富士宮市議会 > 2021-03-17 >
03月17日-09号

  • "号富士宮"(/)
ツイート シェア
  1. 富士宮市議会 2021-03-17
    03月17日-09号


    取得元: 富士宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    令和 3年  2月 定例会(第1回)                    令 和 3 年                 富士宮市議会2月定例会会議録                     第 9 号                 令和3年3月17日(水曜日)                                       1 議事日程(第9号)              令和3年3月17日(水)午前9時00分 開議  日程第1 陳情第1号 日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める             意見書提出についての陳情書                     日程第2 議第 8号 富士宮経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定について      日程第3 議第 9号 富士宮地域創生基金条例制定について                日程第4 議第20号 令和3年度富士宮市一般会計予算                   日程第5 議第21号 令和3年度富士宮市北山財産区特別会計予算              日程第6 議第22号 令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算           日程第7 議第23号 令和3年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算            日程第8 議第24号 令和3年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算            日程第9 議第25号 令和3年度富士宮市根原区財産区特別会計予算             日程第10 議第26号 令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計予算             日程第11 議第27号 令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算          日程第12 議第28号 令和3年度富士宮市水道事業会計予算                 日程第13 議第29号 令和3年度富士宮市下水道事業会計予算                日程第14 議第30号 令和3年度富士宮市病院事業会計予算                 日程第15 報第 4号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について          日程第16 議第32号 富士宮介護保険条例の一部を改正する条例制定について        日程第17 議第33号 富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例制定             について                              日程第18 議第34号 富士宮市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定について     日程第19 議第35号 富士宮市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定に             ついて                               日程第20 議第36号 令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)           日程第21 議第37号 令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第5号)          日程第22 議決第1号 日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める             意見書の提出について                        日程第23 議決第2号 富士宮市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について       日程第24 議決第3号 富士宮市議会会議規則の一部を改正する規則制定について        日程第25 議決第4号 富士宮再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例制定について                                        2 本日の会議に付した事件  議事日程(第9号)に同じ                                       3 出席議員(21名)      1番  渡 辺 佳 正 議員       2番  若 林 志津子 議員      3番  近 藤 千 鶴 議員       4番  辻 村 岳 瑠 議員      5番  細 沢   覚 議員       6番  望 月 則 男 議員      7番  齋 藤 和 文 議員       8番  佐 野 寿 夫 議員      9番  植 松 健 一 議員      10番  野 本 貴 之 議員     11番  中 村 憲 一 議員      12番  深 澤 竜 介 議員     13番  佐 野   孜 議員      14番  佐 野 和 彦 議員     16番  遠 藤 英 明 議員      17番  稲 葉 晃 司 議員     18番  諏訪部 孝 敏 議員      19番  鈴 木   弘 議員     20番  村 瀬   旬 議員      21番  小 松 快 造 議員     22番  松 永 孝 男 議員                                       4 事務局職員出席者(4名)  事 務 局 長  古 郡 和 明 君    事 務 次 長  秋 山 雅 之 君  議 事 係 長  土 谷 典 子 君    主 任 主 査  中 山   淳 君                                       5 説明のための出席者(22名)  市    長  須 藤 秀 忠 君    副  市  長  芦 澤 英 治 君  副  市  長  渡 邉 恭 一 君    総 務 部 長  深 澤 秀 人 君  企 画 部 長  篠 原 晃 信 君    財 政 部 長  中 村 日出和 君  市 民 部 長  宇佐美   巧 君    産業振興部長  高 野 裕 章 君  環 境 部 長  大 原   勝 君    保健福祉部長  小 林 博 之 君                       兼 福 祉事務                       所    長  危 機 管理監  石 川 幸 秀 君    消  防  長  蛭 川 公 雄 君  市 立 病 院  望 月 哲 也 君    行 政 課長兼  佐 野 史 俊 君  事 務 部 長               選 挙 管 理                       委  員  会                       事 務 局 長  財 政 課 長  小 西 雅 和 君    教  育  長  池 谷 眞 德 君  教 育 部 長  植 松 宏 幸 君    市 民 交流課  滝 川 由美子 君                       参  事  兼                       女 性 が輝く                       ま ち づくり                       推 進 室 長  子ども統括監  稲 垣 康 次 君    高齢介護支援  渡 辺 良 正 君  兼 福 祉企画               課    長  課    長  病院管理課長  小 林 隆 浩 君    教育総務課長  石 川 佳 和 君                                                                            午前9時00分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(佐野寿夫議員) 礼。御着席ください。 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1 陳情第1号 日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書提出についての陳情書 ○議長(佐野寿夫議員) これより日程に基づき、日程第1 陳情第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書提出についての陳情書を議題とします。 本件は、去る2月9日の本会議において、総務文教委員会に審査を付託した案件です。 これより総務文教委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。松永孝男委員長。               〔22番 松永孝男議員 登壇〕 ◆22番(松永孝男議員) おはようございます。総務文教委員会委員長報告をします。 2月9日の本会議において、当委員会に審査を付託されました陳情第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書提出についての陳情書について、審査の経緯、結果を御報告します。 当委員会は、陳情第1号の審査を行うため、2月15日に市議会第2委員会室において、委員全員出席の下、番外議員も多数加わり、当局から関係部課長の出席を求め、審査を行いました。 審査に先立ち、陳情者から陳情内容の趣旨説明がありました。 次に、当局に本陳情に対する意見を求めたところ、意見はありませんでした。 次に、委員からの質疑、意見等を求めたところ、委員から、世界では核兵器の数は減ってきても、その威力は増しており、核廃絶が逆行しているような現状がある。国連加盟国196か国のうち、核兵器禁止条約に賛成している国は122か国、批准している国は52か国であり、今後さらに広がっていく可能性は十分にある。そのような中で、富士宮市は平和運動の先頭を行く立場であると考え、採択すべきであるとの意見がありました。 また、ほかの委員から、日本は、世界でも唯一の被爆国であり、富士宮市は核兵器廃絶平和都市宣言を行っている市である。また、平和教育として子どもたちに伝えていくことは大切である。そのような観点からも採択すべきであるとの意見がありました。 その後、質疑を終結し、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、本陳情については採択すべきものと決定しました。 以上が当委員会に付託されました陳情第1号の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(佐野寿夫議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより陳情第1号に対する討論に入ります。 初めに、反対討論を許します。反対討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により、1番 渡辺佳正議員の発言を許します。1番 渡辺佳正議員。               〔1番 渡辺佳正議員 登壇〕 ◆1番(渡辺佳正議員) 陳情第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書提出についての陳情書に対して、日本共産党議員団を代表して、採択すべきとの立場から賛成討論を行います。ただいま委員長報告でも紹介をされましたが、改めてこの場で賛成討論を行います。 今から72年前、人類史上初めて広島、長崎に原子爆弾が投下され、一瞬にして多くの市民が犠牲となり、今もなお遺族の方々の苦しみは続き、被爆の影響による後遺症や将来への健康、精神面での不安を抱えたまま、絶対悪であるという原子爆弾、この非人道的兵器の影響は続いています。 2017年7月、国連加盟国の3分の2に近い122か国の賛成で採択された核兵器禁止条約は、今年1月22日に発効を迎え、核兵器は、国際法、国際人道法、国際人権法に違反する存在となりました。この絶対悪の存在に対して、今もなお日本はアメリカの抑止力に頼らざるを得ないとか、世界に1万数千発の核兵器があることから、この条約は現実的でないなどの意見があります。しかし、大国の抑止力を認める限り、反発する国々の核開発はなくなりません。核兵器をめぐる世界の紛争で、核廃絶は永遠のかなたに押しやられてしまいます。 また、非人道的兵器の一つ、対人地雷兵器全面禁止条約は、一時はできるわけがないと言われていましたが、1999年に反対する国々を説得してオタワ条約が発効されました。それ以来、対人地雷兵器を所有する国々への圧力となって、同条約の実効性が徐々に表れてきています。今年発効を迎えた核兵器禁止条約も、その実効性が表れてくるには時間がかかるとは思われます。しかし、国際法違反、核兵器の存在を許している限り、私たちは世界の無法者に攻撃の口実を与えることになり、世界平和は永遠に訪れません。 日本は、世界で唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止の先頭に立つべきです。そして、富士宮市は静岡県内で率先して核兵器廃絶平和都市宣言をしました。それ以来、被爆者をはじめとする多くの市民が真の核廃絶を願って、活発な平和運動を続けてきています。 富士宮市議会として、被爆者の願い、市民の粘り強い運動に応えるために、この陳情を採択していただけるよう、議員各位の賛同をお願いいたしまして、陳情第1号に対する賛成討論といたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、陳情第1号に対する討論を終結します。 これより陳情第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書提出についての陳情書を採決します。 本件に対する委員長の報告は採択すべきものです。 陳情第1号は、採択することと決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書提出についての陳情書は、採択することと決定しました。 △日程第2 議第 8号 富士宮経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定について ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第2 議第8号富士宮経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定についてを議題とします。 本件は、去る2月12日の本会議において、産業都市委員会に審査を付託した案件です。 これより産業都市委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告をお願いします。植松健一委員長。               〔9番 植松健一議員 登壇〕 ◆9番(植松健一議員) 産業都市委員会委員長報告を行います。 2月12日の本会議において、当委員会に審査を付託されました議第8号富士宮経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定について、審査の経緯、結果を報告します。 当委員会は、議第8号の審査を行うため、2月16日に市議会第2委員会室において、委員全員出席の下、番外議員も多数加わり、当局から関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 審査に先立ち、当局から補足説明を求めたところ、条例制定の趣旨等の説明がありました。 続いて、総括的な質疑に入り、委員から、基金の数と種類は幾つあるのかとの質疑に対して、当局から、一般会計では、本件基金を除いて21の基金があり、本件基金は特定目的基金という種類で、特定の事業についてのみ財源として充当する基金であるとの答弁がありました。 また、基金には財政の弾力性が失われる面がある。基金に対する当局の基本的なスタンスはどうなのかとの質疑に対して、当局から、基金は特定の事業目的のために設置するもので、的確に予算を確保できるという点で非常に効果のあるものだと思っているとの答弁がありました。 また、一度作ったが、なくなった基金はあるのかという質疑に対して、当局から、平成27年に緊急地震対策基金、平成28年に給食センター建設基金が廃止となるなど、基金の目的が終了した時点で廃止となった基金はあったとの答弁がありました。 また、3年が過ぎた後には、この基金は廃止となるのかという質疑に対して、当局から、3年後には廃止の予定であるとの答弁がありました。 続いて、逐条ごとの質疑に入り、委員から、第2条、積立てについて、地方創生特別交付金ということだが、この利子補給に必要な予算は確保できているのかという質疑に対し、当局から、実際に借入れされている金融機関から情報をもらっており、3年後の見込みまで含めて、現時点で必要な見込み金額については確保しているとの答弁がありました。 また、利子補給される貸付けはいつまでかとの質疑に対して、当局から、受付期間は3月31日までを予定しているとの答弁がありました。 その他、多数の質疑、意見が出されました。その後、質疑を終結し、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が当委員会に付託されました議第8号の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(佐野寿夫議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより議第8号に対する討論に入ります。 討論ありますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議第8号富士宮経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第8号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第8号富士宮経済変動対策貸付資金利子補給基金条例制定については、原案のとおり可決されました。 △日程第3 議第 9号 富士宮地域創生基金条例制定について ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第3 議第9号富士宮地域創生基金条例制定についてを議題とします。 本件は、去る2月12日の本会議において、産業都市委員会に審査を付託した案件です。 これより産業都市委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。植松健一委員長。               〔9番 植松健一議員 登壇〕 ◆9番(植松健一議員) 産業都市委員会委員長報告をいたします。 2月12日の本会議において、当委員会に審査を付託されました議第9号富士宮地域創生基金条例制定について、審査の経緯、結果を御報告いたします。 当委員会は、議第9号の審査を行うため、2月16日に市議会第2委員会室において、委員全員出席の下、番外議員も多数加わり、当局から関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 審査に先立ち、当局から補足説明を求めたところ、条例制定の趣旨等の説明がありました。 続いて、総括的な質疑に入り、委員から、ビジネスコネクトふじのみや事業の概略説明を求めるとの質疑に対して、当局から、ビジネスコネクトふじのみやとは、芝川商工会、富士宮商工会議所、富士宮信用金庫と協定を締結し、それぞれの専門性を生かして、これまで行ってきた川崎モデルの事業内容を拡張し、知的財産の支援、新規事業の支援だけにとらわれず、経営内容について診断し、改善、見直しなど、事業者が直面している課題を解決するために支援していく事業であるとの答弁がありました。 また、コロナ禍において、富士宮市内の中小企業にはどのような影響があるのかとの質疑に対して、当局から、前年度と比較した影響額などは分からないが、金融機関、富士宮商工会議所、芝川商工会、静岡労働局から非常に影響が大きいとの情報を得ている。帝国データバンクの調べで、市内の2社が倒産しているといったデータもあるなど、中小企業はかなり厳しい状況にあると認識しているとの答弁がありました。 また、富士宮市の主な産業は製造業であり、製造業を営む中小企業はどのぐらい影響を受けたのかという質疑に対して、担当者レベルの情報だが、飲食に伴う製造業では約9割、食品関係、生活関連のものについては約8割にマイナスの影響があったとの話があったとの答弁がありました。 また、3年の事業期間経過後の考え方はどのようなものかという質疑に対して、当局から、3年で少しでも軌道に乗せて、その後も支援を継続していきたい。市内の中小企業のネットワークの在り方をここで作り上げることができたらいいと思っているとの答弁がありました。 また、業態転換の支援に対する方向性はどのようなものかという質疑に対して、当局から、富士宮市では知的財産取得のための補助支援を既に行っており、このような支援を継続するとともに、業態転換に対する国の補助金もあるため、その説明、周知ができる体制をきちんと取っていきたい。それ以外の支援策については、協定を結んだ4者でどのようなことができるか協議していきたいとの答弁がありました。 続いて、逐条ごとの質疑に入り、委員から、第4条、処分について、地方創生事業についてどのような事業があるか。ビジネスコネクトふじのみやは、どの事業に該当するかという質疑に対して、当局から、地方創生事業は富士宮市から国に出している地域再生計画で示した4つの基本目標に基づく事業であり、このうちビジネスコネクトふじのみやは、働いてよしの活力あるまちを創造する事業に該当するとの答弁がありました。 また、ビジネスコネクトふじのみやの支出の対象としてどのようなものがあるかとの質疑に対して、当局から、現時点での主な支出対象は、講師の報償費、PRのための広報費、ホームページの作成委託料であるとの答弁がありました。 また、ビジネスコネクトふじのみやは、まち・ひと・しごと創生総合戦略との関連はあるのかとの質疑に対して、当局から、まち・ひと・しごと創生総合戦略の対象事業として、令和3年度に国へ申請し、地方創生に資する事業に該当することの内諾を得ているとの答弁がありました。 また、ビジネスコネクトふじのみやの財源は寄附金のみかとの質疑に対して、当局から、寄附金のほか、今後はふるさと応援基金も一部充当する予定であるとの答弁がありました。 その他、多数の質疑、意見が出されました。その後、質疑を終結し、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が当委員会に付託されました議第9号の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(佐野寿夫議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより議第9号に対する討論に入ります。討論ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議第9号富士宮地域創生基金条例制定についてを採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第9号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第9号富士宮地域創生基金条例制定については、原案のとおり可決されました。 △日程第4 議第20号 令和3年度富士宮市一般会計予算 △日程第5 議第21号 令和3年度富士宮市北山財産区特別会計予算 △日程第6 議第22号 令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算 △日程第7 議第23号 令和3年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算 △日程第8 議第24号 令和3年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算 △日程第9 議第25号 令和3年度富士宮市根原区財産区特別会計予算 △日程第10 議第26号 令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計予算 △日程第11 議第27号 令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算 △日程第12 議第28号 令和3年度富士宮市水道事業会計予算 △日程第13 議第29号 令和3年度富士宮市下水道事業会計予算 △日程第14 議第30号 令和3年度富士宮市病院事業会計予算 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第4 議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算から日程第14 議第30号令和3年度富士宮市病院事業会計予算まで、11件を一括議題とします。 本一括11件は、去る2月12日の本会議において、予算審査特別委員会に審査を付託した案件です。 これより予算審査特別委員会委員長から審査の経緯、結果について御報告願います。松永孝男委員長。               〔22番 松永孝男議員 登壇〕 ◆22番(松永孝男議員) 予算審査特別委員会委員長報告をします。 2月12日の本会議において、当特別委員会に審査を付託されました議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算から議第30号令和3年度富士宮市病院事業会計予算まで一括11件について、審査の経緯、結果を御報告します。 当特別委員会は、議第20号から議第30号まで一括11件の審査を行うため、委員出席の下、2月22日に当局から補足説明を受け、3月5日及び3月8日の2日間にわたり、当局から市長、副市長、教育長をはじめ関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。 各委員からは、非常に活発な質疑が交わされましたが、特別委員会において御了承いただきましたとおり、会議録を正確に取りまとめ保存しますので、経過報告については省略させていただきます。 結論しましては、議第20号から議第30号までの11件は、いずれも質疑の後、討論はなく、採決した結果、出席者全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が当委員会に審査を付託されました議第20号から議第30号まで一括11件の審査の概要です。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(佐野寿夫議員) 委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 これより討論に入ります。 初めに、議第20号に対する討論に入ります。 反対討論を許します。反対討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により2番 若林志津子議員の発言を許します。2番 若林志津子議員。               〔2番 若林志津子議員 登壇〕 ◆2番(若林志津子議員) 議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算に対する賛成討論を日本共産党議員団を代表して行います。 賛成の理由の1点目は、財政調整基金についてです。私たち会派は、従前より、単年度会計の原則から積立金を多くすることは、住民要望に応えていないとの観点で、おおむね25億円をめどに積み立てるべきと考えておりました。しかし、ここ数年の温暖化による地球環境の変化や乱開発の影響により、災害の大規模化や新たなウイルスの感染拡大が起きています。その中で、昨年度から今年度にかけ積み立てた財政調整基金の運用により、PCR検査場の設置など即座に対応でき、また令和3年度予算では歳入不足の補填に15億円を取り崩す予定となっています。これからは、どのような事態が起こるかも分からない時代になっていると感じます。東海沖地震を含む南海トラフ地震の発生など、大災害については国の支援もありますが、財政調整基金を使う必要が出てくるのではないでしょうか。今後も財政調整基金については増やし過ぎず、運用できる範囲での柔軟な対応を望みます。 2点目は、新規事業についてですが、お試しテレワーク移住促進事業、子育て応援ヘルパー等派遣事業、結婚新生活支援事業、中小企業総合支援事業、全日本クラブ女子ソフトボール選手権大会事業、富士宮駅前広場等施設整備事業、白尾山公園整備事業、空き家対策事業、情報化策定事業など、市民要望に沿った内容となっていると予算審議を通じて判断しました。 3点目は、全体を通しても同じように住民要望に応えた予算となっている点です。昨年より日本全国に感染が広がった新型コロナウイルスに対し、保健所がない当市でもいち早く市独自のPCR検査を実施し、検査対象者や検査内容も市民の要望に応えるよう改善をしています。そのことは、市民に大きな安心感を与えることにつながっています。また、須藤市長が毎日広報で訴えることは、市民の行動に少なからず影響を与えていると思います。喉元過ぎれば熱さを忘れるのことわざにあるように、少しでも気の緩みを持ってはならないのがこの感染症ではないでしょうか。そのためにも、引き続き市独自のPCR検査の実施は継続すべきです。 また、当市は、市域が広く、高低差があるため、住民の足の確保、周辺地域に住まわれている方の買物支援など必要な施策があり、宮タク、宮バスの充実も引き続き行われています。 また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた飲食店、観光業への支援策も計上されています。幸いにして、新型コロナウイルス感染症による廃業は多くはないとのことですが、必要な経済支援策も盛り込まれています。 子どもたちの環境整備では、長年の子育て世代の要望である児童館建設や富丘交流センターが供用開始されます。 教育については、1人1台パソコンの導入、小中学校の施設整備、とりわけトイレについては令和3年度より1年1棟の整備から1年に2棟の整備へとなっています。予算の範囲でできるときは3棟にとの答弁もいただきました。 また、小中学校の定数の35人学級については、静岡県は既に35人学級となっており、30人学級へ向けての取組についても、市長、教育長から県に働きかけていただけるとの心強い答弁もありました。 さらに、特徴的なことは、紙おむつ購入補助事業で国の介護保険制度見直しにより、対象者がいない状況の中、介護保険で手だてできない部分を一般会計で対応していただきました。これには度重なる議論の結果実施されていると伺い、そのような判断に住民に寄り添っていただいていると感じました。 本年度の予算では、介護保険料の値上げが含まれています。介護保険は、創設されたときより介護サービスを手厚くすれば保険料にはね返る仕組みとなっていて、高齢者人口が増えれば必然と介護サービスを受ける人も増え、結果として保険料に反映されてくる仕組みになっています。もちろん国や県の財源も含めて運営されています。今後ますます高齢者人口が増えると予測される中、国にはさらなる社会保障への支出増額を求めるべきではないでしょうか。そのことを要望いたします。 4月に入り、新型コロナウイルス感染症の影響も見通せない中でのワクチン接種事業が始まります。行政も市民も力を合わせ、新型コロナウイルス感染症を根絶するまで感染予防に力を入れ、一日も早くコロナ前の日常を取り戻そうではありませんか。 以上述べまして、議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算の賛成討論といたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、反対討論を許します。反対討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により9番 植松健一議員の発言を許します。9番 植松健一議員。               〔9番 植松健一議員 登壇〕 ◆9番(植松健一議員) 令和3年度一般会計予算案について、至誠、公明会、芙蓉の3会派を代表しまして、賛成討論を行います。 令和2年度は、コロナに始まり、コロナに終わる年であります。今まで経験したことのない新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、世界中が翻弄された1年であります。我が国におきましては、国がその対策について後手に回る中、地方行政は国の宣言、施策を待ちながらも、それに先駆け独自の対策を行わなければならないなど、様々な判断を迫られる年でありました。これにつきましては、須藤市長も大変苦労されたことと思います。幸いにも当市では感染者の発生は少なく、クラスターも発生しておりません。令和3年度もこの状況を維持しつつ、ワクチンの早急な接種により、感染症の拡大が収束に向かっていくことを期待するばかりであります。国は、今年度の後半は、ワクチンの普及により経済が上向きに持ち直すという見通しをしています。しかし、予算審査特別委員会の質疑、答弁の中で、市当局は、明るい見通しに期待しつつも、実態としての厳しさを認識しており、それについては私たちも全く同感であります。 そのような状況の中、作成されました令和3年度一般会計予算であり、その編成は難しいものであったことを察します。本予算を総括しますと、市政の持続可能を強く意識した、将来を見据えた予算になっていること。また、コロナ禍の中で、今後のウィズコロナを意識しながらも、将来都市像に向けた確実な歩みを続けていくものであること。さらに、令和3年度は第5次富士宮市総合計画後期基本計画の策定の年でもあり、後期基本計画に向け、明確に方向性を示すものとなっていることと感じました。市政の持続可能策として、宮タクの利用環境の改善に向けた実証実験、電算統計課からデジタル推進課へ改称して行う第6次情報化計画の策定、上水道事業での水の安定供給のための新たな水源開発、下水道事業での安定的な事業継続への施設の修繕や老朽化対策、安心、安全な教育環境の確保のための校舎等の耐震補強、利用者の安全と利便性の確保のための市民文化会館の長寿命化工事、消防施設の改修や車両の更新、公共施設長寿命化を実施するための短期保全計画の策定、老朽化した水門の計画的な更新の開始など、未来永劫富士宮市を安定して持続させていくという意思を感じるものであります。 また、将来都市像「富士山の恵みを活かした 元気に輝く国際文化都市」に向けた歩みとして、森林環境譲与税を活用した森林整備、新規児童館の建設と子育て世代包括支援センターの拡充、教員の働き改革の一環としての校務支援システムの導入、GIGAスクール構想の実施や不登校対策、家庭における電力の自給自足促進のための創エネ、蓄エネ機器等設置補助、住宅リフォーム宮クーポン事業での子育て世代の応援や3世代同居の促進など、目指す将来都市像を確実に具現化していこうとする意思を感じます。 また、このコロナ禍での第5次富士宮市総合計画後期基本計画の方向性を示す施策として、市街化調整区域において新たな工業団地の立地の可能性を広げる地区計画の適用の基本的な方針の制定、第1種低層住居専用地域における建蔽率、容積率の緩和の可能性検討のための調査、指定大規模既存集落制度や優良田園住宅制度の活用促進のためのモデル地区の選定、特定空き家等除去に対する助成等は、富士宮市の将来的なまちづくりを考える上で大きく期待できるものであります。 また、新しい施策として、良好な景観形成のための無電柱化推進計画の事業化、第1回フードバレーサミットの開催、LGBTQIAをはじめとする性的マイノリティーやジェンダーに関する啓発、ラインを利用した情報発信、税や使用料などのスマートフォンを使用した収納方法の拡充など、急速に変わりつつある世の中についての柔軟な対応もうかがえます。 また、予算中の継続的な施策に関しましても、過去の実績に裏打ちされた非常に安心感のあるものが多く、恒常的な市民生活を支え、市民の心のよりどころとなる施策となっています。まずは、基礎的な部分での持続性があり、安定感のある施策。その上に、コロナ禍であっても、期待感、安心感のある施策を実行していくというバランスのよい予算になっているとも感じられたことも申し述べさせていただきます。 令和3年度は、第5次富士宮市総合計画の6年目の年ということで、前期を検証する年でもあります。昨年度まで前期4年間の須藤市政における総合計画の進捗は、非常に堅調で安定感のあるものでありました。また、本年度は、コロナ禍にあっても安心感があり、来年度からの後期計画を強力に推し進めていくための土台となるものと感じております。国の菅政権下での令和3年度予算編成は、コロナ禍の経済の動向、国民生活への影響を見極めつつ、経済、財政一体改革を推進するとしています。国の地方に対する新型コロナウイルス感染症対応の交付税措置等を注視しながらも、状況に応じた遅れのない市政運営が求められることとなると思います。令和2年度は、コロナ禍で先行きが見えず、非常に困難な財政運営が求められました。しかし、須藤市長の英断による早急な施策や感染症拡大当初からの継続的な施策により、市民の不安は少なからず和らぎられたものと感じております。また、積極的に財政出動を行い、施策を実行してきた結果として、早い段階でその効果を多くの市民が享受できたことはすばらしい判断だったと感じます。本市においても、新型コロナウイルスのワクチン接種は間もなく開始されます。これによる感染収束への期待は非常に大きいものの、まだまだ予断を許すものではありません。令和3年度の市政運営についても、そのときそのときの局面での判断が頻繁に求められるものとなることが予想されます。令和2年度と同じように、各局面での須藤市長の判断に大きく期待するものであります。 最後に、予算審査特別委員会において須藤市長は、市の財政は健全であり、財政調整基金の積立ても順調であることを強調されております。その点につきましては、私たちも十分納得のいくものであります。しかし、臨時財政対策債の積み増しや経常的経費の増加など懸念される点もあることは事実であります。それらについては、十分注視し、慎重に財政運営に当たることを期待させていただきます。 よって、以上の理由から、令和3年度一般会計予算案は執行するのに十分に値するものと判断し、またコロナ禍を乗り越え発展していけるものであるという大きな期待を込め、賛成とさせていただきます。 以上で私の賛成討論を終了いたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、反対討論を許します。反対討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、賛成討論を許します。 発言通告順により16番 遠藤英明議員の発言を許します。16番 遠藤英明議員。〔16番 遠藤英明議員 登壇〕 ◆16番(遠藤英明議員) それでは、議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算、賛成の立場から、富岳会、蒼天を代表しまして討論を行います。 世界経済は、コロナ禍で失速しましたが、昨年4月から6月を底に回復に転じ、世界貿易は昨年11月に前年同月を上回り、生産も昨年12月にピークを更新しました。世界のコロナ新規感染者数は、今年1月半ば頃をピークに半減。規制緩和とともに、人の移動が回復し、景気も2番底を脱しつつあります。 一方、日本の経済は、上場企業の2021年3月期業績について、株式市場が大幅な回復を見込んでいます。この要因としまして、新型コロナウイルスが流行する中で進めたコスト構造見直しの効果が出ていることが十分考えられます。経済統計については、QUICKコンセンサスの上場企業の純利益が35%増という予想も出ています。しかし、トリクルダウンの効果は地方に波及するにはまだ少し時間がかかりそうであります。 このような中、富士宮市の新年度予算編成が行われました。例年とは違う経済状況の中、先の見通せないコロナ禍にあって、当局におかれましては新年度予算編成には大変な御苦労があったことは想像に難くありません。市の予算編成に対する意気込みが、施政方針、予算審査、一般質問等、随所にうかがえます。すなわち、歳入は、国の地方財政の在り方からの分析や世界経済、日本の市場の動向を的確に捉え、市税の大層をなす法人、個人市税の昨年比6%以内の落ち込みだけにとどめたことは評価させていただきます。臨時財政対策債や財政調整基金等で手当てをいたし、国の補填、見込みを精査され、歳入予備額を見込んだことにも同様評価させていただきます。この状況下の中にもかかわらず、自主財源が56%確保できたことは称賛に値いたします。 一方、歳出については、年々増大する義務的経費、特に社会保障関連費及び高齢化による介護保険等地方財政を圧迫する諸経費については、国策としての財政出動が望まれるところでありますが、新型コロナウイルス感染症対策費等、市民の財産、生命を守るきめ細かな施策としての目的別科目、衛生費の前年比29%増は十分納得いく数値かと思われます。予算書から予測される決算統計数字をうかがうと、経常収支比率は臨時財政対策債の大幅な増額により比較的余裕のある経常収支計算が望めるのではないかと推察いたします。 以上、世界、日本の経済も回復基調にある現在、コロナ禍が収束になった折には、日本経済はもとより地方経済も活性化してくるものと期待するところです。 この状況の中、令和3年度富士宮市一般会計の当初予算規模は過去最大となり、緻密な事業計画の下、それぞれ予算配分、予算措置を講じて、ほころびのない重厚な予算編成だと受け止めさせていただきます。 以上のごとく、議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算は議決すべきものとして、議員各位の賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、反対討論を許します。反対討論ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、賛成討論を許します。賛成討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、議第20号に対する討論を終結します。 次に、議第21号から議第30号までに対する討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。 以上で議第21号から議第30号までの10件に対する討論を終結します。 これより議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第20号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第20号令和3年度富士宮市一般会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第21号令和3年度富士宮市北山財産区特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第21号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第21号令和3年度富士宮市北山財産区特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第22号令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第22号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第22号令和3年度富士宮市国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第23号令和3年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第23号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第23号令和3年度富士宮市上井出区財産区特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第24号令和3年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第24号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第24号令和3年度富士宮市猪之頭区財産区特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第25号令和3年度富士宮市根原区財産区特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第25号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第25号令和3年度富士宮市根原区財産区特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第26号令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第26号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第26号令和3年度富士宮市介護保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第27号令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第27号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第27号令和3年度富士宮市後期高齢者医療事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第28号令和3年度富士宮市水道事業会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第28号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第28号令和3年度富士宮市水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第29号令和3年度富士宮市下水道事業会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第29号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第29号令和3年度富士宮市下水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。 次に、議第30号令和3年度富士宮市病院事業会計予算を採決します。 本件に対する委員長の報告は可決すべきものです。 議第30号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第30号令和3年度富士宮市病院事業会計予算は、原案のとおり可決されました。 この際、10分間休憩します。                                     午前9時58分休憩                                                                            午前10時08分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(佐野寿夫議員) 次に、追加送付されました当局提出議案の審議に入ります。 ここで市長から市当局提出議案の概要説明を求めます。市長。                〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) 提出議案の概要について説明申し上げます。 今定例会へ追加で提出させていただきました議案は、条例4件、補正予算2件、報告1件の合計7件であります。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 △日程第15 報第4号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告について ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第15 報第4号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分報告についてを議題とします。 本件については、地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分報告のうち、人身に係るものを除く1件につき10万円未満の損害賠償及び和解案件ですので、既に配付してあります市長からの専決処分の報告をもって報告済みとします。 △日程第16 議第32号 富士宮介護保険条例の一部を改正する条例制定について △日程第17 議第33号 富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例制定について △日程第18 議第34号 富士宮市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定について △日程第19 議第35号 富士宮市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定について ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第16 議第32号富士宮介護保険条例の一部を改正する条例制定についてから日程第19 議第35号富士宮市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定についてまで、4件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。 芦澤副市長。〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました議第32号から議第35号までの4議案につきまして、一括して説明申し上げます。 まず、議第32号富士宮介護保険条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、第8期富士宮市介護保険事業計画に基づき、第1号被保険者の保険料を改定するとともに、本年2月17日に介護保険法施行規則の改正が公布されたことに伴い、第1号被保険者の保険料を算定する際に基準となる所得額の見直しを図ることなどから、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第33号富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、本年2月3日に新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が公布され、本3条例において引用する条文が削除されたことに伴い、所要の改正を行うため、3条例の一部をそれぞれ改正するものであります。 次に、議第34号富士宮市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。本案は、性的少数者の方に配慮し、性別に関わりなく自分らしい生き方ができる男女共同参画社会の実現に向けた取組を進めるとともに、行政手続における個人及び事業者の負担の軽減及び利便性の向上を図るため、様式における男女別の記載及び押印を不要とすることから、条例の一部を改正するものであります。 次に、議第35号富士宮市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。 本案は、行政手続における個人及び事業者の負担の軽減及び利便性の向上並びに内部手続における事務の効率化を図るため、様式等における押印を不要とすることから、3条例の一部をそれぞれ改正するものであります。 以上、一括して説明申し上げました4議案につきまして、よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 当局からの説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 初めに、日程第16 議第32号富士宮介護保険条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。2番 若林志津子議員。 ◆2番(若林志津子議員) この条例は、介護保険料の値上げということになるわけですけれども、本予算にはその分がもう反映されているのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 今回の令和3年度の予算については反映をさせていただいております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 2番 若林議員。 ◆2番(若林志津子議員) 2月17日に国から示されたということなのですけれども、この条例を本予算を審議すると同時に、その時期に出せなかったのかどうか、お聞きしたいと思います。条例が後ということですよね。今日これが追加で出たということで。だから、値上げの条例と本予算の値上げが入った予算ということの条例を同時に上程できなかったのかということをお聞きしたい。後追いで条例が出たということについてですけれども。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) あくまでも予算のときには国から予定という形の中で話はございましたが、条例を制定するに当たっては、正式な通知が来ないとやはり改正はできませんので、予算のほうはある程度見積もりというか予測の中で立てさせていただいて、正式な通知が2月17日に来ましたので、そこで条例改正をさせていただく中でこの時期になったというところです。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 2番 若林議員。 ◆2番(若林志津子議員) そうしますと、ここの各条例ごとに値上げ幅が1,500円から6,000円ということで、各号別に値上げ幅はあるわけですけれども、それらについても国から事前に示されたものとの相違というのはさほどあったのかなかったのか、そこはどうなのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 保険料につきましては、各保険者が給付費を見ながら設定することができるのですが、今回2月17日の通知というものは6段階以上の方々の所得のところの通知がまだ来ていなかったものですから、そこで少し遅れたというところでございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本貴之議員。 ◆10番(野本貴之議員) 本事業につきましては、事前の第8期富士宮市介護保険事業計画のパブコメ等を通して、中身については説明をいただいておりました。介護事業の利用者が増えて、給付費が増えた。それによっての伴うものということで理解はしているのですけれども、今回のこれらの値上げによって、全体の介護事業の会計として、どの程度の安定性が見込めるのか。要は今回収入が増えて、交付金も増えて、国と県からのお金も足されて収入が増えていくと思うのですけれども、それに自己負担分の介護保険料が足されるわけですので、今後の見通しとして、この事業の安定性というのはこれによってある程度図られるものになるのかどうか、その辺についての中身の説明をお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) まず、保険料を策定するに当たって、まず未来、令和3年、4年、5年の3か年の給付費をある程度試算させていただきます。そんな中で、65歳以上の第1被保険者の方々の23%を加味して、最終的に令和3年、4年、5年の65歳以上の方々の人口で割らせていただいて保険料を一応計算しておりますので、安定的な運用にはなる予定ではおります。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本議員。 ◆10番(野本貴之議員) これによって未来永劫安定されるとは私は思っていなくて、いずれ何らかの形で改定が必要になってくる可能性があるなというのは、そこは承知しています。今回のこれによって平均の自己負担が県内の位置的に35市町の中で、介護保険料ってそれぞれの自治体によって決められるのですが、どの程度の位置になるのか、その辺ちょっと参考までにお知らせいただければと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) まだはっきりしたことは申し上げられるところではないのですが、事前の聞き取り調査の中では静岡県内では2番目ぐらいに保険料が高いというところで聞いております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本議員。 ◆10番(野本貴之議員) 分かりました。保険料が高いということは利用する方が多いからということだとは思うのですけれども、そうはいっても、今のこういった議論はこの議場の外にはなかなか伝わらない話でして、受け取った市民の方が「広報ふじのみや」等で見ると保険料が値上がるのだねというだけの事実が切り取られてしまうので、そこを担当課として、また情報発信課とも連携しながら、今のような議論と介護保険事業計画の推計値等含めて、これだけの利用者がいて、見通しも含めて説明をちゃんとしてほしいなと思うのですけれども、その辺についてもう一度最後お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 当然今の議員おっしゃるところは私たちも承知しているところで、今後「広報ふじのみや」等に当然説明を掲載させていただきながら、課のほうにもそういった連絡がありましたら丁寧な説明をさせていただいて、御理解をしていただくような形でやっていきたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。 ◎企画部長(篠原晃信君) 今、議員からの御提案の分かりやすく伝えるという方法として、「創宮」を視覚的に伝える広報として今積極的に使っておりますので、そういう場面を通しまして、今回の経緯、そして状況でこうなっているということの仕組みを、そんな研究をしてみたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 今回の保険料を値上げしないで据え置くと大体どのくらいの金額になるのか。 あと、これが一般会計にとってどのような影響を及ぼすのか、お願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 例えば保険料を据え置いた場合には、3年間で給付費の支払いができなくなる可能性が十分あります。そういったときには、やはり県のほうからお金を借りて、それで運営していくしかないのです。その借りたお金をどうするかというと、また次の計画のときに借りた金額も含める中での保険料を設定しなければなりませんので、そんな形の中で御理解していただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) これを拝見しますと中間層が結構高い値上げだなということをちょっと心配するのですが、段階は今11段階あると思うのですが、その段階をもう少し増やすとか今後あるのかということと、このように今までの中で値上がった場合に市民の皆様からの苦情というのはあったのかないのかということをお尋ねします。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 国では9段階の標準の段階なのですが、当市においてはそこをもう少し細かく11段階にしております。県内各市町の状況ですけれども、23市中、11段階以下の市が15市あります。今後は、そういったところを含めて注視しながら、段階を増やすかどうかの検討はしていかなければならないというふうには考えております。 苦情については、当然値上げすれば何で値上がったのという話はありますので、そういったところは丁寧に説明しながら、理解を得ながらやっている状況でございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) このコロナ禍の中で、今回また値上げというところで大変私も市民の皆さんの理解が得られるかということは心配なのですが、これから2022年問題、団塊世代の方が75歳、後期高齢者になるというところで介護保険ももはや本当に危うい状態なのですが、そこに向けて当局としてはどんなふうにまた見積もっているのかということと、それと国・県に要望していくことがあると思いますけれども、どのようなことを要望していくのかお尋ねいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 高齢者が増加すれば、それに伴って介護保険制度を使う方も当然増えてきます。そういう中で、やはり介護保険制度を使うと給付費がどんどん増えてしまうので、現制度ですと値上げをせざるを得ない。今後は、国でも今議論をしているのが介護保険1割負担、それを例えば2割とか、あとは今50%公費なのですけれども、それを60%にするとか、そういった議論は今後出てくるのかなというふうには考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 市長。 ◎市長(須藤秀忠君) 介護保険のことにつきましては、要するにパイが非常に変化するわけです。要するに介護保険のお世話になる方が多くて支出が多ければ、国の負担、県の負担、それから市民の負担も増えてくると。介護保険を使う人が少なければ負担が軽くなるというか、パイが小さくなるから金額も少なくて済むのです。例えば私どものような場合、市長職でたくさんの給料をいただいているわけでございますけれども、一番上で十三万何がしかということで、ところが私は健康なものですから介護保険のお世話にならなくていいわけです。健康であれば、そういうことはむしろ奉仕していると。これは保険制度でお互いに協力し合って、そういう制度を作っています。14万5,000円だそうです。年間。それで、そういう人はたくさんいるわけです。だから、この制度は、低所得の人にはなるべく負担をかけないで、そして高所得者の人にできるだけ面倒見てもらうというか負担してもらうというような制度でもあるのです。だから、不満だ何だといろいろあるかもしれない。お互いに助け合っていく制度なものですから、そこら辺を理解していただきたいと思うのです。「創宮」にもそういうことを書かないと、みんなが毎年毎年上がるとか、不平不満が起こってしまうのですけれども、現実の状況というのもしっかり正しく伝えていくことが大事だなというふうに思っています。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長兼福祉事務所長(小林博之君) すみません、私から補足といいますか、課長の補足なのですが、やはり介護保険人口これから増えること、これはもう確実でございます。そこを見越した中で、いわゆる介護予防の段階、介護のお世話にならないで、いわゆる健康寿命を延ばすという。いろんな政策もう始めておりますが、それはやはり一つの目的として、こういった介護、先ほどまさに言ったように、市長のように健康な高齢者、そういった方を多く作るといいますか、そういう方になっていただきたいということの中で、様々な介護予防事業を現在進めておるところでございます。また、生活支援体制整備事業もその一助になるものと考えておりますので、政策としてはそういった動きをしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 企画部長。
    ◎企画部長(篠原晃信君) 企画部ですので、広報を担当している部門としまして、今市長からも分かりやすいお知らせをしてほしいという指示がございました。これはいつも言われていることでございます。特に今回の介護保険料について私も議論に加わっておりますけれども、決して富士宮市が財政上厳しいとか、介護保険の運営が非効率だから値上げにつながったという話ではないということで御理解いただきたいなと思います。昭和40年代から、富士宮市は早くから特別養護老人ホーム白糸寮というのがあったり、そして富士宮荘とか高原荘と。かなり富士宮市は早くから特別養護老人ホームが設置をされているまちでございます。人口比に対してそういう特養が多かったというのも富士宮市の一つの福祉政策の売りだったわけですが、介護保険事業に転換をした後、今度これを福祉サービスの一つの要素として使ったときに、そういう受皿がしっかりあるということで、サービスの充実という面に重きが置けるようになった。そんなことの積み重ねが介護保険料の計算上出てくることにもなってきますので、またそんなことも、テレビニュースで分かりやすいニュースがたくさん出ていますので、ああいうものも参考にしながら、市民の目線で分かりやすい広報というのを心がけて、今回の介護保険料の改定についてお伝えをしたいなと。早速情報発信課と勉強してみたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 介護サービスが充実するということはありがたいのですけれども、一方で補正予算のときにも議論した紙おむつ助成事業が介護保険サービスから外されたということがありますよね。これは予算の中に出てきたものだから分かるのですけれども、紙おむつの事業以外に来年度から介護保険サービス、今まであったものが使えなくなる、そんなものというのはあるのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) そういうものはございません。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) それで、最初若林議員が質問したように、やっぱり予算と一体で議論しないとなかなか分かりにくい。私たち当初予算やるときに、一般会計から特別会計から全部の中で議論しなければならないもので、なかなか介護保険だけに集中できないのです。ですから、当初予算と条例一緒に出せないのだったら、せめて今日条例案と補正予算という形で出てくれば、まだ一体に議論できるのではないかなと思うのです。今日も補正予算別にありますよね。そんな形で、補正予算と条例はやっぱり一緒に出すということが必要ではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 行政課長。 ◎行政課長兼選挙管理委員会事務局長(佐野史俊君) 予算を伴う条例の関係だと思いますので、私のほうから答弁させていただきます。 まず、予算を伴う条例について制限がございます。地方自治法の222条でございます。ちょっとこの条文紹介させていただきます。「普通地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件があらたに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が適確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならない」、こういう規定がございます。これは予算上の措置が適確に講ぜられる見込みというものですけれども、このことは当該案件に伴い必要な予算上の措置が具体的に明瞭に取られる見込みのあることということでございまして、関係予算が議会に提出されたときということでございます。この関係予算が議会に提出されたときというのは、少なくとも同一の議会ということで解釈されてございます。そうした意味から、今回当初予算に介護保険料の値上げが上がっている。それから、追加で議案を提出させていただいた。このことは、この条文に沿って適切に提出されているものと理解してございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 同一議会だからいいのだという話ですか。最初に当初予算賛成してしまったら、この後で条例出てきても、条例に反対はできないですよね。理屈上、私たちは。だから一緒に出してくれと言っているのです。同一議会で出せばいいという話とまた違うのですよね。だから法的には問題ないと思うのですけれども、議会の議論をより充実させるためには、やっぱり条例と予算は一体で私たち見ていかないと本当に内容のあるものにならないのではないかなということなのです。それは今後のほかのものについても、ぜひ考慮をお願いしたいと思います。 それから、今回保険料の値上げということですが、保険料の値上げをできるだけ抑えるという市の努力はあると思います。その保険料を抑えるためには保険給付等支払準備基金、これを活用して抑えていると思うのですが、今年度末の基金の残高が幾らで、これから3年間毎年入れていくと思うのですが、毎年幾ら入れていくのか。それは、当初予算案の中でどこを見れば出ているのかということをお知らせください。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 今、議員の御質問なのですけれども、保険料を決める際に、今実は介護給付費支払準備基金が7億6,000万円ほどございます。保険料を計算する際に、7億円を取り崩す予定の中で保険料を計算しておりますので、この年に幾ら積み立てするとかというものではなくて、あくまでも7億円分を原資に、それを含めた中で保険料を計算させていただいているので、御理解していただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 7億6,000万円のうち7億円を、保険料を抑えるために3年間使っていくと。それは大変いい使い方だなと思います。やっぱり今後の見通しとして、基金も積み立てていかなければならないですよね。3年後に向けて。その積立てはどんな形で、毎年どのぐらいを予定して、安定的な介護保険財政を検討しているのか、そこまでちょっと将来の見通しをお知らせください。 ○議長(佐野寿夫議員) 高齢介護支援課長。 ◎高齢介護支援課長(渡辺良正君) 実際にその積立てが幾らできるかという予測は今のところできておりません。やはり3か年のうち、初年度、2年度、3年度とあるのですけれども、過去の実績を見る限りでは初年度が一番多く積み立てられるのかなというふうには考えているのですが、私どももできるだけ保険料の上昇を抑えるために今回7億円を一応考えておりますので、第1年度、第2年度、第3年度どのぐらい積み立てられるかというのはちょっと今分かる状況ではないです。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 2番 若林志津子議員。 ◆2番(若林志津子議員) すみません、先ほど私たちも補正の中で条例の値上げ分をと言ったらば本予算と同じような形を全部作らなければならないという。 ○議長(佐野寿夫議員) 若林議員、すみません、同じところなので、3回の2度目はできないです。 ◆2番(若林志津子議員) さっき1回分ぐらい残っていると思う。 ○議長(佐野寿夫議員) いや、残っていないです。つけていますから。 ◆2番(若林志津子議員) いいですか。だめ。 ○議長(佐野寿夫議員) 3回終わっています。 ◆2番(若林志津子議員) 3回言いましたっけ。 ○議長(佐野寿夫議員) 終わっています。前回で。 ◆2番(若林志津子議員) 2回ではなかった。 ○議長(佐野寿夫議員) つけていますので。 ◆2番(若林志津子議員) つけてくれてある。はい、分かりました。では、個別に後で聞きます。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第17 議第33号富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第18 議第34号富士宮市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 次に、日程第19 議第35号富士宮市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定について質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終了します。 以上で、日程第16 議第32号から日程第19 議第35号まで、一括4件に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。2番 若林志津子議員。 ◆2番(若林志津子議員) すみません、議第34号のところで、火入れに関する条例で男女共同参画のところということで、男、女という文言があったので、そこを削るという内容になっているのですけれども、今回いろいろそういうことで全ての条例を見ていただいた中で、これは今回こういう形で改正されるのですけれども、ほかにはないという認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 女性が輝くまちづくり推進室長。 ◎市民交流課参事兼女性が輝くまちづくり推進室長(滝川由美子君) 議員の御質問にお答えさせていただきます。 該当します条例は3件ございましたが、この改正は申請書等において記載者に不用意に性別欄の記載を求めて精神的な御負担をおかけすることがないよう配慮するために様式を改めるということを目的にしておりますので、様式の改めが必要なものはこの条例の改正のみになっております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で日程第16 議第32号から日程第19 議第35号まで一括4件に対する質疑を終結します。 ただいま議題となっております日程第16 議第32号から日程第19 議第35号まで一括4件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第16 議第32号から日程第19 議第35号まで一括4件については、会議規制第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。日程第16 議第32号から日程第19 議第35号までに対する討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。 以上で議第32号から議第35号までに対する討論を終結します。 これより採決に入ります。 初めに、議第32号富士宮介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第32号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第32号富士宮介護保険条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第33号富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第33号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第33号富士宮市職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第34号富士宮市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第34号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第34号富士宮市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議第35号富士宮市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議第35号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第35号富士宮市職員の服務の宣誓に関する条例等の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 △日程第20 議第36号 令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第12号) △日程第21 議第37号 令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第5号) ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第20 議第36号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)及び日程第21 議第37号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第5号)の2件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。芦澤副市長。〔副市長 芦澤英治君 登壇〕 ◎副市長(芦澤英治君) ただいま上程されました議第36号及び議第37号の2議案につきまして、一括して説明申し上げます。 まず、議第36号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)について説明申し上げます。 今回の補正予算は、本年3月1日に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付限度額が通知されたことなどに伴い、国の令和2年度補正予算に対応した事業費を追加するほか、決算見込みによる歳入歳出の補正を行いました。 今回の補正は3億2,400万円の追加でありまして、補正後の予算規模は640億9,200万円となるものであります。 補正の内容の主なものについて申し上げますと、まず歳入でありますが、第2款地方譲与税1,300万円、第7款地方消費税交付金1億1,136万7,000円、第8款ゴルフ場利用税交付金1,900万円及び第19款繰入金1億6,200万円のそれぞれの減額は、いずれも収入の決算見込みによるものであります。 第15款国庫支出金3億8,890万7,000円及び第16款県支出金8,100万円のそれぞれの追加は、いずれも歳出に関連した特定財源の補正であります。 第18款寄附金は156万円の追加であります。この内容といたしましては、一般寄附金28万6,000円の追加は、明治安田生命保険相互会社様、柚野・精進川地区寒行様ほか1社からの新型コロナウイルス感染症対策事業に対する御寄付によるものであります。 社会福祉費寄附金127万4,000円の追加は、株式会社ヤマモト様、望月昭紀様からの社会福祉事業に対する御寄付によるものであります。 第22款市債1億5,790万円の追加は、減収補填債の借入れによるものであります。 次に、歳出でありますが、第2款総務費2億7,156万円の追加は、財政調整基金、社会福祉施設整備基金及び新型コロナウイルス感染症対策基金の積立てによるものが主な内容であります。 第3款民生費は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る財源の補正によるものであります。 第4款衛生費1,415万5,000円の追加は、病院事業会計への繰出金によるものが主な内容であります。 第7款商工費は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び新型コロナウイルス感染症対策地域振興臨時交付金に係る財源の補正によるものであります。 第9款消防費50万3,000円の追加は、事業費の決算見込みによる補正であります。 第10款教育費3,778万2,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策として、学校施設の消毒、教職員研修などを実施することによるものが主な内容であります。これについては、繰越明許費として設定いたしました。また、債務負担行為につきましては、学校給食センター調理及び配送委託料を追加いたしました。 以上が本補正予算の大要であります。 次に、議第37号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第5号)について説明申し上げます。 今回の補正は、前議案と同様に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付限度額が通知されたことなどに伴い、収益的収入393万6,000円及び資本的収入1,071万9,000円をそれぞれ追加するものであります。 補正の内容につきましては、収益的収入においては、新型コロナウイルス感染症対策に係る一般会計からの補助金及び県交付金の追加によるものであります。資本的収入においては、新型コロナウイルス感染症対策に係る一般会計からの補助金の追加によるものであります。 以上が本補正予算の大要であります。 以上、一括して説明申し上げました2議案につきまして、よろしく御審議の上、御決定をお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 当局からの説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 初めに、日程第20 議第36号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)に対する質疑に入ります。 質疑の方法としては、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳入から質疑を許してまいります。 なお、議員各位には、御質疑の際、該当するページ数をお示しくださいますよう、よろしくお願いします。 初めに、2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、7款地方消費税交付金、1項地方消費税交付金について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、8款ゴルフ場利用税交付金、1項ゴルフ場利用税交付金について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、15款国庫支出金、2項国庫補助金について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、16款県支出金、2項県補助金について質疑を許します。12、13ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、18款寄附金、1項寄附金について質疑を許します。14、15ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、19款繰入金、3項基金繰入金について質疑を許します。14、15ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、22款市債、1項市債について質疑を許します。14、15ページです。御質疑ありませんか。4番 辻村岳瑠議員。 ◆4番(辻村岳瑠議員) 減収補填債から1億5,790万円、減収補填債の対象は法人税のみと聞いています。過去の減収補填債ではリーマンショック時の11億円と聞いておりますが、今回の減収補填の根拠を教えていただけますでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政課長。 ◎財政課長(小西雅和君) それでは、今回の減収補填債の発行に至った経緯といいますか、先ほど議員がおっしゃったとおり、現行制度の減収補填債の対象税目は法人税割などのそういった法人関係税に限られてございます。今回の減収補填債の対象税目なのですけれども、今回令和2年度の地方財政法の改正に伴いまして、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅な減収が生じております消費や流通等に関連する地方消費税交付金など7税目がこの補填債の対象税目の追加となりました。ただし、現行制度との違いですけれども、これは令和2年度のみの特例措置であること。また、従来の減収補填債の制度上認められております精算制度が適用されないことということがございます。今回の補正予算に計上してございます減収補填債の対象税目につきましては、地方消費税交付金などの追加税目に限ったものでございまして、現行の法人税割などを対象としたものではございません。本市においても、減収補填債の追加税目となりました地方揮発油譲与税、地方消費税交付金及びゴルフ場利用税交付金、今回の補正予算にも減額の補正を計上してございますが、こちらも令和2年度の交付税の算定上の標準税額と実税額の乖離が生じてございます。それで、またこちらの税目につきましては、先ほどちょっと申しましたが、現行の補填債の対象税目で適用される精算制度、この精算制度と申しますのは、仮に補填債を発行しなくても、翌年度以降3か年でその標準税額と実税額の差額が是正されるという制度がございますが、そういった制度が今回の追加税目に関しては適用がされません。ということがございまして、これらの税目について減収補填債を発行しない限り交付税算定上のいわゆる減収分、こちら今回計上してございます1億5,790万円でございますけれども、そちらの差額分を是正することができないということがございまして、本補正予算で予算措置をさせていただきたいということで計上してございます。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 4番 辻村議員。 ◆4番(辻村岳瑠議員) 分かりました。消費税とゴルフ税とガソリン等々のものを見込んで、今回新しいので、減収補填債を選択したということですね。さっきも説明が重複するかもしれませんけれども、財調を使わずに減収補填債を選択する、こういった基本的な考え方というのを少し教えていただけますでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政課長。 ◎財政課長(小西雅和君) 財調を使わずにというふうな意味合いというよりは、仮に今回国が手当てをした特別の今回特例措置ということで、そういった地方の財源確保の機会を、仮に今回の補填債を発行しないということは、その財源確保の機会を見送ってしまうということになってしまいます。そういうことで、結果的には一般財源の減収分につきましては最終的には持ち出しとなってしまうということから、起債とはいえ慎重に検討してまいりました結果、今回の補填債を発行させていただきたいということで計上してございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 4番 辻村議員。 ◆4番(辻村岳瑠議員) ありがとうございます。理解できました。コロナ禍にもかかわらず、財調も52億円まで積み上げているということで、本当に心強い限りです。 最後ですけれども、法人の減収補填債が入っていないということですけれども、今回景気のよしあしにあるのは株価だと思っていますけれども、市内の人に聞きますとやっぱり給料が減ったですとか仕事がないということで、日経平均株価というのが本来の景気を見るバロメーターとは違った見方もしていいと思うのですけれども、過去の当局の経験から、この法人税の見込み、減収補填というのはいつぐらいに分かるのか、そういったところの見解をもしありましたら聞かせていただけますでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政課長。 ◎財政課長(小西雅和君) それでは、令和2年度の法人税割がどのぐらいになるのかということで、実際のところ、決算を打ってみないともちろん分からない数字ではございますが、今のところ令和2年度の実際補填債の算出における標準税額と実際の実税額の差額を約1億3,000万円ぐらいの減収を一応見込んでございます。先ほど私が申しました1億3,000万円分につきましては精算制度が適用されますので、令和3年度以降3か年をかけて是正がされると。そういった仕組みになってございます。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 精算措置が3年間というのがないということで、よく理解できました。そして、この減収補填債というのは、建設債といって建設に使われるわけなのですが、それは何を充てているのかということと、それと償還期間、それは何年でしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政課長。 ◎財政課長(小西雅和君) それでは、今回の減収補填債を充当する事業と今のところの償還期間ということでお答えいたします。 まず、充当を予定しています事業としましては、すみません、ページが歳出のほうに入ってしまうのですけれども、16ページ、17ページにございます総務費の14番市民活動支援費、そちらに一般財源を減額して地方債の財源の振替をしてございます。こちらの事業の中に地方交流拠点施設整備事業ということで、本年度の(仮称)富丘交流センターの建設事業費、そちらの事業費の一部に一般財源、こちら今のところ一般財源全てそちらで充当してございますけれども、そちらの一部の事業費を起債のほうに振替をするということで、今回補正予算の計上をしてございます。 償還期間につきましては、今のところ県との協議の中では20年償還、3年据置きということで、ちょっと補足ですけれども、今回国がそういった補填の制度ということで制度改正してございますので、国のほうは本来の減収補填債の財源としましては民間資金を措置してございますけれども、今回につきましては金利の安い公的資金、国がそれを1兆円資金を確保しているということで、国や県からも積極的に活用するようにというふうな、そんな要請もございました。その意見もございましたので、今回の補正予算の発行ということで、よろしく御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) この減収補填債は、75%国から返ってくるわけなのですが、25%は一般財源から持ち出しということになると思うのです。ですので、できましたら、これから収入がどんどん減っていくわけですけれども、この減収補填債というのは起債を打たないでこらえていただいて、精算措置があるわけですので、そんなところでこれから借金を作らないでいただきたいなと思います。これは要望です。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政部長。 ◎財政部長(中村日出和君) 今、議員の御提案ですけれども、減収補填債並びに臨時財政対策債の活用については、十分注意しながらこれを活用してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳入に対する質疑を終了します。 これより歳出に対する質疑を許します。 初めに、2款総務費、1項総務管理費について質疑を許します。16、17ページです。御質疑ありませんか。14番 佐野和彦議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 17ページ、積立金の中の新型コロナウイルス感染症対策基金積立金、予算というよりも、この名前なのですけれども、新型コロナウイルス感染症対策基金ということで、恐らく新型コロナウイルスに使うための基金としてやっていらっしゃる。ですけれども、法律の中に新型インフルエンザ等特別措置法という法律がありまして、その中で新型コロナウイルス感染症も入っていると。これすごく分かりづらくて、市民の中にはそんな名前の使い方おかしいではないのかという話もあります。振り返ってこれを見ると、新型コロナウイルス感染症が今回終わりまして、次の例えば感染症が来たときに、引き続きこの基金が使えるというような感じにさせるには新型感染症対策のほうが、個別の名前を何でつけるのかということについてお伺いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) 今の御質問にお答えします。 今回この基金を作ったときの目的としまして、目的からすると、市民などから新型コロナウイルス感染症対策のための寄附が寄せられていることから、その受皿として創設した基金といったような目的でございます。今回感染症法の改正でいきますと、新型インフルエンザ等感染症という項目の中に新型コロナウイルス感染症が追加されたわけですけれども、今回あくまでも中国で発症したこの感染症に対しての基金の受皿ということで御理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野議員。 ◆14番(佐野和彦議員) ということは、新型コロナウイルス感染症が収束をした後は、この積立金はなくなるという考えでよろしいですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 福祉企画課長。 ◎子ども統括監兼福祉企画課長(稲垣康次君) そのお考えでよろしいかと思います。よろしくお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 同じく基金のところで財政調整基金積立金に2億7,000万円積むわけですけれども、先ほどは歳入のほうでは減額になって、ここで再び積んで、来年度の当初予算で15億円取り崩すということで、全体で来年度当初予算の残高というのは全部で幾らになるか。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政課長。 ◎財政課長(小西雅和君) それでは、財政調整基金の令和3年度当初予算後の残高見込みということでございますが、まず令和元年度末の財政調整基金残高、何回か御説明していますが、約50億円ございました。令和2年度の本補正予算後におきまして、積み戻し分を含めた取崩し分としては15億4,790万円でございます。それを繰り入れてございます。あと、新規積立て分としましては17億9,100万円を積み立ててございます。それで、令和2年度末の現在高見込み、予算上では約52億円となってございますけれども、先ほど議員がおっしゃるとおり、令和3年度の当初予算で既に15億7,000万円を取崩しをしてございますので、令和3年度の当初予算時点では約36億円という残高となってございます。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 今回この積み立てた基金の原資というのはどこから出ているのかなと。歳入でどこかこれに対応するようなところがあるのか。どこかで余ったものが出てここに積み立てたのか、それを教えてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政課長。 ◎財政課長(小西雅和君) 今回積み立てた原資ということでございますけれども、歳入側で新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、多分今年度最終といいますか、この交付金自体が最終となります。こちらが3億7,000万円ほどです。年度を通して総額で約12億6,000万円ぐらいこの交付金が手当てされたということになると思いますけれども、今回補正予算で計上してございますその交付金の交付限度額を可能な限り活用するべく、対象事業の執行状況等踏まえて、本補正予算でも一般財源から交付金への財源の振替を行ってございます。その結果、超過となった一般財源分を今回可能な限り財政調整基金へ積立てをさせていただいて、来年度以降の財政基盤の強化を図るということで、そういうことで積立てをさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) そうすると、主に新型コロナウイルス感染症対策にこれまで充ててきた一般財源とか財政調整基金をそこに充てた分が、今回地方臨時創生交付金で入ってきた分をここに積み立てたと、そういうことでよろしいのですね。はい、分かりました。 ○議長(佐野寿夫議員) 3番 近藤千鶴議員。 ◆3番(近藤千鶴議員) 52億円ぐらいの財政調整基金はあるのですけれども、大変高くてうれしいのですけれども、標準財政規模の1割ほどあればいいのですけれども、結構これあるのですよね。でも、予算のときから静岡県の市町で13位ですので、ほかの市町は10億円とか20億円だったのですけれども、その理由はやっぱりほかの基金が多いということなのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 財政課長。 ◎財政課長(小西雅和君) 令和元年度の基金の積立て状況から判断させていただきますと、先ほど議員がおっしゃったとおり、財政調整基金の富士宮市の人口1人当たりの積立額は約3万8,000円で、県内23市中13位となってございます。特定目的基金の残高につきましては、富士宮市はかなり下位のほうに位置をしてございます。他市のそういった特定目的基金の残高が富士宮市に比べて比較的多いという傾向については、詳細な理由は分かってはございませんけれども、特定目的基金ということで、それなりの他市についてはその基金を充当する事業のための基金を毎年計画的に積立てをしているのではないかというような考えは持ってございます。 以上でございます。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 ここで10分間休憩します。                                     午前11時08分休憩                                                                            午前11時17分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、3款民生費、1項社会福祉費について質疑を許します。16、17ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項児童福祉費について質疑を許します。16、17ページです。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4款衛生費、1項保健衛生費について質疑を許します。16、17ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、4項病院費について質疑を許します。16から19ページまでです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、7款商工費、1項商工費について質疑を許します。18、19ページです。御質疑ありませんか。4番 辻村岳瑠議員。 ◆4番(辻村岳瑠議員) プレミアム付き商品券からですけれども、前回も質問して、5,000万円が行政コストだと聞いているのですけれども、2回同じことをすることに当たって、同じコストがかかる。この説明もう一度、再度になるのですけれども、お願いできますでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 今回2回でございますけれども、印刷物については全く同じような工程になります。各金融機関に対するそういった委託料というか、これも基本的には同じです。2回だからといって、かなり2回目が削減されるとか、そういった部分はございません。強いて言えば加盟店の募集については、第1回目のときに加盟した人で第2回目にもし抜けるならばやめてくださいとか、多少若干の事務量は減りますけれども、これが金額にどれだけ反映するかというところはそれは見えておりませんので、基本的には2回とも同じくらいの行政コスト、5,000万円ずつかかるというふうに考えております。 ○議長(佐野寿夫議員) 4番 辻村議員。 ◆4番(辻村岳瑠議員) 印刷物が一緒で、何が言いたいかというと、本当にもう知名度も期待度も上がっているものですから、行政コストをちょっとでも削って、1円でも1枚でも多く市民の皆様に配布したい、そういった思いからなのですけれども、印刷は変わらなくて、要するに印刷する版も変わらない。同じものを作って、ここもうちょっと、なぜ変わらないのかなというところなのですけれども。 ○議長(佐野寿夫議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(高野裕章君) 版は変わります。入札もし直して、2回目のほうが安くなっているというところありますけれども、予算の段階ではそこまで入れませんでしたので、決算としては下がった部分がありますので、それは競争原理も働く中で、コストのほうは下げる努力もしておりますので、そんな形で御理解ください。 ○議長(佐野寿夫議員) 4番 辻村議員。 ◆4番(辻村岳瑠議員) 予算を下げる努力をしていただけるということで、分かりました。ありがとうございます。よろしくお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、9款消防費、1項消防費について質疑を許します。18、19ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、10款教育費、1項教育総務費について質疑を許します。18、19ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、2項小学校費について質疑を許します。18から21ページまでです。御質疑ありませんか。5番 細沢覚議員。 ◆5番(細沢覚議員) ちょっとお聞きします。 非常にコロナ対策で頑張っていただいておるのですけれども、富士宮市の場合は130人という形から一向に伸びていなく、県内は5,428人という形でいるのですけれども、ここで小学校の昨日の一般質問中で教育長のほうが、校内の消毒等は全体やらないという形で御答弁あったと思うのですけれども、ここで今校舎の消毒の委託という形になっておるのですけれども、どういう形でこれをするのかちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) 消毒についてお知らせいたします。 消毒については、日々教職員がドアノブですとかスイッチですとか蛇口等を消毒をしている形になります。今回、国の3次補正予算、感染症対策等の学校教育活動継続支援事業ということで計上させていただいておりますけれども、こちらにつきましては専門業者ですけれども、実際に保健所等も紹介をしていただいた中で、新型コロナウイルス消毒を行うに当たって、資機材や薬剤等の専門知識のある日本ペストコントロール協会がございますけれども、そちらに加盟している業者の委託をするのであればそちらも候補の一つとして今考えております。ただ、全体というとなかなか難しいところもありますので、多くの児童生徒たちが特に手を触れる場所ですとか、そういうところにつきまして、例えば月に1回ですとか、日々の教職員がやっていただくものに加えて、学校のほうに回数等もまた確認の上、対応してまいりたいなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 5番 細沢議員。 ◆5番(細沢覚議員) ありがとうございます。子どもたちがどこをどうさわって、いろいろな形でどこからまた持ってくるかという形が分からないウイルスですので、ぜひそのところはお願いしたいと思います。 もう一つ、昨年度、校内研修等も大分遅れたりやらなかったりという形であるのですけれども、このコロナに対しての校内の研修というのは非常に重要な立場だと思うのですけれども、それに備えながら、またこれから夏を迎えて、プールとかいろんな問題、汗をかきながらという。この辺の研修とかそういうので盛り上げていけるのですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) こちらにつきましても、研修実施委託料ということで補助の費目に入ってございます。ただ、こちらが学校の感染対策と、あとは教職員の研修にかかる経費ということで、いずれにしましても学校の規模に応じた配分額を学校にお渡しするような形になりますので、それぞれ学校の状況に合わせて、学校長の判断で迅速かつ柔軟に対応する学校裁量の経費というような形の性質を持っていますので、こちらにつきましても校長会等を通じて各学校長といろいろお知らせした中で協議してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 5番 細沢議員。 ◆5番(細沢覚議員) 最後になりますけれども、ぜひ富士宮市は130人という形からずっと出ていませんので、小中学校の子どもたちが安心、安全に登校、生活できるように、一番の集まる学校等の中で衛生管理のほうをよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育部長。 ◎教育部長(植松宏幸君) すみません、ちょっと補足させてください。先ほど学校全体の消毒というお話がありましたけれども、消毒は、教育長がお答えしたとおり、学校全体の消毒ということを通常は考えておりません。ただ、新型コロナウイルス感染症に感染した場合、どうしても先生方だけでは足りない場合に全体をやるというようなときにはこういう委託料を使うということもあるということで考えていますので、どこの学校も全体でやるというふうに誤解されると困るので、ちょっと補足だけさせてください。失礼します。 ○議長(佐野寿夫議員) 7番 齋藤和文議員。 ◆7番(齋藤和文議員) 今のところに関連です。委託料、では現時点でやるところは特には決まっていないけれども、何かあった場合の対応ということでよろしいですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) こちらにつきましては、今回新しく補助のメニューということで、教職員の負担を軽減するために外注する委託費ということで、そちらについての補助のメニューがございますので、我々のほうで業者に確認しますと1日8万円程度で消毒かかるよというような金額を聞いてございます。ですので、学校のほうに確認をして、例えば月に1回入っていただきたいよということであれば、その学校の要望に応えて対応してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 7番 齋藤議員。 ◆7番(齋藤和文議員) では、これ学校長の判断で来ていただく、いただかないということでよろしいということですね。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) おっしゃるとおりです。ただ、学校のほうに確認をしていただいて、我々のほうで調整が図れるものであれば業者を通じて、この学校は何月何日にお願いしますよということで、集計をしてお願いするという方法も考えられますので、そちらも学校長とよく相談をして対応したいと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 13番 佐野孜議員。 ◆13番(佐野孜議員) 一般質問でもそのことを話したのですけれども、ぜひ予防のために全体消毒をやってもらいたいと思いますけれども、予防のためにやってもらいたいということと、それとその業者にはどんな資格が必要なのですか。例えば8万円でやるときに、そういうところの業者の資格。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) こちらは日本ペストコントロール協会ということで、そちらどういう資格を取るのが必要かというのは我々ちょっと把握はしてございませんけれども、コロナに実際かかった場合、保健所のほうに確認をしますと、この業者を紹介していただけるということで、実績のある業者というふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育長。 ◎教育長(池谷眞德君) ちょっと中で申し訳ないのですけれども、予防のためにやるということは基本的には考えていません。それをもしすると、月に1回しても年に何回しても結果は同じだと思います。しかも、一般質問のときに、休みに入るときにやって、子どもがいないのに消毒して、例えば8万円かかったとしたら、もっと別の使い方。それだったらばアルコール消毒液購入のための消耗品費で来年度使えますので、そんな使い方をしたいと思いますので、今ちょっと教育総務課の先ほど部長のほうから答弁させていただきましたけれども、ちょっと誤解を招くと。そうすると、学校が日曜日とか土曜日の日にそれを消毒するとかと。消毒しても月曜日とか火曜日で子どもが来れば同じ状況になりますので、どうしても必要なとき、新型コロナウイルスの感染症でクラスターの発生が疑われるとかというときにするということは、それは十分考えていますけれども、定期的にやってもやらなくても、それは感染症の予防にどうつながるかというときに非常に難しいと思いますので、何かあったときのために、きちっとそのときにすぐ対応できるような体制、それでしっかりした業者をという形で今部長に答弁していただきましたので、そちらのほうでお願いしたいと思います。 ○議長(佐野寿夫議員) 13番 佐野議員。 ◆13番(佐野孜議員) 教職員の負担軽減ということもあります。教職員がやっていることというのは、新型コロナウイルス感染症が発生しないけれども、そういう消毒をしているということですので、何となく予防のほうがいいと思いますけれども、御参考にお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育長。 ◎教育長(池谷眞德君) それは予防のためにやっていただいて、校舎全体を、では毎日業者を入れてやるといった場合の予算措置って膨大になると思います。それはぜひ先生方に頑張っていただくというふうな形で考えていきたいと思います。もし議会のほうで、予算出して、それを承認していただければ、それはそれでしますけれども、それはなかなか、もっとほかに使える部分で使ったほうがというふうに考えています。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野和彦議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 先ほどの消耗品費のところの関連ですけれども、アルコール消毒を各学校やっていらっしゃるかと思います。その中で、新型コロナウイルス感染症発生当初から言われていたのがトイレ、排せつ物を排せつした後、手についたものを目とか口とかそういったところにさわる前にアルコール消毒がかなり有効だという論文も出ています。その中で、各学校にどれだけのトイレの後にアルコール消毒の容器があるのか。もしなければ、ぜひ今後設置していただきたい、そのように思うのですけれども、いかがですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) それぞれの蛇口に石けん水がございますので、そちらのほうについては把握をしておりますけれども、全ての蛇口にアルコール消毒が入っているかどうかというのはそこまで把握はしておりませんが、洗剤といいますか、消毒の石けん水というのが必ずついておりますので、そちらで対応しております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 14番 佐野議員。 ◆14番(佐野和彦議員) 疑わしいと言われているので済ませればそうかもしれないですけれども、今後そういったことも検討に入れていただきたい。かなりの学者が言っています。そういったことで、子どもの安心、安全もありますので、ぜひ御一考をお願いいたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 18番 諏訪部孝敏議員。 ◆18番(諏訪部孝敏議員) 校用備品費と消耗品、小中学校ありますけれども、その中身、どんなものを買うのか。新型コロナウイルス関係だと思うのですが、どんなものを購入するのかというところをちょっと教えてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) こちらにつきましては、9月補正でも今年度、学校再開支援事業ということで4,650万円ほどの予算を計上させていただいた中で、備品、消耗品、それぞれ購入してございます。その中で、備品につきましては、感染症、熱中症対策、また学習保障支援対策ということで、集団検温に使うサーモグラフィーですとか、あと換気に必要な大型扇風機、学習保障支援といたしましてビデオカメラやプロジェクターということで、全部で17品目、3,200万円の金額で使用しております。また、消耗品につきましては、先ほどのアルコール消毒液ですとか、健康観察カードの上質紙、またパーティション、また自動給水装置、赤外線の蛇口にアタッチメントをつけて自動で給水ができるというような装置もございますけれども、そちらのほうも購入しております。今後もこのような形で、感染症、熱中症対策に係る備品、消耗品について購入していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 18番 諏訪部議員。 ◆18番(諏訪部孝敏議員) 今、アルコール消毒の話も出ましたけれども、外神の化粧品のOEMのメーカーが学校のほうに次亜塩素酸に代わるソフト酸化水というのを寄附しています。ソフト酸化水の発生装置というか、それは病院とかいろんなところでも実証されて使っている部分で、金額的にもそんなに高いものではないものですから、実際自分の学校にそういう装置があればアルコールに代わるそういったものも学校ですぐ作って、学校で使用できるのではないかなと思いますので、これ提案しておきますので、ぜひ検討していただきたいなと思います。よろしくお願いします。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本貴之議員。 ◆10番(野本貴之議員) すみません、校用備品費について1点だけ質疑をさせていただきます。 教育委員会のほうから各学校のほうに先ほど十何種類ということで、応援、支援メニューで各学校のほうで何が必要ですかということでメニューを出されて、希望に沿ってお金出していると思うのですけれども、ある学校のほうでも、教育委員会から購入のメニューの支援が来るのですけれども、これを買わなければいけないというふうにリスト化されて、そこは限定されていて、中には余り使用頻度も高くないけれども、でもメニューが来ているからあえてこれ買おうかなとかいうようなところもあるようです。要は支援メニューの使途がこれというふうに限定されてきているものですから非常に使い勝手が悪いということなのですけれども、例えばそこら辺の使途を広げるとか、もう少しお金の幅を広げるとか、そういうことというのは支援メニューの中で考えられないものなのでしょうか。教育委員会のほうでこれ買ってくださいというふうに限定され過ぎていないかなということなのですが、そういうことというのは考えられないですか。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) こちらにつきましては、それぞれ我々のほうが校長会とかでもいろいろお話しさせていただいて、基本的には入札にそぐわないものですとか、そのようなことがありますので、どうしても競争原理を働かせて安く購入するという我々使命もございますので、ただ議員が、おっしゃられたように、学校のほうと協議をして、必要なものについて確認の上、また各学校に照会をしてみたいと思います。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 10番 野本議員。 ◆10番(野本貴之議員) ありがとうございます。要は物で渡すよりもお金で渡してほしいという部分もあるのです。ある程度市と学校長の判断で校用備品が買えるようなお金があれば、うちの学校はこれが使いたいということも考えられると思うのですが、校用備品費の支援メニューということで、全体の予算枠の中で4,000万円出しているのですけれども、そういう逆にある程度のお金で渡してこういった備品使ってくださいねというふうに、自由に使うということも考えられないのでしょうか。そのメニューの中で。そういうことはどうなのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 教育総務課長。 ◎教育総務課長(石川佳和君) 議員の御提案いただきましたけれども、やはりこちらの会計処理もございますし、入札処理もございます。学校に自由に渡すお金というのも、会計検査もございますので、しっかりとした帳票類もそろえなければいけないということもございますので、こちらの備品の購入については教育総務課で購入手続、入札ですとか会計処理を行っておりますので、金額だけを渡して自由にというのはなかなか難しいかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 次に、3項中学校費について質疑を許します。20、21ページです。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。 以上で歳出に対する質疑を終了します。 以上で議第36号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 次に、日程第21 議第37号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第5号)に対する質疑に入ります。 収入全般について質疑を許します。御質疑ありませんか。1番 渡辺佳正議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 12、13ページで、新型コロナウイルス感染症対策補助金ということです。地方創生臨時交付金ということですけれども、いわゆる当初予算のときにお聞きした空床補償というのですか、あれとは別のものだと思うのですけれども、そこ確認ですが。 ○議長(佐野寿夫議員) 病院管理課長。 ◎病院管理課長(小林隆浩君) これは、空床補償とはまた別になります。病院のほうですけれども、国の補助金、緊急包括支援事業の補助金というのでメニューがかなりありました。そこので空床補償もその一つとしてもらっているのですけれども、そういったものに該当しないものですとか上限が超えてしまったもの、これについては市のほうと相談する中で地方創生臨時交付金、こちらのほうで対応できるかどうかということで、対応できるものについて、今回これで市のほうに一旦入ったものを病院事業会計のほうに繰り入れてもらうというものになっております。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) 当初予算のときに空床補償は2億7,000万円というような数字だったと思うのですけれども、それはもう既に入っているということなのですか。それとも、まだ国からそれが出ていないのか。結構国は、病院の減収補填などを3兆円組んだのだけれども、実際には1兆円ほどしか現場には届いていないという声をよく聞くのです。その手続が非常に煩雑だということを聞いています。市立病院ではその辺の手続はもう済んで、国からの補填が入るのを待っているという状況なのか、既に入っているのか、そこを教えてください。 ○議長(佐野寿夫議員) 病院管理課長。 ◎病院管理課長(小林隆浩君) 空床補償のほう2億7,000万円、1期分、2期分ということで、12月31日まで分ということで、これについては収入されています。3期分についてなのですけれども、これはちょっとまだ補正以降に、実際概算で出すよということで来ましたので、そちらについてはまだ入っていない状態。これ見込みで3月31日分までの概算を出しておいて、最終的に精算して、また今後入ってくるというような状況になっています。 ○議長(佐野寿夫議員) 1番 渡辺議員。 ◆1番(渡辺佳正議員) その手続的に煩雑で大変だという、それはないということでいいのでしょうか。 ○議長(佐野寿夫議員) 病院管理課長。 ◎病院管理課長(小林隆浩君) 手続的には数がありますので、それぞれ大変は大変なのですけれども、それをもって支障が出ていて入ってこないとかということは今のところないと思っています。 以上です。 ○議長(佐野寿夫議員) 他にありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、日程第21 議第37号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第5号)に対する質疑を終了します。 以上で議第37号に対する質疑を終了しましたが、この際、質疑漏れがありましたら、これを許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっております日程第20 議第36号及び日程第21 議第37号の一括2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、日程第20 議第36号及び日程第21 議第37号の一括2件については、会議規制第37条第3項の規定により委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。日程第20 議第36号及び日程第21 議第37号に対する討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。 以上で議第36号及び議第37号に対する討論を終結します。 これより採決に入ります。 初めに、議第36号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)を採決します。 議第36号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第36号令和2年度富士宮市一般会計補正予算(第12号)は、原案のとおり可決されました。 次に、議第37号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第5号)を採決します。 議第37号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議第37号令和2年度富士宮市病院事業会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決されました。 △日程第22 議決第1号 日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書の提出について ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第22 議決第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書の提出についてを議題とします。 これより本案の提出者であります総務文教委員会委員長から提案理由の説明を求めます。松永孝男委員長。               〔22番 松永孝男議員 登壇〕 ◆22番(松永孝男議員) ただいま上程されました議決第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書の提出について、議案書の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。 議決第1号       日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意      見書の提出について 地方自治法第109条第6項及び富士宮市議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。  令和3年2月15日提出                 提出者 富士宮市議会総務文教委員会委員長 松 永 孝 男日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書 2017年7月、国連加盟国の3分の2に近い122カ国の賛成を得て採択された「核兵器禁止条約」が2021年1月22日に発効日を迎えた。これは、人類が、核兵器のない世界へ向け、その歴史的使命の第一歩を力強く踏み出す象徴的な出来事である。 核兵器はいまや不道徳であるだけでなく、歴史上初めて国際法上も違法なものとなった。条約は、核兵器の開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその威嚇に至るまで、核兵器に関わるあらゆる活動を禁止し、抜け穴を許さないものとなっている。また、核保有国の条約への参加の道を規定するなど核兵器完全廃絶への枠組みを示している。同時に、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され、被爆国、被害国の国民の切望に応えるものとなっている。 このように、核兵器禁止条約は、被爆者とともに私たち日本国民が長年にわたり熱望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものである。唯一の戦争被爆国である日本がアメリカ合衆国の核の傘に安全保障を委ねてこの条約に背を向け続けることは、戦争被爆者に対する背信行為とも言える。 よって、日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和3年3月17日                                  静岡県富士宮市議会  衆議院議長  参議院議長              殿  内閣総理大臣  外務大臣 以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐野寿夫議員) 提案理由の説明は終わりました。 これより議決第1号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議決第1号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略します。 これより議決第1号に対する討論に入ります。討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書の提出についてを採決します。 議決第1号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第1号日本政府が速やかに「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました意見書の処理については、今後国会及び関係行政庁に提出しますので、議長の私に御一任いただきますようお願いいたします。 この際、暫時休憩します。                                     午前11時56分休憩                                                                            午後1時00分開議 ○議長(佐野寿夫議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第23 議決第2号 富士宮市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第23 議決第2号富士宮市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。 これより本案の提出者であります議会運営委員会委員長から提案理由の説明を求めます。佐野和彦委員長。               〔14番 佐野和彦議員 登壇〕
    ◆14番(佐野和彦議員) ただいま上程されました議決第2号富士宮市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、提出者として提案理由説明を申し上げます。 デジタル化政策の一環として、これまで行政手続等において求めてきた押印について、特段の合理的な理由がある場合を除き、原則としてその廃止を広く推進している政府の方針を踏まえ、委員会条例の一部を改正するものです。 詳細につきましては、議案及び資料を御覧いただきたいと思います。 よろしく御審議の上、御決定いただきますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐野寿夫議員) 提案理由の説明は終わりました。 これより議決第2号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議決第2号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略します。 これより議決第2号に対する討論に入ります。討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第2号富士宮市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。 議決第2号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第2号富士宮市議会委員会条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決しました。 △日程第24 議決第3号 富士宮市議会会議規則の一部を改正する規則制定について ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第24 議決第3号富士宮市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてを議題とします。 これより本案の提出者であります議会運営委員会委員長から提案理由の説明を求めます。佐野和彦委員長。               〔14番 佐野和彦議員 登壇〕 ◆14番(佐野和彦議員) ただいま上程されました議決第3号富士宮市議会会議規則の一部を改正する規則制定について、提出者として提案理由説明を申し上げます。 本案につきましても、先ほどの議決第2号と同様に、押印の見直しに伴いまして、規則の一部を改正するものです。 詳細につきましては、議案及び資料を御覧いただきたいと思います。 よろしく御審議の上、御決定くださいますよう議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐野寿夫議員) 提案理由の説明は終わりました。 これより議決第3号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議決第3号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。 これより議決第3号に対する討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第3号富士宮市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてを採決します。 議決第3号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第3号富士宮市議会会議規則の一部を改正する規則制定については、原案のとおり可決しました。 △日程第25 議決第4号 富士宮再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例制定について ○議長(佐野寿夫議員) 次に、日程第25 議決第4号富士宮再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例制定についてを議題とします。 これより本案の提出者であります環境厚生委員会委員長から提案理由の説明を求めます。中村憲一委員長。〔11番 中村憲一議員 登壇〕 ◆11番(中村憲一議員) ただいま上程されました議決第4号富士宮再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例制定について、提出者として提案理由を説明申し上げます。 富士宮市再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例については、令和元年7月の環境厚生委員会において、富士宮市議会常任委員会政策立案等実施要領に基づき政策課題として設定した富士宮市が目指す地域循環共生圏についてを調査研究していく中で、委員会としてその制定の必要性を感じ、計16回の委員会を開催し、本条例の内容等について検討をしてまいりました。 また、令和3年1月13日に会派代表者会議を、同年2月にパブリックコメントを、先日の3月15日に全員協議会を開催し、条例案をまとめました。 それでは、制定趣旨を説明してまいります。近年、世界各地での干ばつをはじめ、集中豪雨や大型化した台風等の自然災害が発生し、日本国内においても各地で甚大な被害をもたらし、多くの人命や財産が失われています。このような異常気象の原因の一つが、二酸化炭素等を含む温室効果ガスによる地球温暖化であると言われています。この温室効果ガスについては、菅首相は2050年までに排出を全体としてゼロにする脱炭素社会の実現を目指すことを表明しました。また、環境省は全国の首長にゼロカーボンシティ宣言を呼びかけるなど、環境への早急な対応が求められています。富士宮市においても令和3年1月13日に、須藤市長におきまして、このゼロカーボンシティに取り組むことは宣言されたところであります。 こうした中、環境厚生委員会は、地域課題の解決のため、環境省が進める地域資源を利用し、自然に優しい再生可能エネルギーによる持続可能な社会の構築を目的とした循環型社会の形成を目指した地域循環共生圏づくりを政策課題として設定し、民間活力を利用した新たなビジネスの創出について議論し、研究を進めてまいりました。その結果、市をはじめ市民や事業者が再生可能エネルギーを導入していくことの必要性を認識するとともに、導入を推進するための基本方針を定め、おのおのが担う責務を明確にすることが必要不可欠であり、そのためには条例を制定する必要があるとの結論に至りました。 こうした経緯により、当委員会は、再生エネルギーの導入を推進するため、富士宮市再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例を制定するものであります。 詳細につきましては、議案によりまして御理解いただきたいと思います。 以上、よろしく御審議の上、御決定いただきますよう議員の皆様の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(佐野寿夫議員) 提案理由の説明は終わりました。 これより議決第4号に対する質疑を許します。御質疑ありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。 ただいま議題となっております議決第4号は、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。 これより議決第4号に対する討論に入ります。討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結します。 これより議決第4号富士宮再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例制定についてを採決します。 議決第4号は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐野寿夫議員) 御異議なしと認めます。よって、議決第4号富士宮再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例制定については、原案のとおり可決しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 これをもちまして、2月定例会に付議されました案件の審議は全部終了しました。 ここで、令和3年2月定例会を閉じるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。 去る2月9日以来37日間にわたり、本会議及び委員会において終始熱心に御審議賜りましたこと、大変にありがとうございました。今定例会に提出されました議案は、令和3年度の一般会計をはじめとした各予算等がありました。これら市民生活に直結する重要案件が山積していましたが、議員並びに当局の御協力により、これら全ての審議が終了しましたことに、心から感謝を申し上げます。 次に、本年3月をもって退職される市職員の皆様、長い間市民福祉向上のため奉職され、大変ありがとうございました。市議会を代表して感謝申し上げます。今後は、健康には十分御留意され、一市民として地域奉仕を、ときには後輩のよき指導者として行政の手助けをお願いいたします。 終わりに、議員並びに当局の皆様の御健勝と今後の御活躍を祈念いたしまして、閉会の挨拶といたします。 ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長。                〔市長 須藤秀忠君 登壇〕 ◎市長(須藤秀忠君) 議長のお許しをいただきましたので、市議会2月定例会の閉会に当たりまして、一言挨拶を申し上げます。 去る2月9日の開会以来本日まで、議員各位におかれましては、提案申し上げました令和3年度富士宮市一般会計予算をはじめ重要案件につきまして、連日にわたり御審議をいただき、それぞれ御決定を賜り、誠にありがとうございました。 特に令和3年度一般会計当初予算に当たりましては、感動的で感激する賛成討論をいただき、涙の出る思いであります。全職員が一丸となって新型コロナウイルス感染防止対策に取り組んでいる姿を高く評価しての温かい言葉は、本当に全職員も感謝していることと思います。そのほか、代表質問、予算審査特別委員会、一般質問等における議員各位の御意見、御提言及び御要望につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 いまだ1都3県に緊急事態宣言が発令されている現状において、引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止のための十分な対策を講じつつ、市としてできる限りの経済対策を展開し、より一層の市民生活の安全と安心を図ってまいる所存でありますので、議員各位におかれましては、さらなる御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 日ごとに暖かさを増し、春めいてまいりましたが、朝夕はまだまだ冷え込みますので、今後とも健康には十分に御留意され、富士宮市の発展と繁栄のために御尽力くださいますようお願い申し上げまして、2月定例会の閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。 皆さん、ありがとうございました。 ○議長(佐野寿夫議員) 以上をもちまして、令和3年富士宮市議会2月定例会を閉会します。 御起立願います。                   〔全員起立〕 ○議長(佐野寿夫議員) 礼。                                     午後1時16分閉会...