○議長(
川原章寛君) ここで市長から発言を求められておりますので、これを許します。 〔市長 豊岡武士君登壇〕
◎市長(豊岡武士君) 議会閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。 11月22日に開会いたしました本定例会におきましては、令和4年度三島市
一般会計補正予算案や
各種会計補正予算案のほか、
各種条例案などにつきまして、慎重な御審議をいただく中で、全議案に議決を賜り、誠にありがとうございました。 本定例会の議案審議、
一般質問等を通じ、
議員各位からいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政執行に当たり、十分心して努めてまいります。 さて、
新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に
新規感染者の増加傾向が続く中、インフルエンザとの同時流行の可能性も指摘されるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。三島市といたしましては、希望される全ての方が速やかに
ワクチン接種を受けられるよう全力で取り組んでおりますが、今後も引き続き市民の皆様に対し、分かりやすく情報を発信するとともに、ミスのない円滑な接種体制を整えてまいります。 また、これから年末年始に向けて人が集まる機会や市外、県外へ移動する機会も増えると思われますので、改めて
感染防止対策の徹底につきまして、議員の皆様、市民の皆様の御協力をお願いいたします。 さて、11
月定例会が閉会いたしますと、いよいよ令和5年度当初予算の編成作業が本格化してまいります。現在、国においてデジタル技術の活用により、地方の社会課題を解決することを目標とする
デジタル田園都市国家構想の取組が進められていることに加え、静岡県では、超高齢社会において住民が安心して豊かな暮らしを享受できる
まちづくりを推進する
医療田園都市構想が提唱されております。三島市におきましても、それらの動向をしっかりと見据え、時宜に応じた市政への取り込みを行いながら、市の重要施策である
ガーデンシティみしま、
スマートウエルネスみしま、
コミュニティづくりの3つの柱とともに、
スマート市役所の推進による市民の利便性の向上などを強力に推し進めるため、新
年度予算編成作業において、さらなる創意工夫に取り組んでまいります。そして、そのような取組を通じて、将来に向けて持続的に発展していくまちを目指すことで、
まちづくりの最終的な目的ともいうべき精神的、身体的、社会的に満たされた状態であるウエルビーイングをより一層実感していただけるよう努めてまいりますので、議員の皆様方、市民の皆様方には今後ともさらなる御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 なお、全国一律で実施することとされております妊婦・
子育て家庭に対する
伴走型相談支援及び10万円相当の
経済的支援につきましては、本市におきましても対象の御家庭に対し、早期にサービスの提供を開始することができるよう準備を進めているところでございます。 しかしながら、本日をもって市議会11
月定例会が閉会となり、国から詳細が示される時期によりましては、再び市議会を開き、御審議いただくことが困難であることも想定されますので、そのような場合には係る予算につきまして専決処分とさせていただきたく、議員の皆様方にあらかじめ御報告申し上げます。 さて、本日で閉会となります11
月定例会が私にとりましては3期目の
任期締めくくりの市議会でございまして、一区切りとなりますので、この場をお借りして一言御礼の御挨拶を申し述べさせていただきます。 平成22年12月20日に三島市長に就任させていただいて以来、3期12年、元気、安心、希望あふれる三島を目指し、三島市の発展に全力で取り組んできたところでございます。現在では市の重要施策として中心的な柱となっております
ガーデンシティみしまや
スマートウエルネスみしまなどを
まちづくりの基本方針に掲げ、市民の皆様が主役となり、にぎわいと美しく品格のある市民もまちも産業も健康な都市の実現に向け、諸事業を実施してまいることができました。おかげさまでまちがにぎわい、投資が生まれ、近年の地価の動向では、商業地、住宅地とも県東部1位が定着しているほか、昨年は民間の金融機関が主催する本当に住みやすい街大賞で
広小路地区が県内第1位の評価をいただきました。 また、県が公表いたしました令和3年度における静岡県の
市町別移住者数では、三島市が県内第1位となるなど、私どもが目指しております選ばれるまち三島、住みたいまち三島が現実のものとなってきております。これらはひとえに
議員各位をはじめ、市民、団体、事業者の皆様方の御理解、御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。 そのような中、本年8月に開催され、市民の皆様の笑顔に包まれた三嶋大祭り、頼朝公旗挙げ行列でのあのすばらしい盛り上がりは、三島の
まちづくりに御協力くださっている皆様、三島を愛してくださっている全ての皆様のこれまでのお力添えと心尽くしが形となったものだと思う次第でございます。 さて、人口減少など、これからの社会状況を見据えますと、三島市の
持続的発展を成し遂げるためには、今後、人や企業からさらに選ばれる魅力ある
まちづくりや官民連携を一層推進していくことがますます重要になります。そこで、市民生活の向上や地域経済の発展、働き方改革を図るためにデジタルトランスフォーメーションを強力に推進し、
デジタル田園都市を実現することはもちろんのこと、さらに稼げるまち、幸福を引き寄せるまちとしていくために、引き続き
カーテンシティみしまにより人を呼び込める美しく魅力あるまちをつくっていくとともに、三島駅南口再開発事業を何としても成し遂げ、持続的に発展をする三島につなげていかなければならないと考えております。 さらには子ども、若者たちの未来に向けて、より強固な財政基盤を築くため、大場地区の
都市的土地利用への転換や玉沢地区への医療・
健康関連産業の誘致を図り、雇用の場の創出に努め、民間企業との共創を今まで以上に発展させることなど、これからの三島市に求められていると確信いたしているところでございます。 これまで4年間、
議員各位には
大変お世話になりました。市議会2
月定例会において再びお目にかかれるよう全力で努力してまいりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 さて、本年も余すところ僅かとなりましたが、
議員各位におかれましては、お体を御自愛いただき、お健やかに令和5年の新春をお迎えくださいますよう心から御祈念申し上げまして、市政3期目の締めの
市議会閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございました。
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△閉会の宣告
○議長(
川原章寛君) これをもちまして令和4年
三島市議会11
月定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。
△閉会 午後1時28分
地方自治法第123条の規定により署名する 令和4年12月8日 議長
川原章寛 署名議員 松田吉嗣 署名議員 佐藤寛文...