清水町議会 2021-09-07
令和3年第3回定例会(第3日) 本文 開催日: 2021-09-07
↓ 最初の
ヒットへ(全 0
ヒット) 1 午前09時00分開議
◯議長(
松浦俊介君) 皆さん、おはようございます。
ただいま出席している議員は14名であります。
本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、御手元に配付したとおりであります。
あらかじめお願い申し上げます。
令和2年度の各決算の審議については、
議事促進のため、なるべく所管の
委員会において質疑されますよう、所属する委員におかれましては御協力願います。
また、質疑及び答弁については、該当する
ページを指定して御発言願います。
────────────────────────────
2
◯議長(
松浦俊介君) 日程第1 議案第40号 令和2年度清水町
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
質疑に入ります。
まず、
歳入全般について、
歳入歳出決算書の9
ページから36
ページまでの質疑を許します。
発言願います。 13番 吉川君。
3 ◯13番(
吉川清里君) 9
ページ、10
ページをお願いいたします。
法人町民税について質問をさせていただきます。
令和2年度の
法人町民税は前年度と比べまして、
コロナ禍の影響があると思いますが、53%という額に落ち込んでおります。この中でいろいろな業種、業態などがあると思いますが、どんな傾向で、どんな業種、どんな業態が
法人税が減少しているのかをまず
お答えをお願いいたします。
4
◯議長(
松浦俊介君) 吉川君の発言を終わります。答弁願います。
税務課長 太田君。
5
◯税務課長(
太田雅明君)
吉川議員の御質問に
お答えいたします。
法人町民税が大きく減収しておるという中で具体的な業種や業態などによる傾向についてはというお尋ねでございます。
収入額が
減少幅の大きい主な業種といたしましては、
製造業、
卸小売業、
サービス業、電気・
ガス業、
金融業となっております。
その傾向でございますが、まず
製造業と金融・
保険業につきましては、それぞれ
輸出関連の影響や
営業損失など、その
業種固有の事情によるものと受け止めておりまして、その他
サービス等の残りの業種につきましては、
コロナ禍における休業や
時短営業等が大きく影響していると、このような捉えをしているところでございます。
44
◯議長(
松浦俊介君) ないようでしたら、これで商工費の質疑を終わります。
次に、第8款土木費、93
ページから106
ページまでの質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
45
◯議長(
松浦俊介君) ないようでしたら、これで土木費の質疑を終わります。
次に、第9款消防費、105
ページから112
ページまでの質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
46
◯議長(
松浦俊介君) ないようでしたら、これで消防費の質疑を終わります。
次に、第10款教育費、111
ページから136
ページまでの質疑を許します。
発言願います。 14番 森野君。
47 ◯14番(森野善広君) それでは、教育について質問いたします。
決算書では111
ページの教育
総務費から122
ページの中学校の教育費まで、広い範囲で質問させていただきます。
昨年度は
コロナ禍の感染拡大の中で急遽休学になるとか、あと夏休みが短くなるというふうな大きな出来事がありました。そうしたことも含めて、コロナ対策等、教育現場では非常に大きな困難を抱えながらの授業がやられたというふうに思っております。
そうした中で、今回の
決算書とあと施策の成果の内容を見ても、その辺りの評価が様々な問題の内容が書かれておりません。そうしたことで、まず最初に休校等が生徒児童の生活に及ぼした影響をどのように見ているのか、その点について答弁願います。
48
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 教育総務課長 大野君。
49 ◯教育総務課長(大野明彦君) 森野議員の御質問に
お答えいたします。
議員のほうからもお話ございましたけれども、昨年の3月の初めから全国臨時休校に入りました。また、4月、5月までも臨時休校という形で6月から学校のほうの再開という形になっております。
そういった中で、特に全国的な臨時休校ですと、休校に加えて外出自粛が言われていたものですから、子供たちにとっては外出の時間が減少しているという形、そういった中で、国の成育医療研究センターが公表したアンケートを見ますと、そういった中でテレビやスマホ、ゲームなど見ている時間が増えているといったアンケート結果もございます。
そういった中で、また学校での授業、6月から再開してございますけれども、そうした中で様々な面で子供には不便なものを与えてしまっていることと感じてございます。
そういった中で、学校現場、学校生活を取り戻す中で、やはり感染防止という中で、家庭では保護者の方に毎日検温をお願いして健康チェックカードに記入して、体調不良がある場合は学校に連絡してもらう。また、感染拡大のお願いであるとか、早寝早起きといった基本的な生活習慣を励行して、再開される学校生活に臨んでいただく。また、学校におきましても、国の通知を受けて、やはり同じように手洗いとかマスクの励行、あと家庭での体調管理、それを把握して感染が広がることのないような対策を取りました。
また、そういった中で、決算の中で、
ページはまたがりますけれども、各学校のほうには衛生用品の配備であるとか、あと空間除菌装置であるとか、AIサーマルカメラといった非接触型の体温計、そういったものの備品等、設備等も配備して学校内でコロナの発生、また蔓延が極力ないような形で取り組んでまいりました。
以上でございます。
50
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 14番 森野君。
51 ◯14番(森野善広君) 今課長のほうから答弁ありましたけれども、教育面の影響とか、あと子供の健康面、精神面、そうした問題というのが出されていないというふうに思います。
まず、教育
委員会の議題として施策の成果で207
ページに教育
委員会の議題というのが載っておりますけれども、これを見ますと、
コロナ禍の中でも学校生活の問題が議題になっていないわけです。このことについて、もし漏れているのであれば記述すべきであると思いますし、実際、教育
委員会の中でコロナの問題、子供に与える影響の問題等が話されていないのかどうか確認したいと思います。
2つ目は、施策の成果、209
ページに教育相談事業の実施というのがあります。これの件数を見てみますと令和2年度が61件で、これまでの約倍に、前年度の倍。多いときで30年度54件ですから、一番多い件数になっております。
その中で多いのが発達障害相談というふうなことになっておりますけれども、
コロナ禍の中で精神的に子供に与えた影響、
先ほど家でテレビを見るのが多くなったというふうな話等もありましたけれども、そうした子供の発達や精神面での相談、そういうものについてどのような状況であったのか答弁願いたいと思います。
引き続いて212
ページを見てみますと、小学校の……。すみません、213
ページです。次の
ページです。健康診断等の結果が書かれております。その結果を昨年、令和元年度と比較をすると、数字的に大きな違いというかどうかはあれですけれども、肥満の度合いが上がっていたりとか、あと中学生のほうの、
ページでいくと220
ページになりますけれども、その中で生活習慣病というのがこれまで大体3%前後だったのが6.69%ということで倍になっております。その辺りの子供の健康面、精神面、肉体面の健康面で
コロナ禍の中でどういう影響があったのか、それをちゃんと分析したのかどうか答弁願います。
次に、施策の成果の211
ページの上のほうに、学力テストは
コロナ禍の中で中止というふうに書かれております。全国学力テストについてはいろんな意見があるわけでありますけれども、中止することによってどういうことがあったのか、どういう結果だったのか。今まで全国的な学力診断の調査をするというふうなことでこれをやっていたわけでありますから、これをやらなかったことでどういう影響があったのかということで答弁願いたいと思います。
それから、同じく211
ページの下のほうに教育資金利子補給事業というのがあります。この数字を見てみますと、令和2年度は12件、補給額で45万、これまでよりも大幅に増えております。これは
コロナ禍の中で非常に経済的に大変な家庭が増えたのではないかということが想像されるわけでありますけれども、
コロナ禍の中で一律1人10万円の支給とか、政府としてもいろんな形でやってまいりましたけれども、教育現場でこういう数字が出たということであれば十分な対応ができていなかったと。支給を申請した家庭はいいですけれども、できなかった家庭もいるのではないかということが想像できるわけです。その辺り学校として、教育
委員会としてつかんでいるのかどうか答弁願います。
施策の成果で255
ページになりますけれども、学校給食、7回少なかったというふうに書いております。この7回、これは夏休みに給食をしたのがプラス、4月、5月で休校中に給食が減ったというのがマイナスで、プラスマイナス、マイナス7回ということだと思います。
しかし、このプラスマイナスで7回という数字が問題じゃなくて、減ったときにどういう状況に子供が置かれたのか。学校給食としての食の教育の役割というのがあるわけです。それがこの休校、
コロナ禍の中での休校によってどういう影響を子供に与えたかというのを学校給食費の中でちゃんと分析をしておかないとこれはおかしなことになるのではないかというふうに思いますので、以上の点について答弁願います。
52
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 教育総務課長 大野君。
53 ◯教育総務課長(大野明彦君) まず1点目の教育
委員会の会議においてのコロナの関係の議題というお話でございましたけれども、コロナの対策につきましては議題ということではなくて、教育
委員会の会議の中で教育長からの提案という形か、そういった中で学校運営はこうしているという形で教育委員の皆様にお話をして説明をして、会議のほうでは意見のほうを諮っておりました。
次に、2点目の施策の成果、209
ページのほう、下のほうにあります教育相談事業でございますけれども、今回伸びている理由の要因といたしまして、保育園、幼稚園、また小学校との接続を円滑にするという中で、指導主事のほうが就学支援に先立ちまして幼稚園、保育所などに出向いて、そういった中での発達関係であるとか障害関係、そういった中での件数が増えたというものでございます。
3点目の子供の健康という形で、小学校、中学校のほうで、小学校のほうでは肥満が増えている。中学校のほうでは生活習慣病が増えているという形でございます。
先ほど最初の御答弁でもさせていただきましたけれども、やはり外出自粛という中でのもの、あと学校の授業においても体育のほうでもコロナ感染の中でやはりある程度、通常の授業じゃなかったという形のものも何らかの要因があったのじゃないかということも見込まれております。
次の学力テストの関係でございます。例年4月にやっているものが国のほうで休校になったという形なものですから、町単独で行っているものにつきましても中止とさせていただきました。それに対する影響という形ですけれども、個々のテストの成績もそうですけれども、やはり経年で見てどう比較という形で取っていたものでございまして、その中で1年分ないということでは、その分の影響が出てくるものと考えております。
次に、同じく施策の成果211
ページ、下にございます利子補給事業ですけれども、こちらのほう、コロナの関係で経済的負担を緩和するために、今までは一定の利子補給の中でも制限がございましたけれども、上限6万円という枠の中で、それ以外の利子補給の制限を撤廃いたしました。そういった中で、ほぼ満額給付という形で増えてございます。
これ以外にも、就学援助のほうですと例えば急変世帯のほうを増やしたという形でございます。ただ、申請ができなかった家庭の状況、家庭という形でございますけれども、そちらにつきましては、今年度も続けてございます事業ですので、また広報等で周知してお知らせをしていきたいと考えております。
最後に、学校給食費の関係になります。例年ですと180回やってございました。その中で、4月、5月、給食が実施できない。また、その中で、例年、夏休みの時期等で実施したという形で、結果的に回数が減ってございます。そういった中で、学校の授業で行う学校教育活動の中で対応できる中では、学校給食のほうは確実に実施してまいりました。
以上でございます。
54
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 14番 森野君。
55 ◯14番(森野善広君) 個々にはいろいろありますけれども、まず教育
委員会で議題になってなかった、これはちょっとまずいと思いますよ。
コロナ禍の対応と子供に与える影響というのは、やはり教育長の指示でやる話ではなくて、教育現場とか教育
委員会の中できちんと議論をするということは私はやらないとまずい内容ではないかと思います。その点についてもう一度見解をお聞きしたいと思います。
あと、やはり十分に分析ができていない健康と
コロナ禍の中でのいろんな問題、そういうのが今の課長の答弁では感じられますので、ぜひきちんとそういうことを分析して、もう既に1年半たっておりますけれども、子供はその時期が過ぎればそこは過ぎちゃうわけです。卒業してしまう。小学校1年はもう終わってしまう。そういう重要な問題を抱えておりますので、子供にとっては翌年というのはないわけですから、そういう分析をぜひきちんと行って、子供たちに与える影響を最小限に抑える、健やかな成長に結びつけていくということをやっていってほしいと思いますけれども、そこら辺の分析について3回目の質問とさせていただきます。答弁を求めます。
56
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 教育総務課長 大野君。
57 ◯教育総務課長(大野明彦君) まず、1点目の教育
委員会での議題という形ですけれども、
先ほども御答弁させていただきましたが、教育
委員会の中で教育長からの提案という形で委員の皆様と
意見交換をさせていただいたという形で、対応のほうをそれを踏まえてまた校長会等を通じてやっていた経緯がございます。
また、健康面であるとか、そういった面ですけれども、そういった結果はまた事務局であるとか教育
委員会とか、校長会とか、そういった中でまた対応を取っていければと考えてございます。
以上でございます。
58
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。
ほかにございませんか。 4番 山本君。
59 ◯4番(山本文博君) 115
ページから120
ページに関しまして、学校管理費の中のいわゆるGIGAスクール構想に関わるLAN工事であるとかパソコンの賃借料であるとか端末の購入費等に関しまして質問します。
施策の成果としましては215
ページの小学校コンピューター整備事業、そして222
ページの中学校コンピューター整備事業、これについて質問させていただきます。
この結果によりますと、小学校、中学校におきまして過去の経緯を踏まえますと、生徒一人一人に1台ずつパソコンが使えるような状態になり、学校等においてはWi-Fi環境が整って運営ができる状態というふうに解釈するんですが、整備状況はどういうふうになっていますでしょうか。
60
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 教育総務課長 大野君。
61 ◯教育総務課長(大野明彦君)
決算書で申しますと小学校管理費であります115
ページ、116
ページから中学校管理費の119
ページ、120
ページまで、主に工事や備品購入費のほうになりますけれども、今議員のほうからもお話ございましたが、GIGAスクールの構想の推進に当たりまして、まず学校内での高速ネットワークの整備という形で、小学校、中学校それぞれ校内LAN整備を実施いたしまして、通常授業で使用する普通教室、特別教室、あと屋内運動場、いわゆる体育館、こちらのほうに無線のLANのアクセスポイントのほうを整備してございます。
また、端末ですけれども、1人1台という形で国の国庫補助とあとリースのほうを活用して1人1台のほうを年度内に整備完了してございます。それ以外に、遠隔授業で使用するマイク、スピーカーであるとか大型提示装置としてのプロジェクターの購入も行っております。
さらに、2年度ですけれども、学校におけるICT環境の確認であるとか、教職員の方を対象とした研修、また端末の故障時の対応等、それらを含めた中でICT支援員という形で、
ページになりますけれども、111
ページ、112
ページ、事務局費の会計年度任用職員の報酬の中に1人、ICT支援員のほうを総務課に配置して2年度については体制の整備を進めていったところでございます。
以上でございます。
62
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 4番 山本君。
63 ◯4番(山本文博君) ただいまの答弁で整備がしっかり整っているということです。現状、清水町においても児童の感染者が増えている中、このICTを使った遠隔学習というのが効力を示す時期だと思います。今学校におけるコンピューターを使っての遠隔学習の実態はどうなっているか、御答弁願います。
64
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 教育総務課長 大野君。
65 ◯教育総務課長(大野明彦君) 2年度にネットワークであるとか端末の整備等してございました。今年度に入りまして、まずは機械の操作という形で学校の先生方、教職員の操作の研修を第一に行いまして、次に子供たちにも実際に授業で端末に触って確実に学習に取り組めるようなことを段階的に進めてございます。
そういった中で、いわゆる遠隔授業という形で、例えば学校などによっては、ある教室からほかの教室にオンラインというかリモートで学習を行ったり、学校活動を行うような形で対応しております。
また、夏休みを延長した中で、中学校では端末を一人一人が家に持ち帰って、実際に決められた時間に自分で立ち上げてつなげられるかどうか、そういった中での家庭での学習ができるかどうかの確認を今進めており、小学校でも同じような形で進めているところでございます。
以上でございます。
66
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 4番 山本君。
67 ◯4番(山本文博君) ただいま、これから十分な運用をしていくかのような御答弁だったかと思います。現状、子供を介する家庭内感染というのが非常に広まっている時期でありまして、児童1人感染して家庭に帰しますと、お父さん、お母さん、また御親族を含めまして、1人感染して5人感染してしまうということが今非常に問題になっています。
そういった中、この遠隔学習というのは非常に効果があるなと。今まさにこの効力を十分に発揮する時期じゃないかと思います。それに対して現状がそうなってないかのように聞こえるんですが、いま一度、このGIGAスクール構想、遠隔学習というのを感染防御の1つの手段として十分に発揮されるように、もう一度考え方をお伺いしたいんですが、よろしいでしょうか。
68
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 教育総務課長 大野君。
69 ◯教育総務課長(大野明彦君) 遠隔授業という中で、やはり端末を持って一人一人が確実に自分で対応できるというところができませんと、急に家庭で持ち帰ってというところも何らかの支障が出るかと思いますので、そういったことを進めながらやっているということで御理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
70
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
71
◯議長(
松浦俊介君) ないようでしたら、これで教育費の質疑を終わります。
次に、第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款予備費、135
ページから138
ページまでについて一括で質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
72
◯議長(
松浦俊介君) ないようですので、これで第11款災害復旧費から第13款予備費までの質疑を終わります。
次に、歳入歳出全般を通しての質疑を許します。
発言願います。 13番 吉川君。
73 ◯13番(
吉川清里君) 柿田川公園についての歳入歳出について質問させていただきます。
柿田川公園は駐車場の料金が歳入では913万円、令和2年度はありました。
コロナ禍で若干減ってはおりますが、これだけの収入があります。また、歳出のほうでは土木費の中の公園費で管理あるいは樹木剪定ということで650万円の支出があります。
また、柿田川基金積立金ということで793万円の支出も計上されております。2年度の末でこの柿田川基金の残高が5,400万円もある状態でありますが、この柿田川基金の考え方と、それから今後どのように使っていくのか、公園収入も含めてどのようにしていくのかを当局の考え方をお願いいたします。
74
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 都市計画課長 長島君。
75 ◯都市計画課長(長島 聡君)
吉川議員の御質問に
お答えいたします。
まず、柿田川基金の考え方でございますが、清水町柿田川基金条例に柿田川の環境保全及び柿田川公園の整備に要する経費に当てるため基金を設置すると規定されておりますので、今後も条例に即した経費に当てさせていただき、活用してまいりたいと考えております。
次に、今後の予定でございますが、柿田川公園の整備に当たっては、芝生広場や八つ橋等の改修、公園内のバリアフリーの向上などが挙げられますが、時期を見て新たな整備計画の策定について検討する予定でございますので、現状では必要な繰り出し分を除いて引き続き基金へ積み立ててまいりたいと考えております。
以上でございます。
76
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 13番 吉川君。
77 ◯13番(
吉川清里君) 柿田川公園についてはトイレの整備も済みまして、今後新たな大きな整備というものは計画されていないというか、されているということは伺ってはおりません。そういう中で5,400万、2年度末で残高がある。それから、柿田川公園、実際には今観光客は減っている状態ですけれども、今年の夏の初め頃、まだ感染が広まっていない状況では、土日などは駐車場が満杯になるというような状況でして、これから感染の状況によると思いますが、観光客が来ればかなりの収入になってくるというふうにも思います。
こういう中で、基金の残高がどんどん増えていくというのは、ある意味もったいないですし、実際に具体的な整備方針があれば、何に使うためにこれだけ基金を貯めるということが目的化されますけれども、ただ基金を積み重ねていくのは、一般会計、ほかの会計とも比べてあまり得策ではないのかなというふうに思います。その点についてはいかがでしょうか。
78
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 都市計画課長 長島君。
79 ◯都市計画課長(長島 聡君) 御指摘のとおり、近年におきましては
コロナ禍の状況により来園者が減少しております。そういった形で駐車場収入も減少しておりますが、柿田川基金につきましては、
先ほども答弁いたしましたとおり、柿田川の環境保全及び柿田川公園の整備に要する経費に当てるということでございますので、今後の整備計画の財源という形で当ててまいりたい。そういった中で、引き続き基金に積み立てていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
80
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。よろしいですか。
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81
◯議長(
松浦俊介君) ないようでしたら、これで質疑を終わります。
本案については、会議規則第39条第1項の規定によって総務建設
委員会及び
民生文教委員会に付託したいと思います。
これに御異議ありません。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
82
◯議長(
松浦俊介君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第40号は総務建設
委員会及び
民生文教委員会に付託することに決定いたしました。
ここで暫時休憩いたします。
再開を10時5分とします。
午前09時49分休憩
────────
午前10時02分再開
83
◯議長(
松浦俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
────────────────────────────
84
◯議長(
松浦俊介君) 日程第2 議案第41号 令和2年度清水町土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
質疑に入ります。
歳入歳出全般を通して、145
ページから148
ページまでの質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
85
◯議長(
松浦俊介君) ないようでしたら、これで質疑を終わります。
本案については、会議規則第39条第1項の規定によって総務建設
委員会に付託したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
86
◯議長(
松浦俊介君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第41号は総務建設
委員会に付託することに決定いたしました。
────────────────────────────
87
◯議長(
松浦俊介君) 日程第3 議案第42号 令和2年度清水町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
質疑に入ります。
まず、
歳入全般について、157
ページから164
ページまでの質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
88
◯議長(
松浦俊介君) ないようでしたら、これで
歳入全般についての質疑を終わります。
次に、歳出全般について、165
ページから176
ページまでの質疑を許します。
発言願います。 14番 森野君。
89 ◯14番(森野善広君) それでは、質問いたします。
まず、
決算書の167
ページの保険給付費についてです。決算審査の監査委員のほうから、保険給付費が大幅に減っている、それについては悪性腫瘍とか、そういう類いの高額医療費の減額であると、同時に受診控えもあったというふうな記述がありますけれども、行政としてこの保険給付費の大幅な減額についてはどのように見ているのか答弁願います。
90
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 住民課長 渡邉君。
91 ◯住民課長(渡邉 実君) 森野議員の御質問に
お答えいたします。
令和2年度の支出額は前年比で約9,000万円ほど、5.31%の減となっております。国保事業状況の報告書の数値によると、件数は前年度比8.51%減の9万8,538件となっております。全体の件数は減少しているものの、レセプト等により確認すると前年度と比べて高額となる手術の件数は若干増加してございます。被保険者数は減少傾向にあるものの減少率は鈍化しており、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えからこれらの減少傾向が生じたものと考えております。
以上でございます。
92
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
93
◯議長(
松浦俊介君) ないようでしたら、これで歳出全般についての質疑を終わります。
次に、歳入歳出全般を通しての質疑を許します。
発言願います。 14番 森野君。
94 ◯14番(森野善広君) それでは、歳入歳出通しての質問をいたします。
国保会計は国保制度の中で運用されておりますけれども、これまで何度か国保制度については社会保障制度なのか保険制度なのかという質問を繰り返し行ってきて、当局のほうから社会保障制度だというふうな答弁もいただいております。
社会保障制度として見た場合、この国保制度、国保会計の昨年度の問題点、それと課題についてはどのように考えているのか答弁願います。
95
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 住民課長 渡邉君。
96 ◯住民課長(渡邉 実君) 当町の昨年度におけます国民健康保険制度につきましては、他の健康保険制度と比べまして医療費水準が高い割に所得水準が低いため、被保険者の保険料負担は重く感じられ、またその運営は大変厳しいものとなっておりますが、現状のところ、保険給付費、
先ほども
お答えしましたが、約9,000万円ほどの減となってコロナ控えの状況が続いている状況でございます。
そうした中で、被保険者数も減少するなど、今後も逼迫するような状況が続くようなことはありますけれども、そういったものを含めまして国民健康保険の健全な運営に資するように今後も努めてまいりたいと考えております。
97
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 14番 森野君。
98 ◯14番(森野善広君) 国保加入者の所得が低いというふうな中で保険制度としての運営がなかなか難しいというふうな話がありましたけれども、
先ほど保険給付費が減っている。昨年度は
コロナ禍の中で特殊な事情があったと思います。保険給付費の減少というのは、これは好ましいことなのかどうなのかということを分析する必要があるんじゃないでしょうか。
施策の成果の、これは国保の部分では一般会計のほうですけれども、126
ページを見ると検診の件数が書いております。この予防活動としての検診の件数、いずれも大幅に減っています。要するに、健康診断が十分にやられなかったという結果が保険給付費の減額になっている
可能性もあるわけです。そうですよね。検診を少なくして早期発見ができなければ、取りあえずの医療費は下がります。これはコロナと同じですよ。検査数が減れば感染者は少なくなる。
そういうふうなことを考えた場合に、この保険給付費の減額というのはどういう意味を持っているのかもう少し分析する必要があると思う。今の課長の答弁では問題として挙がってないわけですから、やはりこの点を分析してもらいたいというのが1つです。
当然、今年減った分は、もし検診が減って見逃されたというか見つからなくて重症、要するにがんとか、そういう生活習慣病とかの患者が見逃されたというのであれば、必ず後に増えます。だから、そういう点でやはりきちんと分析しないと、これは大きな問題を含んでいるというふうに私は思いますので、その点についてのまず見解をお聞きしたい。
それと、国保の社会保障制度としての問題点、これまでたくさんいろいろ指摘してきましたけれども、今回、3つの点について改めて見解をお聞きしたいと思います。
1つは、子供への課税です。均等割。子供が増えると保険税が増える。ほかの税金、所得税は子供が増えると扶養家族が増えますから税金は下がるんです。ところが、国保税は子供が増えると税金が増える。これは税の原則からしてもおかしいし、社会保障として見た場合に、子供ができるというのはいろんな困難があるわけです。社会保障制度はその困難を解決する、困難を解消するという制度ですから、子供ができていろんな困難が増えるときに税負担を増やすというのは、社会保障制度としても全く矛盾する仕組みなんです。一部の自治体でこの均等割を減額、免除している自治体もありますけれども、清水町は続けているし、均等割は相当高額です。このことについて社会保障制度としての国保の性質上、どのように考えるのか答弁をお願いする。
2つ目は、国保税の上限を設けているということです。99万円が上限です。大体年収でいけば700万から800万の世帯になるという話ですけれども、2,000万、3,000万、1億、2億になっても99万です。こういう制度でいいのかということです。700万、800万で99万払うのは大変です。1,000万でも大変です。2,000万も大変だと思います。だけど、1億、2億、10億の人を99万で、一晩の飲み代と同じですよ、どこかの副市長の。そういう制度でいいのかということが2つ目。
3つ目は、社会保険との比較です。これも私も何回も取り上げてまいりましたけど、今、全国議長会が議員も短期共済にしてほしいという要望を持っています。皆さん方、公務員が入っている短期共済、私がもし入れば保険税、半分に減ります。昨年、私の保険税は30数万でしたけれども、一番多いときは子供が2人、もう自立しましたので、40数万あったんです。年収400万のうち40数万が保険料。社会保険になれば20万ちょっとです。これは同じ収入なのにこんなに保険税、負担が違うというのは明らかにおかしいと思います。
社会保険も上限があるんですね、120万。以前、当時の町長のときに町長の保険料と共済保険料と私のを比較したら、まあ、近かったです。確かに少し多かったですけどね。だけど、皆さんの共済保険、ほかの社会保険も同じですけれども、当時の町長は不動産収入があったんですけれども、共済組合保険、協会けんぽの保険料は給与所得だけで決まるんです。ほかに不動産所得や株式所得がたくさんあっても、それは入ってこない。ただ単に、国保と比べて社会保険が安いというだけじゃなくて、国保が高いというだけじゃなくて、国保の所得は洗いざらい全部入ってきます。不動産所得から給与所得から全部入ります。洗いざらい集めてかかってくるんです。
ところが、社会保険、共済、協会けんぽは違います。単に国保が高いというだけじゃなくて、そういう仕組みが違う。所得の再配分になってないんです。その3点について、私は国保の加入者として非常に大きな不満を持っていますから、納得いく答弁をお願いしたいということです。
99
◯議長(
松浦俊介君) 暫時休憩いたします。
午前10時15分休憩
────────
午前10時19分再開
100
◯議長(
松浦俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開します。
住民課長 渡邉君。
101 ◯住民課長(渡邉 実君) お時間をいただきましてありがとうございます。
一番最初の保険給付費と検診の分析につきましては、今回、特殊な事情で
コロナ禍ということもあり、集団検診がなくなったというふうな形で、そういった意味でも保険給付費等の減額もあっただろうというお話でありますが、これにつきましてはまだ分析が不十分なところがありますので、今後、十分やっていきたいというふうに考えております。
次の2点目の子供への均等割の課税の部分につきましてでございますが、
先ほど議員が御指摘のとおり、現在の国民健康保険制度では国保の被保険者世帯において子供が生まれた場合、生まれたその日から国民保険税の対象被保険者となります。均等割が世帯に加算されるような形になります。一般世帯の場合、1人当たりの均等割額が年額で3万3,600円、月額にすると2,800円が賦課されるようなことになります。
また、令和3年6月11日法律第66号で公布されました全世帯対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律におきまして、令和4年4月1日よりですけれども、未就学児の均等割額を2分の1とする改正が施行されることになりまして、こういったことで子育て世帯の経済的負担軽減に今後つながっていくものとなるのではないかというふうに考えております。
2つ目の国保税の上限を設ける問題でございますが、こちらにつきましても、社会保険方式による医療保険制度におきましては、保険税負担は負担能力に応じた公平なものであるという必要がございますが、受益との関連におきまして、被保険者の納付意欲に与える影響、制度及び事業の円滑な運営を確保する観点から、被保険者の保険料負担に一定の限度を設けることとされております。
これまで医療給付費が増加し、確保すべき保険税収入が増加した場合におきましては、必要な保険税収入を確保するため、税率及び賦課限度額の引上げが行われてきた経緯がございます。
なお、この賦課限度額の上限につきましては、国民健康保険法施行令に規定されており、本町の賦課限度額もこれに基づくものとなってございます。
続きまして、社会保険との格差の問題につきましてでございますが、こちらも御納得いただける答弁になるかどうか分かりませんけれども、国民健康保険につきましては、国民健康保険法に基づく社会保障及び国民の保健の向上に寄与するとともに、被保険者の疾病や負傷、出産または死亡に関して必要な保険給付を行っており、保険料につきましては、本町では保険税方式を採用し、地方税法等の法令及び町の条例等に基づき国保税を算定、徴収してございます。
また、社会保険、いわゆる被用者保険につきましては、健康保険法において労働者またはその被扶養者の業務災害以外の疾病等の保険給付によって国民の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的としておりまして、事業主が保険料額の2分の1を負担することが定められております。
このようなことから、議員御指摘のとおりですけれども、社会保障としての性質は同様ではございますが、それぞれの制度の在り方が異なるため、被保険者の負担に違いが生じている現状がございます。
以上でございます。
102
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 14番 森野君。
103 ◯14番(森野善広君) 国保税の収納率は現年度分では約9割ですけれども、過年度分まで含めると7割です。滞納分が2億円もある。保険税収入が6億円のうち滞納分が2億円もあるんですよ。その原因が今私が言った3つの理由は大きいと思うんです。だから、今課長、制度の説明をしたけれども、昨年度の国保会計の問題点、収納率、現年度分9割でよかったという評価もあるかもわからないけど、9割だって問題ですよね。ましてや、滞納分を入れるともっと下がるわけですから、そういうことを考えたときに、制度の説明だけじゃなくて、社会保障制度としてこれがどうなのかという認識はちゃんと持ってもらいたいと思います。
その上で再度お聞きしますけど、そういう収納率との関係、滞納分も含めた、そういうことは、今課長が説明した制度との矛盾というのは問題点として認識しているかどうかということを答弁願います。
104
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 住民課長 渡邉君。
105 ◯住民課長(渡邉 実君)
先ほどの答弁と若干重なるところはあるかもしれませんけれども、国民健康保険制度につきましては、他の保険制度と比べ、
先ほども申しましたが医療水準が高い割に所得水準が低いため、被保険者の保険料負担は重く感じられ、その運営は大変厳しいものとなっており、収納率も現状で9割ほどという形になってございます。
このため、平成30年度の制度改正により、県が保険者となったことであり、より大きな単位で運営することで財政基盤の安定化、負担の公平化、医療費の適正化を図ることとされております。
町といたしましては、年度ごとの国民健康保険特別会計の収支の均衡を図るとともに、保健指導による医療費の適正化や保険税の収納率向上など、健全な運営に資するよう努力してまいりたいと考えております。
以上でございます。
106
◯議長(
松浦俊介君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
107
◯議長(
松浦俊介君) ないようですので、これで質疑を終わります。
本案については、会議規則第39条第1項の規定によって
民生文教委員会に付託したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
108
◯議長(
松浦俊介君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第42号は
民生文教委員会に付託することに決定いたしました。
────────────────────────────
109
◯議長(
松浦俊介君) 日程第4 議案第43号 令和2年度清水町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
質疑に入ります。
まず、
歳入全般について、185
ページから192
ページまでの質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
110
◯議長(
松浦俊介君) これで
歳入全般についての質疑を終わります。
次に、歳出全般について、193
ページから206
ページまでの質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
111
◯議長(
松浦俊介君) ないようですので、これで歳出全般についての質疑を終わります。
次に、歳入歳出全般を通しての質疑を許します。
発言願います。 14番 森野君。
112 ◯14番(森野善広君) では、質問いたします。
国保と同じような内容ですけれども、社会保障制度として介護保険制度、介護特別会計の問題点と課題についてどのように考えるか答弁願います。
113
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 福祉介護課長 岩崎君。
114 ◯福祉介護課長(岩崎健二君) 森野議員の御質問に
お答えいたします。
日本全体として超高齢化社会となっており、本町におきましても65歳以上の第1号被保険者、令和2年度末で申し上げますと8,291人、増加傾向にありまして、40歳から65歳未満の第2号被保険者、同様に令和2年度末1万1,214人と減少傾向にあります。
令和17年度には第1号被保険者が9,483人、第2号被保険者が9,095人と第2号被保険者が第1号を上回ると予測されております。
第8期の介護保険事業計画の介護保険料負担割合は、1号被保険者が給付費の23%、2号被保険者が27%となっておりますが、徐々に1号被保険者の負担割合が多くなっていくと思われるところでございます。
課題といたしましては、介護保険料は標準給付費及び地域支援給付費の総額に対して23%を負担するものとなっており、介護保険料を抑えるには給付費を抑えなければならないと考えております。介護度が上がれば給付費が増える状態となっておりますので、介護度の上昇を抑えるためには若いうちから健康に関心を持ち、予防していくことが必要であると考えております。
健幸づくり課と連携し、健康づくりと介護予防の取組を推進するとともに、第8期の介護保険事業計画で示したように、高齢者が心身ともにできる限り健康を維持し、生きがいを持つことや地域社会への参加ができるよう支援を行う必要があると考えております。
以上です。
115
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 14番 森野君。
116 ◯14番(森野善広君) 若いうちからの予防活動をやるというのはすばらしいことですし、それはぜひ課題として実現していただきたいと思います。
2回目の質問に入りますけれども、介護保険の保険給付費、昨年度の額は前年度とあまり変わりません。国保は大幅に減りましたけれども、介護は減らなかった。これはなぜでしょうか。医療と介護の違いです。医療は病気ですから治りますし、我慢をすれば乗り切れる。しかし、介護は日常的な生活を保障する制度ですから、これがないと生きていけないということです。要介護1にしても2にしても3にしても。だから、医療と介護の違いというのは、それがなければ生活できない、そういう制度だということです。普通に生活を、普通にって、介護状態ですから普通には無理ですけれども、支障ないような生活をするためにはこの介護保険制度がどうしても必要だという制度です。
そうした点で考えたときに、老後の生活、ちゃんとできるかどうかというのが介護保険制度の役割なわけです。コロナの中で、
先ほど子供の話も出しましたけれども、経済的に大変な世帯が増えている。いろんな問題が発生している。そういう中でもお金を出していかないといけない制度だということです。この介護保険制度で、私の家内も利用しておりますけれども、1年間の利用料、トータルすると40万から50万ですよ。
先ほど国保税の問題を言いましたけれども、この介護保険のサービスの利用料も大変です。でも、出さないといけないんですよ、どんなに大変でも。医療みたいに我慢できないんです。
そういう点で、介護保険制度、2割負担を導入されましたけれども、この1割負担というのは大きな問題があるというふうに、特に昨年度の
コロナ禍の中でいろんな生活、経済に打撃を受けている中で、こういうサービスを利用するときの負担の問題はどうだったのかというのは、私は
コロナ禍の中では大きな問題だというふうに認識をしています。
それと、介護保険制度というのは要介護度が決まって、要支援が1と2と、要介護度が1から5になりますけれども、うちの家内は今要介護1です。そうすると、利用回数が決まってくるんです、1週間のうちで。デイサービスだけだと2回しか利用できない。だけど、あとの5日間、ちゃんと生活してくれますかということですよ。生活しないですよ。だから、今いろんな、私の家内は障害者でもありますから、障害者の制度も利用しながら週6日、施設で預かってもらっていますけれども、ほかの方だと困りますよね。週2日の制限、3日の制限、4日の制限とつけられて、そのほかの日は要介護度が下がるわけじゃないんですよ。だから、普通の生活をしていく上で今の介護保険制度というのは、制限がつけられたサービスというのは非常に私は問題だ、社会保障制度として問題だというふうに思っています。介護保険制度はこの2つの点についてどのような認識を持っているか、当局の答弁を求めたいと思います。よろしくお願いします。
117
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 福祉介護課長 岩崎君。
118 ◯福祉介護課長(岩崎健二君)
お答えいたします。
先ほど議員からお話がありました給付を使うと保険料が上昇するということで、被保険者の生活を圧迫しているというような内容だと思いますけれども、介護保険の財源は公費50%と保険料50%で、そのうちの1号被保険者が23%、2号被保険者が27%と割合の中で一番少ない割合となっております。
利用者及び利用サービスが増加していくことは今後明らかであり、第8期の介護保険事業計画の負担割合は第7期と同率であること、65歳以上一律ではなく、所得段階で本町においては11段階に分けていること、低所得者の軽減を導入していることから、大きな負担にならないよう配慮していると考えるところであります。
なお、給付の件につきましては、国が示す基準での給付を行っており、その点については国の示す基準で今後も給付していく考えであります。
以上です。
119
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。発言願います。 14番 森野君。
120 ◯14番(森野善広君) 私も一介護保険制度の
利用者として、
先ほど言ったような大変さを思っている。そのことに対して行政としての認識をお聞きしたんです。制度の説明をしてくれと言ったんじゃないんです。多分、いろんな人から行政のほうに苦情が行くと、制度はこういうふうになっている、制度の説明をするんですけれども、まず住民の方がそういう思い、大変な思いをしているというのをやっぱり聞いてほしいと思うんですよ。そのことに対して、できるかできないかは別にしても、寄り添った行政をしてもらいたいと思うんです。
先ほど言いましたように、私の家庭では介護保険料がそれだけで年間40数万です。ほかに医療費もかかります。
先ほど言いましたように国保税も高い。私の収入は議員報酬だけですよ。よくやっているなと自分なりに思いますけどね。今課長は低く抑えられていると言いましたけれども、年収400万の中で国保税40万近くも取られていて、それでさらに介護や医療で50万から60万の金を出せというのは、それが今の社会保障制度なんです。そのことについて大変だと思っていますから、行政の制度の説明はいいです。どういう思いを持っているのか聞かせてほしいということです。
121
◯議長(
松浦俊介君) 発言を終わります。答弁願います。 福祉介護課長 岩崎君。
122 ◯福祉介護課長(岩崎健二君)
お答えいたします。
先ほどの答弁の繰り返しになりますが、あくまでも国の示す基準を給付しているということで御理解願いたいと思います。
以上です。
123
◯議長(
松浦俊介君) 答弁を終わります。
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
124
◯議長(
松浦俊介君) ないようですので、これで質疑を終わります。
本案については、会議規則第39条第1項の規定によって
民生文教委員会に付託したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
125
◯議長(
松浦俊介君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第43号は
民生文教委員会に付託することに決定いたしました。
────────────────────────────
126
◯議長(
松浦俊介君) 日程第5 議案第44号 令和2年度清水町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
質疑に入ります。
歳入歳出全般を通して、213
ページから218
ページまでの質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
127
◯議長(
松浦俊介君) ないようですので、これで質疑を終わります。
本案については、会議規則第39条第1項の規定によって
民生文教委員会に付託したいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
128
◯議長(
松浦俊介君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第44号は
民生文教委員会に付託することに決定いたしました。
────────────────────────────
129
◯議長(
松浦俊介君) 日程第6 議案第45号 令和2年度清水町下水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
質疑に入ります。
事業全般を通して、235
ページから262
ページまでの質疑を許します。
発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
130
◯議長(
松浦俊介君) ないようですので、これで質疑を終わります。
本案については、会議規則第39条第1項の規定によって総務建設
委員会に付託したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
131
◯議長(
松浦俊介君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第45号は総務建設
委員会に付託することに決定いたしました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
どなた様も御苦労さまでした。
午前10時39分散会
────────────────────────────
○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和3年9月7日
清水町議会議長 松 浦 俊 介
────────────────────────
署名議員(1番) 向 笠 誠
────────────────────────
署名議員(2番) 飯 田 安 雄
────────────────────────
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