やホームページを活用するなどして、本市の取組や魅力を発信してまいります。また、緊急事態宣言などの移動の制限にもよりますが、合宿誘致促進事業により、県内外の大学等の部活動合宿を誘致し、交流人口の増加に努めてまいります。このほか、本年秋にオープンする予定のラポルテ五泉を拠点として、さといもまつりや農業まつりなどとの連携事業や観光情報の発信などに取り組みます。また、新型コロナウイルス対応事業といたしましては、メディアシップで仮称五泉マルシェを開催して、市内への誘客を促進するほか、ごせんてくてくラリー事業や咲花宿泊キャンペーン支援事業などにも取り組み、市内店舗等の売上げの回復を図るとともに、本市への人の往来を促し、交流人口、関係人口の創出につなげてまいりたいと考えております。  続きまして、デジタル化の推進についてであります。今般の新型コロナウイルス感染症の拡大は、世界中の国と地域に極めて大きな影響を与えました。我が国においては、経済や生活に対する甚大な影響に加えて、新しい生活様式として、テレワークの推進や会議のオンライン化が求められている中、デジタル化の遅れ等の課題が浮き彫りとなったところであります。本市におきましては、新型コロナウイルス対策として、昨年4月よりウェブ会議が全庁的に増加しております。現在は、本庁舎内のインターネット環境を活用し、対応しているところであります。また、行政手続のオンライン化につきましては、昨年11月より子育てに関する手続において、マイナンバーカードを活用したオンライン申請を開始したほか、本年9月には総合会館などの公共施設の利用予約についても、オンラインによる受付を開始する予定であります。昨年策定された国の自治体デジタルトランスフォーメーション推進計画を受け、本市でも各種手続のオンライン化、手続のペーパーレス化について、今後さらに進めていく必要があると考えております。また、多言語対応のチャットボットでありますが、行政サービスや観光情報を提供する方法として、県内では長岡市や十日町市がホームページ等で提供しております。本市では、現在のところ導入しておりませんので、急速に進むデジタル化に対応し、市民や本市を訪れる観光客などの利便性向上のため、環境整備について検討を進めてまいります。  続きまして、3歳児健診での視覚検査についてであります。視覚検査につきましては、視力がおおむね6歳頃までに発達すると言われていることから、それを妨げる遠視や近視といった屈折異常などの病気の早期発見、早期治療につなげる重要な検査項目となっており、県が作成した乳幼児健康診査の手引書に基づいて実施しております。検査の精度を高める機器を用いた屈折検査は、屈折異常を発見するもので、検査を受けた1割程度が精密検査対象となり、その中の数名に屈折異常が発見されているとの報告もあります。このことから、検査をより正確に行えるよう、機器を用いた屈折検査の導入に向け、五泉市東蒲原郡医師会と協議を進めているところであります。さらに、包括連携協定を結んでいる新潟医療福祉大学より専門的なご指導をいただけるよう検討しております。今後早期に屈折検査が行えるように準備を進めてまいります。  以上であります。 ◆6番(桑原一憲君) それでは、ちょっと逆になりますが、まず3歳児視覚健診について先にやらせていただきます。  これ2回目になりますので、あまり深くはやりませんけれども、重要性は認識していて、医師会と協議していくということですけども、去年、おととしの12月議会ですかね、で質問させていただいたとき、市長は議事録にも残っておりますけれども、十分前向きに検討させていただきますという答弁をいただきまして、その表情からは私は満額回答というか、もうやっていただけるものだというふうに実感しました。ちょっとコロナとかがありましたので、その後あまり追及はしませんでしたけれども、今年度どのようになっておりますでしょうか。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) 3歳児健診での屈折検査ということでございます。今年度につきましては、今お話のありましたとおり、新型コロナウイルスの感染症の対策ということで、3密を避けるというような中で3歳児健診を実施しておるという状況でございました。屈折検査につきましては、現在行われていないという状況でございます。 ◆6番(桑原一憲君) さっき医療福祉大と連携していくというようなお話もありましたけれども、燕市で医療福祉大の教授の方が指導されて導入して、その結果発見が2倍になったということでございます。また、その教授は眼鏡の産地ですけど、鯖江の眼育というのもやっていらして、本当この機器の重要性というか、効果について非常に信頼性も高いし、操作性がですね、非常に簡単だということで、医師会とおっしゃいましたけど、多分燕市は視能訓練士がやっているかもしれませんが、一般の職員の方でも非常に簡単にボタン押すだけで1秒で検査できる機器です。五泉市で生まれてくる子供にはもう全員幸せになっていただきたいですし、夢を持っていただきたいと。夢を持って幸せに生活してほしいと思っていますが、市長どのようにお考えでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 先ほども申し上げましたとおり、医師会とですね、ご相談申し上げさせていただいておりますし、包括支援の協定を結んでいる医療福祉大学との検討も進めています。先ほど申しました答弁には、準備を進めていきますということをご理解賜りたいと思います。 ◆6番(桑原一憲君) 夢についてちょっと答弁いただけなかったんですけども、弱視が原因で諦めなければいけない夢というのは結構ありまして、運転手系、電車の運転手だったり、パイロットだったり、大型船の運転手だったり、いろんなことを諦めなければいけない。でも、弱視は早期発見、早期治療によってほとんど治すことができます。その重要性については、前回も議論させていただき、もう十分に検討するということだったので、今年度はのっていませんでしたけど、今のお話だと来年度は実施されるんでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 今ここで確定する答弁は差し控えたいと思っておりますが、先ほど壇上でですね、申し上げたとおりですね、準備を進めてまいりますということでありますので、ご理解のほどお願いします。 ◆6番(桑原一憲君) そのようなお答えを前回もいただいておると思うんですけれども、その際にですね、ガバメントクラウドファンディング、ふるさと納税を活用した、もし予算が関わることなので、そういったこともできるんじゃないかと私言ったんですけれども、その検討というのはなされましたでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 前のことは前のこととしてというとまた語弊がありますけれども、これからしっかり準備を進めていくということであります。弱視、屈折異常、これを早期発見してですね、やはり分からないわけで、そのまま当たり前に、当たり前という言葉変ですけども、過ごされて、6歳までに確定するというお話でありますので、それをやはり異常をですね、早期発見するにはそういう屈折装置が要るということでありますので、医師会並びに医療福祉大学と相談させていただきながらですね、準備を進めてまいりたいと考えております。 ◆6番(桑原一憲君) そういうことでしたらですね、医療福祉大学の教授は、五泉市でやるということになれば協力してくれると、もう既におっしゃっておりますので、ぜひお願いしたいと思います。  次にですね、デジタル化と人口対策について、関連いたしますので、ちょっと併せてお聞きしていきたいと思います。その中でちょっと皆さん聞き慣れない言葉かと思うんですけど、チャットボットというもの、24時間365日多言語対応ができるということで、全国の自治体で導入が進んでいるということで、先ほど答弁で長岡、十日町が利用しているというお話ありましたけど、新潟県でも幾つか利用されているということで、ほとんどの自治体ではごみの収集でまず利用されていると。いつ、ごみの分別ですね、とかそういったことで利用されているということですけど、五泉市ではごみの分別についてチャットボットを検討したということはあるんでしょうか。 ○議長(林茂君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) チャットボットにつきまして、これまで幾つかやっているというのは確認しましたが、検討してはおりませんでした。 ◆6番(桑原一憲君) 市長の答弁の中で、急速に進むデジタル化に対応して、観光などで利用していきたいというようなお答えをいただきました。おととし国民健康保険運営協議会で、富山県の南砺市に視察に行ってまいりました。人口規模五泉市とほぼ同じで、特定健診が日本で2番目ぐらいに高いということで視察に行ったんですけど、そこで観光でチャットボットを活用していくということで私調べていたら、先ほど羽下さんから議員控室で、南砺市というのは昨日定住のお話でされていた、移住のお話でされていた住みたいランキング北陸ナンバーワンだということでした。人口規模もほとんど同じですし、産業もそんなに多くないんじゃないかなと思うんですけれども、すごく先進的にやられているというところもございます。また、妙高市ではですね、移住者向けのAIチャットボットをですね、今年導入するということで、これ観光とか移住だけじゃなくて、防災とかですね、先ほど伊藤議員の質問にあったJRが運休したというお話ありましたけど、市営バスとの連動とか、公共交通にも活用できるんじゃないかなというふうに思いますけれども、そういったことで企画政策課で検討というのはされていますでしょうか。 ○議長(林茂君) 佐久間企画政策課長。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 多言語対応のチャットボットの関係でありますけれども、今までチャットボットの導入を検討したことはございません。 ◆6番(桑原一憲君) 今急速に進んでいるということで、今までなかったと思いますけど、ぜひいろんなことに使えるんじゃないかなというふうに思います。防災については、外国人も物すごく、うちの近所外国人のほうが多いくらいいますけれども、そういった方々防災無線聞いても分からないと思うんですけれども、そういった方々にも、素早く対応できますし、今年除雪ですごく苦情の電話が来たというふうに聞いておりますけど、そういったことにも職員がずっと対応していては、精神的にも、時間的にも非常にもったいないかなというふうに思いますので、まだそれほどでもないかもしれませんけど、これから行政の仕事をすごく楽にさせてくれるものじゃないかなとも思いますので、ぜひ検討していっていただきたいと思います。  そして、昨日デジタル化の質問がもう一件ありましたけれども、その中で公共施設のWi―Fi環境についてお答えがありました。市役所と支所と村松公園、それから指定管理者のさくらんど温泉と黄金の里、ふるさと会館、あと観光協会の駅前ですか、7施設のみということで、このほかは今後需要を鑑みながら検討していくということですけど、今年早速やるところとかですね、いうことはあるんでしょうか、それとも全体的に一体的な整備じゃないと駄目なんでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 昨日市長の答弁にありましたようにですね、必要性を踏まえて今後整備していくということで、まだ今年度からというふうなのはちょっと分かりませんけれども、今後整備してまいりたいと考えております。 ◆6番(桑原一憲君) 昨日GIGAスクール構想の話もありました。タブレットを小学校1年生から中3まで全員に配布しております。図書館での必要性について検討というのはされませんでしたでしょうか、それと関連して。 ○議長(林茂君) 鈴木図書館長。 ◎教育委員会図書館長(鈴木寧君) GIGAスクール構想の関係で、図書館についての検討というふうなお尋ねでありますが、今までのところ検討はしておりませんでした。 ◆6番(桑原一憲君) 直接図書館というか、当然中学生が配布されて、それを活用して、家庭学習するときにWi―Fi環境のある図書館でやりたいという子供たちも当然想定されると思うんですけど、その辺いかがでしょうか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 昨日もお答えさせていただいたんですけど、今導入して慣れるという段階ですので、将来的には子供がそれを持ってWi―Fi環境が整ったところでも学習ができるようには随時整備していく必要性が今後出てくるんだというふうには思っております。 ◆6番(桑原一憲君) 勉強は、やれと言われてやるよりも、自分で楽しいと思って積極的に覚えていくというのが一番覚えると思うんですけど、そういった意味では、通信というのが一番子供たちが自ら進んで勉強に取り組むんじゃないかなと思うので、ぜひ進めていただきたいと思います。  それから、体育の授業とか、部活動で今まだ整備している段階だというんで、多分まだやっていないんだと思いますけど、そこで使えるような環境整備は整っていますか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 体育館またグラウンドでもWi―Fiが活用できるような整備はしております。体育の授業でもお互いにマット運動とかを写して、体勢がどうなっているかなんて確かめながら、授業ができるような環境にはなっております。 ◆6番(桑原一憲君) 体育とかでも非常に有効に使えるんではないかというふうに私も考えております。バスケットとか、バレーボールとかでは、もう監督がタブレットを持って、コーチとか、監督がですね、もうやっているのを昔から見るわけですけれども、スポーツ推進課長、今年の高校サッカーの優勝校はどこだか分かりますでしょうか、全国。 ○議長(林茂君) 分からねば、分からねって言えばいいんだがな。 山口スポーツ推進課長。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) すみません、分かりません。 ◆6番(桑原一憲君) 今年は、山梨学院が優勝したんですけども、もう圧倒的有利と言われる絶対的王者の青森山田を倒したんですけど、今分からなかったというので分からないと思うんですけど、その勝因と言われている戦術はタブレットで、観客席からコーチが分析したデータを送って、青森山田を封じ込めて倒したということです。スポーツにおいても、スポーツ施設、総合会館においても必要性というのは検討されていますでしょうか。 ◎教育委員会スポーツ推進課長(山口広也君) 体育館、会議室におきましても、そういったことの必要性については、必要だというふうに考えているところであります。 ◆6番(桑原一憲君) 総合会館、特に管理棟だったところですかね、会議室とかではですね、絶対的に必要だと私は思いますし、私もたまにお借りしますが、必要性は感じていますので、需要は確実にあるというふうに思っております。今後いろんな戦術会議みたいなのをするときも、タブレットを用いるというのはもう当たり前の時代となっておりますので、ぜひ早急に整備していただきたいと思いますが、福祉会館についてもですね、ちょっとお聞きしたいんですけど、介護認定審査会はどこで開催されていますでしょうか。 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) 本年度前半につきましては、通常福祉会館を利用させていただいておりましたけども、テレビ会議等々の需要があるということで、現在は市役所の庁舎を使って、介護認定審査会のほうは行っております。 ◆6番(桑原一憲君) それは福祉会館でWi―Fi環境がないために、市役所に移動したということでしょうか。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) そのとおりでございます。
    ◆6番(桑原一憲君) 1月4日に新年が明けまして、伊藤市長が年頭の訓示で、デジタル化を推進していくというふうにおっしゃられたというのが翌日の新潟日報に掲載されておりました。そのときちょっと相談したんですけれども、なかなか需要があまりないのでということで、一体的に整備するにはもうちょっと需要の高まりを見たいというようなお話もあったかと思うんですけど、需要というのは間違いなくあって、声を出さないだけで、非常にあると思いますし、それは今声出している人は少ないかもしれませんけど、水面下には物すごい使っていらっしゃる方はいっぱいいますし、早急にやっていただきたいと思うんですけれども、市長いかがでしょう。 ◎市長(伊藤勝美君) デジタル化の推進というのは国の方針でもございますし、自治体またそれぞれの企業においてもあります。観光客並びに外国人並びに市民の皆さんがですね、それを大いに利用して、いろいろな情報収集また発信ができるということでありますので、一どきにとはできないと思いますが、計画を立てながらですね、していかなければならないと思っています。いろいろな面あろうかと思いますけれども、整備を検討してまいりたいと考えております。 ◆6番(桑原一憲君) もう本当にですね、早くやってほしいということです。さっき交流人口の導入として、ふるさと納税とか、Uターン、Iターン、合宿誘致事業とかとおっしゃられました。それもちろん大事ですけれども、ふるさと納税、今まで物の交流とかPRするのに非常に有効に役立っていたふるさと納税というのがありますし、あと合宿誘致事業というのは、むしろこっちに五泉市に住んでいる人たちにとってすごくいい事業だというふうに思いますけれども、それとは別に今回このコロナ禍において、やっぱり一番大きく変わったのは働き方が変わったということが一番大きくて、昔だったら絶対五泉市に戻ってこないような人でも戻ってくる可能性が出てきているということをしっかりとですね、認識してそれに対応する整備をしていっていただければなというふうに思っております。その中でも特に今回発信ということでいうと、ラポルテ五泉というのは答弁いただきましたけど、これはもう絶対に失敗できない事業であるというふうに認識していただいて、本当に皆さんで、私たちも含め力を合わせて、五泉市の発信をしていっていただきたいと思います。  それからですね、昨日ちょっと羽下議員と市長のやり取りの中で、ちょっと1個気になったことがありまして、先進性と熱量が必要であるというようなお話がありました。これについて市長どうでしょう、先進性と熱量について。回りくどくてすみません。先進性については、いろんな不妊治療とか、子育て医療とか、自信を持っていらっしゃると。熱量はあるんでしょうと思います。五泉市に足りていないところが五泉市民が五泉のよさを認識されていないというか、本当にいいところをまだ実感していないんじゃないかというようなことをおっしゃられていましたけれども、その辺実感するための事業というのはどんなものがありますでしょうか。 ◎市長(伊藤勝美君) 羽下議員の補足説明をさせていただきます。  いろいろな面あろうと思っています。実感していないということじゃなくて、よさを当たり前だと思っているということですよ。体現しているんです。しかし、それを外に発信する力が弱いと、この行政もそうですけども。そういったことをお話しさせていただいたわけであります。いろいろな面あろうかと思います。市民が幸せに生活するための施策をどのようにすればいいのか、このWi―Fi、デジタル化についてもですね、今学校が始まったわけでありますので、1年後、2年後、5年後という形になれば、もう本当に市内全域、そういったところでも整備しなければならないというのが現実でありますので、順次検討しながらですね、取り組んでまいりたいと思います。 ◆6番(桑原一憲君) 当たり前だと感じているということと発信力が弱いということなんですけど、それはすごく大事で、五泉市民が本当に自分たちが住んでいるところいいというふうに感じるというのはすごく大事なので、そのために何かしらいろんな事業においてそういった意識を持って進めていくということが大事じゃないかなと思いますし、あとSNSとかでも発信してほしいということで、それは発信してほしいんですけど、それにつながるための何かをですね、仕掛けをしていただければなとも思います。それと全く別なというかですね、それを解決する一つの方法として、外からの意見、五泉市の人が自然のよさ、当たり前だと思っているというのは、昨日横須賀の人とか、江東区の方とか、そういった方が本当五泉すばらしいねと言ってくださるというふうにおっしゃいましたけど、そういった五泉のすばらしさを外から見てくださる目、そして先見性とかですね、専門性を持った方、こういった方々をいろんな意見をですね、そういった方からの人材とか、意見を入れていく、そういった意味ではオンライン会議なんていうのは、非常に生かせていけるんじゃないかなと思います。第2次総合戦略の後期基本計画、今年予算にのっておりますけれども、新年度。まちづくり委員会のメンバーにそういった方というのは入っているのか、また入っていただく予定があるのかお聞きします。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 総合計画の後期基本計画の市民まちづくり会議の委員でございますけれども、公募の委員はですね、若干名入ってもらう予定でおります。 ◆6番(桑原一憲君) 今ちょっとお話ししたような市外の方からだったりですね、オンライン会議で入っていただけるような方というのは、今後そういう余地はありますでしょうか。 ◎企画政策課長(佐久間謙一君) 公募ですので、市外の方も当然申し込んでもらってオーケーなんですけども、市外限定というか、そういうのはちょっとなかなか難しい面がありますけれども、外からの意見は取り入れられるような形の市民まちづくり会議にしていきたいというふうに考えております。 ◆6番(桑原一憲君) それに関しては、非常に私この議員になってから感じた一番いい方法をちょっと提案させていただきたいんですけど、関係人口対策で五泉市の施策の中で、最も有効だというふうに私考えているのは、五泉応援団ネットワーク事業です。これおととしとその前ですかね、参加させていただいて、本当に五泉市のことを思ってくださって、本当専門性を持っていたり、すごく動いてくれたり、力になりたい、私も何回もメールもらって、複合施設どうなっているみたいなメールが来たりもしますけれども、コロナになったときは、ニットのマスクはこういうのがいいんじゃないかとか、もううるさいぐらいに提案されてくる方もいらっしゃいました。それが全部いいとは限りませんけれども、いろんな方がいますけど、その人たちは今までだったらふるさと納税で納税して地域貢献したいというふうに思っていたかもしれませんけど、直接自分たちが持っているノウハウとか、専門性を五泉市のために何とか生かせないかというふうに言ってくださっている非常に貴重な関係人口だと思います。こういった方々を生かすことが私アフターコロナというふうに書きましたけれども、伊藤市長これまで手堅い行政運営でインフラや建設事業を着々と進めてこられましたけど、これからはやっぱりそれをどう生かしていくかというのが大事だと思います。もし可能だったら一言お願いします。可能というのは、時間が。 ◎市長(伊藤勝美君) 今お話ありました県外、いろいろなことでネットワークでつながっているみたいですけども、そういった方がおられましたらご紹介をいただいてですね、こういう提案があったよ、こういうのがあったよというような話はですね、聞かせていただければありがたいと思っています。いろいろな方とお付き合いさせていただいておりますけれども、本当に来てみたい、話をしてみたいということは、私も直接伺っておりますので、そういう方を本当に大事にしていきたいと考えております。 ○議長(林茂君) それでは、通告8番、今井博君。 ◆8番(今井博君) 議席番号8番、日本共産党の今井です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  発言の前にですね、ちょっと申し上げておきたいんですけれども、私アレルギー症なんで、最近ですね、ちょっとしゃべるとせきが出るとせき込むという場面がありまして、非常に申し訳ありませんですけれども、ちょっとご容赦のほどひとつよろしくお願いを申し上げます。  4点について伺います。1点目は、空き家対策についてです。まちを歩くと、ところどころで空き家を目にします。草木が生い茂り、今にも倒壊しそうな空き家、動物のすみかと化した空き家、草木が道路にせり出し、通行の妨げとなっている空き家などを目にします。この空き家の問題では、これまで多くの議員が質問されていますが、一向に改善に向かっているとは思えません。むしろ空き家は増えているように感じます。一歩でも改善の兆しが見えればいいのですが、進展しているようには見えません。そこで伺います。まず、空き家の実態をお聞かせください。所有者が確認できる空き家は何件か、伺います。また、固定資産税の徴収の実態を伺います。それから、特定空家に指定されるまでの経緯を伺います。特定空家は何件あるのかを伺います。空家等対策協議会や空家対策会議の役割を伺います。空き家対策については、当面特別措置法の範囲で対策を進めるということか、伺います。  2点目は、生活保護についてです。格差社会と言われて久しい中、コロナ禍でさらに状況は悪くなっています。仕事も減り、節約の続く忍耐の日々を余儀なくされている生活困窮者の皆さんが大勢いらっしゃいます。3回の食事を2回や1回に減らし、ぎりぎりの生活を送っております。そこで、高齢者や障害者、学生など弱者の皆さんの駆け込み寺、最後のセーフティーネットである生活保護制度があります。残念ながら生活保護の申請の時点で、扶養届書を提出させられる、いわゆる扶養照会をさせられ、親族に知らされる、だから受けられないと、辞退をするしかないという方がたくさんいらっしゃる。扶養照会がネックになって、保護につながらない。五泉市はそうした困窮されている方を救うのが行政の役割と思いますけれども、いかがか伺います。また、扶養照会をどう捉えているか、伺います。  3点目は、PCR検査についてです。大勢の人がコロナ禍の下、先の見えない中で日常を送っております。東京や全国を見ると、感染拡大のスピードが減速し、感染者が減ってきているように見えますが、油断はできません。気を緩めれば大きな第4波が来るかもしれません。もう耐えられるのもこれで限界だと考える方も出てくるでしょう。新潟県を見ても、県央地域では変異ウイルスに感染した保育園児や従事者と思われる方などの施設のクラスター感染や高齢者施設や警察署や学校などもクラスター感染が発生しております。このような中、ワクチン接種が後ればせながら始まりました。時間はかかりそうですが、明るい材料です。しかし、これからが正念場です。一方では、無症状の感染者が広がっていてとどまることを知りません。これら無症状の感染者の発見や拡大を早く抑え、感染者の発生した地域を広く集中的にPCR検査を行い、拡大を防ぐことが早急に求められております。そこで伺います。行政検査はこれまで何人行っているか、伺います。また、個人の判断で検査を行った人は何人か伺います。高齢者は重症化しやすいので、高齢者施設の入所者や従事者を優先させてPCR検査をしていただいてはどうですか、伺います。  最後4点目は、大雪について伺います。数年に1度という大雪が気象庁の言うとおりになりました。ここ数年の少雪の中での今回のどか雪で、除雪が大変な状態となりました。幹線道路もまちの小路も除雪が後手後手に回り、追いつかない状況だったと思います。そこで伺います。まず、今回の降雪量の実態を伺います。農業関連の被害の実態を伺います。高齢者世帯の雪下ろしの実態を伺います。消雪パイプの不具合発生などがあったかを伺います。また、大雪による通勤通学バスの運行の実態を伺います。  以上で壇上からの質問を終わります。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) 今井議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、空き家対策についてであります。令和元年度の調査では、市内に639件の空き家を確認しております。そのうち周辺より苦情を受けた空き家101件について、所有者を調査したところ、相続人不明や実態のない法人名義等により、所有者が確認できなかった空き家は12件となっております。固定資産税につきましては、課税対象となる固定資産の所有者に対し、賦課徴収しており、所有者が不明となっている資産につきましては、相続人に照会するなどの対応をしております。  特定空家につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法で、そのまま放置すれば、倒壊等著しく危険となるおそれのある状態等と定義されており、空家等対策会議で空き家の状態や周辺への影響等を総合的に判断し、認定の可否を決定しております。なお、現在認定している特定空家は2件であります。空家等対策検討委員会は、平成26年度に立ち上げ、本市の空き家対策について協議してきたものでありますが、現在はそれに代わるものとして、平成27年度の空家特措法の施行に合わせて設置した空家等対策協議会で、その後の計画策定や推進に関して、専門的な立場から意見をいただいております。市独自の条例につきましては、平成26年度に条例の制定を検討いたしましたが、同年度に公布施行された空家特措法に条例の内容が含まれているため、法律に基づいた空き家等対策を推進していくということとしたものであります。  続きまして、生活保護についてであります。生活保護の申請手続につきましては、まずは面談により相談者の状況を把握し、制度の説明や他の支援内容などの助言を行った上で申請していただいているところであります。また、併せて調査同意書への記入もお願いしております。  次に、親族への扶養義務に関する調査についてであります。生活保護法第4条では、「民法に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は、すべてこの法律による保護に優先して行われるものとする」と規定されているため、扶養義務者への調査は必要と考えております。市では、聞き取りにより申請者の事情などについても十分配慮し、調査を行っております。今後も生活困窮者に対する最後のセーフティーネットとして、生活の保障と自立に向けた支援を適切に進めてまいります。  続きまして、新型コロナウイルス感染症のPCR検査についてであります。新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に感染が拡大し、緊急事態宣言が発令されており、県内においても、福祉施設などで大きなクラスターが確認されるなど、大変憂慮される状況となっております。現在発生状況は、全国的にも減少傾向となっておりますが、今後も予断を許さないものと考えております。新型コロナウイルス感染症の行政検査につきましては、感染症法に基づき、症状のある方や感染者の濃厚接触者などを対象として無料でPCR検査や抗原検査を実施しております。また、これとは別に本人の希望により、全額自己負担で受ける自費検査があります。行政検査におけるPCR検査につきましては、県内で2月23日現在3万6,606件が実施されておりますが、市町村別の実施件数は公表されておりません。また、自費検査については届出の義務はなく、市民が受けた件数を把握することは難しいものと考えております。なお、行政検査によるPCR検査の実施につきましては、医師、保健所の判断により実施されておりますので、対象者による優先的な順序はないものと考えております。  続きまして、1月に発生した大雪の状況についてであります。このたびの最大積雪は120センチメートルで、最大降雪量は五泉消防で58センチメートル、村松消防で54センチメートルを観測いたしました。農業被害につきましては、ビニールハウスの全壊が13棟、半壊が8棟、ビニールの破損が28棟、約700万円の被害が発生したところであります。高齢者等の世帯の雪下ろしに関する補助制度の利用状況でありますが、現在321件、約630万円の申請を受け付けております。  次に、消雪パイプの稼働状況についてであります。市では、市道のうち63キロメートルを消雪パイプで対応しております。この冬は4か所で井戸の不具合などで散水できない路線がありましたが、機械除雪で対応し、うち3か所は修繕を終えております。令和3年度は消雪パイプの新設、更新及び井戸掘削を計画しており、今後も継続して整備を進めてまいります。バスの運行状況でありますが、ふれあいバスにつきましては、大雪の影響により最大30分程度の遅れが生じたものの、減便や運休をせずに運行してまいりました。小中学校の通学バス及び公立の幼稚園、保育園、認定こども園の通園バスにつきましては、積雪によって道路幅が狭くなったことから、運行の安全が確保できないと判断し、1月12日から16日まで運休いたしましたが、除雪作業を進め、翌週の1月18日からは一部の路線でルートを変えるなどの対応を行いながら、運行を開始したところであります。  以上であります。 ◆8番(今井博君) この空き家をですね、認定されるまでの経緯をですね、ちょっと説明していただきたいんですけども。 ○議長(林茂君) 五十嵐環境保全課長。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 先ほど市長の答弁にもございましたが、そのまま放置すれば倒壊等著しく危険のおそれのある状態ということで、現地を確認した中で、空家等対策会議で特定空家の認定をしているということでございます。 ○議長(林茂君) 倒壊云々の前に、空き家というのはどこで空き家と認定するかということを聞いたんだろう。倒壊とか、そんな話じゃないんだよな。誰も住んでねがんを空き家というんだろう。特定空家の話していた。自分は空き家の話していたんだろう。空き家はどこで認定するんだかという話をしていた。こっちは特定空家として認定した場合の話して、あなたは空き家という判断はどこでするがんだと言うたんろ。  暫時休憩します。          午後 2時31分 休憩                                                      午後 2時31分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 申し訳ございませんでした。空家等特措法で言う空き家等という定義ですが、住所、その他の使用がなされていないことが常態化されているものということで、非常に曖昧なところもありますが、1年以上そこに居住されていない場合も空き家になりますが、その後また住まわれて空き家でなくなるというケースもあります。 ◆8番(今井博君) ちょっとそれと説明が申し訳ないけど、非常に悪いんで伝わらなかったと思いますけれども、空家等対策会議で決めると言われましたよね。 ○議長(林茂君) 特定空家をね。 ◆8番(今井博君) 特定空家を空家等対策会議で決めるということでしたよね。 ○議長(林茂君) 休憩。          午後 2時33分 休憩                                                      午後 2時33分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 繰り返しになりますが、特定空家につきましては、そのまま放置すれば倒壊等著しく危険となるおそれがある状態ということで、周辺の状況、影響等を総合的に判断して空家等対策会議で決めているところでございます。 ○議長(林茂君) じゃ、その空き家のメンバー誰だか聞けばいいんだがね。 ◆8番(今井博君) その会議のですね、メンバーその状況でお聞きします。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 五泉市空家等対策協議会委員ということで、1号委員、2号委員いらっしゃいますが、1号委員は専門の新潟大学工学部教授、弁護士会また司法書士会、土地家屋調査士会、宅地建物取引業協会、建築士会等でございます。(次頁に訂正あり)2号委員につきましては、新潟地域振興局地域整備部建築課、あと五泉市2名、企画政策課、都市整備課という委員構成になっております。 ◆8番(今井博君) 分かりました。そこで最終的な決定をされるわけですね、ということで認識をして・・・・ ○議長(林茂君) 今井さん、ちょっと待った。  休憩。          午後 2時35分 休憩                                                      午後 2時36分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 先ほど私のほうで、委員の構成ということで、協議会の委員ということでご説明しましたが、正しくは五泉市空家等対策会議ということで、訂正しておわび申し上げます。  その会議の委員につきましては、副市長をトップとしまして、あと・・・・ ○議長(林茂君) さっき入っていなかったねか。          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 静かに。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) トップとしたあと10名の関係課長から成っております。 ○議長(林茂君) 要するに副市長を含めた10名の課長ということかね。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 入れて10名。 ○議長(林茂君) 自分も委員になっているか分からなかっただろう。ということだそうです、今井さん。 ◆8番(今井博君) 対策会議と協議会と逆だったということで、メンバーの内容をちょっと今お知らせしていただきましたんで、ありがとうございました。  それで、この特定空家に対してですね、特定空家をまずこの対策会議で決定するということで、決定をしまして、修繕や撤去や指導などを勧告または命令することができるということなんですけれども、この指導や勧告、命令などをですね、これまでに何回かといいますか、どれだけされたんでしょうか、その実態をちょっと伺います。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 回数まではちょっと今手持ち資料にございませんが、指導は行ってきております。 ○議長(林茂君) 答弁になっていねねっか。  休憩。          午後 2時38分 休憩                                                      午後 2時39分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) これまで2件特定空家に認定されていますが、そのうち1件につきましては、計4回建物の適正な管理をお願いしますということで、指導を4回行っております。 ○議長(林茂君) だっけ、どこだ。  暫時休憩。          午後 2時40分 休憩                                                      午後 2時41分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 適正なる指導をお願いしたのは、所有者が判明しています1件で、4回指導しております特定空家に認定されたところにつきましては。あとほかに先ほど認定されていない空き家があるわけですが、そちらについては所有者を確認して、周りに安全の確保ができない場合は、所有者のほうに適正な管理をお願いをしたいということで、通知を出しているところでございます。 ◆8番(今井博君) 分かりました。指導されているということで、例えば結果のところでですね、これは個人の財産になるということでは、市の助言、命令に違反した人には過料ということで50万円以下の罰則を設けているということなんですけれども、過去にですね、特定空家について、解体とかをやったということはありますかね。解体までいったことはあるんですか。 ◎環境保全課長(五十嵐剛君) 特定空家について、解体を行ったところはございません。 ◆8番(今井博君) そうしますと、これちょっと個人情報ということで、どこどこというのをはっきりとちょっと言わないようにしたいんですけれども、村松のですね、あるお宅のところで、あるお宅の両端がですね、空き家になっているんですよね。その空き家ということで、この大雪があり、すごい強風があったわけなんですけども、その大雪のときに強風があったということで、その強風によってですね、その空き家のトタンがですね、外れそうになったということで、今ばたばた、ばたばたというような状況で、もう少し強風が長く続けば、ひょっとしたら外れて、隣のお宅またはそこを通る通行人とか、お隣だけじゃなくて、ひょっとしたら外れてしまえばほかの通行人だけじゃなくて自動車にも当たるというようなことがあり得るわけですから、何とかしてほしいということで、環境保全課の方からですね、来てもらって見てもらったと。その当時については、消防署の方からも応援をいただいて処理をしたというようなことなんですけども、何とかしますよということで、個人の財産になる、だから慎重にというように、その慎重にというのがちょっとそれがネックになっているんじゃないかなというようなことで、慎重はいいわけなんですけども、慎重になり過ぎてですね、慎重に進展をさせるというような、慎重に対応するというようなことについて、その慎重にというののそれをですね、かこつけるといいますかね、そんなふうに思うんですよ。結局の話が慎重に検討を進めているというところでは分かるんですけれども、このままでいったらですね、空き家がですね、一つもいい結果といいますか、例えば解体するんだったら解体する、空き家はまた再度活用して、利活用につなげていくというような、そういうふうなことにつなげられない限り、この空き家については何も解決されないというのが今現実ではないかなというように思ってはいるんですけども、そこいら辺ちょっと市長一言お願いします。 ◎市長(伊藤勝美君) 空き家の数が639棟あるわけでありましてですね、大変憂慮しております。今ほど今井議員からお話ありましたそのお宅ですね、また改めてご指導いただいてですね、うちのほうでやはり適正管理、所有者はっきりしていると思うわけでありますので、適正管理をお願いする。また、それでできなければこちらでやりますよという、どこまでできるか分かりませんが、その費用は所有者が持つわけであります。これはそういうことになっておりますので、黙って手をかけられないというところが現実でありますので、その辺を鑑みながらですね、周辺住民のまた歩行も、また隣の住居等に被害が起きないように、被害があったときにはあなたの責任ですよということになるわけでありますので、その辺を強く指導しながらですね、適正に管理を進めていきたいと、このように考えております。 ◆8番(今井博君) 今日は、その場所をはっきりとちょっと報告をしませんでしたけれども、伊藤市長分かっておられるわけなんで、ぜひそこいら辺を犠牲者が出る前にですね、何かが起こる前に解決をしていただきたいなと、そう思いますんで、ひとつよろしくお願いします。  それから、ちょっと時間がなくなってきました。非常に下手な質問ばかりで時間を食ってばかりいるんですけれども、生活保護についてなんですけれども、生活保護について、この前のですね、NHKの夜11時半からの解説というのを見ていまして、今生活保護を受けられている方は、受けたいと、申請すれば受けられるような方がいっぱいいらっしゃるわけなんですけれども、その中で今生活保護を受けているのは22.6%、約2割だけというような今状況だとNHKの解説で説明をされていましたけども、そういうことでは、逆に言いましたら8割の方が生活保護を受けたくても受けられないと、何とかしてほしいというふうな内容なんですけれども、残念ながら生活保護を受けている方は、2割ちょっとというようなことで、その8割の方が非常に大変な苦労をされているというようなことはイメージされます。  そういう中でですね、その一番のネックになっているのは、生活保護を必要な世帯の2割しか利用できていないということで、生活保護の申請をする時点で、今扶養照会というのがあるんですけれども、保護を受けるためには、親族に保護をこれから受けますからと、受ける申請をされるから、その前に親族、親類縁者に連絡をすると。資産の内容とか、いろいろと兄弟とか、いろんなことを聞かれるということで、それが聞かれるのが嫌で申請をしないと、聞かれないんであれば申請をするけどもということであります。生活は苦しいけれども、生活保護を利用したくないというようなことが非常に多いと。3人に1人が家族に知らされるのが嫌だというような方がいらっしゃって、まずは扶養照会がなければ申請をするけども、あるがために申請ができないというような、そういうふうな状況、それが今問題になっているのは、その扶養照会ということであります。この我が党の小池晃書記長がですね、国会の質問で扶養照会は法律事項ではなくて、義務ではないというような、これは小池晃書記長の質問で田村厚生相が答弁されました。申請をためらわせるような扶養照会はやめてくれと、やめるべきであるというようなことなんですけれども、ここいら辺は先ほど市長が言われましたように、扶養照会はやるんだというような姿勢だということを伺いましたけれども、だから2割の方にとどまっていると。8割の方にも生活保護を受けてもらいたいと。受ければ、何とか苦労が報われるということになると思いますけれども、そこいら辺市長どう捉えられているか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(林茂君) 渡辺健康福祉課長。 ◎健康福祉課長兼社会福祉事務所長兼五泉市障がい者基幹相談支援センター所長(渡辺彰君) 市長答弁でも申し上げましたけれども、生活保護法に扶養義務者の扶養が優先するというような旨のことが書かれてございます。私どもとしましては、法律の手続に従って、手続を進めさせていただいておりますが、相談者の方には真摯に対応させていただいているつもりでございます。 ◆8番(今井博君) ぜひともですね、この扶養照会が義務ではないということなんで、田村厚生大臣がですね、答弁されているということで、義務ではないというところは大いにですね、認識していただいて、これからコロナ禍の下で大変な生活をされている方は増えると思いますけれども、ぜひ相談に乗ってあげていただきたいなと、そういうふうに思っております。ひとつよろしくお願いします。  ちょっと時間がないので、あともう2分ということなんですけれども、ちょっとPCR検査については、ちょっともう1分しかないんでね、申し訳ないですけど、大雪の件でちょっと。今シルバー人材センターを活用して頼まれるというような方が非常に多くなっておりますんで、そこいら辺ですね、シルバー人材センターへの依頼というのは何件来ているかどうかということ。 ○議長(林茂君) 林高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) 先ほど市長が答弁されましたとおりですね、321件の屋根の雪下ろしがございました。ただ、シルバーさんのほうで軽度の玄関周りの除雪というところもやっておりますけども、今その件数については、ちょっと今手持ちに資料がございませんので、申し訳ございません。 ◆8番(今井博君) シルバー人材センターで、このどか雪ですからね、皆さん雪下ろしとか、雪かきは必要だというようなときには、もうみんな集中するわけですから、人材がいなくなると思いますけれども、そこいら辺のフォローというのはあったんでしょうか。 ◎高齢福祉課長兼五泉地域包括支援センター所長兼村松地域包括支援センター所長(林学君) 雪が降れば皆さん同じ状態になりますので、なるべく待っていただくなりなんなりしながら調整をさせていただいてということで対応させていただいたかと思います。 ○議長(林茂君) 10分間休憩します。          午後 2時58分 休憩                                                      午後 3時11分 再開 ○議長(林茂君) それでは、再開をいたします。  休憩前に引き続きまして一般質問を行います。  通告9番、波塚静亮君。 ◆3番(波塚静亮君) 議席番号3番、日本共産党の波塚でございます。本日最後の質問になりますので、気を入れて質問していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  前段にですね、ちょっと今調べていたらですね、全国幸福度ランキング、それから生活度ランキングというのがあるんですね。2020年コロナで明けてコロナで暮れてという、まだ収束していない状況ですが、そういう中でですね、幸福度ランキングいわゆる1位が宮崎、2位が沖縄、3番、これどこかな、ちょっと分からないですね。それから、新潟県はどの辺に位置するかというと43位、幸福度ランキングでは43位です。生活満足でいうとですね、1番は、沖縄です。2番、福岡です。45位が新潟県です。最後は秋田県です。秋田県別にどうこうというわけじゃないんですけども、先ほどからね、やっぱり本当に住みよいまちづくり云々という中でですね、非常に雪も降りますしね、非常に大変な環境の中で生活していかなきゃならないやっぱり厳しさがあるのかなというふうに思います。4府県でコロナ緊急事態宣言、今月末に解除するという方向と、それから1都3県でもですね、3月7日以降は解除するという方向が出ております。ただ、世界的にはワクチン接種も始まりましたし、日本においても、医療従事者関係の接種始まったとはいえですね、前途多難だなというふうに思います。第3波は大分落ち着いてきましたけれども、油断はできないというのがですね、現状だというふうに思いますので、引き続きね、感染対策注視していかなきゃならないというふうに思います。アフターコロナとまだ言える状況ではないというふうに私は思います。アメリカで死者50万人、ヨーロッパはいまだロックダウン中です。全世界の感染者は1億1,000万人、死者247万人、その中でもアメリカはトップクラスですね、2,800万の感染者、そして50万の死者です。これ見てもですね、とても収束と言えるような状況ではありません。  それから、私たちは気をつけなきゃならないのはですね、コロナ変異株、今イギリス由来のですね、変異株が日本でも発見されてきております。昨日の新聞でしたかね、調べましたら、新潟県においてもですね、埼玉の38件に続いてですね、29件、新潟なんですね。188件のいわゆる変異株感染者の中で、新潟県が2番目に高いんですよ。クラスターが多分あるんだと思うんですけども、そういう意味からもですね、決して油断できないということはですね、押さえどころではないかなというふうに思います。  それから、このコロナ禍の中でですね、パンデミックの中で、持てる者と持たざる者のですね、格差が急激に広がっているというのも特徴です。経済はですね、回らなくなっているんだけども、一方でビリオネアと言われるですね、昔は百万長者でしたけども、今は億万長者、もっといくんですね。国家予算を超えるような資産を持つ方々が世界中にいるわけですね。このコロナ禍の1年間の中で、欧米のビリオネアは1.6倍に資産を増やしたと。それから日本においてはですね、2倍を超える資産を増やしたといいます。それから最近の報道ではですね、実体経済とは別に、株価が3万円超えたと。まさしくバブルの状況だというふうに思います。こうした中で、倒産件数もかなり増えてきている。それから、雇い止めも7万8,000件、8万件というふうな状況、それから潜在的なですね、いわゆる非正規労働者、パート、アルバイトの方はですね、主に女性になりますけども、約80万人のいわゆる現在失業、雇い止めになっているということでございます。言ってみれば弱い立場の人はさらに弱くという現実がですね、広がっています。経済の格差がすなわち命の格差に直結するというのが今の日本の、世界の状況だというふうになります。特に女性にですね、しわ寄せがいっているということで、全国的にも報道されておりますが、自殺者が増えていると。特に女性の自殺者が増えている。いろんな要因がありますから、一概にね、言える話ではありませんけども、間違いなく経済的な困窮、その他コロナにまつわる自粛生活の中で、やはり精神的な圧迫を受けながらですね、経済的な安定が取れない、やっぱり衣食足りて礼節を知るじゃないですけども、やっぱり苦しい生活の中でね、余裕のない中で、なかなか幸福感を感じるというのは困難な話だというふうに思います。  政府の第3次補正で持続化給付金もですね、家賃支援給付金も出ません。コロナ禍に苦しむ国民への支援はですね、今回の政府の予算では、残念ながらあまり見られません。今医療に携わっている人たちに本当の支援をしていかなければならないと思いますけれども、そこにも十分な支援が行っていません。こうした国民的な苦難に対してですね、五泉市として、五泉の市民を守る、五泉市市民の苦難をですね、守る取組としてぜひ以下に述べるところについてですね、対策を講じていただきたいということでございます。コロナ禍市民苦難の軽減を、来年度予算、国の臨時交付金等を活用し、市民の暮らしと地域経済を守ることを求めます。  ①、子育て支援の拡充を求めます。先ほどもありましたけれども、いろいろ施策としてはね、非常に先進的なことをやってきたと思いますけども、この際ですね、子供は社会の宝ですから、子供の医療費の完全無料化の実施を求めたい。それから、学校給食についてもですね、完全な無料化の実施をしていただきたい。それから直接あれですけども、就学援助の拡充ですね、先ほど生活保護の問題ありましたけれども、生活保護の基準と就学援助、連動していますので、そこの対象世帯の拡大をお願いしたい。それから、一人親世帯の支援金の支給、これ今回どこにもないですから、何とかですね、やっぱり一番苦しいのは一人親世帯、特に女性ですよね、そこに的を当てたやっぱり支援をしていただきたい。それから飲食業者、旅館これ多分これからの計画の中で具体化されるんだというふうに期待しておりますけども、私のほうにもですね、飲食業者の方がいらっしゃいまして、私新聞を配ったりしていますので行くと、今日お客さん5人しかいなかったよというんでね、途中で飯食う予定なかったけど、飯食って帰ってくるというようなこともありました。本当にですね、自粛生活が続く中で、やっぱり飲食業者相当苦しい状況にあります。ぜひここにですね、手厚い支援をお願いしたい。それから、高齢者低年金者への支援の具体化をお願いしたいというふうに思います。  それから大きな2番、五泉市の防災対策について。原発事故はその特性からですね、放射能汚染など広域にわたることが想定されます。先日も大きな地震があって、びくとしましたけども、原子力災害から市民を守る五泉市の諸施策について伺います。また事業者のですね、適格性という問題もですね、無視できないというふうに思います。中央制御室に要するに資格のない方が入ってしまうとか、それからその後工事未了があったりとか、本当に困った話だなというふうに思います。これは別に原発再稼働に賛成する人も反対する人も同じ思いだというふうに思います。この間の一連の東電の不祥事に対して、伊藤市長の見解を伺います。また、ぜひこの機会に再稼働の是非についても伊藤市長の見解を伺います。五泉市の問題じゃないというふうな問題もあるのかもしれませんけども、五泉市民に関わる問題としてですね、特にこの冬場のときにですね、偏西風というんですかね、季節風が柏崎のほうからかなり入ってくるんですよね。ですから、放射能汚染になった場合には、気流に乗ってきます。そういう意味でもですね、再稼働の是非の問題についても見解を伺いたい。  それから、核絡みですけども、五泉市非核平和都市宣言の具体化についてということで、平成18年1月1日に合併したときにですね、五泉市非核平和都市宣言がなされています。本年1月22日に被爆者の悲願であった核兵器禁止条約が発効しました。ぜひ伊藤市長見解と今後の本市における平和への取組をお伺いしたいというふうに思います。  以上、壇上にての質問を終わらせていただきます。 ○議長(林茂君) 市長。 ◎市長(伊藤勝美君) それでは、波塚議員のご質問に順次お答えいたします。  初めに、コロナ禍における市民苦難の軽減についてであります。新型コロナウイルス感染症は、本市の市民生活や経済活動に大きな影響を与えており、まずもって困難な状況の中、落ち着いた行動を取られている市民の皆様、また収入が減少しているにもかかわらず、経営継続の努力をされている事業者の皆様とともに、この難局を市も一つになって乗り越えていきたいと考えております。これまで市では、一律10万円の臨時給付金をはじめ、一人親世帯への臨時給付金、小規模事業者に対する事業継続支援給付金、咲花5000宿泊キャンペーン、三密対策促進補助金、小規模事業者支援インフラ維持修繕事業、マスクや消毒液の購入、避難所対策、オール5000どこでも使える商品券の発行、修学旅行のキャンセル料補助など様々な事業を行い、感染の拡大防止と市内経済の下支えを行ってきたところであります。今後とも子育て支援並びに地域経済の振興につきまして、今以上に取り組んでまいりたいと考えております。  依然として新型コロナウイルス感染症の収束は見通せない状況でありますが、新型コロナワクチン接種の効果に大いに期待するところであるとともに、多くの市民の皆様から接種へのご協力をいただきたいと思っております。先般私一番最後に接種を受けますと申し上げました。怖くて接種を一番最後と言ったつもりはないわけでありまして、適時適宜に私も接種したいと思っております。市民の皆様にもですね、全員が接種されますよう広報活動に努めてまいりたいと思っております。  さて、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、1月28日に成立いたしました国の第3次補正予算において、3億4,500万円余りが本市に追加配分される見込みとなっております。この追加配分される交付金につきましては、令和3年度当初予算で計上しました6事業のほか、今後の感染症の状況や市内経済の動向を踏まえながら、補正予算を編成し、引き続き感染の拡大防止と地域経済を支える取組を行ってまいります。  続きまして、五泉市の防災対策についてであります。初めに、昨年9月柏崎刈羽原子力発電所建屋内に他人のIDカードを使用し、不正に入域した件や7号機の安全対策工事の一部が未完了であった件などについてであります。新潟県や市町村に報告が遅れたことに対しては、誠に遺憾でありますが、改善と品質向上に向けて、今後の発電所業務全般において取り組んでいくとの報告を受けております。再発防止に向けて、原子力規制委員会や県、立地自治体の指導、意見を基に、改めて適切に対応していただきたいと考えております。  次に、原子力安全対策の取組についてであります。原子力防災は専門性が高く、県内の各市町村では、単独での体制整備は困難であるという見解から、平成23年に市町村による原子力安全対策に関する研究会が立ち上がったところであります。おおむね3か月に1回程度会議が行われており、新潟県原子力安全対策課などと連携し、県下での原子力防災訓練の実施、また避難所運営や避難受入れ体制などのマニュアルの策定に向けて協議を行っているところであります。単独市町村での対応が難しい施策であることから、今後も広域的な原子力再災害対策について、研究会をはじめ、県や立地自治体などと連携して取り組んでまいります。また、市役所本庁敷地内に設置してある線量計の測定値については、定期的に確認しており、通常の数値となっております。原発の再稼働につきましては、引き続き慎重な議論が必要であり、県が各市町村の意見を取りまとめた上で、県と立地自治体との協議が最優先であると考えております。その上で、立地自治体以外の市町村は、原子力防災に関する意見交換の場で意思疎通を図るべきと考えております。  続きまして、五泉市非核平和都市宣言についてであります。初めに、核兵器禁止条約の発効は、核兵器のない世界の実現に向けた大きな一歩であると考えておりますが、その一方で、核軍縮を進めつつも、安全保障上の観点から同条約には参加しないとの政府の判断であったと認識しております。核兵器禁止条約の批准については、国の外交、防衛に関わるものでありますので、国において適切に対応していただきたいと考えております。  次に、本市における平和への取組であります。旧五泉市では、核兵器の廃絶と恒久平和を願い、昭和60年8月6日に非核平和都市宣言をいたしました。その精神を引き継ぎ、合併時の新五泉市でも、平成18年1月1日に非核平和都市宣言をしたところであります。以来、非核平和事業を行う団体への補助や核兵器がもたらした悲惨な歴史や平和の尊さについて学ぶ機会として、平成30年度から広島平和記念式典中学生派遣事業を実施しております。また、令和元年度には、平和のつどいを開催し、広島に派遣された中学生の体験発表や戦争体験者の講演会を行ったところであります。核のない世界の実現のために、今後も事業を推進してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◆3番(波塚静亮君) 1番のところですね、子ども医療費の無料化についてはですね、かなり全国的にも施策が広がっていて、五泉市の場合で言うと通院で530円、それから入院で1,200円ですかね、非常に大きな貢献しているというふうに思います。ましてや、高校3年生までですね、卒業までというのは、全国的に見てもですね、非常に高いレベルだというふうに認識しております。それをあえて言うんですが、この機会にですね、ぜひ無料化を実現していただきたいというふうに思います。実態としてですね、子ども医療費の完全無料化をするために、どのぐらいの金額がかかるのか教えてください。 ○議長(林茂君) 飯利こども課長。 ◎こども課長(飯利義孝君) 私ども試算したところによりますと、年間で3,400万円ほどの経費が必要というふうに考えております。 ◆3番(波塚静亮君) その際にですね、県内でもですね、完全無料化に移行している自治体もあるやに聞きます。つかんでいる情報がありましたらお教えいただけますでしょうか、自治体名含めてですね。 ◎こども課長(飯利義孝君) 他市の状況でございます。阿賀町、それから出雲崎町、魚沼市、湯沢町の4市町が完全無料化というふうに聞いております。 ◆3番(波塚静亮君) ぜひ前向きにですね、今後とも検討していただきたいということで、子ども医療費については終わります。  学校給食の完全無料化の実施をですね、完全無料化一気にいけるかどうかという問題ありますけども、就学援助制度もありますしですね、いわゆる小中学校は義務教育ですからね、給食費ぐらいは完全無料化でもいいんではないかなというふうに私は個人的に思いますけども、完全無料化した場合にどのぐらいの財源必要か、教えていただけますか。 ○議長(林茂君) 伊藤学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 小中学校合わせまして、給食費年間約1億9,000万円ほどかかっております。 ◆3番(波塚静亮君) なかなか大変な金額でございますね。ちなみに教えていただけますか。小学校と中学校の給食代は月お幾らになっておりますか。 ○議長(林茂君) 暫時休憩。          午後 3時33分 休憩                                                      午後 3時33分 再開 ○議長(林茂君) 再開をいたします。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 申し訳ございません。給食費ですけれども、小学校5万6,550円、中学校ですと6万4,350円が月の単価・・・・ ○議長(林茂君) 年間か。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 申し訳ございません。年間の金額になっております。失礼いたしました。 ◆3番(波塚静亮君) 引き続き検討していただきたいと。それから併せてですね、学校給食にいわゆる地元の産品ですね、どのぐらい使っていらっしゃるんでしょうか、分かりましたら。 ○議長(林茂君) 休憩します。          午後 3時34分 休憩                                                      午後 3時34分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 詳しい確かな数字は今あれですが、25%から30%程度だったというふうに記憶してございます。 ◆3番(波塚静亮君) 私の時代はパンでしたので、今は米飯給食ですよね。そういう意味では、随分変わっている。私が小学校の頃は60年前ですからね、変わっているのは当たり前ですけれどもね。  別な質問に移ります。就学援助についてですね、ちょっとお聞きします。就学援助について、今対象世帯というか、受給されている方、利用されている世帯はどのぐらいになりますか。世帯数と人数を教えてください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 1月末現在で、世帯数と人数同じなんですけれども、小学校は278名、中学生は178名の該当・・・・          〔何事か呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 阿部君と佐藤君、静かにしてください。 ◆3番(波塚静亮君) 278名、178名ということですが、パーセンテージで言うとどのぐらいになるか教えていただけますか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 小中学校合わせまして、約14%という数字になっております。 ◆3番(波塚静亮君) 14%、この間コロナ禍でですね、文部省のほうでいろいろあれしていますけども、2020年家計急変を理由にですね、就学援助の案内が多分来ていると思うんですが、そういう案内は、五泉市ではやられておられますか。 ○議長(林茂君) 休憩します。          午後 3時36分 休憩                                                      午後 3時37分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 井上教育長。 ◎教育長(井上幸直君) 申し訳ありません。ちょっと私の記憶にはないんですが、ただ五泉市の場合には、就学援助の受付につきましては、年間を通して行っておりますので、急変があったときにまた申し込んでいただければ、受付をして検討させていただくということになると思います。 ◆3番(波塚静亮君) 絡めてですね、就学援助というのは要するに経済的に困窮している家庭が利用するものですから、そのプライバシーというかですね、そういうのは非常に微妙な問題あると思うんですね。どういう案内をしているか教えてください。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 学校からですね、全児童に対して申請書を配布して受け付けるという形にしております。 ◆3番(波塚静亮君) 全児童に配布をして、いわゆる該当しない方は申し込まないんですよね。その辺のところの配慮というのは何かあるんですか。 ○議長(林茂君) 休憩。          午後 3時38分 休憩                                                      午後 3時38分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 学校に持っていくと、誰が持ってきたというふうに分かるといけないので、提出するところは教育委員会に提出してもいいですよという方法を取っております。          〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(林茂君) 休憩。          午後 3時39分 休憩                                                      午後 3時39分 再開 ○議長(林茂君) 再開します。 ◆3番(波塚静亮君) 非常に微妙なね、ところの問題ですので気をつけていただきたいというふうに思います。  それから、先ほど生活保護の問題が出ておりますので、併せてちょっと聞きたいと思っておりますが、昨日、おとといあたりの新聞でですね、大阪の裁判所かな、地方裁判所で要するに生活保護基準の切下げの問題について違憲であるという判決が初めて出たんですね。要するに算定する段階の要するに物価水準であるとか、そういうのが要するに妥当ではないと、単純に言えばね。高くなったときから比べて下がっているとかね、それで比較したら切下げ率が非常に高くなるということもありますので、生活保護基準が変わりますよね。変わったときに要するにそれに連動して就学援助を受けられる方の所得基準も変わるんですよね。
    ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 県内の市町村ですけれども、国の生活保護費が変わるのと連動している市町村もあるんですけれども、五泉市では国が定める特別支援教育就学奨励費の所得基準を準用しておりまして、この基準が平成24年度の基準額になっておりますので、今下がってきている中で該当しなくなったような方は、いらっしゃらないというふうに考えております。 ◆3番(波塚静亮君) それは結構なことだというふうに思います。ありがとうございます。そうはいってもですね、各自治体によって生活保護基準に対して何倍というのがですね、生活保護基準に対して、1.4倍とか1.5倍とかという基準がありますけども、五泉市はどのような基準になっておりますか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 国が定める平成24年12月末現在の基準額の1.3倍の基準としております。 ◆3番(波塚静亮君) 1.3倍ということですので、私の資料によればですね、一番高いところでですね、阿賀野市が1.5倍というふうに基準を改正しております。低いところですと1.0倍というところがあって、1.3倍とおっしゃいましたよね、大体多くの自治体が採用しているのが1.3倍ですので、この基準も含めてですね、もう少しお隣の阿賀野市の例もありますので、基準の見直しをですね、進めていただきたいなというふうに要望したいというふうに思います。  それからですね、私もあまりよく分からない部分があるので、教えていただきたいんですけども、いろんなあれがありますよね、支給されるあれががありますよね。年間例えば学用品費であるとか、通学用品費であるとか、これからでいうと、入学準備金ですかね、新入学の小中新入生ですね、そこの今支給額は幾らになっておりますですか。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 小学生ですと5万2,000円程度、中学生ですと6万1,000円程度となっております。 ◆3番(波塚静亮君) これは、どのような使い道をされる予定、何でもいいのね。 ◎教育委員会学校教育課長(伊藤順子君) 通学用のかばん、靴、あとは制服等入学に必要なものが該当いたします。 ◆3番(波塚静亮君) ちなみにですね、ご家族の方からちょっとお声が上がっているのはですね、制服が高いという声が寄せられております。それで、要するにデザイナーズブランドですかね、何かかなりお高い、私なんか着ないようなものみたいです。お幾らするんでしょうか。 ◎教育長(井上幸直君) 制服につきましては、似たような要望というか、ご意見が教育委員会にも届いております。男女によって違うわけですし、中学校の場合ですね、制服はね。中学校の学校が決めるものでありますから、4中学校それぞれ制服が違うわけですが、男子生徒の場合には、通常の学生服とちょっと高めの学生服もあるんですが、4万円程度、4万円から4万5,000円程度だと思っております。女子生徒の場合には、学校によって随分形が違うわけですが、5万円程度からあるわけですが、夏服を用意している業者がございますので、冬服、夏服を全部トータルすると8万円程度になる学校があることはあります。校長会でも、そういう指摘があるので、今後制服につきましては、見直しをしていかなければならないんじゃないかということで、私のほうで各学校の4人の校長先生方には話をしてあるわけですが、最終的には校長の判断とともに制服を決めるのは、PTAの関係があるだろうと思いますので、PTAの皆さんとの話合いがこれからある学校もあるのではないかと思っています。 ◆3番(波塚静亮君) 私が着ているものよりずっと高いんでね、びっくりしました。ほとんどじゃ制服代で消えてしまうということで、ぜひその辺ですね、選考方法も含めてですね、見直しをしたほうがいいんじゃないかなというふうに思いますけど。 ◎教育長(井上幸直君) 今ほど申し上げたとおり、教育委員会が決めるものでないもんですから、我々のほうでは学校の校長先生を通じて、制服の見直しをしてほしいということは、指導はいたしますが、見直しに至るかどうかについては、例えば生徒の希望とか、保護者の希望とか、いろんなことを勘案して、それぞれの学校や保護者会、PTAのほうが対応するべきものだろうと考えています。 ◆3番(波塚静亮君) 分かりました。物分かりがいいわけではないんですが、生活保護基準の1.3倍ということですので、金額的にですね、もう少し見直しをしていただいてね、そういう経費を吸収できる、吸収できないかもしれないですけども、やっぱり声としてはね、かなり大きいんですよ。特にやっぱり収入の少ない方にはね、大きな負担だというふうに思います。学用品、その新入学の準備で、制服だけで終わらないですよね。靴とか、靴も指定があるんですか。          〔「あります」と呼ぶ者あり〕 ◆3番(波塚静亮君) その辺の指定の問題とか、制服制度がいいのかどうかという問題もあるんかなというふうに思いますけども、いろんな問題内包しているので、今日ここで全部どうこうというふうにはしませんけども、ぜひご検討いただきたいなというふうに、金額的な問題とそれから制服制度の問題含めてですね、今の時代に制服というのが果たして本当にいいのか、なじむのかどうかという問題もありますけどね。 ◎教育長(井上幸直君) 時代が変わってきていますので、動いていますので、制服が例えば男の子はこうで、女の子はこうだという制服がそのままでいいかということも含めて学校にお願いしているわけですが、制服がなければないでまた新たな問題が生じます。結局毎日例えば服を着替えていきたいという子供が出てきて、かえって例えばいろんな服を買わなきゃならないという問題が出てきたり、朝今度どれ着ようかと選ぶ時間で遅刻するとかですね、いろんな問題が出てきますので、単純には制服がなければいいというわけではないだろうと私は思っていますが、ただ今の経費の問題も含めて、それからジェンダーの問題ということもあるわけですので、これから大きな検討課題の一つだろうなと考えております。 ◆3番(波塚静亮君) 時間がもうなくなってきましたので、これ以上はやりませんけども、地域経済の関係の支援にちょっと移らさせていただきますけども、多分来年度予算の中でも触れられていますし、その飲食店、それと関連する業界へのですね、相当冷え込んでいると思うんですよ。私も事務所が駅前にありますけども、あの辺焼き鳥屋さんがあったりいろいろありますけど、もう8時過ぎたら誰もいないですよね。そういう意味では本当に死活問題、午前中飲食問題でありましたけども、なかなか私はもう議員だからあまり飲み歩きもしませんけども、一般的にもそうですよね。 ○議長(林茂君) いや、大いに飲み歩いてもらわんば困っかんだ。 ◆3番(波塚静亮君) という人もいますけど、それはそれとして、基本的にはやっぱり自粛しているんだと思います。そういう中で感染抑制がされている部分もあるので、引き続きですね、この生活は続くんでないかというふうに思います。そういう中でですね、ぜひ応援をですね、商工観光課含めてですね、あと咲花温泉もそうかもしれないですし、よろしくお願いしたいなというふうに思います。  要望で進めさせていただきますけども、最後防災対策、原発問題について、それからあまりはっきりしたね、態度表明していただくのもなかなか難しいかなというのも分かって質問していますので、この辺で終わらせていただきますが、物分かりがよ過ぎるでしょうか。ただですね、核の問題、平和の問題はですね、私たちの基本的な生活ベースを決める問題ですから、いや、これは国の問題だよというふうにね、言い放つことは僕はできないというふうに思っています。ぜひこれはお願いですけども、伊藤市長、市長としてですね、五泉市民を代表して、やはり核兵器禁止条約ぜひ批准しましょうと。安保条約があるからとかね、アメリカの核の傘にいるから入れないということではないはずですので、NATOの関係でもですね、ベルギーであるとか、スペインであるとかですね、NATOに加盟している国であっても、要するに核兵器禁止条約どうするかという今政府でも議論をしていますし、元アメリカの国務長官のシュルツという方もですね、核兵器戦略持っていた人ですけれども、やはり核兵器廃絶に向けましょうというふうな意思表明をされています。世界のかつてのトップリーダーたちがですね、こぞって今核兵器禁止をしないとというふうに言われております。  あと1分ありますので、もう少ししゃべりますけども、何度かですね、核兵器を使うという場面があったわけですね。1つは朝鮮戦争、それからベトナム戦争、その前にキューバ危機ですね、それから直近でも計画があったんですね、朝鮮との関係でかなりややこしいときに。核を使ったらどうなるかというシミュレーションをしたら、300万人ぐらい死ぬだろうということで、核兵器計画はやめられたようですけども、核兵器を使って勝者になる国はない、だから核兵器を使わないということであれば、核兵器は抑止力にはならないんですよ。私は2015年のニューヨークで開催されたNPTという核不拡散条約のですね、会議に出ましたけども、やっぱり・・・・          〔「終わり」と呼ぶ者あり〕 ◆3番(波塚静亮君) 終わりですか。 ○議長(林茂君) 終わり。 ◆3番(波塚静亮君) ぜひ大きな声で、核兵器ノーというふうに発信していただければ幸いです。 ○議長(林茂君) それでは、以上で一般質問を終了いたします。 ○議長(林茂君) 本日はこれにて散会をいたします。              午後 3時53分 散会...