掛川市議会 2022-09-12 令和 4年第 4回定例会( 9月)−09月12日-02号
その間に、市内に民間の霊園整備が幾つか行われ、世間では、宗教観や生死感の変化、また墓じまい、無縁墓への移行など多様なニーズも出てきました。このような状況下において、合葬墓の必要性や需要の大きさを感じる一方で、維持管理が大変な樹木葬 5,000基の整備の妥当性を心配いたします。 そこで、令和元年度の計画から社会情勢や霊園全体を見渡した整備の必要性を柔軟に進めていく必要があると感じ伺います。
その間に、市内に民間の霊園整備が幾つか行われ、世間では、宗教観や生死感の変化、また墓じまい、無縁墓への移行など多様なニーズも出てきました。このような状況下において、合葬墓の必要性や需要の大きさを感じる一方で、維持管理が大変な樹木葬 5,000基の整備の妥当性を心配いたします。 そこで、令和元年度の計画から社会情勢や霊園全体を見渡した整備の必要性を柔軟に進めていく必要があると感じ伺います。
視察した納骨堂及び樹木葬墓地は、いずれも納骨時に永代使用料を支払うと、その後の管理料は不要になるため、お墓を建てても墓守をする人がいない等の理由で、将来の無縁墓化を懸念する方にとってはメリットがあると感じました。しかしながら、1度埋葬するとお骨を取り出すことができないため、納骨後に改葬を希望された場合に対応できないことなどの課題も伺っております。
核家族化や単身高齢者の増加が社会問題となり、お墓を建てても墓守をする人がいない等の理由から、将来子々孫々において承継できない無縁墓を懸念する方にとっては、承継の必要がない樹木葬はメリットが大きいと捉えられております。
はじめに、町内墓地の状況について、その実情を把握するため、墓地の総数、墓地の区画数、無縁墓の数はどのくらいあるのか伺います。
現状の古い斎場には、斎場の施設以外に無縁墓とか在日韓国人・朝鮮人等の合葬墓であったりとか、先ほども話があった、動物のお墓や慰霊碑があったり、そういった施設も合わさっているわけです。
228 ◯稲葉戸籍管理課長 霊園整備についてですが、まず現状で申しますと、愛宕霊園の納骨堂の申請が著しく多くなっておりまして、ここ数年で収蔵件数の上限に達しそうであること、また沼上の無縁墓の収蔵につきましても上限に近づいていることから、この直近の課題に対して、納骨堂の増築、無縁墓の拡大を第3次総合計画の中に位置づけており、今後進めていく予定です。
お墓は、祭祀財産と規定され、実質上、子々孫々での継承を前提とする従来の考えから、昨今、ライフスタイルや家族の形の多様化で、継承できない無縁墓の増加が問題視される中、新しい葬式の方法として樹木葬は、廉価な点や継承を前提としないという点がメリットとしてうたわれ、樹木葬に対する期待や関心が高まることが想定されます。