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令和3年第1回定例会(第6日) 本文 開催日: 2021-03-23

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  1. 清水町議会 2021-03-23
    令和3年第1回定例会(第6日) 本文 開催日: 2021-03-23


    取得元: 清水町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                  午前09時00分開議 ◯議長(渡邉和豊君) 皆さん、おはようございます。  ただいま出席している議員は14人です。  本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。       ──────────────────────────── 2 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第1 発議第7号 清水町議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。  本案については、議会運営委員会に提案理由の説明を求めます。 議会運営委員長 佐野俊光君。            (議会運営委員長 佐野俊光君登壇) 3 ◯議会運営委員長(佐野俊光君) ただいま議題となりました発議第7号 清水町議会会議規則の一部を改正する規則について、議会運営委員会を代表しまして提案理由の説明をさせていただきます。  本規則は標準町村議会会議規則が本年2月に改正されたことに伴い、提案するものであります。  規則改正の内容につきましては、議員活動と家庭生活との両立支援をはじめ、男女の議員が活躍しやすい環境整備として、出産、育児、介護など、議員として活動するに当たっての諸要因に配慮するため、議会への欠席事由を整備するとともに、出産に係る産前産後の欠席期間の範囲を明確にするほか、議会への請願手続について、請願者の利便性の向上を図るため、押印の義務づけを見直し、署名または記名押印の選択ができるよう、改正するものであります。  なお、附則といたしまして、この規則は公布の日から施行することといたします。  以上、議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 4 ◯議長(渡邉和豊君) 議会運営委員会からの提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  お諮りいたします。
     ただいま議題となっております発議第7号につきましては、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯議長(渡邉和豊君) 異議なしと認めます。したがって、発議第7号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 7 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 8 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより発議第7号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 9 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、発議第7号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 10 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第2 議案第4号 清水町新型コロナウイルス感染症対策貸付資金利子補給基金条例についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。 総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇) 11 ◯総務建設委員長(秋山治美君) 皆さん、おはようございます。  ただいま議題となりました、議案第4号 清水町新型コロナウイルス感染症対策貸付資金利子補給基金条例について総務建設委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月9日に委員全員と当局から副町長及び所管課長の出席を得て、審査を行いました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 12 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 13 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第4号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 16 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 17 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第3 議案第5号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。 民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 18 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第5号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について民生文教委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に本委員会に付託され、3月10日に、委員全員と、当局から副町長、教育長及び所管課長の出席を得て、審査を行いました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から、「賦課限度額の引上げに該当する世帯数は。」とただしたところ、「令和元年分所得によりますが、医療分については58世帯、介護分については41世帯となります。」との答弁がありました。  次に、委員から、「増収はどのぐらいを見込んでいるのか。」とただしたところ、「医療分が約97万円、介護分が約33万円で、合計で約130万円となります。」との答弁がありました。  次に、委員から、「提案理由の中に、安定的な財政運営に資するためとある。この増収が財政運営を安定させる金額とは思えないが、町の考えは。」とただしたところ、「今後の税率改正を見据えるとともに、静岡県における保険料水準の統一を目指す上でも、賦課方式、賦課限度額等の平衡を保っていくことは重要であり、被保険者の負担に関する公平性を確保し、財政基盤の安定化を図るための見直しであると考えます。」との答弁がありました。  次に、委員から、「今の保険制度は、高額所得者の保険料の上限が頭打ちになっているため、年収700万円程度の子育て世代の負担がかかっていると思われるが、町の考えは。」とただしたところ、「県の運営方針を基に安定的な財政運営を図り、将来にわたって持続可能で、被保険者が安心して医療を受けられる制度となるよう取り組んでいきます。」との答弁がありました。  他に質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 19 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 14番 森野君。               (14番 森野善広君登壇) 21 ◯14番(森野善広君) おはようございます。  議案第5号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の討論を行います。  この議案の提案理由の中に、国民健康保険事業の安定的な財政運営に資するためという提案理由になっておりますけれども、先ほどの委員長報告でもありましたように、今回の改正で増収となるのは僅か130万円であります。国保会計が30億近い会計の中で、130万の負担増で、到底、財政運営に安定的に資するということは考えられないと思います。焼石に水、水にもならないというふうな額ではないでしょうか。  そういう中で、大体年収が4人世帯で600万から700万ぐらい以上が該当するということが委員会でも言われましたけれども、そういう世帯が保険税が総額99万円になるということです。先ほどの委員長報告でありましたように、該当する世帯が40世帯から50世帯ということでありますから、高額所得者とは言えるかどうか分かりませんけれども、七、八百万以上の世帯は国保加入者では四、五十世帯しかいない。そういう少ない世帯に負担を増やしても、全然効果がないというふうに思います。  やはり、財政運営を安定的にするということであれば、全体を引き上げないと、これは効果がないということであります。しかし、全体的に引き上げるとなると、私も今まで言っておりますように、国保税が非常に高い。議員報酬だけ400万の私でも、年間の国保税が40万です。所得ですると、私、二百数十万の所得ですから、20%が国保税にかかってくると。先ほど言いましたように、700万、800万の世帯でも99万の国保税というのは、これは非常に限界を超えている、負担の限界を超えていると言わざるを得ないと思います。  現に、20代、30代の国保加入者の滞納は50%です。2世帯に1世帯が現年度分を滞納している。こういう状況ですから、これは、今回のような、もう本当、小手先の改正では、国保会計を改善することはできないということではないかと思います。  後の介護保険の反対討論でも言いますけれども、本来、社会保障制度として、憲法25条では、国が責任を持つというふうになっているわけでありますから、今、どちらかというと、公助から自助・共助という形の保険運営に移ってきております。個人責任、自己責任、こういう形が社会保障制度としての国保の制度をゆがめていると私は思います。  今回の小手先の改正では根本的な国保会計の改善にはならないということを最後に述べて、私の反対討論といたします。  以上です。 22 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。 5番 桐原君。               (5番 桐原直紀君登壇) 23 ◯5番(桐原直紀君) 私は、議案第5号 清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  先ほどの反対討論の中で、この改正では焼け石に水だと、やるのであれば全体に引き上げなくてはいけないぐらいだ。正直言いまして、僕自身も国民健康保険税自体にはやはり疑問は持っております。ただ、国民健康保険制度自体というものは、必要な医療費等の財源を保険税ですとか公費によってお互いに支えあうという公的な医療保険制度ではあります。  近年、この制度自体に対しては改善の必要性を私も感じておりますが、今のままではいけないとは思っております。しかし、今回は、この条例の改正に対してどうかという部分を見てみますと、今回の改正において国民健康保険税の賦課限度額を引き上げ、一部の納税者への負担増というのはありますが、中間所得者層の負担の軽減は図られてはおります。足りないから単純に全員増というわけではないという部分は、必要な措置であると理解しております。  また、本案は、清水町国民健康保険事業の運営に関する協議会において審議もされております。妥当であるという旨の答申をいただいていると伺っております。  今後必要なことは何か。やはり、収納率向上も必要でしょうが、どちらかといいますと医療費を抑制する、そういったことのための健康づくりの取組が重要であるということをもちまして、私の賛成討論とさせていただきます。 24 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 26 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第5号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 27 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手多数であります。  したがって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 28 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第4 議案第6号 清水町育英基金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。 民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 29 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第6号 清水町育英基金条例の一部を改正する条例について民生文教委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月10日に議案第5号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から、「この改正により、基金として積み立てる上限額を削っているが、基金を増やす考えか。」とただしたところ、「今後、基金を取り崩すことを想定したものであり、ほかの基金条例と整合性を取るために、この規定を見直したものです。」との答弁がありました。  次に、委員から、「今後、事業に活用するということで、新幹線定期代を貸与するための財源にすると聞いているが、それ以外に考えている活用の方向はあるのか。」とただしたところ、「今後の対応については、また改めて検討していきたいと考えています。」との答弁がありました。  他に質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。
    30 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 31 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 32 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 33 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第6号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 34 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 35 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第5 議案第7号 清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。 民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 36 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第7号 清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例について民生文教委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月10日に議案第6号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 37 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 38 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 39 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第7号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 41 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 42 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第6 議案第8号 清水町介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。 民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 43 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第8号 清水町介護保険条例の一部を改正する条例について民生文教委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月10日に議案第7号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から、「今回保険料の月額が200円上がるということだが、今後も上がり続けるという考えでいいか。」とただしたところ、「今後も制度に基づいて保険料などを適正に算定していくこととなります。」との答弁がありました。  次に、委員から、「住民税非課税者でも家族に住民税課税者がいる場合の保険料は年間約6万円である。住民税非課税者に年間数万円の負担をかけるのは、生活を圧迫していると考えられるが、町の考えは。」とただしたところ、「保険料は、被保険者の所得に応じて11段階に分けて負担をお願いしているため、公平を保っていると考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から、「第7期介護保険事業計画での近隣市町の基準月額は。」とただしたところ、「沼津市が5,300円、御殿場が5,300円、裾野市が5,100円、小山町が6,200円、長泉町が5,100円となります。」との答弁がありました。  他に質疑なく、討論を行いました。  反対討論として、「保険料が近隣市町と比較して低いのは、町が低くしているわけではなく、町民が介護サービスを受けていないことの裏返しである。社会保険制度が町民の生活を圧迫することは問題があり、月額2,900円から始まった保険料が現在は月額4,900円となっていることからも、介護保険料が、生活を圧迫する制度になっていないか考え直す必要があると思われる。保険料を上げることで負担が増え、給付も減らされる状況となることは認められないことから、反対討論とする。」との発言がありました。  次に、賛成討論として、「本町は月額4,900円から5,100円になるということだが、引き上げても近隣市町よりも低い状況である。全体的に低く保険料を抑えているのは、日頃から健康、運動に気を遣っていて、元気な高齢者が多いからと認識している。新年度は健幸スポーツの駅事業ということで、こうした分野に積極的に取り組んでいく姿勢が見られるのは評価できる。今後においても、高齢者の健康等をバックアップしていくような取組をしていただくことを期待し、賛成討論とする。」との発言がありました。  他に討論なく、採決の結果、本案は、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 44 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 45 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 14番 森野君。               (14番 森野善広君登壇) 46 ◯14番(森野善広君) 議案第8号 清水町介護保険条例の一部を改正する条例について、反対の討論を行います。  私は委員会の中で最初に質問したのが、介護保険制度は社会保障制度かどうかということを質問いたしました。当局の答弁は、社会保障制度だという答弁でありましたから、そのとおりだと思います。なぜそういう質問をしたかといいますと、国民健康保険法には社会保障制度という言葉は入っているんですけれども、基本法であります介護保険法の中には、社会保障制度という言葉が入ってないんです。だから、社会保障制度としての役割を認識しているかどうかというのを確認したわけでありますけれども、これは行政もちゃんと確認していると、それは了解しているということで、安心いたしました。  ただ、実際そうなっているかどうか。先ほどの国民健康保険税条例の議案のときに、みんなで支え合う制度だというふうな発言がありましたけれども、果たしてそうでしょうか。医療保険の場合、国民健康保険は99万で頭打ちになります。社会保険の場合も大体90万で頭打ちになります。700万から1,000万以下の人はそういう負担をしているわけでありますけれども、年収が何億もある人も90万です。率からすれば本当にごく僅かな負担しかしていないという形になっているわけです。上限があるというのは、ある意味、保険制度としては当然なわけでありますけれども、社会保障制度としてはそれでいいのかどうかということであります。  平成24年に厚生労働省が、「社会保障を考える」という、社会保障についての総括的文書を出しています。総ページ数300ページ弱の相当中身のある資料でありますけれども、先進諸国や日本の近代国家としての社会保障制度の発展過程をまとめて、そういう上で社会保障をこれからどうするのかという考え、問題提起をしている文書でありますけれども、その中でも、年金、医療保険、介護保険、児童手当、雇用保険、労災保険などという形で、こういうことは社会保障制度ですよということを規定しています。したがって、医療保険や介護保険、社会保障制度として憲法25条で規定されている国の責任で増進をするということは、認識しているわけであります。  先ほど言いましたように、今の国民健康保険、医療制度でも、介護保険制度でも、超高額所得者の負担が非常に少ないという実態があるわけですね。それで果たしてこれからの社会保障制度が成り立っていくのか。国保の賛成討論にもありましたけれども、医療給付費の一定部分を国民健康保険税として加入者が負担します。介護保険制度も同じです。介護保険の医療給付の23%を1号被保険者が負担するというふうになっておりますから、これから高齢者がどんどん増えていって介護サービスが増えていくと、どんどんどんどん保険料が上がっていく、こういう仕組みです。だから、5,100円が最終金額ではない。  平成12年に2,900円で始まった介護保険制度ですけれども、当時の平井町長の「これで老老介護が改善される。画期的な制度だ」というのが、私は非常に記憶に残っているんです。その当時とすれば画期的な制度として出発したわけでありますけれども、7期21年たって保険料がどんどん上がっていく。一方、介護サービスはどうか。1割負担だったのが、今2割負担ができています。私も度々議会で発言しているように、妻の介護の関係で、十分な介護サービスを受けられない問題も出てきています。果たして、社会保障制度として安心できる介護保険制度として、じゃあ20年先どうなっているのか。今40歳の人が1号被保険者になるときに、負担がどうなっているのか。介護サービスはどうなっているのか。先が見えない状況です。  先ほど紹介しました厚労省の「社会保障を考える」という文書の中で、こういうのがあります。社会保障制度はどのように誕生したかということで、「現在に通じる社会保障制度は、近代社会・産業資本主義社会の形成を前提として必要とされるようになった」と書いています。要するに、社会保障制度は、現代社会や近代経済をつくる上で必要だったと書いているんです。裏を返せば、社会保障制度が今の経済や社会をつくり出してきた大きな要素になっているということです。  今、社会保障制度というのは、私たちの国保税や介護保険料のように負担になっています。お荷物になっている。そういう感覚、皆さんあるんじゃないでしょうか。しかし、本来の社会保障制度というのは、お荷物や負担ではなくて、社会や経済を発展させる大きな要素だということが、この厚労省の文書に書いているんです。だから、これからの社会保障を考える上でも、加入者にどんどん負担を増やしていけばいいというのは、本来の社会主義のこれまでの在り方から外れている制度になってはいないだろうかということです。  社会保障制度の根本の話になりましたけれども、今回の保険料の改定は、このままでいくとどんどん上がっていく、先が見えない改定だというふうなことで、以上のような形で反対討論としたいと思います。  以上です。 47 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。 5番 桐原君。               (5番 桐原直紀君登壇) 48 ◯5番(桐原直紀君) 私は、議案第8号 清水町介護保険条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  まず、今回のこの改正案における保険料額については、清水町の将来人口、第1号被保険者である高齢者の割合や認定者数などを推計し、介護サービスの利用見込み量に加えて、国の介護報酬改定などを基に、算定としては適切な算定がなされているものと考えられます。  また、保険料額の増額についても、引き上げたとしましても、近隣市町と比べてまだ低い水準にあることも評価できる部分でもあります。  先ほど反対討論の中で、介護保険制度に関する問題点が出ておりました。介護保険は社会保障制度であって、社会保険になっていってはいけないと。しかし、厚生労働省の先ほどの文献の中に、私も読みました、こうあります。憲法上での社会保障制度の中に社会保険があると。つまり、介護保険も社会保障の中の一部、社会保険の中の1つということです。  では、社会保障とは何でしょうか。3つに分けられております。一つ、生活安定・向上機能、二つ、所得再分配機能、三つ、経済安定機能、の3つです。この3つの中で考えていきますと、やはり所得再分配機能などはこの介護保険に関してはひずみも大きく出ている。改善する必要があると思います。ただ、こういったひずみは、国全体で変えるべき問題ではあると思っております。では、国が面倒を見るべきかという部分もありますが、国ということは、税金で面倒を見るということになります。つまり、相互の助け合いが必要になってくるということが考えられます。  介護に関しては何が必要になってくるのか。これは、やはり今後は別枠で、町でできる事業に、より力を入れて、要介護者を減らし、健康な町民を増やしていただく事業に力を入れていただきたい。  町は新年度に、健幸スポーツの駅事業ですか、こういった新しい取組もされるようですが、単なる見かけ倒しにならないように、しっかりと内容のあるものをつくっていただく経営努力をされることを切望いたしまして、私の賛成討論とさせていただきます。 49 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第8号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 52 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手多数であります。  したがって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 53 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第7 議案第9号 清水町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。 民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇)
    54 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第9号 清水町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について民生文教委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月10日に議案第8号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 55 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 58 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第9号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 59 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 60 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第8 議案第10号 清水町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。 民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 61 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第10号 清水町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について民生文教委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月10日に議案第9号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 62 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第10号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 66 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 67 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第9 議案第11号 清水町住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案は総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。 総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇) 68 ◯総務建設委員長(秋山治美君) ただいま議題となりました、議案第11号 清水町住民基本台帳カードの利用に関する条例を廃止する条例の一部を改正する条例について総務建設委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月9日に議案第4号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 69 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 72 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第11号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 73 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 74 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第10 議案第12号 令和2年度清水町一般会計補正予算(第9回)についてを議題といたします。  本案は総務建設委員会及び民生文教委員会に付託してありますので、それぞれの委員長より報告を求めます。  まず初めに、総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇) 75 ◯総務建設委員長(秋山治美君) ただいま議題となりました、議案第12号 令和2年度清水町一般会計補正予算(第9回)について総務建設委員会の所管事項における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月9日に議案第11号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 76 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 77 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第12号 令和2年度清水町一般会計補正予算(第9回)について民生文教委員会の所管事項における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に本委員会に付託され、3月10日に議案第10号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 78 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第12号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 82 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 83 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第11 議案第13号 令和2年度清水町土地取得特別会計補正予算(第1回)についてを議題といたします。  本案は総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇) 84 ◯総務建設委員長(秋山治美君) ただいま議題となりました、議案第13号 令和2年度清水町土地取得特別会計補正予算(第1回)について総務建設委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に、本委員会に付託され、3月9日に議案第12号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 85 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 86 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 87 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 88 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第13号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 89 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 90 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第12 議案第14号 令和2年度清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5回)についてを議題といたします。  本案は民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 91 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第14号 令和2年度清水町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5回)について民生文教委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に本委員会に付託され、3月10日に議案第12号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 92 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 93 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 94 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 95 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第14号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 96 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 97 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第13 議案第15号 令和2年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)についてを議題といたします。  本案は民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 98 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました、議案第15号 令和2年度清水町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)について民生文教委員会における、審査の経過の概要と、その結果を、御報告申し上げます。  本案は、3月3日に本委員会に付託され、3月10日に議案第14号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  始めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 99 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 100 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 101 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 102 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第15号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 103 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。  再開を10時10分といたします。                                  午前09時56分休憩                                  ────────                                  午前10時08分再開 104 ◯議長(渡邉和豊君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。       ──────────────────────────── 105 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第14 議案第16号 令和3年度清水町一般会計予算についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託してありますので、それぞれの委員長より報告を求めます。  まず初めに、総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇)
    106 ◯総務建設委員長(秋山治美君) ただいま議題となりました議案第16号 令和3年度清水町一般会計予算について、総務建設委員会の所管事項における審査の経過の概要と、その結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月9日に、議案第13号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から債務負担行為、地方債及び歳入について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、次に、人件費全般について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「人件費減額の主な理由は正規職員の5人減ということだが、会計年度任用職員の増減は。」とただしたところ、「会計年度任用職員については、令和2年度の当初予算では185人を計上しましたが、令和3年度当初予算では22人減の163人を計上しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「コロナの影響により仕事が増加している状況で職員数が減るということは、職員にとって相当な負担になると予想されることから、年度途中での職員採用は考えているか。」とただしたところ、「コロナ禍で事業を進めていくのは困難でありますが、職員一丸となって乗り切っていきたいと考えているため、現時点では、年度途中において、職員採用は考えていません。」との答弁がありました。  次に、委員から「令和2年度と比較して、保育所費の会計年度任用職員の報酬が3,600万円の減額となっているが、給料でほぼ同額が増額となっている。その理由は。」とただしたところ、「令和3年度は、会計年度任用職員のうち保育士12人をフルタイム勤務にしたことから、支出科目で増減が生じたものです。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に、歳出の説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「広報しみずの発行を月1回にする理由は。」とただしたところ、「町民アンケート結果のほか、情報発信の手段、財政状況、内容の充実、また、県内市町の発行状況などを多角的、総合的に勘案し、見直しを行うこととしました。」との答弁がありました。  次に、委員から「県内市町の発行状況を調査したということだが、その状況は。」とただしたところ、「県内35市町中24市町が月1回の発行となっています。近隣市町では裾野市、伊豆の国市、函南町が、東部地域では富士宮市、熱海市、伊東市、伊豆市、東伊豆町、河津町、西伊豆町が月1回の発行となっています。広報紙の発行は月1回になりつつあると推察しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「広報紙など紙媒体でしか情報を入手できない高齢者もいる中で、月1回の発行では適切なタイミングで情報を届けられないと心配するが、何か対策を考えているか。」とただしたところ、「必要なタイミングでの情報提供の方法にはホームページやSNSも活用しますが、これらの利用が難しい紙媒体でしか情報を入手できない方々に対しては、必要に応じて回覧等の活用や、緊急の際には同報無線の使用など、様々な情報ツールを活用していきたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「令和2年度まで計上されていた太陽光発電設備の設置費に対する補助金が令和3年度になくなっている理由は。」とただしたところ、太陽光発電設備については、補助制度の開始当初の設置価格に比べて半額程度に下がっており、普及が進んだものと考えられることから、助成対象外としました。」との答弁がありました。  次に、委員から「令和3年度の農業費は前年度比130万円の増となっているが、この内訳を見ると、職員の人件費の増が主たる原因であり、人件費を除く事業費は減額となっている。農業に関しては施政方針でも特に記載がなかったが、町の農業振興に対する考えは。」とただしたところ、「後継者不足によって営農が難しい方や遊休農地を所有する方々と営農を希望する方をつないで新たな就農者を掘り起こす取組を新年度は研究してまいりたいと考えています。また、町内の農業関係団体、土地改良区や農業用水組合等との意見交換などを通じて、農家者に寄り添った清水町の特性に合った支援を心がけてまいりたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「清水町魅力発信事業等の業務委託における昨年1年間の魅力発信の成果と令和3年度に実施する内容は。」とただしたところ、「柿田川公園内の観光案内所わくら柿田川の運営経費が主なものであり、観光案内所において近隣や清水町を案内するパンフレットなどを作成して配布するなど、情報発信を行っています。令和3年度では、コロナ禍のため新しい事業は計画していませんが、従来どおり観光案内所を年中無休でオープンする予定で予算計上しており、パンフレットの作成や、可能であれば、イベント等を計画したいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「商工業者に対する支援策を積極的に組み込まなければ、倒産、廃業する業者は減らないと思われる。令和3年度に新たに取り組む支援策あるのか。」とただしたところ、「コロナ禍における経済変動対策の貸付金の利子補給を3年間継続するための基金を設立しました。また、給付金については、支援を必要としている業種等もおおむね把握できているため、今後、国から新型コロナに向けた交付金の予定があるとも聞いておりますので、それらを活用した中で、実績を踏まえながら支援をしていきたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「持続化給付金については申請手続が大変などの意見がある。国の手続について町が相談に乗る、あるいはお手伝いをするということで、少しでも寄り添うことができると思うが、積極的な対応をしているのか。」とただしたところ、「これまでの持続化給付金等の申請については商工会が申請の窓口業務を行っており、手続等が大変複雑で不便であったという声は聞いています。今後の国の対応は現時点でははっきりしていませんが、商工会と情報共有しながら支援策を考えていきたいと思っています。」との答弁がありました。  次に、委員から「湧水まつりなどの大きなイベント等を中止するのであれば、柿田川公園の整備を積極的に進めていける時期ではないかと思われる。柿田川公園をどのようにしていくのか。柿田川公園検討委員会だけでなく、ワークショップなど幅広い意見を伺うなど、攻めの姿勢を持った公園整備を行うべきだと思うが、町の考えは。」とただしたところ、「柿田川公園をはじめ、各都市公園については、多様な参画を得て、長期的な整備計画を策定したいと考えています。都市計画マスタープラン策定委員会においても、公園の整備等に関する長期計画を示すべきだという御意見もいただいておりますが、財政状況が厳しいことから、今は適切な維持管理等に努め、長期構想の策定については時機を見て取り組んでいきたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「800台の配備を目標としている段ボールベッドの購入予定は、また、パーティションなどの購入予定があるのか。」とただしたところ、「令和3年度の当初予算では計上していませんが、国からの新型コロナの臨時交付金を活用して、補正予算により、簡易ベッド、パーティション及びテントを購入する予定で進めています。」との答弁がありました。  次に、委員から「令和2年度の防災訓練は各区で一斉に行えず、区の役員と担当の防災委員の方々など、限られた人数で防災訓練を行ったが、令和3年度におけるコロナ禍での防災訓練の方針は。」とただしたところ、「コロナ禍の状況にもよりますが、全くの中止ではなく、規模は縮小になろうとは思いますが、コロナ禍でもできるような訓練を計画したいと考えています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に、歳入歳出全般について質疑を行いました。  委員から「財政調整基金の年度末残高は。」とただしたところ、「令和2年度末の財政調整基金の残高については3億1,700万円と見込んでいます。」との答弁がありました。  次に、委員から「コロナの影響等により、令和3年度以降の歳入の増額が見込めない状況では、減少傾向にある財政調整基金の回復は望めないと思われる。このような状況下の中、今後の財政運営の考え方を切り替えていく必要があると思うが、町の考えは。」とただしたところ、「財政調整基金残高については今後も減少していくと見込んでいます。今後数年は中期財政推計の中での歳出の増を適切な規模に抑えることで、町財政の収支均衡型への転換を目指し、財政調整基金残高の回復に向けて堅実な財政運営を心がけてまいりたいと考えています。」との答弁がありました。  次に、委員から「数年前から100億円を超えるのが当たり前の当初予算となっていたが、今回辛うじて100億円を超えていない。歳出を削減した努力は評価できるが、令和3年度予算における事業等の見直し内容を見ると、そこまで手をつけなければいけないのかと寂しく思います。今後、歳入が増えてこない状況を考えると、歳出をいかに抑制していくかを行政として真剣に捉え、財政運営に取り組んでいかなければならないと思うが、町の考えは。」とただしたところ、「近年の100億円を上回るような総額予算は反省しなくてはいけないかもしれません。歳出を抑制するという観点から、新年度の早い時期に実施計画の策定作業に入り、各種事業の検討段階での見直し、あるいは取捨選択を進めていきたいと考えています。また、受益者負担の適正化を図る観点から、使用料や手数料などの見直しに向けた検討に着手するとともに、各種団体等への補助金についても議論を重ねていきたいと考えています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、討論を行いました。  反対討論として、「太陽光発電設備の設置費に対する補助金が廃止されているが、まだまだ普及されているとは感じられない。電力については、今後、自然エネルギーを利用していこうというSDGsの考え方もあるため、補助金の廃止は早いのではないかと思われる。次に、コロナ禍で苦しむ商工業者に対して町独自で支援金を支給すべきであり、補正予算で計上される可能性もあるが、当初予算でしっかりと姿勢を示すことが重要であると思われる。次に、柿田川公園の整備が財政上なかなか進められないということだが、歳出を抑える中でもできることはあると思われる。大きなイベントができない状況を逆手に取り、柿田川公園整備の考え方をつくっていくことは十分可能であると思われるが、積極的な姿勢が見られないことは非常に残念である。次に、段ボールベッドとパーティションの購入については、本来は災害があった場合の避難所整備であることから、コロナ関連の交付金を当てにせず、当初予算でしっかりと予定すべきである。以上の点を指摘し、反対討論とする。」との発言がありました。  賛成討論としては、「令和3年度予算は令和2年度予算と比較して3億9,500万円の大幅な減額となっているが、これは大規模な建設事業などの完了によるものや、新型コロナウイルスの影響による町税等の減収を見込んだ堅実な予算であると考える。そのような中、従来から重点施策として実施している道路などの社会基盤整備に引き続き取り組む一方で、傾斜地崩壊防止事業や防災センターのマンホールトイレ整備事業などの防災対策のほか、新しい生活様式を踏まえた町税等のキャッシュレス決済の運用開始、協働まちづくりの推進を具現化するなど新規事業への取組も見られるところである。令和3年度は本町のまちづくりの指針である新たな第5次総合計画の初年度でもあり、コロナ禍における社会経済情勢の中で、新たな総合計画に基づいて施策を進めていくことは困難を極めるものと想定されるが、関町長の施政方針にもあった、『その先にある輝かしい未来』という言葉を信じ、くらしやすさで未来をともにつくるまちを実現できるよう、職員一丸となって町民生活の向上に取り組んでいただくよう要望し、賛成討論とする。」との発言がありました。  ほかに討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 107 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 108 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました議案第16号 令和3年度清水町一般会計予算について、民生文教委員会の所管事項における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第15号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から債務負担行為及び歳入について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、次に、歳出について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「子育て総合支援センター窓口等、業務の内容は。」とただしたところ、「子育て総合支援センター及びこども交流館において、人材の確保が大変困難となっている保育士に代わり、シルバー人材センターを活用し、窓口業務のほか、清掃など、様々な業務を委託する予定となっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「福祉相談支援システム使用料の内容は。」とただしたところ、「児童虐待に迅速に対応するために、児童相談所と市町村が虐待に関する情報を共有し、円滑な引継ぎなども可能とするシステムを導入します。」との答弁がありました。  次に、委員から「沼津夜間救急医療センター運営費負担金が1,700万円余から2,500万円余へ増額している理由は。」とただしたところ、「各市町の負担金は、夜間救急医療センターの運営費の歳出予算から、診療報酬や県補助金の財源を差し引き、人口割、患者割で案分しています。令和2年度の診療報酬などの見込みが約50%であり、令和3年度も診療収入などの減額が見込まれていることから、各市町の負担金が増額となっています。」との答弁がありました。  次に、委員から「インフルエンザ予防接種については、家庭内感染もあることから限度はあると思うが、対象を中学3年生だけでなく、その家族まで拡大するのはどうか。」とただしたところ、「状況に応じて調査・研究していきます」との答弁がありました。  次に、委員から「コロナの影響により、がん検診の受診率が下がっていると思われるが、令和3年度の考えは。」とただしたところ、「コロナ禍で集団検診と内視鏡検査を中止しており、受診率は下がっていますが、中止していた内視鏡検査分を再開するため、委託料を増額しています。」との答弁がありました。  次に、委員から「教育資金利子補給事業補助金の令和2年度分の申請状況は。」とただしたところ、「12件を見込んでいます。」との答弁がありました。  次に、委員から「授業目的公衆送信負担金の内容は。」とただしたところ、「学校の授業において他人の著作物を利用する際に、インターネットを経由して他人の著作物を利用する場合には、GIGAスクールの進行により、事業の目的であれば、有償ではあるが許諾不要となりました。有償分の支払いについては、全国の学校設置者と著作権者の負担軽減を目的に、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会が設立されたため、同協会に対し、相当額を負担金として支払うものです。」との答弁がありました。  次に、委員から「社会教育講座業務の内容は。」とただしたところ、「町の社会教育について、町民参加型で意見をいただくものです。」との答弁がありました。  次に、委員から「成人式オンライン配信業務とあるが、来年もオンライン成人式を行うのか。」とただしたところ、「帰省できない新成人や家族など、式典に参加できない方などが視聴できるようにするものです。」との答弁がありました。  次に、委員から「温水プール太陽熱集熱配管更新工事は計画的な工事か。」とただしたところ、「平成3年から更新しておらず、老朽化による更新が必要であるため、緊急で工事するものです。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に、歳入歳出全般について質疑を行いました。  質疑なく、討論を行いました。  反対討論として、「学校給食を民間委託に進めるなど、国や地方自治体が責任を持たず民間に丸投げするような方向で進んでおり、本町もその範疇の中でやられている。令和3年度からは放課後児童教室の負担が増えることで保護者への転換が行われる。このようなやり方を当たり前のようにやることは、これからの日本の社会や清水町の地域の状況も含めて、子育てや教育にとって好ましいことなのか疑問に思う。予算づくりの面で、今回の予算は将来に対するいろんな視点で問題があると指摘し、反対討論とする。」との発言がありました。  賛成討論として、「令和3年度予算は、新型コロナウイルスの影響による町税等の減収を見込んだ中で調整された堅実な予算であると考える。県の財源を活用した健康スポーツの駅事業や中学3年生のインフルエンザ予防接種助成制度の創設、学校教育分野での適応指導事業の実施や通級指導教室の開設、福祉分野でのチームオレンジの構築や地域包括支援センターのさらなる体制整備など、学校教育の推進と町民の福祉の向上を図るためのきめ細やかな取組として評価できるものである。今後の社会情勢や財政状況は厳しさが増すことが予想されるが、このようなときだからこそ、職員一丸となって町民福祉の向上に積極的に取り組んでいただくよう切望し、賛成討論とする。」との発言がありました。  ほかに討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 109 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 110 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 13番 吉川君。               (13番 吉川清里君登壇) 111 ◯13番(吉川清里君) 私は、議案第16号 令和3年度清水町一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。  新型コロナウイルス感染症の影響で、新年度の町民税の税収は令和2年度の予算と比べて3億1,000万を超える減収となる見込みで、歳入自体も4億近く減となっております。イベントなどが中止、補助金の見直しなど、町民に直接関連がある予算を削らなくてはならなくなる一方で、コロナ感染症予防と経済的危機にさらされている町民の生活も守らなければならなくなっています。新年度の予算はこうした観点でつくられているか、そして、厳しい財政状況の中でも将来を見越したものになっているかを見る必要があります。  公共施設管理計画では、令和3年度は15億円を予定していたはずですが、2億円しか計上されておりません。また、そのための基金も1億円必要とされていましたが、50万円しか予定をされておりません。本会議では、見通しが甘かったのではないかという指摘がありました。公共施設の更新は大きな金額がかかるからこそ計画的に実行していかなければ、将来大きなツケを払うことになってしまいます。  民生費では、放課後児童教室の保育料が月1,300円引上げになりますが、事業予算では360万円の減額です。働いて子育てする女性にコロナの影響がより多くのしかかっている現状を考えると、人口減を食い止めるためにも新たな負担増をつくるべきではありません。  保育所の人件費では、会計年度任用職員12人がフルタイム勤務になるとのことですが、そうであるならば、正規職員として、きちんと身分保障をして、子供を育む仕事に力を発揮してもらうべきではないでしょうか。  衛生費では、太陽光発電の補助金が廃止をされております。価格が下がったからという理由ですが、まだまだ自然エネルギーの普及は十分とは言えず、補助金の必要性はなくなっているとは思えません。SDGsの理念からいっても、環境保護にも通じる補助金は、今なくすべきではないと考えます。  商工費では、コロナ関連の事業者への応援の意味もある支援金を現在も取り組んではおりますが、しかし、新年度の当初予算では、国からの交付金待ちで積極的な支援策を打ち出してはいません。利子補給以外にも、素早い積極的な具体的な支援策が求められます。  土木費では、大きなイベントが中止になる新年度に、思い切って柿田川公園を町民の真の憩いの場となるよう、町民の意見も広く取り入れて整備をするときではないでしょうか。柿田川の保護も、こういうときこそ力を入れるべきです。  防災の面では、段ボールベッドは整備目標800台に対し、まだ目標値に達していないのに購入費が計上されておりません。避難所用パーティションも同様です。国の交付金を待つのではなく、コロナ対策とはまた別に、災害対策にはしっかりとした予算をつける必要があります。  コロナ禍で町内の少なくない世帯や業者が減収減益となり、生活が厳しい中、新年度から、介護、医療の負担が増えてきます。さらに放課後児童教室の保育料引上げなど、子育て世帯への負担も増えてきます。町の将来を担う子育て世代へ負担をかけることは、町の子育て施策や、また、町の将来にも逆行することではないでしょうか。  以上で、私の新年度の予算についての反対討論といたします。 112 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。 3番 松下君。               (3番 松下尚美君登壇) 113 ◯3番(松下尚美君) ただいま議題となっております議案第16号 令和3年度清水町一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  この令和3年度予算を見ますと、令和2年度と比較して3億9,500万円、3.8%の大幅な減額となっております。これは柿田川周辺地区都市再生整備計画事業や町営住宅の大規模改修事業、同報無線のデジタル化整備事業などの大規模な建設事業が完了したことが主な原因でありますが、その一方で、新型コロナウイルス感染症の影響により、町の歳入の根幹をなす町税の3億1,600万円にも及ぶ大幅な減収を見込んだものであり、歳入と歳出の均衡を考慮した堅実な予算であると受け止めております。  歳出については、町民生活に及ぶ影響を最小限にとどめる配慮はあるものの、一部団体への補助金のカットや上半期におけるイベントの開催見送りなど、財政調整基金の減少に加え、コロナ禍による世界的な社会経済の停滞という状況が生じ、大変厳しい中での予算編成であったと思います。  そのような中で、協働まちづくりの推進を具現化するための施策や、静岡県が推進する“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組においては、町の全域が、笑顔あふれ誰もが健康で暮らせる笑街健幸のまち推進エリアに認定されたことで、県の財源を活用した健康スポーツの駅事業が実施されるほか、中学校3年生のインフルエンザ予防接種助成制度の創設、また、学校教育分野においては、適応指導事業の実施や通級指導教室の開設など、新たな取組に着手していることは評価できるものであります。  令和3年度は本町のまちづくりの指針である第5次総合計画の初年度であり、今後、くらしやすさで未来をともにつくるまちの実現のため、様々な施策に取り組んでいかなければなりません。しかしながら、申し上げるまでもなく、新型コロナウイルス感染症がもたらす影響は甚大なものであり、本町を含め、全国の自治体における財政運営はますます厳しさを増していくことが想定されます。したがいまして、町長が施政方針で述べられた、この難局を乗り越えた先には輝かしい未来がきっとあることを信じ、職員は一丸となって町政の発展に取り組んでいただくとともに、中長期的な視点に立ち、未来へ続く、安定した財政基盤の確保に努めていくことを切に希望して、私の賛成討論といたします。 114 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 115 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 116 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第16号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告はいずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 117 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手多数であります。  したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 118 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第15 議案第17号 令和3年度清水町土地取得特別会計予算についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇) 119 ◯総務建設委員長(秋山治美君) ただいま議題となりました議案第17号 令和3年度清水町土地取得特別会計予算について、総務建設委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月9日に議案第16号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案についての説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 120 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり)
    121 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 122 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 123 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第17号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 124 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 125 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第16 議案第18号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計予算についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 126 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました議案第18号 令和3年度清水町国民健康保険事業特別会計予算について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第16号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から歳入について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「20代、30代の若者世代の半分前後が税金、国保税を納めていない。理由は個々に違うと思うが、町の考えは。」とただしたところ、「年代別の分析はできていないが、原因の一つとして国保制度の理解度の低さが挙げられるため、国保制度の周知が重要と考えます。」との答弁がありました。  次に、委員から「滞納繰越分の収納率が20%ということは、納められなかった人は、そのまま引きずってしまうと思われるが、町の考えは。」とただしたところ、「収納率を一つの指標に令和2年度決算額が確定した段階で目標値の再設定を行い、滞納処分などについて進行管理を適当に行って目標値を上回るような収納額を目指していきたいと考えています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に歳出について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、次に、歳入歳出全般について質疑を行いました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 127 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 128 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 129 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 130 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第18号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 131 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手多数であります。  したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 132 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第17 議案第19号 令和3年度清水町介護保険事業特別会計予算についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 133 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました議案第19号 令和3年度清水町介護保険事業特別会計予算について、民生文教委員会における審査の経過の概要とその結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第18号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から歳入について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、次に歳出について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「保険給付費が当初予算額と第8期介護保険事業計画で1億円ほどの差異があるが、その理由は。」とただしたところ、「予算編成時には、国からの介護報酬の改定などが示されていないため、前年度までの実績に基づいて計上したことから差異が生じています。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に、歳入歳出全般について質疑を行いました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 134 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 135 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 136 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 137 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第19号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 138 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手多数であります。  したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 139 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第18 議案第20号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。  本案は、民生文教委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。  民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 140 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました議案第20号 令和3年度清水町後期高齢者医療特別会計予算について、民生文教委員会における審査の経過の概要と、その結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月10日に議案第19号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 141 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 142 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 143 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 144 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第20号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 145 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手多数であります。  したがって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 146 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第19 議案第21号 令和3年度清水町下水道事業会計予算についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会に付託してありますので、委員長より報告を求めます。
     総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇) 147 ◯総務建設委員長(秋山治美君) ただいま議題となりました議案第21号 令和3年度清水町下水道事業会計予算について、総務建設委員会における審査の経過の概要と、その結果を御報告申し上げます。  本案は、3月4日に本委員会に付託され、3月9日に議案第17号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案は全員賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 148 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  本案に対する反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 150 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 151 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第21号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 152 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手全員であります。  したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 153 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第20 議案第22号 令和2年度清水町一般会計補正予算(第10回)についてを議題といたします。  本案は、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託してありますので、それぞれの委員長より報告を求めます。  まず初めに、総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇) 154 ◯総務建設委員長(秋山治美君) ただいま議題となりました議案第22号 令和2年度清水町一般会計補正予算(第10回)について、総務建設委員会における所管事項における審査の経過の概要と、その結果を御報告申し上げます。  本案は、3月8日に本委員会に付託され、3月9日に議案第21号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から議案について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 155 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、民生文教委員長 大濱博史君。            (民生文教委員長 大濱博史君登壇) 156 ◯民生文教委員長(大濱博史君) ただいま議題となりました議案第22号 令和2年度清水町一般会計補正予算(第10回)について、民生文教委員会の所管事項における審査の経過の概要と、その結果を御報告申し上げます。  本案は、3月8日に本委員会に付託され、3月10日に議案第20号審査終了後、同メンバーによる審査に入りました。  初めに、当局から繰越明許費補正及び歳入について説明を受け、質疑に入りました。  質疑なく、次に歳出について説明を受け、質疑に入りました。  最初に、委員から「コールセンター運営事務処理業務の内容は。」とただしたところ、「現在、コールセンターに電話回線を5回線予定しているが、ワクチン接種の予定のほか、相談や問合せが多く入っていることが想定され、回線数を1席増やすための費用となります。」との答弁がありました。  次に、委員から「被接種者送迎業務の内容は。」とただしたところ、「高齢者の方を対象として、集団接種会場までの交通手段の確保と接種率の向上を目的に、自宅から接種会場までの送迎をタクシー会社へ委託し、無料送迎を実施します。接種が2回のため、1人につき4枚のタクシー券を送付する予定です。」との答弁がありました。  次に、委員から「タクシー券は自宅から地域交流センターまでしか使えないのか。」とただしたところ、「『自宅から交流センターまで』と印字します。」との答弁がありました。  次に、委員から「新成人生活応援支援業務交付金を1人5万円とした根拠は。」とただしたところ、「成人式に代わる家族や友人などとの思い出づくりに使えるよう、限られた財源の中で多くの方に届けられるように5万円としました。」との答弁がありました。  次に、委員から「思い出づくりのために支援金を出す理由は。」とただしたところ、「新成人の方々は、このような状況の中、いろいろな面で大変だったと思われます。家族の方から経費がかかって大変だったという声も聞いており、町として支援したいと考えました。」との答弁がありました。  ほかに質疑なく、次に、歳入歳出全般について質疑に入りました。  質疑なく、討論なく、採決の結果、本案の本委員会所管事項については、全員賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。 157 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。  委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 158 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 1番 向笠君。               (1番 向笠 誠君登壇) 159 ◯1番(向笠 誠君) ただいま議題となっております議案第22号 令和2年度清水町一般会計補正予算(第10回)について、反対の立場で討論いたします。  本案は、国と県の補助金を活用し、新型コロナウイルス感染症対策を行う予算であります。  主な内訳を見ると、公共施設の感染予防対策、バスの運行継続支援事業等、清水町民にとって生活する上で必要な事業でありますので納得できますが、1点、新成人生活応援支援事業1,860万余に関しては賛同いたしかねます。  今回、新型コロナウイルスの影響で出席する機会を失った新成人約370人に対して一律5万円を支給するとのことですが、来年、再来年も同じような状況下に陥った場合に、補助金なしに同じことができるのでしょうか。できるのであれば何も言いませんが、支給することができないのであれば別の事業に充てるべきです。  私が議員として出席した議会の中で必ず誰かが口にする厳しい財源の中で、このような危機意識を常々持っていらっしゃる方が多くいる中で、この予算内でやるべきことは、町全体の感染予防対策に注力することだと考えられたかと思いますが、なぜ、この清水町で他市町よりも多い祝い金が出せる余裕があるのでしょうか。私は疑問です。今後、ワクチン接種により感染に歯止めがかかるかもしれませんが、感染力が強い変異株が新たに確認されるなど、いまだ先の見えないコロナ禍の中で、やはり優先すべきは、町全体の感染症対策の拡充であり、そのために全て使われるべき予算だと考えます。  最後に、新成人の方々には、このような水を差すような発言をし、大変申し訳なく思っておりますが、私以外にも、この予算は町全体のコロナウイルス感染症対策に使うべきだと考える町民がいることを理解してください。  また、町政におかれましては、今後起こり得るあらゆる災害時に優先すべきことは何か、もう一度深く考えていただくことを強く要望し、私の反対討論とさせていただきます。 160 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。 5番 桐原君。               (5番 桐原直紀君登壇) 161 ◯5番(桐原直紀君) 私は、ただいま議題となっております議案第22号 令和2年度清水町一般会計補正予算(第10回)について、賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  先ほど反対討論の中で、新成人生活応援支援事業に関して納得がいかないという言葉がありました。各市町、今、日本全国でコロナに対して様々な事業を行っていっていると思います。各市町によって特色を出していると思います。  ただ、今後どうしていくかということを考えたときに、対症療法か根幹治癒か、どういう部分をやっていくことが必要なのかということになっております。対症療法というのは、やはり目の前のこの病気をすぐにちょっとどうにかして治さなきゃいけない、根幹治癒ということは、やはり10年後、20年後、先を考えてやっていかなきゃいけない、両方をうまく回していかないと進まないことであると思います。  では、今回の新成人生活応援支援事業はどちらに当てはまるのか、私は対症療法だと思っております。やはり今、そこで現金を渡したことは、じゃあ、それが10年後、20年後に役に立つか、そういうわけではないと思います。  ただ、今回、成人式が始まるちょっと前の間に、私にも成人になるお子さんをお持ちの親御さんからいろいろ問合せが来ました。多分やる予定でというところだったのが、ぎりぎりになって、やはりできなくなったと。何件かの保護者の方からは、やはり「何でだ。」と、女の子をお持ちの保護者の方からは、「結構もう費用がかかっている。」という言葉もありました。その中では、逆に、「このコロナ禍の状況でやらないのは正しい選択だと思うので、それは仕方ないと思いますよ。」と言っていただく保護者の方もいらっしゃいました。そういった中で、今回の新成人生活応援支援事業に関して決定した後で、その後、また何人かの保護者の方々と私もちょっと話をさせていただきました。  もちろん、「成人のお子さんをお持ちの保護者の方にとってはありがたいことだ。」という声は返ってきました。それ以外の保護者の方から反発の声が出るんじゃないかなと実は思っておりました。うちの息子も上と下でそれぞれですので、ちょうど間になっていますので、いや、文句言われるんじゃないかなと思っていたところ、実は意外と逆に「いいことじゃない。」と言われたんですね。「え、何で。」と聞いたときに、「保護者がもらうというよりも、その成人に対して渡すということでしょう。そういう取組をしているんだから、いいことじゃないの。」というお母さん方が結構いらっしゃったことに、僕もびっくりはいたしました。  他市町の保護者の方から聞いた声ですが、「清水町というのは、そういうことで、子供のことを考えてお金を使っているところなんだね。やり方、いいやり方もしてるじゃない。」という声も実際に聞かれる部分もありました。果たして、今回のこれが正解だったか不正解だったか、これは今の時点では分かりません。ただ、やはりこのコロナ禍において、特に今、18、19、20歳、この辺りの子たちというのは、結構いろいろと負担が大きい部分、特に大学生活、行って、何もできないという子たちたくさんいらっしゃいます。そういった中で清水町がやれることの事業の一つという部分では、私は今回のこの事業に関してはよかったんではないかと思っております。そういった部分を感じまして、私の賛成討論とさせていただきます。 162 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 164 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって討論を終わります。  これより議案第22号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 165 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手多数であります。  したがって、議案第22号は原案のとおり可決されました。       ──────────────────────────── 166 ◯議長(渡邉和豊君) 日程第21 請願1号 国に対し、「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の採択、提出を求める請願書を議題といたします。  本案は、令和2年第4回清水町議会定例会において総務建設委員会に付託され、閉会中の継続審査となっておりました。  委員長の報告を求めます。  総務建設委員長 秋山治美君。            (総務建設委員長 秋山治美君登壇) 167 ◯総務建設委員長(秋山治美君) ただいま議題となりました請願1号 国に対し、「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の採択、提出を求める請願書について、総務建設委員会における審査の経過の概要と、その結果を御報告申し上げます。  本請願は、令和2年12月2日に本委員会に付託され、同年第4回定例会において、次期定例会までの継続審査となっておりました。これらの経緯の下、3月9日開催の本委員会において、委員全員と当局から、副町長及び総務課長の出席を得て審査に入りました。  最初に、議会事務局長から、本請願が継続審査となった経緯の説明を受けました。  委員から「県内では袴田事件がよく知られているが、まだ最高裁に特別抗告中であり、非常に高齢であるにもかかわらず、いまだに自由の身になったと言えない状況にある。『疑わしきは被告人の利益に』という裁判の原則があるにもかかわらず、冤罪を防止するための再審にたどり着くことが困難な法体系になっていると言える。  再審法を改正すべき点が3つあり、1点目は、『再審のための全ての証拠の開示』である。検察が全ての証拠を持っているため再審しにくい状況となり、弁護側が新たに出した証拠についても検察側で覆されることになることからも、全ての証拠の開示がまず必要となってくる。  2点目としては、検察官が不服申立てをすることで再審の開始が非常に遅れ、または取り消される状況にあり、再審法を有名無実化する一つの元凶となっていることから、『検察官の不服申立ての禁止』が必要となる。  3点目は、『再審における手続の整備』である。ルールがないため、裁判官によっては進行協議さえ行わず、形式的な書類審査のみで請求を棄却するようなことも起こっていることから、公正さを担保できる公開法廷での審議が必要となる。以上、人道主義の面からも再審法の改正を行うべきだという請願者の意見を酌み取るべきであると考える。」との意見がありました。  次に、委員から「この請願理由の中で、再審制度の抱える問題点として、検察側が全ての証拠を開示しないことや、検察官の抗告が挙げられ、検察官は都合の悪い証拠を隠しておきながら、裁判官が再審開始を決定しても従わないという内容だと認識している。冤罪を防ぐことは総論としては賛成だが、我々地方議会の中で、このような内容が実際に確認できるのか疑問であるため、専門的な見地の中で、専門家や国政の場で議論し、対処される内容であると考える。地方議会に意見としてこれを求められても是非について答えることは困難であり、地方議会の中で判断は控えたほうがよいのではないかと思われる。」との意見がありました。  次に、委員から「冤罪があってはならないこと、基本的人権の尊重という観点から、できる限り救済の道を開くことの意味はおおむね理解はできるが、検察側が都合の悪い証拠を隠しているとか、法を盾に機械的に再審を拒んでいるといった、いわゆる検察側に対する指摘について、実態に沿っているものかどうかが我々では確認ができないことから、意見書を提出するにしても慎重に検討すべきであり、現時点での意見書の提出はすべきでないと考える。」との意見がありました。  ほかに意見なく、討論を行いました。  討論なく、採決の結果、請願1号については、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。 168 ◯議長(渡邉和豊君) 委員長の報告を終わります。
     委員長の報告に対する質疑を許します。  発言願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 169 ◯議長(渡邉和豊君) これで質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、本案に対する賛成討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 170 ◯議長(渡邉和豊君) 次に、反対討論の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) 171 ◯議長(渡邉和豊君) これをもって、討論を終わります。  これより請願1号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決いたします。請願1号を採択することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 172 ◯議長(渡邉和豊君) 挙手少数であります。したがって、請願1号は不採択とすることに決定いたしました。  以上で、今定例会に付議された案件は全部終了いたしましたが、13番 吉川清里君より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 13番 吉川清里君。 173 ◯13番(吉川清里君) 議長の許可が出ましたので、発言をさせていただきます。  本定例会における私の一般質問「沼津市ごみ焼却場建設 外原区民への説明は」の中で、外原区との覚書を締結する予定であると沼津市が発言した旨を申し上げました。しかし、その件について沼津市は発言をしていなかったことが、その後、判明をいたしました。よって、関連する部分について、議長に提出してあります文書で示している箇所を取消しをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 174 ◯議長(渡邉和豊君) ただいまの13番 吉川清里君の申出を認め、発言の一部を取り消すことに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 175 ◯議長(渡邉和豊君) 異議なしと認めます。したがって、13番 吉川清里君の発言の一部を取消しすることに決定いたしました。  ここで、教育長 山下和之君より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 教育長 山下和之君。              (教育長 山下和之君登壇) 176 ◯教育長(山下和之君) まずもって、退任に当たり、この場を設けていただきました渡邉議長並びに議員の皆様にお礼申し上げます。3分間ほど時間をいただきます。  9年間の在職中、清水町の教育にどのような貢献ができたかはいささか心もとない気がいたしますが、しかし、私にとりましては、何より地域との出会いを通して多くのことを学ぶ機会をいただき、人生の視野を広げるに十分過ぎる時間となりました。ただただ清水町に感謝あるのみであります。  現在を生きる私たちは、先人たちの築いた過去に学びながら、未来へとその財産を引き継ぐ使命を担っています。まさに学校教育は地域の歴史とともに歩みを進め、間違いなくまちづくりの一翼を担う重要なツールであると考えます。  そんな思いの下、本町は地域とともにある学校の理念を基盤に、子供が通いたくなる学校、保護者が通わせたくなる学校、そして、何にも増して、地域の人たちが誇ることのできる学校づくりに取り組んでおります。地域に学びを求め、地域が一体となり学校教育に関わることは、単に子供の成長のみならず、子供のモデルとして、大人の行動のありようや町民全体の規範意識の醸成に相乗効果をもたらすものであると考えます。  私は道半ばにして退きますが、朝倉新教育長は、この理念の下、新たな視点と抜群の行動力をもって、子供を主語にした、小さくともきらりと光る教育の創造に力を注いでくれるものと期待しております。どうぞ、清水町教育のさらなる高みを目指し、引き続き大所高所からの御支援、御指導をいただければ幸いに存じます。  とかく薄味に慣れてしまった人と人との関係性が問われる現在、公私にわたり厚い御支援をいただきましたことに深く感謝申し上げます。  お別れの一句です。  君だから 時間を積んだ 意味がある。  長い間、ありがとうございました。 177 ◯議長(渡邉和豊君) これで教育長の発言を終わります。  これをもって令和3年第1回清水町議会定例会を閉会いたします。  どなた様も御苦労さまでございました。                                  午前11時20分閉会       ──────────────────────────── ○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和3年3月23日                清水町議会議長     渡 邉 和 豊                ────────────────────────                署名議員(9番)    石 垣 雅 雄                ────────────────────────                署名議員(10番)    佐 野 俊 光                ──────────────────────── Copyright © Shimizu Town, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...