静岡市議会 2022-11-03 令和4年11月定例会(第3日目) 本文
令和4年度に実施した実験では、カフェ空間を通路部分まで増床し、新茶や歴史のまち、オクシズ、しずまえなどのテーマを設定して、それに合わせた装飾やお茶とお菓子の提供、パンフレットや映像による情報発信などを行い、前年同時期と比べしずチカの利用者数が約4倍、カフェの売上げが約2倍に増加するなどの成果を上げました。
令和4年度に実施した実験では、カフェ空間を通路部分まで増床し、新茶や歴史のまち、オクシズ、しずまえなどのテーマを設定して、それに合わせた装飾やお茶とお菓子の提供、パンフレットや映像による情報発信などを行い、前年同時期と比べしずチカの利用者数が約4倍、カフェの売上げが約2倍に増加するなどの成果を上げました。
今回のこの社会実験と、令和2年度にも実施しましたテイクアウト茶メインの期間限定店舗開設の検証結果も踏まえまして、しずチカのリニューアル後の完成形ですけれども、今、しずチカの一茶と展示場の前が通路になっているんですが、そちらのところをお茶カフェ空間に拡大しまして、その空間を一体的に活用したイベントや展示などといった市の情報を効果的に発信することができるような情報発信拠点とする仮説を立てました。
このため、令和3年度は、しずチカ茶店一茶と一体化させたカフェ空間の構築や、周遊性を高める観光案内機能、地元特産品のマルシェイベントなど、様々な社会実験を実施し、リニューアル後のしずチカに求められる新たな機能を検証しているところです。
それから、ある茶農家は、生産から加工、販売までを手がけ、製品の高品質化に取り組み、さらには、自宅を改装してのカフェ空間の提供、茶摘み体験等のお茶ツーリズムを展開し、茶の普及促進に向け奮闘していました。 一方、みずから出資して会社を設立し、集落ごとに散在していた零細茶工場を集約するなど、スケールメリットに活路を見出し、厳しい経営環境に地域で共同して立ち向かう茶農家もありました。