甲府市議会 2020-05-28
令和2年新型コロナウイルス感染症対策特別委員会 本文 開催日: 2020-05-28
2: 午前10時02分 開 議
◯望月委員長 ただいまから
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会を開きます。
ここで、
委員の皆様に申し上げます。
当特別
委員会におきましても、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮した運営ということを御理解いただきまして、御
発言される際は簡潔・明瞭に行っていただき、効率的な
委員会運営が行えるよう、
委員の皆様の御協力をお願いいたします。
議題に入ります前に、議長より御挨拶申し上げたい旨の申出がありましたので、議長から御挨拶をよろしくお願いします。
金丸議長。
3:
◯金丸議長 おはようございます。皆さんにおかれましては、連日お忙しい中を、今臨時会における特別
委員会において真摯な意見交換をしていただき、また、昨日は望月
委員長が代表して中間報告書を作成し、また、決議も提出していただき、本当にありがとうございました。私も、お見せすると恥ずかしいんだけれども、いっぱい赤い線が引いてあるとおり、もう決議を何回も何回も熟読させていただきまして、本当に多岐にわたっていろいろな御提言、御要望等を網羅しているなと改めて感謝するわけであります。
そうした中で、私が今日、新たにまた皆さんが第2段階という形で、今度は国等に対する要望等を考えてくださったり、また提言を考えてくださっていることに非常に期待をしておりますが、ここで皆さんに一言だけお話ししておかなければいけないのは、この中間報告書を、明日午後1時に正副議長と特別
委員会の正副
委員長にもお願いして、市長に提出してまいります。
そこでなんですが、皆さんでいろいろなことを議論してくれたことが、きょうまでに市長から提案された3回にわたる補正予算の中に含まれているものもあれば、実を言うと圧倒的に含まれない項目も幾つもあります。この辺が地方議会というか、地方自治法の限度でして、予算編成権はやはり市長にしかありませんから、議会とすると、議案として提案されたものに対する、本来なら増額とか組替えをしたいところでありますけれども、残念ながら今、そこまでの過程にないと。そこで私が今考えているのが、今朝の新聞にも載っているように、国がまた新たな交付金を出してくると。それに向かって今度はどういうふうに我が市が、当局が対応していくかということをしっかりと見極めていきたいと思っています。
そうした中で、ちょっと言葉が問題になるかもしれませんが、アベノマスクではないですが、本市で購入券を配付したマスクの問題ね。それから、もう1つは飲食店への給付金の問題ね。あるいは、山梨県が行っている、無尽でお助け めざせ!みんなで100億円キャンペーンという施策に対して、どうして他市はできるのに甲府市はできないんだという御批判が多分皆さんのところにもたくさん届いていると思います。要は、市民から見れば、当局と議会は一体だと思われていますから、そうした中で、非常に難しい点はあるんだろうけれども、ぜひ皆さんには、5月臨時会が6月8日まで開催されますし、その翌日からは今度は6月定例会が始まりますから、そうした中でまだまだこの特別
委員会は、私は継続していってもらうということをはっきり明言しておりますので、そうした中で、ぜひ1つか2つ、本当に議会で提言したことが、新たに当局が補正予算に計上してくることを期待して、そのためにもぜひ皆さんにはしっかりと引き続き議論を深めていっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
本当にすばらしい中間報告書と決議をありがとうございました。
以上です。
4:
◯望月委員長 議題に入ります前に私から1点、御報告申し上げます。
当特別
委員会でこれまでにまとめた、各
委員から会派ごとに提案された経済対策及び生活支援策についてのうち、議会に向けた3項目については、昨日、私から議長に御報告させていただきましたので、御了承願います。
以上で御報告を終わります。
それでは、本日の議題はお手元に配付のとおり、新型コロナウイルス感染症に伴う経済対策及び生活支援策についてであります。
本日御協議願いますのは、宣言文について、そして国への意見書について、2点についてまた皆様と意見交換を行いながら、今後6月3日、6月5日を経て、6月8日の本会議にて宣言案、そして意見書案を審議、議決をしていきたいと考えております。
最初に、今回提案いただきました中村
委員から、宣言の案文の作成をしていただきました。メールで皆様にお送りを事前にさせていただいていると思いますけれども、こちらについてまず意見交換を行ってまいりたいと思います。
この宣言案が一区切りついた段階で、次は国への意見・要望についての意見交換を行ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
皆さん、もう御一読いただいていると思いますけれども、この宣言案についてまず御議論、意見交換を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
意見のある
委員の皆様から御意見を頂戴したいと思いますので、意見のある
委員の方は挙手にてお願いをいたします。
木内
委員。
5:
◯木内委員 まず、この宣言文の原案を作成してくださった中村
委員には、心より感謝を申し上げたいと思います。
その中で、この宣言を甲府市議会として出す意義というのか、意味というのか、その辺からまず確認をさせてもらいたいなと思いました。何でかといいますと、私たちの会派で協議をした中では、議会としてこうしたいというか、こうしようというかの決意を出すものがいいのではないかなという話があったんですが、提案いただいた宣言文は、市民の皆さんに対して、皆さんこうしていきましょうという感じのスタンスなのかと感じたんですけれども、その辺のスタンスをどういう形にしていくのかということをまず統一していかないと、どういう宣言文になるのかなと。その辺からまず、正副
委員長、
委員の皆さんの御意見も伺いたいと思います。
6:
◯望月委員長 先に皆さんから御意見をいただいてからお答えでよろしいですか。
ほかに御意見ありますでしょうか。
中村
委員。
7:
◯中村委員 今、どういう名目での宣言文なのかという御意見がございましたが、私ども、この案文を作らせていただきました。今、望月
委員長がおっしゃっているとおり、この案文で皆さんに本日ここで御協議をしていただいて、付け加えるもの、こういうふうにしたほうがいいよという御意見はいただいて、これは正副
委員長にまたお任せをして、字句の修正等をしていただければと思っております。
ただ、宣言の目的というものに対しては、今、先が見えない新型コロナウイルス感染症との戦いに疲労感が蓄積されて、また、長期にわたる学校の臨時休業や外出自粛に対して、皆さんにいろいろなストレスがたまっている中で、今一番苦労している医療関係の従事者の皆様、また、窓口で業務にあたっている多くの皆様に、そういう一番新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高い仕事をしている皆様、あとエッセンシャルワーカーの皆様に対し様々な誹謗中傷があると。そういう中で、例えば医療従事者のお子さんは保育園に来ないでくださいとか。本当に皆さんが一生懸命、新型コロナウイルス感染症の感染リスクが高い中で働いている、そういう皆様が疎外されていく。こういう中で、いろいろな事情やストレスがあるとは思いますが、そうではないだろうと。しっかりそうしたエッセンシャルワーカーの皆様を励まし合って、市民の皆様に理解をしていただいて、そしてお互い助け合いながら新型コロナウイルス感染症に挑んでいこうということで、この案文を作らせていただいたところでございます。
ただ、以前にも宣言文だけではという御意見があったんですが、誰かが励ましてくれる、また、誰かが見ていてくれるということは、それは金銭等のいろいろな問題もあるとは思いますが、しっかり誰かがそうやって気遣いをしてくれる人がいるというのが、一番新型コロナウイル感染症の感染リスクが高い場所で働いている人たちには支えになると思いますので、しっかりこれは皆さんに今日御検討をしていただいて、そして甲府市民の皆様、また、こういう新型コロナウイル感染症の感染リスクが高い仕事、新型コロナウイルスと闘っている皆様が勇気づけられるような、そういう宣言文を作っていただければありがたいと思いますので、どうか御理解のほど、よろしくお願いをしたいと思います。
以上です。
8:
◯望月委員長 ほかに御意見ありますでしょうか。
山田(弘)
委員。
9:
◯山田(弘)
委員 大変な状況で作っていただきましたけれども、できましたら、せっかく作っていただいたんで、宣言の案文を朗読していただければありがたいと思うんですけれども。よろしくお願いいたします。
10:
◯望月委員長 そうしましたら、書記から宣言の案文の朗読をしていただきたいと思いますので、一読をお願いいたします。
(書記 朗読)
11:
◯望月委員長 山田(弘)
委員。
12:
◯山田(弘)
委員 ありがとうございました。私はそんなに思っていないんですけれども、自分自身でいろいろな先入観を持って読むとまた違う状況になるんで、やはりこうやって朗読していただきますと内容もかなり頭の中に入ってきますし、本当によかったと思います。
13:
◯望月委員長 ほかに御意見はございますか。
坂本
委員。
14:
◯坂本
委員 すばらしい宣言文を作っていただいて、よろしいなと思っているわけでございますが、ただ、この中で全部読んでいきますと、医療従事者とか、それから偏見や差別という、一部的な発想になっているのかなと。今回の新型コロナウイルス感染症にとって、共に乗り越えていくという場合に、一番被害になっている人たちは、1ページ目の下から11行目、先が見えないウイルスとの闘いに疲労感は蓄積され、また長期にわたる学校の臨時休業、外出自粛、営業活動の停止などにより我々の社会経済生活は回復困難な状態になるほど疲弊し、限界に近付きつつあるという、この文章がやはり、市民が一番の被害を被ったことを示す内容ではないかと思っております。
どうかこの辺の対象となる人たちへの応援宣言も、どこかへ1行入れていただけるとありがたいと思いますので。
全体的には私も、これですばらしいものを作っていただいたと感謝申し上げます。
以上です。
15:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
木内
委員。
16:
◯木内委員 もう一度同じことを言ってしまいますけれども、甲府市議会が市民に向けてある方向性を求める、エッセンシャルワーカーの皆様に感謝しようということを求めるというスタンスではなくて、甲府市議会が市民の皆さんに感謝するというスタンスのほうが受け入れやすいというのか、市民の皆さんも今回の新型コロナウイルス感染症に関しては様々な受け止めをしている方が多いと思うんですけれども、その中で甲府市議会が、市民の皆さん、感謝しようじゃありませんかという、そういう方向づけではなくて、甲府市議会として感謝しますというものにしたほうが受け入れやすいのかと思うんです。
あと、甲府市議会として、市民の皆さんの声を代弁してそれを市政に届けていくとか、市民の皆さんの声を受けて市民の皆さんに寄り添っていくとか、そういう決意、甲府市議会としての決意を述べる宣言文にしていったらどうかと思いました。
17:
◯望月委員長 ほかに御意見はありますでしょうか。
長沢
委員。
18:
◯長沢委員 先ほど提案者の中村
委員からも話がありましたけれども、緊急事態宣言に関する内容ですとか、日々刻々と状況も、国の状況も変わってきておりますので、その辺は字句の修正とか、今の状況に合うような形には、また正副
委員長で修正していただければいいのではないかと思います。よろしくお願いします。
19:
◯望月委員長 ほかに御意見はありますでしょうか。
寺田
委員。
20:
◯寺田委員 細かい字句については、ここでは
発言は控えたほうがいいですよね。
21:
◯望月委員長 いや、どうぞ。いいですよ。
22:
◯寺田委員 分かりました。
全体の印象としてすばらしい文章だと思いますけれども、先ほど坂本
委員もおっしゃっておりましたが、これが今回、特に医療従事者を対象としたものに特化させるのか。もうちょっと、前文を読む限りは結構大きい、壮大な前文なので、そう考えると、最後のところ、ほかもちょっと、医療従事者以外の一般市民全体に喚起するような、頑張っていこうというような、ちょっとこれだと医療従事者中心の感じがするので、という点が1点と、あと、今の困難を乗り越えていこうというところで、全体的にネガティブな状況を乗り越えていこうというところなんですけれども、その先の未来も見えるような、最後3つ目の文章というか、乗り越えて共に未来を取り戻すでも、新しいもの、本来は多分取り戻す感じなんですけれども、もうここまで新型コロナウイルスの感染症が感染拡大すると、やはり新しい未来を、新しい生活様式を含めた未来を創っていこうという何か将来が見える、乗り越えた先の明るい未来もイメージできるような文章のほうがいいのかと思います。
それと、先ほど木内
委員がおっしゃった甲府市議会として決意を述べる宣言文としたらどうかという意見については、個人的には議会内のことは議会内で、スタンスを明確にした決議が必要なら、それはそれで議論は必要かと思うんですけれども、このエッセンシャルワーカーの皆様に対する差別をなくそうという、今回の一番の目的をいうと、当然甲府市議会で我々は差別に断固反対しますという宣言にしてもいいのかもしれないですけれども、ちょっとそれだと弱いのかなと。やはり市民みんなで差別をなくしていこうということなので、それを甲府市議会は断固反対するという内容ではいかがなのかというところもあるのかもしれないですけれども、ただ、個人的には、やはりそれは大きい社会問題なので、我々甲府市議会は差別に断固反対しますと言うだけじゃなくて、そうしていきましょうという訴える力、訴えるフレーズというのは、私はその点に関しては必要なのかと思います。
ただ、市民に対して感謝を申し上げましょうというのは、それと同レベルかどうかというと、また違うのかと思いますけれども。
以上です。
23:
◯望月委員長 神山
委員
24: ◯神山
委員 何か内容の意見交換につながることであれば言ってもらいたいんだけれども、字句の修正は技術的なものなので、また後で教えてもらえればと思います。
25:
◯望月委員長 ほかに御意見はありますでしょうか。
小澤(浩)
委員。
26: ◯小澤(浩)
委員 中村
委員には本当にすばらしい、力強い宣言の案文を作成していただきまして、心より感謝申し上げます。
私からは、正副
委員長に聞きたい点が1点ありまして、第1段階というんですか、当局に対しての甲府市議会としての提言を、経済対策及び生活支援策について、本会議でも決議されて、それを今から当局と協議していくと。
第2段階におきましては、今度は宣言を出して、国に意見書を提出していくということだと思うんですけれども、やはり私たちが
付議事件として経済対策及び生活支援策をこのまま国に対して要望していくのか。それとも、第1段階は全く違う部分で、もっと大きな内容として議論していくのかというところを、一回すり合わせをさせていただきたいと思います。
27:
◯望月委員長 1回ここでまとめたいと思います。
先ほど御質問があった宣言と意見書についての関連性ということでありますけれども、宣言は本市議会として本会議へ提案するものなので、国に出すものではありませんので、宣言は、本市議会としての総意として提案するものと考えております。意見書は、当然国に提出すものでありますので、どちらかというと当局に対しての提言だけでは足りない部分というか、そういった部分を補填するために、やはり予算的な部分も当然あると思いますので、国への意見書というものも中に入れていかないと、市に提言したものに対してもそこに光が当てられないのかということで、国への要望・意見としてまとめさせていただきました。
この国への意見・要望についても経済対策及び生活支援策についてという範囲で、
付議事件の中にあるものに対して国への意見書という形で出していきたいと考えております。
木内
委員がおっしゃられた宣言を出す意義についてというものは、中村
委員からも御説明いただいており、坂本
委員も言われていましたように、やはり今、この社会経済や市民生活が疲弊しており、限界に近づきつつあるという現状も含めて、甲府市議会として市民に向けた意思表明をしっかり宣言することは大変大きな意義があるんじゃないかと思っております。
当局への経済対策及び生活支援策の提言については昨日の本会議において議決しておりますので、その部分をしっかり意味のあるものにするためにも、市民の皆様と共に乗り越えていくという意思表示をこの宣言でできれば、大きなものになるのではないかと考えておりますので、どうかこの宣言、しっかり打ち出して、経済対策及び生活支援策、それに伴う議会としての意思として、皆様と一緒に乗り越えていこうということでの宣言と捉えていただければいいかと考えます。
よろしいでしょうか。
木内
委員。
28:
◯木内委員 市民の皆さんの感情、それに寄り添ったものにしていただきたいと思います。そういう観点というか、なるべくシンプルで短い内容のほうがいいのではないのかと私は思います。
29:
◯望月委員長 もし具体的にこうしたほうがいいんじゃないかという御意見があれば、ここから先は中身について、議論をしていただきたいと思うんですけれども。
木内
委員。
30:
◯木内委員 市民の皆さんの感情としてという立場で見たときにどうかなと思ったところが、国や自治体の連携により矢継ぎ早に実行されという、下から二、三行目。どちらかというと後手に回っていて、対応策が遅いじゃないかという意見が多いと思う中で、ここはちょっと違和感を覚えて読ませていただきました。
感謝に関してですけれども、本当にこの長い自粛期間、子どもたちを含めて多くの皆さんが自粛、我慢を強いられる生活を頑張ってきた、本当に市民の皆さんに感謝をしたい気持ちですよね。今のところ少し収束の方向に向かっているということも、その市民の皆さんの努力があってこそだと思いますので、しっかりとした補償がない中で営業を自粛していた、そういう事業者の皆さんももちろんですけれども、多くの市民の皆さんも大変だったと思いますので、本当に市民の皆さん全体にも感謝したい気持ちになります。
31:
◯望月委員長 中身について今、御議論いただきたいと思いますので、今の御意見は引き取らせていただきますので、よろしくお願いいたします。
ほかに御意見ございますでしょうか。
鮫田
委員。
32: ◯鮫田
委員 中村
委員におかれましては、すばらしい宣言の案文だと思います。ですけれども、先ほどほかの
委員もおっしゃられた、一番言いたいのは、何か市民の皆さんに協力を仰ぐですとか、共に頑張りましょうということを入れたら一番いいのではないかと思うんですけれども。
そのほか、医療従事者の方やエッセンシャルワーカーの皆さんに対する感謝や差別反対ということは本当に大事なことだと思いますので、それは入れてもらいたいと思うんですけれども、一番はどうかもうちょっと協力を甲府市から依頼をしてほしいとか。そういうことも何もない、お金も出さない、協力も仰がないみたいなことを結構市民の方から言われることがあるんですけれども、そういった面では市民への協力依頼の部分がメインとしてふさわしいのかと感じたところであります。
実際は3番目のところがいい文章だと思いますが、またちょっと力強く言っていただけるような形がいかがかと思います。
33:
◯望月委員長 最後3項目のところをもう少し力強くということですね。
鮫田
委員。
34: ◯鮫田
委員 最後のところが、はい。それが1番目に来るとか、そういう意味です。よろしくお願いいたします。
35:
◯望月委員長 分かりました。
神山
委員。
36: ◯神山
委員 協力というところが、誰が誰に対して協力というところがちょっと分からなかったので、そこをもうちょっと教えてもらっていいですか。甲府市が市民に協力をお願いしてということですか。
37:
◯望月委員長 鮫田
委員。
38: ◯鮫田
委員 よく市民の方から聞くのはそういう話なんですけれども、ここで言うのであれば、協力というのは、例えば市民の皆さんの協力に感謝しながらも、市民で支え合えるようなということを宣言すればいいのかと思います。よろしくお願いいたします。
39:
◯望月委員長 承知いたしました。
ほかに御意見ございますでしょうか。
山田(弘)
委員。
40:
◯山田(弘)
委員 皆さんの意見をお聞きしたんですけれども、宣言文というんですか、この文章の内容の細かいところがどうかということは市民は望んでないので、何にしましてもこの国への意見書についてスピード感を持って早く進めてほしいと。中身のほうが先決かと。ですから、内容はこれでもういいと思うんですけれども。
早く、ここでその文言をどうするかという議論ではなくて、市民はそんなことを望んでないから。国への意見書を先に進めていただきたいと思います。この間
委員の皆さんの議論を聞いていて、今どきという内容もあったし、今頃という内容もあったんで、スピード感を持って進めていただければと思っています。
41:
◯望月委員長 承知いたしました。市民への協力、感謝という部分もちょっと盛り込んで、また提案していきたいと思います。
この宣言としては、やはり実際に当局に提言する部分と市民の皆様への、先ほど
委員の皆さんから言われたように、市民への感謝も含めて提出することは、議会としては大きな意義はあると
委員長としても思っておりますので、これはこれでしっかり進めていきたいと思いますし、ここに対してもうちょっとこうしてほしいということがあればと思いましたので、今日皆さんに御協議を願っているわけでありますので、これはしっかり議論はしていきたいと思っております。
木内
委員。
42:
◯木内委員 確かに、それよりも具体策の議論をというのは、なかなかそのとおりだと思いつつ、この宣言の案文を読みながら、やはりいろいろな受け止めがあるのかと感じたんですけれども、私がちょっと気になったところは、ウイルスとの闘いとよく言われるんですが、私としては闘いではないんじゃないのかなと思っているんです。ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授も、闘うというよりは共存していく方向なのかだということを言われていらしたと思うんですけれども。やみくもに恐怖を感じるのではなくて、この間かなりいろいろ分からないことも多々あるんですけれども、分かってきたこともあるという中では、科学的な目を持って冷静に対応していくということも必要なのかと思っておりますので、何か恐怖心を増長させるのではなくて、科学的な目を持って冷静に対応をしていくような方向での内容が必要かなと思って読みました。
43:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
中村
委員。
44:
◯中村委員 いろいろ私たちも案文を作らせていただいて、皆様からの御意見は、それは正副
委員長に字句の修正については、先ほども申し上げましたが、お願いをしたいと思います。
基本的にこれは、先ほども申し上げましたけれども、この宣言文というのは、やはり当初、医療従事者またエッセンシャルワーカーの皆様、本当にこの新型コロナウイルスとの闘いで感染リスクが高い仕事をしている最前線の人たちが、いわれのない誹謗中傷を受けている。そういうことも今、大々的に広がってきたということで、本当に一番苦労されている方たちが差別をされる。そこを何とか皆さんが思いやりをもって、市民の皆さん、全員が助け合いながら乗り越えていこうという思いで、この宣言文の提案をさせていただいたわけでございます。
宣言の内容との関係で、子どもの出産の記事が新聞に載ったんですが、この状況下で出産を迎えた妊婦さんたちが、同じ状況下で頑張っている人がいる、1人じゃないということで勇気が出たと。こういう状況下で、本当は何もなければ親・兄弟が面会にも行ける病院なんですが、この状況下で面会もできない。ただ本当に1人で出産をする妊婦さんの寂しさというか、大変さというか、苦労というのが分かりました。そういう中で、同じ状況の方がこの中にいるというだけで励まされ、1人じゃないという勇気が出たと。ただ、先ほども言いましたけれども、本当に誰かがこうして見ていてくれる。そして、お互いに頑張ろうと励まし合いができる人がいれば、人というのはもう勇気も出て、そして前向きな姿勢になれるという、こういう記事も載っておりました。
ですから、今回こういう宣言文に対しても、いろいろな施策については行政が実施します。予算を組むのも当局が行います。ただ、私たち甲府市議会議員として市民の皆様にしっかりと、これはお礼も入っています、感謝も入っています。だからお互いに頑張っていきましょうという宣言文なのですが、あとは字句の修正についてはもう正副
委員長にお任せいたしますので、そういう意味での宣言文だということを御理解していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
45:
◯望月委員長 神山
委員。
46: ◯神山
委員 いろいろ御意見をいただきましてありがとうございました。まだいろいろと意見交換ができればと思いますけれども、ちょっとここで、ここまでの議論の流れのまとめとか、今週末また正副
委員長できょう
委員の皆様から出していただいた意見に対して、とりまとめ案を再度提案できるようにしていきますので、ちょっと受け止めも含めてですが、議論をまとめてというか、ここまで出された意見をまとめていきたいと思いますけれども、宣言を提出する意図についてはもう、中村
委員に御説明いただいたとおりだということなので改めて確認しませんけれども、誹謗中傷があったりという状況に対して、甲府市議会として宣言を出していくことで、そういう偏見をなくして、しっかり光を当てていこうというところが大きな目的であるということですから、そういう趣旨に従ってまとめていきたいと思います。
その上で、宣言についてということです。今回この5月臨時会の会期中に当特別
委員会で決める案件というのは3つあるわけで、1つは昨日議決した経済対策及び生活支援策に関する政策提言。このあと議論する国への意見書で、最後の1つが宣言ですから、これは甲府市議会としての意思の表明だと、決意表明だと受け止めると、市にはしっかり政策提言をする、国には要望をする、じゃあ自分たちはどうなんだというときに、自分たちの行動をしっかり表明をしていくと。そのときにいわれのない誹謗中傷を受けている人たちにしっかり甲府市議会として寄り添うから、みんなでそういう偏見をなくしていって、新型コロナウイルスというものが悪なのであって、そうやって最前線にいる人たちが悪いわけでは決してないんだと。ちゃんとそこを捉え直していこうという決意表明をする形で、その結果、市民の行動が変わるというような宣言になるといいかと、今、受け止めをしたところです。
あとはウイルスとの闘いという言葉がいいのかとか、共存という言葉のほうがいいのかというところは、その内容に関わってくるところなので、いろいろまた検討をしていきたいと思いますけれども、1点、後半新型コロナウイルスが擬人化されているような表現があるところがあるので、そういうところはもうちょっと宣言らしく、若干何か文学的な雰囲気が出てきているところもあるので、そこはちょっと宣言らしくなるようにしていったほうがいいかなとは感じましたので、そういうところはまた望月
委員長と相談しながら考えていきたいと思います。
これがここのまとめではないので、それを踏まえてまたいろいろ御意見あれば、今日中に言っていただければ、土曜日・日曜日にまとめることがたくさん増えますので、ぜひ引き続きよろしくお願いします。
47:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
鮫田
委員。
48: ◯鮫田
委員 先ほどの中村
委員の
発言で趣旨が理解できました。
それで、偏見をなくしたりとか、感謝しようというところを、もっとそこだけにある程度絞ったほうが、インパクトが市民の方に伝わるのかと思いますので、感謝の言葉とか、これまでの経緯とかもあるんですけれども、なるべくコンパクトにまとめていただきながら、おっしゃるとおりの、生活支援というより医療従事者も含むエッセンシャルワーカーの方々に感謝を申し上げるということと、偏見をなくすということでよろしかったんだなという、感想みたいになってしまうんですけれども、承知しましたので、すみません、先ほどの協力を仰ぐとかいうのは、ちょっと今回の趣旨ではないなと思うところもあります。
そうすると、ちょっと題名も変えたほうがいいのかと。もうちょっと分かりやすい直接的な、偏見をなくすとか、エッセンシャルワーカーに感謝をという。エッセンシャルワーカーという言葉が分かる方がどれだけいるか分からないんですけれども。それは正副
委員長にお任せするとしまして、題名もそういった分かりやすい直接的な表現、そこだけに特化したものに変えていったほうがよろしいのかなと思いました。
以上でございます。
49:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
寺田
委員。
50:
◯寺田委員 今、鮫田
委員御指摘のところなんですけれども、先ほど来、坂本
委員もおっしゃっていまして、最初から今日の議論の中心はまさにそこで、最初の提案趣旨の医療従事者、エッセンシャルワーカーに特化した、まさにそのことを対象とした宣言にとどめるのか。前文も含めてもうちょっと範囲を広げるのかという、まさに最初の話に戻ったと思うので、そこの方向性だけは決めた上で、後は正副
委員長にお任せということにしたらどうかと思います。
以上です。
51:
◯望月委員長 御意見としてはどういう形にしたほうがいいかというものがあれば。
寺田
委員。
52:
◯寺田委員 私としては、当初の認識としては、これは医療従事者に特化した宣言文だという認識はしていたんですけれども、先ほど山田(弘)
委員の御提案で書記が案文を朗読したら、全体としては文章、もちろん細かい字句の修正はあるとしても、いい文章だと思って、そう考えると何か本当にもうちょっと一般市民のフレーズを入れてもいいのかなと、私としてはですね。全体の前文からの流れだと、それで結局この範囲に限る必要はないのかと思います。逆に、まさに鮫田
委員がおっしゃるとおり、医療従事者だけだったら、もう前文もひっくるめて、まさに今、現場で頑張っている医療従事者がいますという内容の宣言にしたほうがいいのかと思いますけれども。前文を読んだときには、もうちょっと範囲を広げてもいいのかと思いました。難しいんですけれども。当初の趣旨としては、私はシンプルなほうがいいと思ったんですけれども、この前文を読んでくると、結局最後の宣言、前文を受けての宣言となると、もうちょっと広い内容がいいのかと思います。
53:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
54:
◯望月委員長 そうしましたら正副
委員長でまとめさせていただいて、次回の6月3日の特別
委員会で御提示させていただきたいと思います。様々いただいた意見をまとめるのが多分大変なのかと思いますので、そこは正副
委員長に御一任いただいて、まとめて皆さんに御提示させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
そうしましたら宣言の案文についてはこの内容でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
55:
◯望月委員長 承知いたしました。
次に御協議願う事項に入りたいと思います。
国への意見・要望についてですけれども、資料にミスプリントがありましたので、差し替えをさせていただきますので書記に配付をさせますので、5分ほど休憩いたします。
午前10時59分 休 憩
──────────────────・──────────────────
午前11時04分 再開議
56:
◯望月委員長 休憩前に引き続き
委員会を再開いたします。
次は、国への意見・要望について
委員の皆様から各会派の意見・要望を提出していただきました。今回56項目の国に対しての意見・要望が提出されました。これも前回の当局への提言と同じように、大まかではありますけれどもカテゴリー別で分けさせていただきました。国への意見書ですので、この中で昨日の閣議決定された第2次補正予算案の部分もあろうかと思いますし、あるいは重複している部分、前回と同じようにあると思いますし、ここをまとめさせていただきながら、これが出てきた全てでありますので、これをまず提示させていただきました。
皆さんからまた御意見を伺いながら、意見交換しながらまとめさせていただいて、できれば多くても5つぐらいにまとめて、国への意見書案として本会議へ提出していきたいと思っておりますので、56項目全部を出すと大変な数で、甲府市としての意思表示、甲府市議会としての意思表示もちょっとぼけてしまうのかと思いますので、できれば5つぐらいにまとめたものを提出していきたいというのが、正副
委員長の今の考えであります。
この議論は特別
委員会外でも議論をされているところではあるんですけれども、やはり医療体制に対しての言及については、今回
付議事件であります経済対策及び生活支援策についての範囲内で、国への意見書案をまとめていきたいと思います。ただ、皆さんから出していただいたものでありますので全ては入れておりますけれども、できたら1番から50番までの部分で意見書をまとめていきたいと思います。
ただ、国に提出するものなので、昨日の本会議で決議等を提出したように添付してこれが全てですよというものも出せないものですから、皆さんにはこれが全てですよということを御承知いただいて、国に提出する部分は50項目の中で御検討を、意見交換いただきたいと思っております。
それでは、この国への意見・要望について皆様から意見を頂戴したいと思いますので、よろしくお願いいたします。御意見のある方は挙手にて
発言をお願いいたします。
寺田
委員。
57:
◯寺田委員 今、望月
委員長に御説明いただいて、この間の支援の要望書、また先ほどの宣言文もですけれども、やっぱり盛り込めば盛り込むほど、それは盛り込みたくはなってきてはしまいますが、今おっしゃったとおり5つということで、これだけ挙げていただいてはおりますけれども、一個一個これを5つぐらいに削っていくのはなかなか大変だと思うので、特にこれはぜひ、現状、各
委員、調査・研究されて国の動向を調べていただいていると思いますので、今の状況に合って、かつ昨日閣議決定された第2次補正予算案の内容も含め、それを踏まえた上で特にこれだけは言ってほしいと、国の第2次補正予算案も含めて全くこれは触れられてないんじゃないかというところも含めて、また、現状までの施策を含めて、既に対応されている中でも様々な問題が起きているので、それを運用していくに当たって至急改善したほうがいいという視点で、特に取り上げていくものを募るということで、なかなかこれを一個一個削っていくのは厳しいので、特に各
委員がこれはお願い、言ってほしいという項目に絞っていったほうがいいんじゃないかと思います。
以上です。
58:
◯望月委員長 そうしましたら、そのようにさせていただきたいと思います。皆さんから特にこれは取り上げてほしいという項目を、ぜひ国に、恐らく第2次補正予算案の国の情報も皆さん御存じかなと思いますので、その点も踏まえて、この項目は入れてほしい、この項目は絶対に残してほしいというものがあれば、そういったところを踏まえて御
発言いただければと思います。
先ほど医療体制の部分について言ったんですけれども、13番にあります医療機関の経営的面での支援に関しては経済対策に入ると思いますので、ここは経済対策として盛り込ませていただきました。医療体制となると、そこは踏み込む余地がありませんので、そういった形でよろしくお願いいたします。
先ほど寺田
委員から御提案をいただきましたけれども、基本的にこの項目に対してということを皆さんから御意見を頂きたいと思うんですが、全員賛同した上での項目を残していきたいと思っています。ただ、逆に言えば、ここは要らないんじゃないかという項目もあれば、そこを言っていただきたいと思いますので、各会派から出ていただいている
委員の皆様でありますので、できる限り全員一致の中で項目立てをしていきたいと思いますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。
それでは、御意見を頂きたいと思いますので、挙手をよろしくお願いします。
坂本
委員。
59:
◯坂本
委員 御苦労さまでございます。この経済支援や公共交通というようにブロック別に分かれているんで、取りあえずブロック別の質問でいいですか。
60:
◯望月委員長 そうですね。ブロック別で。
坂本
委員。
61:
◯坂本
委員 まず、経済支援について意見を述べさせてもらいますが、今望月
委員長が言ったように5つぐらいにまとめたいということで、いろいろな意見が今から出るんでしょうが、56項目のすばらしい提案があって、5つぐらいにまとめてということでございますので、基本的には正副
委員長に取りまとめをお願いしたいんですが、というのは、例えば経済支援に対しても1番、2番、15番は大体同じだろうと。それから3番から8番まではやはり事業者への支援という形で同じだろうと、この辺はうまくまとめてもらえばありがたいと思っております。
その中で1つだけ、12番の中で世界中の国が自国優先になっているので、今後食糧難が予想されるということで、私の個人的な意見ですが、一番気にしているのが自給率の問題なんですよ。自給率の向上という項目はどこかへ入れてもらえるとありがたいというのは、今、全国的には三十五、六%ですかね。一番ひどいのは、山梨県で19%ぐらいですね、たしか。これから世界各国で食料を輸入に頼ったときにどうなんだろうということで、やはりどうしても自給率を上げなきゃいけないだろうと思っておりますので、できましたらここに自給率の向上を足してもらえるとありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
62:
◯望月委員長 ほかに御意見はありますでしょうか。
中村
委員。
63:
◯中村委員 先ほど寺田
委員からも5つぐらいにまとめてという意見がありました。また、望月
委員長からもそのような提案がありましたが、それは大いにいいことだと思いますので、うまくまとめていただければありがたいと思います。
また、我々の会派としては、7番目の中小規模の旅行代理店への支援の拡充ということで御提案をさせていただき、これは旅行代理店に特定しましたが、たまたま私がこの旅行代理店へお話を聞きに行ったときに、今回、国として経済活性化のためにホテルや観光業者の方に支援金が、ホテルには2万円が出ている中で、例えば大手の代理店、今、若い人たちはインターネットでいろいろ個人的に予約をする。それはそれでいいんですが、今のこの国による支援というのが、そのままホテルに入ったり、旅行会社や旅行代理店には入ってくるんですが、なかなか中小規模の地元旅行代理店には、お客さんの要望等が、旅行代理店ばっかりじゃないんですが、今後そういう支援があったときに、そこにやはり隙間が空いてくるんではないかと。この状況下で、7月31日をもって会社を廃業するという御挨拶がもう送られてきたというところもあり、あと何軒かが7月ぐらいにはもう廃業をするところが実態としてあります。
そういう中で、今回、国の施策に対しても、目に見えない中小規模の事業者へしっかりとした支援ができるような施策を、国でも検討していただければありがたいということで、旅行代理店に特定しましたが、そのほかにもいろいろな代理店があると思いますが、その辺はうまく修正をしていただいて、大まかな内容でも結構ですので、そういう目に見えない中小規模の事業者を守っていくような意見書を提出していただければありがたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
64:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますでしょうか。
木内
委員。
65:
◯木内委員 持続化給付金についての項目が2つ出ていますけれども、国の第2次補正予算案によると持続化給付金は、当特別
委員会から意見を出しましたが、今年開業した事業者も対象になったということなんですけれども、事業収入が5割以上減らないと受給できないという基準は変わっていないと思いますので、これ、やはり減少した割合に応じて給付金を支給するような、そういう拡充が必要ではないかと思いますので、この辺は要望していただければと思います。
66:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
鮫田
委員。
67: ◯鮫田
委員 私も先ほどの木内
委員の意見と同じで、1番ですけれども、事業収入が5割減らないまでも経営が厳しい方々がいらっしゃる、単月だけ事業収入が5割減って年額では増えている方はもらえるような状況ではあります。今、最初に行われている持続化給付金の支給はスピード感を持った施策ということで、この制度自体はよいと思いますが、これからはそのほかの方々もサポートしてあげられる状態にあると思いますので、割合に応じた給付金の支給というのは、山梨県や甲府市だけに限らず、日本中どこでも同じことだと思いますので、ここはぜひ訴えていきたいところであります。
それともう1点ありまして、11番、ちょっと日本語が変で、地方が衰退しというふうに訂正させていただきたいんですけれども。これ、誰かがやったみたいな書き方になってしまうんですが。地方への本社の移転と移住への、移住政策を強化してほしいということなんですけれども、これは今行うことなのかというお考えもあると思うんですが、今、国がこういった形で地方に移住することへの支援だったり、移住できる場所の確保に向けて規制緩和をしてもらうように働きかけることは、今行えば本当に、東京都内に住んでいる方や新型コロナウイルス感染症の感染が心配な方等もいっぱいいらっしゃると思いますので、これは地方にとってみれば本当に大変ありがたいことで、移住できる場所が増えることで会社もできれば仕事も増える。人が来ればまた産業も潤うという。また、甲府市は特にリニア中央新幹線の山梨県駅の開業も見据えておりますので、ここもぜひ強くお願いをしたいと思います。
以上でございます。
68:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますでしょうか。
小澤(浩)
委員。
69: ◯小澤(浩)
委員 私からは全体的なお願いがありまして、やはり前にも言ったように甲府市、山梨県は中小企業・零細企業が99%。その中で、今からやはり7月末、8月末に廃業、倒産ということが新聞紙上でも騒がれています。そうなると雇用が喪失され、失業者が増え、税収も非常に減り、また皆さん路頭に迷ってしまうということが想定されますので、そこに対してやはりどのように国からの補助が足りないのかとか、地方創生臨時交付金、ちょっと増えますけれども、それをどのように活用していくかということをしっかり甲府市として議論を深めて、そういった人たちにしっかり寄り添えるような政策を経済支援として訴えていっていただきたいと思います。
細かく言うといろいろありますけれども、まだまだ国からの補償は言いっ放しで、実際、手元に入ってこないのも現実でありますし、あと、やはり自粛要請や休業要請は補償と一体でなければならないと思いますので、そこから漏れている事業者が多々ありますので、その辺も踏まえて、地方創生臨時交付金も運用しながら、甲府市の経済を支えていける施策を実施していただければと思っております。
以上でございます。
70:
◯望月委員長 特出しすると6番に関連するということですね。
ほかに御意見ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
71:
◯望月委員長 そうしましたら、次のブロックで公共交通について御意見をお伺いしたいと思います。
御意見ありますでしょうか。
坂本
委員。
72:
◯坂本
委員 17番、18番については我々の会派から提案した項目ではないかと思いますので、その補足説明をさせていただきます。この17番、18番についてですが、今朝の新聞にも100億円超の補助金が国の第2次補正予算案に盛り込まれる見込みであることが報じられておりましたが、金額が全く足りません。バス、鉄道、船舶、タクシー、航空路線と幅広く対応していただけるのは大変ありがたいことですが、それだけに個々の事業者への支援が薄くなってしまいます。さらに、配分方法についても、人口の少ない地域で手厚くしていただく必要があります。報道によると、地方の公共交通網という言い方をされておりますが、同じ地方であっても、大都市圏の公共交通事業者は人口の少ない地方の事業者に比べて通常の売上額も大きく、経営体力もあります。新型コロナウイルス感染症の影響による減収額という点では、当然のことですが、大都市圏の事業者のほうが大きくなることが予想されております。この減収額のみに着目して補助金の配分をした場合は、人口の少ない地方の事業者が受け取れる金額も少なく、もともと経営体力がないので、事業の継続が難しくなってきますというような補足をさせていただきながら、この17番、18番について提案させていただきます。
お願いいたします。
73:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますでしょうか。
鮫田
委員。
74: ◯鮫田
委員 私も公共交通については、16番、17番、18番になってしまうんですけれども、地方にとっては公共交通機関が本当に大切なものでありますし、また、今後リニア中央新幹線が開業するに当たって、公共交通網が整備されていくまでしっかり存続していただいて、残していただかなければならないわけでございますので、ここはしっかりと訴えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
75:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
76:
◯望月委員長 そうしましたら、次のブロックで特別定額給付金についての2項目を挙げさせていただきました。
こちらについて御意見をいただきたいと思います。
長沢
委員。
77:
◯長沢委員 特別定額給付金の項目で、19番で追加実施を行うことという項目が提案されているんですけれども、私どもの会派で、子育て支援の項目で26番の特別定額給付金を支給できなかった令和2年4月28日以降に生まれた乳児にも、特別定額給付金の支給を求めますと。これは新型コロナウイルス感染症の影響によるいろいろな大変さというのはこれからさらに大変になってくるんだろうと。これからが大変なんだろうという意味合いからして、まだまだそういった給付金の支給というのは、その後に生まれた子どもに対しても、現状1人10万円ということで、申請書もそろそろ送付されてくる頃でありますけれども、まだまだ厳しい状況が続くという意味合いでは、4月28日以降に生まれた乳児も特別定額給付金の対象とするということを希望いたします。そういう意味では、19番の追加実施という項目と一体になってくるのかと思っておりますので、ここで
発言させていただきます。よろしくお願いいたします。
78:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
鮫田
委員。
79: ◯鮫田
委員 特別定額給付金を1回きりではなく再度給付してもらいたいということは、やはり子育て世代の方々からも結構要望はあるんですけれども、本当に厳しい状態で、子育て世帯に給付されるか、または一律で10万円給付されるか、そういった議論になると思うんですが、一律で支給されていればいろいろな方にも届く、それだけ財政負担はかかるわけですけれども、皆さん、今回特別定額給付金をいただいて大変ありがたいという声がありますので、ぜひここはもう1度なのか、2度なのか分かりませんが、複数回給付していただくように強くお願い申し上げます。
80:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81:
◯望月委員長 それでは、次のブロックに行きたいと思います。生活支援についての項目を3つ挙げさせていただきました。こちらについて御意見ある方は御
発言をお願いいたします。
木内
委員。
82:
◯木内委員 生活保護制度を利用する方が増えているということが報道されています。生活が厳しくなっている中で非常に大切な制度だと思うんですけれども、その中で、住宅扶助費が低過ぎると思います。これの引上げを求めたいと思います。
83:
◯望月委員長 22番の項目についてということですか。
木内
委員。
84:
◯木内委員 はい。
85:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
86:
◯望月委員長 そうしましたら、次の子育て支援についてのブロックに入りたいと思います。
24番から30番の項目になりますので、御意見を頂戴したいと思います。よろしくお願いします。
長沢
委員。
87:
◯長沢委員 25番の項目について、子育て世帯の児童手当支給世帯以外への支援として高校生1人当たり1万円の支援金の支給を、全国一律に支給するよう求めますということを、我々の会派として提案させていただきました。これまでに中学生までの子育て世帯に対して給付がありました。また、大学生についても、今、国で学生支援緊急給付金の支給を決定して進めているところであります。高校生がエアポケットになってしまっていますので、高校生はお金がかかる年齢ですので、この高校生1人当たり1万円の支援金の支給という項目を国に対して求めたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
88:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますでしょうか。
中村
委員。
89:
◯中村委員 30番の項目について、流通の正常化を図り、乳児のガーゼ等の確保を求めますということ、これはガーゼに特化したんですが、今、国でもアルコール消毒液を確保するとか、そうした影響で、マスクも徐々に今、市場に出回ってきたところでございますけれども、以前、国でも乳児用の感染防止に関する製品に対してはそういう買占めをしないようにという通達も出たには出たんですが、なかなか言うことを聞いてくれないという中で、生まれたばかりの乳幼児用の感染防止に関する製品が買い占められてなくなってしまうということで、親御さんたちがすごく大変な苦労をしているということもお聞きをいたしました。そういう中でガーゼ、乳児に対する支援を、流通制度の正常化を図っていただいて、しっかりとその確保をしていただきたいと。これは乳児ばかりではなくて、子どもたちにも必要になると思いますので、ぜひその辺の御支援のほど、よろしくお願いをしたいと思います。
90:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますでしょうか。
鮫田
委員。
91: ◯鮫田
委員 24番の項目について、子育て世帯へのさらなる給付金等の支援を実施していただきたいと思います。やはり学校の臨時休業等で、生活がガラリと変わる中で、お子さんがおられる御家庭というのは本当に負担も多かったのかと感じます。御主人の収入が減っているところで、さらに夫婦げんかとかいろいろなことが起こっても、少しでも子どもには影響のない状態を取っていけるようにサポートしていく必要もあるのかと思います。
さらに、お母さん方へのアンケート結果をいただいたんですけれども、甲府市で把握というか認識されているよりも厳しい御意見とか厳しい家計の事情というのをお伝えいただき、訴えていただきましたので、ぜひ子育て世帯への給付金をさらに拡充していただきたいということで、困っている方、本当に困窮されている方だけでなく、皆さん本当に大変な状況だと思いますので、一律で支給をお願いしたいと思います。
以上です。
92:
◯望月委員長 木内
委員。
93:
◯木内委員 私も子育て世帯へのさらなる給付金の給付ということは必要だと思いますので、要望したいと思います。
もう1つは学童保育や保育の問題ですけれども、この間、小中高校の臨時休業もありましたが、保育園に対しても登園自粛が要請されて、働きたくても働けなくなってしまった御家庭が多かったと思います。そこで、やはり保育をしっかり保障していくような、そういう施策をお願いしたいと思います。
94:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
95:
◯望月委員長 そうしましたら次のブロックに入ります。教育・学校・学生について御意見を頂きたいと思います。
御意見のある方は挙手をお願いいたします。
坂本
委員。
96:
◯坂本
委員 経済支援のブロックに入るのかと思うんですが、学校給食費の項目が書いてあったので意見を述べさせてもらいますが、学校給食の事業者が学校の臨時休業のために収入がゼロ円になってしまったということでございますので、昨日もテレビで、生産者の人たちが全部それを廃棄処分している様子が出てきたんですが、生産者から小売業者まで、学校給食費を補助することはいいんですが、その学校給食に携わっている事業者の収入もゼロ円ですから、その人たちに対する補償も、これはもしかしたら経済支援のブロックに入るかもしれませんが、その辺を考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
97:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
木内
委員。
98:
◯木内委員 33番の項目についてですけれども、小中高校で登校ができなかったということで、かなり学校によっての対応も違っていたりしました。特に公立学校はオンライン授業などもできなかったということがありますが、これによって子どもたちの学ぶ権利が保障されなかった。そして、子どもたちの間で学習度合いに格差も生じてしまったと思われますので、今は学校が再開されましたけれども、今後また新型コロナウイルス感染症が感染拡大する可能性もあって、また休業になる可能性もありますので、そういうときに備えて、今から備えをしていただくようにお願いしたいと思います。
99:
◯望月委員長 そのほかに御意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
100:
◯望月委員長 そうしましたら、次のブロックの企業における新型コロナウイルス感染症対策支援について、御意見を頂きたいと思います。
小澤(浩)
委員。
101: ◯小澤(浩)
委員 この要望に関しては我々の会派からの提案でございます。たまたま会社からのクラスターという部分におきましては、そんなに甲府市、山梨県においては多く発生しませんでしたけれども、やはりこの点に対しての国のガイドラインというものをしっかり構築・整理していただいて、企業をしっかり守るような施策は大変重要なものだと思いますので、ぜひこちらの項目を取り入れていただきたいと要望します。
以上です。
102:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
103:
◯望月委員長 そうしましたら、次は税制についてのブロックで3つの項目が出てきておりますので、そちらに対して御意見を頂戴したいと思います。
木内
委員。
104:
◯木内委員 消費税についてですけれども、我々の会派では39番の項目を提案しましたが、減税を求めたいと思います。なぜかといいますと、現金の給付も一定程度必要かもしれませんけれども、それだと貯金に回ってしまうことも考えられますが、消費税の減税をすることで、お金を使う人にメリットがあるということで、経済効果が大きいと思います。そういう意味で消費税の減税を求めたいと思います。
105:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
106:
◯望月委員長 そうしましたら、次のブロックの自治体への支援についてお伺いしたいと思います。
10項目ありますので御意見を頂戴したいと思います。
長沢
委員。
107:
◯長沢委員 41番から44番までの項目は地方創生臨時交付金の項目になると思います。41番の項目については、地方創生臨時交付金のさらなる拡充を求めますということで端的に示しておりますけれども、いずれにしても国への意見書ということになると、項目が多いと薄まってしまうことからまとめるということで、私もそのとおりだと思うんですが、地方の実情に合ったように使える地方創生臨時交付金というものは、これはやはり意見書の柱になるのではないかと個人的には感じております。そういう意味では、この41番から44番の項目について、さらなる拡充、また迅速な対応をということを書いていますけれども、これらはまとめた形で載せるべきではないかと考えております。
よろしくお願いいたします。
108:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますか。
中村
委員。
109:
◯中村委員 50番の項目についてですが、避難所の在り方についての早期指針と地方自治体への財政支援を求めるということで、これはどういうことかといいますと、避難所については、国でも、3密を避けてしっかりとした避難体制を取りなさいと。これから梅雨の時期または台風のシーズンになり、また、最近では地震等も頻繁に発生する中で、こういう国からの指針もありましたけれども、どうしても地方自治体だけではこの早期指針がつくれない、これは国としてしっかりとした全国的な指針をつくっていただいて、そして、例えば簡易ベッドをそろえなさいという指針も出ているんですが、それだけの財源が地方自治体にはないので、国として指針を示すのであれば、しっかりとしたその財政支援についてもお願いしたいということで、この御提案をさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
110:
◯望月委員長 ほかに御意見はございますか。
木内
委員。
111:
◯木内委員 先ほど長沢
委員からも出ましたが、地方創生臨時交付金のさらなる拡充ということで、昨日閣議決定された第2次補正予算案でも、今回2兆円の積み増しということが言われておりますけれども、それだけではまだまだ不十分だと思いますので、さらにこれを拡充してほしいということを要望したいと思います。
112:
◯望月委員長 ほかに御意見はございますか。
坂本
委員。
113:
◯坂本
委員 49番と50番の項目については我々の会派からの提案ではないんですけれども、この避難所の指針についてはちゃんと意見を述べなければいけないかなと。複合災害については国としても、いろいろな資料を見ますと既に出ている運営マニュアルはありますが、ただ、地方はまだそれに対して全然手つかずの状態になっていることは間違いございません。ですから、この3密回避を含めての感染症対策としての災害時の避難所運営、それから、やはりその避難所の在り方の早期指針の提示と地方自治体への財政支援を行ってもらわなければ何もできませんので、そんな形で取り組んでいただきたいと思います。
それから、指定避難所の多くが学校の体育館になっている、それを今後はどのように増やしていくのか。避難所に来る方もいれば、隣人の家や安全な場所にある親戚の家、車中や学校の教室というような、そのようなマニュアルをできるだけ早く作成していただいて、地方へ情報提供していただいて、現実にもう災害が起きております。例えばアメリカ合衆国ですが、すごい洪水でとんでもない被害になっております。現在ですね。そんなことがもうあした来てもおかしくないような時代になっておりますので、早急にこの避難所運営マニュアル、それから自治体への財政支援というものを避難所に対して考えていただけるようにお願いいたします。
114:
◯望月委員長 ほかに御意見ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
115:
◯望月委員長 そうしましたら、以上の項目で締めさせていただきますけれども、51番から56番の項目については冒頭で申し上げましたとおり、御承知おきをいただければと思います。
宣言と国への意見・要望の2点について今、意見交換をしていただきましたけれども、次回の6月3日の特別
委員会に正副
委員長でまとめさせていただいて、その後は6月5日の特別
委員会もありますので、また、さらにそこでまとめたものを提示して、6月8日の令和2年5月臨時会最終日の本会議に提案をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上をもちまして、本日御協議願う事項は終了いたしました。
なお、次回6月3日は、午前10時から日程に従って開催いたしますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。
併せて、本日までに配付させていただきました資料については、次回も御持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
また、先ほど、鮫田
委員がアンケートを取ったという話も出ていたと思うんですけれども、そういったものもぜひ参考資料で出してもいいんじゃないかと思いますので、そこはまた議論を深める意味でもということで、ぜひ共有していただいてもいいかと思います。そういった意味でも資料配付を希望される
委員がいましたら、前日までに議会局にお届けいただけたらと思います。
本日は、これをもって散会いたします。
午前11時36分 散 会
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