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03月12日-07号

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  1. 新宮市議会 2021-03-12
    03月12日-07号


    取得元: 新宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 3年  3月 定例会          令和3年3月新宮市議会定例会会議録             第7日(令和3年3月12日)---------------------------------------議員定数15名、現在員15名、出席議員14名、氏名は次のとおり。                             1番  大西 強君                             2番  大坂一彦君                             3番  松畑 玄君                             4番  上田勝之君                             5番  岡崎俊樹君                             6番  三栗章史君                             7番  濱田雅美君                             8番  東原伸也君                             9番  久保智敬君                            10番  榎本鉄也君                            11番  竹内弥生君                            13番  松本光生君                            14番  屋敷満雄君                            15番  福田 讓君---------------------------------------欠席議員 1名、氏名は次のとおり。                            12番  前田賢一---------------------------------------議事日程 令和3年3月12日 午前10時開議 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(10) 日程2 議案第22号 令和2年度新宮市一般会計補正予算(第10号)     (総務建設教育民生委員会委員長報告) 日程3 議案第23号 令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 日程4 議案第24号 令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第5号) 日程5 議案第25号 令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)     (以上3件 教育民生委員会委員長報告) 日程6 陳情第13号 新型コロナウイルス感染症拡大で影響を受けた困窮事業者に対し、新宮市の支援を求める陳情書---------------------------------------会議に付した事件 日程1 一般質問      別冊 一般質問通告表 番号(10)から 日程6 陳情第13号 新型コロナウイルス感染症拡大で影響を受けた困窮事業者に対し、新宮市の支援を求める陳情書まで---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者               市長               田岡実千年君               副市長              向井雅男君               企画政策部               部長               新谷嘉敏君               企画調整課長           下  基君               総務部               部長               尾崎正幸君               防災及び危機管理担当部長     山下泰司君               健康福祉部               部長兼福祉事務所長        田中幸人君               建設農林部               部長               平見良太君               医療センター               事務長              奥  靖君               水道事業所               所長兼業務課長          名古一志君               教育委員会               教育長              速水盛康君               教育部               部長               平見仁郎君               教育政策課企画員         富田英之君               生涯学習課長           南 拓也君---------------------------------------本会議の事務局職員               局長               岸谷輝実               次長兼庶務係長          辻坂有美               庶務係主任            中尾 愛               次長補佐議事調査係長      岡崎友哉               議事調査係主任          大居佑介             第7日(令和3年3月12日)--------------------------------------- △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(久保智敬君)  おはようございます。 ただいまの出席議員は14名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、別紙にて配付いたしたとおりであります。御了承願います。 日程に入ります前に、昨日の6番、三栗議員議事進行についてでありますが、新型コロナウイルスワクチン接種に関するスケジュールについては、再度当局に確認いたしましたところ、未確定な部分が多く、現時点での文書報告は困難な状況との回答がありました。 本件につきましては、本定例会最終日、閉会後の議員説明会の際に報告を予定していますので、ご了承願います。     (「了解」と呼ぶ者あり)--------------------------------------- △日程1 一般質問 ○議長(久保智敬君)  それでは、日程に入ります。 日程1、一般質問を行います。 別冊、一般質問通告表、番号10の発言を許可いたします。---------------------------------------岡崎俊樹君 ○議長(久保智敬君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君) (質問席) おはようございます。 通告に従いまして一般質問を始めさせていただきます。 まず、中学校、制服のズボンの導入についてお伺いいたします。 中学校の制服は、スラックスとかズボンとかいういろんな言い方あるかなと思いますが、今日は分かりやすい言葉ということで、僕なりにズボンという言葉で、そこは統一させて言わせていただきます。 昨年3月に中学校の制服、このズボンの導入について、私、一般質問させていただきました。そのとき、教育長の答弁の中で、校長会等でもしっかりと伝えて、そして議論の場というのをつくってみたいと思っておりますというお答えをいただきましたが、その後、校長会で議論していただけたのでしょうか。 ◎教育政策課企画員富田英之君)  議会において議員から質問があったことであったりとか、市内の高校において女子生徒の制服がスカートズボン選択制になったことなどを校長会でも伝えております。その際に、校長先生方ともしっかりと意見の交換をしているところでございます。 そのような中で、人々の考え方が多様化していること、そのような対応の一つとして、学校教育の中でも制服について世間の考え方の現状に合わせた見直しが必要ではないか、そのあたりを共有しているところでございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 校長会で議論していただいたということで、昨年は新宮高校でもズボンの導入が開始されたり、それによってスカートズボンを選択できるようになり、調べてみると、和歌山県の高校ではズボンの導入をするところが増えていまして、今では半数以上の高校も導入しているということを聞きました。そして、令和3年度、来月の4月から新宮市では城南中学校でもズボンの導入を開始するということで、ぜひ新宮市全部の中学校でもそういったことを進めていただけないかなと思って、今回も質問させていただいております。 先日、人権尊重文集「春を呼ぼう」の中でも、制服について書かれている緑丘中学校の生徒の文章がありました。その中に、私はズボンをはいて学校に通いたい、新宮市でもスカートズボンが選べるようになってほしいですと書かれておりました。今、この4月から城南中学校でもズボンがはけるというのに、それ以外の学校では選べないという現状です。新宮市に住んでいたら、どこの学校でもスカートズボンを選べる学校にすべきだと私は思うというか、やってほしいなという願いがあります。 今回の予算大綱の中でも、市民の誰もが笑顔で心豊かに暮らせるまちづくりに一生懸命取り組んでいきますという言葉も書かれていたように、子供たちにも、新宮市でよかったと思い、笑顔で学校に通っていただきたいなと思っております。学校のことですので、導入の上でやりづらい面であったり、大変なことがあることは十分私も理解しております。しかし、できれば令和4年度、来年の4月、新年度からは新宮市の全ての中学校スカートズボンを選べるようにならないかなというのが私の願いでして、再度、校長会であったり、そういう議論の場があるところで、もう一度検討していただけるように、お願いというかそういったことはできないでしょうか。 ◎教育長速水盛康君)  今、人権尊重文集「春を呼ぼう」の中を御紹介いただきました。本当にいろんな子供の思いとかいろんな保護者の思いがあると思っております。 議員もおっしゃっていましたように、それぞれの学校で、それぞれの制服なり、校則なりをお決めいただいて日常生活を行っていくとの現状でございます。そういった中でも、各学校では、この制服については保護者会なり、育友会なり、あるいは子供たちと一緒になって考えていこうと、そういう中で決定していくものであるというには考えております。 実際、先ほども言われましたように、市内の中学校でも、実際実施している学校、あるいは今検討している学校、そういうところもございます。それは、先ほど富田企画員がお答えしたように、我々も校長会でしっかりと共有させていただいたところです。 また、県立高等学校の事例も御紹介いただきました。実際にそういう流れになっていることは確かでございます。ただ、ズボンを選択した生徒が安心して学校に来られる、ズボンをはいているからといってからかわれたり、排除されたり、そういうことのないように、やはり多様性への理解ということも併せて学校現場では教育をしていただく必要があるのかなと、そういうふうにも思っております。そういった準備ができた学校から順次この選択制というのが実施されていくものであるとも考えております。 ぜひ、私も令和4年度の入学説明会では、選択制について説明をする、そういう学校が1校でも出てくるように、校長会等でさらに働きかけていきたいと思っております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 今、教育長のお言葉の中でもあったんですけれども、ズボンをはいてからかわれたりという話もあったと思うんですけれども、先ほどの緑丘中学校の生徒の文章の中にも、ズボンスカートを選べるのが当たり前になる、なってほしいというようなこと、ズボンをはいているからおかしいという常識じゃないですけれども、その考え方がもう、選択できるようになるのが普通という考えに早くなってほしいというような内容、ちょっと僕も手元にないのであれですけれども、のことも書かれていたと思いますので、ズボンがおかしいんではなく、それが選べるのが普通というか当たり前だよという社会に早くなってほしいと思いますので、そういったことを新宮市として率先的に、時代の流れでは今来ていると思いますけれども、それでもやっぱりこうやって、現状で子供たちの声として書かれていると思いますので、何とか学校現場の本当難しさの、各校長先生等考え方もあると思うんで難しいのも分かりますし、しかしこれに関してはそんなお金のかかることでもないですし、時代の流れで任せるんではなく、せっかく今追い風が来ていると思いますので、ぜひ前向きにというか、しっかりお願いしておきたいと思います。 ◎教育長速水盛康君)  ぜひ令和3年度中には、子供たちへの多様性の理解と制服の選択制については各学校と共に考えていきたいと、そのように思ってございます。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。僕は教育長を信じて、頑張ってくれると思っているんで期待しています。 市長も、こうやって子供たちがいろいろと変わっているんで、市長からというわけではないんですけれども、新宮市としていろんな多様性ではないですけれども、価値観というんですか、変わってきていますし、今回、僕この文章を読んで、多分この子供も言っているか分からないですけれども、何か訴えるメッセージかなと僕なりに感じたんで、いろいろ時代の流れも変わってきている中で、誰もが過ごしやすい、新宮市でよかったと思えるまちをつくっていただきたいなと思います。 この項に関しては、以上で終わらせていただきます。 次に、地域おこし協力隊についての項になりますが、こちらも非常に私、今回、簡潔にまとめていて、しかしこちら自分で言うのもなんですが、結構いい案ではないかなと思いますので、市長、ぜひちょっと聞いておいていただきたいと思います。 私が議員になってもう2年ほどたってきて、残り2年になると思うんですけれども、今回、この地域おこし協力隊の制度を利用して、ふるさと納税であったり、地域を活性化できないかという提案をさせていただきます。 今回、この地域おこし協力隊の制度の活用をしてみてはどうかなという提案なんですけれども、以前、新宮市でも地域おこし協力隊を利用していた時期もあったり、今年度、高田地区でも地域おこし協力隊の募集をされていたというか、ちょっといろいろ遅れていましたけれども、検討というかされていたと思うんです。これまでの地域おこし協力隊利用方法というか方向性とはちょっと違う視点になるかなと思いますので、今回の提案は。それを考慮してちょっと聞いていただきたいなと思っております。 まず、先にふるさと納税についてお話をさせていただくんですけれども、今年度ちょっと大口の寄附が5,000万円ほどですか、あったということで、約7,200万円ほどの寄附があったということで、その大口の寄附がなくても2,200万円ぐらいの寄附があり、私がなったときは1,000万円ぐらいだったですけれども、約2倍ぐらいに増えて、職員も頑張ってくれてよかったなと感じております。商品数も100の商品を超え、掲載商品の中には100万円を超える商品も追加されていたり、いろんな試みをしてくださっているということを私なりに感じております。 最初、去年100万円の商品、一枚板のテーブルなどなんですが、出たとき、ちょっと私はこんなの寄附あるのかなというか、ネタじゃないですけれどもそう思っていたんですけれども、先日ちょっと聞いた話によると、この100万円を超える商品にも問合せが2件ほどあったということで、いろいろ挑戦というか自分たちの頭で思っている思考って、やっぱりちょっと違うんじゃないかなという思いでいろいろ試していかないと分からないことがいっぱい発見ってあるなと思いましたので、今後もこういういろいろなことをやっていただきたいと思っております。 今年度プロジェクトチームなどもつくっていただいたということですが、それももう今はやっていないということで、先日、大坂議員の専門の課をつくれないかという質問に対して、市長も、職員の数が厳しいという答弁があり、以前から似たような答弁でもよくそれは言われていますし、職員も今様々な業務を掛け持ちしているので、1人の人がふるさと納税に専念するのは非常に難しいなと私も理解しております。 なので、今回専門の課をつくるのは、私なりに諦めではないですけれども、そこはできたら将来的には希望としてはあるんですけれども、それは無理ならそれは無理で違う手段を考えていきたいと思い、ふるさと納税に専門的にやれる人材不足の悩みを解決したいと思っております。しかも、人材不足の悩みを解決するのにも、市の負担もほとんどなくできるというので、それが今回提案させていただきます地域おこし協力隊の制度です。 ふるさと納税の業務に専念するための人材として地域おこし協力隊の制度を活用してもらうという提案なんですけれども、例えばどういったことをこの人たちにやってもらうかという業務の一例として私があくまでも考えた一例なんですけれども、返礼品の新規扱い店、新商品の開発であったり、職員が新宮市の各事業所さんを回ってふるさと納税掲載しませんかというのは多分難しいというか、そんなに職員、時間を使えないと思うんで、そういった新しい新規店舗であったり、商品開発をしていただけないかなとか、今サイトに掲載されている写真撮影とかデザインをしてもらったり、あとはPR活動イベントの参加であったり、SNSやいろんなメディアを使った情報発信、あとは受付であったり包装・発送業務など事務的なことなども様々なことが考えられます。 そういった今回地域おこし協力隊で募集して、来てくださる方、他地域から来てくださいますので、そういった他地域から来る人だからこそ、新宮市のよさを分かってくれたり、新しい価値を発見してくれる可能性もあるのではないかと思っております。 今回、こういった新しい人が入ってきて、新しい商品を出してくれる業者さんが見つかったり、それでまた売上げにつながれば、地域も活性化されます。新宮市としても、ふるさと納税寄附金額が上がり、事業者も市側も共にメリットがあるのではないかなと考えております。 また、この地域おこし協力隊の制度なんですが、隊員1人当たり440万円の交付税措置もありまして、1人来ていただければ440万円の市としての収入とも考えられるのではないかなと思いまして、2人ですと880万円、3人なら1,320万円、たくさん来たからいいという問題ではないと思いますが、こういった方法で市の増収と考えることもでき、仮にふるさと納税寄附金額としては増えなかったとしても、それを手伝ってくれる人材が要るということで、既に市としてプラスになるのではないかなと私は考えております。 また、この地域おこし協力隊の募集に係る経費についても200万円まで交付税が出るということで、この募集に関しても市の負担がないということで、本当に市としての負担がない、非常に有利な財源だと思っております。新宮市、有利な財源という言葉をよく使われておりまして、なぜ私はこの有利な財源を逆に使わないのかなと思っております。 財政負担もなく、ふるさと納税の増収が期待でき、職員の負担も減り、事業所さんの売上げにもつながる、そういったメリットを、地域おこし協力隊の制度を利用すれば出るのではないかなと私は考えております。こういったふるさと納税に専念してくれる人材確保を目的に地域おこし協力隊の制度を使ってみてはいかがでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  御提案ありがとうございます。 地域おこし協力隊につきましては、先ほど議員おっしゃったとおり、現在、高田地区で募集しておりますが、私が知る限りでは、これまでも移住定住を目的に5名が熊野川町で採用され、そのほとんどの方が短期間でリタイアされていると思います。 ただ、今回の議員の御提案につきましては、特定の業務を担っていただくことを目的としたもので、これまでの本市の募集とは異なり、こうした特定の目的や専門性の高い方を募集するということは有効だと考えております。 御提案の件につきましては、参考にさせていただきたいと思います。 ◆5番(岡崎俊樹君)  今までも5名ほど雇われてということで、僕もいろんなこの地域おこし協力隊の制度というか、講習会とか実際にやられた方とかのいろんな話、あと自治体活用方法などの話も聞いてまいりましたが、この地域おこし協力隊で来ていただいたからといって、必ずしもずっと移住というか残っていただく必要はないのではないかなということを言っていらっしゃった他自治体の職員がいて、地域おこし協力隊ミッションではないですけれども、そこで市から与えられた、やってほしいことをやってクリアしてくれれば、その方は違う土地に行って、また違う地域を盛り上げてくれればいいという考え方を言われていまして、移住してもらうことが目的ではなく、いろんな地域でまたそういう方が活躍していただければ、そうすれば日本全体が盛り上がってくるのかなと私は思いました。 今回のこの提案もなんですけれども、移住してくれることが目的というよりも、一緒に地域を盛り上げてくれることが目的だと思いますので、そしてふるさと納税の金額を増やす手段の一つに、人材、やっぱり市長、人が足りないじゃないですか、これはもう僕も分かっているんで、これを使えばというか、うまくやれば何か活用できるんじゃないかなと思いますので、こちらもちょっと前向きに検討していただきたいなと思っております。 次は、地域おこし協力隊地域活性化ということで、この項目も、今言ったふるさと納税の項目とほとんど一緒というか、ふるさと納税の業務を他のミッションで募集してみてはいかがでしょうかということで、私が考える例えばの話なんですが、移住促進です。イベントであったり情報発信とか特産品のPRとか、あとは観光PRとか、そういった観光業や移住のPR活動をしてくれる協力隊の募集であったり、あと地域の課題、何が課題か分かりませんけれども、いろんな福祉でもそうですし、スポーツ振興とかそういった課題っていろんな担当課によってあると思うんです。こういう業種に専門的にやっていただけたら非常に助かるというのがあると思いますので、そういったことに専念してくれる人を募集。あと新宮市でいうと、ホームページとかSNSとか、情報発信もちょっと苦手だなと私なりには感じておりますので、そういう情報発信を得意な人にやってもらうとか、あとはICTの活用も、やっぱりICTを得意とする人とかを募集しているという地域とかもありましたので、いろいろ本当にこちらに関してはいろんな業種が考えられますので、また他の自治体を検討というか、調べていただきたいなと思います。 今、地域おこし協力隊が、制度ができてからもう10年以上たってきて、この制度も日々アップデートされているというか、本来の目的とは少しちょっと変わっているかも分かりませんけれども、これは多分ふるさと納税とかもそうだと思うんですけれども、やっぱり今ある制度、私はうまく利用していくべきだと思っております。これ他の自治体の事例なんですけれども、地域おこし協力隊を活用して、例えば料理人の育成であったり、自治体で劇団をつくりたい、でもその職員を雇うお給料を払えないから地域おこし協力隊で団員を雇って、そこで団員を育成していくという事業にも使われているところもありますし、応募者自らが、自分で私はこういうことがしたい、このまちでこういうことがしたいという提案型の募集をしているところもあったりとか、調べればすごい可能性を私なりには感じております。 こういった地域おこし協力隊、今どれがいいとかではないですけれども、多分少し今の話だけでも、今までの熊野川地区であったり、今回やろうとしている高田地区の取組とは、少し趣旨というか目的が違っているとは思うんですけれども、考え方次第で私なりに非常に有利な制度かなと思いますので、これでまちの課題に取り組んで解決していただいたり、やっぱり未来10年間の新宮市の財政シミュレーションでも、人口は減っているのに職員の数は一定ということは、それだけ人が足りないということを私なりに考えられますので、そういった専門の人材確保にも非常にいいのではないかなと思っております。 もし、募集していただける機会というか、考えていただけるのであれば、一つのミッションではないですけれども、1人だけ募集するというよりも複数の募集のほうが私なりにいいのではないかなと思います。1人で毎年やっていればまた別なんですけれども、最初なんか特にそうなんですけれども、やっぱり1人でやると何かする上で相談というか共有できる仲間もいませんし、何か1人だと不安になったり、先ほど辞めちゃうという例も1人だったのか私は分かりませんけれども、誰か仲間がいることによって相談できたり、共有でき、成果も変わってくると思いますので、もし募集されるのであれば、複数名、ふるさと納税とさっき言った観光移住とかでもいいとは思いますけれども、複数の募集をしていただくほうがいいのではないかなと思います。 これの制度については、先ほども何度も言っているんですけれども、交付税措置もあり、1人でも5人でも、市の負担というのはそんなにないと思いますので、ぜひ、この有利な財源を使っていただきたいなと思い、こちらについても、先ほどのふるさと納税と内容が違うだけで趣旨は一緒ですので、答弁は難しいと思いますので、こちら、しっかり調べてやっていただきたいと思います。 これに関しては、市長にちょっとお伺いしたいんですけれども、市長もあと半年ぐらいで今回の任期終わるということで、次、まだ分からないということですけれども、僕もあと2年しかないんです。僕もやれること精いっぱいやらないといけないと思っていまして、この制度、そんなにリスクというかないと思っていまして、ぜひ、募集すぐできるならして、やってみるという前向きというか、市長が任期中にぜひ僕なりには検討していただきたいと思うんですけれども、市長、どうでしょう。 ◎市長(田岡実千年君)  ふるさと納税は、これから本当に市としても力を入れていかなければなりません。そういう中で、人材不足ということも理解していただく中で、岡崎議員の今回のこのふるさと納税地域おこし協力隊をというこの発想は、大変おもしろい、ありがたい御提案だと、今感銘しています。 これの発想は、この当局にないというか、これまで地域おこし協力隊ふるさと納税をという協議はやっていなかったものですから、今初めて聞いてありがたく思っております。私も大変共感できましたので、担当と前向きに検討していくべきだと、今、思っております。ありがとうございました。 ◆5番(岡崎俊樹君)  募集かけたからって、すぐ来てくれるか僕も分からないですし、やっぱりやろうと思えば、どれぐらいの期間かかるか分かりませんけれども、もしやっていただけるんであれば、リスクは非常に少なくやれる制度かなと。募集して来なかったら来なかったでいいというか、それはそれで仕方ないと思いますし、まず募集の段階では早急にやっていただいて、1人でも来ていただければ、またふるさと納税なりいろんな業種で力になってくれる人材確保につながりますので、市長も何か、僕が2年前と比べてふるさと納税にも非常に前向きになってくれている気が、前も言いましたけれどもしていますんで、今回地域のために、新宮市のためにもこういった制度をぜひ利用して前向きに検討していただきたいなと思います。 最後、もう一点だけ、地域おこし協力隊ではないんですけれども、もう一つ、地域おこし協力隊に似たというか、令和3年度から新しく始まる制度がありまして、その中に地域プロジェクトマネージャーという制度です。こちらなんですけれども、こちらの制度は役場と住民、行政と民間企業、住民と専門家というそれぞれ立場が違った人の間に立ち、チームとしてプロジェクトを推進し、成果へつなげていくための人材ということで、ちょっとこちらの文章聞いただけでは分かりづらいなと思うんですけれども、僕なりに勝手な解釈でいうと、いろんな地域おこし協力隊とかがいたとして、それを行政との間に入ってくれてまとめてくれたりとか、そういった立場になる人かなと思っております。 これは、あくまでも地域おこし協力隊を例に言いましたけれども、違う業種でもいけるのかなと思うんです。行政と民間というか、いろんな人材をまとめてくれるポジションという新しい制度ということで、この新制度も令和3年度から始まるということで、今調べた中でも募集している団体、僕が見た中で1団体はありましたけれども、ほとんどまだないということなんですが、こちらの制度についても市の負担もなく始められる制度で、非常に有利な財源かなと私は思っております。こちらに関しては1自治体1名ということなんですけれども、今回地域おこし協力隊の制度とともに、こういった制度も一緒に研究していただければと思いますがどうでしょうか。 ◎企画調整課長(下基君)  地域プロジェクトマネージャー制度につきましては、議員先ほどおっしゃったとおり、令和3年度から開始される制度でございますので、今後、情報収集を行う中で調査研究させていただきたいと思います。
    ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 今回の内容については以上になるんですが、今、コロナ禍ということで、非常に新宮市の事業所もですし、いろんな方が不安に思っていたりする中でありますけれども、逆に田舎で過ごしたいという人も多少は増えているかなとは思いますので、こういった地域おこし協力隊の制度も利用しつつ、また新宮市がより活性化するための可能性かなと思いますので、もう一度市長にちょっとあれなんですが、本当にこれは市の負担がほとんどなく、非常に僕なりに有利な財源かなと思っておりますので、こちらちょっと前向きに、なるべく早く、僕本当に先ほど言ったんですけれども、市長また出るかどうかは置いておいて、変わったらまた僕なりに、人が変わったらまた崩れるいうか分かんないんで、僕もいつまで生きているか分かんないんで、僕、常に死のことを考えているんであれなんですけれども、なるべく早めに前向きに検討していただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  大変すばらしい発想の御提案いただきました。ふるさと納税地域おこし協力隊に担ってもらうということ、スピード感を持って任期中にしっかりと前向きに検討するよう指示したいと思います。 ◆5番(岡崎俊樹君)  ありがとうございます。 今回、本当に僕が言った内容は、僕の中でも提案内容はいつもレベル別にしているんですけれども、今回非常に導入しやすい部分かなと思いますので、多分、僕6月議会はちょっと導入しづらいような話を言うつもりなんですけれども、今回は非常に頑張り次第でやりやすい制度だと思いますので、ぜひ前向きに検討というか、やっていただけることを願っております。 以上で、岡崎の一般質問終わらせていただきます。 ○議長(久保智敬君)  以上で一般質問を終了いたします。--------------------------------------- △日程2 議案第22号 令和2年度新宮市一般会計補正予算(第10号) ○議長(久保智敬君)  日程2、議案第22号、令和2年度新宮市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 分割付託となった総務建設教育民生各委員会委員長の報告を求めます。 なお、各委員会委員長の報告の都度、質疑を行いますので御了承願います。 まず、総務建設委員会委員長の報告を求めます。 15番、福田議員。 ◆15番(福田讓君) (登壇) 委員長報告を行います。 今期定例会において総務建設委員会に分割付託となりました議案第22号、令和2年度新宮市一般会計補正予算(第10号)の本委員会に付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 審査に当たって出されました主な質疑等について申し述べます。 歳入17款寄附金、ふるさと納税寄附金について、委員中より「多額の寄附があったとのことだが、どの程度の額で、用途の指定はあったのか」との質疑があり、当局より「2件合わせて5,000万円程度の寄附がありました。歴史・文化的なものに使用してほしいとのことでしたので、ふるさと納税の使い道の項目も追加いたしました」との答弁がありました。 次いで歳出4款衛生費中、本委員会の所管である医療センター事業会計補助金について、委員中より「毎年3月に3億円程度補正予算を計上しており、今年度はコロナウイルスの影響等でさらに5,000万円上乗せしている。医療センターの経営健全化の観点からも、揺れ幅の大きい補助金を補正予算で計上せずに、あらかじめ当初予算に計上し、その範囲内で経営させるようにすべきではないか」との意見があり、当局より「当初予算の段階では地方交付税額が確定しておらず、補助金を支出し難いことから、交付税額の確定後、医療センターの決算見込みも考慮し、補正予算で補助していきたいと考えます」との答弁がありました。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第22号中、本委員会への付託部分については、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。 ○議長(久保智敬君)  委員長の報告について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 次いで、教育民生委員会委員長の報告を求めます。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君) (登壇) 教育民生委員会委員長報告を行います。 今期定例会において、教育民生委員会に分割付託となりました議案第22号、令和2年度新宮市一般会計補正予算(第10号)の本委員会へ付託された部分につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 審査に当たって出されました主な質疑等について申し述べます。 歳出10款教育費、文化複合施設整備事業について、委員中より「構造適合判定により、鉄筋・鉄骨の増強が必要だと分かったのはいつ頃か」との質疑があり、当局より「令和元年4月の本契約後、工事に取りかかる中で、判定結果が出ました」との答弁がありました。これに対し、委員中より「結果が判明した時点で議会にも報告し、絶対に必要な費用として予算化すべきではなかったのか。当局はこれまで、当初の契約金額内で収めると言い続けてきたが、早い段階で増額しなければならないことが分かっていたのではないか」との質疑があり、当局より「契約金額内でのやりくりを続ける中で、どうしても増額が必要となる経費の確定に時間を要したため、この段階での補正となりました」との答弁がありました。 続いて、委員中より「隣地住宅への安全対策のためのクレーン増設費については、業者の当初の見積りが甘かっただけで、市が負担する必要はないのではないか」との質疑があり、当局より「設計以降に生じた現場の状況変化に対応するため、クレーンを増設したものです。業者とも協議を重ね、他の自治体の対応事例等も確認した上で、精算の対象としました」との答弁がありました。 また、委員中より「マスクや消毒薬等の新型コロナウイルス感染症対策費を市が支出する必要があるのか」との質疑があり、当局より「感染症対策に係る経費については、業者と協議して進めていくよう、国から通達が出ています」との答弁がありました。 さらに、委員中より「工期の遅延の原因をどのように考えているのか」との質疑があり、当局より「令和元年7月、8月の雨と10月の台風を合わせた約50日間の雨天により、基礎工事のコンクリート打設や鉄筋のガス圧接等に影響が出ました。コンクリート打設は、一度予定がずれると、職人やコンクリートの手配をまた一から行う必要があり、国や県の工事も多いため、コンクリートの待ち時間も発生します。また、コロナ禍による間接的な影響もあり、合計で5か月の遅れが出たものです」との答弁がありました。 続いて、委員中より「今後、さらに建築工事費等が増えたり、工期が遅れたりするようなことは一切ないか」との質疑があり、当局より「増額補正を行うことはありません。また、工期については、施工業者の責任者から、本体が6月末、外構を含めると7月末までには必ず完成させるという約束をもらっています」との答弁がありました。 質疑終了後の討論では、「当局の努力により、増額がこの金額で収まったことには大変感謝しているが、今後の増額補正はなく、かつ、工期も必ず守ると市長が明言されなかったことに、市長としての責任感のなさを感じており、この予算を認めることはできない」との反対討論があり、挙手による採決の結果、議案第22号中、本委員会への付託部分につきましては、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。 ○議長(久保智敬君)  委員長の報告について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 以上で、各委員会委員長に対する質疑を終わります。 各委員会委員長報告は、いずれも原案を可決すべきものとの報告であります。 以上をもって議案第22号について討論を行い、採決いたします。 本案について討論ありませんか。 3番、松畑議員。 ◆3番(松畑玄君)  反対の立場で討論させていただきます。 委員会でも反対させていただいたわけですが、この委員会で、再三やはり工期をしっかり守ってもらう、そしてこれ以上増額させないということをしっかりと市長に約束していただけないかということを迫ったわけですが、会議録読み返してみると、市長、このように述べております。 「ただ、完成させますというのは、私、現場でいませんので、現場をやっていただいている村本建設さんとの約束はしっかりしておりますので、そこを守っていただきますとしか私からは申し訳ないけど言えません」と、市長自身は約束されていないということであります。 こうやって、市民を二分する事業でありました。そして、その中で予算を可決させていくのに、工期は絶対守る、そして予算内でやるということを守っていただけなかったわけなんです。そして、こうやって工期が遅れ、増額決まって、でも、これでしっかりやってくれるんかということをしっかり約束していただけない、本当にこんな調子でやっていっていいのかということを強く訴えていきたいと思います。 この事業、まだまだ問題あるということを申し述べさせていただいて、反対の討論とさせていただきたいと思います。 ○議長(久保智敬君)  ほか、ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  討論を終わります。 これより本案について起立により採決いたします。 議案第22号について、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(久保智敬君)  起立多数であります。 よって、議案第22号は各委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程3 議案第23号 令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第5号) △日程4 議案第24号 令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第5号) △日程5 議案第25号 令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号) ○議長(久保智敬君)  日程3、議案第23号、令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)から、日程5、議案第25号、令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)までの3件を一括議題といたします。 付託となった教育民生委員会委員長の報告を求めます。 なお、委員長報告に対する取扱いについては、委員長より一括して順次報告を受けた後、報告の順位に従い、質疑を行います。 質疑終了後、委員長が議席についてから、報告の順位に従い討論の上、その都度順次採決いたします。あらかじめ御了承願います。 7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君) (登壇) 教育民生委員会委員長報告を行います。 今期定例会において、教育民生委員会に付託となりました議案第23号、令和2年度新宮市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)、議案第24号、令和2年度新宮市介護保険特別会計補正予算(第5号)、議案第25号、令和2年度新宮市立医療センター病院事業会計補正予算(第3号)の3件につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を報告いたします。 本委員会は、慎重審査の結果、議案第23号から議案第25号につきましては、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、報告を終わります。 ○議長(久保智敬君)  委員長の報告について質疑に入ります。 まず、議案第23号について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  次いで、議案第24号について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  次いで、議案第25号について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  質疑を終わります。 これより、各号分離の上討論を行い、採決いたします。 まず、議案第23号について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告にご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第23号は委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第24号について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告にご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。 次いで、議案第25号について討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  討論を終わります。 お諮りいたします。 委員長の報告にご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、議案第25号は委員長の報告のとおり、原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程6 陳情第13号 新型コロナウイルス感染症拡大で影響を受けた困窮事業者に対し、新宮市の支援を求める陳情書 ○議長(久保智敬君)  日程6、陳情第13号 新型コロナウイルス感染症拡大で影響を受けた困窮事業者に対し、新宮市の支援を求める陳情書を議題といたします。 本件はお手元に配付の陳情文書表のとおり、総務建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △市長報告 ○議長(久保智敬君)  ただいま田岡市長より報告の申出がありますので、発言を許可いたします。 田岡市長。 ◎市長(田岡実千年君)  すみません、大変貴重な時間をいただきましてありがとうございます。 1点、報告をしなければならないことがありますので、お願いします。 コロナの影響により延期しておりました令和2年度の成人式でありますが、関東圏の緊急事態宣言も延長される中、さらに今後の感染拡大状況も不透明な状況が続くと予想されるため、令和2年度の成人式につきましては、誠に残念ではありますが中止という判断をいたしました。延期を決定して以降、5月のゴールデンウイーク、また8月のお盆の開催など、何とか開催すべく検討してまいりましたが、新成人の大多数が都市部を含めた感染拡大地域からの帰省による参加という状況や、緊急事態宣言解除後のリバウンドの可能性、また高齢者へのワクチン接種も完了途中と懸念される課題も多く、その状況下での開催はやはりすべきでないという結論に至りました。 最後に、新成人の皆様方には、大変御迷惑をおかけしましたことを心よりおわびを申し上げ、何とぞ御理解を賜りますようお願いいたして報告とさせていただきます。 どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(久保智敬君)  質問等ありますか。 2番、大坂議員。 ◆2番(大坂一彦君)  今の件ですけれども、ワクチンがそろそろ始まる。分かるんです、都会から戻って来られる可能性が大やというのはよく分かるんです。ただ、ワクチンも少しですけれども見通しがたってきて、3月には答えを出すというお答えではありましたけれども、例えば5月の連休とか、もう少し日にちの検討ということはお考えにはなかったんでしょうか。 ◎市長(田岡実千年君)  先ほど申し上げましたように、5月の連休とか8月のお盆の開催というのを先日からずっと検討しておりましたが、ワクチン接種に関して相当数の日数がかかることも予想されますので、今回こういう結論に至ったわけでございます。 ◆2番(大坂一彦君)  この議会が始まるときに、考えていますというふうな開会のときに御挨拶があったと思います。今日この時点で、唐突な感じがしてならないんですけれども、途中経過等々も聞かせてもいただいておりませんし、これはそうなんですかと聞くことなんでしょうか、我々は。 ◎市長(田岡実千年君)  申し訳ありません。決定させていただいたわけであります。 ○議長(久保智敬君)  7番、濱田議員。 ◆7番(濱田雅美君)  大変残念な結果を決めないといけない、選択しないといけないということなんですけれども、当初は成人式の予算も幾らか取っていたと思うんですけれども、その分で成人の皆さんに何か記念品とかをお渡しするとか、そういう形だけでも考えてはいないんでしょうか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  昨年からいろいろとこういう問題が起こっておりまして、事務局といたしましてもいろいろと考えて、検討も協議もさせていただきました。 県内の状況で判断するのもどうかと思うんですけれども、いろいろ聞く中ではそういうのもないような状況の中で、記念品、例えばボールペン一つであったりとか、そんなこともいろいろとさせていただきましたけれども、そこは今のところは考えてはおりません。 ただ、着物に対する、貸し衣装に対するレンタル補助については、もちろん、前回報告させていただきました。その中で、現在3件来ております。正式な中止ということになりましたので、3月いっぱいまでの助成について、もう少し申請期日を2か月ほど、5月いっぱいぐらいまで延長する方向で考えていこうと思っております。 ◆7番(濱田雅美君)  分かりました。 ただ、成人式の予算というのが100万円余り取っていると思うんです。レンタルの補助金、それはもちろんありがたいんです。ただ、県下でほかのところがそういう記念品を渡していないから、新宮市も要らないわというような考えはやめていただきたいと思います。 新宮市は新宮市で、新宮市の成人になる人をお祝いしてあげていただきたいと思うんです。先ほどボールペン1本とか言っていましたけれども、やはりこの成人式でお祝いをする場がなくなった新成人の人たちの気持ちを考えると、とても痛いと思うんです。せめて、もう少し何か本当に、式はできなかったけれども、この先10年、20年たっても何か、式はなかったけれどもこれを頂いたんだという、成人になったというお祝いの形というのは、やっぱり贈呈してあげてほしいんです。式がなかったんで催しもなく、予算を使っていないんですから、そこから成人した人に対して何か用意することは十分可能だと思うので、ぜひ御検討いただきたいと思います。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  議員おっしゃるとおりだと思います。 新年度予算にも、2年分の成人式の予算を設けております。もちろん、先ほど申しました助成金の補填という、支給という形ももちろんいってくるわけなんですけれども、そこは予算やりくりしながら、また教育委員会内でも庁内でも検討しながら、そういった記念となるようなものがあればちょっと考えてみたいと思います。 ◆7番(濱田雅美君)  ぜひお願いしておきたいと思います。お願いします。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  8番、東原議員。 ◆8番(東原伸也君)  大変残念な結果になりました。 私は当事者の親という立場になります。息子の年代の子供たちも大変楽しみにしていて、一部この正月にやっぱり帰って来られた方もたくさんおりましたけれども、やはり成人式というのは、やることが今の新宮市にとって自然な話で、やらないということが特別な話なんで、それを基に考えますと、やはりやってもらえんかなという気持ちが残ります。 先ほども言われましたけれども、今、ワクチン接種がもうそろそろ始まろうかとしているときでありますし、8月のお盆と先ほど言いましたけれども、来年の正月に1日ずらしてでもできないかなと思ったり、いろんなことを考えるんですけれども、そういうところまでの話はどれもなかったですか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  もちろん先ほどから市長が説明したとおり、いろんなパターンで、近くであればゴールデンウイークであったりとかお盆、あと延ばして来年の新成人と近い日にち、または同日ということももちろん検討もされてきました。ただ、来年の1月、令和4年度の成人式と一緒にしますと、近い時期であったとしても着物のレンタル数とか、あと美容室の関係とかもやっぱり出てきますので、対応できるかどうかというところも考えた上での判断でございます。 ◆8番(東原伸也君)  あまり来年のことまで言いたくないですけれども、そうなると来年も中止ということになりかねんので、そこまで言いたくないですけれども、コロナ禍というのはどういうことなんかということも、そろそろ僕らもウィズコロナということも言われますので、そういうことも考えながら時期を逸しないようにと言いますか、やっぱりやることはやるというふうに、やっていく方針をつかんでいかなあかんのじゃないかなと思うんです。 それで、先ほど記念品のことをちょっと言われましたけれども、私思うのは、通常、成人式で記念品お渡ししますよね。そういうものの配布というのはあるんですか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  毎年商品券のほうをお渡ししております。そうですね、そういったことも含めて、ちょっと考えてみたいと思います。 ◆8番(東原伸也君)  そしたら、今のところないという状態やったということですか。それはちょっと。こんなこと言いたくないですけれども。 ◎教育部長(平見仁郎君)  申し訳ないです。今のところ、記念品という形は取っていませんけれども、いろいろ御提案いただいていますので、一度テーブルにのせて、ちょっと協議させていただきたいと思います。 ◆8番(東原伸也君)  できれば、通常どおりの配付するというか、記念品というか、そういうものは通常どおりできたらお願いしたいと思います。 それと、先ほど申し上げましたように、次につながる話にならないように、ぜひ一考お願いしたいと思います。 当局においては大変悩まれたと思いますので、その辺は敬意を表しておきます。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  11番、竹内議員。 ◆11番(竹内弥生君)  苦渋の決断だったと思うんです。ワクチン、ワクチンと言いましても、秋になって私たちの年齢、一般のほうに入ってくるかというのも見通しがつかないということと、先ほど市長が言ったように緊急事態宣言エリアにおる方が多い。 でも、予算取っているし、前に大西議員言っていました、これはこの時代の我慢やったんやという、いろんな我慢をしながら青年は大人になっていくということも一理あると思います。しかし、成人式ができない、東原議員も言っていたように、成人式を受けられないという若者のために、毎年商品券であったとしても、今年は成人式はできなかったけれども新宮市の気持ちとして記念品をしっかり届けようというようなことは、詰めて考えていただきたいです。 成人式に参加なさる方は何人やったんですか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  令和3年成人式につきましては、合計284名の対象がございました。内訳につきましては、男性が153名、女性が131名となっております。 ◆11番(竹内弥生君)  そういった大切な284名の新宮市出身の若者に、オリンピックでさえぎりぎりの決断で延ばしている、国の。ウィズコロナということもあって、今回は苦渋の、苦渋の決断やったと思いますけれども、100万円予算ついています、250人、3,000円のものぐらいやったら100万円以内で収まる。あのときは成人式してくれなかったけれども、コロナで式はなかったんやけれども、新宮市はこの記念品をくれたよねというようなことぐらいはするべきだと思いますので、部長、どうですか。 ◎教育部長(平見仁郎君)  今御提案いただいたことは、前向きに考えたいと思います。 ◆11番(竹内弥生君)  以上です。 ○議長(久保智敬君)  5番、岡崎議員。 ◆5番(岡崎俊樹君)  先ほど、次の二十歳の子と同時開催も検討したということはおっしゃっていたと思うんですけれども、ちょっと話変わるかも分からないんですけれども、再来年の成人式は二十歳でやるのか18歳でやるのか、そういったときに3学年同時でするのかということは、どうなんでしょうか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  令和4年、2022年4月、民法の改正によりまして、成人年齢が二十歳から18歳に引き下げられるということでございます。そのことに関しましては、いろんな賛否両論いろいろあろうかと思いますけれども、昨年からいろいろと事務局のほうでも、いつの時点でというところも協議しております。 和歌山市やったかな、アンケートを取っておりまして、その中で新成人のいろんな意見を聞いておりますと、やはり従来どおりの年齢で行いたいと、受験勉強であったりとか、就職活動であったりとかというところがやっぱり生じてきますので、従来どおりの二十歳にやってほしいというような新成人になる方たちの意見がございました。 ◆5番(岡崎俊樹君)  今のところは、そういう二十歳で検討しているということですか。 ◎生涯学習課長(南拓也君)  まだこれから庁内でもいろいろと考えて、協議ももちろんしていかなければなりませんけれども、一応そんな形で考えていくのがいいのかなとは考えております。 ◆5番(岡崎俊樹君)  先ほど、同時開催というか、令和2年度と令和3年度がレンタルなどがという問題とおっしゃっていたんで、今、令和4年度の子がどうなるのかなということでお伺いしたんです。 以上です。 ○議長(久保智敬君)  6番、三栗議員。 ◆6番(三栗章史君)  先ほどからも皆さんちょっと言われているんですけれども、成人式を行えない理由の中に、コロナ対策と貸し衣装が足りないとかいうようなお話が理由として出ておりましたけれども、コロナ対策は仕方ないとしても、衣装に関してはネットでもいろいろ取れますんで、そんな心配はないと思うんですけれども、それ以上にちょっと僕思ったのは、記念品のところでボールペン1本というようなお話が出たときに、成人を迎える方に対しての、成人式ができないという人に対しての意識が低すぎるんじゃないかなと。そういう言葉が出るというのは、ちょっと僕、軽い怒りを感じました。その辺、もうちょっとよく迎えられない方の気持ちになって、もっとしっかり今後のことを考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎教育部長(平見仁郎君)  申し訳ないです。うちの課長のほうも、そういう思いでボールペン1本という、そういうただ単に言った話じゃなしに、何か心ばかりの記念品でもということで申したと思いますので、そこらは御理解いただきたいと思います。 ○議長(久保智敬君)  1番、大西議員。 ◆1番(大西強君)  大西の名前が出てきたんで。だから、あのときは市長が正月の4日に成人式するって言ったからやで。やると言うたから、何を言うてるんなと。家族守ったり国を守るために、その適齢の人は戦争で藻くずと消えたと、特攻隊で。このコロナ騒ぎで成人が帰ってきて、ふるさとのおじいちゃん、おばあちゃんを殺すことになったらどうするんなと。こういう状態だから、それは運命だと。だから、ふるさとを守るために、成人式ぐらい我慢したらええんやと言ったんや。 ところが、今、岡崎議員が言うとったやろ。18歳で成人式するんか、二十歳で成人式すると言うとるやないけ。ほいたら、今年できなんだら、来年一緒にしたらええんとちゃうか。というのは、俺が保育園のときに幼稚園できたんや。そしたらみんな幼稚園行ったんや。俺一人保育園残ったんや。家が保育園の門の真ん前や。それで俺は年長組に残ったんや。卒園式一緒や。幼稚園行くのと残るのと。残ったのは俺一人や。ところが、答辞読むのに、俺より1級下のやつが読んだんや。そのコンプレックス、この侮辱。一番年長の俺が読むと思ったら、下のやつが読んだんや。そのトラウマがいまだに残っとるんや。分かるか。選ばれることなんや、これ、人が。だから、1学年遅れて一緒にしようと構わんやないかと。1月4日にこだわらんでも、この学年にこだわらんでもええやろうと。 ところが、今、ワクチンが出る、これも分からん。秋までにワクチンが充足してきて、成人式に来る子がみんな、要するに新宮市民が、じいちゃん、ばあちゃんがみんなワクチン打ち終わって、若い子が来て、その若い子らも打っていると。もうコロナの感染のリスクが非常に少なくなったらやったらええんちゃうか。それを、意見聞いて、全部の意見聞いて、ほとんど、岡崎議員は賛成したけれども、ほかの議員ほとんど反対したんや。そして、市長、どうするんですか言うたら、いや、予定どおりやらせてもらいますいうて。そんなんやったら、いちいち聞くな言うたんや。ほいたら、俺が反対した意見が新聞に載っとんのや。ちゃうか。何を言うとんのや。正月にするいうて言うたから反対したんや。そしたら言うたとおりに正月にふるさとに帰ったあた人がコロナ持ち込んできたやないか。俺の言うたとおりやろ。あれ4日にしたあてみよ、あの東京と岡山か、あっちのほうから持ってきたんじゃなしに、したあたらどうするんな。占い師やと言うとるやろ。だから、やめさせたらやめたんや。やめたのよかったやろ。今になって、竹内議員は、大西議員は反対しやったけれども、こういうことも考えてやってくれと、そんなこと言うてないやろ。だから、来年してもええし、今年の秋には、みんな打ち終わったあたら秋にやったったらええんとちゃうんか。それをいきなりやで、いや、もう、そのとき言うたんや。みんなの意見がそうやったら、検討させてもらいますと言うたらええんや。いや、予定どおりやらせてもらいます言うといて、何日かしたら延期するとか何とか新聞に載るんやだ。そしたら今度は中止や言うて。どうするんなよ。そんないいかげんな。ほいたら、竹内議員が大西議員はちょっと反対しやったけれどもそれも一理あるけどいうて、冗談やないぞ。だから、そのときはそういうことやったから反対したんや。だから、1月4日か5日、そやから成人式の日に酒飲んで、集合せん、飲み屋行かんということを約束して成人式してもろたらどうやと言うから、何を言うとんのなと、酒入ったら、若い子ら何するか分からんいうて、俺とこの嫁さん殺されたんやいうて言うたやないか。だから、そんな正月の4日に成人式をわざわざ強行せんでもええやろと意見言うたんや。言うたら、いや、やらせてもらいますと。で新聞に載るんや。ほいだら今日になって、ワクチン、5月か6月頃入ってきて秋頃には全部若い子も打てる、打てなんでも参加する者はワクチン打ってきてくれいうて。オリンピックするんやで。オリンピックの後、成人式しても構んやないか。オリンピックできるのに、何で成人式できんのな。そういう状態になったらしたったらええんや。そしたら今度は中止しますと突然。ちゃうか。俺がやめさしたと思われたら悪いから言うとくけれども、構んやないかい。ワクチンが、収まったら、そやなかったらパーマ屋さんも散髪屋さんも着物屋さんもみんな困る。できるようになってきたらしたったらええんや。飲み屋も……。 ○議長(久保智敬君)  よろしいですか。 ◆1番(大西強君)  いや、だから、中止、困るなこれ……。無責任なことばっかり言うとる。ころころころころ。 ○議長(久保智敬君)  大西議員、よろしいですか。 ◆1番(大西強君)  ええわ。--------------------------------------- △休会について ○議長(久保智敬君)  以上で本日の議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日3月13日から3月23日までの11日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(久保智敬君)  御異議なしと認めます。 よって、明日3月13日から3月23日までの11日間、休会とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(久保智敬君)  以上により、次回の本会議は3月24日午前10時から会議を開きます。 本日は、議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。 △散会 午前11時21分...