宇部市議会 > 2018-03-28 >
03月28日-05号

  • 能崎(/)
ツイート シェア
  1. 宇部市議会 2018-03-28
    03月28日-05号


    取得元: 宇部市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    平成 30年 3月定例会(第1回)平成30年 3月(第1回)宇部市議会定例会会議録 第5号議 事 日 程 (第5号)        平成30年3月28日(水曜日)───── 午前10時開議 ─────第1 会議録署名議員の指名第2 議案第14号、第23号、第24号、第26号から第29号まで及び第49号から第51号までについて(総務財政委員会委員長報告、質疑・討論・表決) 議案第 14号 平成29年度宇部市一般会計補正予算(第5回) 議案第 23号 宇部市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件 議案第 24号 宇部市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件 議案第 26号 宇部市職員の給与に関する条例の特例に関する条例中一部改正の件 議案第 27号 宇部市職員特殊勤務手当支給条例中一部改正の件 議案第 28号 宇部市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定の件 議案第 29号 宇部市消防団員等公務災害補償条例中一部改正の件 議案第 49号 工事請負契約締結の件(俵田翁記念体育館耐震改修(建築主体)工事) 議案第 50号 工事請負契約締結の件(俵田翁記念体育館耐震改修(機械設備)工事) 議案第 51号 工事請負契約締結の件(俵田翁記念体育館空調設備改修工事)第3 議案第15号から第17号まで及び第31号から第41号までについて(文教民生委員会委員長報告、質疑・討論・表決) 議案第 15号 平成29年度宇部市介護保険事業特別会計補正予算(第3回) 議案第 16号 平成29年度宇部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回) 議案第 17号 平成29年度宇部市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回) 議案第 31号 宇部市地域包括支援センターの運営及び職員に関する基準を定める条例         中一部改正の件 議案第 32号 宇部市介護保険条例中一部改正の件 議案第 33号 指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を         定める条例中一部改正の件 議案第 34号 指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指         定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の         方法に関する基準等を定める条例中一部改正の件 議案第 35号 指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に         係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例         中一部改正の件 議案第 36号 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例         制定の件 議案第 37号 宇部市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準         を定める条例中一部改正の件 議案第 38号 宇部市国民健康保険条例中一部改正の件 議案第 39号 宇部市国民健康保険支払準備基金条例中一部改正の件 議案第 40号 宇部市後期高齢者医療に関する条例等の一部を改正する条例制定の件 議案第 41号 宇部市視聴覚教育センター条例廃止の件第4 議案第18号から第22号まで及び第42号から第47号までについて(産業建設委員会委員長報告、質疑・討論・表決) 議案第 18号 平成29年度宇部市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回) 議案第 19号 平成29年度宇部市営駐車場事業特別会計補正予算(第1回) 議案第 20号 平成29年度宇部市水道事業会計補正予算(第1回) 議案第 21号 平成29年度宇部市下水道事業会計補正予算(第1回) 議案第 22号 平成29年度宇部市交通事業会計補正予算(第1回) 議案第 42号 宇部市事業所設置奨励条例中一部改正の件 議案第 43号 宇部市特別用途地区建築規制条例中一部改正の件 議案第 44号 宇部市手数料徴収条例中一部改正の件 議案第 45号 宇部市都市公園条例中一部改正の件 議案第 46号 風致地区内における建築等の規制に関する条例中一部改正の件 議案第 47号 宇部市水道条例中一部改正の件第5 議案第25号について(議会運営委員会委員長報告、質疑・討論・表決) 議案第 25号 宇部市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の支給に関する条例         の一部を改正する条例制定の件第6 議案第1号から第13号までについて(予算審査特別委員会委員長報告、質疑・討論・表決) 議案第 1 号 平成30年度宇部市一般会計予算 議案第 2 号 平成30年度宇部市公共用地造成事業特別会計予算 議案第 3 号 平成30年度宇部市食肉センター事業特別会計予算 議案第 4 号 平成30年度宇部市介護保険事業特別会計予算 議案第 5 号 平成30年度宇部市国民健康保険事業特別会計予算 議案第 6 号 平成30年度宇部市後期高齢者医療特別会計予算 議案第 7 号 平成30年度宇部市農業集落排水事業特別会計予算 議案第 8 号 平成30年度宇部市中央卸売市場事業特別会計予算 議案第 9 号 平成30年度宇部市地方卸売市場事業特別会計予算 議案第 10号 平成30年度宇部市営駐車場事業特別会計予算 議案第 11号 平成30年度宇部市水道事業会計予算 議案第 12号 平成30年度宇部市下水道事業会計予算 議案第 13号 平成30年度宇部市交通事業会計予算第7 議案第54号について……(総合審議) 議案第 54号 平成29年度宇部市介護保険事業特別会計補正予算(第4回)第8 議案第52号について……(総合審議) 議案第 52号 宇部市監査委員の選任について同意を求める件第9 議案第53号について……(総合審議) 議案第 53号 宇部市議会委員会条例中一部改正の件第10 議員派遣の件第11 閉会中の継続審査の申し出に対する決定について  (総務財政委員会) 議案第 48号 第四次宇部市総合計画後期実行計画の策定について  (文教民生委員会) 議案第 30号 宇部市ふれあいセンター条例中一部改正の件第12 閉会中の継続調査事件の変更の申し出に対する決定について────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程の全部────────────────────────────────────────出席議員(28名)      1番  時 田 洋 輔 君      2番  藤 井 岳 志 君      3番  宮 本 輝 男 君      4番  氏 原 秀 城 君      5番  早 野   敦 君      6番  黒 川 康 弘 君      7番  芥 川 貴久爾 君      8番  志 賀 光 法 君      9番  真 鍋 恭 子 君     10番  荒 川 憲 幸 君     11番  安 藤   巧 君     12番  鴻 池 博 之 君     13番  城 美   暁 君     14番  田 中 文 代 君     15番  山 下 節 子 君     16番  河    運 君     17番  青 木 晴 子 君     18番  兼 広 三 朗 君     19番  新 城 寛 徳 君     20番  長谷川 耕 二 君     21番  岩 村   誠 君     22番  射 場 博 義 君     23番  笠 井 泰 孝 君     24番  猶   克 実 君     25番  重 枝 尚 治 君     26番  唐 津 正 一 君     27番  杉 山 孝 治 君     28番  高 井   仁 君────────────────────────────────────────欠席議員(0名)           ────────────────────────────────────────説明のため出席した者       市長             久保田 后 子 君       副市長            末 次 宣 正 君       常勤の監査委員        今 川 利 夫 君       教育長            野 口 政 吾 君       上下水道事業管理者      和 田 誠一郎 君       交通事業管理者        福 本 幸 三 君       総務管理部長         床 本 隆 夫 君       総合政策部長         藤  昌 治 君       総合戦略統括監        望 月 知 子 君       広報・シティセールス部長   庄 賀 美和子 君       市民環境部長         石 部   隆 君       健康福祉部長(福祉事務所長)  中 野 加代子 君       産業振興部長         片 岡 昭 憲 君       都市整備部長         白 石 光 芳 君       公園整備局長          美   朗 君       北部総合支所長        廣 中 昭 久 君       会計管理者          濵 野 雅 臣 君       教育部長           大 下 眞 治 君────────────────────────────────────────事務局職員出席者       局長             中 野 英 志 君       次長             西 丸 太佳夫 君       議事総務課長         川  幸 江 君       議事総務課長補佐       池 田 篤 史 君       書記             岡 田 博 美 君       書記             糸 永 真奈美 君───────────────────────────────────────────── 午前10時開議 ───── ○議長(杉山孝治君) おはようございます。これより、本日の会議を開きます。    〔諸般の報告〕 ○議長(杉山孝治君) この際、事務局から諸般の報告をさせます。 ◎事務局次長(西丸太佳夫君) 報告いたします。 本日の出席議員数は28名であります。 次に、3月27日付をもちまして、各常任委員長議会運営委員長及び予算審査特別委員長から付託事件に対する審査報告書を受理いたしました。 次に、3月27日付をもちまして、総務財政委員長及び文教民生委員長から、目下委員会において審査中の事件について、閉会中の継続審査の申出書を受理いたしました。 また、同日付をもちまして、各常任委員長から所管事務について閉会中の継続調査事件変更申出書を受理いたしました。 次に、付議事件の追加提出について申し上げます。 本日付をもちまして、市長から宇部市監査委員の選任について同意を求める件外1件の議案の提出が、また議会運営委員長から、宇部市議会委員会条例中一部改正の件の議案の提出がありました。 以上で報告を終わります。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、諸般の報告は終わりました。──────────────────────────────────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ○議長(杉山孝治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において藤井岳志君、青木晴子さんを指名します。──────────────────────────────────────── △日程第2議案第14号、第23号、第24号、第26号から第29号まで及び 第49号から第51号までについて(総務財政委員会委員長報告、質疑・討論・表決) ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第2、総務財政委員会から報告のありました議案第14号、第23号、第24号、第26号から第29号まで及び第49号から第51号までの10件を一括議題とします。 委員長の報告を求めます。山下総務財政委員長。    〔15番 山下 節子 君 登壇〕 ◎15番(山下節子君) おはようございます。ただいま議題となりました議案第14号平成29年度宇部市一般会計補正予算(第5回)外9件について、付託されました総務財政委員会の審査の結果及び審査の概要を報告いたします。 まず、審査の結果でありますが、議案第14号、第23号、第27号、第29号及び第49号から第51号までの7件については全会一致をもって、また、第24号、第26号及び第28号の3件については賛成多数をもって、本日お手元に配付の委員会審査報告書に記載のとおり、可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の概要について申し上げます。 まず、議案第14号平成29年度宇部市一般会計補正予算(第5回)についてであります。 これは、歳出については、本年度の実施見込みに合わせ、退職手当、減債基金積立金保育実施委託料地方債元金償還金等を増額補正するとともに、児童手当扶助費医療扶助費床波漁港海岸保全工事金融機関貸付金下水道事業会計負担金小中学校施設改築工事等を減額補正し、歳入については、各事業の施行に伴う国・県支出、市債のほか、市税、配当割交付金、財産収入、繰入金等を本年度の収入見込みに合わせ補正するものです。 それでは、本案に対する質疑の主なものを申し上げます。 まず、ときわ公園に関して、平成28年度に比べ、動物園の入園料収入とテクノロジーアートイベントの入場者数が減少した理由についてただしたところ、いずれも非常に大きな実績のあった平成28年度の数値を平成29年度当初予算の算出根基としたことが、その要因である。特に、テクノロジーアートイベントについては、平成28年度の開催時期が、位置情報を利用したゲームアプリのヒット時期と重なったこと、また、平成29年度においては、他県でも同様のイベントが開催されたことが理由として挙げられるとのことでした。 次に、まちなかオフィス等立地促進費補助金ICT企業立地促進費補助金が減額補正された理由についてただしたところ、まず、まちなかオフィス等立地促進費補助金は、市外事業者がまちなかにオフィス等を新設する場合に、家賃補助、雇用奨励金特別奨励金を交付することにより立地を促進する制度であり、まちなかに50人程度の雇用の創出が見込める引き合いのあった企業に対し、特別奨励金の交付を見込んでいたものの、実現しなかったことによるものである。また、ICT企業立地促進費補助金は、市外ICT企業が本市にオフィス等を新設する場合に、ICT人材を確保するための研修費等を助成することにより立地を促進する制度であり、金融機関、商工会議所、宅建協会、また、過去に折衝した企業等への周知・PRとともに、全国規模の展示会での誘致活動を行った結果、7件の問い合わせはあったが、交渉は成立しなかったという結果を受けて当該減額補正を措置するものであるとのことでした。 以上のような質疑がなされた後、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 なお、本案に対する審査の過程におきまして、一部委員から、待機児童対策に係るクーポン制度について、制度の周知を丁寧に行い、効果的な運用となるよう努められたい。また、公立保育園の定員増や新設なども含めて検討を急ぎ、実効性のある対策を実施されたいとの要望がなされたことを申し添えます。 次に、議案第24号宇部市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件についてであります。 これは、職員の給与改定を踏まえて、市長等の期末手当の支給率を引き上げるとともに、市長及び副市長の給料及び期末手当の減額措置を延長するものです。 本案に対する質疑の主なものを申し上げますと、減額措置を延長する理由についてただしたところ、市の財政状況が厳しい中、組織のトップが姿勢を示すとともに、減額した資金を市民のための行政施策に充てたいという考えによるものであるとのことでした。 以上のような質疑の後、本案に反対する立場から、金銭的な要因が、市民の市長への立候補を阻むことのないように、また、しっかりとした市政を行ってほしいという理由から、市長や特別職の給料を下げることには反対であるとの討論がなされました。 この後行った採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第26号宇部市職員の給与に関する条例の特例に関する条例中一部改正の件についてであります。 これは、諸般の事情を考慮し、職員の給料について減ずる期間を延長するものです。 本案については、反対する立場から、各企業において給料のベースアップが決まるなど、給料をいかに上げるかということが国全体のテーマになっている状況において、これを下げるという案に対しては反対であるとの討論と、景気の低迷が続いている大きな要因として、所得水準が伸びないことが挙げられるため、地域の景気、経済への影響等も考え、給料の減額は、これをなくす方向で検討していくべきであるとの討論がなされました。 この後行った採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本委員会における審査の概要です。 なお、ここで、議案第48号について、本委員会における審査の状況を申し上げます。 本案は、第四次宇部市総合計画後期実行計画を策定することについて、宇部市議会の議決すべき事件を定める条例第2条の規定により、市議会の議決を求めるものです。 付託を受けた本委員会では、本案を慎重に審査しましたが、今定例会において議決するには至らず、全会一致をもって閉会中の継続審査の申し出を行うことに決定しました。 その主な理由としては、・後期実行計画の総事業費について、4年間の総事業費の額と、平成30年度の事業費を基準とした個別事業の4年間の積み上げ額との間に生じる不足額の財源をどのように確保するのか不明確であること。・ガーデンシティ構想について、花卉栽培の産業化を進める上での需要と供給の見込みに加え、花卉産業の振興を重点プロジェクトと位置づける根拠が乏しいこと。・バイオマス産業の事業化について、事業実施に向けたシステムの構築や事業採算性の問題が解決されていないこと、また、事業化によりごみ焼却に要する多大な経費の問題が改善されるとする根拠が極めて不透明であること。 以上、大きく3点であります。 本委員会としては、これらの諸点を解明するには、今後、さらに確認、検討を要すると判断したものですが、市政執行への影響に配慮し、閉会中において引き続き精力的に審査を行っていく所存であることを申し添えます。 その他につきましては、本席から特に御説明申し上げる事項はありません。 よろしく御審議くださいますようお願いいたしまして、総務財政委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、委員長の報告は終わりました。 これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより、討論、表決に入ります。 まず、議案第14号、第23号、第24号、第27号、第29号及び第49号から第51号までの8件を一括議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 ただいま議題となっております議案8件は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案8件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号宇部市職員の給与に関する条例の特例に関する条例中一部改正の件を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第26号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号宇部市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第28号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。──────────────────────────────────────── △日程第3議案第15号から第17号まで及び第31号から第41号までについて(文教民生委員会委員長報告、質疑・討論・表決) ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第3、文教民生委員会から報告のありました議案第15号から第17号まで及び第31号から第41号までの14件を一括議題とします。 委員長の報告を求めます。河崎文教民生委員長。    〔16番 河崎  運 君 登壇〕
    ◎16番(河崎運君) ただいま議題となりました議案第15号平成29年度宇部市介護保険事業特別会計補正予算(第3回)外13件について、付託されました文教民生委員会の審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げます。 まず、審査の結果でありますが、議案第15号から第17号まで、第31号、第34号から第36号、第37号及び第39号から第41号までの11件については全会一致をもって、また、第32号、第33号、第38号の3件については賛成多数をもって、本日お手元に配付の委員会審査報告書に記載のとおり、可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の概要につきましては、本席から特に補足して御説明申し上げる事項はありませんが、ここで、議案第30号宇部市ふれあいセンター条例中一部改正の件に係る審査の状況を御報告申し上げます。 本案は、宇部市ふれあいセンターに係る使用料の額を定めるとともに、所要の整備を行うものです。 付託を受けた本委員会において本案を慎重に審査しましたが、今定例会では議決するに至らず、賛成多数をもって閉会中の継続審査の申し出を行うことに決定しました。 その主な理由は、当該使用料の額及び免除規定の適用について市民への周知が不足していること、また、委員会当日に執行部から提示された「ふれあいセンター使用許可に関する基準案」について、さらに詳細な調査研究が必要であることの2点ですので、申し添えます。 よろしく御審議くださるようお願いいたしまして、文教民生委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、委員長の報告は終わりました。 これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより、討論、表決に入ります。 まず、議案第15号、第17号、第31号、第34号から第37号まで及び第39号から第41号までの10件を一括議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 ただいま議題となっております議案10件は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案10件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号平成29年度宇部市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第16号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号宇部市介護保険条例中一部改正の件を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第32号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例中一部改正の件を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第33号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号宇部市国民健康保険条例中一部改正の件を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第38号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。──────────────────────────────────────── △日程第4議案第18号から第22号まで及び第42号から第47号までについて(産業建設委員会委員長報告、質疑・討論・表決) ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第4、産業建設委員会から報告のありました議案第18号から第22号まで及び第42号から第47号までの11件を一括議題とします。 委員長の報告を求めます。宮本産業建設委員長。    〔3番 宮本 輝男 君 登壇〕 ◎3番(宮本輝男君) おはようございます。ただいま議題となりました議案第18号平成29年度宇部市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)外10件について、付託されました産業建設委員会の審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げます。 まず、審査の結果でありますが、議案第18号から第22号まで及び第42号から第46号までの10件については全会一致をもって、また、第47号については賛成多数をもって、本日お手元に配付の委員会審査報告書に記載のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、審査の概要について申し上げます。 まず、議案第42号宇部市事業所設置奨励条例中一部改正の件についてです。 本案は、経済情勢等の変化に対応した施策を実施するとともに、市内への事業所設置の促進を図るため、所要の整備を行うものです。 それでは、本案に対する審査の過程でなされた主な質疑を申し上げます。 まず、廃止となる宇部市イノベーション大賞の事業奨励金について、年度をまたいで交付する企業があるかただしたところ、当該奨励金は操業開始後に交付するものであり、11社の認定企業のうち10社は操業済みであるため交付済みであるが、1社は認定したばかりであるため、平成30年度に操業を開始された後に交付することとしているとのことでした。 次に、雇用奨励金に係る県内他市の状況についてただしたところ、本市では1人につき20万円となっているが、下関市では正社員1人につき50万円、非正社員1人につき15万円、山口市は正社員1人につき40万円、非正社員1人につき15万円、防府市は正社員1人につき40万円、山陽小野田市は正社員1人につき20万円であり、山口県は正社員1人につき100万円、非正社員1人につき50万円であるとのことでした。 次に、雇用奨励金の交付実績についてただしたところ、平成29年度は現時点で1,020万円、平成28年度は400万円、平成27年度は300万円、平成26年度は580万円であるとのことでした。 次に、空き工場等に係る情報提供について、今後どのように取り組むのかただしたところ、不動産業者、宅建協会、商工会議所、金融機関などから情報収集し、情報の一元化を図り活用していくこととしているとのことでした。 以上のような質疑がなされた後、採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、本案は全会一致をもって可決すべきものと決定しました。 次に、議案第47号宇部市水道条例中一部改正の件についてです。 本案は、小野地区に適用している水道料金を市内の他の給水区域と同一のものとするため、所要の整備を行うものです。 審査の過程においては、初めに、執行部から、小野地区に他の給水区域と異なった料金体系が設定された経緯について、次のような説明がありました。 小野簡易水道は、昭和25年の厚東川ダム建設により生活用水として利用していた井戸水の水質が悪化したため、その補償として整備したものであるが、平成6年度から開始した小野地区における上水道整備事業にあわせて、これに統合した。 その際、小野簡易水道の廃止と小野地区の水道料金の設定に係る水道条例改正案を審議する平成10年6月市議会定例会において、小野は本市の上水道の水源である厚東川ダムを抱える地域でありながら、上水道の整備や地域振興策などがおくれていたことを考慮し、水道料金の軽減措置は政治的、政策的な配慮として当然に必要であると判断された一方で、平等に利益を保障するという行政の原則に照らし、「宇部市水道事業における2つの料金体系は、将来、1つの料金体系に統一し、市民負担の公平化を図ること」との附帯意見が付されたものである。 以上のような説明の後に行った質疑においては、まず、小野地区の簡易水道と上水道を統合した理由についてただしたところ、小野地区の未給水地域に上水道整備を進めるに当たり、水道事業の効率化を図るという観点から上水道に統合することが望ましいと判断したものであるとのことでした。 次に、上水道に統合した結果、小野地区の全ての世帯に上水道が整備されたのかただしたところ、当初は、小野地区の全てを上水道の給水地区にするよう厚生労働省に統合計画を申請したが、場所によっては水質の保証ができないこともあるため、結果として、上水道が整備できなかった世帯もある。そのようなところについては、該当する自治会に対して説明し、理解が得られたものと考えているとのことでした。 以上のような質疑の後、一部委員から、厚東川ダム建設や小野簡易水道を廃止し上水道に統合した経緯や小野料金統一に係る地元との協議が不十分であるなどの理由から、本案については継続審査としたい旨の意見があったものの、採決の結果、賛成少数をもって継続審査とすることは否決されました。 次に、本案に賛成する立場から、本市の水道事業において2つの料金体系が存在することに歴史的経緯があることは理解するが、本市議会としては、過去、市民負担の公平化を図るよう意見を付した経緯もあり、この際、結論を出さざるを得ないのではないかとの討論がなされました。 この後行った採決の結果、冒頭申し上げましたとおり、賛成多数をもって可決すべきものと決定いたしました。 以上が、本委員会における審査の概要です。 その他の議案につきましては、本席から特に御説明申し上げる事項はございません。 よろしく御審議くださるようお願いし、産業建設委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、委員長の報告は終わりました。 これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより、討論、表決に入ります。 まず、議案第18号から第22号まで及び第42号から第46号までの10件を一括議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 ただいま議題となっております議案10件は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案10件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号宇部市水道条例中一部改正の件を議題とします。 討論はありませんか。志賀光法君。 ◎8番(志賀光法君) ただいま議題となりました議案第47号宇部市水道条例中一部改正の件について、反対の討論を行います。 この条例の内容は、水源地でありながら水道の整備が当時の宇部市において一番最後となった小野地区の水道整備において、有利な財源を活用するため、簡易水道との統合により整備したことに端を発した簡易水道協議会と交わした約束の1つである基本水道1カ月20トンを、市内のほかの給水地域と同じ基本水量1カ月10トンとするものであります。 宇部市の上水道の水源地である小野湖、厚東川ダムは、昭和15年に内務省の指導により山口県事業として建設が開始されましたが、戦時中の資材不足と労働力不足のため、8割程度進んだところで中断を余儀なくされ、その後、戦後の昭和23年に工事が再開され、昭和25年に完成いたしましたが、戦時中に中断したこと、また、戦後のハイパーインフレなどにより補償費が十分ではなく、移転することが困難な人も多く出ました。 この厚東川ダム建設により、湖底に沈んだ民家は169戸、田畑が113ヘクタール、全体面積で230ヘクタールが湖底に沈んだのであります。 その結果、当時の小野村の財政基盤は、人口減、税収減により、その後の宇部市との合併が早まったとも言われております。 また、移転が始まっていた下小野、西下小野地区においては、昭和21年ごろから腸チフスが多数発生し、ダム完成後はその地区一帯で井戸の水位が異常に上昇し、井戸水の汚濁が著しく、その飲料水被害対策として、山口県小野村受益者負担等により昭和26年から2カ年をかけて、簡易水道が整備されたものです。 この簡易水道は、地元にとってはダム建設により使えなくなった井戸の補償であり、ダムがある限りそれは聖域とも言えるものであります。そのような聖域とも言える簡易水道と統合して整備されたのが小野地区の上水道整備であります。 小野地区の上水道の水源地でありながら、もともと上水道整備計画は小野地区にはありませんでした。上水道の水源地であり、小野湖の水質改善対策として計画された農業集落排水事業において小野地区内を調査したところ、当時の小野地区の679世帯のうち50世帯で水が十分に確保できない、また、その50世帯のうち35世帯が飲料水としての水の確保すら厳しい世帯があることが判明し、農業集落排水事業とあわせて小野地区で上水道整備も実施することになったわけであります。 しかし、上水道整備に当たっては、宇部市の単独整備においては、全て市費で整備しなければならず、宇部市は簡易水道と統合することで、国の補助金という有利な財源を活用し、整備計画を策定したものであります。 ダムがある限り、それは聖域とも言える簡易水道と捉えていた地元ですが、先ほど申し上げました、小野地区には飲料水の確保が厳しい世帯への上水道整備という小野地区全体のことを考え、そして下小野、西下小野地区一帯は、小野湖が近く、その水位により影響され、いまだに井戸が飲料水に適さなく、ボーリングしても浄水な水を得ることができなく、営農活動、苗の水やりやトラクター等の農業機械の清掃などにおいて、全てを水道水を使わざるを得ない状況であることが配慮され、基本水量が小野地区以外の1カ月10トンの基本水量を2倍の20トンとする料金設定の提案を受け入れ、当時の宇部市水道局、そして、宇部市と小野地区の簡易水道協議会は、簡易水道と統合して、小野地区の上水道整備について合意に至ったわけであります。 しかし、先ほど委員長からも御説明がありましたが、その水道料金体系が議案として上程された平成10年6月議会において、平成8年11月から平成10年3月までと長い時間をかけ、難しい数多くの課題を解決したにもかかわらず、そのときの議会の議決は、2つの料金は行政の原則である平等利益を保障する観点からすると、若干問題が残る。将来にわたって禍根を残すことになる。2つの料金体系は全国的にも例がなく、これが続くことは好ましくない。したがって、将来的には料金を一本化する必要があるとされ、全会一致で附帯意見がつけられました。 その附帯意見は、宇部市水道事業における2つの料金体系は、将来1つの料金体系に統一し、市民負担の公平性を図ること。なお、念のため申し添えさせていただくならば、附帯意見の将来という認識につきましては、すなわち平成10年7月からおおむね10年程度とするものでその認識が一致したという内容のもので、小野地区の簡易水道協議会で長きにわたって協議し、合意形成されたものを全く無視したものであります。 その宇部市議会の附帯決議がついた議決の結果の内容を正式に地元に説明されたのは、何と議決後14年も経過した平成24年5月というまことに不誠実な対応に対して、ダムの補償、聖域である簡易水道を手放した小野地区簡易水道協議会は、料金統一に向けた協議を開始したいという申し入れをした水道局に対して、到底受け入れることはできないと、小野地区振興対策委員会との連名で意見書を提出したものであります。 その後の経過については、平成27月9月議会での一般質問、平成28年9月の決算委員会、そして、平成29年の決算委員会においての質疑等で、この場の多くの議員の皆さんは御承知のことと思います。 その後、宇部市及び宇部市上下水道局においては、これらの市議会の質疑等を受けて、地元での説明会や協議を始め、平成28年末には久保田市長みずからも小野地区へ足を運んで説明、協議が行われましたが、ことしに入り、1月に突然、宇部市上下水道局から3月議会に上水道の料金統一の条例を提出するという発言があり、一方的に協議が打ち切られました。 これまでの久保田市長の答弁では、地元の理解をいただいた上でという言葉がありましたが、地元としては、ようやく対立軸から打ち解けてゆき、協議できる環境が整っていたと思っていた矢先のことで、戸惑うと同時に、腹立たしい感情を協議会のメンバー全員が持ったと思います。 特に簡易水道との統合協議においては、当事者である簡易水道協議会との合意前に簡易水道との統合における上水道整備計画が策定されたという進め方に問題があっただけに、今回はしっかりと地元と合意形成を図って、料金統一の議案を提出すべきであったと思います。 大変前置きが長くなりましたが、これから議案に対する反対する理由について申し上げます。 まず1点目、小野地区の上水道整備に当たっては、国の補助金を活用するため、簡易水道との統合しての上水道整備計画策定、本来であれば、簡易水道地区の皆さんの合意後に策定すべきであり、計画策定後に協議会を持ったという進め方は、非常に問題があったと指摘します。この進め方は、住民を愚弄したことにほかならない。 2点目、簡易水道統合合意に至った合意形成の1つである、飲料水の確保が難しい世帯の対策として、小野地区全体への上水道整備ですが、整備されていない地区はいまだにあること、約束が果たされていないこと。 3点目、平成10年6月議会で議決の際の附帯決議がついたことを、長きにわたって協議がやっとのことで合意形成を図ったにもかかわらず、新聞報道されたなどという理由で、14年後に説明、報告されたという、まことに不誠実な対応であったということ。 4点目、平成28年、平成29年の宇部市議会決算委員会での市長答弁において、地元に入って協議を重ね、理解を得られるような努力をしっかり行って、地元の理解を得た上で、できるだけ早く作業を進める必要があると答弁されましたが、先ほど申し上げましたが、ことし1月に、地元の協議の最中において、3月議会で料金改定の議案を上程するという一方的な通告で協議を終了したこと。それも捨てぜりふのような言い方で打ち切られたという終わり方、これは地元として到底納得できません。 5点目、小野地区においては、ダムがあることでいまだに被害が──さまざまな被害やさまざまな影響を受けているという実態があること。それは先ほど申し上げましたが、下小野、西下小野地区一帯においては、言い伝えなどにより汚染された井戸をつぶすことができず、井戸が残っていること。 また、この一帯は埋立地ということもあり、30メートルボーリングを掘っても、よい水を確保することができず、生活水のみならず、営農活動──水を大量に使用する営農活動においても、全て水道水を使わざるを得ない実態であること。 6点目、飲み水の確保すら困難で、上水道整備を懇願されていた地区への上水道整備が約束されていたにもかかわらず、移転から70年間もの長きにわたり、今日までいまだに飲み水の確保が困難な世帯があるという実態があること。 7点目、附帯決議がついた議決理由の中で、行政の原則である平等に利益を保障するという観点、3回の質問、質疑の中で公平性がならなければならないという料金統一の理由を挙げられていますが、小野地区は水源地であることで、土地利用に関して大きなさまざまな制限を受けています。これは公平と言えるのでしょうか。 最後に、小野地区では、今年度から、厚東川ダムが竣工した昭和25年3月20日であることで、3月20日を小野湖の日として、小野湖を地域最大の資源として、常にその環境保全を念頭に置き、水質保全に資する行動、活動を持続して行っていくことを地域で決め、ことし3月21日にはアクトビレッジにおいて、そのイベントを実施しました。 これからも小野地区では、水源地域に生活する者の使命として、水源地を守り、宇部市民の皆様に小野湖周辺の豊かな自然と、安全でおいしい水が提供できる環境整備を、この場で続けていくことをお約束しますが、しかし、今回、地元の協議を一方的に打ち切っての条例上程という仕打ちは、決して忘れることはありません。 以上申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(杉山孝治君) ほかにありませんか。兼広三朗君。 ◎18番(兼広三朗君) 議案第47号宇部市水道条例中一部改正の件、この議案に対して賛成の立場から討論をいたします。 平成10年6月議会で可決された水道料金減額に対して付せられた附帯決議は重く受けとめ、水道料金の市内統一には賛成をいたします。 しかし、小野地区は、宇部市の水道水の水源である厚東川ダムや小野湖の水質保全活動や自然環境の改善などに対して、さまざまな取り組みをされています。また、同地区には水道水の未普及地域もあります。 このような事情から、以下2点を要望し、賛成討論とさせていただきます。 第1点、宇部市飲用井戸等整備事業補助金交付制度の要件を緩和できないか。 現行の制度では、補助の限度額は50万円で、一度助成を受けると、向こう10年間は追加の補助を受けることができないとされています。井戸水源は安定して供給できる上水道とは違い、水質や水量など、自然環境の影響を受けやすい。このことを考慮し、2度目以降の助成を受ける期間を短縮するなど、補助要件の緩和ができないか、御検討いただきたい。 あわせて、井戸水源が枯渇したり、水質が悪化して生活に支障を来した場合、水道事業者である上下水道局で緊急避難的な措置として、応急給水をするなど、生活用水が確保できるまでの間、しっかり対応していただきたい。 第2点、水質保全活動に対する助成ができないか。 宇部市の上水道の水源である厚東川ダム、小野湖を抱える小野地区においては、常日ごろから水質保全活動や、自然環境の改善などに対するさまざまな取り組みをされており、人的な負担はもとより、金銭的な負担もあると聞き及んでいます。これら水源を守る地域の活動に対して、助成ができないか、御検討いただきたい。 以上、2点を要望し、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(杉山孝治君) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第47号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。──────────────────────────────────────── △日程第5議案第25号について(議会運営委員会委員長報告、質疑・討論・表決) ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第5、議会運営委員会から報告のありました議案第25号宇部市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。 委員長の報告を求めます。荒川議会運営委員長。    〔10番 荒川 憲幸 君 登壇〕 ◎10番(荒川憲幸君) おはようございます。ただいま議題となりました議案第25号宇部市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定の件について、付託されました議会運営委員会の審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げます。 本案は、特別職の国家公務員の給与改定を踏まえ、市議会議員の期末手当の支給率について、平成28年度改定を踏まえた引き上げ(未実施分)と、平成29年度改定を踏まえた引き上げをあわせて行うものです。 その内容としては、平成28年度改定を踏まえた引き上げに係る未実施分については、平成28年度は0.05月の引き上げ分を12月期に、平成29年度は0.05月の引き上げ分を6月期及び12月期に按分してそれぞれ加算するものとし、平成29年度改定を踏まえた引き上げについては、平成29年度は0.05月の引き上げ分を12月期に、平成30年度は0.05月の引き上げ分を6月期及び12月期に按分してそれぞれ加算するものです。 なお、このたびの改定に係る年間の影響額については、平成28年度改定の影響額が約80万円、平成29年度改定の影響額が同じく約80万円の合計約160万円が見込まれております。 また、本条例の施行日及び適用日は、平成28年度改定を踏まえた引き上げについては、平成28年12月期の改定は、施行日を公布の日、適用日を平成28年12月1日、平成29年6月期及び12月期の改定は、施行日を公布の日、適用日を平成29年4月1日とし、平成29年度改定を踏まえた引き上げについては、平成29年12月期の改定は、施行日を公布の日、適用日を平成29年12月1日、平成30年6月期及び12月期の改定は、施行日を平成30年4月1日、適用日を施行日と同日とするものです。 本案につきましては、審査の結果、全会一致をもって、本日お手元に配付の委員会審査報告書に記載のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の概要につきましては、本席から特に御報告申し上げる事項はありません。 よろしく御審議くださるようお願いいたしまして、議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、委員長の報告は終わりました。 これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより、討論、表決に入ります。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 ただいま議題となっております議案25号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案25号は、原案のとおり可決されました。──────────────────────────────────────── △日程第6議案第1号から第13号までについて(予算審査特別委員会委員長報告、質疑・討論・表決) ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第6、予算審査特別委員会から報告のありました議案第1号から第13号までの13件を一括議題とします。 委員長の報告を求めます。安藤予算審査特別委員長。    〔11番 安藤  巧 君 登壇〕 ◎11番(安藤巧君) ただいま議題となりました議案第1号から第13号までの平成30年度一般会計、特別会計及び企業会計の各予算案について、付託されました予算審査特別委員会の審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げます。 まず、審査の結果といたしましては、議案第2号、第3号及び第7号から第13号までの9件は全会一致をもって、また、第1号及び第4号から第6号までの4件は賛成多数をもって、本日お手元に配付の委員会審査報告書に記載のとおり、いずれも可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の概要について申し上げます。 本委員会は、去る3月13日に設置され、同月19日から23日までの間、付託された議案に対し、市長を初め副市長、上下水道事業管理者及び交通事業管理者からそれぞれ説明を聴取した上で、「一般会計及び特別会計に係る総括説明・概要説明」、「一般会計歳出」、「一般会計歳入及び特別会計」、「企業会計」の4つに区分して、鋭意審査を行いました。 それでは、審査の過程でなされた質疑のうち、主なものについて申し上げます。 まず、「一般会計及び特別会計に係る総括説明・概要説明」に対する質疑においては、本市の新たな財政健全化計画である、2018年度から2021年度までの「宇部市財政運営指針」には、目標指標の1つとして「一般会計地方債残高」が掲げられているが、これについては、特殊要素の本庁舎建設事業債を除くものとされている。しかしながら、新市庁舎建設は約100億円もの多大な経費を要することは避けて通れない事実であり、そのような特別な事業であるからこそ、予算編成を考える上での柱とすべきである。市長は政策重視で、多くの事業を実行しようとされているが、こうした大前提に立ち、他の事業の実施は実情に応じて勘案するなど、予算全体を俯瞰しながら、財政健全化のスタンスは絶対に崩さないという視点が必要ではないかとただしたところ、新市庁舎建設の事業を進めていくと、市債発行は継続することになるため、その事業手法等については、しっかりと検討していく必要があるが、いずれにしても市債残高がふえていくことは確かである。「宇部市財政運営指針」には、財政状況を的確に確認するための指標を掲げるため、そのような内容を加えて指標を設定するのではわかりにくいと判断し、あえて本庁舎建設事業債を除いたものである。ただし、トータルとしては、本庁舎建設の事業費も含めた4年間の計画としているので、今後は、全体のコストを考えて事業を進めていきたいと考えているとの答弁がありました。 このほか、・ガーデンシティ推進プロジェクトにおける事業の検証方法について・バイオマス産業都市推進事業における各種支援の内容と事業採算性の判断について・管理職職員の時間外勤務の管理方法について・多様な主体との連携における責任の所在についてなどに関する質疑がありました。 次に、「一般会計歳出」に対する質疑においては、オープンイノベーション推進事業の目的と期待する効果についてただしたところ、本事業は、デジタル技術の飛躍的な進化、ICT・IoT技術を活用した製品やサービス開発の進展などによる社会経済情勢の変化に対応するため、これまで商工会議所、山口大学、県産業技術センターなどと取り組んできた産業振興策を総合化し、社会的課題の解決や新ビジネスの創出を図ることを目的とするものである。 具体的には、中央町地区に新たに設置する「うべ産業共創イノベーションセンター志」を活動拠点に、主に市内の企業を対象として、起業・創業、事業承継等をフォローアップするワンストップ窓口の設置、またICT・IoT技術を活用した社会的課題の解決や新ビジネスの創出などに取り組むこととしている。 当該センターの運営は、提案公募により幅広く募集した事業者の中から選定し、委託することとしており、その委託料については、施設運営に係る人件費のほか、専門コーディネーターの派遣に係る経費、セミナー開催に係る経費等として2,857万1,000円を予算計上している。その他、オープンイノベーションセンターの管理に要する経費及び事務費を含めたオープンイノベーション推進経費の合計は、3,758万2,000円である。 なお、期待する効果としては、今後4年間で、事業化・創業実現件数130件、ICT・IoTの活用による社会的課題の解決件数25件、ICT・IoTなどの新技術の活用・導入件数110件などの目標値を設定しているところであり、これらの達成に向け努力していきたいとの答弁がありました。 このほか、・学校におけるオンライン英会話の拡充内容について・食品リサイクルループ事業の目的と取り組み内容、期待する効果について・移住・定住の促進に係る実績と今後の取り組みについて・地域おこし協力隊員の配置状況と目的について・障害者差別の解消に向けた啓発活動について・はつらつポイント制度の拡充に向けての事業内容と目標について・英語教育支援の取り組み内容とその効果について・空き家等対策の実施状況と今後の取り組みについて・ガーデンシティ構想にかかわる事業の実現性について・JR宇部駅のバリアフリー化について・農地維持対策経費の実績と今後の取り組みについて・待機児童対策の現状と今後の課題について・平成30年度における地域支援チームの業務内容について・中学生に対する英語検定3級検定料の助成内容について・新卒保育士の就職支援助成金による効果について・コミュニケーション支援を拡充するための取り組みについて・防災危機管理事業の整備計画の内容と今後の取り組みについてなどに関する質疑がありました。 次に、「一般会計歳入及び特別会計」に対する質疑においては、地方創生推進交付金の活用に係るこれまでの実績と平成30年度の予定についてただしたところ、当該交付金は、内閣総理大臣から認定を受けた地域再生計画に記載された事業のうち、地方版総合戦略に基づく地方公共団体の自主的・主体的で先導的な事業に対する支援を目的として国により設けられたもので、補助率は2分の1である。 これまでの実績としては、平成28年度は、健康医療ビジネスモデルの創出、移住定住への支援や中心市街地へのにぎわい創出に係る事業展開を図る「多世代共働」「歓交・定住」プロジェクト、また、宇部元気ブランド育成等による食の魅力づくりや地産地消・外商の推進などの事業展開を図る「宇部力増強プロジェクト」の2事業について交付金を活用したところであり、その事業費は1,923万円で、そのうち約1,144万円が委託料や補助金として市内の事業者に還流し、その割合は59.5%となっている。 平成29年度の見込み額については、交付金を活用した事業費は1億7,196万2,000円で、そのうち市内事業者への還流は8,595万円、その割合は50.1%である。 平成30年度の予定として、当該交付金を使用することができる事業は、本市が山口市、防府市と連携していくツーリズム等の創出、観光情報の発信等の展開を図る「広域観光プロジェクト」と、さきに挙げた2事業を加えた3事業で、本市の歳入として合計7,918万7,000円を予定しているとの答弁がありました。 このほか、・本庁舎建設事業債の内容について・介護保険事業特別会計における平成30年度当初予算の概要と滞納状況について・行政財産の積極的な有効活用についてなどに関する質疑がありました。 次に、「企業会計」に対する質疑においては、平成30年度の下水道事業会計予算における建設改良費への投資方針についてただしたところ、平成30年度の建設改良費の総額は約40億円で、その主なものは管渠事業費と処理場事業費となっている。これは、平成29年3月策定の宇部市上下水道事業総合計画に示した、今後10年間に要する投資額の1年ごとの金額を予算化したものである。この投資額を決定するに当たっては、現行の料金体系を維持すること、また、今後の健全な経営を図るため、企業債残高を抑制することを主眼としており、この40億円という金額は下水道事業の健全な経営を図るためのリミットと考える。この投資額であれば、現在取り組んでいる玉川ポンプ場事業や老朽化した管渠の更新事業などを計画的に進めることができる。経営的な指標としては、償還額よりも借入額を抑えるよう設定し、経営の健全化を図ることとしている。 なお、この建設改良費約40億円については、2分の1が補助金であるので、実際の借入額は約20億円として計算しているところであるとの答弁がありました。 このほか、・秋のバスダイヤの改正内容とその効果について・運転士の正規職員登用に係る経費増額についてなどに関する質疑がありました。 続いて、審査の過程において、委員からなされた要望のうち、主なものについて申し上げます。・第四次宇部市総合計画後期実行計画重点プロジェクトの1つであるガーデンシティ推進に向けては、地元生産農家による花卉栽培の産業化につながるよう取り組みを進められたい。・職員研修については積極的に取り組み、ICT・IoTにしっかり対応できるよう努められたい。・経営体育成支援事業など国からの補助対象となる事業については、補助金などしっかり活用して事業推進を図られたい。・市役所窓口にコミュニケーション支援員の配置など、今後も市民の方が困らないように、支援拡充に向けた事業に努められたい。・市民の安心安全な暮らしを守るため、防災無線などの整備実現に向けて前向きに事業に取り組まれたい。・平成30年度予算執行に当たり、事業の見える化の推進等、事業の検証を進められたい。 以上が審査の概要です。 なお、議案第1号につきましては、委員会として、全会一致をもって次のような附帯決議を付すことに決定しましたので、執行部におかれては適切に対処されるよう強く求めます。 附帯決議 本定例会に提出された「議案第48号第四次宇部市総合計画後期実行計画の策定について」及び「議案第30号宇部市ふれあいセンター条例中一部改正の件」の2議案が、それぞれ付託された総務財政委員会及び文教民生委員会からの申し出により閉会中の継続審査に付することに決定した場合、平成30年度一般会計予算については当該決定を踏まえて適正に執行すること。 以上、本委員会に付託されました平成30年度一般会計、特別会計及び企業会計予算案13件に対する審査の結果及び審査の概要を御報告申し上げました。 市長を初めとする執行部におかれては、審査の過程で各委員から出された意見、要望を真摯に受けとめられ、市財政の健全化と市民福祉の向上に向けて引き続き努力されるよう強く要望いたしまして、予算審査特別委員会の報告を終わります。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、委員長の報告は終わりました。 これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより、討論、表決に入ります。 まず、議案第2号、第3号及び第7号から第13号までの9件を一括議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 ただいま議題となっております議案9件は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案9件は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第1号平成30年度宇部市一般会計予算を議題とします。 討論はありませんか。藤井岳志君。 ◎2番(藤井岳志君) 日本共産党宇部市議会議員団の藤井岳志です。会派を代表し、議案第1号平成30年度宇部市一般会計予算に反対を表明し、討論を行います。 安倍晋三政権が進める経済政策「アベノミクス」のもとで、貧富の格差が拡大しています。上場企業の株式の時価総額が急増する一方、働く貧困層が増加しています。 上場企業の大株主上位300人が保有する株式の時価総額は、第二次安倍政権が発足した2012年末には9兆2,129億円でした。2017年末には25兆2,191億円へと2.7倍に急増しました。アベノミクスの一環として異次元の金融緩和が進められ、円安株高が加速したためです。 大株主が株高で大もうけをする一方で、貧困世帯が増加しています。日本銀行に事務局を置く金融広報中央委員会の世帯の金融行動に関するアンケート調査から推計すると、金融資産を持たない世帯は2012年の1,347万世帯から、2017年は1,748万世帯へと、400万世帯も増加しました。東京都の調査によると、住居を失いインターネットカフェなどに寝泊まりしながら生活する人は、都内に1日当たり4,000人いると推計されます。 そのうちの3,000人が派遣労働者や契約社員、パート、アルバイトなど不安定就労者と見られます。住居喪失者の62.8%が住居の確保に当たっての問題点として、入居に必要な初期費用の貯蓄を挙げ、33.3%が入居後に家賃を払い続けられる安定収入がないと答えています。 低賃金、不安定雇用が人間らしい暮らしを奪っているということです。 本市においても、久保田市長が施政方針の中で、地方における経済環境は引き続き厳しい状況が続くものと考えていますと述べられているように、不安定雇用と貧困、格差の拡大が地域経済に大きな影を落としているのではないでしょうか。 日本共産党は、これまで、市民生活を応援する市政運営への転換や、雇用は正規が当たり前の社会の実現を求めてきました。 しかし、提案された平成30年度宇部市一般会計予算では、一定の前進が見られる部分もありますが、全体としては国の施策に沿ったメニューの重点化が掲げられ、コンパクトシティという名の大型開発やインバウンド頼みの市政運営が続けられようとしています。 その一方では、市民サービス利便性の向上を図るとともに、行政と地域のつなぎ役、地域づくりの拠点として市民センター、ふれあいセンターの機能強化に取り組みますと言いながら、ふれあいセンターの有料化が提案され、介護保険料などの引き上げが実施されようとしています。 また、職員の給与の独自カットが継続され、保育園の待機児童対策でも抜本的な対応がされていません。 こうした予算で、本当に安心して住みたくなるようなまちが期待できるでしょうか。大きな期待をかけられたときわ動物園も、入園者数が減少傾向となっています。イベントによる客寄せ効果も限界に来ていますし、職員の負担もピークに達しています。住民の命と健康、暮らしを守るという地方自治体本来の役割をしっかり自覚した市政運営への転換を強く求め、討論といたします。 ○議長(杉山孝治君) ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました議案第1号については、附帯決議が付されておりますので、続いて、議案第1号に関する附帯決議を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第1号に関する附帯決議は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案第1号に関する附帯決議は、可決されました。 次に、議案第4号平成30年度宇部市介護保険事業特別会計予算を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第4号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号平成30年度宇部市国民健康保険事業特別会計予算を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第5号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号平成30年度宇部市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第6号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。──────────────────────────────────────── △日程第7議案第54号について……(総合審議) ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第7、議案第54号平成29年度宇部市介護保険事業特別会計補正予算(第4回)を議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。久保田市長。    〔市長 久保田 后子 君 登壇〕 ◎市長(久保田后子君) それでは、ただいま議題となりました議案第54号平成29年度宇部市介護保険事業特別会計補正予算(第4回)について、提案理由を説明します。 繰越明許費については、年度内に完了しない見込みとなった1事業について、地方自治法の規定により、平成30年度へ繰り越すものです。 以上で提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議のほどお願いします。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております議案第54号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第54号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第54号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案54号は、原案のとおり可決されました。──────────────────────────────────────── △日程第8議案第52号について……(総合審議) ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第8、議案第52号宇部市監査委員の選任について同意を求める件を議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。久保田市長。    〔市長 久保田 后子 君 登壇〕 ◎市長(久保田后子君) それでは、ただいま議題となりました議案第52号宇部市監査委員の選任について同意を求める件について、提案理由を説明します。 これは、来る3月31日付けをもって任期満了となられます今川利夫さんの後任について、市議会の同意を求めるものです。 この選任に当たりましては、慎重に検討を進めた結果、床本隆夫さんを監査委員に選任しようとするものです。 床本さんの経歴については、既にお手元に配付しました履歴書のとおりであり、昭和56年宇部市役所入所以来、37年にわたり市行政に従事され、この間、農林水産課長、公園緑地課長、産業振興部次長、楠総合支所次長、産業振興部長及び総務管理部長を歴任されています。 この経歴が示しますように、床本さんは、市政に関して豊富な経験と優れた識見を持っておられる方であり、同委員として最適任と考えています。 よろしく御審議のほどお願いします。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております議案第52号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第52号については、委員会への付託を省略することに決定しました。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第52号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案第52号は、同意することに決定しました。──────────────────────────────────────── △日程第9議案第53号について……(総合審議) ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第9、議案第53号宇部市議会委員会条例中一部改正の件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。荒川議会運営委員長。    〔10番 荒川 憲幸 君 登壇〕 ◎10番(荒川憲幸君) ただいま議題となりました議案第53号宇部市議会委員会条例中一部改正の件について、提案理由を申し上げます。 本案は、平成29年12月定例会において、宇部市行政組織条例の一部が改正されたことに伴い、各常任委員会の所管の部等を改めるとともに、経過措置を規定するもので、施行期日は、行政組織条例の施行に合わせ、平成30年4月1日とするものです。 よろしく御審議くださいますようお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(杉山孝治君) 以上で、提出者の提案理由の説明は終わりました。 これより、質疑に入ります。 質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、質疑を終結します。 これより、討論に入ります。 討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) ないようであります。 これにて、討論を終結します。 これより、採決します。 議案第53号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案53号は、原案のとおり可決されました。──────────────────────────────────────── △日程第10議員派遣の件 ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第10、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 会議規則第166条の規定により、お手元に配付のとおり、議員を派遣したいと思います。 これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) 御異議なしと認めます。 よって、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決定しました。 なお、ただいま議決した議員派遣の内容について、諸般の事情により変更が生じる場合には、議長に一任を願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) 御異議なしと認めます。 よって、議員派遣の内容に変更を要することとなった場合は、その措置を議長に一任することに決定しました。──────────────────────────────────────── △日程第11閉会中の継続審査の申し出に対する決定について ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第11、閉会中の継続審査の申し出に対する決定についてを議題とします。 総務財政委員長及び文教民生委員長から、目下委員会において審査中の事件について、会議規則第110条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、議案第48号第四次宇部市総合計画後期実行計画の策定について及び議案第30号宇部市ふれあいセンター条例中一部改正の件については、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。 総務財政委員長及び文教民生委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。    〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) 御異議がありますので、起立により採決します。 まず、議案第48号第四次宇部市総合計画後期実行計画の策定についてを、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立全員であります。 よって、議案第48号は、総務財政委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定しました。 次に、議案第30号宇部市ふれあいセンター条例中一部改正の件を、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(杉山孝治君) 起立多数であります。 よって、議案第30号は、文教民生委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定しました。──────────────────────────────────────── △日程第12閉会中の継続調査事件の変更の申し出に対する決定について ○議長(杉山孝治君) 次に、日程第12、閉会中の継続調査事件の変更の申し出に対する決定についてを議題とします。 各常任委員長から、閉会中の継続調査事件について、会議規則第110条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、変更の申し出があります。 お諮りします。 閉会中の継続調査事件を変更することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉山孝治君) 御異議なしと認めます。 よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査事件を変更することに決定しました。 以上で、本日の日程は全部終了しました。──────────────────────────────────────── ○議長(杉山孝治君) これにて、平成30年3月(第1回)宇部市議会定例会を閉会します。───── 午前11時29分閉会 ─────   (3月31日付をもって退職される幹部職員から挨拶があった)──────────────────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成30年3月28日               宇部市議会議長   杉 山 孝 治              宇部市議会議員   藤 井 岳 志              宇部市議会議員   青 木 晴 子...