初めに、
監査委員から令和2年10月分の
例月出納検査結果
報告書の提出がありましたので、その写しをお手元に配付しておきました。
次に、今
定例会に
地方自治法第121条の規定によって出席を求めました者の名簿はお手元に配付したとおりであります。
なお、今
定例会の
最終日に
全員協議会を予定しております。
以上で諸報告を終わります。
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6
◯議長(
渡邉和豊君) 日程第4
議案第59号
清水町
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長 関 義弘君。
(
町長 関 義弘君登壇)
7
◯町長(関 義弘君)
皆さん、改めましておはようございます。早速ではありますが、
議案第59号
清水町
教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。
清水町
教育委員会委員であります
中里佳代氏の任期が本日をもって満了となります。中里氏は平成20年12月から3期12年間、
教育委員として町の
教育行政の推進に尽くされ、このたび退任することとなりました。ここに同氏の御功績に対し感謝と敬意を表するところであります。
つきましては、中里氏の後任として
深澤朱美氏を任命いたしたくここに提案するものであります。深澤氏は、
大学卒業後から現在に至るまで
専攻分野であった音楽を通じた
教育に広く携わり、自宅での
音楽教室の経営や
高等学校などの
音楽講師を長きにわたり務められているほか、過去には
福祉センター児童館の
リトミック講師として
リズム遊びなどのレッスンを通じ
子供たちの
音楽素養や
協調性、
集中力などの育みに御尽力されてきました。また、現在は
社会教育委員会副
委員長を務められ、家庭、地域の
教育力の向上に貢献されております。これらの
教育に対する豊富な知識と経験、高い識見を生かし、町の
教育課題への対応や今後の町の
教育行政に大きな力を発揮していただけるものと確信しております。
よって、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議をお願い申し上げます。
8
◯議長(
渡邉和豊君)
提案者の説明を終わります。
質疑に入ります。
発言を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
9
◯議長(
渡邉和豊君) これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第59号については、
人事案件につき、
委員会付託並びに討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
10
◯議長(
渡邉和豊君) 異議なしと認めます。
したがって、
議案第59号は、
委員会付託並びに討論を省略することに決定をいたしました。
これより
議案第59号を採決いたします。
本案は原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
11
◯議長(
渡邉和豊君)
挙手全員であります。
したがって、
議案第59号は、原案のとおり同意することに決定をいたしました。
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12
◯議長(
渡邉和豊君) 日程第5
議案第60号 静岡県
市町総合事務組合規約の一部を変更する規約についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長 関 義弘君。
(
町長 関 義弘君登壇)
13
◯町長(関 義弘君)
議案第60号 静岡県
市町総合事務組合規約の一部を変更する規約について御説明申し上げます。
本案は、一部
事務組合である静岡県
市町総合事務組合の
構成団体である相
寿園管理組合が令和3年3月31日付をもって解散し脱退することに伴い、本
組合規約の一部を変更することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
以上、本案の内容について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
14
◯議長(
渡邉和豊君)
提案者の説明を終わります。
────────────────────────────
15
◯議長(
渡邉和豊君) 日程第6
議案第61号
清水町職員の
給与に関する
条例及び
清水町
特別職の
職員の
給料等に関する
条例の一部を改正する
条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長 関 義弘君。
(
町長 関 義弘君登壇)
16
◯町長(関 義弘君)
議案第61号
清水町職員の
給与に関する
条例及び
清水町
特別職の
職員の
給料等に関する
条例の一部を改正する
条例について御説明申し上げます。
本案は、令和2年の
人事院勧告に基づく
国家公務員の
給与改定に準じて
町職員の
給与等について所要の改正を行うものであります。
改正の主な内容でありますが、賞与について、
民間の
支給状況等を踏まえ、0.05か月分引き下げるものであります。
以上、改正の内容について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
17
◯議長(
渡邉和豊君)
提案者の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
発言を願います。 14番 森野君。
18 ◯14番(
森野善広君) それでは、質問いたします。「令和2年の
人事院勧告に基づく
国家公務員の
給与改定に準じる」ということでありますけれども、令和2年の
人事院勧告についてはどのようなものか、質問いたします。
19
◯議長(
渡邉和豊君)
総務課長 中村君。
20
◯総務課長(中村 誠君) 令和2年度において、
特別給、つまり賞与については
民間との較差0.05か月分を埋めるため、再
任用職員を除き4.50月分から4.45月分へ引き下げることとしております。また、
民間の
支給状況等を踏まえ、
引下げ分を
期末手当に配分する内容となっております。
給与につきましては、
民間給与との較差がマイナス0.04%、額にしますと164円と極めて小さく、
俸給表及び諸手当の適切な改定が困難であることから今回は
月例給の改定は行わない内容となっております。
以上です。
21
◯議長(
渡邉和豊君) 14番 森野君。
22 ◯14番(
森野善広君)
人事院が出しております「令和2年度の
勧告のポイント」というのがあります。それを見ますと、
給与勧告の手順ということで説明がありますけれども、「
人事院では
国家公務員と
民間の4月分の
給与、
月例給を調査した上で精密に比較をし、得られた較差を埋めることを基本に
勧告を行っています。また、
特別給、ボーナスについては直近の1年間、前年の8月から当年7月までの
支給実績を調査した上で
民間の
年間支給割合を求め
国家公務員の
特別給との差を基本的に
勧告している」というふうになっています。
これを読んで非常に
違和感があったわけであります。なぜかといいますと、去年の10月に
消費税が増税されて、その
増税分、要するに物価が上昇しますから、そういうことを考慮したり、特に今年の2月からは
コロナの
感染が日本にも広がるという状況で、4月といえば
非常事態宣言が出されている下での
給与です。当然自粛が行われ、国としてもいろんな対応をしている中での
給与を比較していると。ここにあるように、「精密に比較をした」というふうに書いてありますけれども、幾ら精密に比較しても、一方は
非常事態宣言下で自粛の中での
給与、それを今の
国家公務員と比べて果たして意味があるのかどうなのかという
違和感があるわけです。
その結果が、先ほど課長が言ったような、
月例給については164円、
期末手当については0.05か月ということでありますけれども、これ、
コロナのことはどの程度反映されているのか、その点について、この
人事院勧告の手順についてどのように考えているか、答弁を求めます。
23
◯議長(
渡邉和豊君)
総務課長 中村君。
24
◯総務課長(中村 誠君)
人事院勧告というのは、
森野議員からもお話がございましたように、4月分の
給与を参考に
公務員の月給を決めているというのが原則でございます。政府が
緊急事態宣言を発令したのは4月16日でありますので、この4月分の
給与に
新型コロナウイルスの影響はまだ少ない、極めて影響が出ていない状況でありましたので、これを
公務員給与と比較しても金額の差というのは生じていないというのが実情だと思います。
当然、今後、来年以降にこういった
民間給与の影響というのは、今
マスコミ報道でもいろいろされておりますけれども、だいぶ今までにない甚大な影響が及ぶというふうに考えておりますので、
国家公務員はもとより我々
地方公務員につきましても、同様に大きな改定がされるものというふうに見込んではおりますけども、国の制度というのは、これまでもそれに準じてやってきたものでありますので、私どもとしましては、おっしゃっていることは理解はしますけれども、現状、受け止めざるを得ないというふうなことでございます。御理解をいただきたいと思います。
以上です。
25
◯議長(
渡邉和豊君) 14番 森野君。
26 ◯14番(
森野善広君) 現状、受け入れざるを得ないということで、4月分の
給与には反映してないというような話でありますけれども、一斉休校をはじめ3月から行われているということで、
自粛勧告というか、自粛のさまざまな指導などは当然行われているわけであります。
民間と比べる場合に、確かに
公務員的な発想からいけば、4月から
非常事態宣言だから影響はないというふうなことであるかも分かりませんけれども、さまざまな自粛の中で、また国民、住民の
皆さんの、そういう控えるというふうなことの中で影響は出ているわけです。
さらに、単純な比較ということで言えばこれまでのやり方でいいと思うんですけども、去年の
消費税増税から今年の
コロナ対策の中で、国全体としては、
給付金、
支援金、交付金等さまざまな形で、そうした影響を是正する、要するに引き上げる、援助する、そうした手だてを打っているわけですね、
民間に対しては。そういう中で、
民間と比べて少ないからというふうなことというのは、今年に限っては非常に
違和感があるということなんです。
それと、それはそれで認めるとしても、これは
国家公務員に対しての
勧告ですから
地方自治体は従わなくてもいいということでありますけれども、
清水町は
国家公務員の
給与改定に準じてやるということです。日頃、「
清水町の
給与は
静岡県内でも低いほうだ、是正していく必要がある」ということをこれまでも再三言っていたわけでありますから、0.05か月という中途半端な数字で
引下げをやるよりこの機会に是正を行うという方法も私はありだと思うんです。そういうことも含めて、なぜこうした時期に
国家公務員の
給与改定に準ずるというふうな形で
勧告に従う必要もない
給与改定を行ったのかについて答弁を求めます。
27
◯議長(
渡邉和豊君)
総務課長 中村君。
28
◯総務課長(中村 誠君) 今般の
給与改定ですけれども、0.05か月の
期末手当の減額というのは
ラスパイには直接影響は及びません。そういう中で、過去に議員の皆様から
職員の
給与の
ラスパイについていろいろと御指摘をいただきまして、
職員としましては非常にうれしく思うわけですけれども、ただ、現実的に今
コロナ禍の中で
民間企業が疲弊している、町民も非常に苦しみの中にいる、そういう中で
職員の
給与を
ラスパイ解消のためにアップするというのは、
町民感情を考えてもなかなか難しい状況にあるというふうに考えております。
また、何よりも、
森野議員がおっしゃったように、
職員のモチベーション、こちらをやっぱり
コロナ禍の中で維持していかなければなりませんので、
一定程度の
ラスパイに対する
見直し作業はある程度はしていかなきゃならないかもしれませんけれども、今のタイミングではないというふうに考えております。
以上でございます。
29
◯議長(
渡邉和豊君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
30
◯議長(
渡邉和豊君) これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております
議案第61号につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
31
◯議長(
渡邉和豊君) 異議なしと認めます。
したがって、
議案第61号は、
委員会付託を省略することに決定をいたしました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する
反対討論の発言を許します。 13番 吉川君。
(13番
吉川清里君登壇)
32 ◯13番(
吉川清里君) 私は、
議案第61号
清水町職員の
給与に関する
条例及び
清水町
特別職の
職員の
給料等に関する
条例の一部を改正する
条例について、反対の立場で討論をいたします。
この
議案は
人事院勧告によって
国家公務員の
給与改定に準じて改定されるというのが
提案理由になっております。以前までの
人事院勧告による
給与引下げの理由は、
民間との
較差是正のためというものでした。しかし、今年は
新型コロナ感染症の影響により
緊急事態宣言の下、
自粛要請と保障が不十分なために景気が冷え込み、引き下げられた
民間労働者の賃金に合わせて
国家公務員の
期末手当が引き下げられ、それが
地方公務員の
給与にも波及をしようとしています。
この
引下げは、
新型コロナ感染症の影響で行われた3月からの突然の学校の休校や、また
住民全員に給付された
定額給付金の
給付作業、町内の
事業者や学生への
支援事業など、通常よりも業務が格段に増えた
町職員の苦労をねぎらうどころか仕事への意欲をそぎかねない仕打ちではないでしょうか。
今、
民間では非正規を中心に解雇や雇い止めが7万人を超えると報道され、特に立場の弱い女性が真っ先に切り捨てられ、女性の
自殺者が急増しています。
地方自治体の行うべき仕事は、こうした
人たちを取りこぼさず一人の命も見捨てない社会をつくることにあるのではないでしょうか。
公務員の
給与を減額しても、それで
民間の賃金が上がるというわけではありません。
町職員にこの
コロナ禍の中で
公務員としてふさわしい仕事をやり遂げてもらうためにもそれに見合った
給与が必要であると考えます。
給与の
引下げは、
期末手当の
引下げに今回は限っておりますが、
コロナによって冷え込んでいる経済をさらに一層冷え込ませ負のスパイラルを生み出すものと考え反対の考えです。
なお、
議案は1つではありますが、
特別職については、町民の生活に責任を持つ立場であり
一般職員とは立場が異なるため給料の
引下げは妥当と考えます。
以上で本
議案における私の
反対討論といたします。
33
◯議長(
渡邉和豊君) 次に、
賛成討論の発言を許します。 7番 秋山君。
(7番
秋山治美君登壇)
34 ◯7番(
秋山治美君) 私は、
議案第61号
清水町職員の
給与に関する
条例及び
清水町
特別職の
職員の
給料等に関する
条例の一部を改正する
条例について、賛成の立場で討論いたします。
本
条例案は、本年の
人事院勧告に基づき
職員等の賞与について、
民間給与との較差0.05か月分を埋めるためのもので、全国的にもこの内容に沿って実施されるものと承知をしております。
職員等におきましては、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大により
行政需要が増加している中、今回の
勧告は厳しい内容であり、私としても非常に遺憾ではありますが、厳しい社会経済情勢、あるいは税収の減などを考慮し、
民間給与との公平性や
町民感情からすると致し方ないものであると思います。
ぜひ
職員の皆様におかれましては、減額の改正ではありますが、どうか士気を落とさず全体の奉仕者として町民の期待と要請に応えるよう、より一層職務に精励されることをお願いしまして賛成の討論とさせていただきます。
35
◯議長(
渡邉和豊君) 次に、
反対討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
36
◯議長(
渡邉和豊君) 次に、
賛成討論の発言を許します。
(「なし」と呼ぶ者あり)
37
◯議長(
渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。
これより
議案第61号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
(
賛成者挙手)
38
◯議長(
渡邉和豊君) 挙手多数であります。
したがって、
議案第61号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────────
39
◯議長(
渡邉和豊君) 日程第7
議案第62号
清水町税外収入督促等に関する
条例の一部を改正する
条例について、日程第8
議案第63号
清水町国民健康保険高額医療費資金貸付基金
条例の一部を改正する
条例について、日程第9
議案第64号
清水町後期高齢者医療に関する
条例の一部を改正する
条例について、日程第10
議案第65号
清水町都市計画下水道事業受益者負担に関する
条例の一部を改正する
条例について、日程第11
議案第66号
清水町こども交流館
条例の一部を改正する
条例について、以上5件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長 関 義弘君。
(
町長 関 義弘君登壇)
40
◯町長(関 義弘君)
議案第62号から
議案第66号まで、各
条例の一部を改正する
条例について、一括してその概要を御説明申し上げます。
まず、
議案第62号から
議案第65号までの各
条例の一部を改正する
条例につきましては、地方税法等の改正に伴い各
条例を改正するものであります。
改正の主な内容でありますが、各
条例における延滞金等の割合の特例に関する規定において地方税法等から引用している割合の名称の変更など所要の改正を行うものであります。
次に、
議案第66号
清水町こども交流館
条例の一部を改正する
条例について御説明申し上げます。
本案は、現在サントムーンアネックスに設置しているこども交流館をサントムーン本館にある子育て総合支援センターの隣に移転することから、
条例において定めている位置の変更を行うものであります。
以上、各
条例の一部を改正する
条例について説明をいたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
41
◯議長(
渡邉和豊君)
提案者の説明を終わります。
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42
◯議長(
渡邉和豊君) 日程第12
議案第67号 令和2年度
清水町一般会計補正予算(第6回)について、日程第13
議案第68号 令和2年度
清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4回)について、日程第14
議案第69号 令和2年度
清水町介護保険事業特別会計補正予算(第3回)について、日程第15
議案第70号 令和2年度
清水町下水道事業会計補正予算(第1回)について、以上4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長 関 義弘君。
(
町長 関 義弘君登壇)
43
◯町長(関 義弘君)
議案第67号から
議案第70号まで、令和2年度の各会計補正予算について、一括してその概要を御説明申し上げます。
まず、
議案第67号 令和2年度
清水町一般会計補正予算(第6回)について御説明申し上げます。
当補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に1億210万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ143億8,393万7,000円といたします。
まず、歳入について申し上げます。
国庫支出金では、交付額の決定により社会資本整備総合交付金を減額する一方、障害者福祉に係る扶助費の増加に伴う障害者自立支援給付費負担金の増額など、合わせて1,500万円余を追加いたします。
県支出金では、国庫支出金と同様、障害者自立支援給付費負担金など、1,700万円余を追加いたします。
繰入金では、当補正予算の財源調整として財政調整基金からの繰入金など、2,000万円余を追加いたします。
諸収入では、前年度の駿東伊豆消防組合負担金の精算金など、490万円余を追加いたします。
町債では、土木債を減額する一方、西小学校用地取得事業の財源として、4,400万円余を追加いたします。
次に、歳出について申し上げます。
まず、各款にわたる人件費につきましては、
人事院勧告に伴う
給与改定や共済負担率の変更、人事異動等に伴う調整により、総額1,000万円余を減額いたします。
次に、歳出の目的別の主な内容について御説明いたします。
総務費では、地域コミュニティ事業費補助金など、合わせて560万円余を追加いたします。
民生費では、障害者福祉に係る扶助費や前年度決算の確定により超過交付となった国庫負担金等の返還金のほか子育て総合支援センター、こども交流館移転改修費負担金など、合わせて8,000万円余を追加いたします。
商工費では、産業創出
支援事業費補助金など、440万円余を追加いたします。
土木費では、社会資本整備総合交付金の減額に伴い道路関係事業費を減額するなど、合わせて2,500万円余を減額いたします。
教育費では、西小学校の用地取得費など、合わせて4,700万円余を追加いたします。
また、債務負担行為では、
清水小学校及び南小学校の放課後児童教室の運営業務委託料について、令和5年度までの3年間、総額1億3,700万円余を限度額として設定するものであります。
次に、
議案第68号 令和2年度
清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4回)について御説明申し上げます。
当補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から4万7,000円を減額し、歳入歳出それぞれ29億6,884万3,000円といたします。これは、歳入歳出とも本年度の
給与改定及び人事異動等に伴う人件費を減額するとともに税制改正に伴うシステム改修にかかる経費を追加するものであります。
次に、
議案第69号 令和2年度
清水町介護保険事業特別会計補正予算(第3回)について御説明申し上げます。
当補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から124万2,000円を減額し、歳入歳出それぞれ24億1,835万3,000円といたします。
まず、歳入について申し上げます。
国庫支出金では、高齢者の自立支援と要介護状態の重度化防止等に関する取組を支援する介護保険保険者努力支援交付金など、合わせて650万円余を追加いたします。
繰入金では、システム改修にかかる負担金などを追加する一方、本年度の
給与改定及び人事異動に伴う人件費並びに国庫支出金の増額による財源振替分として、770万円余を減額いたします。
次に、歳出について申し上げます。
総務費では、介護報酬改定等に伴うシステム改修にかかる委託料などを追加する一方、本年度の人事異動等に伴う人件費など、120万円余を減額いたします。
保険給付費及び地域
支援事業費では、国庫支出金の増額に伴い財源振替を行います。
次に、
議案第70号 令和2年度
清水町下水道事業会計補正予算(第1回)について、その概要を御説明申し上げます。
当補正予算は、いずれも
職員給与費の増額によるもので、収益的支出につきましては、営業費用を58万9,000円増額し9億1,588万2,000円といたします。
また、資本的支出につきましては、建設改良費を67万1,000円増額し12億2,065万3,000円といたします。
以上、令和2年度の各会計補正予算について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
44
◯議長(
渡邉和豊君)
提案者の説明を終わります。
────────────────────────────
45
◯議長(
渡邉和豊君) 日程第16
議案第71号 第5次
清水町総合計画の基本構想を定めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長 関 義弘君。
(
町長 関 義弘君登壇)
46
◯町長(関 義弘君)
議案第71号 第5次
清水町総合計画の基本構想を定めることについて、その概要を御説明申し上げます。
本案は、現在の第4次
清水町総合計画が本年度をもって終了することから、計画期間を令和3年度から令和12年度までの10年間とする第5次
清水町総合計画の基本構想を定めるに当たり、
清水町議会の議決すべき事件を定める
条例第2条の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
本構想の概要についてでありますが、まず、将来の目標とするまちの姿である将来都市像を「くらしやすさで未来をともにつくるまち・
清水町」といたします。本町は柿田川をはじめとする豊かな自然環境や富士山を望む美しい景観に恵まれ、また、平たんでコンパクトな町域の中に医療機関や商業施設が充実しているなど生活の利便性が高く、安心で快適な暮らしやすさが魅力であり、特徴でもあります。今後も全国的に少子高齢化と人口減少が続く中、本町が活力を保ち続けるためには、時代のニーズを的確に捉え人を引きつける魅力を高めていく必要があります。これまで培ってきた暮らしやすさを土台に、多くの方々がまちづくりに関わり光り輝く未来をつくることにより、住み続けたくなるまち、そして訪れ、住みたくなるまちになると考え、「くらしやすさで未来をともにつくるまち」という将来都市像を設定いたしました。
次に、将来都市像を実現するためのまちづくりを進めていく際の取組方針を、町のみんなで取り組む「協働・協創」、地域のみんなで取り組む「地域連携」、世界のみんなで取り組む「SDGs」といたします。これは、将来都市像の実現に向け、全ての町民でまちづくりに取り組むこと、町を越えた周辺地域で連携してまちづくりに取り組むこと、国を越えた世界という広い視点でまちづくりに取り組むこと、この3つの方針を町の取組姿勢として掲げたものであります。
次に、将来都市像を実現するために6つの基本目標を設定いたします。
第1の基本目標は、「誰もがやすらぎと生きがいを感じる「笑街健幸」のまちへ」であります。健康づくりや予防に関する支援、福祉施策の充実とともに、誰もが生涯にわたって活躍し、学びや文化活動を楽しめる環境づくりを進め、心身ともに健康で幸せを感じることができる暮らしの実現を支援してまいります。
第2の基本目標は、「子どもの成長や学びを地域全体で支えるまちへ」であります。安心して子供を産み育てることができる環境を地域ぐるみでつくるとともに、保育、
教育体制の一層の充実により子育て世代の定住を促し、
子供たちの将来の可能性と町への愛着を高めてまいります。
第3の基本目標は、「豊かな自然環境と地域の活力が誇りを育むまちへ」であります。柿田川をはじめとするかけがえのない自然環境の魅力を共有し守り続けるとともに、地域の宝や特徴を生かした独自の産業振興や情報発信を通じて町の活力と町への誇りを高めてまいります。
第4の基本目標は、「持続可能で快適なくらしを支える都市基盤を備えるまちへ」であります。公共交通機関の充実や道路整備により町内外への利便性を高めるとともに、適切な土地利用の推進、公園や下水道など快適な暮らしを支える施設の維持・整備を進め暮らしやすさの基盤を強化してまいります。
第5の基本目標は、「自助・共助・公助の連携で安全で安心してくらせるまちへ」であります。自助・共助・公助の全てのレベルで災害や犯罪に対する備えを強化し、安全で安心して暮らせる環境づくりを進めてまいります。
第6の基本目標は、「未来への責任あるまちへ」であります。協働と協創、また様々な主体とのパートナーシップによって効果的、効率的に施策に取り組んでいくとともに、限られた財源を有効に活用していくため行財政改革を進めてまいります。
次に、土地利用構想についてでありますが、土地利用の基本方針として、バランスと調和、連携に配慮した土地利用、自然を保全し恵みを分かち合う土地利用、災害に強く快適な暮らしを支える土地利用、地区の個性を伸ばし活力を高める土地利用、協働・協創で進める土地利用、この5つの基本方針を設定し、総合的かつ計画的な土地利用を進めることにより将来都市像の実現を目指すことといたします。
本案における概要説明は以上のとおりでありますが、本構想を含む総合計画の策定に当たりましては、町民アンケート調査、町民ワークショップ、小学生による「しみずみらい・夢会議」、有識者による「みらい会議」、まちづくりへの意見募集など様々な場面を通じて町民の意識を幅広く把握し計画に反映したところであります。また、広報紙等による周知やパブリックコメントの実施により多くの方に関心を持っていただけるよう努めてまいりました。
なお、本案につきましては、本年2月に
清水町総合計画審議会に諮問し、10月に「おおむね妥当である」との答申をいただいたところであります。
以上、本案の内容について御説明いたしました。よろしく御審議をお願い申し上げます。
47
◯議長(
渡邉和豊君)
提案者の説明を終わります。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
どなた様も御苦労さまでした。
午前09時43分散会
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地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和2年11月30日
清水町議会議長 渡 邉 和 豊
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署名議員(6番) 大 濱 博 史
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署名議員(7番) 秋 山 治 美
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