藤枝市議会 1988-09-22 昭和６３年 ９月定例会－09月22日-04号
本年３月10日の衆議院予算委員会において、竹下首相は６つの懸念を挙げておりました。その１つに、逆進的な税体系になること。２つに、中堅層の不公平感を増すこと。３つに、所得税のない人も負担増となること。４つに、税率の引き上げが安易となること。５つに、納税事務の負担が大きくなること。６つに、物価を押し上げインフレになる。 さて、この消費税は、これらの懸念を解消できるのでありましょうか。否でございます。
本年３月10日の衆議院予算委員会において、竹下首相は６つの懸念を挙げておりました。その１つに、逆進的な税体系になること。２つに、中堅層の不公平感を増すこと。３つに、所得税のない人も負担増となること。４つに、税率の引き上げが安易となること。５つに、納税事務の負担が大きくなること。６つに、物価を押し上げインフレになる。 さて、この消費税は、これらの懸念を解消できるのでありましょうか。否でございます。
と、３月３日の国会の予算委員会の審議の中でも、中型間接税だからと強弁していますが、これは大変なごまかしであります。免税点を１億円にしたから全業者の９割が課税から免れると言っておりますが、免税業者であっても仕入れには課税をされてくるわけですから、それだけ仕入れコストが上がり、販売価格に上乗せするか、もし上乗せできなければ身銭を切るということになります。